JP2017161985A - 入力装置および入力方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作状態が変化しても正確なタッチ操作を実現することができる入力装置および入力方法を提供する。【解決手段】表示部31と正面タッチセンサー32とからなるタッチパネル3が正面に設けられた入力装置1であって、操作キーへの操作を検出する検出領域が設定された検出領域設定情報12と、検出領域への指の接触を検出し、対応する操作キー11の操作を受け付ける入力受付部62と、右側面に設けられた右面タッチセンサー4と、左側面に設けられた左面タッチセンサー5と、右面タッチセンサー4および左面タッチセンサー5の検出結果に基づいて、キャビネットを把持する持ち手とタッチパネル3を操作する指とを操作状態として判定する操作状態判定部63と、操作状態判定部63によって判定された操作状態に基づいて、検出領域を左右方向に移動させる検出領域変更部64とを備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、タッチパネルを有する入力装置および入力方法に関する。
従来、タッチパネルを備えた携帯端末等の入力装置において、ユーザーが押したと認識している部分と、実際に指が触れている部分にはずれがあるため、操作デバイス内でマージンを設けたり、検出領域の調整を行ったりすることで、誤操作の防止対策を行っている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−37963号公報
従来技術では、タッチパネルの傾きに基づいて検出領域の位置を上下方向に移動させるように構成している。しかしながら、入力装置を把持する手や操作する指に応じて、ユーザーの視線や操作感覚も変化するため、ユーザーが押したと認識している部分と、実際に指が触れている部分とが左右方向にずれてしまい、誤操作が発生してしまうというという問題点があった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、キャビネットを把持する手やタッチパネルを操作する指に応じて検出領域の位置を左右方向に移動させ、正確なタッチ操作を実現することができる入力装置および入力方法を提供することにある。
このような課題を解決するために、本発明の入力装置は、操作キーがレイアウトされた入力画面を表示する表示部と、当該表示部の上面に配置された正面タッチセンサーとからなるタッチパネルがキャビネットの正面に設けられた入力装置であって、前記操作キーへの操作を検出する検出領域が設定された検出領域設定情報を記憶する検出領域設定情報記憶手段と、前記正面タッチセンサーによる検出結果に基づいて前記検出領域への指の接触を検出し、対応する前記操作キーの操作を受け付ける入力受付部と、前記キャビネットの右側面に設けられた右面センサーと、前記キャビネットの左側面に設けられた左面センサーと、前記右面センサーおよび前記左面センサーの検出結果に基づいて、前記キャビネットを把持する持ち手と前記タッチパネルを操作する指とを操作状態として判定する操作状態判定部と、前記操作状態判定部によって判定された前記操作状態に基づいて、前記検出領域を左右方向に移動させる検出領域変更部とを具備することを特徴とする。
さらに、本発明の入力装置において、前記操作状態判定部は、前記操作状態を左手が持ち手である「左手持ち」且つ右手の指で操作する「右手操作」と判定すると、前記検出領域を第1移動量右方向に、前記操作状態を右手が持ち手である「右手持ち」且つ左手の指で操作する「左手操作」と判定すると、前記検出領域を第2移動量左方向に、前記操作状態を前記「左手持ち」且つ左手の親指のみで操作する「左手親指操作」と判定すると、前記検出領域を第2移動量よりも大きい第3移動量左方向に、前記操作状態を前記「右手持ち」且つ右手の親指のみで操作する「右手親指操作」と判定すると、前記検出領域を第1移動量よりも大きい第4移動量右方向に、それぞれ移動させても良い。
さらに、本発明の入力装置において、前記右面センサー及び前記左面センサーは、前記キャビネットの右側面および左側面へのユーザーの接触をそれぞれ検出する右面タッチセンサーおよび左面タッチセンサーであり、前記操作状態判定部は、前記右面タッチセンサーによる検出結果に基づいて前記キャビネットの右側面に3本以上の指が接触していると判断すると、前記操作状態を前記「左手持ち」と判定すると共に、前記左面タッチセンサーの検出結果に基づいて、前記タッチパネルを操作する指を判定し、前記左面タッチセンサーによる検出結果に基づいて前記キャビネットの左側面に3本以上の指が接触していると判断すると、前記操作状態を前記「右手持ち」と判定すると共に、前記右面タッチセンサーの検出結果に基づいて、前記タッチパネルを操作する指を判定しても良い。
さらに、本発明の入力装置において、前記操作状態判定部は、
前記操作状態を前記「左手持ち」と判定すると、前記キャビネットの左側面を所定の非検出領域を挟んで上下に分割した左側下領域と左側上領域との両方にユーザーの接触がある場合に前記「右手操作」と判定すると共に、前記左側下領域のみにユーザーの接触がある場合に前記「左手親指操作」と判定し、前記操作状態を前記「右手持ち」と判定すると、前記キャビネットの右側面を所定の非検出領域を挟んで上下に分割した右側下領域と右側上領域との両方にユーザーの接触がある場合に前記「左手操作」と判定すると共に、前記右側下領域のみにユーザーの接触がある場合に前記「右手親指操作」と判定しても良い。
さらに、本発明の入力装置において、前記キャビネットの右側面に設けられた指紋センサーと、ユーザーの右手人差し指および左手人差し指の指紋データをユーザー指紋データとして記憶する指紋データ記憶手段とを具備し、前記操作状態判定部は、前記指紋センサーによって読み取られた指紋データと前記ユーザー指紋データとを照合することで、前記キャビネットを把持する持ち手を判定しても良い。
また、本発明の入力方法は、操作キーがレイアウトされた入力画面を表示する表示部と、当該表示部の上面に配置された正面タッチセンサーとからなるタッチパネルがキャビネットの正面に設けられた端末装置への入力方法であって、検出領域設定情報記憶手段に前記操作キーへの操作を検出する検出領域が設定された検出領域設定情報を記憶しておき、入力受付部は、前記正面タッチセンサーによる検出結果に基づいて前記検出領域への指の接触を検出し、対応する前記操作キーの操作を受け付け、操作状態判定部は、前記キャビネットの右側面に設けられた右面センサーと前記キャビネットの左側面に設けられた左面センサーとの検出結果に基づいて、前記キャビネットを把持する持ち手と前記タッチパネルを操作する指とを操作状態として判定し、検出領域変更部は、前記操作状態判定部によって判定された前記操作状態に基づいて、前記検出領域を左右方向に移動させることを特徴とする。
本発明によれば、キャビネットを把持する手やタッチパネルを操作する指を操作状態として判定し、判定した操作状態に応じて検出領域の位置を左右方向に移動させることができるため、キャビネットを把持する手やタッチパネルを操作する指によってユーザーの視線や操作感覚が変化しても、正確なタッチ操作を実現することができるという効果を奏する。
本発明に係る入力装置の第1の実施の形態の外観を示す外観図である。 図1に示す入力装置の概略内部構成を示すブロック図である。 図2に示す操作状態判定部による操作状態判定動作を説明するフローチャートである。 図2に示す操作状態判定部によって判定される操作状態を示す説明図である。 図2に示す検出領域変更部による検出領域変更動作を説明する説明図である。 本発明に係る入力装置の第2の実施の形態の外観を示す外観図である。 図6に示す入力装置の概略内部構成を示すブロック図である。 図7に示す操作状態判定部による操作状態判定動作を説明するフローチャートである。 図7に示す操作状態判定部によって判定される操作状態を示す説明図である。
次に、本発明の実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。なお、各図において、同一の構成には、同一の符号を付して一部説明を省略している。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態の入力装置1は、スマートフォン等の携帯端末装置であり、図1に示すように、キャビネット2と、キャビネット2の正面2aに設けられたタッチパネル3と、キャビネット2の右側面2bに設けられた右面タッチセンサー4と、キャビネット2の左側面2cに設けられた左面タッチセンサー5とを備えている。なお、図1(a)、(b)、(c)は、それぞれ、入力装置1の正面図、右側面図および左側面図である。また、本実施の形態では、キャビネット2の長手方向を上下方向とし、キャビネット2の短手方向を左右方向とする。
図2には、入力装置1の概略構成を示すブロック図が示されている。入力装置1のキャビネット2内には、タッチパネル3、右面タッチセンサー4および左面タッチセンサー5に接続された制御部6と、記憶部7とが備えられている。
タッチパネル3は、表示部31と、正面タッチセンサー32とからなる。表示部31は、ユーザーからの各種入力を受け付ける入力画面を表示する。表示部31としては、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ、電子ペーパー等を用いることができる。正面タッチセンサー32は、透明なシート状に形成され、表示部31の上面に配置されている。正面タッチセンサー32は、ユーザーが指で触れた表示部31上の位置を検出して、位置に応じた座標を制御部6に出力する位置入力装置である。正面タッチセンサー32としては、静電容量式、超音波式、感圧式、抵抗膜式、光検知式等のタッチセンサーを用いることができる。
右面タッチセンサー4および左面タッチセンサー5は、右側面2bおよび左側面2cへのユーザーの手(指)の接触をそれぞれ検出する。右面タッチセンサー4および左面タッチセンサー5は、ユーザーが手で触れたキャビネット2の右側面2bおよび左側面2cの位置をそれぞれ検出して、位置に応じた座標を制御部6に出力する位置入力装置である。右面タッチセンサー4および左面タッチセンサー5としては、静電容量式、超音波式、感圧式、抵抗膜式、光検知式等のタッチセンサーを用いることができる。
記憶部7は、フラッシュメモリー等の不揮発性メモリーである。記憶部7には、表示部31に表示させる入力画面10と、入力画面10にレイアウトされた操作キー11の操作(操作キー11への指の接触)を検出する検出領域が設定された検出領域設定情報12とが記憶されている。なお、図1には、アルファベットを入力する入力画面が示されており、アルファベットをそれぞれ入力する複数の操作キー11がレイアウトされている。また。検出領域設定情報12に設定されている検出領域13は、図1に点線で示すように、操作キー11と同形状であり、操作キー11に対して下方向に移動した位置に設定されている。
制御部6は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えたマイクロコンピューター等の情報処理部である。ROMには入力装置1の動作制御を行うための制御プログラムが記憶されている。制御部6は、ROMに記憶されている制御プログラムを読み出し、制御プログラムをRAMに展開させて実行することで、表示制御部61、入力受付部62、操作状態判定部63および検出領域変更部64として機能する。
表示制御部61は、記憶部7に記憶されている入力画面10の表示部31への表示を制御する。
入力受付部62は、記憶部7に記憶されている検出領域設定情報12によって設定されている検出領域13への指の接触を、正面タッチセンサー32によって検出し、対応する操作キー11の操作を受け付ける。
操作状態判定部63は、右面タッチセンサー4および左面タッチセンサー5によって、ユーザーが手で触れたキャビネット2の右側面2aおよび左側面2cの位置をそれぞれ検出し、ユーザーによるキャビネット2の操作状態を判定する。
検出領域変更部64は、操作状態判定部63に判定された操作状態に応じて、検出領域設定情報12によって設定されている検出領域13の位置を移動させる。
次に、操作状態判定部63による操作状態判定動作について図3および図4を参照して詳細に説明する。
表示制御部61によって表示部31に入力画面10が表示されると(ステップA1)、操作状態判定部63は、右面タッチセンサー4による検出結果に基づいてキャビネット2の右側面2bに3本以上の指が接触しているか否かを判断すると共に(ステップA2)、左面タッチセンサー5による検出結果に基づいてキャビネット2の左側面2cに3本以上の指が接触しているか否かを判断する(ステップA3)。操作状態判定部63には、指として検出する最大接触面積が予め設定されており、最大接触面積以下の接触箇所が3箇所以上ある場合に、3本以上の指が接触していると判定される。
図4(a)、(b)に示すように、キャビネット2の右側面2bに3本以上の指が接触している場合、操作状態判定部63は、ステップA2でYesと判断し、キャビネット2の把持状態が「左手持ち」であると判定する(ステップA4)。
次に、操作状態判定部63は、図4(a)、(b)に示すように、左側面2cを左側下領域51と左側上領域52とに所定の非検出領域53を挟んで分割し、左面タッチセンサー5による検出結果に基づいて左側下領域51への接触があるか否かを判断する(ステップA5)。「左手持ち」の場合、左側面2cの左側下領域51に左手親指の根元が接触することを想定し、ステップA5の判断を行う。
図4(a)、(b)に示すように、左手親指の根元が左側面2cの左側下領域51に接触している場合、操作状態判定部63は、ステップA5でYesと判断し、左面タッチセンサー5による検出結果に基づいて左側上領域52への接触があるか否かを判定する(ステップA6)。
図4(a)に示すように、左側面2cの左側上領域52への接触がない場合、操作状態判定部63は、ステップA6でNoと判断し、左手親指でタッチパネル3を操作する「左手親指操作」であると判定する(ステップA7)。
次に、操作状態判定部63は、予め設定された所定時間の経過を待機し(ステップA8)、所定時間が経過すると、ステップA2に戻り、再度、操作状態の判定を行う。これにより、所定時間毎に操作状態の判定が行われる。なお、入力受付部62によって入力を受け付ける毎に、操作状態の判定を行うようにしても良い。また、キャビネット2の姿勢を検出する加速度センサー等の姿勢検出手段を設け、キャビネット2の姿勢が予め設定された角度以上変更された場合に、操作状態の判定を行うようにしても良い。
図4(b)に示すように、左手親指が左側面2cの左側上領域52に接触している場合、操作状態判定部63は、ステップA6でYesと判断し、右手のいずれかの指でタッチパネル3を操作する「右手操作」であると判定し(ステップA9)、ステップA8に至る。
図4(c)、(d)に示すように、キャビネット2の左側面2cに3本以上の指が接触している場合、操作状態判定部63は、ステップA3でYesと判断し、キャビネット2の把持状態が「右手持ち」であると判定する(ステップA10)。
次に、操作状態判定部63は、図4(c)、(d)に示すように、右側面2bを右側下領域41と右側上領域42とに所定の非検出領域43を挟んで分割し、右面タッチセンサー4による検出結果に基づいて右側下領域41への接触があるか否かを判断する(ステップA11)。「右手持ち」の場合、右側面2bの右側下領域41に右手親指の根元が接触することを想定し、ステップA11の判断を行う。
図4(c)、(d)に示すように、右手親指の根元が右側面2bの右側下領域41に接触している場合、操作状態判定部63は、ステップA11でYesと判断し、右面タッチセンサー4による検出結果に基づいて右側上領域42への接触があるか否かを判定する(ステップA12)。
図4(c)に示すように、右側面2bの右側上領域42への接触がない場合、操作状態判定部63は、ステップA12でNoと判断し、右手親指でタッチパネル3を操作する「右手親指操作」であると判定し(ステップA13)、ステップA8に至る。
図4(d)に示すように、右手親指が右側面2bの右側上領域42に接触している場合、操作状態判定部63は、ステップA12でYesと判断し、左手のいずれかの指でタッチパネル3を操作する「左手操作」であると判定し(ステップA14)、ステップA8に至る。
キャビネット2の右側面2bおよび左側面2cのいずれにも3本以上の指が接触していない場合、操作状態判定部63は、ステップA2およびステップA3でNoと判断し、操作状態を判定不能とし(ステップA15)、ステップA8に至る。キャビネット2の右側面2bおよび左側面2cのいずれにも3本以上の指が接触していない場合には、想定した持ち方ではなく、操作状態を特定できないため、判定不能とされる。また、ステップA5で左側面2cの左側下領域51への接触がない場合、操作状態判定部63は、ステップA5でNoと判断し、操作状態を判定不能とし(ステップA15)、ステップA8に至る。さらに、ステップA11で右側面2bの右側下領域41への接触がない場合、操作状態判定部63は、ステップA11でNoと判断し、操作状態を判定不能とし(ステップA15)、ステップA8に至る。
次に、検出領域変更部64による検出領域変更動作について図5を参照して詳細に説明する。
操作状態判定部63では、上述のように、操作状態が、「判定不能」と、「左手持ち」+「右手操作」と、「右手持ち」+「左手操作」と、「左手持ち」+「左手親指操作」と、「右手持ち」+「右手親指操作」とのいずれかに判定される。そして、検出領域変更部64は、操作状態判定部63によって操作状態が判定される毎に、判定結果に基づいて検出領域13の位置を移動させる。
検出領域変更部64は、操作状態判定部63によって操作状態が「判定不能」とされると、図5(a)に示すように、検出領域設定情報12に初期値として設定されている検出領域13の位置を移動することなく、入力受付部62は、検出領域設定情報12に初期値として設定されている検出領域13に基づいて入力を受け付ける。
検出領域変更部64は、操作状態判定部63によって操作状態が「左手持ち」+「右手操作」と判定されると、図5(b)に示すように、検出領域設定情報12に初期値として設定されている検出領域13の位置を右方向に移動させる。操作状態が「左手持ち」+「右手操作」と判定された場合の右方向への第1移動量は、予め設定された固定値しても良く、ユーザーがカスタマイズ可能に構成しても良い。これにより、入力受付部62は、右方向に移動された検出領域13に基づいて入力を受け付ける。
検出領域変更部64は、操作状態判定部63によって操作状態が「右手持ち」+「左手操作」と判定されると、図5(c)に示すように、検出領域設定情報12に初期値として設定されている検出領域13の位置を左方向に移動させる。操作状態が「右手持ち」+「左手操作」と判定された場合の左方向への第2移動量は、予め設定された固定値しても良く、ユーザーがカスタマイズ可能に構成しても良い。これにより、入力受付部62は、左方向に移動された検出領域13に基づいて入力を受け付ける。
検出領域変更部64は、操作状態判定部63によって操作状態が「左手持ち」+「左手親指操作」と判定されると、図5(d)に示すように、検出領域設定情報12に初期値として設定されている検出領域13の位置を左方向および下方向、すなわち左下方向にそれぞれ移動させる。操作状態が「左手持ち」+「左手親指操作」と判定された場合の左方向への第3移動量は、操作状態が「右手持ち」+「左手操作」と判定された場合の左方向への第2移動量よりも大きく設定されている。なお、操作状態が「左手持ち」+「左手親指操作」と判定された場合の下方向への移動量と、左方向への第3移動量とは、予め設定された固定値しても良く、ユーザーがカスタマイズ可能に構成しても良い。これにより、入力受付部62は、左下方向に移動された検出領域13に基づいて入力を受け付ける。
検出領域変更部64は、操作状態判定部63によって操作状態が「右手持ち」+「右手親指操作」と判定されると、図5(e)に示すように、検出領域設定情報12に初期値として設定されている検出領域13の位置を右方向および下方向、すなわち右下方向にそれぞれ移動させる。操作状態が「右手持ち」+「右手親指操作」と判定された場合の右方向への第4移動量は、操作状態が「左手持ち」+「右手操作」と判定された場合の右方向への第1移動量よりも大きく設定されている。なお、操作状態が「右手持ち」+「右手親指操作」と判定された場合の下方向への移動量と、右方向への第4移動量とは、予め設定された固定値しても良く、ユーザーがカスタマイズ可能に構成しても良い。これにより、入力受付部62は、右下方向に移動された検出領域13に基づいて入力を受け付ける。
以上説明したように、第1の実施の形態によれば、操作キー11がレイアウトされた入力画面10を表示する表示部31と、表示部31の上面に配置された正面タッチセンサー32とからなるタッチパネル3がキャビネット2の正面2aに設けられた入力装置1であって、操作キー11への操作を検出する検出領域13が設定された検出領域設定情報12を記憶する記憶部7と、正面タッチセンサー32による検出結果に基づいて検出領域13への指の接触を検出し、対応する操作キー11の操作を受け付ける入力受付部62と、キャビネット2の右側面2bに設けられた右面センサー(右面タッチセンサー4)と、キャビネット2の左側面2cに設けられた左面センサー(左面タッチセンサー5)と、右面タッチセンサー4および左面タッチセンサー5の検出結果に基づいて、キャビネット2を把持する持ち手とタッチパネル3を操作する指とを操作状態として判定する操作状態判定部63と、操作状態判定部63によって判定された操作状態に基づいて、検出領域13を左右方向に移動させる検出領域変更部64とを備えている。
この構成により、キャビネット2を把持する手やタッチパネル3を操作する指を操作状態として判定し、判定した操作状態に応じて検出領域13の位置を左右方向に移動させることができるため、キャビネット2を把持する手やタッチパネル3を操作する指によってユーザーの視線や操作感覚が変化しても、正確なタッチ操作を実現することができる。
さらに、本実施の形態によれば、操作状態判定部63は、操作状態を「左手持ち」+「右手操作」と判定すると、検出領域13を第1移動量右方向に、操作状態を「右手持ち」+「左手操作」と判定すると、検出領域13を第2移動量左方向に、操作状態を「左手持ち」+「左手親指操作」と判定すると、検出領域13を第2移動量よりも大きい第3移動量左方向に、操作状態を「右手持ち」+「右手親指操作」と判定すると、検出領域13を第1移動量よりも大きい第4移動量右方向に、それぞれ移動させる。
この構成により、それぞれの操作状態に応じて、より適した位置に検出領域13を移動させることができ、正確なタッチ操作を実現することができる。
さらに、本実施の形態によれば、右面センサー及び左面センサーは、キャビネット2の右側面2bおよび左側面2cへのユーザーの接触をそれぞれ検出する右面タッチセンサー4および左面タッチセンサー5であり、操作状態判定部63は、右面タッチセンサー4による検出結果に基づいてキャビネット2の右側面2bに3本以上の指が接触していると判断すると、操作状態を「左手持ち」と判定すると共に、左面タッチセンサー5の検出結果に基づいて、タッチパネル3を操作する指を判定し、左面タッチセンサー5による検出結果に基づいてキャビネット2の左側面2cに3本以上の指が接触していると判断すると、操作状態を「右手持ち」と判定すると共に、右面タッチセンサー4の検出結果に基づいて、タッチパネル3を操作する指を判定する。
この構成により、側面に設けたタッチセンサー(右面タッチセンサー4、左面タッチセンサー5)による検出結果に基づいて、簡単にキャビネット2を把持する持ち手を判定することができる。
さらに、本実施の形態によれば、操作状態判定部63は、操作状態を「左手持ち」と判定すると、キャビネット2の左側面2cを所定の非検出領域53を挟んで上下に分割した左側下領域51と左側上領域52との両方にユーザーの接触がある場合に「右手操作」と判定すると共に、左側下領域51のみにユーザーの接触がある場合に「左手親指操作」と判定し、操作状態を「右手持ち」と判定すると、キャビネット2の右側面2bを所定の非検出領域43を挟んで上下に分割した右側下領域41と右側上領域42との両方にユーザーの接触がある場合に「左手操作」と判定すると共に、右側下領域41のみにユーザーの接触がある場合に「右手親指操作」と判定する。
この構成により、側面に設けたタッチセンサー(右面タッチセンサー4、左面タッチセンサー5)による検出結果に基づいて、簡単にタッチパネル3を操作する指を判定することができる。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態の入力装置1aは、図6に示すように、キャビネット2と、キャビネット2の正面2aに設けられたタッチパネル3と、キャビネット2の右側面2bに設けられた右面下側光センサー8aおよび右面上側光センサー8bと、キャビネット2の左側面2cに設けられた左面下側光センサー9aおよび左面上側光センサー9bと、キャビネット2の背面2dに設けられた指紋センサー14とを備えている。なお、図6(a)、(b)、(c)、(d)は、それぞれ、入力装置1aの正面図、右側面図、左側面図および背面図である。また、本実施の形態では、キャビネット2の長手方向を上下方向とし、キャビネット2の短手方向を左右方向とする。
図7には、入力装置1aの概略構成を示すブロック図が示されている。入力装置1aのキャビネット2内には、タッチパネル3、右面下側光センサー8a、右面上側光センサー8b、左面下側光センサー9a、左面上側光センサー9bおよび指紋センサー14に接続された制御部6aと、記憶部7とが備えられている。
右面下側光センサー8a、右面上側光センサー8b、左面下側光センサー9aおよび左面上側光センサー9bは、光の強度を検出する光検出手段である。右面下側光センサー8aは、「右手持ち」の際に親指の根元が接触する位置に、右面上側光センサー8bは、「右手持ち」の際に親指が接触する位置にそれぞれ配置されている。また、左面下側光センサー9aは、「左手持ち」の際に親指の根元が接触する位置に、左面上側光センサー9bは、「左手持ち」の際に親指が接触する位置にそれぞれ配置されている。
指紋センサー14は、指紋の凹凸を読み取る指紋読み取り手段である。指紋センサー14は、キャビネット2を片手で把持した際に、右手もしくは左手の人差し指が接触可能な位置に配置されている。
第2の実施の形態の記憶部7には、入力画面10及び検出領域設定情報12と共に、ユーザーの右手人差し指および左手人差し指の指紋データがユーザー指紋データ15に記憶されている。ユーザー指紋データ15は、入力装置1aの使用開始時等に指紋センサー14によって読み取ることで登録できる。
制御部6aは、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えたマイクロコンピューター等の情報処理部である。ROMには入力装置1の動作制御を行うための制御プログラムが記憶されている。制御部6aは、ROMに記憶されている制御プログラムを読み出し、制御プログラムをRAMに展開させて実行することで、表示制御部61、入力受付部62、操作状態判定部63aおよび検出領域変更部64として機能する。
操作状態判定部63aは、指紋センサー14によって読み取った指紋によって把持している手を判定すると共に、右面下側光センサー8a、右面上側光センサー8b、左面下側光センサー9aおよび左面上側光センサー9bによって、ユーザーが手で触れたキャビネット2の右側面2aおよび左側面2cの位置をそれぞれ検出し、ユーザーによるキャビネット2の操作状態を判定する。
次に、操作状態判定部63aによる操作状態判定動作について図8および図9を参照して詳細に説明する。
表示制御部61によって表示部31に入力画面10が表示されると(ステップB1)、指紋センサー14は、指紋を読み取る(ステップB2)。次に、操作状態判定部63aは、指紋センサー14によって読み取られた指紋データと、記憶部7に記憶されているユーザー指紋データ15とを照合することで、指紋センサー14によって読み取られた指紋データが、ユーザーの左手人差し指であるか否かを判断すると共に(ステップB3)、ユーザーの右手人差し指であるか否かを判断する(ステップB4)。
図9(a)、(b)に示すように、ユーザーの左手人差し指が指紋センサー14に接触している場合、操作状態判定部63aは、ステップB3でYesと判断し、キャビネット2の把持状態が「左手持ち」であると判定する(ステップB5)。
次に、操作状態判定部63aは、左面下側光センサー9aの出力が「暗」であるか否か、すなわち左面下側光センサー9aの出力に基づいて、左側面2cの左面下側光センサー9aが配置されている箇所に左手親指の根元が接触しているか否かを判断する(ステップB6)。
図9(a)、(b)に示すように、左手親指の根元が左側面2cの左面下側光センサー9aが配置されている箇所に接触している場合、操作状態判定部63aは、ステップB6でYesと判断し、左面上側光センサー9bの出力が「暗」であるか否か、すなわち左面上側光センサー9bの出力に基づいて、左側面2cの左面上側光センサー9bが配置されている箇所に左手親指が接触しているか否かを判断する(ステップB7)。
図9(a)に示すように、左面上側光センサー9bの出力が「明」であり、左側面2cの左面上側光センサー9bが配置されている箇所への接触がない場合、操作状態判定部63aは、ステップB7でNoと判断し、左手親指でタッチパネル3を操作する「左手親指操作」であると判定する(ステップB8)。
次に、操作状態判定部63aは、予め設定された所定時間の経過を待機し(ステップB9)、所定時間が経過すると、ステップB2に戻り、再度、操作状態の判定を行う。これにより、所定時間毎に操作状態の判定が行われる。なお、入力受付部62によって入力を受け付ける毎に、操作状態の判定を行うようにしても良い。また、キャビネット2の姿勢を検出する加速度センサー等の姿勢検出手段を設け、キャビネット2の姿勢が予め設定された角度以上変更された場合に、操作状態の判定を行うようにしても良い。
図9(b)に示すように、左面上側光センサー9bの出力が「暗」であり、左手親指が左側面2cの左面上側光センサー9bが配置されている箇所に接触している場合、操作状態判定部63aは、ステップB7でYesと判断し、右手のいずれかの指でタッチパネル3を操作する「右手操作」であると判定し(ステップB10)、ステップB9に至る。
図9(c)、(d)に示すように、ユーザーの右手人差し指が指紋センサー14に接触している場合、操作状態判定部63aは、ステップB4でYesと判断し、キャビネット2の把持状態が「右手持ち」であると判定する(ステップB11)。
次に、操作状態判定部63aは、右面下側光センサー8aの出力が「暗」であるか否か、すなわち右面下側光センサー8aの出力に基づいて、右側面2bの右面下側光センサー8aが配置されている箇所に右手親指の根元が接触しているか否かを判断する(ステップB12)。
図9(c)、(d)に示すように、右手親指の根元が右側面2bの右面下側光センサー8aが配置されている箇所に接触している場合、操作状態判定部63aは、ステップB12でYesと判断し、右面上側光センサー8bの出力が「暗」であるか否か、すなわち右面上側光センサー8bの出力に基づいて、右側面2bの右面上側光センサー8bが配置されている箇所に右手親指が接触しているか否かを判断する(ステップB13)。
図9(c)に示すように、右面上側光センサー8bの出力が「明」であり、右側面2bの右面上側光センサー8bが配置されている箇所への接触がない場合、操作状態判定部63aは、ステップB13でNoと判断し、右手親指でタッチパネル3を操作する「右手親指操作」であると判定し(ステップB14)、ステップB9に至る。
図9(d)に示すように、右面上側光センサー8bの出力が「暗」であり、右手親指が右側面2bの右面上側光センサー8bが配置されている箇所に接触している場合、操作状態判定部63aは、ステップB13でYesと判断し、左手のいずれかの指でタッチパネル3を操作する「左手操作」であると判定し(ステップB15)、ステップB9に至る。
指紋センサー14によって読み取られた指紋データと、記憶部7に記憶されているユーザー指紋データ15とが一致しない場合、操作状態判定部63aは、ステップB3およびステップB4でNoと判断し、操作状態を判定不能とし(ステップB16)、ステップB9に至る。また、ステップB6で左面下側光センサー9aの出力が「明」であり、左側面2cの左面下側光センサー9aが配置されている箇所に左手親指の根元が接触していない場合、操作状態判定部63aは、ステップB6でNoと判断し、操作状態を判定不能とし(ステップB16)、ステップB9に至る。さらに、ステップB12で右面下側光センサー8aの出力が「明」であり、右側面2bの右面下側光センサー8aが配置されている箇所に右手親指の根元が接触していない場合、操作状態判定部63aは、ステップB12でNoと判断し、操作状態を判定不能とし(ステップB16)、ステップB9に至る。
以上説明したように、第2の実施の形態によれば、操作キー11がレイアウトされた入力画面10を表示する表示部31と、表示部31の上面に配置された正面タッチセンサー32とからなるタッチパネル3がキャビネット2の正面2aに設けられた入力装置1aであって、操作キー11への操作を検出する検出領域13が設定された検出領域設定情報12を記憶する記憶部7と、正面タッチセンサー32による検出結果に基づいて検出領域13への指の接触を検出し、対応する操作キー11の操作を受け付ける入力受付部62と、キャビネット2の右側面2bに設けられた右面センサー(右面下側光センサー8a、右面上側光センサー8b)と、キャビネット2の左側面2cに設けられた左面センサー(左面下側光センサー9a、左面上側光センサー9b)と、キャビネット2の右側面に設けられた指紋センサー14と、ユーザーの右手人差し指および左手人差し指の指紋データをユーザー指紋データ15として記憶する記憶部7と、操作状態として、指紋センサー14によって読み取られた指紋データとユーザー指紋データ15とを照合することで、キャビネット2を把持する持ち手を判定すると共に、右面下側光センサー8a、右面上側光センサー8b、左面下側光センサー9a及び左面上側光センサー9bの検出結果に基づいて、タッチパネル3を操作する指を判定する操作状態判定部63aと、操作状態判定部63aによって判定された操作状態に基づいて、検出領域13を左右方向に移動させる検出領域変更部64とを備えている。
この構成により、操作状態として、指紋センサー14の検出結果に基づいて入力装置1aを把持する手を判定すると共に、右面下側光センサー8a、右面上側光センサー8b、左面下側光センサー9a及び左面上側光センサー9bに基づいてタッチパネル3を操作する指を判定し、判定した操作状態に応じて検出領域13の位置を左右方向に移動させることができるため、入力装置1を把持する手や操作する指によってユーザーの視線や操作感覚が変化しても、正確なタッチ操作を実現することができる。
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。
1、1a 入力装置
2 キャビネット
3 タッチパネル
4 右面タッチセンサー
5 左面タッチセンサー
6、6a 制御部
7 記憶部
8a 右面下側光センサー
8b 右面上側光センサー
9a 左面下側光センサー
9b 左面上側光センサー
10 入力画面
11 操作キー
12 検出領域設定情報
13 検出領域
14 指紋センサー
15 ユーザー指紋データ
31 表示部
32 正面タッチセンサー
41 右側下領域
42 右側上領域
43 非検出領域
51 左側下領域
52 左側上領域
53 非検出領域
61 表示制御部
62 入力受付部
63、63a 操作状態判定部
64 検出領域変更部

Claims (6)

  1. 操作キーがレイアウトされた入力画面を表示する表示部と、当該表示部の上面に配置された正面タッチセンサーとからなるタッチパネルがキャビネットの正面に設けられた入力装置であって、
    前記操作キーへの操作を検出する検出領域が設定された検出領域設定情報を記憶する検出領域設定情報記憶手段と、
    前記正面タッチセンサーによる検出結果に基づいて前記検出領域への指の接触を検出し、対応する前記操作キーの操作を受け付ける入力受付部と
    前記キャビネットの右側面に設けられた右面センサーと、
    前記キャビネットの左側面に設けられた左面センサーと、
    前記右面センサーおよび前記左面センサーの検出結果に基づいて、前記キャビネットを把持する持ち手と前記タッチパネルを操作する指とを操作状態として判定する操作状態判定部と、
    前記操作状態判定部によって判定された前記操作状態に基づいて、前記検出領域を左右方向に移動させる検出領域変更部とを具備することを特徴とする入力装置。
  2. 前記操作状態判定部は、前記操作状態を左手が持ち手である「左手持ち」且つ右手の指で操作する「右手操作」と判定すると、前記検出領域を第1移動量右方向に、前記操作状態を右手が持ち手である「右手持ち」且つ左手の指で操作する「左手操作」と判定すると、前記検出領域を第2移動量左方向に、前記操作状態を前記「左手持ち」且つ左手の親指のみで操作する「左手親指操作」と判定すると、前記検出領域を第2移動量よりも大きい第3移動量左方向に、前記操作状態を前記「右手持ち」且つ右手の親指のみで操作する「右手親指操作」と判定すると、前記検出領域を第1移動量よりも大きい第4移動量右方向に、それぞれ移動させることを特徴とする請求項1記載の入力装置。
  3. 前記右面センサー及び前記左面センサーは、前記キャビネットの右側面および左側面へのユーザーの接触をそれぞれ検出する右面タッチセンサーおよび左面タッチセンサーであり、
    前記操作状態判定部は、
    前記右面タッチセンサーによる検出結果に基づいて前記キャビネットの右側面に3本以上の指が接触していると判断すると、前記操作状態を前記「左手持ち」と判定すると共に、前記左面タッチセンサーの検出結果に基づいて、前記タッチパネルを操作する指を判定し、
    前記左面タッチセンサーによる検出結果に基づいて前記キャビネットの左側面に3本以上の指が接触していると判断すると、前記操作状態を前記「右手持ち」と判定すると共に、前記右面タッチセンサーの検出結果に基づいて、前記タッチパネルを操作する指を判定することを特徴とする請求項1又は2記載の入力装置。
  4. 前記操作状態判定部は、
    前記操作状態を前記「左手持ち」と判定すると、前記キャビネットの左側面を所定の非検出領域を挟んで上下に分割した左側下領域と左側上領域との両方にユーザーの接触がある場合に前記「右手操作」と判定すると共に、前記左側下領域のみにユーザーの接触がある場合に前記「左手親指操作」と判定し、
    前記操作状態を前記「右手持ち」と判定すると、前記キャビネットの右側面を所定の非検出領域を挟んで上下に分割した右側下領域と右側上領域との両方にユーザーの接触がある場合に前記「左手操作」と判定すると共に、前記右側下領域のみにユーザーの接触がある場合に前記「右手親指操作」と判定することを特徴とする請求3記載の入力装置。
  5. 前記キャビネットの右側面に設けられた指紋センサーと、
    ユーザーの右手人差し指および左手人差し指の指紋データをユーザー指紋データとして記憶する指紋データ記憶手段とを具備し、
    前記操作状態判定部は、前記指紋センサーによって読み取られた指紋データと前記ユーザー指紋データとを照合することで、前記キャビネットを把持する持ち手を判定することを特徴とする請求項1又は2記載の入力装置。
  6. 操作キーがレイアウトされた入力画面を表示する表示部と、当該表示部の上面に配置された正面タッチセンサーとからなるタッチパネルがキャビネットの正面に設けられた端末装置への入力方法であって、
    検出領域設定情報記憶手段に前記操作キーへの操作を検出する検出領域が設定された検出領域設定情報を記憶しておき、
    入力受付部は、前記正面タッチセンサーによる検出結果に基づいて前記検出領域への指の接触を検出し、対応する前記操作キーの操作を受け付け、
    操作状態判定部は、前記キャビネットの右側面に設けられた右面センサーと前記キャビネットの左側面に設けられた左面センサーとの検出結果に基づいて、前記キャビネットを把持する持ち手と前記タッチパネルを操作する指とを操作状態として判定し、
    検出領域変更部は、前記操作状態判定部によって判定された前記操作状態に基づいて、前記検出領域を左右方向に移動させることを特徴とする入力方法。
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