JP2017161041A - 配管支持具 - Google Patents
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Abstract
Description
該バンド抱持部の端部の一方又は両方に連設され、床面や壁面を含む取付面に取り付けられる取付部と、
を有し、
前記半円状又はアーチ状の開放された部分を前記取付面に向けて取り付ける構成の配管支持具において、
前記バンド抱持部の両方の端部の近傍の内側の各々に、抱持する配管の外周面に当接して該配管を押圧支持する配管押圧支持部が相対向する向きで設けられており、
該配管押圧支持部が、前記バンド抱持部の一部を前記半円状又はアーチ状の開放された部分方向であって且つ円周方向に延伸するように切起した状態で形成された構成であり、
更に、前記バンド抱持部の頂部に2枚の重連用取付部が立設されており、
この2枚の重連用取付部は、前記頂部の平行する2箇所を基端として前記頂部より端部方向部分の夫々が切り起こされた状態で前記頂部から立設された構成であり、
且つ、この2枚の重連用取付部は、前記頂部の基端から離れた位置で重合された状態であると共に、この重合された部分に他の配管支持具の取付部又は接続部を係合可能な透孔が形成された構成であること、
を特徴とする配管支持具。
前記取付部が、該バンド抱持部の両端部近傍の各々から外側方向であって且つ前記取付面と面接触可能に各々設けられた構成であること、
を特徴とする上記1又は2に記載の配管支持具。
該バンド抱持部の一方の端部には、該一方の端部近傍から外側方向であって且つ前記取付面と面接触可能に前記取付部が設けられていると共に、
該バンド抱持部の他方の端部は、前記取付部が設けられることなく、該他方の端部が前記取付面に当接又は近接する部分で途切れている構成であること、
を特徴とする上記1又は2に記載の配管支持具。
前記取付部が、該バンド抱持部の両端部近傍の各々から外側方向であって且つ前記取付面と面接触可能に各々設けられた構成であること、
を特徴とする上記1又は2に記載の配管支持具。
両端が接触又は近接して略円形を成して第2配管を抱持する第2バンド抱持部と、
該第2バンド抱持部の両端部の各々に連設され、前記重連用取付部に接続取付けされた第2取付部と、
前記第2バンド抱持部の頂部に立設された2枚の第2重連用取付部と、
を有する構成であり、
この2枚の第2重連用取付部は、該頂部の平行する2箇所を基端として該頂部より端部方向部分の夫々が切り起こされた状態で該頂部から立設する構成であり、
更にこの2枚の第2重連用取付部は、該頂部の基端から離れた位置で重合された状態であると共に、この重合された部分に更に別なる配管支持具の取付部又は接続部を係合可能な透孔が形成された構成であること、
を特徴とする上記15に記載の配管支持具。
しかも、複数本の配管を並列状態で支持する場合、重連用取付部に別なる配管しj具を接続取付けすることによって重連状態での並設支持が可能である。
そして配管押圧支持部と重連用取付部の各々は、バンド抱持部の一部を切り起こすだけで加工可能であるため、別部材を付加することもないし、切り取り加工等によって廃棄が必要となる部材も生じることもなく、低コスト化が可能なだけでなく、環境適正にも優れている。
加えて、簡易な構成の配管支持具は、使用材料を著しく少なくすることができるので低コスト化が可能であるだけでなく、軽量化を図ることができるので建築物や構築物に用いる数量が多い場合には現場への搬入時の搬送性や作業性の点で極めて有利である。
この配管支持具の取付構成としては、バンド抱持部に配管を抱持した状態で、該バンド抱持部の端部の一方又は両方に連設される取付部を前記取付面に取付固定することによって、前記配管を前記取付面に沿った状態で固定支持することができる。
配管支持具1は、
半円状、円弧状又はアーチ状の何れかの形状(本実施例では半円状)に形成されて、配管を抱持するバンド抱持部11と、
該バンド抱持部11の端部の一方又は両方(本実施例では両方11Aと11B)に連設され、床面や壁面を含む取付面2に取り付けられる取付部12・12と、
を有する構成において、
前記バンド抱持部11の両方の端部11A・11Bの近傍の内側の各々に、抱持する配管Pの外周面に当接して該配管Pを押圧支持する配管押圧支持部13・13が相対向する向きで設けられており、
該配管押圧支持部13・13が、前記バンド抱持部11の一部を前記半円状又はアーチ状の開放された部分方向であって且つ円周方向に延伸するように切起した状態で形成された構成であり、
更に、前記バンド抱持部11の頂部11Cに2枚の重連用取付部14・14が立設されており、
この2枚の重連用取付部14・14は、前記頂部11Cの平行する2箇所を基端として前記頂部11Cより端部11A・11B方向部分の夫々が切り起こされた状態で前記頂部11Cから立設された構成であり、
且つ、この2枚の重連用取付部14・14は、前記頂部11Cの基端から離れた位置で重合された状態であると共に、この重合された部分に他の配管支持具の取付部又は接続部を係合可能な透孔14Aが形成された構成となっている。
そしてこの配管押圧支持部13・13は、バンド抱持部11の一部を切り起こすだけで加工可能であるため、別部材を付加することもないし、切り取り加工等によって廃棄が必要となる部材も生じることもなく、低コスト化が可能なだけでなく、環境適正にも優れている。
しかも、簡易な構成の配管支持具1は、使用材料を著しく少なくすることができるので低コスト化が可能であるだけでなく、軽量化を図ることができるので建築物や構築物に用いる数量が多い場合には現場への搬入時の搬送性や作業性の点で極めて有利である。
尚また、この2本以上の配管Pの並列状態での支持については、本発明の範囲内における他の全ての態様についても適用可能である。
尚、本実施例では2本の配管Pを重層状態に抱持する構成であるが、3本以上とすることもできる。
尚また、この2本以上の配管Pの重層状態での支持については、本発明の範囲内における他の全ての態様についても適用可能である。
両端211A・211Bが接触又は近接して略円形を成して配管PPを抱持する第2バンド抱持部211と、
該第2バンド抱持部211の両端部211A・211Bの各々に連設され、前記重連用取付部13に接続取付けする第2取付部212と、
前記第2バンド抱持部211の頂部211Cに立設する2枚の第2重連用取付部213・213と、
を有する構成であり、
この2枚の第2重連用取付部213・213は、該頂部211Cの平行する2箇所を基端として該頂部211Cより端部方向部分の夫々が切り起こされた状態で該頂部211Cから立設する構成であり、
更にこの2枚の第2重連用取付部213・213は、該頂部211Cの基端から離れた位置で重合された状態あると共に、この重合された部分に更に別なる配管支持具の取付部又は接続部を係合可能な透孔213Aが形成された構成を有するものである。
11 バンド抱持部
11A バンド抱持部の一方の端部
11B バンド抱持部の他方の端部
11C バンド抱持部の頂部
11D 被切起し孔部
11E
12 バンド端部
13 配管押圧支持部
13A 折曲加工部
13B 先端折曲部
13C 重積折曲部
14 重連用取付部
14A 透孔
2 取付面
3 取付固定手段
4 重連固定手段
101 第2配管支持具
111 第2バンド抱持部
112 第2取付部
201 第2配管支持具
211 第2バンド抱持部
211A 第2バンド抱持部の一方の端部
211B 第2バンド抱持部の他方の端部
211C 第2バンド抱持部の頂部
211D 被切起し孔部
212 第2取付部
212C 透孔
213 第2重連用取付部
213A 透孔
P 配管
PP 第2配管
Claims (16)
- 半円状又はアーチ状の形状に形成されて、配管を抱持するバンド抱持部と、
該バンド抱持部の端部の一方又は両方に連設され、床面や壁面を含む取付面に取り付けられる取付部と、
を有し、
前記半円状又はアーチ状の開放された部分を前記取付面に向けて取り付ける構成の配管支持具において、
前記バンド抱持部の両方の端部の近傍の内側の各々に、抱持する配管の外周面に当接して該配管を押圧支持する配管押圧支持部が相対向する向きで設けられており、
該配管押圧支持部が、前記バンド抱持部の一部を前記半円状又はアーチ状の開放された部分方向であって且つ円周方向に延伸するように切起した状態で形成された構成であり、
更に、前記バンド抱持部の頂部に2枚の重連用取付部が立設されており、
この2枚の重連用取付部は、前記頂部の平行する2箇所を基端として前記頂部より端部方向部分の夫々が切り起こされた状態で前記頂部から立設された構成であり、
且つ、この2枚の重連用取付部は、前記頂部の基端から離れた位置で重合された状態であると共に、この重合された部分に他の配管支持具の取付部又は接続部を係合可能な透孔が形成された構成であること、
を特徴とする配管支持具。 - 前記配管支持具が、1枚の板状材を加工した状態で形成された構成であることを特徴とする請求項1に記載の配管支持具。
- 前記バンド抱持部が半円状を有し、
前記取付部が、該バンド抱持部の両端部近傍の各々から外側方向であって且つ前記取付面と面接触可能に各々設けられた構成であること、
を特徴とする請求項1又は2に記載の配管支持具。 - 前記バンド抱持部が半円状を有し、
該バンド抱持部の一方の端部には、該一方の端部近傍から外側方向であって且つ前記取付面と面接触可能に前記取付部が設けられていると共に、
該バンド抱持部の他方の端部は、前記取付部が設けられることなく、該他方の端部が前記取付面に当接又は近接する部分で途切れている構成であること、
を特徴とする請求項1又は2に記載の配管支持具。 - 前記バンド抱持部がアーチ状を有し、
前記取付部が、該バンド抱持部の両端部近傍の各々から外側方向であって且つ前記取付面と面接触可能に各々設けられた構成であること、
を特徴とする請求項1又は2に記載の配管支持具。 - 前記バンド抱持部が、2本以上の配管を並列状態で抱持する構成であることをを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の配管支持具。
- 前記バンド抱持部が、2本以上の配管を重層状態で抱持する構成であることをを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の配管支持具。
- 前記配管押圧支持部の基端部分をスポット溶接の如き補強手段を用いて補強した構成であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の配管支持具。
- 前記重連用取付部の基端部分をスポット溶接の如き補強手段を用いて補強した構成であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の配管支持具。
- 前記2枚の重連用取付部の重合した部分をスポット溶接の如き接合手段を用いて接合した構成であることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の配管支持具。
- 前記配管押圧支持部が、当接する配管の外周面の曲面に対応する曲面加工部を有して配管の外周面に面接触によって押圧支持する構成であることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の配管支持具。
- 前記配管押圧支持部が、波状又はジグザグ状に折曲加工された状態の折曲加工部を有し、この折曲加工部が配管の外周面に複数の当接箇所によって押圧支持された状態の構成であることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の配管支持具。
- 前記配管押圧支持部が、該配管押圧支持部の先端が配管側に折曲加工された状態の先端折曲部を有し、この先端折曲部が配管の外周面に引掛け又は食込み接触することによって押圧支持された状態の構成であることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の配管支持具。
- 前記先端折曲部が、配管押圧支持部の表面に重積するように折曲加工された状態の重積折曲部を有し、この重積折曲部が配管押圧を行う状態の構成であることを特徴とする請求項13に記載の配管支持具。
- 請求項1〜14のいずれかに記載の配管支持具の重連用取付部に別なる配管支持具である第2配管支持具を接続取付けすることによって、別なる配管である第2配管の支持を可能とした構成であることを特徴とする配管支持具。
- 前記第2配管支持具が、
両端が接触又は近接して略円形を成して第2配管を抱持する第2バンド抱持部と、
該第2バンド抱持部の両端部の各々に連設され、前記重連用取付部に接続取付けされた第2取付部と、
前記第2バンド抱持部の頂部に立設された2枚の第2重連用取付部と、
を有する構成であり、
この2枚の第2重連用取付部は、該頂部の平行する2箇所を基端として該頂部より端部方向部分の夫々が切り起こされた状態で該頂部から立設する構成であり、
更にこの2枚の第2重連用取付部は、該頂部の基端から離れた位置で重合された状態であると共に、この重合された部分に更に別なる配管支持具の取付部又は接続部を係合可能な透孔が形成された構成であること、
を特徴とする請求項15に記載の配管支持具。
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