JP2017160196A5 - - Google Patents

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参考例1)
(1)固体触媒の調製
窒素雰囲気下、200ml二口フラスコに600℃で5時間焼成したシリカ5gを入れ、150℃のオイルバスで加熱しながら真空ポンプで1時間減圧乾燥した。別途用意した100ml二口フラスコに窒素雰囲気下でメタロセン化合物A64mgを入れ、脱水トルエン13.4mlで溶解した。室温でメタロセン化合物Aのトルエン溶液にアルベマール社製の20%メチルアルミノキサン/トルエン溶液8.6mlを加え30分間撹拌した。真空乾燥済みシリカの入った200ml二口フラスコを40℃のオイルバスで加熱および撹拌しながら、メタロセン化合物Aとメチルアルミノキサンとの反応物のトルエン溶液を全量加えた。40℃で1時間撹拌した後、40℃に加熱したままトルエン溶媒を減圧留去することで固体触媒を得た。
(2)エチレン・1−ブテン共重合体の製造
上記参考例1の(1)固体触媒の調製で得た固体触媒を用いてエチレン・1−ブテン共重合体を製造した。
すなわち、攪拌および温度制御装置を有する内容積1リットルのステンレス鋼製オートクレーブに、充分脱水および脱酸素したヘプタン500ml、トリエチルアルミニウムを57mg、水素を常圧で34ml導入した後、撹拌しながら75℃へ昇温した。1−ブテンをエチレンに対して5モル%含むエチレンを分圧が1.4MPaになるまで導入し、上記固体触媒0.100gのヘプタンスラリー10mlをアルゴンガスで圧入し、エチレン分圧1.4MPa、温度75℃を保って60分間重合を継続した。
その結果、23.6gのエチレン・1−ブテン共重合体が生成した。得られた共重合体のMFRは0.05g/10分であった。重合条件を表6に、重合結果を表7にまとめた。
参考例2)
参考例1で得られた固体触媒0.100gを用い、1−ブテン10重量%を含むエチレンを導入する前に水素を常圧で68ml導入した以外は、参考例1と同様に、エチレン・1−ブテン共重合体を製造した。
その結果、25.2gのエチレン・1−ブテン共重合体が生成した。得られた共重合体のMFRは0.35g/10分であった。重合条件を表6に、重合結果を表7にまとめた。
参考例3)
上記参考例1の(1)固体触媒の調製で得た固体触媒を用いてエチレン・1−ブテン共重合体を製造した。
すなわち、攪拌および温度制御装置を有する内容積1.5リットルのステンレス鋼製オートクレーブに、充分脱水および脱酸素したイソブタン800ml、トリエチルアルミニウムを34mg、窒素で濃度5%に希釈した水素を常圧で6483ml、1−ブテンを0.6MPaで10ml導入した後、撹拌しながら75℃へ昇温した。エチレンを分圧が1.4MPaになるまで導入し、上記固体触媒0.093gを窒素ガスで圧入し、エチレン分圧1.4MPa、温度75℃を保って60分間重合を継続した。
その結果、108.0gのエチレン・1−ブテン共重合体が生成した。得られた共重合体のMFRは0.20g/10分であった。重合条件を表8に、重合結果を表9にまとめた。
(実施例4)
(1)固体触媒の調製
メタロセン化合物Aの代わりにメタロセン化合物B60mgを用いた以外は、(参考例1)の(1)固体触媒の調製と同様に固体触媒を調製した。
(2)エチレン・1−ブテン共重合体の製造
上記実施例4の(1)固体触媒の調製で得た固体触媒を用いてエチレン・1−ブテン共重合体を製造した。
実施例4の(1)固体触媒の調製で得られた固体触媒0.209gを用い、1−ブテンを0.6MPaで30ml導入し、水素を導入しなかった以外は、参考例3と同様に、エチレン・1−ブテン共重合体を製造した。
その結果、53.3gのエチレン・1−ブテン共重合体が生成した。得られた共重合体のMFRは3.55g/10分であった。重合条件を表8に、重合結果を表9にまとめた。
(実施例5)
(1)固体触媒の調製
メタロセン化合物Aの代わりにメタロセン化合物C61mgを用いた以外は、(参考例1)の(1)固体触媒の調製と同様に固体触媒を調製した。
(2)エチレン・1−ブテン共重合体の製造
上記実施例5の(1)固体触媒の調製で得た固体触媒を用いてエチレン・1−ブテン共重合体を製造した。
実施例5の(1)固体触媒の調製で得られた固体触媒0.179gを用い、1−ブテンを0.6MPaで30ml導入し、水素を導入しなかった以外は、参考例3と同様に、エチレン・1−ブテン共重合体を製造した。
その結果、30.4gのエチレン・1−ブテン共重合体が生成した。得られた共重合体のMFRは2.11g/10分であった。重合条件を表8に、重合結果を表9にまとめた。
(実施例6)
(1)固体触媒の調製
メタロセン化合物Aの代わりにメタロセン化合物D62mgを用いた以外は、(参考例1)の(1)固体触媒の調製と同様に固体触媒を調製した。
(2)エチレン・1−ブテン共重合体の製造
上記実施例6の(1)固体触媒の調製で得た固体触媒を用いてエチレン・1−ブテン共重合体を製造した。
実施例6の(1)固体触媒の調製で得られた固体触媒0.062gを用い、1−ブテンを0.6MPaで70ml導入し、窒素で濃度5%に希釈した水素を常圧で540ml導入した以外は、参考例3と同様に、エチレン・1−ブテン共重合体を製造した。
その結果、40.0gのエチレン・1−ブテン共重合体が生成した。得られた共重合体のMFRは0.12g/10分であった。重合条件を表8に、重合結果を表9にまとめた。
(実施例7)
(1)固体触媒の調製
メタロセン化合物Aの代わりにメタロセン化合物E62mgを用いた以外は、(参考例1)の(1)固体触媒の調製と同様に固体触媒を調製した。
(2)エチレン・1−ブテン共重合体の製造
上記実施例7の(1)固体触媒の調製で得た固体触媒を用いてエチレン・1−ブテン共重合体を製造した。
実施例7の(1)固体触媒の調製で得られた固体触媒0.069gを用い、1−ブテンを0.6MPaで70ml導入し、窒素で濃度5%に希釈した水素を常圧で550ml導入した以外は、参考例3と同様に、エチレン・1−ブテン共重合体を製造した。
その結果、5.6gのエチレン・1−ブテン共重合体が生成した。得られた共重合体のMFRは0.24g/10分であった。重合条件を表8に、重合結果を表9にまとめた。
(実施例8)
(1)固体触媒の調製
メタロセン化合物Aの代わりにメタロセン化合物F69mgを用いた以外は、(参考例1)の(1)固体触媒の調製と同様に固体触媒を調製した。
(2)エチレン・1−ブテン共重合体の製造
上記実施例8の(1)固体触媒の調製で得た固体触媒を用いてエチレン・1−ブテン共重合体を製造した。
実施例8で得られた固体触媒0.038gを用い、1−ブテンを0.6MPaで70ml導入し、窒素で濃度5%に希釈した水素を常圧で1958ml導入した以外は、参考例3と同様に、エチレン・1−ブテン共重合体を製造した。
その結果、92.2gのエチレン・1−ブテン共重合体が生成した。得られた共重合体のMFRは0.10g/10分であった。重合条件を表8に、重合結果を表9にまとめた。
(比較例1)
(1)固体触媒の調製
メタロセン化合物Aの代わりにメタロセン化合物G54mgを用いた以外は、(参考例1)の(1)固体触媒の調製と同様に固体触媒を調製した。
(2)エチレン・1−ブテン共重合体の製造
上記比較例1の(1)固体触媒の調製で得た固体触媒を用いてエチレン・1−ブテン共重合体を製造した。
比較例1の(1)固体触媒の調製で得られた固体触媒0.108gを用い、1−ブテンを0.6MPaで10ml導入し、窒素で濃度5%に希釈した水素を常圧で6012ml導入した以外は、参考例3と同様に、エチレン・1−ブテン共重合体を製造した。
その結果、38.0gのエチレン・1−ブテン共重合体が生成した。得られた共重合体のMFRは1.87g/10分であった。重合条件を表8に、重合結果を表9にまとめた。
(比較例2)
(1)固体触媒の調製
メタロセン化合物Aの代わりにメタロセン化合物H51mgを用いた以外は、(参考例1)の(1)固体触媒の調製と同様に固体触媒を調製した。
(2)エチレン・1−ブテン共重合体の製造
上記比較例2の(1)固体触媒の調製で得た固体触媒を用いてエチレン・1−ブテン共重合体を製造した。
比較例2の(1)固体触媒の調製で得られた固体触媒0.200gを用い、1−ブテン10重量%を含むエチレンを導入する前に水素を常圧で68ml導入した以外は、参考例1と同様に、エチレン・1−ブテン共重合体を製造した。
その結果、17.0gのエチレン・1−ブテン共重合体が生成した。得られた共重合体のMFRは0.54g/10分であった。重合条件を表8に、重合結果を表9にまとめた。
4.評価
表7から、本発明に係るメタロセン化合物を含む触媒を用いた参考例1及び2では、得られたエチレン系重合体のg’値が0.94以下及びg’値が0.67であり、長鎖分岐が導入されたエチレン系重合体が得られたことが明らかにされた。g’値の記載について、信頼できるg’値が得られない場合は−と記した。またg’の極小値がlogM=5からlogM=6の間に存在する場合は、その極小値をg’の欄に( )内に記した。
また、表9から、本発明に係るメタロセン化合物を含む触媒を用いた参考例3及び実施例〜7では、得られたエチレン系重合体のg’値が0.76〜0.89と比較例1及び2のg’値と同等またはそれ以下の値を示している。そして、参考例3及び実施例〜7のエチレン系重合体のg’値は0.38〜0.59と比較例1及び2のg’値より低く、シクロペンタチオフェンの3位に置換基を有していないメタロセン化合物(比較例1)、あるいはシクロペンタチオフェンの代わりにインデンを有するメタロセン化合物(比較例2)より長鎖分岐が多く導入されたエチレン系重合体が得られたことが明らかにされた。当該エチレン系重合体は、伸長粘度挙動と溶融流動性のバランスに優れたエチレン系重合体であって、成形加工性が良好である。さらに、実施例8で得られたエチレン系重合体のg’値およびg’値は比較例1および比較例2と同等ではあるが、重合活性が非常に高い結果が得られており、生産性も良好である。

Claims (15)

  1. 下記一般式(1)で示されるメタロセン化合物
    Figure 2017160196

    [式(1)中、Mは、Ti、ZrまたはHfのいずれかの遷移金属を示す。XおよびXは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン、炭素数1〜20の炭化水素基、酸素若しくは窒素を含む炭素数1〜20の炭化水素基、炭素数1〜20の炭化水素基置換アミノ基または炭素数1〜20のアルコキシ基を示す。QおよびQは、それぞれ独立して、炭素原子、ケイ素原子またはゲルマニウム原子を示す。R、R、R、およびRは、それぞれ独立して、水素原子または炭素数1〜10の炭化水素基を示し、結合しているQおよびQの少なくとも1つと一緒に環を形成していてもよい。mは、0または1であり、mが0の場合、Qは、RおよびR10を含む共役5員環と直接結合している。R、R、R、R 、R 10およびR12は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン、炭素数1〜20の炭化水素基、ケイ素数1〜6を含む炭素数1〜18のケイ素含有炭化水素基、炭素数1〜20のハロゲン含有炭化水素基、酸素を含む炭素数1〜20の炭化水素基または炭素数1〜20の炭化水素基置換シリル基を示す。 は、水素原子を示す。11は、次の一般式(1−a)で示される置換もしくは無置換のアリール基を示す。
    Figure 2017160196

    (1−a)中、Yは、周期表14族、15族または16族の原子を示す。R13、R14、R15、R16およびR17は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜20の炭化水素基、酸素若しくは窒素を含む炭素数1〜20の炭化水素基、炭素数1〜20の炭化水素基置換アミノ基、炭素数1〜20のアルコキシ基、ケイ素数1〜6を含む炭素数1〜18のケイ素含有炭化水素基、炭素数1〜20のハロゲン含有炭化水素基、または炭素数1〜20の炭化水素基置換シリル基を示し、R13、R14、R15、R16およびR17は隣接する置換基同士でそれらに結合している原子と一緒に環を形成していてもよい。nは、0または1であり、nが0の場合、Yに置換基R13が存在しない。pは、0または1であり、pが0の場合、R16とR16が結合する炭素原子とは存在せず、R15が結合する炭素原子とR17が結合する炭素原子とは直接結合している。]
  2. 下記一般式(2)で示されるメタロセン化合物
    Figure 2017160196

    [式(2)中、Mは、Ti、ZrまたはHfのいずれかの遷移金属を示す。XおよびXは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン、炭素数1〜20の炭化水素基、酸素若しくは窒素を含む炭素数1〜20の炭化水素基、炭素数1〜20の炭化水素基置換アミノ基または炭素数1〜20のアルコキシ基を示す。Qは、炭素原子、ケイ素原子またはゲルマニウム原子を示す。RおよびRは、それぞれ独立して、水素原子または炭素数1〜10の炭化水素基を示し、結合しているQと一緒に環を形成していてもよい。R、R、R、R 、R 10およびR12は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン、炭素数1〜20の炭化水素基、ケイ素数1〜6を含む炭素数1〜18のケイ素含有炭化水素基、炭素数1〜20のハロゲン含有炭化水素基、酸素を含む炭素数1〜20の炭化水素基または炭素数1〜20の炭化水素基置換シリル基を示す。 は、水素原子を示す。18、R19、R20、R21およびR22は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜20の炭化水素基、酸素若しくは窒素を含む炭素数1〜20の炭化水素基、炭素数1〜20の炭化水素基置換アミノ基、炭素数1〜20のアルコキシ基、ケイ素数1〜6を含む炭素数1〜18のケイ素含有炭化水素基、炭素数1〜20のハロゲン含有炭化水素基、または炭素数1〜20の炭化水素基置換シリル基を示し、R18、R19、R20、R21およびR22は隣接する置換基同士でそれらに結合している原子と一緒に環を形成していてもよい。]
  3. 下記一般式(3)で示されるメタロセン化合物
    Figure 2017160196

    [式(3)中、Mは、Ti、ZrまたはHfのいずれかの遷移金属を示す。XおよびXは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン、炭素数1〜20の炭化水素基、酸素若しくは窒素を含む炭素数1〜20の炭化水素基、炭素数1〜20の炭化水素基置換アミノ基または炭素数1〜20のアルコキシ基を示す。Qは、炭素原子、ケイ素原子またはゲルマニウム原子を示す。RおよびRは、それぞれ独立して、水素原子または炭素数1〜10の炭化水素基を示し、結合しているQと一緒に環を形成していてもよい。R、R、R、R 、R 10およびR12は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン、炭素数1〜20の炭化水素基、ケイ素数1〜6を含む炭素数1〜18のケイ素含有炭化水素基、炭素数1〜20のハロゲン含有炭化水素基、酸素を含む炭素数1〜20の炭化水素基または炭素数1〜20の炭化水素基置換シリル基を示す。 は、水素原子を示す。は、酸素原子または硫黄原子を示す。R23、R24、R25は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン、炭素数1〜20の炭化水素基、ケイ素数1〜6を含む炭素数1〜18のケイ素含有炭化水素基、炭素数1〜20のハロゲン含有炭化水素基、酸素を含む炭素数1〜20の炭化水素基または炭素数1〜20の炭化水素基置換シリル基を示し、R23、R24およびR25は隣接する置換基同士でそれらが結合している炭素原子と一緒に環を形成していてもよい。]
  4. 前記一般式(1)、(2)または(3)中、Qがケイ素原子であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のメタロセン化合物。
  5. 前記一般式(1)、(2)または(3)中、Mがジルコニウムまたはハフニウムであることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のメタロセン化合物。
  6. 前記一般式(1)、(2)または(3)中、Mがジルコニウムであることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のメタロセン化合物。
  7. 請求項1〜のいずれかに記載のメタロセン化合物を含むことを特徴とするオレフィン重合用触媒成分。
  8. 請求項1〜のいずれかに記載のメタロセン化合物を含むことを特徴とするオレフィン重合用触媒。
  9. 次の必須成分(A)、(B)および(C)を含むことを特徴とするオレフィン重合用触媒。
    成分(A):請求項1〜のいずれかに記載のメタロセン化合物
    成分(B):成分(A)のメタロセン化合物と反応してカチオン性メタロセン化合物を生成させる化合物
    成分(C):微粒子担体
  10. 成分(B)がアルミノキサンであることを特徴とする請求項に記載のオレフィン重合用触媒。
  11. 成分(C)がシリカであることを特徴とする請求項または請求項10に記載のオレフィン重合用触媒。
  12. 更に、次の成分(D)を含むことを特徴とする請求項9〜11のいずれかに記載のオレフィン重合用触媒。
    成分(D):有機アルミニウム化合物
  13. 請求項8〜12のいずれかに記載のオレフィン重合用触媒を用いてオレフィンを重合させることを特徴とするオレフィン系重合体の製造方法。
  14. オレフィンが少なくともエチレンを含むことを特徴とする請求項13に記載のオレフィン系重合体の製造方法。
  15. オレフィン系重合体がエチレン系重合体であることを特徴とする請求項14に記載のオレフィン系重合体の製造方法。
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