JP2017158097A - カメラ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】光学部品を保持するホルダと撮像素子が設けられた回路基板とを接着する接着剤を迅速に硬化させることができ製造が容易なカメラ装置の提供。
【解決手段】樹脂層143c,143eと金属層143b,143d,143fとが厚さ方向に積層された構造を少なくとも一部に有する回路基板143と、前記回路基板に設けられた撮像素子と、前記撮像素子に光を導く光学部品と、前記光学部品を保持するホルダ142と、前記ホルダと前記回路基板とを接着する熱硬化性接着剤16と、を備え、前記回路基板は、前記熱硬化性接着剤によって前記ホルダと前記回路基板とが接着された箇所と前記厚さ方向に重なる位置に、前記金属層が欠落した欠落部Kを有する。
【選択図】図3
【解決手段】樹脂層143c,143eと金属層143b,143d,143fとが厚さ方向に積層された構造を少なくとも一部に有する回路基板143と、前記回路基板に設けられた撮像素子と、前記撮像素子に光を導く光学部品と、前記光学部品を保持するホルダ142と、前記ホルダと前記回路基板とを接着する熱硬化性接着剤16と、を備え、前記回路基板は、前記熱硬化性接着剤によって前記ホルダと前記回路基板とが接着された箇所と前記厚さ方向に重なる位置に、前記金属層が欠落した欠落部Kを有する。
【選択図】図3
Description
本発明は、撮像素子とその撮像素子に光を導く光学部品とを備えたカメラ装置に関する。
この種のカメラ装置では、例えば光学部品としてレンズを備えた場合、鮮明かつ正確な画像を撮像素子によって撮像するために、撮像素子とレンズとの位置関係を適切に維持する必要がある。そこで、レンズを保持するホルダと、撮像素子が設けられた回路基板との位置関係を、6軸調整等によって調整した後、前記ホルダと前記回路基板とを接着剤によって接着することが考えられている。また、例えば特許文献1には、そのような接着剤として、エポキシ樹脂を主材として用いて構成された(以下、エポキシ系という)熱硬化性樹脂(すなわち熱硬化性接着剤)又は紫外線硬化性樹脂(すなわち紫外線硬化性接着剤)を使用することが提案されている。
特許文献1のように、熱硬化性接着剤又は紫外線硬化性接着剤を用いてホルダと回路基板との接着がなされる場合、乾燥等によって硬化する接着剤を用いる場合に比べて、接着剤を早く硬化させることができる。しかしながら、前記ホルダと前記回路基板とを接着する接着剤には、より迅速に硬化されることが望まれる。
本発明は、こうした問題にかんがみてなされたものであり、光学部品を保持するホルダと撮像素子が設けられた回路基板とを接着する接着剤を、従来に比べて迅速に硬化させることができ、その点で製造が容易なカメラ装置を提供することを目的としている。
本発明のカメラ装置は、回路基板(143)と、撮像素子(144)と、光学部品(141)と、ホルダ(142)と、熱硬化性接着剤(16)とを備える。回路基板は、樹脂層(143c,143e)と金属層(143b,143d,143f)とが厚さ方向に積層された構造を少なくとも一部に有する。撮像素子は、前記回路基板に設けられる。光学部品は、前記撮像素子に光を導く。ホルダは、前記光学部品を保持する。熱硬化性接着剤は、前記ホルダと前記回路基板とを接着する。このため、本カメラ装置の製造時には、熱硬化性接着剤を加熱して硬化させることにより、ホルダと回路基板とが接着され、ひいては、撮像素子と光学部品との位置関係が維持される。
ここで、金属層は、樹脂に比べて一般的に熱伝導性が高い。このため、熱硬化性接着剤を加熱して硬化させる際、熱硬化性接着剤に与えられた熱の一部は、回路基板に設けられた金属層に奪われる可能性がある。これに対して、本発明では、前記回路基板は、前記熱硬化性接着剤によって前記ホルダと前記回路基板とが接着された箇所と前記厚さ方向に重なる位置に、前記金属層が欠落した欠落部を有する。このため、熱硬化性接着剤に与えられた熱が金属層に奪われるのを抑制することができる。従って、熱硬化性接着剤を効率的に加熱して迅速に硬化させることができるので、本発明のカメラ装置は製造が容易である。
また、本発明のカメラ装置は、回路基板(143)と、撮像素子(144)と、光学部品(141)と、ホルダ(142)と、光硬化性接着剤(216)とを備えるものであってもよい。撮像素子は、回路基板に設けられる。光学部品は、前記撮像素子に光を導く。ホルダは、前記光学部品を保持する。光硬化性接着剤は、前記ホルダと前記回路基板とを接着する。このため、本カメラ装置の製造時には、光硬化性接着剤に光を照射して硬化させることにより、ホルダと回路基板とが接着され、ひいては、撮像素子と光学部品との位置関係が維持される。
ここで、光硬化性接着剤は透明である。このため、光硬化性接着剤に向けて照射された光は、光硬化性接着剤が黒などに着色されている場合に比べて当該光硬化性接着剤の全体に良好に到達し、その光硬化性接着剤を迅速に硬化させることができる。従って、本発明のカメラ装置は製造が容易である。
なお、この欄及び特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
以下、本発明が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
[1.第1実施形態]
[1−1.構成]
図1に示すカメラ装置11は、いわゆる単眼カメラであり、車両のフロントガラス2に車室内側から取り付けられる。図1では、説明の便宜上、フロントガラス2及び後述するブラケット12については、ブラケット12の鈎状部12bを切断する面の断面図が示されている。また、ケース13についてはカメラモジュール14の光軸Lを含む面の断面図が示され、カメラモジュール14については側面図が示されている。また、図1を含めて、後述の各断面図は、要部以外の構成を一部省略して描いている。
[1.第1実施形態]
[1−1.構成]
図1に示すカメラ装置11は、いわゆる単眼カメラであり、車両のフロントガラス2に車室内側から取り付けられる。図1では、説明の便宜上、フロントガラス2及び後述するブラケット12については、ブラケット12の鈎状部12bを切断する面の断面図が示されている。また、ケース13についてはカメラモジュール14の光軸Lを含む面の断面図が示され、カメラモジュール14については側面図が示されている。また、図1を含めて、後述の各断面図は、要部以外の構成を一部省略して描いている。
なお、以下の説明では、カメラ装置11の各部材の前後左右上下方向を、図1に示すようにカメラ装置11がフロントガラス2に取り付けられた状態におけるその部材の前後左右上下方向として定義する。つまり、この定義では、各部材の前方向は車両の前方に一致する。また、各図におけるFR,UPR,RH方向は、それぞれ前、上、右方向を表すものとする。但し、これらの各方向は、カメラ装置11を構成する各部の相対的な位置関係を簡潔に説明するために便宜上規定した方向にすぎない。実際にカメラ装置11が利用される際、カメラ装置11がどのような方向に向けられるかは任意である。例えば、カメラ装置11が車両の他の部位に利用されたり、車両以外に転用されたりする場合などには、UPR方向が重力との関係で鉛直方向とは一致しない状態で使用されても構わない。
カメラ装置11は、ブラケット12、ケース13、及び、カメラモジュール14を備えている。ブラケット12は、車両のフロントガラス2に車室内側から固定される金属又は樹脂製の部材である。ここでいう固定とは、位置決めすることを意味し、特定の位置に位置決めされる構成であればよく、例えば着脱可能に保持される構成であってもよい。ブラケット12は、フロントガラス2に接着される板状の天板12aと、その天板12aの下面の前後方向両端のそれぞれに下向きに立設されたL字形の鈎状部12bと、を備えている。なお、鈎状部12bは天板12aの前記前後方向両端における左右方向両端に同様に設けられている。このため、ブラケット12は、計4つの鈎状部12bを備えている。
ケース13は、金属又は樹脂製の箱状の部材であり、前方向に行くにつれて厚さが少なくなるような形状をしている。ケース13の上面13aは、傾斜角度の異なる複数の面を備えている。すなわち、上面13aは、カメラモジュール14の光軸Lを含み、かつ、上下方向に平行な仮想の面に対して、当該仮想の面と垂直に交わる3つの平面部として、前方平面部13b、起立平面部13c、及び、後方平面部13dを備えている。
前方平面部13bは前後左右方向に広がり、起立平面部13cは、前方平面部13bの後方向の端部から上方向に起立している。また、後方平面部13dは、起立平面部13cの上方向端部から後方向へと広がって設けられる。起立平面部13cの上下左右方向における中央には、カメラモジュール14の先端を露出させるための露出孔13eが形成されている。
また、ケース13における図示省略した外側の側面のうち、左方向に位置する左外側側面及び右方向に位置する右外側側面には、それぞれ上面13a付近にて円柱状に突出した掛止部13kが、2つずつ(すなわち計4つ)設けられている。図1では、説明の便宜上、ケース13の右側に設けられた2つの掛止部13kが透過して示されている。ケース13は、4つの掛止部13kをブラケット12の4つの鈎状部12bにそれぞれ掛止することで、ブラケット12に固定される。
カメラモジュール14は、図2に示すように、レンズ141、ホルダ142、及び、回路基板143を備えている。回路基板143は、いわゆるカメラ基板である。ホルダ142は、円筒状の筒部142aを有し、筒部142aの中心軸と光軸Lとが一致するように並べられた複数のレンズ141を筒部142aの内部にて保持する。また、ホルダ142は、筒部142aの軸方向における一方の端部にて中心軸と垂直な方向に広がる概略長方形板状のベース部142bを有する。なお、前記一方の端部とは、この場合、後方向の端部である。
起立平面部13cは、露出孔13eが設けられた中央部よりも後方に窪んだ段部13fを、当該起立平面部13cの左右方向両端に有している。ベース部142bは、長手方向を左右方向に向けた状態で、図示省略した接着剤によってケース13の段部13fの後側内壁面に接着される。そのとき、ベース部142bの前面が基準面とされる。これにより、カメラモジュール14の全体がケース13に対して位置決めされる。このようにカメラモジュール14が位置決めされた状態では、筒部142aの外周が露出孔13eの内周面に当接し、ケース13の内部には殆ど外光が入射しない構造となっている。なお、ケース13の内部には、カメラモジュール14にて取得される画像信号の処理を行う信号処理基板や当該信号処理基板と回路基板143とを接続する接続配線等も設けられているが、これらの構成については図示を省略した。
ベース部142bにおける筒部142aとは反対側(すなわち後側)の面には、断面矩形の筒状に構成されたホルダ脚部142cが、ベース部142b及び筒部142aと共に一体成形されている。なお、ホルダ脚部142cにおけるベース部142bと反対側の端面142dの形状(すなわち前記断面形状)については、図4における仮想線も参照されたい。
回路基板143は、撮像素子144が搭載された板状の部材であり、ホルダ142のホルダ脚部142cに後側から接着剤16を介して接着される。なお、接着剤16は、エポキシ系の熱硬化性接着剤である。
回路基板143は、図3に示すように、ホルダ脚部142cに接着される側(すなわち前側)から、ソルダレジスト143a,金属層143b,樹脂層143c,金属層143d,樹脂層143e,金属層143f,ソルダレジスト143gが積層された構造を有する。すなわち、回路基板143は、ソルダレジスト143a,金属層143b,樹脂層143c,金属層143d,樹脂層143e,金属層143f,ソルダレジスト143gが、厚さ方向に順次積層された構造を、少なくとも一部に有する。
なお、ソルダレジスト143a,143gは、保護層である。金属層143b,143d,143fとしては、導電性を有する金属を薄層状に構成したものであれば種々のものが利用可能であるが、本実施形態では銅箔を用いて構成されている。樹脂層143c,143eとしては、絶縁性を有する樹脂を層状に構成したものであれば種々のものが利用可能であるが、本実施形態ではガラスエポキシ樹脂を用いて構成されている。すなわち、本実施形態では、回路基板143は、いわゆる4層のガラエポ基板として構成されている。また、樹脂層143c,143eとしては、本実施形態でガラス繊維との複合材料であるガラスエポキシ樹脂を用いているように、紙エポキシ樹脂など、純粋な樹脂に限らず各種複合材料を用いることができる。
但し、本実施形態の回路基板143は、一般的なガラエポ基板とは異なり、図3,図4に示すように、板状に構成された回路基板143の4辺の縁部に、金属層143b,143d,143fが欠落した欠落部Kを有している。樹脂層143c,143eは、欠落部Kが形成された部分で互いに一体化し、かつ、ソルダレジスト143a,143gの内面まで達している。ホルダ脚部142cは、欠落部Kに積層されたソルダレジスト143aに端面142dを当接させた状態で、接着剤16によって接着されている。なお、図2,図4に示すように、撮像素子144は回路基板143の前面におけるホルダ脚部142cに囲まれる位置に設けられている。
このように構成されたカメラモジュール14の製造工程は、概略次のようである。先ず、ホルダ脚部142cと回路基板143との間に接着剤16が塗布された後、レンズ141と撮像素子144との位置関係が6軸調整される。すなわち、光軸Lを1つの軸として含む直交座標系に対して、ホルダ142と回路基板143との、各軸方向の位置ずれ及び各軸回りの回転が調整される。続いて、図3に矢印Aで示すように、回路基板143の外側から当該回路基板143の板面(すなわち前面)に沿ってレーザ光が照射されて接着剤16が熱硬化される。なお、前記板面又は前面は、回路基板143の前記厚さ方向に垂直な面である。また、この熱硬化は、接着剤16を完全に硬化させるものではなく、仮硬化と呼ばれる工程である。これにより、ホルダ142と回路基板143との位置関係、すなわち、レンズ141と撮像素子144との位置関係が、前記6軸に対して仮に固定される。仮硬化後の接着剤16は、後の工程でカメラモジュール14を恒温槽に保持するなどされることにより、本硬化される。
[1−2.効果]
(1a)回路基板143は、接着剤16によってホルダ142と回路基板143とが接着された箇所と前記厚さ方向に重なる位置に、金属層143b,143d,143fが欠落した欠落部Kを有する。すなわち、回路基板143は、当該回路基板143を前記厚さ方向に沿って見た場合に、前記接着された箇所と重なって見える位置に、前記欠落部Kを有する。前記仮に、熱伝導性の高い金属層143b,143d,143fが回路基板143の板面方向全面に亘って設けられていると、接着剤16を熱硬化させるためにレーザ光によって与えられた熱の一部は、その金属層143b,143d,143fに奪われる可能性がある。これに対して、本実施形態では、接着剤16と前記方向に重なる位置には金属層143b,143d,143fの欠落部Kが配設されるため、接着剤16に与えられた熱が金属層143b,143d,143fに奪われるのを抑制することができる。従って、本実施形態のカメラ装置11は、熱硬化性の接着剤16を効率的に加熱して迅速に硬化させることができるので、製造が容易である。なお、このような効果は、接着剤16をレーザ光によって硬化させる場合に限らず、例えば熱風(例えばブロア)によって硬化させる場合などにも生じる。
(1a)回路基板143は、接着剤16によってホルダ142と回路基板143とが接着された箇所と前記厚さ方向に重なる位置に、金属層143b,143d,143fが欠落した欠落部Kを有する。すなわち、回路基板143は、当該回路基板143を前記厚さ方向に沿って見た場合に、前記接着された箇所と重なって見える位置に、前記欠落部Kを有する。前記仮に、熱伝導性の高い金属層143b,143d,143fが回路基板143の板面方向全面に亘って設けられていると、接着剤16を熱硬化させるためにレーザ光によって与えられた熱の一部は、その金属層143b,143d,143fに奪われる可能性がある。これに対して、本実施形態では、接着剤16と前記方向に重なる位置には金属層143b,143d,143fの欠落部Kが配設されるため、接着剤16に与えられた熱が金属層143b,143d,143fに奪われるのを抑制することができる。従って、本実施形態のカメラ装置11は、熱硬化性の接着剤16を効率的に加熱して迅速に硬化させることができるので、製造が容易である。なお、このような効果は、接着剤16をレーザ光によって硬化させる場合に限らず、例えば熱風(例えばブロア)によって硬化させる場合などにも生じる。
(1b)なお、回路基板143に用いられる金属層143b,143d,143fとしては、種々の金属が使用可能であるが、銅は熱伝導性が高いことでも知られている。本実施形態では、回路基板143には銅箔を用いて構成された金属層143b,143d,143fが使用されているので、金属層143b,143d,143fに熱が奪われるのを欠落部Kによって抑制する効果が一層顕著になる。
(1c)アクリル系の接着剤は、エポキシ系の接着剤16に比べて硬化反応が早いことが知られているが、アクリル系の接着剤は、硬化時の変形量が大きい。また、アクリル系の接着剤は、本硬化を行った後の硬化強度が、エポキシ系の接着剤16に比べて低い。これに対して、本実施形態では、硬化時の変形量がアクリル系に比べて小さく、かつ、本硬化後の強度がアクリル系に比べて高いエポキシ系の接着剤16が使用されている。このため、レンズ141と撮像素子144との位置関係を、6軸調整された状態に良好に維持することができる。
[2.第2実施形態]
[2−1.第1実施形態との相違点]
図5に示す第2実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点を中心に説明する。
[2−1.第1実施形態との相違点]
図5に示す第2実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点を中心に説明する。
前述した第1実施形態では、回路基板143における全ての金属層143b,143d,143fが欠落部Kを有する。これに対し、第2実施形態では、回路基板143において接着剤16から最も離れた金属層143fは欠落部Kを有さず、金属層143fに比べて接着剤16に近い側の金属層143b,143dのみが欠落部Kを有する点で、第1実施形態と相違する。すなわち、金属層143fは回路基板143の板面方向全面に亘って設けられている。
[2−2.効果]
接着剤16に与えられた熱を金属層143b,143d,143fが奪う可能性は、接着剤16に近い層であればあるほど大きくなる。従って、このように、接着剤16から最も離れた金属層143fが欠落部Kを有さなくても、第1実施形態と同様の効果が生じる場合がある。
接着剤16に与えられた熱を金属層143b,143d,143fが奪う可能性は、接着剤16に近い層であればあるほど大きくなる。従って、このように、接着剤16から最も離れた金属層143fが欠落部Kを有さなくても、第1実施形態と同様の効果が生じる場合がある。
[3.第3実施形態]
[3−1.第1実施形態との相違点]
図6に示す第3実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点を中心に説明する。
[3−1.第1実施形態との相違点]
図6に示す第3実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点を中心に説明する。
前述した第1実施形態では、回路基板143における全ての金属層143b,143d,143fが欠落部Kを有する。これに対し、第3実施形態では、回路基板143において接着剤16に最も近い金属層143bのみが欠落部Kを有し、金属層143bに比べて接着剤16から離れた側の金属層143d,143fは欠落部Kを有していない点で、第1実施形態と相違する。すなわち、金属層143d,143fは回路基板143の板面方向全面に亘って設けられている。
[3−2.効果]
接着剤16に与えられた熱を金属層143b,143d,143fが奪う可能性は、接着剤16に近い層であればあるほど大きくなる。従って、このように、接着剤16に最も近い金属層143bのみが欠落部Kを有しても、第1実施形態と同様の効果が生じる場合がある。但し、接着剤16を効率的に加熱して迅速に硬化させる効果は、第1実施形態が最も高く、続いて第2実施形態,第3実施形態の順に低くなる。
接着剤16に与えられた熱を金属層143b,143d,143fが奪う可能性は、接着剤16に近い層であればあるほど大きくなる。従って、このように、接着剤16に最も近い金属層143bのみが欠落部Kを有しても、第1実施形態と同様の効果が生じる場合がある。但し、接着剤16を効率的に加熱して迅速に硬化させる効果は、第1実施形態が最も高く、続いて第2実施形態,第3実施形態の順に低くなる。
[4.第4実施形態]
[4−1.第1実施形態との相違点]
図7に示す第4実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点を中心に説明する。
[4−1.第1実施形態との相違点]
図7に示す第4実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点を中心に説明する。
前述した第1実施形態では、回路基板143における全ての金属層143b,143d,143fが欠落部Kを有する。これに対し、第4実施形態では、回路基板143においていずれの金属層143b,143d,143fも欠落部Kを有していない。すなわち、金属層143b,143d,143fは回路基板143の板面方向全面に亘って設けられている。但し、この第4実施形態では、熱硬化性の接着剤16の代わりに、透明な光硬化性の接着剤216が使用されている。なお、接着剤216は、エポキシ系の紫外線硬化性接着剤である。また、接着剤216は、一般的に添加される着色剤の添加を省略することにより、透明に構成されている。第4実施形態のカメラ装置11は、以上の点で第1実施形態と相違する。
この第4実施形態では、前述のようにレンズ141と撮像素子144との位置関係が6軸調整された後、図7に矢印Bで示すように、回路基板143の外側から当該回路基板143の板面(すなわち前面)に沿って紫外線が照射されて接着剤216が光硬化される。なお、この光硬化は、接着剤216を完全に硬化させるものではなく、仮硬化と呼ばれる工程である。これにより、ホルダ142と回路基板143との位置関係、すなわち、レンズ141と撮像素子144との位置関係が、前記6軸に対して仮に固定される。
[4−2.効果]
(4a)従来、このようにホルダ142と回路基板143とを仮に固定するための紫外線硬化性接着剤としては、カーボンブラック等により黒に着色されたものが使われていた。これに対して、本実施形態では、接着剤216は、透明な紫外線硬化性接着剤である。このため、接着剤216に向けて照射された紫外線は、接着剤216が黒などに着色されている場合に比べて当該接着剤216の全体に良好に到達し、その接着剤216を迅速に硬化させることができる。従って、本実施形態のカメラ装置11は製造が容易である。なお、このように接着剤216として透明のものを使用する効果は、接着剤216が紫外線以外の光(例えば可視光)に反応して硬化するものであっても、同様に生じる。
(4a)従来、このようにホルダ142と回路基板143とを仮に固定するための紫外線硬化性接着剤としては、カーボンブラック等により黒に着色されたものが使われていた。これに対して、本実施形態では、接着剤216は、透明な紫外線硬化性接着剤である。このため、接着剤216に向けて照射された紫外線は、接着剤216が黒などに着色されている場合に比べて当該接着剤216の全体に良好に到達し、その接着剤216を迅速に硬化させることができる。従って、本実施形態のカメラ装置11は製造が容易である。なお、このように接着剤216として透明のものを使用する効果は、接着剤216が紫外線以外の光(例えば可視光)に反応して硬化するものであっても、同様に生じる。
(4b)また、従来は、接着剤216として黒などに着色されたものを使用することで、ホルダ脚部142cに外光が入射するのが抑制されていたが、本実施形態では、前述のようにケース13の内部には殆ど外光が入射しない構造となっている。すなわち、ケース13は、撮像素子144及び回路基板143及び接着剤16を覆って、撮像素子144にレンズ141を介さずに光が入射するのを抑制する。従って、接着剤216として透明なものが使用されても、撮像素子144によって撮像された画像に外光の影響が及ぶのを良好に抑制することができる。
(4c)なお、アクリル系の接着剤は、エポキシ系の接着剤216に比べて硬化反応が早いことが知られているが、アクリル系の接着剤は、硬化時の変形量が大きい。また、アクリル系の接着剤は、仮硬化後にカメラモジュール14を恒温槽に保持するなどして本硬化を行った後の硬化強度が、エポキシ系の接着剤216に比べて低い。これに対して、本実施形態では、硬化時の変形量がアクリル系に比べて小さく、かつ、本硬化後の強度がアクリル系に比べて高いエポキシ系の接着剤216が使用されている。このため、レンズ141と撮像素子144との位置関係を、6軸調整された状態に良好に維持することができる。
なお、本実施形態において、透明であるとは、光の透過率が100%である完全な透明である必要はなく、従来使用されていた接着剤に対して光の透過性が有意に高ければよい。例えば、硬化後の接着剤が、波長200〜400nmの電磁波(すなわち光)に対して、50%以上の透過性の透過性を有していればよい。なお、硬化後の接着剤は、より好ましくは200〜400nmの電磁波に対して90%以上の透過性を有しているとよい。
[5.他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得る。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得る。
(5a)前記各実施形態では、エポキシ系の接着剤16又は216が使用されたが、これに限定されるものではない。例えば、アクリル系の接着剤が使用されてもよく、その他の接着剤が使用されてもよい。また、熱硬化性と光硬化性との両方を備えた接着剤が使用されてもよい。このようないわゆるハイブリッド型の接着剤は、本願における熱硬化性接着剤にも光硬化性接着剤にも含まれる。
(5b)また、前記各実施形態では、レンズ141と撮像素子144との位置関係が6軸調整されたが、これに限定されるものではない。例えば、レンズ141と撮像素子144との位置関係は4軸調整されてもよい。また、前記各実施形態では、光学部品としてレンズ141を使用したが、これに限定されるものではない。光学部品としては、例えばフィルタなど、光を透過又は反射して撮像素子に光を導き、かつ、光の屈折,反射,選択的透過性,旋光性等の光学的性質を利用したものであれば種々のものが使用できる。光学部品の種類によっては、より簡単な位置調整で済む場合もある。
(5c)前記第1〜第3実施形態では、少なくとも金属層143bが、接着剤16によってホルダ142と回路基板143とが接着された箇所(以下、接着箇所という)と前記厚さ方向に重なる位置の全体に欠落部Kを有するが、これに限定されるものではない。欠落部は、接着箇所と前記厚さ方向に重なる位置に部分的に形成されてもよい。例えば、銅箔を用いて構成された金属層143bは、接着箇所と前記厚さ方向に重なる位置に、一定間隔で穴が打ち抜かれ、その穴の部分に欠落部を有してもよい。
(5d)また、第4実施形態における接着剤216も同様で、接着箇所の全体に対して透明な接着剤216が使用される必要はなく、接着箇所の一部に対しては有色の接着剤が使用されてもよい。
(5e)また、前記第1〜第3実施形態では、少なくとも金属層143bは欠落部Kを有したが、これに限定されるものではない。例えば、接着箇所から最も離れた金属層143fのみが欠落部を有してもよい。その場合も、接着剤16に与えられた熱を金属層143fが奪うのを抑制することができるので、接着剤16を迅速に硬化させる効果がある程度生じる場合がある。
(5f)前記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合させたりしてもよい。また、前記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、前記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の前記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言のみによって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
11…カメラ装置 13…ケース
13c…起立平面部 13e…露出孔
14…カメラモジュール 16,216…接着剤
141…レンズ 142…ホルダ
143…回路基板 143a,143g…ソルダレジスト
143b,143d,143f…金属層 143c,143e…樹脂層
144…撮像素子 K…欠落部
13c…起立平面部 13e…露出孔
14…カメラモジュール 16,216…接着剤
141…レンズ 142…ホルダ
143…回路基板 143a,143g…ソルダレジスト
143b,143d,143f…金属層 143c,143e…樹脂層
144…撮像素子 K…欠落部
Claims (8)
- 樹脂層(143c,143e)と金属層(143b,143d,143f)とが厚さ方向に積層された構造を少なくとも一部に有する回路基板(143)と、
前記回路基板に設けられた撮像素子(144)と、
前記撮像素子に光を導く光学部品(141)と、
前記光学部品を保持するホルダ(142)と、
前記ホルダと前記回路基板とを接着する熱硬化性接着剤(16)と、
を備え、
前記回路基板は、前記熱硬化性接着剤によって前記ホルダと前記回路基板とが接着された箇所と前記厚さ方向に重なる位置に、前記金属層が欠落した欠落部(K)を有する、カメラ装置。 - 前記回路基板は、複数の前記金属層が前記樹脂層を挟んで前記厚さ方向に積層された構造を少なくとも一部に有し、
前記欠落部は、前記複数の金属層のうち、前記熱硬化性接着剤によって前記ホルダと接着される側に最も近い前記金属層が欠落した部分である、請求項1に記載のカメラ装置。 - 前記回路基板は、複数の前記金属層が前記樹脂層を挟んで前記厚さ方向に積層された構造を少なくとも一部に有し、
前記欠落部は、前記複数の金属層の全てが、前記箇所と前記厚さ方向に重なる位置で欠落した部分である、請求項1に記載のカメラ装置。 - 前記金属層は銅箔を用いて構成された、請求項1〜3のいずれか1項に記載のカメラ装置。
- 前記熱硬化性接着剤は、エポキシ系の接着剤である、請求項1〜4のいずれか1項に記載のカメラ装置。
- 回路基板(143)と、
前記回路基板に設けられた撮像素子(144)と、
前記撮像素子に光を導く光学部品(141)と、
前記光学部品を保持するホルダ(142)と、
前記ホルダと前記回路基板とを接着する透明な光硬化性接着剤(216)と、
を備えたカメラ装置。 - 前記撮像素子及び前記回路基板及び前記接着剤を覆って、前記撮像素子に前記光学部品を介さずに光が入射するのを抑制するケースを、
更に備えた請求項6に記載のカメラ装置。 - 前記光硬化性接着剤は、エポキシ系の接着剤である、請求項6又は7に記載のカメラ装置。
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