JP2017156444A - 波長選択スイッチ、及び光ノード装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】より少ない数のWSSを使用してWSDM光ノード装置を実現する。
【解決手段】波長選択スイッチにおいて、位置角度変換部と、ポート選択レンズと、スイッチ素子とを備え、前記位置角度変換部は、SDMファイバ毎に、SDMファイバのコア数分の入出力ポートを有する変換部位を備え、前記変換部位は、前記SDMファイバの各コアに対応する位置に各入出力ポートを備え、入出力ポートの位置に対応した角度で、入出力ポートに入力された光信号を出力する手段を備え、前記スイッチ素子における光信号を反射する面は、前記SDMファイバのコア毎に分割された分割領域を有し、入力SDMファイバに対応する変換部位のある入出力ポートに入力された光信号は、当該入出力ポートの位置に対応付けられたコアに対応する分割領域に集光され、分割領域から反射された光信号は、当該光信号が出力されるSDMファイバに対応する変換部位に到達する。
【選択図】図10

Description

本発明は、光信号の波長情報と空間情報に応じて経路を制御する波長多重・空間多重光ネットワークを構成する光ノード装置を実現するための技術に関連するものである。
一般に伝送路は、伝送帯域と信号対雑音比のいずれか、あるいは両方を増加させることで、その伝送容量を増加させることが可能である。現在、長距離光ファイバネットワークで広く用いられている光ファイバは、1本の光ファイバ中に1本の単一モードコアが形成されている。これを単一モードファイバ(SMF: Single Mode Fiber)と呼び、その断面を図1(a)に示す。SMFを伝送路に用いた場合、信号対雑音比を増加するために送信光パワーを一定以上増加させると、光ファイバのコア中の非線形光学効果による波形歪が顕著となる。このため、送信光パワーには上限があり、従って、1本のSMFの容量には物理的な限界があり、長距離伝送用途では、総容量1Pb/s程度が上限だと考えられている。一方、最新の長距離光ファイバ通信システムの総容量は、すでに100Tb/sに達し、インターネットトラフィックの増加傾向を勘案すると、現状の単一モードファイバに変わる新しい光ファイバ技術が必要との共通認識が醸成されている(非特許文献1)。
新しい光ファイバとして、複数のSMFを束ねて用いる光ファイバ束(FB: Fiber Bundle)、一本の光ファイバにコア間結合のない(実用上、無視できる程度にコア間結合が小さい)複数の単一モードコアを配置した非結合マルチコアファイバ(UC-MCF: Uncoupled Multi Core Fiber)(図1の(b))、一本のコアで数個の伝搬モードを伝搬可能とするフューモードファイバ(FMF: Few Mode Fiber)(図1の(c))、複数の近接配置した単一モードコアにより複数のスーパーモードを伝搬可能とする結合コアファイバ(CCF: Coupled Core Fiber)(図1の(d))、及びそれらを組み合わせた構造(図1の(e)、(f))が提案されている。これらの光ファイバは、空間軸方向に情報を多重することから、空間分割多重(SDM: Spatial Division Multiplexing)ファイバと総称される。SDMファイバでは、波長数と伝搬モード数の積で表される数の光チャネルを伝送することができる。
SDMファイバは伝搬する空間モード間の結合の有無により、非結合タイプと結合タイプの2つに分類される。伝搬モード間に結合があると、伝搬モードは異なるが同一波長である光チャネル間にクロストークが発生するが、この場合、混合した複数の同一波長光チャネルは、MIMO (Multiple-Input Multiple-Output) 処理により分離される。FBならびにUC−MCFは非結合型、FMFならびにCC−MCFは、結合型に分類される。今後は、従来の波長軸に加えて空間軸の多重化を組み合わせて用いる、波長多重・空間多重(WSDM)光ネットワークが重要な役割を担うと期待されている。
このようなWSDM光ネットワークの光ノード装置では、光ノード装置に接続された光リンクを空間多重かつ波長多重されて伝搬した複数の光チャネルを一旦分離し、最終目的地に応じて経路振り分けして適切な光リンクに多重化する、波長軸と空間軸における多重・分離・経路振り分け機能を提供する必要がある。このような機能を有する装置を波長多重・空間多重ノード装置(WSDM光ノード装置)と呼ぶ。現状の波長多重光ネットワークの光ノード装置では、波長選択スイッチ(WSS: Wavelength Selective Switch)がその構成要素として広く用いられている。従って、WSDM光ネットワークにおいても、WSSをベースとし、これを空間軸に拡張した空間多重用波長選択スイッチ(SDM−WSS)がキーデバイスとなると考えられる。
参考として、図2に、従来の単一モードファイバ用のWSSを備えた光ノード装置の構成例を示す。なお、図2及び以降の構成図において、図の左側を入力側とし、右側を出力側とする。また、入力される光信号は波長多重された信号である。図2の場合、ファイバ数(N)が3、モード数(m)が1であり、入力側と出力側のそれぞれで、ファイバ数分の1入力N出力のWSSが備えられる。
次に、従来の単一モードWSSを用いる場合の、非結合型SDMファイバに対するWSDM光ノード構成について説明する。非結合型SDMファイバを、従来の単一モードファイバが並列に並べられたものと考えれば、従来の単一モードファイバに用いられるRoute and Select構造のSDMファイバ用に拡張したWDM−SDM光ノード装置構成として、図3に示す構成が考えられる。この構成は、NをSDMファイバ数(FBについては、ファイバ束を1本と数える)、1本のSDMファイバが伝搬する空間モード数(単一モードコア数)をmとすると、1入力Nm出力の単一モードWSSが2Nm個必要になる。
図3に示す構成は、N=3、m=4の場合の構成を示しており、入力側と出力側のそれぞれでNm=12個の1入力Nm(12)出力の単一モードWSSが必要になること示されている。この構成においては、任意の入力SDMファイバ中の任意の空間モードの任意の波長は、任意の出力SDMファイバ中の任意の空間モードに接続することができる。
図4は、1入力N出力のWSSを使用する構成(N=3、m=4の場合の例)であり、例えば、SDMファイバの空間モードに番号を振るとすると、任意の入力SDMファイバ中の任意の空間モードの任意の波長は、任意の出力SDMファイバ中の同一番号の空間モードに接続することができる。この場合、異なる空間モードへの接続は不可能となるが、1本のSDMファイバを伝搬する各空間モードは、すべて同じ隣接光ノードに接続されることを考えると、実用上、問題ないと考えることができる。1入力N出力のWSSの必要数は2Nm個で変わらず、図2に示す従来の単一モード光ファイバ用の光ノードに必要なWSSの数2Nのm倍のWSSが必要になる。
次に結合型SDMファイバに対するWSDM光ノード構成について説明する。結合型SDMファイバでは、入力端においてある空間モードで送信された光チャネルのエネルギーの一部が別の空間モードに移行するため、出力端では個々の空間モードの光信号は複数の光チャネルの成分の混合となる。前述のように混合した光チャネルは、最終的に受信端においてMIMO処理により分離される。一般に、結合型SDMファイバにおける空間モードのパワー分布はモード毎に異なるので、空間モードに依らず、均一の波長透過特性を得るためには、SDMファイバ伝搬する光信号を空間モード数mだけ空間的にサンプリングし、サンプリングした光信号をm本の単一モードファイバに入力する。結合型SDMファイバは受信端でMIMO処理を行う必要上、同じSDMファイバ内のある波長のすべての空間モードは、同一送信端から同一受信端まで転送される。このため、SDMファイバ内のある波長についてはすべての空間モードを単一の光スイッチ素子で切り替えることが可能であれば、光スイッチ素子のコストを複数の光チャネルで分担できるので、光チャネル当たりのスイッチングコストを低減することが可能である。
そのような構成として、図5と図6の構成のWSSが提案されている(非特許文献2,3)。
図5に示す構成では、ポート総数が(N+1)mのWSSにおいて、m本のポートを入力ポートに、残りのNm本のポートを出力ポートとして用いて、m入力Nm出力のWSSとして用いる。
前述の空間的にサンプリングされた光信号を入力したm本の単一モードファイバをm入力Nm出力WSSに入力し、単一のスイッチング素子の角度を調整することで、同一SDMファイバ中のすべての光チャネルを一括して、目的の出力SDMファイバへ接続することができる。このような技術は波長結合スイッチング (Wavelength Joint switching) と呼ばれる。
図5は、m=3、N=2の場合を示しており、3本の単一モードファイバにより各モード(1〜3)の光信号が入力され、例として、OUT1の出力ポートに出力されている。図6は、入力単一モードファイバをシャッフルして接続する構成であり、これにより、スイッチング素子に必要な角度変化を低減することができる。
図7は、m入力Nm出力WSSを用いたWSDM光ノード装置の構成である。この構成は、図5、図6に示した波長結合スイッチングを行うWSSを使用した構成である。なお、図7の10で示すデバイスは、マルチモードの光信号を、空間モード数分の単一モードに変換するMM−SM変換部(converter)である。
本構成を用いれば、WSSの数を2N個に削減可能である。ただし、必要な総ポート数は(N+1)mに増加する。なお、多ポートの波長結合スイッチングを実現するWSS構成としては、従来、1次元に配置されていた入力ポートを2次元配置する構成が提案されている(非特許文献4)。
また、図8に示すように、結合するグループ毎に波長結合スイッチングを行う構成も可能である。
現状の大規模WDM光ネットワークにおいては、光ファイバの損失を一定距離ごとに設置する光アンプにより補償する。光アンプの増幅率には各波長依存性があり、各光チャネルに対する光アンプの増幅率を完全に均一にすることは難しく光チャネルのパワー偏差は光アンプを経由するごとに累積する。このためパワー偏差は、WDM光ノード装置を構成するWSSにより均一になるように調整している。WSDM光ネットワークにおいては、各空間モードの光チャネルの伝送損失を光アンプにより補償することになるが、増幅率の波長依存性と同様に、各空間モードに対する増幅率を完全に均一にすることは困難と考えられる。また、コネクタやスプライシング、その他の光デバイスの損失の空間モード依存性も影響すると考えられる。
図5、図6に示した構成は、m本の単一モードファイバから入力した全ての光信号を一つの光スイッチング素子の角度を調整して接続先を切り替えているので、角度調整によって出力光ポートへの結合率を同時に調整することできても、各光信号に対して個別に結合率を調整し、出力光パワーを均一化することはできない。しかし、結合型SDMファイバにおいては、ファイバ伝搬に伴い空間モード間で強い結合があるため、各光チャネルは複数の空間モードに分散して伝搬する。このため、空間モード依存損失は大幅に少なくなり、空間モード毎のパワー調整は不要である。一方、非結合型SDMファイバにおいては、このような空間モード間の結合はなく、光チャネル間の光パワーの偏差は累積するので、例え、ある入力光ファイバ中の全ての光チャネルを同一出力光ファイバへ接続する場合であっても、パワー偏差調整用が必要なことから、波長結合スイッチングを用いることはできない。
前述したように、m個の空間モードを提供するN対の非結合型SDMファイバに対してRoute and Select構成でWSDM光ノード装置を構築する場合(例:図4)、従来型の1入力N出力の単一モードWSSは2Nm個必要である。このWSDM光ノード装置は、ファイバ当たりm個の空間モードの経路設定が可能であるが、必要なWSSの個数は従来のWDM用光ノードの2N個(例:図2)に対して、m倍の2Nm個になる。空間モード当たりに必要なWSSの個数は2Nであり、ビット当たりの転送コストは低減しないという課題がある。空間モード間に結合がないため、波長結合スイッチングを採用することはできない。
一方、結合型のSDMファイバに対しては、波長結合スイッチングの技術により、m入力Nm出力WSSを用いてWSDM光ノードを構築すれば、WSSの数を2N個に削減可能である(例:図7)。しかし、1本のファイバで伝搬可能な空間モード数をさらに増やすために提案されている、結合型と非結合型を組み合わせた構成のSDMファイバに対しては、波長結合スイッチングWSSの個数は増加してしまうという課題がある(例:図8)。そのようなSDMファイバには、複数空間モードが伝搬する複数モードコアをパワー結合がないように複数配置したFM-MCF (Few Mode Multi-Core Fiber) (非特許文献5)(図1(e))と、隣接配置した結合した複数の単一モードコアグループをパワー結合がないように配置したGCC-MCF (Grouped Coupled Core Multi-Core Fiber) (非特許文献6)(図1(f))がある。この場合、複数モードコア数あるいは結合単一コアグループ数の数だけ、WSSの数が増加してしまう。
本発明は、上記の点に鑑みなされたものであり、より少ない数のWSSを使用してWSDM光ノード装置を実現する技術を提供することを目的とする。
本発明によれば、WSDM光ネットワークを構成する光ノード装置における波長選択スイッチであって、
位置角度変換部と、ポート選択レンズと、スイッチ素子とを含み、
前記位置角度変換部は、前記波長選択スイッチに接続されるSDMファイバ毎に、当該SDMファイバのコア数分の入出力ポートを有する変換部位を備え、
前記変換部位は、前記SDMファイバの各コアに対応する位置に各入出力ポートを備えるとともに、入出力ポートの位置に対応した角度で、当該入出力ポートに入力された光信号を前記ポート選択レンズ側に出力する手段を備え、
前記スイッチ素子における光信号を反射する面は、前記SDMファイバのコア毎に分割された分割領域を有し、
入力SDMファイバに対応する変換部位のある入出力ポートに入力された光信号は、当該入出力ポートの位置に対応付けられたコアに対応する分割領域に集光され、当該分割領域から反射された光信号は、当該光信号が出力されるSDMファイバに対応する変換部位に到達するように構成される
ことを特徴とする波長選択スイッチが提供される。
本発明によれば、より少ない数のWSSを使用してWSDM光ノード装置を実現する技術を提供することが可能となる。
光ファイバの例を示す図である。 従来の光ノード装置の構成例を示す図である。 WDM‐SDM光ノード装置の構成例を示す図である。 WDM‐SDM光ノード装置の構成例を示す図である。 WSSの構成を説明するための図である。 WSSの構成を説明するための図である。 WDM‐SDM光ノード装置の構成例を示す図である。 WDM‐SDM光ノード装置の構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における光ノード装置の構成図である。 実施例1のWSSの構成図である。 波長面とスイッチ面を含む既存のWSSの構成図である。 LCOSを説明するための図である。 実施例1のWSSの構成図である。 位置角度変換部の構成例1を示す図である。 位置角度変換部の構成例2を示す図である。 実施例2のWSSの構成図である。 実施例2のWSSの構成図である。 実施例2のWSSの構成を説明するための図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。
(光ノード装置の構成)
図9は、本発明の実施の形態における光ノード装置100の構成図である。光ノード装置100は、波長多重・空間多重(WSDM)光ネットワークを構成する光ノード装置であり、WSDM光ノード装置、WDM−SDM光ノード装置等と称してもよい。当該光ノード装置が複数、光ファイバで接続されることで、波長多重・空間多重(WSDM)光ネットワークを実現できる。
図9に示すように、光ノード装置100は、入力側と出力側のそれぞれに、接続されるSDMファイバ数分のWSS(波長選択スイッチ)が備えられる。例えば、入力SDMファイバ数、出力SDMファイバ数がそれぞれ4であるとすると、4つのWSSが入力側に備えられ、4つのWSSが出力側に備えられる。また、この場合、入力側の各WSSは、4つの出力ポートを有し、各出力ポートは、出力側の1つのWSSとファイバ等で接続される。
図9に示すように、WSS101の各出力ポートは、1つの出力側のWSSに接続される。つまり、WSS101は、WSS105〜108と接続される。図示を省略しているが、WSS102、103、104についても同様である。
なお、図9の構成において、入力側のWSS101〜104は、SDMファイバからの光信号パワーを出力側WSSの数N(この場合はN=4)に分割する1対N光スプリッタに置き換えてもよい。同様に、図9の構成において、出力側WSS105〜108は、N本のSDMファイバを1本のSDMファイバにパワー結合するN対1光カップラに置き換えてもよい。
光ノード装置100に用いられるSDMファイバの種類には限定はなく、図1に示したいずれのSDMファイバでも使用することができる。
以下では、WSSの詳細構成について、実施例1、実施例2として説明する。
(実施例1)
図10は、本実施の形態における光ノード装置100を構成する実施例1のWSSの構成図である。なお、以下では、入力側のWSSについて説明するが、出力側のWSSも同じ構成で実現できる。出力側のWSSに関しては、以下で説明する光信号の接続動作を逆向きにしたものに相当する。
ここで、WSSは、回折格子によって波長分離される波長面と、ポートが配列するスイッチ面からなるが、本実施の形態におけるWSSは、スイッチ面に特徴があり、波長面については既存技術を使用することができるため、WSSの構成図としてスイッチ面の構成図を示している。参考として、既存のWSSにおける波長面とスイッチ面の両方を示した構成を図11に示す(非特許文献7)。本実施の形態におけるWSSは、波長面の構成として、例えば、図11に示す構成をとることができる。
図10に示す実施例1のWSSは、非結合型マルチコアファイバ(UC−MCF)用のWSSである。実施例1では、当該非結合型マルチコアファイバ(以下、ファイバと称する)は、コア数が4であり、各コアは単一空間モードで光信号を伝搬する。以下、「空間モード」を「モード」と称する。
図10に示すように、WSSの入力側に接続されるファイバがファイバCOMとして示され、WSSの出力側に接続される4つのファイバが、ファイバA、ファイバB、ファイバC、ファイバDとして示されている。
当該WSSは、接続部50、位置‐角度変換部20、ポート選択レンズ30、LCOS40を有する。
接続部50は、各ファイバの各コアを単一モードファイバに接続するデバイスである。各コアに対応する単一モードファイバは、位置‐角度変換部20に接続される。当該デバイスにより、ファイバCOMの各コアから出力される光信号は、対応する単一モードファイバにより、位置‐角度変換部20に入力される。位置‐角度変換部20からファイバ側に出力される光信号は、ファイバA〜Dの各コアに対応する単一モードファイバにより、ファイバA〜Dの各コアに入力される。
図10に示す例では、位置‐角度変換部20は光導波路(PLC:planar lightwave circuit)により集積化されたデバイスである。より詳細には、位置‐角度変換部20は、各ファイバに対応する部位を有する。図10の例では、ファイバCOM、A〜Dに対応する位置‐角度変換部20における部位にそれぞれCOM、A〜Dの文字が記載されている。以下、例えば、ファイバCOMに対応する位置‐角度変換部20の部位に言及する場合には、位置‐角度変換部20COM(あるいは、単に20COM)のように記述する場合がある。ファイバA〜Dについても同様である。
位置‐角度変換部20COMは、ファイバCOMのコア毎に位置の異なる入力ポートを備え、各コアに対応する単一モードファイバから入力された光信号を、当該入力ポートの位置に対応する角度(方向)でLCOS側に出力するように構成されている。
上記の「位置」は、図10の上下方向の一次元的な位置である。図10の例では、ファイバCOMのコア数(4)に対応する4つの入力ポートが並んでいる。例えば、最も上にあるポートから下に向けて、入力ポート1、入力ポート2、入力ポート3、入力ポート4のように番号付けすると、入力ポート1に入力された光信号(aで示される光信号)は、20COMにおける入力ポート1の位置に対応する角度で出力され、入力ポート2に入力された光信号(bで示される光信号)は、入力ポート2の位置に対応する角度で出力される。入力ポート3、入力ポート4についても同様である。
位置‐角度変換部20A〜Dについても、入力/出力が逆になるだけで、位置‐角度変換部20COMと同様の機能を有する。
上記の「角度」に関しては、例えば、20COMの入力ポート1に入力される、aで示される光信号は、ポート選択レンズ30により、LCOS40のaで示す部分に集光されるように、出力される角度が設定されている。b、c、dで示される光信号についても同様である。
また、例えば、位置‐角度変換部20Aに関して、LCOS40のaの部分から反射された光信号が、ポート選択レンズ30を介して位置‐角度変換部20Aに入力された場合、当該入力の角度に対応する出力ポートから光信号が出力され、出力ポートに接続されている単一モードファイバを経由して対応するコア(ファイバAのコアa)に光信号が入力される。LCOS40b、c、dの部分から反射された光についても同様である。位置‐角度変換部20B、C、Dに関しても同様である。
ポート選択レンズは、位置‐角度変換部20から出力された光信号をLCOS40上に集光するデバイスである。
LCOS(Liquid CrystalOn Silicon: 駆動IC集積型液晶素子)40は、非常に多数の微細ピクセルを持つ光位相変調器であり、2次元のデバイスである。位相変調により、LCOS40からの反射光を傾けることができる。本実施の形態におけるLCOS40は、図10の紙面の上下方向(位置‐角度変換部20におけるポートが並ぶ方向)に領域を分割している。
図12に、光が入射される方向から見た場合のLCOSの領域の分割イメージを示す。また、図12では、便宜上、図11で示した構成に対応したx軸、y軸が示されている。つまり、y軸方向は、波長により位置が変化する方向であり、x軸方向は、位置‐角度変換部20におけるポートに応じて位置が変化する方向である。
実施例1では、LCOS40の各領域が各コアに対応している。また、各コアは単一モードであり、各ファイバのモード数は、各ファイバのコア数になる。例えば、図10の例において、各ファイバにおけるコアをコア1、コア2、コア3、コア4とし、それぞれに対応するモードをモード1、モード2、モード3、モード4とすると、LCOS40における領域aは、コア1に対応するとともにモード1に対応し、領域bは、コア2に対応するとともにモード2に対応する。領域c、dについても同様である。
前述したように、位置‐角度変換部20COMにおける入力ポート1に入力され、位置‐角度変換部20COMから出力された光信号aは、ポート選択レンズ30を介してLCOS40の領域aに集光される。そして、例えば、光信号aが、ファイバBに接続されるように方路選択がなされているとすると、LCOS40の領域aから反射された光信号aが位置‐角度変換部20Bに入力されるように、LCOS40の領域aにおける反射角度が設定され、LCOS40の領域aから反射された光信号aが位置‐角度変換部20Bに入力される。ファイバA、C,Dに接続したい場合でも同様に、領域aにおける反射角度を設定すればよい。また、上記の動作は、領域b、c、dに関しても同様である。
図13は、実施例1のWSSの動作をより分かり易く示すために、図10における光信号aに関わる経路のみを示した図である。図13に示すように、位置‐角度変換部20COMの入力ポート1(最も上にあるポート)に入力された光信号aは、LCOS40の領域aに集光され、方路選択の設定に応じて、ファイバA〜Dのいずれかのファイバにおける、光信号aのモードに対応するコアに接続される。
図14、図15は、位置‐角度変換部20の例を示す図である。図14は、前述したように、位置‐角度変換部20を光導波路(PCL)で実現する例を示す。
位置‐角度変換部20は、光導波路以外のデバイスでも実現でき、その例を図15に示している。図15に示すように、位置‐角度変換部20は、光ファイバと凸レンズからなる空間光学系により実現することも可能である。
(実施例2)
図16は、本実施の形態における光ノード装置100を構成する実施例2のWSSの構成図である。なお、以下では、入力側のWSSについて説明するが、出力側のWSSも同じ構成で実現できる。出力側のWSSに関しては、以下で説明する光信号の接続動作を逆向きにしたものに相当する。実施例1と同様に、図16は、WSSにおけるスイッチ面のみを示している。波長面については、実施例1と同様に図11における波長面の構成と同様の構成とすることができる。実施例2におけるWSSの基本的な構成は、実施例1におけるWSSの構成と同様である。
図16に示す実施例2のWSSは、各コアが複数モードを伝搬する複数のコアを有するファイバに使用されるWSSである。このファイバは、CC−MCFであってもよいし、FM−MCFであってもよいし、GCC−MCFであってもよい。以下では、各ファイバが伝搬するモードの総数をmとし、各ファイバのコア数をnとする。図16に示す例では、各ファイバのコア数n=4であり、各ファイバが伝搬するモードの総数m=12であり、1つのコアが伝搬するモード数がm/n=3である。なお、実施例1は、実施例2におけるn=4、m=4(コア当たり1モード)のケースと考えることができる。
また、実施例1と同様に、WSSの入力側に接続されるファイバがファイバCOMとして示され、WSSの出力側に接続される4つのファイバが、ファイバA、ファイバB、ファイバC、ファイバDとして示されている。
図16に示すように、当該WSSは、接続部55、位置‐角度変換部25、ポート選択レンズ30、LCOS40を有する。
接続部55は、コア毎に備えられ、各ファイバの各コアを、コアのモード数分の単一モードファイバに接続するデバイスである。また、接続部55は、コアから出力される複数モードが混在する光信号を空間サンプリングして、モード数分の単一モードの光信号に振り分けて、モードに対応する単一モードファイバに入力する。逆方向においては、逆の処理がなされる。
図16の例では、接続部55は、各ファイバの各コアを、3本の単一モードファイバに接続する。各コアの各単一モードファイバは、位置‐角度変換部25の各ポートと接続される。基本的には、実施例1の場合と同様に、各コアの各単一モードファイバは、コアが属するファイバに対応する、位置‐角度変換部25における部位に接続される。ただし、本実施の形態は、当該部位は、更に各モードに対応する部位に分かれている。
例えば、図16のファイバCOMの上から2番目のコア(コアbと記述する)に対応する接続部55を接続部55bと表記し(図16では、該当する接続部55の中にbが記載されている)、当該コアを伝搬する3モードを、1番目をモード1b、2番目をモード2b、3番目をモード3bと表記すると(図16では、1、2、3で示されている)、接続部55bに接続される、モード1bに対応する単一モードファイバは、位置‐角度変換部25におけるファイバCOMの1番目のモードに対応する部位(COM1と表記されている部位)の2番目のポート(コアbに対応するポート)に接続される。
同様に、例えば、接続部55cに接続される、モード3cに対応する単一モードファイバは、位置‐角度変換部25における、ファイバCOMの3番目のモードに対応する部位(COM3と表記されている部位)の3番目のポート(コアcに対応するポート)に接続される。
他のファイバ/ポート/モードについても同様である。また、ファイバA〜Dについても同様の接続構成である。例えば、位置‐角度変換部25のA3(ファイバAの各コアの3番目のモードに対応)で示される部位の上から2番目のポートは、ファイバAの上から2番目の接続部55に接続される。
位置‐角度変換部25は、実施例1と同様に、光導波路(PLC:planar lightwave circuit)により集積化されたデバイスである。より詳細には、上述したように、位置‐角度変換部25は、各ファイバの各モードに対応する部位を有する。
図16において、ファイバCOM、A〜Dに対応する位置‐角度変換部25における部位にそれぞれCOM、A〜Dの文字が記載されており、更に、対応するモードの番号(各コア中の何番目のモードか、を表す番号)が記載されている。例えば、既に説明したように、位置‐角度変換部25のA3は、ファイバAの各コアの3番目のモードに対応する。
また、例えば、位置‐角度変換部25のCOM2は、ファイバCOMの各コアの2番目のモードの単一モードファイバに接続され、コア毎に位置の異なる入力ポートを備え、各コアに対応する単一モードファイバから入力された光信号を、当該入力ポートの位置に対応する角度(方向)で出力するように構成されている。実施例1と同様に、上記の「位置」は、図16の上下方向の一次元的な位置である。図16の例では、ファイバCOMのコア数(4)に対応する4つの入力ポートが並んでいる。
上記の「角度」に関して、例えば、COM2の入力ポート2に入力される光信号(ファイバCOMの接続部55b(コアb)から出力される2番目のモード)は、COM2から出力されると、ポート選択レンズ30により、LCOS40のbで示す部分(コアbに対応)に集光されるように、出力される角度が設定されている。他のファイバ/コア/モードについても同様である。
また、例えば、位置‐角度変換部25A2に関して、LCOS40のbの部分から反射された光信号が、ポート選択レンズ30を介して位置‐角度変換部20A2に入力された場合、当該入力の角度に対応する出力ポート(上から2番目のポート)から光信号が出力され、出力ポートに接続されている単一モードファイバを経由して対応するコア(ファイバAのコアb)に光信号が入力される。LCOS40のa、c、dの部分から反射された光についても同様である。位置‐角度変換部20B、C、Dに関しても同様である。
ポート選択レンズ30は、位置‐角度変換部20から出力された光信号をLCOS40上に集光するデバイスである。
実施例1と同様に、LCOS40は、図16の紙面の上下方向(位置‐角度変換部20におけるポートが並ぶ方向)に領域を分割している。光が入射される方向から見た場合のLCOSの領域の分割イメージは図12に示したとおりである。
実施例2でも、各領域が各コアに対応している。ただし、各コアは複数モードであり、各領域は、該当コアの複数モードの光信号を受信し、各モードの光信号を方路選択で選択したファイバにおける当該モードに対応する位置‐角度変換部25の部位へ反射する(ポート選択レンズ30を介して)。
例えば、LCOS40の領域bにおいて、コアbの3番目のモード(モード3b)の光信号を受信し、それをファイバAに接続する場合、領域bから反射された光信号は、位置‐角度変換部20のA3に入力され、当該入力の角度に対応するポートである、上から2番目のポートから出力され、ファイバAのコアbに入力される。
図16に示す構成により、図6を参照して説明したシャッフルが実現され、LCOS40の反射角度を小さくすることを可能としている。また、反射の際の角度をコア毎に調整することで、結合率を調整し、パワー調整を行うことを可能としている。
図17は、実施例2のWSSの動作をより分かり易く示すために、図16におけるファイバcomのコアb(接続部55bに接続されるコア)から出力される光信号に関わる光信号の経路のみを示した図である。図17に示すように、例えば、位置‐角度変換部25のCOM1の入力ポート2(上から2番目のポート)に入力されたモード2bの光信号は、LCOS40の領域bに集光され、方路選択の設定に応じて、ファイバA〜Dのいずれかのファイバにおける、コアb(各ファイバにおける上から2番目の接続部55に接続されるコア)に接続される。
図18は、コア数やモード数等の観点から実施例2の構成を説明するための図である。図18に示すように、各ファイバのコア数がn、各ファイバが伝搬するモードの総数がmである。この場合、1つの接続部55は、m/n個のモードを出力(入力)する。また、全ファイバ数をNとすると、接続部55の数は全コア数となり、nNとなる。また、位置―角度変換部25の各部位(A3、B3、.....等)は、n本の単一モードファイバによりファイバAの各接続部55と接続される。また、位置―角度変換部25の部位全体の数はmNとなる。また、位置―角度変換部25において、モード毎にN個の部位が備えられる。また、全モード数は、m/nNとなり、LCOS40の領域数は、コア数nである。
(実施の形態のまとめ)
以上、説明したように、本実施の形態によれば、WSDM光ネットワークを構成する光ノード装置における波長選択スイッチであって、
位置角度変換部と、ポート選択レンズと、スイッチ素子とを含み、
前記位置角度変換部は、前記波長選択スイッチに接続されるSDMファイバ毎に、当該SDMファイバのコア数分の入出力ポートを有する変換部位を備え、
前記変換部位は、前記SDMファイバの各コアに対応する位置に各入出力ポートを備えるとともに、入出力ポートの位置に対応した角度で、当該入出力ポートに入力された光信号を前記ポート選択レンズ側に出力する手段を備え、
前記スイッチ素子における光信号を反射する面は、前記SDMファイバのコア毎に分割された分割領域を有し、
入力SDMファイバに対応する変換部位のある入出力ポートに入力された光信号は、当該入出力ポートの位置に対応付けられたコアに対応する分割領域に集光され、当該分割領域から反射された光信号は、当該光信号が出力されるSDMファイバに対応する変換部位に到達するように構成された波長選択スイッチが提供される。
また、本実施の形態によれば、WSDM光ネットワークを構成する光ノード装置における波長選択スイッチであって、
位置角度変換部と、ポート選択レンズと、スイッチ素子とを含み、
前記位置角度変換部は、前記波長選択スイッチに接続されるSDMファイバ毎、及びSDMファイバのコアを伝搬するモード毎に、当該ファイバのコア数分の入出力ポートを有する変換部位を備え、
前記変換部位は、前記SDMファイバの各コアに対応する位置に各入出力ポートを備えるとともに、入出力ポートの位置に対応した角度で、当該入出力ポートに入力された光信号を前記ポート選択レンズ側に出力する手段を備え、
前記スイッチ素子における光信号を反射する面は、前記SDMファイバのコア毎に分割された分割領域を有し、
入力SDMファイバのあるモードに対応する変換部位の、ある入出力ポートに入力された光信号は、当該入出力ポートの位置に対応付けられたコアに対応する分割領域に集光され、当該分割領域から反射された光信号は、当該光信号が出力されるSDMファイバ及び前記モードに対応する変換部位に到達するように構成された波長選択スイッチが提供される。
また、本実施の形態によれば、上記の波長選択スイッチを入力側と出力側にそれぞれ備える光ノード装置が提供される。
実施例で説明したLCOSは、上記のスイッチ素子の例である。また、変換部位の上記手段は、既に説明したように、光導波路系で実現してもよいし、空間光学系で実現してもよい。
(実施の形態の効果)
以上、説明したように、本実施の形態によれば、より少ない数のWSSでWDSM光ノード装置を構築することができる。また、LCOSにおける反射の際の角度をコア毎に調整することで、結合率を調整し、コア毎にパワー調整を行うことが可能なので、非結合型と結合型を組み合わせたファイバ(例:GCC−MCF)を使用する場合でも、ファイバ当たりのWSS数を1つとした光ノード装置を実現できる。
本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。
20、25 位置−角度変換部
30 ポート選択レンズ
40 LCOS
50、55 接続部
100 光ノード装置

Claims (3)

  1. WSDM光ネットワークを構成する光ノード装置における波長選択スイッチであって、
    位置角度変換部と、ポート選択レンズと、スイッチ素子とを含み、
    前記位置角度変換部は、前記波長選択スイッチに接続されるSDMファイバ毎に、当該SDMファイバのコア数分の入出力ポートを有する変換部位を備え、
    前記変換部位は、前記SDMファイバの各コアに対応する位置に各入出力ポートを備えるとともに、入出力ポートの位置に対応した角度で、当該入出力ポートに入力された光信号を前記ポート選択レンズ側に出力する手段を備え、
    前記スイッチ素子における光信号を反射する面は、前記SDMファイバのコア毎に分割された分割領域を有し、
    入力SDMファイバに対応する変換部位のある入出力ポートに入力された光信号は、当該入出力ポートの位置に対応付けられたコアに対応する分割領域に集光され、当該分割領域から反射された光信号は、当該光信号が出力されるSDMファイバに対応する変換部位に到達するように構成される
    ことを特徴とする波長選択スイッチ。
  2. WSDM光ネットワークを構成する光ノード装置における波長選択スイッチであって、
    位置角度変換部と、ポート選択レンズと、スイッチ素子とを含み、
    前記位置角度変換部は、前記波長選択スイッチに接続されるSDMファイバ毎、及びSDMファイバのコアを伝搬するモード毎に、当該SDMファイバのコア数分の入出力ポートを有する変換部位を備え、
    前記変換部位は、前記SDMファイバの各コアに対応する位置に各入出力ポートを備えるとともに、入出力ポートの位置に対応した角度で、当該入出力ポートに入力された光信号を前記ポート選択レンズ側に出力する手段を備え、
    前記スイッチ素子における光信号を反射する面は、前記SDMファイバのコア毎に分割された分割領域を有し、
    入力SDMファイバのあるモードに対応する変換部位の、ある入出力ポートに入力された光信号は、当該入出力ポートの位置に対応付けられたコアに対応する分割領域に集光され、当該分割領域から反射された光信号は、当該光信号が出力されるSDMファイバ及び前記モードに対応する変換部位に到達するように構成される
    ことを特徴とする波長選択スイッチ。
  3. 請求項1又は2に記載された波長選択スイッチを入力側と出力側にそれぞれ備えることを特徴とする光ノード装置。
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