JP2017150641A - サスペンション装置 - Google Patents

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淳 猪狩
Atsushi Igari
淳 猪狩
一樹 平渡
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一樹 平渡
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Abstract

【課題】サスペンション装置の軽量化を図る。【解決手段】サスペンション装置300は、ダンパケース410と、ダンパケース410の半径方向外側に配置されたコイルばね100と、ダンパケース410の半径方向外側に配置され、コイルばね100の一端100Aを支持する樹脂製のばね受け200と、ダンパケース410の半径方向においてコイルばね100よりもダンパケース410側に位置し、ばね受け200を支持する支持部500とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、サスペンション装置に関する。
特許文献1には、車両用のサスペンション装置が開示されている。このサスペンション装置では、上下方向に延びるコイルばねと、油圧緩衝器に固定されたばね受けとが設けられている。
特開2012−219825号公報
サスペンション装置では、例えば、ダンパケースなどの筒状部材の外側にコイルばねを設けるとともに、このコイルばねの一端を支持するばね受けを設ける。ここで、サスペンション装置を構成する各部材が大きいと、サスペンション装置の重量が大きくなる。
本発明の目的は、サスペンション装置の軽量化を図ることにある。
かかる目的のもと、本発明は、筒状部材と、筒状部材の半径方向外側に配置されたコイルばねと、筒状部材の半径方向外側に配置され、コイルばねの一端を支持する樹脂製のばね受けと、筒状部材の半径方向においてコイルばねよりも筒状部材側に位置し、ばね受けを支持する支持部と、を備えるサスペンション装置である。
このような構成とすることにより、支持部の重量が小さくなり、サスペンション装置の軽量化が図られる。
本発明によれば、サスペンション装置の軽量化を図れる。
サスペンション装置の全体を示した図である。 ばね受けおよび支持部を示した図である。 支持部の斜視図である。 ばね受け等の他の構成例を示した図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係るサスペンション装置300の全体を示した図である。
サスペンション装置300は、例えば、四輪自動車や二輪自動車等において車体と車軸との間に設けられ、四輪自動車や二輪自動車に作用する振動の減衰を行う。
サスペンション装置300は、油圧緩衝器400と、コイルばね100と、ばね受け200と、支持部500とを備える。
以下、これらの構成について詳述する。
(各構成の説明)
サスペンション装置300は、ダンパケース410(筒状部材)と、ダンパケース410の半径方向外側に配置されたコイルばね100と、ダンパケース410の半径方向外側に配置され、コイルばね100の一端100Aを支持する樹脂製のばね受け200と、ダンパケース410の半径方向においてコイルばね100よりもダンパケース410側に位置し、ばね受け200を支持する支持部500とを備える。
油圧緩衝器400は、筒状部材の一例としての円筒状のダンパケース410、ダンパケース410の内部に設けられたシリンダ(不図示)、シリンダ内を摺動するピストン(不図示)、ピストンが固定され図中上方に突出するピストンロッド420を備える。
コイルばね100は、油圧緩衝器400の周囲に設けられている。言い換えると、コイルばね100は、ダンパケース410の半径方向外側に配置されている。
さらに、コイルばね100は、図中上下方向(油圧緩衝器400の軸方向)に延びるように設けられている。また、コイルばね100は、螺旋状に巻かれた線材101によって構成されている。
油圧緩衝器400では、ダンパケース410の一端410A(下端)は、車輪側ブラケット411を介して、アッパーアーム等に連結されている。
ピストンロッド420の上端は、車体側ブラケット421を介して、車体に固定されている。なお、車体側ブラケット421には、コイルばね100の上端を支持するばね受け422が固定されている。
ばね受け200は、皿状に形成され、下方からコイルばね100の一端100Aを支持する。また、ばね受け200は、樹脂製であり、例えば、ポリアミド、ナイロン、ポリフタルアミドにより形成される。また、ばね受け200は、ダンパケース410の外周部410Bに固定される。
また、本実施形態のサスペンション装置300では、支持部500は、ダンパケース410の半径方向においてコイルばね100よりもダンパケース410側に位置する。言い換えると、支持部500は、コイルばね100の半径方向において、コイルばね100よりもダンパケース410側に位置する。
また、本実施形態では、ダンパケース410の半径方向において、支持部500は、ばね受け200のうちのコイルばね100を支持している部分(符号1Bで示す部分)よりもダンパケース410側に位置する。
また、ダンパケース410の半径方向において、支持部500は、コイルばね100を構成する線材101よりもダンパケース410側に位置する。
これにより、本実施形態では、サスペンション装置300の軽量化が図られている。具体的には、本実施形態では、支持部500が小さく、支持部500の重量が小さくなっており、サスペンション装置300の軽量化が図られている。
ここで、例えば、コイルばね100の外側まで支持部500が達している構成も考えられるが、この場合は、支持部500の重量が大きくなり、サスペンション装置300の重量が大きくなる。
図2は、ばね受け200および支持部500を示した図である。図3は、支持部500の斜視図である。
図2に示すように、ばね受け200は、ダンパケース410が通される内側筒状部210を備える。また、ばね受け200は、内側筒状部210の外側に、外側筒状部220を備える。さらに、ばね受け200は、内側筒状部210と外側筒状部220とを接続する接続部230と、外側筒状部220の外周面から外側方向に突出する円盤状の受け皿部240を備える。受け皿部240は、コイルばね100を下方から支持する。
外側筒状部220は、内側筒状部210との間に間隙G1を有した状態で配置されている。これにより、内側筒状部210と外側筒状部220との間が樹脂材料により埋まっている場合に比べ、ばね受け200の軽量化が図られている。
また、外側筒状部220は、軸方向における長さが、内側筒状部210の軸方向における長さよりも大きくなっている。
さらに、本実施形態では、ダンパケース410の軸方向において、内側筒状部210の上端部210Aの位置と、外側筒状部220の上端部220Aの位置とが揃っている。
また、本実施形態では、内側筒状部210の下端部210Bの方が、外側筒状部220の下端部220Bよりも上方に位置する。
本実施形態のサスペンション装置300では、支持部500に対してばね受け200が圧入されている。より具体的には、支持部500に対し、外側筒状部220の内周面220Cの部分が圧入されている。
これにより、支持部500に対するばね受け200のぐらつきが抑制され、ばね受け200は、ダンパケース410に対してより安定的に固定される。
さらに、本実施形態では、支持部500は、ダンパケース410(筒状部材)とは別部品で構成され、図2に示すように、ダンパケース410の外周部410Bに固定されている。具体的には、支持部500は、溶接によって、ダンパケース410の外周部410Bに固定されている。
また、図2に示すように、支持部500は、ダンパケース410(筒状部材)の半径方向外側に位置しダンパケース410の外周部410Bに固定される第1筒状部510(第1の筒状部)と、第1筒状部510の半径方向外側に位置する第2筒状部520(第2の筒状部)とを備える。第1筒状部510と第2筒状部520との間には、間隙G2が設けられている。これにより、間隙G2が設けられておらず、間隙G2の部分が埋まっている構成に比べ、サスペンション装置300の軽量化が図られている。
また、図2に示すように、支持部500は、第1筒状部510と第2筒状部520とを接続する接続部530を備える。
接続部530は、第1筒状部510の図中上端部と第2筒状部520の図中上端部とを接続する。さらに、図3に示すように、接続部530は、円環状に形成されている。
また、図3に示すように、支持部500には、ダンパケース410(筒状部材)(図2参照)回りにばね受け200(図2参照)が回転することを規制する規制部540が設けられている。
規制部540は、第2筒状部520の外周面から突出するように設けられている。また、規制部540は、2つ設けられている。この2つの規制部540は、支持部500の周方向において180°ずれた状態で配置されている。
また、2つの規制部540の各々は、規制部540の突出方向に沿って延びる第1側辺541、第2側辺542を備える。また、2つの規制部540の各々は、第1側辺541と第2側辺542とを接続する接続辺543を備える。接続辺543は、規制部540の突出方向における先端に位置する。
本実施形態では、支持部500に対してばね受け200が圧入されると、ばね受け200の外側筒状部220(図2参照)の内周面220Cに設けられた溝220E(図2参照)の内部に、規制部540が入る。これにより、ばね受け200の周方向における回転が規制される。
なお、支持部500に対するばね受け200の圧入は、円環状の接続部530(図3参照)の外周縁530Aの部分のみならず、規制部540に対しても行われる。
具体的には、規制部540は、第1側辺541、第2側辺542、接続辺543を有するが、本実施形態では、第1側辺541、第2側辺542、接続辺543の各々に対しても、ばね受け200が圧入される。
また、本実施形態では、支持部500に対するばね受け200の圧入を行うと、図2に示すように、内側筒状部210の下端部210Bが、支持部500の接続部530に突き当たる。これにより、ダンパケース410の軸方向におけるばね受け200の位置決めが行われる。
なお、上記では、2つの規制部540を設けた場合を一例に説明したが、規制部540は1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。
また、上記では、2つの規制部540が、支持部500の周方向において180°ずれた状態で配置された場合を一例に説明したが、2つの規制部540は、180°以外のずれを持たせて配置してもよい。
また、上記では、ばね受け200に、溝220E(凹部)を形成し、支持部500に、この溝220Eに入る規制部540(凸部)を形成したが、支持部500に、凹部を形成し、ばね受け200に、この凹部に入る凸部を形成してもよい。
また、本実施形態では、ばね受け200の回転を規制する規制部540を設けた場合を一例に説明したが、この規制部540は、必須ではなく省略してもよい。
さらに、上記では、圧入で、支持部500に対するばね受け200の固定を行ったが、圧入以外の方法で、支持部500に対するばね受け200の固定を行ってもよい。
(ばね受けの他の構成例)
また、上記では、ばね受け200によりコイルばね100の一端100Aを直接支持する態様を説明したが、これに限らず、ばね受け200とコイルばね100の一端100Aとの間に弾性体シート600(図4参照)を設けた形態としてもよい。また、弾性体シート600が、弾性体シート本体610と、弾性体シート本体610よりもコイルばね100側に位置する金属板620とにより少なくとも構成された形態としてもよい。
図4に示すこの構成例では、ばね受け200の一方の面側(コイルばね100を支持する面側)に、弾性体シート600を設置している。
言い換えると、この構成例では、ばね受け200とコイルばね100との間に、弾性体シート600を設置している。
弾性体シート600は、円環状に形成され、ばね受け200の上に載せられている。また、弾性体シート600は、弾性体シート本体610と、弾性体シート本体610よりもコイルばね100に位置する金属板620とを備える。
弾性体シート本体610は、ゴムにより形成されている。金属板620は、弾性体シート600のうちのコイルばね100を支持する部分に設けられている。
なお、本実施形態では、弾性体シート600を円環状に形成した場合を一例に説明したが、弾性体シート600は、C字状などの他の形状としてもよい。また、金属板620は、コイルばね100の立上り部のみに設けてもよい。
(その他)
上記では、ピストンロッド420がダンパケース410から上方に向かって突出する構成を例示したが(図1参照)、上下逆の構成、つまり、ピストンロッド420がダンパケース410の下方に向かって突出する構成としてもよい。
また、上記では、サスペンション装置300がストラット型である構成を例示したが(図1参照)、その他に例えば、ウィッシュボーン型でもよい。
100…コイルばね(コイルばねの一例)、100A…一端(一端の一例)、200…ばね受け(ばね受けの一例)、300…サスペンション装置(サスペンション装置の一例)、410…ダンパケース(筒状部材の一例)、410B…外周部(外周部の一例)、500…支持部(支持部の一例)、510…第1筒状部(第1の筒状部の一例)、520…第2筒状部(第2の筒状部の一例)、540…規制部(規制部の一例)、600…弾性体シート(弾性体シートの一例)、610…弾性体シート本体(弾性体シート本体の一例)、620…金属板(金属板の一例)、G2…間隙(間隙の一例)

Claims (6)

  1. 筒状部材と、
    前記筒状部材の半径方向外側に配置されたコイルばねと、
    前記筒状部材の半径方向外側に配置され、前記コイルばねの一端を支持する樹脂製のばね受けと、
    前記筒状部材の半径方向において前記コイルばねよりも前記筒状部材側に位置し、前記ばね受けを支持する支持部と、
    を備えるサスペンション装置。
  2. 前記支持部に対して、前記ばね受けが圧入されている請求項1に記載のサスペンション装置。
  3. 前記支持部には、前記筒状部材回りに前記ばね受けが回転することを規制する規制部が設けられている請求項1に記載のサスペンション装置。
  4. 前記支持部は、前記筒状部材とは別部品で構成され、前記筒状部材の外周部に固定されている請求項1に記載のサスペンション装置。
  5. 前記支持部は、前記筒状部材の半径方向外側に位置し前記筒状部材の外周部に固定される第1の筒状部と、前記第1の筒状部の半径方向外側に位置する第2の筒状部とを備え、
    前記第1の筒状部と前記第2の筒状部との間に間隙が設けられている請求項1に記載のサスペンション装置。
  6. 前記ばね受けと前記コイルばねの前記一端との間には、弾性体シートが設けられ、
    前記弾性体シートは、弾性体シート本体と、前記弾性体シート本体よりも前記コイルばね側に位置する金属板とにより少なくとも構成されている請求項1に記載のサスペンション装置。
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