JP2017147629A - 駐車位置検出システム及びそれを用いた自動駐車システム - Google Patents

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Abstract

【課題】目標駐車位置、目標駐車区画枠を確実に検出することができる駐車位置検出システム及びそれを用いた自動駐車システムを提供する。【解決手段】車両の側方の駐車区画の前を走行しながら、駐車区画を含む路面の画像を撮影するカメラ12と、自車位置センサ13に基づいて、自車位置を計算する自車位置計算部21と、画像を俯瞰画像に変換する俯瞰画像変換部22と、俯瞰画像から直線を検出する直線検出部23と、直線から垂線を検出する垂線検出部24と、線間距離が駐車区画線幅に相当する垂線ペアを抽出する垂線ペア抽出部25と、垂線ペアの中線を計算する中線計算部26と、駐車位置の初期位置を有する初期情報部30と、初期位置に最も近い中線上の位置を車両の目標駐車位置として計算する目標駐車位置計算部32とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、車両の駐車位置を検出する駐車位置検出システム及びそれを用いた自動駐車システムに関する。
従来の自動駐車システムでは、車両後方を撮影する車載カメラを使って、駐車区画枠(白線など)を検出して、検出した駐車区画枠に車両を誘導している(特許文献1)。
特開2009−290788号公報
上述した従来の自動駐車システムでは、図15の白抜き矢印で示す目標駐車区画枠に対し、その両隣に駐車車両がある場合、自車両の停車位置によっては、目標駐車区画枠が両隣の駐車車両の陰となり、目標駐車区画枠の白線が見えず(認識できず)、目標駐車区画枠の検出ができないという問題がある。
本発明は上記課題に鑑みなされたもので、目標駐車位置、目標駐車区画枠を確実に検出することができる駐車位置検出システム及びそれを用いた自動駐車システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決する第1の発明に係る駐車位置検出システムは、
車両の側方の駐車区画の前を走行しながら、前記駐車区画を含む路面の画像を撮影する撮影手段と、
前記車両の走行中の移動量及び移動方向に基づいて、自車位置を計算する自車位置計算部と、
前記撮影手段で撮影された前記画像を俯瞰画像に変換する俯瞰画像変換部と、
前記俯瞰画像変換部で変換された前記俯瞰画像から直線を検出する直線検出部と、
前記直線検出部で検出された前記直線から前記車両の車長方向に垂直な垂線を検出する垂線検出部と、
前記垂線検出部で検出された前記垂線から、前記垂線同士の線間距離が駐車区画線幅に相当する垂線ペアを抽出する垂線ペア抽出部と、
前記垂線ペア抽出部で抽出した前記垂線ペアの中線を計算する中線計算部と、
駐車位置の初期位置を有する初期情報部と、
前記中線計算部で計算した前記中線について、前記初期位置に最も近い前記中線上の位置を前記車両の目標駐車位置として計算する目標駐車位置計算部と、を有する
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第2の発明に係る駐車位置検出システムは、
上記第1の発明に記載の駐車位置検出システムにおいて、
前記自車位置計算部で計算された前記自車位置と前記俯瞰画像変換部で変換された前記俯瞰画像に基づいて、前記移動量に応じて複数の前記俯瞰画像をずらしながら重ね合わせて側方パノラマ画像を作成する側方パノラマ画像作成部を更に有し、
前記直線検出部は、前記側方パノラマ画像作成部で作成された前記側方パノラマ画像から直線を検出する
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第3の発明に係る駐車位置検出システムは、
上記第1又は第2の発明に記載の駐車位置検出システムにおいて、
前記俯瞰画像又は前記側方パノラマ画像から所定範囲の領域を切り出す切出部を更に有し、
前記直線検出部は、前記切出部で切り出した前記領域から直線を検出する
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第4の発明に係る駐車位置検出システムは、
上記第1〜第3のいずれか1つの発明に記載の駐車位置検出システムにおいて、
前記目標駐車位置計算部で計算した前記目標駐車位置を有する前記中線を与える前記垂線ペアを、前記車両が駐車する目標駐車区画枠として検出する目標駐車区画検出部を更に有する
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第5の発明に係る駐車位置検出システムは、
上記第1〜第4のいずれか1つの発明に記載の駐車位置検出システムにおいて、
前記車両の走行中に、他の車両が駐車していない空スペースを前記車両の側方で検出する空スペース検出手段を更に有し、
前記初期情報部は、前記空スペース検出手段で検出した前記空スペースの位置を前記初期位置とする
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第6の発明に係る自動駐車システムは、
上記第1〜第5のいずれか1つの発明に記載の駐車位置検出システムと、
前記車両のステアリングを操舵するアクチュエータとを少なくとも有し、
前記アクチュエータにより前記ステアリングを操舵して、前記駐車位置検出システムで計算した前記目標駐車位置に前記車両を誘導する
ことを特徴とする。
第1、第2の発明によれば、目標駐車位置を確実に検出することができる。また、初期情報に対して、より正確な目標駐車位置を求めることができる。
第3の発明によれば、直線の誤検出を防止することができる。一般的に、画像が歪んでいたり、解像度が悪かったりする場合、直線検出を行っても、途中で線が切れたり、傾きや位置が微妙に異なる短い線が発生したりする。この第3の発明によれば、画像端部のレンズ歪みの大きい領域を除外するため、ノイズを少なくして、直線を検出することができる。
第4の発明によれば、駐車区画線幅相当の垂線ペアを抽出すると共に、初期位置に最も近い中線を与える垂線ペアを検出しているので、目標駐車区画枠の誤検出を低減することができる。
第5の発明によれば、他の車両が駐車していない空スペースを検出する空スペース検出手段を有しているので、空いている駐車可能な区画を確実に検出することができ、その結果、目標駐車区画枠、目標駐車位置をより正確に検出することができる。
第6の発明によれば、正確な目標駐車位置に車両を誘導することができる。
本発明に係る駐車位置検出システムの実施形態の一例(実施例1)を示すブロック図である。 図1に示した駐車位置検出システムにおける手順を説明するフローチャートである。 図1に示した駐車位置検出システムにおいて、駐車時の動作を説明する図である。 図1に示した駐車位置検出システムにおいて、カメラ画像から俯瞰画像への変換を説明する図である。 図1に示した駐車位置検出システムにおいて、取得したカメラ画像を模式した模式図である。 図1に示した駐車位置検出システムにおいて、図5に示した模式図を俯瞰画像に変換した図である。 図1に示した駐車位置検出システムにおいて、図6に示した俯瞰画像のエッジ強調処理後の画像を示す図である。 図1に示した駐車位置検出システムにおいて、図7に示したエッジ強調処理後の画像から切出領域で切り出した画像を示す図である。 図1に示した駐車位置検出システムにおいて、図6に示した俯瞰画像のハフ変換処理後の画像を示す図である。 図1に示した駐車位置検出システムにおいて、側方パノラマ画像を作成する前の複数の俯瞰画像を示す図である。 図1に示した駐車位置検出システムにおいて、図10に示した複数の俯瞰画像から作成された側方パノラマ画像を示す図である。 図1に示した駐車位置検出システムにおいて、目標駐車区画枠の検出及び目標駐車位置の計算を説明する図である。 本発明に係る駐車位置検出システムの実施形態の他の一例(実施例2)を示すブロック図である。 図13に示した駐車位置検出システムにおける手順を説明するフローチャートである。 従来の自動駐車システムでの問題を説明する図である。
本発明に係る駐車位置検出システム及びそれを用いた自動駐車システムの実施形態について、図1〜図14を参照して説明を行う。
(実施例1)
図1は、本実施例の駐車位置検出システムを示すブロック図であり、図2は、図1に示した駐車位置検出システムにおける手順を説明するフローチャートである。
本実施例の駐車位置検出システムは、図1に示すように、開始/終了スイッチ11と、カメラ12と、自車位置センサ13と、空スペース検出センサ14と、表示装置15と、制御装置20Aとを有している。
開始/終了スイッチ11は、本実施例の駐車位置検出システムや後述する自動駐車システムの開始又は終了を操作するためのスイッチである。ドライバが開始/終了スイッチ11をオンにすると、後述する駐車位置検出及び自動駐車が開始し、ドライバが開始/終了スイッチ11をオフにすると、駐車位置検出及び自動駐車が終了する。なお、表示装置15として、ナビゲーションシステムを用いる場合には、そのタッチパネル上に開始/終了スイッチ11に代わる操作ボタンを表示し、表示した操作ボタンにドライバがタッチすることで、当該システムの開始又は終了を操作するようにしても良い。
カメラ12(撮影手段)は、車両側方を撮影するものであり、例えば、左右両方のサイドミラーに取り付けられている。そして、後述するように、カメラ画像を俯瞰画像(路面投影画像)に変換するため、水平方向ではなく、車両側方から所定距離離れた所定範囲の路面を見下ろす角度に傾けられている。
自車位置センサ13は、自車位置を検出するものである。例えば、車輪速センサや操舵角センサなどが用いられる。車輪速センサは、例えば、後輪に取り付けられ、後輪の角速度を検出し、また、操舵角センサは、例えば、ステアリングコラムに取り付けられ、ステアリングの操舵角を検出しており、検出した角速度と操舵角とに基づいて、自車位置を計算可能である。なお、自車位置を検出することができれば、車輪速センサ、操舵角センサに代えて、他のセンサを用いても良い。
空スペース検出センサ14(空スペース検出手段)は、他の車両が駐車していない空スペースを車両側方で検出するセンサである。例えば、車両側方にある物との距離を計測し、車両側方における距離の変化を検出することにより、空スペースの有無を検出することができる。この空スペース検出センサ14で検出されたデータは、後述する初期情報部30に入力される。距離計測による空スペース検出センサ14としては、例えば、超音波センサやレーダなどが用いられ、上述したカメラ12と共に、左右両方のサイドミラーに取り付けても良いが、車両側方を計測できれば、どこに取り付けても良い。なお、空スペースを検出することができれば、距離計測を行う超音波センサやレーダに代えて、他のセンサを用いても良い。
表示装置15は、目標駐車位置を表示するものである。更には、後述する側方パノラマ画像を表示するようにしても良い。表示装置15としては、ナビゲーションシステムのタッチパネルなどが使用可能である。
制御装置20Aは、開始/終了スイッチ11、カメラ12、自車位置センサ13及び空スペース検出センサ14からの入力に基づいて、図2に示すフローチャートの手順により、最終的に、側方パノラマ画像や目標駐車位置を求めて、表示装置15に出力するものである。制御装置20Aとしては、例えば、車両で使用されるECU(Electronics Control Unit)などが適用可能であり、このECUは、CPU(Central Processing Unit)やRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)などを有している。
制御装置20Aは、具体的には、自車位置計算部21、俯瞰画像変換部22、直線検出部23(切出部23a)、垂線検出部24、垂線ペア抽出部25、中線計算部26、登録部27、駐車区画線データベース28、側方パノラマ画像作成部29、初期情報部30、目標駐車区画検出部31及び目標駐車位置計算部32を有している。これらの構成については、以降において、図2に示すフローチャートと共に説明する。
図2に示すフローチャートと共に、図1及び図3〜図12を参照して、本実施例の駐車位置検出システムにおける手順を説明する。なお、ここでは、自車位置センサ13として、車輪速センサ及び操舵角センサを使用するものとし、空スペース検出センサ14として、超音波センサを使用するものとし、また、表示装置15として、ナビゲーションシステムのタッチパネルを使用するものとして、以降の説明を行う。
本実施例の駐車位置検出システムは、ドライバが開始/終了スイッチ11をオンにすることにより開始する。例えば、駐車区画が連続して並列に並んでいる駐車場(並列駐車型駐車場)において、駐車区画エリアの入口に車両が来たとき、開始/終了スイッチ11をオンにすれば良い。
なお、このとき、目標とする駐車場所の位置や姿勢(方向)を設定できるのであれば、タッチパネルを用いて、位置や姿勢を予め設定しておいても良い。例えば、マンションの駐車場では、駐車場所が決まっているので、駐車場所の位置や姿勢を予め設定し、これを初期情報(初期位置、初期姿勢)として初期情報部30に記録しておく。
(ステップS1)
開始/終了スイッチ11のオン後、図3に示すように、駐車区画エリアPaの前を横切るようにドライバが自車10を走行させて、走行中のデータ取得を行う。具体的には、自車10を走行させながら、カメラ12が車両側方の画像g1、g2、g3、・・・、gnを取得し、自車位置センサ13において、車輪速センサが角速度を取得し、操舵角センサが操舵角を取得する。このとき、初期情報部30に初期情報が設定されていない場合には、カメラ12及び自車位置センサ13と共に、空スペース検出センサ14(超音波センサ)において、車両側方にある物との距離を取得する。
(ステップS2)
自車位置計算部21は、自車10の走行中の移動量及び移動方向に基づいて、自車位置を計算する。具体的には、自車位置センサ13の検出値、つまり、車輪速センサにより検出された角速度に基づいて、移動量を計算し、操舵角センサにより検出されたステアリングの操舵角に基づいて、移動方向を計算し、移動量及び移動方向に基づいて、自車位置を計算する。
(ステップS3)
俯瞰画像変換部22は、カメラ12で撮影したカメラ画像を俯瞰画像に変換する。ここで、俯瞰画像とは、図4に示すように、自車10に設けたカメラ12のカメラ位置姿勢により、路面を仮想し、この仮想路面にカメラ画像を投影した路面投影画像のことである。俯瞰画像への変換処理については、公知の技術であるので、その詳細な説明は省略するが、例えば、カメラ画素座標系を俯瞰画像座標系に変換するホモグラフィー行列を作成しておき、作成したホモグラフィー行列を用いて、カメラ画像を俯瞰画像に変換すれば良い。
俯瞰画像への変換処理により、図5に示すカメラ画像が、図6に示す俯瞰画像に変換される。図5に示すカメラ画像では、台形状に歪んでいた駐車区画線が、図6に示す俯瞰画像では、長方形状に補正されている。従って、このような俯瞰画像において、空きのある駐車区画の駐車区画線は、隣の駐車車両の陰になることはない。これにより、上述した従来の課題を解決することができる。
(ステップS4)
直線検出部23は、俯瞰画像変換部22で変換した俯瞰画像から直線を検出する。この直線検出について、図6〜図9を参照して以下に説明する。なお、ここでは、エッジ強調処理として、Cannyフィルタを例示し、直線検出処理として、ハフ変換を例示しているが、エッジ強調処理及び直線検出処理ができれば、他の処理方法を用いても良い。
(S4−1)エッジ強調
直線Cannyフィルタを用いて、俯瞰画像のエッジ強調処理を行う。例えば、図6に示す俯瞰画像は、図7に示す画像のように、エッジ強調がなされることになる。
(S4−2)画像切り出し
図7に示すエッジ強調後の画像においては、画像のボケや解像度不足などにより、直線エッジがきれいに出ていない領域(例えば、図中下側や左右側の領域)があることが確認できる。このような領域での誤検出を防ぐため、ノイズが少なく、直線検出に適した画像領域を使用するようにしている。ここでは、図7に示すエッジ強調後の画像に対して、駐車区画線が写り、かつ、解像度の高い所定範囲の領域を切出領域として設定し、切り出している。これは、図1に示す切出部23aが行っている。
一般的に、駐車しようとしている車両は、駐車区画から1m程度離れた位置を走行することが多いため、画像上での切出領域は、実際には、カメラ12を基準として、左右±1m、前方1〜3m範囲に該当する。なお、ここでの「左右」とは、車長方向であり、「前方」とは、車幅方向のことである。図7に示すエッジ強調後の画像を、当該切出領域で切り出した場合、図8に示す画像となる。
(S4−3)直線検出
切出部23aが切り出した画像に対してハフ変換処理を行い、直線を検出する。このような処理を行うと、図6に示す俯瞰画像に対しては、図9に示すように、直線L1〜L4を検出することができ、この中には、駐車区画の左右端の直線L1〜L3も含まれることになる。
(ステップS5)
垂線検出部24は、直線検出部23で検出した直線から、自車(自車の車長方向)に垂直な垂線を検出する。直線検出部23で検出した直線としては、駐車区画を構成する線以外の直線も検出されている可能性があるため、この垂線検出部24では、駐車区画線の構造的な特徴から、検出する直線に制約を与え、駐車区画線のみを検出するようにしている。一般的には、駐車場で空き駐車区画を探索する際には、駐車区画に沿って車両を走行させるため、駐車区画線は、俯瞰画像上で垂直方向に表示されるので、ここでは、検出する直線の制約として、自車に垂直な垂線としている。
なお、駐車区画線を構成する直線は、所定閾値の範囲内の傾きを持つと考えられるので、検出する垂線は、自車に正確に垂直な直線だけでなく、略垂直な直線も含める。例えば、自車に対して、90°±10°の範囲にある直線を含める。図9を参照すると、自車に垂直な線として、直線L1〜L3を検出することになる。
(ステップS6)
垂線ペア抽出部25は、垂線検出部24で検出した垂線から、駐車区画線幅相当の線間距離の垂線ペアを抽出する。つまり、隣接する駐車区画線同士は、駐車区画線幅相当の線間距離を有するので、検出した垂線から2本の垂線の組合せペアを作成し、それらの垂線同士の線間距離を求め、求めた線間距離が駐車区画線幅の所定閾値の範囲内にある垂線ペアを抽出する。そのような垂線ペアを抽出することにより、正しく駐車区画線を抽出することになる。例えば、図9を参照すると、駐車区画線幅相当の線間距離の垂線ペアとして、直線L1及び直線L2のペア、直線L2及び直線L3のペアが抽出されることになる。
なお、ここでは、並列駐車型駐車場の駐車区画を検出しているので、駐車区画線幅として、車幅方向の駐車区画線の線幅を用い、垂線同士の線間距離が当該線幅相当の垂線ペアを抽出している。一方、縦列駐車型駐車場の駐車区画を検出する場合には、駐車区画線幅として、車長方向の駐車区画線の線幅を用い、垂線同士の線間距離が当該線幅相当の垂線ペアを抽出すれば良い。
(ステップS7)
中線計算部26は、抽出した垂線ペアの中線を計算する。このとき、中線は、俯瞰画像座標系から世界座標系Tg(図12参照)に変換する。世界座標系Tgは、システム起動時の車両座標系である。求めた中線において、その傾きは、後述する目標駐車位置の姿勢を表すことになる。
(ステップS8)
登録部27は、自車位置計算部21で計算した自車位置と中線計算部26で計算した中線とを駐車区画線データベース28に記録する。このとき、垂線ペア抽出部25で抽出した垂線ペアも記録する。なお、俯瞰画像変換部22で変換した俯瞰画像を駐車区画線データベース28に記録しても良い。
(ステップS9)
制御装置20Aは、データ取得が終了したかどうかを判断し、終了していない場合には、ステップS1へ戻り、終了した場合には、ステップS10へ進む。終了したかどうかは、例えば、データ取得の開始後、車両が停車した場合に、データ取得が終了したと判断しても良いし、タッチパネル上にデータ取得終了の操作ボタンを表示し、ドライバがその操作ボタンにタッチした場合に、データ取得が終了したと判断しても良い。
一方、データ取得が終了していない場合には、データ取得が終了するまで、上述したステップS1〜S8を繰り返し、駐車区画エリアの前を走行しながら、逐次、データを取得し、上述したデータ処理、登録を行うことになる。
そして、データ取得の終了後、駐車区画線データベース28には、データベースとして、複数の自車位置、中線及び垂線ペアが蓄積されることになる。なお、上記ステップS8において、俯瞰画像を駐車区画線データベース28に記録している場合には、データベースとして、更に、俯瞰画像のデータも蓄積されることになる。
ここで、側方パノラマ画像作成部29は、俯瞰画像を駐車区画線データベース28に記録している場合に機能する。つまり、本実施例は、必ずしも、側方パノラマ画像を作成しなくても良い。側方パノラマ画像を作成する場合には、複数の俯瞰画像を車両の移動量に応じてずらしながら重ね合わせて側方パノラマ画像を作成し、記録する。例えば、図10に示すように、各俯瞰画像から領域r1、r2、r3、・・・、rnが重ね合わされて、図11に示す側方パノラマ画像が作成されることになる。
(ステップS10〜S11)
目標駐車区画検出部31は、駐車区画線データベース28に記録された中線の中から、初期情報部30の初期情報に基づき、駐車区画の構造上の特徴(例えば、駐車区画のサイズなど)を手掛かりに、目標の中線を検出して、目標駐車区画枠(垂線ペア)を検出する。そして、目標駐車位置計算部32は、目標駐車区画検出部31で検出した目標駐車区画枠(垂線ペア)の中線に基づいて、目標駐車位置を計算する。具体的には、ステップS6及びS7で説明したように、垂線ペア抽出部25は、駐車区画線幅相当の線間距離の垂線ペアを抽出しており、中線計算部26は、抽出した垂線ペアの中線を計算しているので、ここでは、目標駐車区画枠の中線上で、初期位置の世界座標系Tgのyg軸上の座標となる位置を求める。
例えば、図12を参照すると、目標駐車区画検出部31は、2つの目標駐車区画枠、即ち、垂線L11及びL12のペアと垂線L21及びL22のペアを検出している。そして、垂線L11及びL12のペアの中線C1と垂線L21及びL22のペアの中線C2において、初期位置P0の世界座標系Tgのyg軸上の座標となる位置P1、P2を各々求めることになる。なお、ここでの初期位置P0は、タッチパネルを用いて、予め設定しておいたものとする。
そして、中線C1又は中線C2が最終的に選択される目標駐車区画枠の垂線ペアの中線であれば、位置P1又は位置P2が目標駐車位置となり、その位置は、初期位置P0と同等の座標になる。従って、初期位置P0に対する全ての位置P1、P2の距離D1、D2を比較し、位置P1、P2のうち、初期位置P0に最も近い位置P1を選択する。つまり、位置P1を目標駐車位置とし、その位置P1を与える垂線ペアL11及びL12を最終的な目標駐車区画枠とする。なお、目標駐車位置の姿勢は、中線C1の傾きから計算すれば良い。
なお、初期情報部30に予め設定した初期情報がない場合には、例えば、走行中に空スペース検出センサ14により検出した空スペースの位置や姿勢(例えば、空スペースの中心位置や縦長の方向)を、初期情報として初期情報部30に与えても良いし、また、側方パノラマ画像を作成した場合には、作成した側方パノラマ画像をタッチパネルに表示し、ドライバがタッチした空スペースの位置や姿勢を、初期情報として初期情報部30に与えても良い。また、初期情報の設定に代えて、走行後の停車した位置から最も近くで検出した目標駐車区画枠を最終的な目標駐車区画枠として選択しても良い。
(ステップS12)
制御装置20Aは、計算した目標駐車位置をタッチパネルに表示する。側方パノラマ画像を作成した場合には、作成した側方パノラマ画像をタッチパネルに表示しても良い。このとき、空きがある目標駐車区画枠が複数の場合には、側方パノラマ画像と共に空きがある目標駐車区画枠を表示して、ドライバに他の目標駐車区画枠の1つを選択させるようにしても良い。
本実施例の駐車位置検出システムについて、1つの駐車区画の幅が2.5m、奥行きが4mの並列駐車型駐車場を用い、駐車区画の前を約1m離れて走行し、実際の試験を行って、その目標駐車位置の精度を評価したところ、自動駐車システムに必要なセンチメートル単位の精度が得られることが確認できた。
(実施例2)
図13は、本実施例の駐車位置検出システムを示すブロック図であり、図14は、図13に示した駐車位置検出システムにおける手順を説明するフローチャートである。
本実施例の駐車位置検出システムを構成する要素は、基本的には、実施例1の駐車位置検出システムと同じである。そのため、図13においては、図1で示した構成と同等のものには同じ符号を付している。一方で、本実施例の駐車位置検出システムは、実施例1の駐車位置検出システムとは、一部の処理の順序が異なっており、そのため、図13に示す制御装置20Bにおける一部の処理ブロックの位置が、図1に示す制御装置20Aとは相違しており(点線部分参照)、また、図14に示すフローチャートにおける一部の処理手順の内容や順序が、図2に示すフローチャートとは相違している。
そこで、ここでは、実施例1と重複する構成については、その説明を省略又は簡略化し、主に、図14に示すフローチャートに沿って、本実施例の駐車位置検出システムにおける手順を説明する。なお、ここでも、自車位置センサ13として、車輪速センサ及び操舵角センサを使用するものとし、空スペース検出センサ14として、超音波センサを使用するものとし、また、表示装置15として、ナビゲーションシステムのタッチパネルを使用するものとする。
本実施例の駐車位置検出システムも、実施例1と同様に、ドライバが開始/終了スイッチ11をオンにすることにより開始する。このとき、タッチパネルを用いて、駐車場所の初期位置や初期姿勢を予め設定し、これを初期情報として初期情報部30に記録しておいても良い。
(ステップS21)
開始/終了スイッチ11のオン後、実施例1のステップS1と同様に、カメラ12及び自車位置センサ13を用いて、走行中のデータ(画像、車輪速及び操舵角)の取得を行う。また、空スペース検出センサ14(超音波センサ)を用いて、車両側方にある物との距離を取得しても良い。
(ステップS22)
自車位置計算部21は、実施例1のステップS2と同様に、自車10の走行中の移動量及び移動方向に基づいて、自車位置を計算する。
(ステップS23)
俯瞰画像変換部22は、実施例1のステップS3と同様に、カメラ12で撮影したカメラ画像を俯瞰画像に変換する。
ここまでは、本実施例の駐車位置検出システムの手順は、実施例1の駐車位置検出システムと全く同じであるが、以降のステップから、処理の順序及び内容が実施例1とは相違する。
(ステップS24)
登録部27は、自車位置計算部21で計算した自車位置と俯瞰画像変換部22で変換した俯瞰画像とを駐車区画線データベース28に記録する。このように、登録部27は、実施例1とは、登録するデータが一部異なる。
(ステップS25)
制御装置20Bは、実施例1のステップS9と同様に、データ取得が終了したかどうかを判断し、終了していない場合には、ステップS21へ戻り、終了した場合には、ステップS26へ進む。データ取得が終了していない場合には、データ取得が終了するまで、上述したステップS21〜S24を繰り返し、駐車区画エリアの前を走行しながら、逐次、データを取得し、上述したデータ処理、登録を行うことになる。
そして、データ取得の終了後、駐車区画線データベース28には、データベースとして、複数の自車位置及び俯瞰画像が蓄積されることになる。
(ステップS26)
側方パノラマ画像作成部29は、実施例1でも説明したように、駐車区画線データベース28に記録した複数の俯瞰画像を車両の移動量に応じてずらしながら重ね合わせて側方パノラマ画像を作成する。側方パノラマ画像は、複数の俯瞰画像から作成されており、このような側方パノラマ画像において、空きのある駐車区画の駐車区画線は、両隣の駐車車両の陰になることはない。これにより、上述した従来の課題を解決することができる。
(ステップS27)
直線検出部23は、側方パノラマ画像作成部29で作成した側方パノラマ画像から直線を検出する。この直線検出部23は、実施例1では、各々の俯瞰画像に対して直線検出を行っていたが、本実施例では、複数の俯瞰画像から作成した側方パノラマ画像に対して直線検出を行っており、実施例1とは、この点が相違する。なお、直線検出については、実施例1でも説明したように、エッジ強調処理として、Cannyフィルタを用い、直線検出処理として、ハフ変換を用いれば良いが、エッジ強調処理及び直線検出処理ができれば、他の処理を用いても良い。
また、ここでも、実施例1と同様に、直線検出処理前に、切出部23aが、エッジ強調後の画像に対して、駐車区画線が写り、かつ、解像度の高い所定範囲の領域を切出領域として設定し、切り出している。本実施例の場合、パノラマ画像を対象とするので、画像上での切出領域は、左右(車長方向)についての範囲は限定しないが、前後(車幅方向)については、実施例1と同様に、カメラ12を基準として、前方1〜3m範囲となるようにしている。
(ステップS28)
垂線検出部24は、実施例1のステップS5と同様に、直線検出部23で検出した直線から、自車(自車の車長方向)に垂直な垂線を検出する。検出する垂線としては、実施例1と同様に、自車に正確に垂直な直線だけでなく、略垂直な直線も、例えば、自車に対して、90°±10°の範囲にある直線も含める。
(ステップS29)
垂線ペア抽出部25は、実施例1のステップS6と同様に、垂線検出部24で検出した垂線から、駐車区画線幅相当の線間距離の垂線ペアを抽出する。駐車区画線幅としては、並列駐車型駐車場の場合には、車幅方向の駐車区画線の線幅を用いれば良く、縦列駐車型駐車場の場合には、車長方向の駐車区画線の線幅を用いれば良い。
(ステップS30)
中線計算部26は、実施例1のステップS7と同様に、抽出した垂線ペアの中線を計算する。このとき、中線は、世界座標系Tg(図12参照)に変換する。
(ステップS31〜S32)
目標駐車区画検出部31は、実施例1のステップS10〜S11と同様に、中線計算部26で求められた中線の中から、初期情報部30の初期情報に基づき、目標の中線を検出して、目標駐車区画枠(垂線ペア)を検出する。そして、目標駐車位置計算部32は、目標駐車区画検出部31で検出した目標駐車区画枠(垂線ペア)の中線に基づいて、目標駐車位置を計算する。
なお、初期情報部30に予め設定した初期情報がない場合には、実施例1と同様に、空スペース検出センサ14による検出結果やタッチパネルによる指示に基づいて、初期情報部30に初期情報を設定しても良いし、また、初期情報の設定に代えて、走行後の停車した位置から最も近くで検出した目標駐車区画枠を最終的な目標駐車区画枠として選択しても良い。
(ステップS33)
制御装置20Bは、実施例1のステップS12と同様に、計算した目標駐車位置をタッチパネルに表示する。このとき、作成した側方パノラマ画像をタッチパネルに表示しても良く、空きがある目標駐車区画枠が複数の場合には、ドライバに他の目標駐車区画枠の1つを選択させるようにしても良い。
実施例1では、各俯瞰画像に対して、直線検出、垂線検出、垂線ペア抽出及び中線計算を行っており(ステップS4〜S7)、計算した中線を駐車区画線データベース28に記録し(ステップS8)、駐車区画線データベース28に記録した中線に基づいて、目標駐車区画枠及び目標駐車位置を求めている(ステップS10〜S11)。
これに対し、本実施例では、以上説明したように、俯瞰画像を駐車区画線データベース28に記録し(ステップS24)、駐車区画線データベース28に記録した俯瞰画像に基づいて、側方パノラマ画像を作成し(ステップS26)、作成した側方パノラマ画像に対して、直線検出、垂線検出、垂線ペア抽出及び中線計算を行っており(ステップS27〜S30)、計算した中線に基づいて、目標駐車区画枠及び目標駐車位置を求めている(ステップS31〜S32)。このように、本実施例は、実施例1とは、処理の順番が異なるが、同様の処理を行っており、実施例1と同様の効果を得ることができる。
(実施例3)
次に、本実施例の自動駐車システムについて説明する。本実施例の自動駐車システムは、上述した実施例1、2の駐車位置検出システムを用いて、目標駐車位置を正確に決定するものであり、目標駐車位置が決定すれば、公知の駐車誘導システムを用いて、自車を目標駐車位置に誘導する。自車を目標駐車位置に誘導した後、ドライバが上述した開始/終了スイッチ11をオフにすると、駐車位置検出及び自動駐車は終了することになる。
ここで、公知の駐車誘導システムとは、例えば、周囲状況や自車位置などを認識するカメラや各種センサ類と、周囲状況や自車位置などに基づいて車速や操舵量などの制御値を決定するコントローラと、制御値に基づいてアクセル、ブレーキ及びステアリングなどを駆動するアクチュエータなどから構成されており、自車の加減速操作及び操舵を自動制御して、自車を目標駐車位置に誘導するものである。
本発明は、車両全般、例えば、乗用車、建設車両、農業車両、産業車両などに適用可能である。
12 カメラ
13 自車位置センサ
14 空スペース検出センサ
21 自車位置計算部
22 俯瞰画像変換部
23 直線検出部
23a 切出部
24 垂線検出部
25 垂線ペア抽出部
26 中線計算部
29 側方パノラマ画像作成部
30 初期情報部
31 目標駐車区画検出部
32 目標駐車位置計算部

Claims (6)

  1. 車両の側方の駐車区画の前を走行しながら、前記駐車区画を含む路面の画像を撮影する撮影手段と、
    前記車両の走行中の移動量及び移動方向に基づいて、自車位置を計算する自車位置計算部と、
    前記撮影手段で撮影された前記画像を俯瞰画像に変換する俯瞰画像変換部と、
    前記俯瞰画像変換部で変換された前記俯瞰画像から直線を検出する直線検出部と、
    前記直線検出部で検出された前記直線から前記車両の車長方向に垂直な垂線を検出する垂線検出部と、
    前記垂線検出部で検出された前記垂線から、前記垂線同士の線間距離が駐車区画線幅に相当する垂線ペアを抽出する垂線ペア抽出部と、
    前記垂線ペア抽出部で抽出した前記垂線ペアの中線を計算する中線計算部と、
    駐車位置の初期位置を有する初期情報部と、
    前記中線計算部で計算した前記中線について、前記初期位置に最も近い前記中線上の位置を前記車両の目標駐車位置として計算する目標駐車位置計算部と、を有する
    ことを特徴とする駐車位置検出システム。
  2. 請求項1に記載の駐車位置検出システムにおいて、
    前記自車位置計算部で計算された前記自車位置と前記俯瞰画像変換部で変換された前記俯瞰画像に基づいて、前記移動量に応じて複数の前記俯瞰画像をずらしながら重ね合わせて側方パノラマ画像を作成する側方パノラマ画像作成部を更に有し、
    前記直線検出部は、前記側方パノラマ画像作成部で作成された前記側方パノラマ画像から直線を検出する
    ことを特徴とする駐車位置検出システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の駐車位置検出システムにおいて、
    前記俯瞰画像又は前記側方パノラマ画像から所定範囲の領域を切り出す切出部を更に有し、
    前記直線検出部は、前記切出部で切り出した前記領域から直線を検出する
    ことを特徴とする駐車位置検出システム。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の駐車位置検出システムにおいて、
    前記目標駐車位置計算部で計算した前記目標駐車位置を有する前記中線を与える前記垂線ペアを、前記車両が駐車する目標駐車区画として検出する目標駐車区画検出部を更に有する
    ことを特徴とする駐車位置検出システム。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の駐車位置検出システムにおいて、
    前記車両の走行中に、他の車両が駐車していない空スペースを前記車両の側方で検出する空スペース検出手段を更に有し、
    前記初期情報部は、前記空スペース検出手段で検出した前記空スペースの位置を前記初期位置とする
    ことを特徴とする駐車位置検出システム。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1つに記載の駐車位置検出システムと、
    前記車両のステアリングを操舵するアクチュエータとを少なくとも有し、
    前記アクチュエータにより前記ステアリングを操舵して、前記駐車位置検出システムで計算した前記目標駐車位置に前記車両を誘導する
    ことを特徴とする自動駐車システム。
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