JP2017147294A - テンプレート、インプリント方法およびインプリント装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】インプリント時に、テンプレートが備えるテンプレートパターンに発生する応力を正確に計測することができるテンプレートを提供する。【解決手段】インプリントリソグラフィで用いられるテンプレートT1が提供される。前記テンプレートT1は、テンプレートパターンを備えている。また、前記テンプレートT1は、応力がかかると発光する応力発光材料を含んでいる。【選択図】図5

Description

本発明の実施形態は、テンプレート、インプリント方法およびインプリント装置に関する。
半導体装置の製造工程で用いられる技術の1つにインプリントリソグラフィがある。インプリントリソグラフィは、電子ビーム(Electron Beam:EB)描画等によって形成したテンプレートを、被処理基板上のレジストにインプリントすることによって、被処理基板上にレジストパターンを形成する技術である。
このようなインプリントリソグラフィでは、テンプレートが空隙パターンなどの大きい空間を有している場合などに、テンプレートをレジストに押し当てると、テンプレートパターンの一部に応力集中が起こる。そして、テンプレートパターンの一部に応力が集中すると、テンプレートの劣化が進行する場合や、形成されるレジストパターンに欠陥が発生する場合がある。このため、インプリント時にテンプレートパターンに発生する応力を正確に計測することが望まれている。
特開2011−91104号公報 特開2004−85483号公報 特開2013−98181号公報
本発明が解決しようとする課題は、インプリント時にテンプレートパターンに発生する応力を正確に計測することができるテンプレート、インプリント方法およびインプリント装置を提供することである。
実施形態によれば、テンプレートが提供される。前記テンプレートは、テンプレートパターンを備えている。また、前記テンプレートは、応力発光材料を含んでいる。
図1は、第1の実施形態に係るインプリント装置の構成を示す図である。 図2は、インプリント工程の押当て処理を説明するための図である。 図3は、第1の実施形態に係るコントローラの構成を示すブロック図である。 図4は、第1の実施形態に係るテンプレートの特性を示す図である。 図5は、応力発光強度に応じた姿勢調整を説明するための図である。 図6は、第1の実施形態に係る姿勢調整処理の処理手順を示すフローチャートである。 図7は、第2の実施形態に係るテンプレート交換処理の処理手順を示すフローチャートである。 図8は、第3の実施形態に係るテンプレートの構成を示す図である。 図9は、第3の実施形態に係るインプリント処理を説明するための図である。 図10は、第3の実施形態に係るテンプレート交換処理の処理手順を示すフローチャートである。 図11は、第4の実施形態に係るインプリント処理を説明するための図である。 図12は、第4の実施形態に係るインプリント処理の処理手順を示すフローチャートである。 図13は、コントローラのハードウェア構成を示す図である。
以下に添付図面を参照して、実施形態に係るテンプレート、インプリント方法およびインプリント装置を詳細に説明する。なお、これらの実施形態により本発明が限定されるものではない。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係るインプリント装置の構成を示す図である。インプリント装置101は、ウエハWAなどの被転写基板に、モールド基板であるテンプレートTxのテンプレートパターンを転写する半導製造装置である。テンプレートTxは、インプリントリソグラフィで用いられる原版である。
本実施形態のテンプレートTxは、テンプレートパターンを備えるとともに、応力発光材料を含有している。この応力発光材料は、被検体であるテンプレートTxに加えられた微弱な力学エネルギーを直接光に変換する材料である。したがって、応力発光材料は、応力がかかると、応力の大きさ(荷重強度)に比例した強度で発光する。応力発光材料は、圧力がかかったときだけ発光し、元に戻せば消える。
インプリント装置101は、テンプレートTxがレジスト3へインプリント(押印)された場合のテンプレートTxからの応力発光強度を計測し、計測結果に基づいてテンプレートTxの姿勢を制御する。
テンプレートTxは、光を透過する部材を用いて形成されている。光を透過する材料は、石英硝子であってもよいし、透明樹脂であってもよい。テンプレートTxは、その表面(下面)側にテンプレートパターンが3次元状に形成されている。テンプレートTxのテンプレートパターン面は、平面度が高くウエハWA(レジスト3)面との間の密着性を保っている。
インプリント装置101は、姿勢制御機構1、原版ステージ2、基板チャック4、試料ステージ5、基準マーク6、アライメントセンサ7、液滴下装置8、ステージベース9、光源10、受光器11を備えている。また、本実施形態のインプリント装置101は、コントローラ20を備えている。
試料ステージ5は、被加工基板であるウエハWAを載置するとともに、載置したウエハWAと平行な平面内(水平面内)を移動する。試料ステージ5は、ウエハWAに転写材としてのレジスト3を滴下する際にはウエハWAを液滴下装置8の下方側に移動させ、ウエハWAへの転写処理を行う際には、ウエハWAをテンプレートTxの下方側に移動させる。
また、試料ステージ5上には、基板チャック4が設けられている。基板チャック4は、ウエハWAを試料ステージ5上の所定位置に固定する。また、試料ステージ5上には、基準マーク6が設けられている。基準マーク6は、試料ステージ5の位置を検出するためのマークであり、ウエハWAを試料ステージ5上にロードする際の位置合わせに用いられる。
ステージベース9の底面側(ウエハWA側)には、原版ステージ2が設けられている。原版ステージ2は、テンプレートTxの裏面側(テンプレートパターンの形成されていない側の面)からテンプレートTxを真空吸着などによって所定位置に固定する。
ステージベース9は、原版ステージ2によってテンプレートTxを支持するとともに、テンプレートTxのテンプレートパターン(回路パターンなど)をウエハWA上のレジスト3に押し当てる。ステージベース9は、上下方向(鉛直方向)に移動することにより、テンプレートTxのレジスト3への押し当てと、テンプレートTxのレジスト3からの引き離し(離型)と、を行う。インプリントに用いるレジスト3は、例えば、光硬化性などを有した樹脂(光硬化剤)である。また、ステージベース9上には、アライメントセンサ7が設けられている。アライメントセンサ7は、ウエハWAの位置検出やテンプレートTxの位置検出を行うセンサである。
液滴下装置8は、インクジェット方式によってウエハWA上にレジスト3を滴下する装置である。液滴下装置8が備えるインクジェットヘッド(図示せず)は、レジスト3の液滴を噴出する複数の微細孔を有している。
光源10は、光を照射する装置であり、ステージベース9の上方に設けられている。光源10は、テンプレートTxがレジスト3に押し当てられた状態で、テンプレートTx上から光を照射する。なお、光源10が照射する光は、レジスト3を硬化させることができる光であれば、発光する光は可視光、赤外光、紫外光などの何れの光であってもよい。
受光器11は、ステージベース9の上方に設けられている。受光器11は、応力発光の発光強度(応力発光強度)を計測する装置である。受光器11は、テンプレートTxをレジスト3に押当てる場合に、テンプレートTxから応力発光された光の発光強度を計測する。受光器11は、テンプレートTxの裏面(テンプレートパターンが形成されている面とは反対側の面)側から、応力発光強度を計測する。受光器11は、計測した応力発光強度を、コントローラ20に送る。
姿勢制御機構1は、テンプレートパターン面に対して垂直な方向に伸縮可能な素子を有している。姿勢制御機構1は、テンプレートTxの所定ブロック(領域)ごとにテンプレートTxの裏面上に配置されている。換言すると、姿勢制御機構1は、所定の配置間隔で、テンプレートTxの裏面上に配置されている。姿勢制御機構1は、テンプレートTxをレジスト3に押し当てる場合に、テンプレートTxの裏面上の位置毎に位置に応じた力でテンプレートTxの裏面を押す。姿勢制御機構1は、テンプレートTxの裏面側からテンプレートTxを押すことにより、光照射の前のテンプレートTxの傾きなどを調整する。姿勢制御機構1は、離型時にはテンプレートTxから外される。
コントローラ20は、図示省略しているが、インプリント装置101の各構成要素に接続され、各構成要素を制御する。コントローラ20は、テンプレートTxをレジスト3に押当てる場合に、受光器11から送られてくる計測結果(応力発光強度)に基づいて、テンプレートパターンのうち応力(荷重)が集中している箇所を判別する。コントローラ20は、応力の判定結果に基づいて、テンプレートTxが所望の姿勢となるよう(応力が減少するよう)、姿勢制御機構1を制御する。姿勢制御機構1は、テンプレートパターンの歪み、傾き、曲がり、変形などが緩和(平均化)されるようにテンプレートTxの姿勢を調整する。
ウエハWAへのインプリントを行う際には、試料ステージ5に載せられたウエハWAが液滴下装置8の直下まで移動させられる。そして、ウエハWAの所定ショット位置にレジスト3が滴下される。
その後、試料ステージ5上のウエハWAがテンプレートTxの直下に移動させられる。そして、テンプレートTxがウエハWA上のレジスト3に押し当てられる。換言すると、テンプレートTxとレジスト3とが接触させられる。テンプレートTxとレジスト3とは、所定時間だけ接触させられる。
そして、レジスト3がテンプレートパターンに充填された状態で、光源10がレジスト3に光を照射してレジスト3を硬化させる。これにより、テンプレートパターンに対応する転写パターンがウエハWA上のレジスト3にパターニングされる。この後、次のショットへのインプリント処理が行われる。そして、ウエハWA上の全てのショットへのインプリント処理が完了すると、ウエハWAが搬出される。
ここで、インプリント工程の処理手順について説明する。ここでは、インプリント工程におけるテンプレートTxのレジスト3への押当て処理について説明する。図2は、インプリント工程の押当て処理を説明するための図である。図2では、インプリント工程におけるウエハWAやテンプレートTxの一例であるテンプレートT1などの断面図を示している。
ウエハWAの上面にはレジスト3が滴下される。なお、レジスト3は、ウエハWAの上面に塗布されてもよい。ウエハWAに滴下されたレジスト3の各液滴はウエハWA面内に広がる。そして、図2の(a)に示すように、テンプレートT1がレジスト3側に移動させられ、図2の(b)に示すように、テンプレートT1がレジスト3に押し当てられる。これにより、レジスト3は、テンプレートパターン形状にならって流動する。このように、凹凸パターンであるテンプレートパターンが掘り込まれたテンプレートT1をレジスト3に接触させると、毛細管現象によりテンプレートパターン内にレジスト3が流入する。
予め設定しておいた時間だけ、レジスト3をテンプレートT1に充填させた後、図2の(c)に示すように、テンプレートT1の裏面側から光50が照射される。これにより、光50がテンプレートT1を透過してレジスト3に照射され、レジスト3が硬化する。そして、図2の(d)に示すように、テンプレートT1が、レジスト3の硬化によって形成されたレジストパターン30から離型される。これにより、図2の(e)に示すように、テンプレートパターンを反転させたレジストパターン30がウエハWA上に形成される。このように、インプリント工程が行われることによって、レジストパターン30が3次元形状でウエハWA上に成形される。
図3は、第1の実施形態に係るコントローラの構成を示すブロック図である。コントローラ20は、受光器11、姿勢制御機構1および光源10に接続されている。コントローラ20は、入力部21、応力分布算出部(応力分布算出モジュール)22、判定部(判定モジュール)3、指示生成部(指示生成モジュール)24、出力部25を備えている。
入力部21へは、受光器11からの応力発光強度が入力される。入力部21は、応力発光強度を応力分布算出部22に送る。応力分布算出部22は、パターンレイアウト(設計データ)と、発光の検出位置と、に基づいて、テンプレートTxにおける発光位置を導出する。応力分布算出部22は、テンプレートTxにおける発光位置と、応力発光強度とに基づいて、テンプレートTxにおける応力分布を算出する。本実施形態の応力分布算出部22は、テンプレートTxにおける応力分布の代わりに、応力分布に対応する応力発光強度の分布を算出する。本実施形態では、受光器11は、インプリント時の応力発光強度を計測し、応力分布算出部22は、インプリント時の応力分布(応力発光強度の分布)を算出する。応力分布は、テンプレートパターンの各位置における応力発光強度の大きさを示すマップである。応力分布算出部22は、応力分布としての応力発光強度分布を判定部23に送る。
判定部23は、テンプレートパターンの各位置における応力発光強度が、第1の閾値内であるか否かを判定する。換言すると、判定部23は、応力分布に対応している応力発光強度の分布が、第1の閾値内であるか否かを判定する。判定部23は、テンプレートパターンの各位置と、判定結果(第1の閾値以上であるか否か)とを対応付けした第1の判定結果情報を生成して指示生成部24に送る。
指示生成部24は、第1の判定結果情報に基づいた指示を生成する。具体的には、第1の判定結果情報において、何れかのパターン位置における応力発光強度が第1の閾値以上を示す場合、指示生成部24は、テンプレートTxの姿勢(応力分布)を調整するための指示(以下、姿勢調整指示という)を生成する。第1の判定結果情報において、全てのパターン位置の応力発光強度が第1の閾値未満を示す場合、指示生成部24は、光源10に光を照射させる指示(以下、光照射指示という)を生成する。指示生成部24は、姿勢調整指示または光照射指示を出力部25に送る。なお、指示生成部24は、応力発光強度=第1の閾値の場合、姿勢調整指示の代わりに光照射指示を生成してもよい。出力部25は、姿勢調整指示を姿勢制御機構1に送る。また、出力部25は、光照射指示を光源10に送る。
なお、判定部23は、テンプレートパターンの各位置における応力発光強度が、第1の閾値よりもどれだけ大きいかを示す第1の判定結果情報を生成してもよい。この場合、指示生成部24は、テンプレートパターンの各位置における応力発光強度が、第1の閾値よりもどれだけ大きいかに基づいて、姿勢調整指示を生成する。この姿勢調整指示は、応力分布に応じたものであり、応力分布を平均化させる(応力の偏りを減少させる)ための指示である。
ここで、応力発光材料を含んだテンプレートTxの特性について説明する。図4は、第1の実施形態に係るテンプレートの特性を示す図である。図4に示すグラフの横軸は、テンプレートTxの変位量である。また、縦軸の上側は、テンプレートTxにかかる応力であり下側は応力発光強度である。したがって、図4の上側のグラフは、テンプレートTxの変位量と、テンプレートTxにかかる応力との関係を示している。また、図4の下側のグラフは、テンプレートTxの変位量と、テンプレートTxからの応力発光強度との関係を示している。
応力発光とは、機械的な力が加わると光を発生する現象であり、応力発光材料は、応力が変化した時に光を発生する材料である。応力発光材料は、構造が特殊加工された無機結晶骨格の中に、発光中心となる元素が添加された粉末微粒子状の応力発光性の無機材料である。
応力発光材料の例としては、ZnS(硫化亜鉛)とMn(マンガン)の混合物などの酸化物系のセラミックス微粒子がある。また、応力発光材料は、SrAl24(アルミン酸ストロンチウム)とEu(ユウロピウム)の混合物であってもよい。本実施形態のテンプレートTxは、応力発光材料が混練されている。したがって、テンプレートTxに応力がかかると、応力に応じた強度で応力発光材料が発光する。このため、テンプレートTxのうち、レジスト3への押当て時に負荷が集中しやすい箇所が光る。
テンプレートTxは、変位量が0からD1までの範囲31では弾性変形し、変位量がD1からD2までの範囲32で塑性変形する。このように、変位量=D1が、弾性変形と塑性変形の境界である。
テンプレートTxは、弾性変形する際には、変位量と応力強度とが比例関係にある。そして、テンプレートTxの変位量がD1を超えるとテンプレートTxの応力は一定値となる。テンプレートTxは、テンプレートTxの変位量がD2になると破壊に至る。
応力発光材料は、変位量が0からD1までの範囲31では弾性変形発光し、変位量がD1以上の範囲32で塑性変形発光する。このように、変位量=D1が、弾性変形発光と塑性変形発光の境界である。
応力発光材料は、弾性変形発光する際には、変位量と応力発光強度とが比例関係にある。このように、応力発光材料は、弾性変形時においては、変位量(応力)に比例して応力発光強度が変化する。そして、テンプレートTxの変位量がD1を超えると応力発光材料の応力発光強度は一定値となる。応力発光材料は、テンプレートTxの変位量がD2になると破壊発光する。
図5は、応力発光強度に応じた姿勢調整を説明するための図である。図5では、ウエハWA、テンプレートT1、受光器11、姿勢制御機構1などの断面図を示している。
図5の(a)に示すように、インプリント工程が始まると、テンプレートT1とレジスト3とが互いに近づけられる。そして、テンプレートT1とレジスト3との接触が始まる瞬間に、図5の(b)に示すように、テンプレートT1に大きな応力変化が発生する。これにより、テンプレートT1に含まれている応力発光材料が発光する。本実施形態では、応力発光材料から出る光の応力発光強度を受光器11で計測する。そして、姿勢制御機構1が、図5の(c)に示すように、応力発光強度に応じた量だけテンプレートT1の姿勢を調整する。このとき、姿勢制御機構1は、応力発光材料の応力発光強度が平均化されるよう、テンプレートT1の姿勢を調整する。
図6は、第1の実施形態に係る姿勢調整処理の処理手順を示すフローチャートである。インプリント装置101がレジスト3へのテンプレートT1の押当てを開始すると(ステップS10)、受光器11が応力発光強度を計測する(ステップS20)。受光器11は、計測した応力発光強度と発光位置とを対応付けして、コントローラ20に送る。
受光器11からの応力発光強度および発光位置は、入力部21に入力され、応力分布算出部22に送られる。応力分布算出部22は、パターンレイアウトと、発光位置と、応力発光強度と、に基づいて、テンプレートT1における応力分布(応力発光強度の分布)を算出する(ステップS30)。
判定部23は、テンプレートパターンの各位置における応力発光強度が、第1の閾値以上であるか否かを判定する(ステップS40)。判定部23は、判定結果に基づいて第1の判定結果情報を生成し、指示生成部24に送る。
指示生成部24は、第1の判定結果情報に応じた指示を生成する。指示生成部24は、第1の判定結果情報が第1の閾値≦応力発光強度を示す場合、姿勢調整指示を生成する。この姿勢調整指示は、姿勢制御機構1に送られる。そして、姿勢制御機構1が、姿勢調整指示に基づいて、テンプレートT1の姿勢を調整する。換言すると、応力発光強度が第1の閾値以上である場合(ステップS40、Yes)、姿勢制御機構1が、所定ブロック毎にテンプレートT1の姿勢を調整する(ステップS50)。このように、インプリント装置101は、応力分布に基づいて、テンプレートT1をレジスト3に押当てた場合のテンプレートT1の傾きを調整する。
この後、インプリント装置101は、ステップS20〜S40の処理を再実行する。すなわち、インプリント装置101は、姿勢が調整された後の応力発光を計測し(ステップS20)、応力発光分布に基づいて、応力分布を算出する(ステップS30)。そして、インプリント装置101は、応力発光強度が第1の閾値以上であるか否かを判定する(ステップS40)。応力発光強度が第1の閾値以上である場合(ステップS40、Yes)、姿勢制御機構1が、テンプレートT1の姿勢を調整する(ステップS50)。インプリント装置101は、応力発光強度が第1の閾値未満に均一化されるまでステップS20〜S50の処理を繰り返す。
ステップS40の処理において、第1の判定結果情報が第1の閾値>応力発光強度を示す場合、指示生成部24は、光照射指示を生成する。この光照射指示は、光源10に送られる。そして、光源10がテンプレートT1上からレジスト3に光を照射する。換言すると、応力発光強度が第1の閾値未満である場合(ステップS40、No)、光源10がテンプレートT1上からレジスト3に光を照射する(ステップS60)。これにより、レジスト3が硬化してレジストパターン30となる。この後、インプリント装置101は、レジストパターン30からテンプレートT1を引き離す離型処理を行う(ステップS70)。
このように、インプリント装置101は、応力発光材料を含有したテンプレートT1を用いてインプリントを実行する。そして、テンプレートパターン形状などに起因する応力分布が、テンプレートT1がレジスト3に押当てられた場合の応力発光に基づいて検出される。さらに、応力分布に基づいて、テンプレートT1がレジスト3に押当てられた場合のテンプレートT1の姿勢が制御される。これにより、テンプレートT1への負荷を軽減することができる。
なお、テンプレートパターンが掘り込まれる前の基板(板状部材)が応力発光材料を有していてもよい。この基板に対してテンプレートパターンが掘り込まれることにより、応力発光材料を有したテンプレートT1が形成されることとなる。
このように第1の実施形態では、テンプレートT1が、応力発光材料を含んで構成されている。これにより、テンプレートT1がレジスト3に押当てられた場合にテンプレートパターンに発生する応力を正確に計測することが可能となる。したがって、テンプレートT1への応力が緩和されるよう適切な姿勢にテンプレートT1を調整することが可能となる。この結果、レジストパターン30の位置ずれを防止できる。また、テンプレートT1への負荷を軽減することができるので、テンプレートT1の寿命を延ばすことが可能となる。
(第2の実施形態)
つぎに、図7を用いて第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、テンプレートT1がレジスト3に押当てられた場合の、テンプレートT1の応力分布に基づいて、テンプレートT1の交換時期(寿命)を判断する。
インプリント用のテンプレートT1は、繰り返し使用されるものである。このため、テンプレートT1は、テンプレートT1自体の劣化によって、使用の都度、応力発光強度が変化し、応力分布のばらつきが増加する。
そこで、本実施形態では、第1の実施形態のようなテンプレートT1の姿勢制御を行う際に、都度、光照射前のレジスト3へのテンプレートT1の押当て時に計測した姿勢調整後の応力発光強度と、初回に計測された姿勢調整後の応力発光強度との差分に基づいて、テンプレートT1の交換時期を判断する。
図7は、第2の実施形態に係るテンプレート交換処理の処理手順を示すフローチャートである。インプリント装置101がレジスト3へのテンプレートT1の押当てを開始すると(ステップS110)、受光器11が応力発光強度を計測する(ステップS120)。本実施形態の受光器11は、姿勢制御機構1がテンプレートT1の姿勢を調整した状態での応力発光強度を計測する。ここでのインプリント装置101は、第1の実施形態と同様の処理によって、テンプレートT1の姿勢を調整しておく。受光器11は、計測した応力発光強度と発光位置とを対応付けしてコントローラ20に送る。
受光器11からの応力発光強度および発光位置は、入力部21に入力され、応力分布算出部22に送られる。応力分布算出部22は、パターンレイアウトと、発光位置と、応力発光強度と、に基づいて、テンプレートT1における応力分布(応力発光強度の分布)を算出する。
判定部23は、算出された応力発光強度の分布(今回の分布)と、初回に計測しておいたテンプレートパターンの応力発光強度の分布(初回の分布)と、を比較する(ステップS130)。ここでの初回の分布は、テンプレートT1を最初に使用した際の応力発光強度の分布である。また、今回の分布は、テンプレートT1をN回目(Nは2以上の自然数)に使用した際の応力発光強度の分布である。今回の分布や初回の分布は、応力発光強度の最大値と最小値の差であってもよいし、標準偏差などの値であってもよい。判定部23は、今回の分布と初回の分布との差分を算出する。
判定部23は、テンプレートパターンにおける応力発光強度の分布の差分が、第2の閾値以上であるか否かを判定する(ステップS140)。テンプレートT1の特性が、例えば、図4で示したグラフのような特性である場合、第2の閾値は、図4で示したグラフ(テンプレートT1の特性)に基づいて設定しておく。すなわち、第2の閾値は、テンプレートT1が塑性変形によって破壊されない値に設定されている。
ここで、第2の閾値の設定可能範囲について説明する。第2の閾値の設定可能範囲は、テンプレートT1が弾性変形可能な範囲である。したがって、第2の閾値は、テンプレートT1の塑性変形が始まる応力発光強度(以下、発光強度Exという)に基づいて設定される。テンプレートT1が塑性変形によって破壊されないためには、テンプレートT1を発光強度Ex未満または発光強度Ex以下の値(管理値)で管理すればよい。このため、第2の閾値は、テンプレートT1が破壊する前の弾性変形時の値(応力発光強度)を用いて設定しておけばよい。換言すると、第2の閾値は、テンプレートT1の管理値に基づいて設定しておけばよい。
なお、テンプレートT1の変形特性(変位量と応力との関係)は、テンプレートT1の厚さなどによって異なるので、テンプレートT1の管理値もテンプレートT1毎に設定される。したがって、第2の閾値もテンプレートT1毎に設定される。第2の閾値は、予め実験等で計測したテンプレートT1の変形特性または発光特性(変位量と応力発光強度との関係)に基づいて設定される。このように、本実施形態における第2の閾値は、テンプレートパターンの構造(強度)などに基づいて設定される。
判定部23は、第2の閾値>(分布の差分)である場合(ステップS140、No)、テンプレートT1を再利用すると判定する(ステップS150)。このように、応力発光強度の分布の差分が第2の閾値未満であれば、テンプレートT1の劣化が進んでいないので、テンプレートT1は交換不要と判定される。
判定部23は、テンプレートT1を再利用すると判定したことを示す第2の判定結果情報を生成して指示生成部24に送る。指示生成部24は、第2の判定結果情報を表示させる表示指示を生成して表示装置(図示せず)などに送る。
ステップS140の処理において、第2の閾値≦(分布の差分)である場合(ステップS140、Yes)、判定部23は、テンプレートT1を廃棄処理すると判定する(ステップS160)。このように、分布の差分が第2の閾値以上であれば、テンプレートT1の劣化が進んでいるので、テンプレートT1の交換が必要であると判定される。なお、判定部23は、分布の差分=第2の閾値の場合、テンプレートT1を再利用すると判定してもよい。
テンプレートT1を再利用すると判定された場合、テンプレートT1を廃棄処理すると判定された場合の何れの場合であっても、インプリント装置101は、第1の実施形態と同様に、応力に応じたテンプレートT1の姿勢制御を行ってレジスト3への光照射を行う。これにより、レジスト3が硬化してレジストパターン30となる。この後、インプリント装置101は、レジストパターン30からテンプレートT1を引き離す離型処理を行う。
このように、本実施形態では、テンプレートパターンに欠陥が発生する前にテンプレートT1の寿命を判定することができる。このため、欠陥が発生したテンプレートパターンを用いてインプリント処理が実行されることはない。一方、テンプレートパターンに欠陥が発生した後にテンプレートT1を交換する方法では、欠陥が発生したテンプレートパターンを用いてインプリント処理が実行されることとなる。
なお、判定部23は、初回の応力分布を用いることなく今回の応力分布を用いて、テンプレートT1の寿命を判定してもよい。また、判定部23は、応力分布の変化履歴に基づいて、テンプレートT1の寿命を判定してもよい。
このように第2の実施形態によれば、テンプレートT1の応力分布に基づいて、テンプレートT1の寿命を判定するので、寿命を正確に判定することができる。また、テンプレートT1が繰り返し使用される場合であっても、テンプレートパターンに欠陥が発生する前にテンプレートT1の寿命を判定することが可能となる。
(第3の実施形態)
つぎに、図8〜図10を用いて第3の実施形態について説明する。第3の実施形態では、テンプレートに寿命判定用のテストパターンを形成しておき、このテストパターンでの応力発光強度に基づいて、テンプレートの交換時期を判定する。
図8は、第3の実施形態に係るテンプレートの構成を示す図である。図8では、テンプレートTxの一例であるテンプレートT2の断面構成を示している。テンプレートT2は、テンプレートT1と同様の部材を用いて形成されている。したがって、テンプレートT2は、応力発光材料を含有するとともに、光透過性を有している。本実施形態のテンプレートT2は、テンプレートパターン62とテストパターン61とを有している。
テストパターン(判定用パターン)61は、テンプレートパターン62よりも劣化が早く強度の低いパターン(カナリアパターン)である。したがって、テストパターン61は、テンプレートパターン62の変形が発生する前に変形する。例えば、テストパターン61は、テンプレートパターン62よりもパターン幅(凸部)が狭いパターン、パターン深さが深いパターンなどである。
図9は、第3の実施形態に係るインプリント処理を説明するための図である。図9では、ウエハWA、テンプレートT2、レジスト3などの断面図を示している。図9の(a)に示すように、インプリント工程が始まると、テンプレートT2とレジスト3とが互いに近づけられる。そして、テンプレートT2とレジスト3との接触が始まった後、図9の(b)に示すように、テンプレートT2に大きな応力変化が発生する。この場合において、テストパターン61は、テンプレートパターン62よりも強度が低いので、テストパターン61は、テンプレートパターン62よりも弱い応力で発光する。本実施形態では、テストパターン61における応力発光強度に基づいて、テンプレートT2の交換時期が判定される。
図10は、第3の実施形態に係るテンプレート交換処理の処理手順を示すフローチャートである。インプリント装置101がレジスト3へのテンプレートT2の押当てを開始すると(ステップS210)、受光器11が応力発光強度を計測する。本実施形態の受光器11は、テストパターン61からの応力発光強度を計測する(ステップS220)。受光器11は、計測した応力発光強度を対応付けしてコントローラ20に送る。
受光器11からの応力発光強度は、入力部21から判定部23に送られる。判定部23は、テストパターン61における応力発光強度が、第3の閾値以上であるか否かを判定する(ステップS230)。テストパターン61の特性が、例えば、図4で示したグラフのような特性である場合、第3の閾値は、図4で示したグラフ(テストパターン61の特性)に基づいて設定しておく。すなわち、第3の閾値は、テストパターン61が塑性変形によって破壊されない値に設定されている。
ここで、第3の閾値の設定可能範囲について説明する。第3の閾値の設定可能範囲は、テストパターン61が弾性変形可能な範囲である。したがって、第3の閾値は、テストパターン61の塑性変形が始まる応力発光強度(以下、発光強度Eyという)に基づいて設定される。テストパターン61が塑性変形によって破壊されないためには、テストパターン61を発光強度Ey未満または発光強度Ey以下の値(管理値)で管理すればよい。このため、第3の閾値は、テストパターン61が破壊する前の弾性変形時の値(応力発光強度)を用いて設定しておけばよい。換言すると、第3の閾値は、テストパターン61の管理値に基づいて設定しておけばよい。
なお、テンプレートT2の変形特性(変位量と応力との関係)は、テンプレートT2の厚さなどによって異なる。したがって、テストパターン61の変形特性も、テストパターン61毎に異なる。このため、テストパターン61の管理値もテストパターン61毎に設定される。したがって、第3の閾値もテストパターン61毎に設定される。第3の閾値は、予め実験等で計測したテストパターン61の変形特性または発光特性(変位量と応力発光強度との関係)に基づいて設定される。このように、本実施形態における第3の閾値は、テストパターン61の構造(強度)などに基づいて設定される。
判定部23は、第3の閾値>応力発光強度である場合(ステップS230、No)、テンプレートT2を再利用すると判定する(ステップS240)。このように、テストパターン61の応力発光強度が第3の閾値未満であれば、テンプレートT2の劣化が進んでいないので、テンプレートT2は交換不要であると判定される。
判定部23は、テンプレートT2を再利用すると判定したことを示す第3の判定結果情報を生成して指示生成部24に送る。指示生成部24は、第3の判定結果情報を表示させる表示指示を生成して表示装置(図示せず)などに送る。
ステップS230の処理において、第3の閾値≦応力発光強度である場合(ステップS230、Yes)、判定部23は、テンプレートT2を廃棄処理すると判定する(ステップS250)。このように、テストパターン61の応力発光強度が第3の閾値以上であれば、テンプレートT2の劣化が進んでいるので、テンプレートT2の交換が必要であると判定される。なお、判定部23は、テストパターン61の応力発光強度=第3の閾値の場合、テンプレートT2を再利用すると判定してもよい。
テンプレートT2を再利用すると判定された場合、テンプレートT2を廃棄処理すると判定された場合の何れの場合であっても、インプリント装置101は、第1の実施形態と同様に、応力に応じたテンプレートT2の姿勢制御を行ってレジスト3への光照射を行う。これにより、レジスト3が硬化してレジストパターン30となる。この後、インプリント装置101は、レジストパターン30からテンプレートT1を引き離す離型処理を行う。
なお、インプリント装置101は、テンプレートT2の交換時期の判定と、テンプレートT2の姿勢制御との何れを先に実行してもよい。また、インプリント装置101は、テンプレートT2の交換時期を判定し、テンプレートT2の姿勢制御を省略してもよい。なお、テンプレートT2において、応力発光材料は、テストパターン61が形成されている一部の領域だけに配置されてもよい。
また、本実施形態のコントローラ20は、応力分布算出部22を有していなくてもよい。この場合、受光器11からの応力発光強度は、入力部21から直接判定部23に送られる。コントローラ20が応力分布算出部22を有している場合、受光器11からの応力発光強度は、入力部21から応力分布算出部22を介して判定部23に送られる。
このように第3の実施形態によれば、テンプレートT2がテストパターン61を備えておりテストパターン61の応力分布に基づいて、テンプレートT2の寿命を判定するので、テンプレートT2の寿命を正確に判定することができる。また、テンプレートT2が繰り返し使用される場合であっても、テンプレートパターンに欠陥が発生する前にテンプレートT2の寿命を判定することが可能となる。
(第4の実施形態)
つぎに、図11〜図13を用いて第4の実施形態について説明する。第4の実施形態では、テンプレートTxからの応力発光によって、テンプレートパターン内の一部のレジスト3を予め硬化させる。
図11は、第4の実施形態に係るインプリント処理を説明するための図である。図11では、インプリント工程におけるウエハWAやテンプレートTxの一例であるテンプレートT3などの断面図を示している。なお、図11で説明する処理のうち図2で説明した処理と同様の処理については、その説明を省略する。
ウエハWAの上面にはレジスト3が滴下される。そして、図11の(a)に示すように、テンプレートT3がレジスト3側に移動させられ、図11の(b)に示すように、テンプレートT3がレジスト3に押し当てられる。これにより、レジスト3は、テンプレートパターン内に流入する。
テンプレートT3は、応力発光材料を含有するとともに、光透過性を有している。本実施形態のテンプレートT3に含まれる応力発光材料は、レジスト3を硬化させることが可能な光を応力発光する。
インプリント装置101は、予め設定しておいた時間だけ、レジスト3をテンプレートT3に充填させる。このとき、テンプレートT3に応力がかかると、テンプレートT3の応力発光材料は発光する。テンプレートT3において応力発光があった箇所の近傍では、図11の(c)に示すように、レジスト3の一部が硬化する。応力発光が起こる場所は、テンプレートT3において負荷が掛かり易い部分である。したがって、テンプレートT3において負荷が掛かり易い部分のレジスト3が硬化することとなる。
この後、図11の(d)に示すように、テンプレートT3の裏面側から光50が照射される。これにより、光50がテンプレートT3を透過してレジスト3に照射され、レジスト3の全体が硬化する。そして、図11の(e)に示すように、テンプレートT3が、硬化したレジストパターン30から離型される。これにより、テンプレートパターンを反転させたレジストパターン30がウエハWA上に形成される。
図12は、第4の実施形態に係るインプリント処理の処理手順を示すフローチャートである。インプリント装置101がレジスト3へのテンプレートT3の押当てを開始すると(ステップS310)、テンプレートT3は応力発光する(ステップS320)。この応力発光によって、レジスト3の一部が硬化する(ステップS330)。
テンプレートT3では、テンプレートパターンへのレジスト3の充填が行われながら、レジスト3のうちの一部領域での硬化が進行する。そして、所定時間が経過すると、テンプレートパターンへのレジスト3の充填とレジスト3の一部領域での硬化とが完了する。
この後、光源10がテンプレートT3上からレジスト3に光を照射する(ステップS340)。これにより、レジスト3が完全に硬化してレジストパターン30となる(ステップS350)。この後、インプリント装置101は、レジストパターン30からテンプレートT3を引き離す離型処理を行う(ステップS360)。なお、インプリント装置101は、第1の実施形態と同様に、応力に応じたテンプレートT3の姿勢制御を行ったうえでレジスト3への光照射を行ってもよい。
インプリント装置101によるインプリント処理は、例えばウエハプロセスのレイヤ毎に行われる。例えば、ウエハWA上に被加工膜が形成された後、被加工膜上にレジスト3が滴下される。インプリント装置101は、レジスト3の塗布されたウエハWAにテンプレートTxを用いてインプリント処理を行い、ウエハWA上にレジストパターン30を形成する。そして、レジストパターン30をマスクとしてレジストパターンの下層側の被加工膜がエッチングされる。これにより、レジストパターン30に対応する実パターンがウエハWA上に形成される。半導体装置(半導体集積回路)を製造する際には、被加工膜の形成処理、第1〜第4の実施形態に係るインプリント処理、エッチング処理などがレイヤ毎に繰り返される。
つぎに、コントローラ20のハードウェア構成について説明する。図13は、コントローラのハードウェア構成を示す図である。コントローラ20は、CPU(Central Processing Unit)91、ROM(Read Only Memory)92、RAM(Random Access Memory)93、表示部94、入力部95を有している。コントローラ20では、これらのCPU91、ROM92、RAM93、表示部94、入力部95がバスラインを介して接続されている。
CPU91は、コンピュータプログラムである応力判定プログラム97を用いてテンプレートTxでの応力判定や寿命判定を行う。応力判定プログラム97は、コンピュータで実行可能な、滴下位置を算出するための複数の命令を含むコンピュータ読取り可能かつ非遷移的な記録媒体(nontransitory computer readable recording medium)を有するコンピュータプログラムプロダクトである。応力判定プログラム97では、前述の複数の命令が応力判定や寿命判定を行うことをコンピュータに実行させる。
表示部94は、液晶モニタなどの表示装置であり、CPU91からの指示に基づいて、テンプレートパターン、応力発光強度、応力分布、第1〜第3の判定結果情報などを表示する。入力部95は、マウスやキーボードを備えて構成され、使用者から外部入力される指示情報(応力判定や寿命判定に必要なパラメータ等)を入力する。入力部95へ入力された指示情報は、CPU91へ送られる。
応力判定プログラム97は、ROM92内に格納されており、バスラインを介してRAM93へロードされる。図13では、応力判定プログラム97がRAM93へロードされた状態を示している。
CPU91はRAM93内にロードされた応力判定プログラム97を実行する。具体的には、コントローラ20では、使用者による入力部95からの指示入力に従って、CPU91がROM92内から応力判定プログラム97を読み出してRAM93内のプログラム格納領域に展開して各種処理を実行する。CPU91は、この各種処理に際して生じる各種データをRAM93内に形成されるデータ格納領域に一時的に記憶させておく。
コントローラ20で実行される応力判定プログラム97は、応力分布算出部22、判定部23、指示生成部24を含むモジュール構成となっており、これらが主記憶装置上にロードされ、これらが主記憶装置上に生成される。
このように第4の実施形態によれば、インプリント装置101は、テンプレートT3において負荷が掛かり易い部分の近傍にあるレジスト3を予め硬化させている。具体的には、インプリント装置101は、テンプレートT3からの応力発光によって、テンプレートパターン内の一部のレジスト3を予め硬化させている。これにより、荷重(負荷)が集中し易い箇所のテンプレートパターンが硬化したレジスト3で支えられる。この結果、テンプレートT3がレジスト3に押当てられた場合のテンプレートT3への応力集中を緩和することができる。したがって、テンプレートT3のインプリント時の負荷を軽減することが可能となる。
なお、コントローラ20は、プロセス条件に応じて第1〜第3の閾値を変更してもよい。ここでのプロセス条件は、例えば、レジスト3の種類、テンプレートTxの弾性率(反り易さ)や変形特性、テンプレートパターンの深さ(凹凸差)や最小幅寸法などである。また、コントローラ20は、テンプレートパターンの位置毎に、第1〜第3の閾値を変更してもよい。この場合、コントローラ20は、テンプレートパターンの位置毎に、パターン密度やパターン寸法に応じた異なる閾値を用いる。
また、第1〜第4の実施形態が組合されてもよい。例えば、第2の実施形態と第4の実施形態とが組み合された場合、テンプレートTxからの応力発光によって一部のレジスト3を予め硬化させるとともに、テンプレートTxの応力分布に基づいて、テンプレートTxの寿命が判定される。また、第3の実施形態と第4の実施形態とが組み合された場合、テンプレートTxからの応力発光によって一部のレジスト3を予め硬化させるとともに、テストパターン61を用いてテンプレートTxの寿命が判定される。また、第1の実施形態と第3の実施形態とが組み合された場合、応力発光強度に基づいて、テンプレートTxの姿勢が調整されるとともに、テストパターン61を用いてテンプレートTxの寿命が判定される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…姿勢制御機構、3…レジスト、10…光源、11…受光器、20…コントローラ、22…応力分布算出部、23…判定部、24…指示生成部、30…レジストパターン、50…光、61…テストパターン、62…テンプレートパターン、101…インプリント装置、T1〜T3,Tx…テンプレート、WA…ウエハ。

Claims (7)

  1. テンプレートパターンを備え、
    応力発光材料を含む、
    ことを特徴とするテンプレート。
  2. 前記応力発光材料からの応力発光は、可視光、赤外光または紫外光である、
    ことを特徴とする請求項1に記載のテンプレート。
  3. 前記テンプレートパターンよりも強度が低いテストパターンをさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載のテンプレート。
  4. 応力発光材料を含んだテンプレートと、基板上のレジストと、を接触させる接触ステップと、
    前記テンプレートからの応力発光の強度に基づいて、前記テンプレートの姿勢を調整する姿勢調整ステップと、
    前記レジストに光を照射して前記レジストを硬化させる硬化ステップと、
    前記レジストから前記テンプレートを引き離す離型ステップと、
    を含むことを特徴とするインプリント方法。
  5. 前記応力発光の強度に基づいて前記テンプレートの交換時期を判定する判定ステップをさらに含む、
    ことを特徴とする請求項4に記載のインプリント方法。
  6. 応力発光材料を含んだテンプレートと、基板上のレジストと、を接触させる接触ステップと、
    前記テンプレートからの応力発光で前記テンプレートが備えるテンプレートパターン内の前記レジストの一部を硬化させる第1の硬化ステップと、
    前記レジストに光を照射して前記レジストを全硬化させる第2の硬化ステップと、
    前記レジストから前記テンプレートを引き離す離型ステップと、
    を含むことを特徴とするインプリント方法。
  7. テンプレートと基板上のレジストとを接触させた場合の前記テンプレートからの応力発光の強度を計測する受光部と、
    前記応力発光の強度に基づいて、前記テンプレートの姿勢を調整する指示を生成するコントローラと、
    前記指示に基づいて、前記テンプレートの姿勢を調整する姿勢制御機構と、
    を備えることを特徴とするインプリント装置。
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