JP2017146404A - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents

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Hitoshi Fujiwara
仁 藤原
智彦 藤井
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智彦 藤井
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Yutaka Naito
裕 内藤
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Yoshiharu Takahashi
良春 高橋
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Yasuharu Kawarazaki
康晴 河原▲崎▼
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Abstract

【課題】低摩擦部材に塗布された潤滑剤が、組立時にベルト部材の表面に付着することを防止する。
【解決手段】ベルト部材21と、ベルト部材21を回転させる加圧回転体と、ベルト部材21の内周面側に固設され、ベルト部材21を介して加圧回転体とニップ部を形成する固定部材26と、ベルト部材21と固定部材26の間に設けられ、潤滑剤28が塗布された低摩擦部材27と、を備える定着装置20において、低摩擦部材27は、加圧回転体のベルト部材21への非圧接時におけるベルト部材21と対向する面において、ベルト部材21の回転方向の上流側で固定部材26に固定されるとともに、下流側の端部が上流側の端部よりもベルト部材21側に突出し、上流側の端部と下流側の端部の間の領域は、上流側の端部と下流側の端部とを結んでなる仮想線Lよりもベルト部材21から遠い側にある。
【選択図】図5

Description

本発明は、定着装置および画像形成装置に関する。
複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置として、電子写真方式を利用した画像形成装置が種々考案されており公知技術となっている。その画像形成プロセスは、像担持体である感光ドラムの表面に静電潜像を形成し、感光ドラム上の静電潜像を現像剤であるトナー等によって現像して可視像化し、現像された画像を転写装置により記録媒体に転写して画像を担持させ、圧力や熱等を用いる定着装置によって記録媒体上の未定着トナー像を定着する過程により成立している。
定着装置としては、様々な方式のものが提案されており、例えば、熱ローラ定着装置では、内部にハロゲンランプ等の熱源を備え、加熱されながら互いに押圧されて回転する2本の回転体(定着ローラ、加圧ローラ)で形成されるニップ部(定着ニップ部)に、未定着トナー像を載せた記録媒体を通過させ、そこでトナー像を溶融し記録媒体上に定着させている。
また、近年、定着装置の省エネ化や、ウェイトタイム短縮に対する要求が高まりから、加熱ローラに替えて、ベルトや薄膜フィルム等の無端状のベルト部材を用いた加熱装置を採用することで、定着装置の低熱容量化を実現し、また記録媒体への熱伝達効率の改善を図り、加熱に要する待ち時間(ウォームアップ時間やファーストプリント時間)を大幅に短縮した、いわゆるオンデマンドタイプの定着装置が広く採用されている。
このベルト定着方式の定着装置において、ベルト部材の内周面に固定部材を摺接させて、ベルト部材を介して固定部材を回転体に圧接させることでベルト部材と回転体との間にニップ部を形成する構成が広く用いられており、また、ベルト部材と固定部材の間に潤滑剤を塗布した低摩擦部材を挟み摺動負荷を低減させることが知られている。
低摩擦部材を備えた定着装置として、例えば、特許文献1には、低摩擦部材の搬送方向と上流側と下流側の両端部を挟持固定した定着装置が開示されている。また、特許文献2には、加圧ベルトの内周面を押圧する押圧部材が、弾性押圧体と剛性押圧体とからなり、低摩擦シートにおける加圧ベルトの周回移動方向の上流側の側縁部は、弾性押圧体の側面に沿って表面側から背面側に向けて延長されて、剛性押圧体の押圧力と、弾性押圧体の定着ローラからの反力とによって、剛性押圧体と補助部材との間で、所定の長さにわたって連続して挟持されている定着装置が開示されている。
しかしながら、ベルト部材と固定部材との間に潤滑剤を塗布した低摩擦部材を挟む構成の定着装置の組立の際には、低摩擦部材に潤滑剤を塗布した状態でベルト部材を挿入しなければならないため、低摩擦部材に塗布された潤滑剤がベルト部材の表面に付着してしまい、異常画像やベルト部材の搬送不良による用紙ジャムが発生するおそれがあった。また、低摩擦部材に塗布された潤滑剤が、ベルト部材の表面に付着して少なくなることで、ベルト部材に摩耗が発生し、定着装置の所望の耐用期間に到達できないおそれがあった。
上記特許文献1,2に記載の低摩擦部材の固定方法では、組立の際に、ベルト部材が低摩擦部材に塗布された潤滑剤と接触する可能性があり、異常画像やベルト搬送性不良、寿命未達交換が発生してしまうおそれがあった。また、特許文献1のように、低摩擦部材の上流側と下流側の双方で固定するためには、低摩擦部材の表面積を大きく取る必要があり、部品コストも高くなってしまうという課題があった。
そこで本発明は、低摩擦部材に塗布された潤滑剤が、組立時にベルト部材の表面に付着することを防止することができる定着装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明に係る定着装置は、無端状のベルト部材と、前記ベルト部材に対し圧接可能に設けられるとともに、圧接時に前記ベルト部材を回転させる加圧回転体と、前記ベルト部材の内周面側に固設され、前記ベルト部材を介して前記加圧回転体とニップ部を形成する固定部材と、前記ベルト部材と前記固定部材の間に設けられ、潤滑剤が塗布された低摩擦部材と、を備える定着装置において、前記低摩擦部材は、前記加圧回転体の前記ベルト部材への非圧接時における前記ベルト部材と対向する面において、前記ベルト部材の回転方向の上流側で前記固定部材に固定されるとともに、前記ベルト部材の回転方向の下流側の端部が前記上流側の端部よりも前記ベルト部材側に突出し、前記上流側の端部と前記下流側の端部の間の領域は、前記上流側の端部と前記下流側の端部とを結んでなる仮想線よりも前記ベルト部材から遠い側にあるものである。
本発明によれば、低摩擦部材に塗布された潤滑剤が、組立時にベルト部材の表面に付着することを防止することができる。
本発明に係る画像形成装置の一実施形態を示す概略構成図である。 定着装置の基本構成を示す概略構成図である。 定着装置の長手方向における各部材配置についての説明図である。 (A)低摩擦部材を備える定着装置の要部断面図、(B)ベルト組立におけるベルト部材の挿入の様子を示す説明図である。 本実施形態に係る定着装置の要部断面図である。 本実施形態に係る定着装置の断面図である。 低摩擦部材の下流側の曲げ形状の例を示す説明図であって、(A)R形状の例、(B)1辺での曲げの例、である。 低摩擦部材の曲げ形状の例を示す説明図であって、(A)下流側をR形状とする例、(B)略全域をR形状とする例、である。 低摩擦部材の形状例を示す説明図である。
以下、本発明に係る構成を図1から図9に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
(画像形成装置)
本発明に係る画像形成装置の一実施形態であるタンデム型カラープリンタについて図1を参照して説明する。画像形成装置としては、例えばプリンタ、複写機、ファックス等、トナーを用いて画像形成を行う実施形態が挙げられ、記録媒体に形成されたトナー像(未定着画像)を定着する定着装置を備えるものである。
画像形成装置本体1の上方にあるボトル収容部101には、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した4つのトナーボトル102Y,102M,102C,102Kが着脱自在(交換自在)に設置されている。
ボトル収容部101の下方には中間転写ユニット85が配設されている。その中間転写ユニット85の中間転写ベルト78に対向するように、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した作像部4Y,4M,4C,4Kが並設されている。各作像部4Y,4M,4C,4Kには、それぞれ、感光体ドラム5Y,5M,5C,5Kが配設されている。
また、各感光体ドラム5Y,5M,5C,5Kの周囲には、それぞれ、帯電部75、現像部76、クリーニング部77、除電部、等が配設されている。そして、各感光体ドラム5Y,5M,5C,5K上で、作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、クリーニング工程)がおこなわれて、各感光体ドラム5Y,5M,5C,5K上に各色の画像が形成されることになる。
感光体ドラム5Y,5M,5C,5Kは、駆動モータによって図1中の時計方向に回転駆動される。そして、帯電部75の位置で、感光体ドラム5Y,5M,5C,5Kの表面が一様に帯電される(帯電工程)。
その後、感光体ドラム5Y,5M,5C,5Kの表面は、露光部3から発せられたレーザ光の照射位置に達して、この位置での露光走査によって各色に対応した静電潜像が形成される(露光工程)。
その後、感光体ドラム5Y,5M,5C,5Kの表面は、現像部76との対向位置に達して、この位置で静電潜像が現像されて、各色のトナー像が形成される(現像工程)。
その後、感光体ドラム5Y,5M,5C,5Kの表面は、中間転写ベルト78及び第1転写バイアスローラ79Y,79M,79C,79Kとの対向位置に達して、この位置で感光体ドラム5Y,5M,5C,5K上のトナー像が中間転写ベルト78上に転写される(1次転写工程)。
このとき、感光体ドラム5Y,5M,5C,5K上には、僅かながら未転写トナーが残存する。その後、感光体ドラム5Y,5M,5C,5Kの表面は、クリーニング部77との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム5Y,5M,5C,5K上に残存した未転写トナーがクリーニング部77のクリーニングブレードによって機械的に回収される(クリーニング工程)。
最後に、感光体ドラム5Y,5M,5C,5Kの表面は、除電部との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム5Y,5M,5C,5K上の残留電位が除去される。こうして、感光体ドラム5Y,5M,5C,5K上でおこなわれる、一連の作像プロセスが終了する。
その後、現像工程を経て各感光体ドラム上に形成した各色のトナー像を、中間転写ベルト78上に重ねて転写する。こうして、中間転写ベルト78上にカラー画像が形成される。
中間転写ユニット85は、中間転写ベルト78、4つの1次転写バイアスローラ79Y,79M,79C,79K、2次転写バックアップローラ82、クリーニングバックアップローラ83、テンションローラ84、中間転写クリーニング部80、等で構成される。
中間転写ベルト78は、2次転写バックアップローラ82、クリーニングバックアップローラ83、およびテンションローラ84によって張架、支持されるとともに、2次転写バックアップローラ82の回転駆動によって図1中の矢印方向に無端移動される。
4つの1次転写バイアスローラ79Y,79M,79C,79Kは、それぞれ、中間転写ベルト78を感光体ドラム5Y,5M,5C,5Kとの間に挟み込んで1次転写ニップを形成している。
そして、1次転写バイアスローラ79Y,79M,79C,79Kに、トナーの極性とは逆の転写バイアスが印加される。そして、中間転写ベルト78は、矢印方向に走行して、各1次転写バイアスローラ79Y,79M,79C,79Kの1次転写ニップを順次通過する。
こうして、感光体ドラム5Y,5M,5C,5K上の各色のトナー像が、中間転写ベルト78上に重ねて1次転写される。その後、各色のトナー像が重ねて転写された中間転写ベルト78は、2次転写ローラ89との対向位置に達する。
この位置では、2次転写バックアップローラ82が、2次転写ローラ89との間に中間転写ベルト78を挟み込んで2次転写ニップを形成している。そして、中間転写ベルト78上に形成された4色のトナー像は、この2次転写ニップの位置に搬送された記録媒体P上に転写される。
このとき、中間転写ベルト78には、記録媒体Pに転写されなかった未転写トナーが残存する。その後、中間転写ベルト78は、中間転写クリーニング部80の位置に達する。そして、この位置で、中間転写ベルト78上の未転写トナーが回収される。こうして、中間転写ベルト78上でおこなわれる、一連の転写プロセスが終了する。
2次転写ニップの位置に搬送された記録媒体Pは、画像形成装置本体1の下方に配設された給紙部12から、給紙ローラ97やレジストローラ対98等を経由して搬送されたものである。
給紙部12には、転写紙等の記録媒体Pが複数枚重ねて収納されている。そして、給紙ローラ97が図1中の反時計方向に回転駆動されると、一番上の記録媒体Pがレジストローラ対98のローラ間に向けて給送される。レジストローラ対98に搬送された記録媒体Pは、回転駆動を停止したレジストローラ対98のローラニップの位置で一旦停止する。
そして、中間転写ベルト78上のカラー画像にタイミングを合わせて、レジストローラ対98が回転駆動されて、記録媒体Pが2次転写ニップに向けて搬送される。こうして、記録媒体P上に、所望のカラー画像が転写される。その後、2次転写ニップの位置でカラー画像が転写された記録媒体Pは、定着装置20の位置に搬送される。
そして、この位置で、ベルト部材21(定着ベルト)及び加圧ローラ31による熱と圧力とにより、表面に転写されたカラー画像が記録媒体P上に定着される。その後、記録媒体Pは、排紙ローラ対99のローラ間を経て、装置外へと排出される。
排紙ローラ対99によって装置外に排出された記録媒体Pは、出力画像として、スタック部100上に順次スタックされる。こうして、画像形成装置における、一連の画像形成プロセスが完了する。
(定着装置)
次に、図2および図3を参照して、画像形成装置本体1が備える定着装置20の基本構成および動作について詳述する。
図2は、定着装置20の構成例を示す概略構成である。図2に示す定着装置20は、ベルト部材21、固定部材26、加熱部材22、補強部材23(支持部材)、ヒータ25(熱源)、加圧回転体としての加圧ローラ31、温度センサ40、接離機構51〜53、等で構成される。
ベルト部材21は、薄肉で可撓性を有する無端状ベルトであって、図2中の矢印方向(反時計方向)に回転(走行)する。ベルト部材21は、内周面(固定部材26との摺接面)側から、基材層、弾性層、離型層が順次積層されていて、その全体の厚さが1mm以下に設定されている。
ベルト部材21の基材層は、層厚が30〜100μmであって、ニッケル、ステンレス等の金属材料やポリイミド等の樹脂材料で形成されている。ベルト部材21の弾性層は、層厚が100〜300μmであって、シリコーンゴム、発泡性シリコーンゴム、フッ素ゴム、等のゴム材料で形成されている。弾性層を設けることで、ニップ部におけるベルト部材21表面の微小な凹凸が形成されなくなり、記録媒体P上のトナー像Tに均一に熱が伝わり柚子肌画像の発生が抑止される。
ベルト部材21の離型層は、層厚が10〜50μmであって、PFA(テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、ポリイミド、ポリエーテルイミド、PES(ポリエーテルサルファイド)、等の材料で形成されている。離型層を設けることで、トナーT(トナー像)に対する離型性(剥離性)が担保される。また、ベルト部材21の直径は15〜120mmになるように設定されている。例えば、ベルト部材21の直径が30mm程度に設定される。
また、ニップ部の位置でベルト部材21の外周面に当接する加圧回転体としての加圧ローラ31は、直径が30mm程度であって、中空構造の芯金32上に弾性層33を形成したものである。加圧ローラ31の弾性層33は、発泡性シリコーンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム等の材料で形成されている。なお、弾性層33の表層にPFA、PTFE等からなる薄肉の離型層を設けることもできる。加圧ローラ31はベルト部材21に圧接して、双方の部材間に所望のニップ部を形成する。
さらに、定着装置20には、ベルト部材21に対して加圧ローラ31を接離する接離機構51〜53が設けられている。接離機構は、加圧レバー51、偏心カム52、加圧スプリング53、等で構成されている。
加圧レバー51は、一端側に設けられた支軸51aを中心として定着装置20の側板に回転自在に支持されている。加圧レバー51の中央部は、加圧ローラ31の軸受に当接している。なお、軸受は、側板に形成された長穴に移動可能に保持されている。加圧レバー51の他端側には加圧スプリング53が接続され、さらに加圧スプリング53の保持板に、駆動モータによって回転可能に構成された偏心カム52が係合している。
偏心カム52の回転により、加圧レバー51が支軸51aを中心にして回転して、加圧ローラ31が図2の破線矢印方向に移動することになる。すなわち、通常の定着工程時には、偏心カム52の回転方向の姿勢が図2の状態になって、加圧ローラ31はベルト部材21を加圧して所望のニップ部を形成する。これに対して、通常の定着工程時以外のジャム処理時や待機時等には、偏心カム52の回転方向の姿勢が図2の状態から180度回転して、加圧ローラ31はベルト部材21から離脱、または、ベルト部材21を減圧する。
以下、定着装置20の通常時の動作について説明する。画像形成装置本体1の電源スイッチが投入されると、ヒータ25に電力が供給されるとともに、加圧ローラ31の図2中の矢印方向の回転駆動が開始される。これにより、加圧ローラ31との摩擦力によって、ベルト部材21も図2中の矢印方向に従動(回転)する。
その後、給紙部12から記録媒体Pが給送されて、2次転写ローラ89の位置で、記録媒体P上に未定着のカラー画像が担持(転写)される。未定着画像T(トナー像T)が担持された記録媒体Pは、ガイド板に案内されながら図2の矢印Y10方向に搬送されて、圧接状態にあるベルト部材21及び加圧ローラ31のニップ部に送入される。そして、加熱部材22(ヒータ25)によって加熱されたベルト部材21による加熱と、補強部材23によって補強された固定部材26と加圧ローラ31との押圧力とによって、記録媒体Pの表面にトナー像Tが定着される。その後、ニップ部から送出された記録媒体Pは、矢印Y11方向に搬送される。
図3は、定着装置20の長手方向における各部材配置についての説明図である。加圧ローラ31には、駆動機構の駆動ギアに噛合するギア45が設置されているとともに、加圧ローラ31の幅方向両端部は、定着装置20の側板43に軸受42を介して回転自在に支持されている。なお、加圧ローラ31の内部に、ハロゲンヒータ等の熱源を設けることもできる。
また、加圧ローラ31の弾性層33を発泡性シリコーンゴム等のスポンジ状の材料で形成した場合には、ニップ部に作用する加圧力を減ずることができるために、固定部材26に生じる撓みを軽減することができる。さらに、加圧ローラ31の断熱性が高められて、ベルト部材21の熱が加圧ローラ31側に移動しにくくなるために、ベルト部材21の加熱効率が向上する。
また、図2および図3の例では、ベルト部材21の直径が加圧ローラ31の直径と同等になるように形成したが、ベルト部材21の直径が加圧ローラ31の直径よりも小さくなるように形成することもできる。その場合、ニップ部におけるベルト部材21の曲率が加圧ローラ31の曲率よりも小さくなるために、ニップ部から送出される記録媒体Pがベルト部材21から分離され易くなる。また、ベルト部材21の直径が加圧ローラ31の直径よりも大きくなるように形成することもできるが、ベルト部材21の直径と加圧ローラ31の直径との関係によらず、加圧ローラ31の加圧力が加熱部材22に作用しないように構成されている。
固定部材26は、その幅方向両端部が定着装置20の側板43に固定支持されている。固定部材26の側板43との固定支持は、少なくとも記録媒体Pの搬送方向の位置決めがなされており、加圧ローラ31の加圧方向は、補強部材23と位置決めがなされるのが望ましい。
加熱部材22は、その幅方向両端部が定着装置20の側板43に固定支持されている。そして、加熱部材22は、ヒータ25の輻射熱(輻射光)により加熱されてベルト部材21を加熱する。すなわち、加熱部材22がヒータ25によって直接的に加熱されて、加熱部材22を介してベルト部材21がヒータ25によって間接的に加熱されることになる。
ヒータ25(熱源)は、ハロゲンヒータやカーボンヒータであって、その両端部が定着装置20の側板43に固定されている。そして、画像形成装置本体1の電源部により出力制御されたヒータ25の輻射熱によって、加熱部材22が加熱される。さらに、加熱部材22によってベルト部材21がニップ部を除く位置で全体的に加熱されて、加熱されたベルト部材21の表面から記録媒体P上のトナー像Tに熱が加えられる。なお、ヒータ25の出力制御は、ベルト部材21表面に対向するサーミスタ等の温度センサ40によるベルト表面温度の検知結果に基いておこなわれる。また、このようなヒータ25の出力制御によって、ベルト部材21の温度(定着温度)を所望の温度に設定することができる。
定着装置20は、ベルト部材21の一部のみが局所的に加熱されるのではなく、加熱部材22によってベルト部材21が周方向にわたってほぼ全体的に加熱されることになるために、装置を高速化した場合であってもベルト部材21が充分に加熱されて定着不良の発生を抑止することができる。すなわち、比較的簡易な構成で効率よくベルト部材21を加熱できるために、ウォームアップ時間やファーストプリント時間が短縮化されるとともに、定着装置20の小型化が達成される。
また、常温時におけるベルト部材21と加熱部材22とのギャップX(ニップ部を除く位置のギャップ)は、0mmより大きく1mm以下とすることが好ましい。これにより、加熱部材22とベルト部材21とが摺接する面積が大きくなってベルト部材21の磨耗が加速する不具合を抑止するとともに、加熱部材22とベルト部材21とが離れ過ぎてベルト部材21の加熱効率が低下する不具合を抑止することができる。さらに、加熱部材22がベルト部材21に近設されることで、可撓性を有するベルト部材21の円形姿勢がある程度維持されるため、ベルト部材21の変形による劣化、破損を軽減することができる。
また、加熱部材22とベルト部材21との摺動抵抗を低下させるために、加熱部材22の摺接面を摩擦係数の低い材料で形成したり、ベルト部材21の内周面にフッ素を含む材料からなる表面層を形成したりすることもできる。
補強部材23は、幅方向の長さが固定部材26と同等になるように形成されていて、その幅方向両端部が定着装置20の側板43に固定支持されている。そして、補強部材23が固定部材26、ベルト部材21を介して加圧ローラ31に当接することで、ニップ部において固定部材26が加圧ローラ31の加圧力を受けて大きく変形する不具合を抑止している。なお、補強部材23は、ステンレスや鉄等の機械的強度が高い金属材料で形成することが好ましい。
また、補強部材23における、ヒータ25に対向する面の一部又は全部に、断熱部材を設けたり、BA処理や鏡面研磨処理を施したりすることもできる。これにより、ヒータ25から補強部材23に向かう熱(補強部材23を加熱する熱)が加熱部材22の加熱に用いられることになるために、加熱部材22およびベルト部材21の加熱効率がさらに向上することになる。
(ベルト組立)
以下、定着装置20の組立時におけるベルト部材21の組み付け(ベルト組立という)について説明する。
図4を参照して、これまでのベルト組立における問題点を説明する。上述したように、定着装置20のベルト部材21と固定部材26との間に、摺動負荷低減を目的として低摩擦部材27(摺動シート)を設置することが知られている。
図4(A)は低摩擦部材27を備える定着装置20の要部断面図である。低摩擦部材27には、低摩擦部材27やベルト部材21の内面の摩耗を防ぐことを目的として潤滑剤28が塗布されている。
図4(B)は、ベルト組立におけるベルト部材21の挿入の様子を示す説明図である。図4に示すように、加熱部材22に固定部材26および低摩擦部材27が設けられ、低摩擦部材27のベルト部材21側には、潤滑剤28が塗布された状態で、ベルト部材21は図中の矢印方向に挿入される。
このベルト部材21の挿入の際に、ベルト部材21が潤滑剤28をかき取らないように挿入することは困難であり、潤滑剤28がベルト部材21にかき取られ、ベルト部材21の表面に潤滑剤28が付着してしまうことがあった。そして、ベルト部材21の表面に潤滑剤28が付着すると、異常画像やベルト部材21がスリップすることで用紙ジャムになる可能性がある。
また、これを防ぐために、ベルト組立後の工程において、ベルト部材21の表面についた潤滑剤28を拭きとるとしても、ベルト部材21の内部に留まっている潤滑剤28の量がかき取られたことで減少してしまっているので、摩擦係数が増加し、定着装置20の所望の寿命まで安定走行できない可能性があった。
そこで、本実施形態に係る定着装置は、無端状のベルト部材(ベルト部材21)と、ベルト部材に対し圧接可能に設けられるとともに、圧接時にベルト部材を回転させる加圧回転体(加圧ローラ31)と、ベルト部材の内周面側に固設され、ベルト部材を介して加圧回転体とニップ部を形成する固定部材(固定部材26)と、ベルト部材と固定部材の間に設けられ、潤滑剤(潤滑剤28)が塗布された低摩擦部材(低摩擦部材27)と、を備える定着装置(定着装置20)において、低摩擦部材は、加圧回転体のベルト部材への非圧接時におけるベルト部材と対向する面において、ベルト部材の回転方向の上流側で固定部材に固定されるとともに、ベルト部材の回転方向の下流側の端部が上流側の端部よりもベルト部材側に突出し、上流側の端部と下流側の端部の間の領域は、上流側の端部と下流側の端部とを結んでなる仮想線(仮想線L)よりもベルト部材から遠い側にあるものである(図5)。なお、括弧内は実施形態での符号、適用例を示す。
図5は、本実施形態に係る定着装置20の要部断面図であって、加圧ローラ31の離間時を示す図である。図6は、本実施形態に係る定着装置20の定着駆動時における断面図である。
低摩擦部材27は、ベルト部材21と対向する面(定着駆動時にベルト部材21と当接する面)において、記録媒体Pの搬送方向(ベルト部材21の回転方向)の上流側の端部で固定部材26に固定されており、かつ、搬送方向の下流側の領域がベルト部材21側に曲げられた突出部を有し、上流側の領域よりもベルト部材21側に突き出す形状を有している。
そして、図5に示すように、低摩擦部材27は、その上流側の端部と下流側の端部の間の領域は、上流側の端部と下流側の端部とを結んでなる仮想線Lよりもベルト部材21から遠い側にあるものとしている。また、このとき、上流側の端部と下流側の端部の間の領域において、最もベルト部材21から離れる位置に存在する領域は、仮想線Lから1mm以上離れていることが好ましい。
このような構成により、図4(B)にて説明したベルト部材21を挿入する組み立て時において、ベルト部材21は低摩擦部材27の突出部に接触し、該突出部で支持される。このため、潤滑剤28が塗布された領域を、ベルト部材21と接触しないようにして、ベルト部材21を挿入することができる。よって、ベルト部材21は潤滑剤28をかき取らないようにして、ベルト部材21の表面に潤滑剤28が付着することを防止することができる。
そして、図6に示すように、加圧ローラ31によって加圧されて荷重がかかったとき、加圧ローラ31が回転駆動して、ベルト部材21が回転したときなど、低摩擦部材27の突出部に所定以上の荷重がかかったときには、低摩擦部材27の突出部はベルト部材21の搬送経路に沿って変形する。このため、低摩擦部材27が突出部を備えることにより、ベルト部材21の搬送負荷の増加や、ベルト部材21の内面を摩耗させることはない。
以上説明した本実施形態に係る定着装置20によれば、低摩擦部材27に塗布された潤滑剤28が、ベルト組立時にベルト部材21の表面に付着することを防止することができる。これにより、異常画像や用紙ジャムの発生を抑え、かつ、所望の寿命まで安定走行可能な定着装置20を提供することができる。また、定着装置20の長寿命化により、これを備えた画像形成装置のランニングコストの抑制を図ることも可能となる。
以下に好適な実施形態について説明する。図7を参照して、低摩擦部材27の下流側の曲げ形状について説明する。低摩擦部材27の下流側の曲げ形状は、例えば、図7(A)に示すように、R形状とすることが好ましい。これにより、低摩擦部材27の強度低下を防止することができる。この際、突出部での曲率半径Rは、例えば、0.5mm以上であることが好ましい。
また、低摩擦部材27の下流側の曲げ形状は、R形状に限られるものではなく、例えば、図7(B)に示すように、1箇所を所定の角度で折り曲げるようにしてもよい。この場合は、低摩擦部材27の加工を簡略化することが可能となる。
図8を参照して、低摩擦部材27の曲げ形状について説明する。低摩擦部材27の曲げ形状は、例えば、図8(A)に示すように、下流側だけをR形状としてもよいし、図8(B)に示すように、固定部材26とベルト部材21で挟まれる略全域をR形状としてもよい。
図9を参照して、低摩擦部材27の好ましい形状例について説明する。低摩擦部材27の下流側の突出部は、図9に示すように、低摩擦部材27の長手方向(ベルト部材21の幅方向)における少なくとも一方の端部が徐々に短くなる形状とすることが好ましい。換言すれば、低摩擦部材27は、ベルト部材21の幅方向における少なくとも一方の端部におけるベルト部材21側への突出量が、ベルト部材21の幅方向の中央部の突出量よりも小さい形状を有するものである。これにより、ベルト部材21の挿入をより容易に行うことが可能となる。
また、ベルト部材21は、張力を受けない状態で加熱部材22に掛け回されており、ベルト部材21の内周長と加熱部材22の外周長の差分は、3mm以下であることが好ましい。
また、低摩擦部材27の材質は、例えば、ガラスクロスであることが好ましいが、これに限られるものではない。また、低摩擦部材27の厚みは、例えば、0.05mm以上であることが好ましいが、これに限られるものではない。
また、潤滑剤28は、低摩擦部材27の搬送方向下流側の端部から所定の範囲は塗布されていないことが好ましい。例えば、低摩擦部材27の搬送方向下流側の端部から少なくとも3mmの範囲については、潤滑剤28を塗布しないものとすることが好ましい。また、潤滑剤28は、例えば、23℃での見かけ粘度が100mPa/sec以上であることが好ましいが、これに限られるものではない。
尚、上述の実施形態は本発明の好適な実施の例ではあるがこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
1 画像形成装置本体
3 露光部
4Y,4M,4C,4K 作像部
5Y,5M,5C,5K 感光体ドラム
12 給紙部
20 定着装置
21 ベルト部材(定着ベルト)
22 加熱部材
23 補強部材
25 ヒータ
26 固定部材
27 低摩擦部材
28 潤滑剤
31 加圧ローラ(加圧回転体)
32 芯金
33 弾性層
40 温度センサ
42 軸受
43 側板
45 ギア
51 加圧レバー
51a 支軸
52 偏心カム
53 加圧スプリング
75 帯電部
76 現像部
77 クリーニング部
78 中間転写ベルト
79Y,79M,79C,79K 第1転写バイアスローラ
80 中間転写クリーニング部
82 2次転写バックアップローラ
83 クリーニングバックアップローラ
84 テンションローラ
85 中間転写ユニット
89 2次転写ローラ
97 給紙ローラ
98 レジストローラ対
99 排紙ローラ対
100 スタック部
101 ボトル収容部
102Y,102M,102C,102K トナーボトル
P 記録媒体
T 未定着画像(トナー像)
特許第5440922号公報 特許第5233837号公報

Claims (10)

  1. 無端状のベルト部材と、
    前記ベルト部材に対し圧接可能に設けられるとともに、圧接時に前記ベルト部材を回転させる加圧回転体と、
    前記ベルト部材の内周面側に固設され、前記ベルト部材を介して前記加圧回転体とニップ部を形成する固定部材と、
    前記ベルト部材と前記固定部材の間に設けられ、潤滑剤が塗布された低摩擦部材と、を備える定着装置において、
    前記低摩擦部材は、
    前記加圧回転体の前記ベルト部材への非圧接時における前記ベルト部材と対向する面において、
    前記ベルト部材の回転方向の上流側で前記固定部材に固定されるとともに、
    前記ベルト部材の回転方向の下流側の端部が前記上流側の端部よりも前記ベルト部材側に突出し、
    前記上流側の端部と前記下流側の端部の間の領域は、前記上流側の端部と前記下流側の端部とを結んでなる仮想線よりも前記ベルト部材から遠い側にあることを特徴とする定着装置。
  2. 前記低摩擦部材は、前記上流側の端部と前記下流側の端部の間の領域において、前記下流側の端部から所定の範囲がR形状を有していることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記R形状は、曲率半径Rが0.5mm以上であることを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記低摩擦部材は、前記下流側の端部から所定の位置にて折り曲げられた形状を有していることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  5. 前記低摩擦部材は、前記上流側の端部と前記下流側の端部の間の略全域において、R形状を有していることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  6. 前記低摩擦部材は、前記ベルト部材の幅方向における少なくとも一方の端部における前記ベルト部材側への突出量が、前記ベルト部材の幅方向の中央部における突出量よりも小さいことを特徴とする請求項1から5までのいずれかに記載の定着装置。
  7. 前記低摩擦部材の前記下流側の端部から少なくとも3mmの範囲は、前記潤滑剤が塗布されていないことを特徴とする請求項1から6までのいずれかに記載の定着装置。
  8. 前記低摩擦部材は、前記ベルト部材から遠い側にある領域が前記仮想線から1mm以上離れていることを特徴とする請求項1から7までのいずれかに記載の定着装置。
  9. 前記低摩擦部材は、ガラスクロスからなることを特徴とする請求項1から8までのいずれかに記載の定着装置。
  10. 請求項1から9までのいずれかに記載の定着装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020139970A (ja) * 2019-02-26 2020-09-03 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置

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