JP2017139166A - 電磁継電器 - Google Patents

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Chuqi Liang
楚キ 梁
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雅博 金子
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Nobuo Tanitsu
信夫 谷津
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やよい 徳原
耕平 高橋
Kohei Takahashi
耕平 高橋
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Katsuaki Koshimura
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Abstract

【課題】リレー本体で発生する振動のリレー外部への伝搬を効果的に抑制することができる電磁継電器を提供する。
【解決手段】電磁継電器(1A−1I)は、コイル端子17及び接点端子18を含むリレー本体14と、コイル端子17及び接点端子18と接触し、リレー本体14を支持する外部端子16を含むベース12と、リレー本体14を覆う外側カバー11と、リレー本体14と外側カバー11との間に取り付けられる弾性部材(板バネ13A及び13B、板バネ21、又は弾性部材26,27,28,33)とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、電磁継電器に関する。
電磁継電器(以下リレーという)の振動(例えば、接点開閉時に生じる振動)が外部へ伝搬すると、騒音の原因となる。リレー本体から発生する振動がプラグ端子に伝播することを抑制するために、リレー本体とプラグ端子との間にバネ部材を介在させ、バネ部材がリレー本体を弾性的に支持する電磁継電器が知られている(例えば、特許文献1参照)。この電磁継電器では、リレー本体と外側カバーとの間にスペースが設けられている。
特開2012−142210号公報
しかし、上記電磁継電器では、振動がバネ部材を伝播するため、騒音低減の効果が不十分である。
本発明は、リレー本体で発生する振動のリレー外部への伝搬を効果的に抑制することができる電磁継電器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、明細書に開示された電磁継電器は、第1端子を含む電磁継電器本体と、前記第1端子と接触し、前記電磁継電器本体を支持する第2端子を含むベースと、前記電磁継電器本体を覆う外側カバーと、前記電磁継電器本体と前記外側カバーとの間に取り付けられる弾性部材とを備えることを特徴とする。
本発明の電磁継電器によれば、リレー本体で発生する振動のリレー外部への伝搬を効果的に抑制することができる。
図1は、第1実施例に係る電磁継電器の分解斜視図である。 図2は、電磁継電器の組立構造を示す斜視図である。 図3(A),(B)は、電磁継電器を押し付けるバネの断面図である。 図4は、図2のA−A線の断面図である。 図5は、第2実施例に係る電磁継電器の分解斜視図である。 図6は、電磁継電器の組立構造を示す斜視図である。 図7は、電磁継電器を押し付けるバネの断面図である。 図8は、図6のB−B線の断面図である。 図9は、図6のA−A線の断面図である。 図10は、第3実施例に係る電磁継電器の分解斜視図である。 図11は、底面側からみた外側カバーの構造を示す図である。 図12は、弾性部材を挿入する前の第4実施例に係る電磁継電器の斜視図である。 図13は、弾性部材を挿入した後の第4実施例に係る電磁継電器の斜視図である。 図14(A)は、弾性部材の形状を示す図であり、図14(B)は、挿入前の変形した弾性部材の形状を示す図である。 図15は、図12のA−A線の断面図である。 図16は、第5実施例に係る電磁継電器の分解斜視図である。 図17は、電磁継電器の組立構造を示す斜視図である。 図18は、図17のA−A線の断面図である。 図19は、第6実施例に係る電磁継電器の分解斜視図である。 図20は、電磁継電器の組立構造を示す斜視図である。 図21は、図20のA−A線の断面図である。 図22は、第7実施例に係る電磁継電器の組立構造を示す斜視図である。 図23は、図22のA−A線の断面図である。 図24は、第8実施例に係る電磁継電器の分解斜視図である。 図25は、電磁継電器の組立構造を示す斜視図である。 図26は、図25のA−A線の断面図である。 図27は、第9実施例に係る電磁継電器の組立構造を示す斜視図である。 図28は、図27のB−B線の断面図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
(第1実施例)
図1は、第1実施例に係る電磁継電器の分解斜視図である。図2は、電磁継電器の組立構造を示す斜視図である。図3(A),(B)は、電磁継電器を押し付けるバネの断面図である。図4は、図2のA−A線の断面図である。以下では、便宜上、図1のように前後左右方向および上下方向を定義する。
図1に示すように、第1実施例に係る電磁継電器(以下、リレーという)1Aは、外側カバー11、リレー本体14、及びベース12を備えている。つまり、リレー本体14を外側カバー11及びベース12で覆うことによって静音型のリレー1Aが形成される。外側カバー11及びベース12は外側ケースを構成する。図4に示すように、外側カバー11の内壁には、第1の溝としての溝101が形成されている。
リレー本体14は、不図示の電磁石、可動接点及び固定接点、並びにコイル端子17及び接点端子18(図4参照)などを備える。コイル端子17及び接点端子18は第1端子として機能する。リレー本体14は、いわゆるヒンジ式リレーでもよいし、プランジャー式リレーでもよい。図1に示すように、リレー本体14の筐体14Aには第2の溝としての溝15が形成されている。
図4に示すように、コイル端子17及び接点端子18は折り曲げられており、リレー本体14の筐体14Aの底面と平行な平坦部17A及び18A(第1平坦部)を備えている。平坦部17A及び18Aは、リレー本体14の筐体14Aの外部に突出している。
ベース12は、リレー本体14を支持する第2端子としての外部端子16を備えている。外部端子16は、不図示の外部装置に接続される、ベース12から垂直に伸びる脚部16Aと、脚部16Aの上端から折り曲げられて、ベース12の上面又はリレー本体14の筐体14Aの底面と平行な平坦部16B(第2平坦部)とを備えている。平坦部16Bは、図4に示すように、組み立て時に平坦部17A及び18Aに面接触する。尚、図1,4の例では、外部端子16が4つであり、コイル端子17及び接点端子18がそれぞれ2つであるが、外部端子16、コイル端子17及び接点端子18の個数に制限はない。
図1では、外側カバー11が透過されており、外側カバー11の内壁に、弾性部材、即ち、板バネ13が取り付けられている。板バネ13は、図3(A),(B)に示すように、断面凹凸形状である板バネ13A及び板バネ13Bを含む。具体的には、板バネ13Aは、断面略V字形状であり、板バネ13Bは、断面略W字形状である。
板バネ13A及び13Bの両端には、外側カバー11の内壁に形成された溝101と係合する第1係合部130が形成されている。また、板バネ13の中間部分であり、リレー本体14の筐体14Aと接する板バネ13Aの中央及び板バネ13Bの2箇所の頂点には、筐体14Aに形成された溝15と係合する第2係合部131が形成されている。
板バネ13A及び13Bを取付けた外側カバー11をベース12上に配置されたリレー本体14に被せると、板バネ13A及び13Bの第2係合部131がリレー本体14の筐体14Aに形成された溝15と係合し、リレー本体14の位置が固定される。尚、外側カバー11は、ベース12に接着剤で固定される。また、圧入によってベース12が外側カバー11に固定されてもよい。
第2係合部131が筐体14Aに接触することによって生じる板バネ13A及び13Bがリレー本体14を押し付ける力が、リレー本体14のコイル端子17及び接点端子18(即ち、平坦部17A及び18A)をベース12の外部端子16(即ち、平坦部16B)に押し付ける。このとき、平坦部17A及び18Aと平坦部16Bとの間に発生する摩擦によって、リレー本体14で発生する振動を減衰させ、リレー外部へ伝搬することが抑制される。
第1実施例では、板バネ13(13A及び13B)が外側カバー11の前後左右及び上側の内壁に設けられているが、リレー本体14で発生する振動を抑制できれば、板バネ13を外側カバー11の内壁の一部にだけ設けてもよく、例えば、外側カバー11の左右の内壁にだけ板バネ13Bを設けてもよい。あるいは、外側カバー11の上側の内壁にだけ板バネ13Bを設けてもよい。あるいは、外側カバー11の前後の内壁にだけ板バネ13Aを設けてもよい。
(第2実施例)
図5は、第2実施例に係る電磁継電器の分解斜視図である。図6は、電磁継電器の組立構造を示す斜視図である。図7は、電磁継電器を押し付けるバネの断面図である。図8は、図6のB−B線の断面図である。図9は、図6のA−A線の断面図である。尚、第1実施例と同様の構成要素には、同一の参照番号を付し、その説明を省略する。以下では、便宜上、図5のように前後左右方向および上下方向を定義する。
図5に示すように、第2実施例に係るリレー1Bは、外側カバー11、リレー本体14、及びベース12を備えている。図9に示すように、外側カバー11の内壁には、板バネ21を取り付けるための受け部20が形成されている。尚、図5,6では受け部20が省略されている。
図5に示すように、リレー本体14の筐体14Aの各面(底面を除く)には、平行に伸びる2つの棒状の突起22(嵌込部の一例)が形成されている。図6及び8に示すように、2つの突起22の間隔は、板バネ21の幅wと同一である。板バネ21は、2つの突起22の間に嵌め込まれている。
図5,6では、外側カバー11が透過されており、外側カバー11の内壁に、弾性部材、即ち、板バネ21が取り付けられている。また、図7に示すように、板バネ21の両端には、外側カバー11の内壁に形成された受け部20に嵌め込まれる折曲部211が形成されている。また、板バネ21の中央には、第3平坦部としての平坦部212が形成されている。図9に示すように板バネ21が受け部20に取り付けられる場合(即ち、図7に示すように板バネ21が縮められる場合)、平坦部212は図7に示す折曲部211の折り曲げ方向に湾曲する、つまり、板バネ21は、図9に示すリレー本体14の筐体14Aに接するように湾曲する。この湾曲した平坦部212の一部が、図8,9に示すように、棒状突起22の間に嵌め込まれる。板バネ21を受け部20に嵌め込んだ外側カバー11をベース12上に配置されたリレー本体14に被せると、板バネ21の平坦部212の一部がリレー本体14の筐体14Aに形成された棒状突起22の間に嵌め込まれ、リレー本体14の位置が固定される。尚、外側カバー11は、ベース12に接着剤で固定される。また、圧入によってベース12が外側カバー11に固定されてもよい。
突起22が筐体14Aに接触することで生じる板バネ21がリレー本体14を押し付ける力が、リレー本体14のコイル端子17及び接点端子18(即ち、平坦部17A及び18A)をベース12の外部端子16(即ち、平坦部16B)に押し付ける。このとき、平坦部17A及び18Aと平坦部16Bとの間に発生する摩擦によって、リレー本体14で発生する振動を減衰し、リレー外部へ伝搬することが抑制される。
第2実施例では、板バネ21が外側カバー11の内壁(つまり、前後左右及び上側の内壁)に設けられているが、板バネ21を外側カバー11の内壁の一部にだけ設けてもよい。例えば、板バネ21を外側カバー11の前後の内壁にだけ設けてもよいし、板バネ21を外側カバー11の左右の内壁にだけ設けてもよいし、又は板バネ21を外側カバー11の上側の内壁にだけ設けてもよい。
(第3実施例)
図10は、第3実施例に係る電磁継電器の分解斜視図である。図11は、底面側からみた外側カバーの構造を示す図である。尚、第2実施例と同様の構成要素には、同一の参照番号を付し、その説明を省略する。以下では、便宜上、図10のように前後左右方向および上下方向を定義する。
図10に示すように、第3実施例に係るリレー1Cは、外側カバー11、リレー本体14、及びベース12を備えている。図10,11に示すように、外側カバー11は、第1外側カバー11Aと、第2外側カバー11Bとに分割されている。ここでは、外側カバー11が2分割されているが、n分割(n=3以上)されてもよい。
第1外側カバー11A及び第2外側カバー11Bの内壁には、板バネ21を取り付けるための受け部20が形成されている。また、第2外側カバー11Bと連結される第1外側カバー11Aの端部には、第3係合部としての凹部23及び爪部24が形成されている。同様に、第1外側カバー11Aと連結される第2外側カバー11Bの端部には、凹部23及び爪部24が形成されている。第2外側カバー11Bの爪部24は第1外側カバー11Aの凹部23に係合し、第1外側カバー11Aの爪部24は第2外側カバー11Bの凹部23に係合する。第1外側カバー11A及び第2外側カバー11Bは、凹部23及び爪部24により間隙がないように連結される。第3実施例では、外側カバー11を分割できるので、板バネ21を第1外側カバー11A及び第2外側カバー11Bに取り付けやすい。
第3実施例では、板バネ21が第1外側カバー11A及び第2外側カバー11Bの内壁(つまり、前後左右及び上側の内壁)に設けられているが、板バネ21を第1外側カバー11A及び第2外側カバー11Bの内壁の全てに設ける必要はない。例えば、板バネ21を第1外側カバー11A及び第2外側カバー11Bの前後の内壁にだけ設けてもよいし、板バネ21を第1外側カバー11A及び第2外側カバー11Bの左右の内壁にだけ設けてもよいし、又は板バネ21を第1外側カバー11A及び第2外側カバー11Bの上側の内壁にだけ設けてもよい。
(第4実施例)
図12は、弾性部材を挿入する前の第4実施例に係る電磁継電器の斜視図である。図13は、弾性部材を挿入した後の電磁継電器の斜視図である。図14(A)は、弾性部材の形状を示す図であり、図14(B)は、変形した弾性部材の形状を示す図である。図15は、図12のA−A線の断面図である。尚、第1実施例と同様の構成要素には、同一の参照番号を付し、その説明を省略する。以下では、便宜上、図12のように前後左右方向および上下方向を定義する。
図12に示すように、第4実施例に係るリレー1Dは、外側カバー11、リレー本体14、及びベース12を備えている。
図12,13では、外側カバー11が透過されており、外側カバー11の各面の中央には弾性部材を挿入するための貫通孔25が形成されている。図14(A)に示すように、弾性部材26は、ゴム又はバネ等で構成されており、自然の状態ではYの字状の形状を有する。弾性部材26は、胴部26A及び二股部26Bを備えている。胴部26Aの寸法D1は、貫通孔25よりも小さい。従って、胴部26Aは貫通孔25を通過できる。一方、図14(A)のように広がった状態の二股部26Bの幅W2は、貫通孔25よりも大きい。従って、広がった状態の二股部26Bは貫通孔25を通過できない。弾性部材26を貫通孔25に通すためには、二股部26Bに力を加えて、図14(B)に示すように二股部26Bを一時的に棒状に変形させて、貫通孔25に挿入する。二股部26Bは、貫通孔25を通過して外側カバー11の内部に入ると、図13に示すように自然に広がる(つまり、図14(A)の形状に戻る)。
貫通孔25に挿入された弾性部材26の二股部26Bが元の形状に戻る際に、二股部26Bがリレー本体14を押し付ける力が、リレー本体14のコイル端子17及び接点端子18(即ち、平坦部17A及び18A)をベース12の外部端子16(即ち、平坦部16B)に押し付ける。このとき、平坦部17A及び18Aと平坦部16Bとの間に発生する摩擦によって、リレー本体14で発生する振動がリレー外部へ伝搬することを抑制される。
尚、弾性部材26の形状は、図14(A)に示す形状に限定されるものではない。例えば、弾性部材26の両端に二股部26Bが形成されていてもよい。
第4実施例では、外側カバー11の各面(つまり、前後左右及び上側の面)の中央に貫通孔25が形成され、弾性部材26が貫通孔25に挿入されているが、外側カバー11の全ての面に貫通孔25を形成する必要はなく、さらに、弾性部材26を外側カバー11の貫通孔25の全てに挿入する必要もない。例えば、貫通孔25を外側カバー11の前後の面にだけ設けてもよいし、貫通孔25を外側カバー11の左右の面にだけ設けてもよいし、又は貫通孔25を外側カバー11の上面にだけ設けてもよい。例えば、弾性部材26を外側カバー11の前後の面の貫通孔25にだけ挿入してもよいし、弾性部材26を外側カバー11の左右の面の貫通孔25にだけ挿入してもよいし、又は弾性部材26を外側カバー11の上面の貫通孔25にだけ挿入してもよい。
(第5実施例)
図16は、第5実施例に係る電磁継電器の分解斜視図である。図17は、電磁継電器の組立構造を示す斜視図である。図18は、図17のA−A線の断面図である。尚、第1実施例と同様の構成要素には、同一の参照番号を付し、その説明を省略する。以下では、便宜上、図16のように前後左右方向および上下方向を定義する。
図16に示すように、第5実施例に係るリレー1Eは、外側カバー11、リレー本体14、ベース12及び弾性部材27を備えている。弾性部材27は、例えばエラストマーで構成されている。図17及び18に示すように、弾性部材27は、外側カバー11と同様に、底面のないケース構造であり、筐体14Aに接触するようにリレー本体14を覆い、外側カバー11の内壁に接触する。
弾性部材27を取り付けたリレー本体14に外側カバー11を被せると、筐体14Aに接触する弾性部材27がリレー本体14を押し付ける力が、リレー本体14のコイル端子17及び接点端子18(即ち、平坦部17A及び18A)をベース12の外部端子16(即ち、平坦部16B)に押し付ける。このとき、平坦部17A及び18Aと平坦部16Bとの間に発生する摩擦によって、リレー本体14で発生する振動がリレー外部へ伝搬することを抑制される。
(第6実施例)
図19は、第6実施例に係る電磁継電器の分解斜視図である。図20は、電磁継電器の組立構造を示す斜視図である。図21は、図17のA−A線の断面図である。尚、第1実施例と同様の構成要素には、同一の参照番号を付し、その説明を省略する。以下では、便宜上、図19のように前後左右方向および上下方向を定義する。
図19に示すように、第6実施例に係るリレー1Fは、外側カバー11、リレー本体14、ベース12及び弾性部材28を備えている。弾性部材28は、略コ字形状の板バネであり、波形状バネ29(波形状部)と平坦バネ30(第4平坦部)との一体化構造である。図21に示すように、波形状バネ29は外側カバー11の内壁とリレー本体14の前後の側面及び上面とに接触する。平坦バネ30はリレー本体14の前後方向の側面及び上面に沿った平板形状であり、外側カバー11の内壁に接触しない。また、弾性部材28の両端には、リレー本体14の前後の側面の下端に設けられた溝32と係合する突起31が形成されている。弾性部材28をリレー本体14に被せて、突起31を溝32に嵌め込むことによって、弾性部材28をリレー本体14に簡単に装着することができる。
尚、溝32は、リレー本体14の前後の一対の側面に形成されているが、リレー本体14の左右の一対の側面に形成されていてもよい。代わりに、溝32はリレー本体14の全側面に形成されていてもよい。この場合、弾性部材28の大きさに応じて、弾性部材28のリレー本体14への装着位置を変えることができる。
図20及び21に示すように、弾性部材28を取付けたリレー本体14に外側カバー11を被せると、波形状バネ29がカバー11と筐体14Aとに接触し、弾性部材28がリレー本体14を押し付ける力が、リレー本体14のコイル端子17及び接点端子18(即ち、平坦部17A及び18A)をベース12の外部端子16(即ち、平坦部16B)に押し付ける。このとき、平坦部17A及び18Aと平坦部16Bとの間に発生する摩擦によって、リレー本体14で発生する振動がリレー外部へ伝搬することを抑制される。
尚、図19に示す弾性部材28では、波形状バネ29が筐体14Aの前後の側面及び上面に対向する位置に形成されているが、リレー本体14で発生する振動を抑制できれば、波形状バネ29を筐体14Aの面に対向する全ての位置に形成する必要はない。例えば、筐体14Aの前後の側面に対向する位置にだけ波形状バネ29が形成されていてもよい。あるいは、筐体14Aの上面に対向する位置にだけ波形状バネ29が形成されていてもよい。
(第7実施例)
図22は、第7実施例に係る電磁継電器の組立構造を示す斜視図である。図23は、図22のA−A線の断面図である。尚、第1実施例と同様の構成要素には、同一の参照番号を付し、その説明を省略する。
図22に示すように、第7実施例に係るリレー1Gは、外側カバー11、リレー本体14、ベース12及び複数の弾性部材33を備えている。各弾性部材33は、例えば、箱状のゴムなどで構成されている。各弾性部材33は、外側カバー11の内壁又はリレー本体14の筐体14Aの面に接着剤で貼り付けられている。尚、弾性部材33の個数は、図22や図23の例に限定されない。例えば、リレー本体14の筐体14Aの1つの面とその1つの面に対向する外側カバー11の内壁との間に、少なくとも1つの弾性部材33が配置されていればよい。
弾性部材33を取付けたリレー本体14に外側カバー11を被せる又はリレー本体14に弾性部材33を取付けた外側カバー11を被せると、弾性部材33がリレー本体14を押し付ける力が、リレー本体14のコイル端子17及び接点端子18(即ち、平坦部17A及び18A)をベース12の外部端子16(即ち、平坦部16B)に押し付ける。このとき、平坦部17A及び18Aと平坦部16Bとの間に発生する摩擦によって、リレー本体14で発生する振動がリレー外部へ伝搬することを抑制される。
第7実施例では、弾性部材33が筐体14Aの前後左右の側面及び上面に設けられている又は外側カバー11の各内壁に設けられているが、弾性部材33を筐体14Aの面の全て、又は外側カバー11の内壁の全てに設ける必要はない。例えば、筐体14Aの左右の側面又は外側カバー11の左右の内壁にだけ弾性部材33を設けてもよい。あるいは、筐体14Aの上面又は外側カバー11の上側の内壁にだけ弾性部材33を設けてもよい。あるいは、筐体14Aの前後の側面又は外側カバー11の前後の内壁にだけ弾性部材33を設けてもよい。
(第8実施例)
図24は、第8実施例に係る電磁継電器の分解斜視図である。図25は、電磁継電器の組立構造を示す斜視図である。図26は、図25のA−A線の断面図である。尚、第1実施例と同様の構成要素には、同一の参照番号を付し、その説明を省略する。以下では、便宜上、図24のように前後左右方向および上下方向を定義する。
第8実施例に係るリレー1Hは、第1実施例に係るリレー1Aと同様に、外側カバー11、リレー本体14、及びベース12を備えている。第8実施例では、図26に示すように、外側カバー11の内壁に溝15が形成されており、リレー本体14の筐体14Aに、板バネ13A及び13Bの第1係合部130と係合する溝101が形成されている。
図24,25では、外側カバー11が透過されており、リレー本体14の筐体14Aに板バネ13A及び13Bが取り付けられている。板バネ13A及び13Bの形状は、図3(A),(B)に示す形状と同一である。
板バネ13A及び13Bを取付けたリレー本体14をベース12上に配置し、外側カバー11をリレー本体14に被せると、板バネ13A及び13Bの第2係合部131が外側カバー11の内壁に形成された溝15と係合し、外側カバー11に対するリレー本体14の位置が固定される。尚、外側カバー11は、ベース12に接着剤で固定される。また、圧入によってベース12が外側カバー11に固定されてもよい。
板バネ13A及び13Bがリレー本体14を押し付ける力がリレー本体14のコイル端子17及び接点端子18(即ち、平坦部17A及び18A)をベース12の外部端子16(即ち、平坦部16B)に押し付ける。このとき、平坦部17A及び18Aと平坦部16Bとの間に発生する摩擦によって、リレー本体14で発生する振動がリレー外部へ伝搬することを抑制される。
第8実施例では、板バネ13(13A及び13B)が筐体14Aの前後左右の側面及び上面に設けられているが、リレー本体14で発生する振動を抑制できれば、板バネ13を筐体14Aの一部の面、例えば、筐体14Aの左右の側面にだけ板バネ13Bを設けてもよい。あるいは、筐体14Aの上面にだけ板バネ13Bを設けてもよい。あるいは、筐体14Aの前後の側面にだけ板バネ13Aを設けてもよい。
(第9実施例)
図27は、第9実施例に係る電磁継電器の組立構造を示す斜視図である。図28は、図27のB−B線の断面図である。尚、第1実施例及び第6実施例と同様の構成要素には、同一の参照番号を付し、その説明を省略する。以下では、便宜上、図27のように前後左右方向および上下方向を定義する。
図27に示すように、第9実施例に係るリレー1Iは、外側カバー11、リレー本体14、ベース12及び弾性部材28を備えている。弾性部材28は、図19に示すように、略コ字形状の板バネであり、波形状バネ29と平坦バネ30との一体化構造である。
図28に示すように、リレー本体14の上面に対向する外側カバー11の内壁には、波形状バネ29と当接し、弾性部材28の幅方向のずれを防止するための平行に伸びる2つの突起35が形成されている。つまり、突起35の間に波形状バネ29が配置される。尚、突起35は、リレー本体14の側面に対向する外側カバー11の内壁にも形成されてもよい。
図27及び28に示すように、弾性部材28を取付けたリレー本体14に外側カバー11を被せると、突起35の間に波形状バネ29が入り込む。そして、弾性部材28がリレー本体14を押し付ける力が、リレー本体14のコイル端子17及び接点端子18(即ち、平坦部17A及び18A)をベース12の外部端子16(即ち、平坦部16B)に押し付ける。このとき、平坦部17A及び18Aと平坦部16Bとの間に発生する摩擦によって、リレー本体14で発生する振動がリレー外部へ伝搬することを抑制される。さらに、突起35が、弾性部材28の幅方向のずれを防止する。
第1−9の実施例では、弾性部材として、板バネ、ゴム又はエストラマーが使用されているが、コイルバネが使用されてもよい。
以上説明したように、第1〜第9の実施例によれば、電磁継電器(1A−1I)は、コイル端子17及び接点端子18を含むリレー本体14と、コイル端子17及び接点端子18と接触し、リレー本体14を支持する外部端子16を含むベース12と、リレー本体14をベース12と共に覆う外側カバー11と、リレー本体14と外側カバー11との間に取り付けられる弾性部材(板バネ13A及び13B、板バネ21、又は弾性部材26,27,28,33)とを備えている。弾性部材がリレー本体14を押し付ける力が、リレー本体14のコイル端子17及び接点端子18をベース12の外部端子16に押し付けるので、コイル端子17及び接点端子18と外部端子16との間に発生する摩擦によって、リレー本体14で発生する振動がリレー外部へ伝搬することを抑制することができる。
尚、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することが可能である。
1A−1I 電磁継電器
11 外側カバー
12 ベース
13A,13B,21 板バネ
14 リレー本体
16 外部端子
17 コイル端子
18 接点端子
22 棒状突起
26,27,28,33 弾性部材

Claims (7)

  1. 第1端子を含む電磁継電器本体と、
    前記第1端子と接触し、前記電磁継電器本体を支持する第2端子を含むベースと、
    前記電磁継電器本体を覆う外側カバーと、
    前記電磁継電器本体と前記外側カバーとの間に取り付けられる弾性部材と
    を備えることを特徴とする電磁継電器。
  2. 前記第1端子は、前記電磁継電器本体の底面と平行な第1平坦部を有し、
    前記第2端子は、前記電磁継電器本体の底面と平行であり、前記第1平坦部と接触して前記電磁継電器本体を支持する第2平坦部とを有することを特徴とする請求項1に記載の電磁継電器。
  3. 前記弾性部材の両端は、前記外側カバーの内壁又は前記電磁継電器本体の筐体のいずれか一方と係合する第1係合部を有し、前記弾性部材の中間部分は、前記外側カバーの内壁又は前記電磁継電器本体の筐体の他方と係合する第2係合部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の電磁継電器。
  4. 前記外側カバーの内壁は、前記弾性部材を取り付けるための受け部を有し、
    前記弾性部材の両端は、前記受け部に嵌め込まれる折曲部を有し、
    前記弾性部材の中間部分は、前記弾性部材が前記受け部に取り付けられたときに、前記電磁継電器本体の筐体に接触するように湾曲する第3平坦部を有し、
    前記電磁継電器本体の筐体は、前記湾曲した第3平坦部が嵌め込まれる第1の嵌込部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の電磁継電器。
  5. 前記外側カバーは、複数のカバー部材に分割され、
    各カバー部材は、他方のカバー部材と係合する第3係合部を有することを特徴とする請求項4に記載の電磁継電器。
  6. 前記外側カバーはその面に貫通孔を有し、前記弾性部材は当該貫通孔から挿入されることを特徴とする請求項1又は2に記載の電磁継電器。
  7. 前記弾性部材は、前記電磁継電器本体の筐体と前記外側カバーの内壁とに接触する波形状部と、前記電磁継電器本体の筐体に沿った形状を有する第4平坦部と、前記電磁継電器本体の筐体に形成された溝と係合する突起と、を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の電磁継電器。
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