JP2017135532A - 電圧検出回路及びチャージポンプ回路 - Google Patents

電圧検出回路及びチャージポンプ回路 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、回路面積を抑制しつつ、少ない消費電力で、スイッチ駆動用の供給電圧を検出する。
【解決手段】電圧検出回路1は、カレントミラー回路3のトランジスタTr1、Tr2のソースに、ドレイン電圧VinとツェナーダイオードZD1を介した供給電圧Vppが供給され、ソース間が抵抗R1で接続されている。カレントミラー回路3の定電流側は、トランジスタTr1のドレインに接続されている抵抗R2、R3による分圧電圧が、比較電圧Vrefとして、比較器2に、また、トランジスタTr2のドレイン電圧がそのまま比較器2に入力される。比較器2は、電圧Vbと比較電圧Vrefを比較して、ドレイン電圧Vinと供給電圧Vppとの差電圧(Vpp−Vin)とツェナーダイオードZD1のブレイクダウン電圧Vbdとの比較結果として出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電圧検出回路及びチャージポンプ回路に関し、詳細には、モータ駆動回路等に用いられる電圧検出回路及びチャージポンプ回路に関する。
電子機器等のモータを駆動するモータ駆動回路においては、ハイサイドスイッチを用いて、電源側からの流れ出しを制御してモータ駆動することが多く、ハイサイドスイッチとしては、N型FET(Field Effect Transistor)が用いられることが多い。
ハイサイドスイッチは、駆動するためには、ハイサイドスイッチがオン(ON)時のN型FETのゲート電圧が、N型FETのドレイン電圧(Vin)とN型FETのしきい値(Vth)を加算(Vin+Vth)した電圧以上の電圧が必要である。したがって、ハイサイドをONするときに、N型FETのゲート電圧として、ドレイン電圧Vin+所定の一定電圧が必要であり、N型FETのゲート電圧を、ドレインVin+所定の一定電圧とする方式として、チャージポンプ方式が用いられることが多い。
チャージポンプ方式においては、ハイサイドスイッチのON/OFF時に関わらず、ハイサイドスイッチを駆動する回路に、Vin+Vpp(一定電圧)を供給する。ところが、ハイサイドスイッチのゲート−ソース電圧には制限があるため、ドレイン電圧Vinによっては、供給電圧Vpp電圧を制御する必要がある。したがって、ドレイン電圧Vinを基準として、供給電圧Vppを検出する電圧検出回路が必要であることが、既に知られている。
そして、供給電圧Vppを検出する電圧検出回路は、一般的に、ドレイン電圧Vinと接地GNDとの間を抵抗分割した分割電圧Vconと、供給電圧Vppと接地GNDとの間を抵抗分割しかつ抵抗分割点から定電流Ioで電圧降下させた電圧Vmと、を比較することで、供給電圧Vppを検出している(特許文献1等参照)。
しかしながら、上記従来の供給電圧Vppを検出する電圧検出回路は、消費電流が、ドレイン電圧Vinと供給電圧Vppに依存し、ドレイン電圧Vinが高くなると、消費電流が増大するという問題があった。また、この従来技術にあっては、抵抗に流れる消費電流を低減させるには、抵抗値を高くする必要があるが、抵抗値を高くしようとすると、回路面積が増大するという問題があった。
そこで、本発明は、回路面積を抑制しつつ、少ない消費電力で、スイッチ駆動用の供給電圧を検出することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1記載の電圧検出回路は、アノードが抵抗を介して所定の第1電圧の第1電圧源に接続され、カソードが第2電圧の第2電圧源に接続されているダイオードと、その電流流入側端子が前記第1電圧源に接続されている第1トランジスタとその電流流入側端子が前記ダイオードを介して前記第2電圧源に接続されている第2トランジスタとを有するカレントミラー回路と、前記第1トランジスタの電流流出側端子と接地電圧源との間に接続され、比較電圧を生成する比較電圧生成手段と、前記第2トランジスタの電流流出側端子電圧と前記比較電圧が入力され、該電流流出側端子電圧と該比較電圧を比較して、前記第1電圧と前記第2電圧との差電圧と前記ダイオードのブレイクダウン電圧との比較結果として出力する比較手段と、を備えていることを特徴としている。
本発明によれば、回路面積を抑制しつつ、少ない消費電力で、スイッチ駆動用の供給電圧を検出することができる。
本発明の第1実施例を適用した電圧検出回路の回路図。 第2実施例の電圧検出回路の回路図。 第3実施例の電圧検出回路の回路図。 第4実施例の電圧検出回路の回路図。 第4実施例の他の電圧検出回路の回路図。 図4、図5の電圧検出回路に対する温度補償回路の回路図。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるので、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明によって不当に限定されるものではなく、また、本実施の形態で説明される構成の全てが本発明の必須の構成要件ではない。
図1は、本発明の電圧検出回路及びチャージポンプ回路の第1実施例を適用した電圧検出回路1の回路図である。
図1において、電圧検出回路1は、図示しないモータ等の駆動回路のハイサイドスイッチ等のスイッチングトランジスタに供給するドレイン電圧(第1電圧)Vinと一定電圧である供給電圧(第2電圧)Vppのうち、供給電圧Vppを検出する回路である。具体的には、電圧検出回路1は、ドレイン電圧Vinを基準として、供給電圧Vppを検出する。
電圧検出回路1は、比較器2、トランジスタTr1、Tr2、ツェナーダイオードZD1、抵抗R1、R2、R3を備えている。
トランジスタ(第1トランジスタ)Tr1とトランジスタ(第2トランジスタ)Tr2は、P型のFETが用いられている。トランジスタTr1及びトランジスタTr2は、ゲート同士が接続されて、該ゲートが、トランジスタTr1のドレイン(電流流出側端子)に接続された閾値電圧Vthpのカレントミラー回路3を形成している。
電圧検出回路1は、トランジスタTr1のソース(電流流入側端子)が、上記ドレイン電圧(第1電圧)Vinの電圧源(第1電圧源)に接続されている。電圧検出回路1は、トランジスタTr2のソースに、ツェナーダイオード(ダイオード)ZD1を介して、供給電圧(第2電圧)Vppの電圧源(第2電圧源)が接続されている。ツェナーダイオードZD1は、そのカソードが供給電圧Vppの電圧源に接続され、そのアノードが、トランジスタTr2のソースに接続されているとともに、抵抗R1を介してドレイン電圧Vinの電圧源に接続されている。
電圧検出回路1は、カレントミラー回路3のトランジスタTr1のドレインに、直列接続の抵抗R2と抵抗R3を介して接地電圧源に接続されており、抵抗R2と抵抗R3の間が、比較器2のマイナス(−)入力端子に接続されている。したがって、抵抗R2と抵抗R3は、トランジスタTr1のドレイン電圧を分圧して、分圧電圧を、比較器2のマイナス入力端子に、比較電圧Vrefとして入力する比較電圧生成手段として機能している。
なお、抵抗R3は、比較器2のプラス(+)入力端子に入力する電圧Vbを、ドレイン電圧Vinからカレントミラー回路3の閾値電圧Vthpを減算した電圧(Vin−|Vthp|)よりも低くして、比較器2が比較しやすい電圧にするために設けられている。
電圧検出回路1は、トランジスタTr1が、定電流I1を流すと、比較電圧Vrefは、R2×I1(Vref=R2×I1)となる。
トランジスタTr2は、そのドレインが、接地されているとともに、比較器2のプラス入力端子に接続されている。
電圧検出回路1は、トランジスタTr2が、電流I2を流すと、トランジスタTr2のドレイン電圧を、電圧Vbとして、比較器2のプラス入力端子に入力する。
比較器(比較手段)2は、マイナス入力端子に入力される比較電圧Vrefとプラス入力端子に入力される電圧Vbを比較して、比較結果Vhを出力する。
すなわち、電圧検出回路1は、ツェナーダイオードZD1が、そのカソードに、供給電圧Vppの電圧源が接続され、そのアノードに、抵抗R1を介してドレイン電圧Vinの電圧源が接続されている。また、電圧検出回路1は、カレントミラー回路3の一方のソースが、ドレイン電圧Vinの電圧源に、他方のソースが、ツェナーダイオードZD1のアノードに接続されており、カレントミラー回路3の定電流側であるドレインが、比較器2に接続されている。
次に、本実施例の作用を説明する。本実施例の電圧検出回路1は、回路面積を抑制しつつ、少ない消費電力で、スイッチ駆動用の供給電圧Vppを検出する。
すなわち、電圧検出回路1は、カレントミラー回路3の、一方側のソースに、ドレイン電圧Vinが、他方のソースに、ツェナーダイオードZD1を介して供給電圧Vppが供給される。電圧検出回路1は、カレントミラー回路3の両方のソースが、抵抗R1により接続されている。
そして、電圧検出回路1は、カレントミラー回路3の定電流側であるドレイン側において、ドレイン電圧Vinが入力される側のトランジスタTr1のドレインに抵抗R2、R3が接続されている。抵抗R2、R3は、分圧電圧を比較電圧Vrefとして、比較器2のマイナス入力端子に入力する。カレントミラー回路3は、供給電圧Vppが入力される側のトランジスタTr2のドレインが、接地されているとともに、比較器2のプラス入力端子に接続されている。
いま、ツェナーダイオードZD1のブレイクダウン電圧(降伏電圧)を、Vbdとすると、供給電圧Vppからドレイン電圧Vinを減算した差電圧(Vpp−Vin)がブレイクダウン電圧Vbdよりも小さい((Vpp−Vin)<Vbd)場合には、ツェナーダイオードZD1は動作しない。すなわち、ツェナーダイオードZD1は、ブレイクダウン(降伏)しない。
したがって、トランジスタTr1に流れる電流を、I1とすると、トランジスタTr1とトランジスタTr2は、カレントミラー回路3となっているので、電圧検出回路1は、トランジスタTr2にも、トランジスタTr1と同じ電流を流そうとする。
ところが、トランジスタTr2は、そのソースが抵抗R1を介して、ドレイン電圧Vinに繋がっているため、トランジスタTr2のソース電位Vaは、トランジスタTr1のソース電位であるドレイン電圧Vinよりも下がる。
したがって、トランジスタTr2のソース−ゲート間の電圧Vgs2がトランジスタTr1の、ソース−ゲート間の電圧Vgs1よりも小さくなる。すなわち、|Vgs2|<|Vgs1|となり、このときにトランジスタTr2に流れる電流I2aは、トランジスタTr1に流れる電流I1よりも小さくなる。すなわち、Ia2<I1となる。
また、電圧検出回路1は、定電流I2が流れる場合、トランジスタTr2のドレインから電流を引こうとする。このとき、トランジスタTr2に流れる電流I2aは、上記電流I2(I1=I2)よりも小さい(I2a<I2)。したがって、比較器2のプラス入力端子に入力される電圧Vbは、ほぼ接地電位(GNG電位:0V)となる。また、この場合、比較器2のマイナス入力端子には、定電流I1と抵抗R2による比較電圧Vref(I1×R2)が入力され、比較器2は、L(Low)を出力する。
次に、電圧検出回路1は、差電圧(Vpp−Vin)がブレイクダウン電圧Vbdよりも大きい((Vpp−Vin)>Vbd)場合は、ツェナーダイオードZD1が、動作(フレークダウン)して、カソードからアノードへと電流が流れる。この場合、ツェナーダイオードZD1のカソードからアノードへ流れる電流が、電流I1よりも大きくなると、ツェナーダイオードZD1のカソード電圧Vaが、ドレイン電圧Vinよりも大きく(Va>Vin)なる。このツェナーダイオードZD1のカソード電圧VaであるトランジスタTr2のソース電位は、トランジスタTr1のソース電位であるドレイン電圧Vinよりも高くなる。したがって、トランジスタTr2のゲート−ソース間の電圧Vgs2は、トランジスタTr1のゲート−ソース間の電圧Vgs1よりも大きく(|Vgs2|>|Vgs1|)なる。その結果、このときにトランジスタTr2を流れる電流I2bは、トランジスタTr1を流れる電流I1よりも大きくなる(I2b>I1)。
電圧検出回路1は、トランジスタTr2のドレインからグランド(GND)に電流I2が流れる場合、トランジスタTr2のドレインから電流を引こうとする。このときにトランジスタTr2に流れる電流I2bは、上記電流I2(I1=I2)よりも大きい(I2b>I2)。したがって、電圧検出回路1は、比較器2のプラス入力端子に入力される電圧Vbが、比較電圧Vrefを超えて、ドレイン電圧Vinから閾値電圧Vthpを減算した電圧(Vin−|閾値電圧Vthp|)まで上昇し、比較器2は、H(High)を出力する。
このように、電圧検出回路1は、差電圧(Vpp−Vin)とツェナーダイオードZD1のブレイクダウン電圧Vbdとを比較することができる。
そして、電圧検出回路1は、消費電流が、トランジスタTr1、Tr2に流れる電流で決定され、ドレイン電圧Vin及び供給電圧Vppには、依存しない。
その結果、電圧検出回路1は、用いる抵抗R1、R2、R3の抵抗値を小さく抑制して、回路面積を抑制することができるととともに、少ない消費電力で、スイッチ駆動用の供給電圧Vppを検出することができる。
このように、本実施例の電圧検出回路1は、アノードが抵抗R1を介して所定の第1電圧であるドレイン電圧Vinの電圧源(第1電圧源)に接続され、カソードが第2電圧である供給電圧Vppの電圧源(第2電圧源)に接続されているツェナーダイオード(ダイオード)ZD1と、その電流流入側端子であるソースがドレイン電圧Vinの電圧源に接続されている第1トランジスタTr1とそのソースがツェナーダイオードZD1を介して供給電圧Vppの電圧源に接続されている第2トランジスタTr2とを有するカレントミラー回路3と、第1トランジスタTr1の電流流出側端子であるドレインと接地電圧源との間に接続され、比較電圧Vrefを生成する抵抗R2と抵抗R3からなる比較電圧生成手段と、第2トランジスタTr2の電流流出側端子電圧である電圧Vbと比較電圧Vrefが入力され、該電圧Vbと比較電圧Vrefを比較して、ドレイン電圧Vinと供給電圧Vppとの差電圧(Vpp−Vin)とツェナーダイオードZD1のブレイクダウン電圧Vbdとの比較結果として出力する比較器(比較手段)2と、を備えている。
したがって、電圧検出回路1は、用いる抵抗の抵抗値を小さく抑制して、回路面積を抑制することができるととともに、少ない消費電力で、スイッチ駆動用の供給電圧Vppを検出することができる。
また、本実施例の電圧検出回路1は、比較電圧生成手段が、前記第1トランジスタTr1の電流流出側端子電圧であるドレイン電圧を、分圧して前記比較電圧Vrefを生成する分圧抵抗(抵抗R2と抵抗R3)を備えている。
したがって、簡単な回路構成で、比較電圧Vrefを生成して、供給電圧Vppを検出することができる。
そして、電圧検出回路1は、所定電圧の電源電力を、モータ駆動回路のハイサイドスイッチに供給するチャージポンプ回路における電圧検出回路に適用すると、回路面積を抑制しつつ、少ない消費電力で、スイッチ駆動用の供給電圧Vppを検出することができる。
図2は、本発明の電圧検出回路及びチャージポンプ回路の第2実施例を適用した電圧検出回路10の回路図である。
本実施例の電圧検出回路10は、カレントミラー回路3の定電流側に、低耐圧素子を用いたものであり、本実施例の説明において、第1実施例の電圧検出回路1と同様の構成部分には、同一の符号を付与して、その詳細な説明を省略する。
図2において、電圧検出回路10は、第1実施例の電圧検出回路10と同様のカレントミラー回路3、抵抗R2、抵抗R3、ツェナーダイオードZD1を備えているとともに、比較器11及びトランジスタTr3からトランジスタTr7を備えている。
電圧検出回路10は、カレントミラー回路3のトランジスタTr1、Tr2のソース側の構成は、第1実施例の場合と同様である。電圧検出回路10は、カレントミラー回路3のドレイン側である定電流側に、低耐圧トランジスタが用いられている。
また、比較器(比較手段)11は、機能としては、第1実施例の比較器2と同様であるが、低耐圧素子(例えば、5V系トランジスタ)で組まれており、オフセット電圧の性能が、良好であり、回路規模も小さい。
電圧検出回路10は、トランジスタTr1のドレインに、トランジスタTr6、抵抗R2、抵抗R3及びトランジスタTr4が接続され、抵抗R2と抵抗R3との間が、比較器11のマイナス入力端子に接続されて、比較電圧Vrefを該マイナス入力端子に入力する。したがって、抵抗R3及び抵抗R2は、比較電圧生成手段として機能している。
そして、トランジスタTr3からトランジスタTr5は、低耐圧N型トランジスタ(例えば、5V系トランジスタ)が用いられている。
電圧検出回路10は、トランジスタTr2のドレインに、トランジスタTr7とトランジスタTr5が接続され、トランジスタTr7とトランジスタTr5の間が、比較器11のプラス入力端子に接続されて、電圧Vbを該プラス入力端子に入力する。
トランジスタTr4は、そのゲートが、トランジスタTr3及びトランジスタTr5のゲートと接続され、定電流源に接続されている。また、トランジスタTr3は、そのドレインが、ゲートと接続されて、上記定電流源が供給されており、トランジスタTr3、Tr4、Tr5は、そのソースが接地されている。
トランジスタTr6及びトランジスタTr7は、ソース−ドレイン間耐圧の高いN型トランジスタが用いられている。
すなわち、電圧検出回路10は、カレントミラー回路3の定電流側回路に、低耐圧素子を用いた比較器11及びトランジスタTr4、Tr5が接続されている。そして、電圧検出回路10は、カレントミラー回路3とトランジスタTr4、Tr5の間に、ゲートが定電圧Vccに接続されたソースードレイン間耐圧の高いN型のトランジスタTr6、Tr7が挿入されている。したがって、比較器11へ入力される比較電圧Vref及び電圧Vbを、定電圧Vcc以下に制限することができ、トランジスタTr4、Tr5のドレイン耐圧、比較器11のゲート耐圧を守ることができる。なお、トランジスタTr1、Tr2は、ソースードレイン間耐圧の高いP型トランジスタである。
電圧検出回路10は、比較器11のプラス入力端子の電圧Vbとして、0Vから定電圧Vccから閾値電圧Vthnを減算した差電圧(Vcc−Vthn)までの電圧が入力される。ここで、閾値電圧Vthnは、トランジスタTr6、Tr7の閾値電圧である。
次に、本実施例の作用を説明する。本実施例の電圧検出回路10は、その動作としては、第1実施例の電圧検出回路1と同様であるが、比較器11への入力電圧Vref、Vbを定電圧Vcc以下に制限して、回路の安定化を図る。
電圧検出回路10は、第1実施例と同様に、供給電圧Vppからドレイン電圧Vinを減算した差電圧(Vpp−Vin)がツェナーダイオードZD1のブレイクダウン電圧Vbdよりも小さい((Vpp−Vin)<Vbd)場合は、ツェナーダイオードZD1は動作しない。
したがって、電圧検出回路10は、トランジスタTr1に流れる電流をI1同じ電流を、トランジスタTr2にも流そうとする。
ところが、トランジスタTr2は、そのソースが抵抗R3を介して、ドレイン電圧Vinに繋がっているため、トランジスタTr2のソース電位Vaは、トランジスタTr1のソース電位であるドレイン電圧Vinよりも下がる。
したがって、トランジスタTr2のソース−ゲート間の電圧Vgs2がトランジスタTr1の、ソース−ゲート間の電圧Vgs1よりも小さくなる。すなわち、|Vgs2|<|Vgs1|となり、このときにトランジスタTr2に流れる電流I2aは、トランジスタTr1に流れる電流I1よりも小さくなる。すなわち、Ia2<I1となる。
また、電圧検出回路10は、定電流I2が流れる場合、トランジスタTr2のドレインから電流を引こうとする。このとき、トランジスタTr2に流れる電流I2aは、上記電流I2よりも小さい(I2a<I2)。したがって、比較器2のプラス入力端子に入力される電圧Vbは、トランジスタTr7及びトランジスタTr5もオンになっていて、ほぼ接地電位(GNG電位:0V)となる。また、この場合、比較器2のマイナス入力端子には、定電流I1と抵抗R2による比較電圧Vref(I1×R2)が入力され、比較器2は、Lを出力する。
また、電圧検出回路10は、差電圧(Vpp−Vin)がブレイクダウン電圧Vbdよりも大きい((Vpp−Vin)>Vbd)場合は、ツェナーダイオードZD1が、動作(フレークダウン)して、カソードからアノードへと電流が流れる。この場合、ツェナーダイオードZD1のカソードからアノードへ流れる電流が、電流I1よりも大きくなると、ツェナーダイオードZD1のカソード電圧Vaが、ドレイン電圧Vinよりも大きく(Va>Vin)なる。このツェナーダイオードZD1のカソード電圧VaであるトランジスタTr2のソース電位、トランジスタTr1のソース電位であるドレイン電圧Vinよりも高くなる。したがって、トランジスタTr2のゲート−ソース間の電圧Vgs2は、トランジスタTr1のゲート−ソース間の電圧Vgs1よりも大きく(|Vgs2|>|Vgs1|)なる。その結果、トランジスタTr2を流れる電流I2bは、トランジスタTr1を流れる電流I1よりも大きくなる(I2b>I1)。
電圧検出回路10は、トランジスタTr2のドレインからグランド(GND)に電流I2が流れる場合、トランジスタTr2のドレインから電流を引こうとする。このときにトランジスタTr2に流れる電流I2bは、上記電流I2よりも大きい(I2b>I2)。したがって、電圧検出回路10は、比較器2のプラス入力端子に入力される電圧Vbが、比較電圧Vrefを超えて、定電圧Vccから閾値電圧Vthnを減算した電圧(Vcc−閾値電圧Vthn)まで上昇し、比較器2は、Hを出力する。
したがって、上記同様に、電圧検出回路10は、電圧(Vpp−Vin)とツェナーダイオードZD1のブレイクダウン電圧Vbdとを比較することができる。
また、電圧検出回路10は、消費電流が、トランジスタTr1、Tr2に流れる電流で決定され、ドレイン電圧Vin及び供給電圧Vppには、依存しない。
その結果、電圧検出回路10は、用いる抵抗R1、R2、R3の抵抗値を小さく抑制して、回路面積を抑制することができるととともに、少ない消費電力で、スイッチ駆動用の供給電圧Vppを検出することができる。さらに、本実施例の電圧検出回路10は、カレントミラー回路3の定電流側に、低耐圧素子を用いているので、比較器11への入力電圧Vref、Vbを定電圧Vcc以下に制限して、回路の安定化を図ることができる。
このように、本実施例の電圧検出回路10は、第1トランジスタTr1の電流流出側端子であるドレインと分圧電圧生成手段(具体的には、分圧電圧生成手段のうち抵抗R3)との間に、そのゲートがドレイン電圧Vinの電圧よりも低い第3電圧源である定電圧Vccの電源に接続され、該ドレインにそのドレインが、該分圧電圧生成手段にそのソースが接続されているN型の第3トランジスタTr6と、前記第2トランジスタTr2の電流流出側端子であるドレインと比較器11との接続部との間に、そのゲートが前記定電圧Vccの電源に接続され、該ドレインにそのドレインが、該比較器11との接続部にそのソースが接続されているN型の第4トランジスタTr7と、を備えている。
したがって、電圧検出回路10は、用いる抵抗の抵抗値を小さく抑制して、回路面積を抑制することができるととともに、少ない消費電力で、スイッチ駆動用の供給電圧Vppを検出することができる。
また、本実施例の電圧検出回路10は、第1トランジスタTr1の電流流出側端子であるドレイン及び第2トランジスタTr2の電流流出側端子であるドレインに接続されているとともに、定電圧Vccの電圧源に接続され、該第1トランジスタTr1及び該第2トランジスタTr2の電流を定電流とする低耐圧素子で構成されている定電流回路として、トランジスタTr3、Tr4、Tr5を、さらに備えている。
したがって、回路面積をより一層小さくすることができるとともに、少ない消費電力で、スイッチ駆動用の供給電圧Vppを検出することができる。また、カレントミラー回路3の定電流側に、低耐圧素子を用いているので、比較器11への入力電圧Vref、Vbを定電圧Vcc以下に制限して、回路の安定化を図ることができる。
さらに、本実施例の電圧検出回路10は、比較器11も低耐圧素子で組まれており、また、ゲートが定電圧Vccに接続されているソースードレイン間耐圧の高いN型のトランジスタTr6、Tr7が、カレントミラー回路3の定電流側に挿入されている。
したがって、比較器11への入力電圧Vref、Vbを定電圧Vcc以下に制限して、回路の安定化をより一層図ることができる。
図3は、本発明の電圧検出回路及びチャージポンプ回路の第3実施例を適用した電圧検出回路20の回路図である。
本実施例の電圧検出回路20は、ツェナーダイオードZD1の温度特性を補正するものである。
なお、本実施例の電圧検出回路20は、第2実施例の電圧検出回路10と同様の電圧検出回路に適用したものであり、本実施例の説明において、第2実施例の電圧検出回路10と同様の構成部分には、同一の符号を付与して、その詳細な説明を省略する。
図3において、電圧検出回路20は、第2実施例の電圧検出回路10と同様のカレントミラー回路3、比較器11、抵抗R2、抵抗R3、ツェナーダイオードZD1、トランジスタTr3〜Tr7を備えているとともに、ツェナーダイオードZD2を備えている。
カレントミラー回路3、比較器11、抵抗R2、抵抗R3、ツェナーダイオードZD1及びトランジスタTr3〜Tr7は、第2実施例と同様である。
ツェナーダイオードZD1は、通常、そのブレイクダウン電圧Vbdの温度特性が正の傾斜を有しており、順方向の閾値電圧Vfは、負の温度特性を有している。
本実施例の電圧検出回路20は、ツェナーダイオードZD1に対して、逆極性に、ツェナーダイオードZD2が接続されている。
したがって、ツェナーダイオードZD1の正の温度特性と、ツェナーダイオードZD2の負の温度特性とが、打ち消し合って、供給電圧Vppからドレイン電圧Vinを減算した差電圧(Vpp−Vin)の温度特性を補正することができる。その結果、正確に電圧検出することができる。
なお、図3においては、ツェナーダイオードZD1に対して接続している補正用のツェナーダイオードZD2が、1つのみであるが、複数接続してもよく、また、接続するダイオードは、ツェナーダイオードに限るものではない。
このようにすると、ツェナーダイオードZD1の温度特性を補正して、より一層正確に電圧を検出することができる。
このように、本実施例の電圧検出回路20は、ツェナーダイオードZD1に、該ツェナーダイオードZD1の温度特性を補正する温度特性補正素子が接続されている。
したがって、ツェナーダイオードZD1の温度特性を補正することができ、回路面積を抑制することができるととともに、少ない消費電力で、スイッチ駆動用の供給電圧Vppをより一層正確に検出することができる。
また、本実施例の電圧検出回路20は、温度特性補正素子として、ツェナーダイオードZD1に対して逆極性に接続されているツェナーダイオードZD2を用いている。
したがって、ツェナーダイオードZD1の温度特性を簡単かつより適切に補正することができ、回路面積を抑制することができるととともに、少ない消費電力で、スイッチ駆動用の供給電圧Vppをより一層正確に検出することができる。
図4は、本発明の電圧検出回路及びチャージポンプ回路の第4実施例を適用した電圧検出回路30の回路図である。
本実施例の電圧検出回路30は、差電圧(Vpp−Vin)を、抵抗によって調整するものである。
なお、本実施例の電圧検出回路30は、第2実施例の電圧検出回路10と同様の電圧検出回路に適用したものであり、本実施例の説明において、第2実施例の電圧検出回路10と同様の構成部分には、同一の符号を付与して、その詳細な説明を省略する。
図4において、電圧検出回路30は、第2実施例の電圧検出回路10と同様のカレントミラー回路3、比較器11、抵抗R2、抵抗R3、ツェナーダイオードZD1、トランジスタTr3〜Tr7を備えているとともに、抵抗R4を備えている。
カレントミラー回路3、比較器11、抵抗R2、抵抗R3、ツェナーダイオードZD1及びトランジスタTr3〜Tr7は、第2実施例と同様である。
抵抗R4は、カレントミラー回路3のトランジスタTr1のソースとドレイン電圧Vinの供給源との間であって、抵抗R1よりもトランジスタTr1のソース側に接続されている。
本実施例の電圧検出回路30は、その動作は、第2実施例の電圧検出回路10と同様であるが、抵抗R4が接続されていることによって、差電圧(Vpp−Vin)の検出電圧が、ブレイクダウン電圧Vbdよりも低くなっている。
電圧検出回路30は、トランジスタTr1に流れる電流I1を、トランジスタTr4で引っ張っているため、トランジスタTr1のソース電圧は、ドレイン電圧Vinから電流I1による抵抗R4での電圧降下分を削減した電圧となる。すなわち、ソース電圧=ドレイン電圧Vin−R4×I1となる。
したがって、差電圧(Vpp−Vin)の検出電圧は、ツェナーダイオードZD1のブレイクダウン電圧Vbdよりも低い電圧(Vbd−R4×I1)となる。
また、差電圧(Vpp−Vin)の検出電圧の調整は、上述のように電圧を下げるだけでなく、図5に示す電圧検出回路40のように、トランジスタTr2のソースと供給電圧Vppの供給源との間に抵抗R5を挿入して、電圧を上げるようにしてもよい。
この場合、図5において、電圧検出回路40は、差電圧(Vpp−Vin)が広がっていくと、ツェナーダイオードZD1がブレイクダウンして電流I2が流れようとするが、ブレイクダウン電流I2が流れると、流れる電流I2に抵抗5を乗算した電圧(I2×R5)だけツェナーダイオードZD1のアノード電圧が上昇する。したがって、ツェナーダイオードZD1のカソード電圧Vaが上昇できず、トランジスタTr2に流れる電流が電流I2を超えることができない。その結果、比較器11のプラス入力端子への入力電圧Vbは、比較電圧Vrefを超えることができず、比較器11の出力Vhは、Lのままとなる。
その後、差電圧(Vpp−Vin)がさらに大きくなって、ツェナーダイオードZD1のブレイクダウン電流が電流I2を超えると、比較器11のプラス入力端子への入力電圧Vbが、比較電圧Vrefを超えて、比較器11の出力Vhは、Hとなる。このときの供給電圧Vppは、ドレイン電圧Vinに、ツェナーダイオードZD1のブレイクダウン電圧Vbdと抵抗R5での電流I2による電圧降下を加算した電圧(=Vin+Vbd+R5×I2)である。
したがって、カレントミラー回路3のトランジスタTr2のソースと供給電圧Vppとの間に、抵抗R5を挿入することで、差電圧(Vpp−Vin)の検出電圧を上げることができる。
なお、図5では、抵抗R5は、トランジスタTr2のソースと供給電圧Vppとの間であって、ツェナーダイオードZD1のアノード側に挿入されているが、ツェナーダイオードZD1のカソード側に挿入されていてもよい。
このように、本実施例の電圧検出回路30は、第1電圧源であるドレイン電圧Vinの電源と抵抗R1との接続点と第1トランジスタTr1の電流流入側端子であるソースとの間に電圧調整用抵抗R4を、また、電圧検出回路40は、ツェナーダイオードZD1と抵抗R1との間に電圧調整用抵抗R5を、さらに備えている。
したがって、差電圧(Vpp−Vin)の検出電圧を、電圧調整用抵抗R4、R5の挿入位置と抵抗値によって調整することができ、回路面積を抑制しつつ、少ない消費電力で、スイッチ駆動用の供給電圧Vppをより一層正確に検出することができる。
また、図5の電圧検出回路40は、抵抗R5に温度特性がある場合には、例えば、図6に示すような温度補償回路50を設けることで、定電流I0に温度特性をもたせて、検出電圧の温度特性を改善するようにしてもよい。
図6において、温度補償回路50は、比較器51、カレントミラー回路52、トランジスタTr10及び抵抗R0を備えている。なお、抵抗R0は、抵抗R4、抵抗R5と同じ抵抗素子が用いられている。
カレントミラー回路52は、トランジスタTr8とトランジスタTr9のゲートが接続されているとともに、トランジスタTr8のドレインに接続され、それぞれのソースが共通接続されて定電圧Vccの電源部に接続されている。
比較器51は、そのプラス入力端子に、温度依存の小さいバンドギャップリファレンス電圧Vbgrが入力され、そのマイナス端子が、トランジスタTr10と抵抗R0の間に接続されている。トランジスタTr10は、そのゲートに比較器51の出力が接続され、そのソースにトランジスタTr8のドレインが接続されている。
すなわち、図6の電圧補償回路50は、ボルテージフォロア回路となっており、抵抗R0の一端の電圧は、バンドギャップリファレンス電圧Vbgrとなる。したがって、抵抗R0に流れる電流I0は、I0=Vbgr/R0となる。
ここで、抵抗R0の温度傾斜が、α(Ω/℃)であるとすると、電流I0は、次式(1)で求めることができる。
I0=Vbgr/{R0a×(1+α×ΔT)}・・・(1)
ここで、R0aは、25℃での抵抗R0の抵抗値、ΔTは、25℃からの温度差である。
同様に、抵抗R5についても、温度傾斜を考慮した抵抗値は、次式(2)で求めることができる。
R5=R5a×(1+ΔT)・・・(2)
ここで、R5aは、25℃での抵抗R5の抵抗値である。
いま、トランジスタTr8、Tr9及びトランジスタTr3、Tr4、Tr5のトランジスタサイズが同じであるとすると、図5における電流I2は、次式(3)のようになって、抵抗R5の温度特性をキャンセルして、補償することができる。
I2=Vbgr×R5/R0・・・(3)
なお、上記説明では、図5の場合について説明したが、図4の抵抗R4についても同様に温度補償回路50により、抵抗R4の温度特性を補償することができる。
この場合、上記式(2)は、次式(4)のようになり、式(3)は、次式(5)のようになる。
R4=R4a×(1+α×ΔT)・・・(4)
I2=Vbgr×R4/R0・・・(5)
このように、温度補償回路50を設けることにより、回路部品の温度特性を補償して、より一層正確に、少ない消費電力で、スイッチ駆動用の供給電圧Vppを検出することができる。
このように、本実施例の電圧検出回路30、40は、第1トランジスタTr1の電流流出側端子であるドレイン及び第2トランジスタTr2の電流流出側端子であるドレインに接続され、電圧調整用抵抗R4、R5の温度特性を補正する温度補償回路(補正回路)50を、さらに備えている。
したがって、電圧調整用抵抗R4、R5の温度特性を補正することができ、より一層正確に、スイッチ駆動用の供給電圧Vppをより一層正確に検出することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例で説明したものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
1 電圧検出回路
2 比較器
3 カレントミラー回路
Tr1、Tr2 トランジスタ
ZD1 ツェナーダイオード
R1、R2、R3 抵抗
10 電圧検出回路
11 比較器
Tr3、Tr4、Tr5、Tr6、Tr7 トランジスタ
20 電圧検出回路
ZD2 ツェナーダイオード
30 電圧検出回路
R4 抵抗
40 電圧検出回路
R5 抵抗
50 温度補償回路
51 比較器
52 カレントミラー回路
Tr8、Tr9 トランジスタ
Tr10 トランジスタ
R0 抵抗
特開2005−073437号公報

Claims (9)

  1. アノードが抵抗を介して所定の第1電圧の第1電圧源に接続され、カソードが第2電圧の第2電圧源に接続されているダイオードと、
    その電流流入側端子が前記第1電圧源に接続されている第1トランジスタとその電流流入側端子が前記ダイオードを介して前記第2電圧源に接続されている第2トランジスタとを有するカレントミラー回路と、
    前記第1トランジスタの電流流出側端子と接地電圧源との間に接続され、比較電圧を生成する比較電圧生成手段と、
    前記第2トランジスタの電流流出側端子電圧と前記比較電圧が入力され、該電流流出側端子電圧と該比較電圧を比較して、前記第1電圧と前記第2電圧との差電圧と前記ダイオードのブレークダウン電圧との比較結果として出力する比較手段と、
    を備えていることを特徴とする電圧検出回路。
  2. 前記比較電圧生成手段は、
    前記第1トランジスタの電流流出側端子電圧を、分圧して前記比較電圧を生成する分圧抵抗を備えていることを特徴とする請求項1記載の電圧検出回路。
  3. 前記電圧検出回路は、
    前記第1トランジスタの電流流出側端子と前記比較電圧生成手段との間に、そのゲートが前記第1電圧源の電圧よりも低い第3電圧源に接続され、該電流流出側端子にそのドレインが、該比較電圧生成手段にそのソースが接続されているN型の第3トランジスタと、
    前記第2トランジスタの電流流出側端子と前記比較手段との接続部との間に、そのゲートが前記第3電圧源に接続され、該電流流出側端子にそのドレインが、該比較手段との接続部にそのソースが接続されているN型の第4トランジスタと、
    を備えていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の電圧検出回路。
  4. 前記電圧検出回路は、
    前記第1トランジスタの電流流出側端子及び前記第2トランジスタの電流流出側端子に接続されているとともに、前記第3電圧源に接続され、該第1トランジスタ及び該第2トランジスタの電流を定電流とする低耐圧素子で構成されている定電流回路を、
    さらに備えていることを特徴とする請求項3記載の電圧検出回路。
  5. 前記電圧検出回路は、
    前記ダイオードに、該ダイオードの温度特性を補正する温度特性補正素子が接続されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の電圧検出回路。
  6. 前記温度特性補正素子は、
    前記ダイオードに対して逆極性に接続されているダイオードであることを特徴とする請求項5記載の電圧検出回路。
  7. 前記電圧検出回路は、
    前記第1電圧源と前記抵抗との接続点と前記第1トランジスタの電流流入側端子との間、または、前記ダイオードと前記抵抗との間に、接続されている電圧調整用抵抗を、
    さらに備えていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の電圧検出回路。
  8. 前記電圧検出回路は、
    前記第1トランジスタの電流流出側端子及び前記第2トランジスタの電流流出側端子に接続され、前記電圧調整用抵抗の温度特性を補正する補正回路を、
    さらに備えていることを特徴とする請求項7記載の電圧検出回路。
  9. 電圧検出回路で検出しつつ所定電圧の電源電力をハイサイドスイッチに供給するチャージポンプ回路であって、
    前記電圧検出回路として、請求項1から請求項8のいずれかに記載の電圧検出回路を備えていることを特徴とするチャージポンプ回路。
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