JP2017135032A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】様々な接続構造体に対してハウジングを共通化できるコネクタを提供すること。【解決手段】コネクタ10は、収容部230が形成されたハウジング20と、2つのコンタクト30と、接続構造体40とを備えている。接続構造体40は、導電部材50と、感電防止部650とを備えている。導電部材50の端部510は、コンタクト30に取り付けられ又はコンタクト30と一体形成されている。コンタクト30は、導電部材50の端部510と共に、収容部230に収容されている。感電防止部650は、収容部230の開口234を少なくとも部分的に塞いでおり、指が感電防止部650を越えて収容部230に進入することを阻んでいる。【選択図】図6

Description

本発明は、例えば電気自動車において使用される大電流用のコネクタに関する。
特許文献1には、このタイプのコネクタが開示されている。
図26を参照すると、特許文献1に開示された第2コネクタ(コネクタ)900は、絶縁体からなる第2ハウジング(ハウジング)910と、導電体からなる2つの第2電源端子(コンタクト)920と、2つの絶縁被覆されたケーブル930とを備えている。ケーブル930は、コンタクト920に夫々接続されている。ハウジング910の内部には、コンタクト920に夫々対応する2つの収容部912が形成されている。収容部912の夫々は、下端(−Z側の端)に開口(図示せず)を有している。コンタクト920は、ケーブル930の上端部(+Z側の端部)と共に、対応する収容部912に下方から挿入されて収容部912の内部に収容されており、これにより、導電体(コンタクト920及びケーブル930の芯線)に接触することによる感電が防止されている。
図26及び図27を参照すると、コンタクト920は、コネクタ900の用途に応じて、ケーブル930以外の接続構造体に接続される。例えば、コンタクト920は、バスバー940に接続される場合がある。
特開2014−238929号公報
上述したように、コンタクトは、コネクタの用途に応じて、ケーブルやバスバー等の様々な接続構造体に接続される。ハウジングの収容部は、コンタクトに接続された接続構造体を挿入し易い形状を有していることが好ましい。このため、従来のコネクタにおいては、ハウジングを接続構造体の形状に適合するように作製している。一方、製造コストを低減するため、様々な接続構造体に対してハウジングを共通化したいという要望がある。
そこで、本発明は、この要望に応えることができるコネクタを提供することを目的とする。
ハウジングを共通化した場合、接続構造体の形状により、感電が十分に防止できないおそれがある。例えば、ハウジングの収容部にバスバー等の板状の接続構造体を挿入したとき、収容部の開口に指が通過する程度の隙間が残る場合がある。この場合、コネクタは、収容部の開口を塞ぐための絶縁体(感電防止部)を備える必要がある。この感電防止部は、ハウジングの共通化を図るために、ハウジングと別体に形成する必要がある。加えて、感電防止部は、接続構造体を収容部に容易に挿入するという観点から、接続構造体に対応して設ける必要がある。本発明は、このような様々な条件を満足するコネクタを提供する。具体的には、本発明は、下記のコネクタを提供する。
本発明は、第1のコネクタとして、
相手側コネクタと嵌合する嵌合部を有するコネクタであって、
前記コネクタは、ハウジングと、コンタクトと、接続構造体とを備えており、
前記接続構造体は、前記ハウジングと別体であり、且つ、導電部材と、保護部と、感電防止部とを備えており、
前記導電部材は、第1端部と第2端部とを有しており、
前記第1端部は、前記コンタクトに取り付けられ又は前記コンタクトと一体形成されており、
前記保護部は、前記導電部材の前記第1端部と前記第2端部との間の部位を覆っており、
前記ハウジングの内部には、収容部が形成されており、
前記収容部は、第1開口と、第2開口とを有しており、
前記第1開口は、前記嵌合部に位置しており、
前記第2開口は、前記嵌合部以外の部位に位置しており、
前記コンタクトは、前記導電部材の前記第1端部と共に、前記収容部に収容されており、
前記感電防止部は、前記収容部の前記第2開口を少なくとも部分的に塞いでおり、指が前記感電防止部を越えて前記収容部に進入することを阻んでいる
コネクタを提供する。
また、本発明は、第2のコネクタとして、第1のコネクタであって、
前記接続構造体は、前記コンタクトと別体である
コネクタを提供する。
また、本発明は、第3のコネクタとして、第1又は第2のコネクタであって、
前記感電防止部は、前記保護部に取り付けられ又は前記保護部と一体形成されている
コネクタを提供する。
また、本発明は、第4のコネクタとして、第1から第3までのいずれかのコネクタであって、
前記感電防止部は、前記収容部に収容されている
コネクタを提供する。
また、本発明は、第5のコネクタとして、第4のコネクタであって、
前記感電防止部と前記ハウジングとの間には、12mm以下のクリアランスが設けられている
コネクタを提供する。
また、本発明は、第6のコネクタとして、第1から第5までのいずれかのコネクタであって、
前記コネクタは、嵌合方向に沿って前記相手側コネクタと嵌合可能であり、
前記第2開口は、前記嵌合方向において前記嵌合部の反対側に位置している
コネクタを提供する。
また、本発明は、第7のコネクタとして、第1から第6までのいずれかのコネクタであって、
前記導電部材は、折り曲げ可能であって且つ折り曲げた形状を維持できる材料からなる
コネクタを提供する。
また、本発明は、第8のコネクタとして、第1から第7までのいずれかのコネクタであって、
前記導電部材は、板状部材からなる
コネクタを提供する。
また、本発明は、第9のコネクタとして、第1から第8までのいずれかのコネクタであって、
前記保護部は、1つの部材からなり、且つ、前記導電部材の延びる方向と直交する面内においてU字状の断面を有している
コネクタを提供する。
また、本発明は、第10のコネクタとして、第9のコネクタであって、
前記導電部材の一部は、前記導電部材の延びる方向と直交する面内における前記保護部の内部に位置しており、前記保護部は、抜け止め突起を有しており、前記抜け止め突起は、前記導電部材が前記保護部から抜け出ることを防止している
コネクタを提供する。
また、本発明は、第11のコネクタとして、第10のコネクタであって、
前記保護部は、2つの保持突起を有しており、前記2つの保持突起は、前記導電部材の延びる方向と直交する方向において前記導電部材を挟んでおり、前記導電部材を前記保護部の内部に保持している
コネクタを提供する。
また、本発明は、第12のコネクタとして、第1から第11までのいずれかのコネクタであって、
前記感電防止部は、前記コネクタがIEC(International Electrotechnical Commission)60529の保護等級IP−XXBを満たすように設けられている
コネクタを提供する。
また、本発明は、第13のコネクタとして、
相手側コネクタと嵌合する嵌合部を有するコネクタであって、
前記コネクタは、ハウジングと、2以上のコンタクトと、2以上の接続構造体とを備えており、
前記接続構造体は、互いに別体であり、且つ、前記コンタクトと夫々対応しており、
前記接続構造体の夫々は、前記ハウジングと別体であり、且つ、導電部材と、保護部と、感電防止部とを備えており、
前記接続構造体の夫々において、前記導電部材は、第1端部と第2端部とを有しており、前記第1端部は、対応する前記コンタクトに取り付けられ又は対応する前記コンタクトと一体形成されており、前記保護部は、前記導電部材の前記第1端部と前記第2端部との間の部位を覆っており、
前記ハウジングの内部には、前記コンタクトに夫々対応し且つ互いに隔てられた2以上の収容部が形成されており、
前記収容部の夫々は、第1開口と、第2開口とを有しており、
前記第1開口の夫々は、前記嵌合部に位置しており、
前記第2開口の夫々は、前記嵌合部以外の部位に位置しており、
前記コンタクトの夫々は、対応する前記接続構造体の前記導電部材の前記第1端部と共に、対応する前記収容部に収容されており、
前記感電防止部の夫々は、対応する前記収容部の前記第2開口を少なくとも部分的に塞いでおり、指が前記感電防止部を越えて前記収容部に進入することを阻んでいる
コネクタを提供する。
また、本発明は、第1の接続構造体として、
コネクタのハウジングであって開口を有する収容部が形成されたハウジングに取付可能な接続構造体であり、
導電部材と、保護部と、感電防止部とを備えており、
前記導電部材は、第1端部と、第2端部とを有しており、
前記保護部は、前記導電部材の前記第1端部と前記第2端部との間の部位を覆っており、
前記接続構造体が前記ハウジングに取り付けられた状態において、前記第1端部は、前記収容部に収容され、前記感電防止部は、前記収容部の前記開口を少なくとも部分的に塞いで、指が前記感電防止部を越えて前記収容部に進入することを阻む
接続構造体を提供する。
本発明による接続構造体は、ハウジングと別体である。更に、導電部材の第1端部は、コンタクトに取り付けられ又はコンタクトと一体形成されている。接続構造体は、例えば収容部の第2開口を十分に大きく形成することで、コンタクトと共に第2開口から収容部に挿入できる。これにより、ハウジングは、様々な接続構造体に対して共通化可能である。
また、本発明によれば、感電防止部によって感電が防止されている。詳しくは、感電防止部は、収容部の開口を少なくとも部分的に塞いでおり、指が感電防止部を越えて収容部に進入することを阻んでいる。更に、感電防止部は、ハウジングと別体の接続構造体に対応して設けられている。これにより、ハウジングを共通化しつつ、接続構造体を収容部に容易に挿入できる。
本発明の実施の形態によるコネクタを示す斜視図である。コネクタに接続される接続対象物の一部を模式的に破線で描画している。 図1のコネクタを示す側面図である。 図1のコネクタを示す正面図である。コネクタの接続構造体の一部(破線で囲んだ部分)を拡大して描画している。 図1のコネクタを示す底面図である。 図1のコネクタを示す上面図である。 図5のコネクタをVI−VI線に沿って示す断面図である。接続構造体の下部は描画していない。また、コネクタと嵌合した相手側コネクタの相手側コンタクトの輪郭を破線で描画している。 図1のコネクタを示す分解斜視図である。 図1のコネクタの接続構造体のうちの1つを示す斜視図である。 図8の接続構造体を示す別の斜視図である。 図8の接続構造体を示す上面図である。 図8の接続構造体を示す底面図である。 図8の接続構造体を示す側面図である。 図12の接続構造体の一部をXIII−XIII線に沿って示す断面図である。 図1のコネクタの接続構造体のうちの他の1つを示す斜視図である。 図14の接続構造体を示す底面図である。 図14の接続構造体を示す側面図である。接続構造体の一部(破線で囲んだ部分)を拡大して描画している。 図16の接続構造体の一部をXVII−XVII線に沿って示す断面図である。 図1のコネクタと嵌合可能な相手側コネクタを示す斜視図である。 図1のコネクタと図18の相手側コネクタとを示す斜視図である。コネクタと相手側コネクタとは互いに嵌合している。 図1のコネクタの変形例を示す斜視図である。 図20のコネクタの2つの接続構造体を示す分解斜視図である。 図20のコネクタの接続構造体のうちの1つを示す斜視図である。 図22の接続構造体を示す底面図である。 図20のコネクタの接続構造体のうちの他の1つを示す斜視図である。 図24の接続構造体を示す底面図である。 特許文献1のコネクタを示す分解斜視図である。 特許文献1のコネクタの変形例と相手側コネクタとを示す斜視図である。コネクタと相手側コネクタとは互いに嵌合している。
図1を参照すると、本発明の実施の形態によるコネクタ10は、電気自動車等において使用される大電流用のコネクタである。図18及び図19を併せて参照すると、コネクタ10は、嵌合方向(Z方向)に沿って相手側コネクタ80と嵌合可能である。コネクタ10及び相手側コネクタ80が互いに嵌合した嵌合状態において、コネクタ10及び相手側コネクタ80からなるコネクタ装置に大電流が流れる。但し、本発明は、このようなコネクタ10と異なる様々なコネクタに適用可能である。
図18を参照すると、相手側コネクタ80は、絶縁体からなる相手側ハウジング810と、絶縁体からなる操作部材820とを備えている。操作部材820は、相手側ハウジング810に操作可能に支持されている。図19を参照すると、相手側コネクタ80は、操作部材820に回転操作等の操作を施すことで、コネクタ10と嵌合する。図6を併せて参照すると、相手側コネクタ80は、導電体からなる相手側コンタクト830を備えている。本実施の形態による相手側コンタクト830は、ピンコンタクトであり、相手側ハウジング810に保持されている。
図1から図5まで及び図7を参照すると、本実施の形態によるコネクタ10は、絶縁体からなるハウジング20と、導電体からなる2つのコンタクト30と、2つの接続構造体40とを備えている。
図1及び図7を参照すると、2つの接続構造体40は、接続構造体42と、接続構造体44とから構成されている。図8から図12までに示されるように、接続構造体42は、全体として丸く曲がった形状を有している。一方、図14から図16までに示されるように、接続構造体44は、全体として直線的な形状を有している。換言すれば、接続構造体42及び接続構造体44は、互いに異なる形状を有している。但し、後述するように、接続構造体42及び接続構造体44は、互いに同一の基本構造を有している。以下の説明において、特に区別して参照する必要がある場合を除き、接続構造体42及び接続構造体44の夫々を接続構造体40として参照する。
図7を参照すると、接続構造体40は、コンタクト30と夫々対応している。即ち、本実施の形態によるコネクタ10は、互いに対応する1つのコンタクト30及び1つの接続構造体40からなる接続セットを2つ備えている。但し、コネクタ10は、接続セットを3つ以上備えていてもよいし、1つのみ備えていてもよい。換言すれば、コネクタ10は、2以上のコンタクト30と、コンタクト30に夫々対応する2以上の接続構造体40とを備えていてもよいし、1つのみのコンタクト30及び1つのみの接続構造体40を備えていてもよい。
図1及び図6を参照すると、ハウジング20は、外壁部210を有している。外壁部210は、ハウジング20の上部(+Z側の部位)に設けられており、前後方向(X方向)に長く横方向(Y方向)に短い矩形筒形状を有している。図1及び図18を参照すると、コネクタ10は、嵌合部12を有しており、相手側コネクタ80は、相手側嵌合部82を有している。本実施の形態において、嵌合部12は、外壁部210によって囲まれた空間であり、相手側嵌合部82は、相手側ハウジング810のうち上端部(+Z側の端部)を除く大部分の部位である。
図1と併せて図19を参照すると、コネクタ10及び相手側コネクタ80の嵌合状態において、相手側嵌合部82は、嵌合部12に受容される。換言すれば、本実施の形態による嵌合部12は、相手側嵌合部82を受容して相手側コネクタ80と嵌合する。但し、本発明は、これに限られない。例えば、コネクタの嵌合部は、ハウジングの外壁部を含む上部全体であってもよく、相手側コネクタの相手側嵌合部は、相手側ハウジング内部の空間であってもよい。この場合、嵌合部は、相手側嵌合部に受容されて相手側コネクタと嵌合する。
図1及び図6を参照すると、ハウジング20は、保持部220を有している。保持部220は、2つの上側保持部222と、1つの下側保持部224とから構成されている。上側保持部222は、XY平面において外壁部210に囲まれており、下側保持部224は、外壁部210の下方(−Z側)に位置している。換言すれば、上側保持部222は、嵌合部12の内部に位置しており、下側保持部224は、Z方向において嵌合部12の反対側に位置している。2つの上側保持部222は、X方向において互いに離れている。上側保持部222及び下側保持部224の夫々は、概ね矩形筒形状を有しており、Z方向に沿って延びている。
図6を参照すると、ハウジング20には、2つのコンタクト30に夫々対応する2つの収容部230が形成されている。収容部230の夫々は、保持部220の内部に形成された空間であり、Z方向に沿って延びている。2つの収容部230は、X方向において互いに離れており、特に、互いに隔てられている。詳しくは、2つの収容部230の上部は、2つの上側保持部222の内部に夫々形成されており、この構造により互いに隔てられている。また、2つの収容部230の下部(−Z側の部位)は、下側保持部224の内部に形成されており、隔壁228によって互いに隔てられている。
本実施の形態によれば、コンタクト30の数が2であるため、収容部230の数も2である。但し、ハウジング20には、2以上のコンタクト30と夫々対応する2以上の収容部230が形成されていてもよい。更に、コネクタ10にコンタクト30が1つのみ設けられている場合、1つのコンタクト30と対応する収容部230が1つだけ形成されていてもよい。
図1及び図4から図6までに示されるように、収容部230の夫々は、対応する上側保持部222の上端において開口しており、且つ、下側保持部224の下端(−Z側の端)において開口している。換言すれば、収容部230の夫々は、対応する上側保持部222の上端に位置する第1開口232と、下側保持部224の下端に位置する第2開口(開口)234とを有している。第1開口232の夫々は、嵌合部12に位置している。第2開口234の夫々は、Z方向において嵌合部12の反対側に位置している。
図6及び図7を参照すると、本実施の形態において、2つのコンタクト30は、YZ平面に対して互いに鏡対称な形状を有している。コンタクト30の夫々は、主部310と、接触部320と、取付部330とを有している。主部310は、矩形筒形状を有している。主部310には、X方向内側に張り出した被受止部314が設けられている。接触部320は、主部310の内部に設けられている。取付部330は、主部310の下方に位置しており、平板形状を有している。取付部330には、取付孔332が形成されている。取付孔332は、取付部330をY方向に貫通している。
図6を参照すると、本実施の形態によるコンタクト30の夫々は、相手側コンタクト830を受容可能なソケットコンタクトである。但し、コンタクトは、相手側コンタクトに受容されるピンコンタクトであってもよい。また、2つのコンタクト30は、互いに同じ形状を有していてもよい。
図7、図8及び図14を参照すると、接続構造体40の夫々は、金属製の導電部材50と、絶縁体からなる保護部材60とを備えている。2つの導電部材50は、互いに別体の部材であり、2つの保護部材60も、互いに別体の部材である。また、導電部材50の夫々は、ハウジング20と別体の部材であり、保護部材60の夫々も、ハウジング20と別体の部材である。換言すれば、接続構造体40の夫々は、ハウジング20と別体である。更に、接続構造体40の夫々は、コンタクト30のいずれとも別体である。
図7を参照すると、導電部材50の夫々は、1枚の平板形状の金属板を折り曲げて形成されている。換言すれば、導電部材50の夫々は、曲げを有する1枚の金属板である。接続構造体42及び接続構造体44の2つの導電部材50は、互いに異なった形状を有するように打ち抜かれ且つ曲げられている。但し、2つの導電部材50は、互いに同一の基本構造を有している。より具体的には、接続構造体40の夫々において、導電部材50は、第1端部(端部)510と、第2端部520と、主部530とを有している。接続構造体40の夫々において、主部530は、曲がりつつ長く延びており、第1端部510及び第2端部520は、主部530の両端に夫々設けられている。
2つの導電部材50の主部530は、互いに異なる形状を有している。詳しくは、接続構造体42の主部530は、第1端部510がXZ平面上に位置し且つ第2端部520がXY平面上に位置するように折り曲げられている。一方、接続構造体44の主部530は、第1端部510及び第2端部520の夫々がXZ平面上に位置するように折り曲げられている。
2つの導電部材50の第1端部510は、互いに同じ形状及び同じサイズを有している。詳しくは、第1端部510の夫々は、XZ平面と平行な平板形状を有しており、取付孔512が形成されている。取付孔512は、第1端部510をY方向に貫通している。2つの導電部材50の第2端部520は、配置において異なるものの、互いに同じ形状及び同じサイズを有している。詳しくは、第2端部520の夫々は、端部を除き所定平面(XY平面又はXZ平面)と平行な平板形状を有しており、取付孔522が形成されている。取付孔522は、第2端部520を所定平面と直交する方向(Z方向又はY方向)に貫通している。
図7、図8及び図14を参照すると、接続構造体40の夫々において、保護部材60は、樹脂等の材料から成型され、導電部材50に対応する形状を有している。このため、2つの保護部材60は、互いに異なった形状を有している。但し、2つの保護部材60は、互いに同一の基本構造を有している。より具体的には、接続構造体40の夫々において、保護部材60は、保護部610と、感電防止部650とを有している。換言すれば、接続構造体40の夫々は、保護部610と、感電防止部650とを備えている。保護部材60の夫々において、保護部610は、対応する導電部材50の主部530と同様に曲がりつつ長く延びており、感電防止部650は、保護部610の一端に設けられている。
本実施の形態によれば、接続構造体40の夫々において、感電防止部650は、保護部610と一体形成されている。換言すれば、接続構造体40の夫々において、保護部610及び感電防止部650の夫々は、保護部材60の一部である。但し、本発明は、これに限られない。例えば、感電防止部650は、保護部610と別体に形成されていてもよい。換言すれば、感電防止部650は、保護部材60と別体の部材であってもよい。この場合、感電防止部650は、保護部材60(保護部610)に取り付けてもいいし、取り付けなくてもよい。
図12及び図16を参照すると、2つの保護部材60の保護部610は、導電部材50の主部530と夫々対応する形状に形成されており、これにより互いに異なる形状を有している。詳しくは、図8及び図14を併せて参照すると、保護部610の夫々は、2つの板部620と、1つの連結部630とを有している。接続構造体40の夫々において、板部620の夫々は、導電部材50の主部530と同様に曲がった板形状を有している。保護部610の夫々において、板部620は、互いに平行に延びており、連結部630は、2つの板部620の一方の縁を互いに連結している。これにより、保護部610の夫々には、溝部62が形成されている。溝部62の夫々は、2つの板部620の他方の縁において開口しており、且つ、保護部610の両端において開口している。
2つの保護部材60の感電防止部650は、互いに同様な形状及び同様なサイズを有している。詳しくは、感電防止部650の夫々は、概ね平板形状を有しており、XY平面と平行に延びている。また、感電防止部650の夫々には、切り欠き652が形成されている。保護部材60の夫々において、切り欠き652は、XY平面において溝部62と同じ断面形状を有する溝であり、溝部62は、切り欠き652を経由して上方(+Z方向)に開口している。
図7を参照すると、導電部材50の夫々は、対応する保護部材60の溝部62に挿入されている。図12及び図16を参照すると、これにより、接続構造体40の夫々において、導電部材50の主部530は、溝部62の内部に収容されており、導電部材50の第1端部510及び第2端部520は、保護部610の両端から夫々突出している。
図12、図13、図16及び図17を参照すると、接続構造体40の夫々において、保護部材60の保護部610は、導電部材50の延びる方向と直交する面内においてU字状の断面64を有している。図13及び図17における断面64と主部530との間の位置関係から理解されるように、接続構造体40の夫々において、導電部材50の一部(主部530)は、導電部材50の延びる方向と直交する面内における保護部610の内部(断面64内)に位置している。換言すれば、接続構造体40の夫々において、導電部材50は、部分的に溝部62の内部に位置している。特に、本実施の形態による接続構造体40の夫々においては、導電部材50の主部530全体が、溝部62の内部に位置している。
図3、図8、図12、図13、図14、図16及び図17を参照すると、保護部材60の夫々において、保護部610は、2つの保持突起622からなる保持対を複数有している。保持対の夫々の2つの保持突起622は、保護部610の2つの板部620に夫々設けられており、溝部62の内部において互いに向かって突出している。これにより、接続構造体40の夫々において、保持対の夫々は、導電部材50の延びる方向と直交する方向において導電部材50を挟んでおり、導電部材50を溝部62の内部に保持している。
本実施の形態によれば、保護部610の夫々に保持突起622が設けられているため、対応する導電部材50を溝部62の内部に確実に保持できる。更に、接続構造体40の夫々において、導電部材50と板部620との間の面接触を避けつつ、導電部材50を溝部62にスムーズに挿入できる。更に、振動に起因する導電部材50と保護部610との衝突音を防止できる。
保護部材60の夫々において、保護部610は、保持突起622に加えて、複数の抜け止め突起624を有している。詳しくは、保護部材60の夫々において、板部620の夫々には、溝部62の内部に位置する1つの抜け止め突起624が設けられている。保護部材60の夫々において、抜け止め突起624の夫々は、板部620の一方から板部620の他方に向かって、保持突起622を越えて突出している。これにより、接続構造体40の夫々において、抜け止め突起624は、溝部62の内部に保持された導電部材50が保護部610の溝部62から抜け出ることを防止している。
図13及び図17を参照すると、抜け止め突起624の夫々は、溝部62の内部に位置する直交面624Pを有している。直交面624Pは、導電部材50の主部530を溝部62に挿入する際の挿入方向(主部挿入方向:+X方向又は−X方向)と直交している。これにより、導電部材50が溝部62から抜け出ることが更に確実に防止されている。
図3、図13、図16及び図17を参照すると、抜け止め突起624の夫々は、保持対(2つの保持突起622)と対応するように設けられている。詳しくは、抜け止め突起624の夫々は、上述した主部挿入方向において、対応する2つの保持突起622のうちの一方の外側に位置しており、且つ、直交面624Pの反対側の面であるテーパ面624Tを有している。また、抜け止め突起624に対応する2つの保持突起622のうちの他方は、テーパ面624Tに対応するテーパ面622Tを有している。互いに対応するテーパ面622T及びテーパ面624Tは、溝部62の開口に向かって互いに離れるように傾斜している。このように形成されたテーパ面622T及びテーパ面624Tは、2つの板部620のテーパ面620Tと共に、溝部62への主部530の挿入をガイドする。
図1、図3及び図9を参照すると、保護部材60の夫々において、連結部630には、複数の孔部632が形成されている。図3及び図9を参照すると、保持突起622及び抜け止め突起624の一部は、孔部632を通して視認可能である。
上述したように、本実施の形態によれば、保護部材60の夫々に保持突起622及び抜け止め突起624が設けられているため、対応する導電部材50の主部530を溝部62にスムーズに挿入できると共に、溝部62内に確実に保持できる。但し、本発明は、これに限られない。例えば、保持突起622及び抜け止め突起624の夫々は、本実施の形態と異なる形状を有していてもよい。また、保護部材60は、対応する導電部材50を、保持突起622及び抜け止め突起624以外の部位によって保持してもよい。また、導電部材50は、対応する保護部材60にインサート成型によって保持されてもよい。
図10から図12まで及び図14から図16までを参照すると、感電防止部650の夫々は、被収容面660と、露出面670とを有している。被収容面660は、感電防止部650の上面(+Z側の面)であり、露出面670は、感電防止部650の下面(−Z側の面)である。図10、図12、図14及び図16を参照すると、被収容面660は、凹凸のない滑らかな平面である。一方、図11、図12、図15及び図16を参照すると、露出面670は、凹凸を有する面である。詳しくは、露出面670には、下方に突出した凸部672が形成されている。凸部672は、XY面内において直交する2つの方向(X方向及びY方向)の夫々に沿って延びている。
本実施の形態によれば、感電防止部650の夫々は、凸部672を有しているため、破損し難い。但し、本発明は、これに限られない。例えば、感電防止部650の破損を考慮する必要がない場合、凸部672等の破損防止用の部位を設けなくてもよい。
図6及び図7を参照すると、接続構造体40の夫々は、ボルト380及びナット390を使用して、対応するコンタクト30に取り付けられている。詳しくは、本実施の形態によれば、接続構造体40の夫々において、導電部材50の第1端部510は、取付孔512及び取付孔332に挿入されたボルト380をナット390にねじ込むことにより、対応するコンタクト30に取り付けられている。但し、本発明は、これに限られない。例えば、第1端部510は、対応するコンタクト30と一体形成されていてもよい。換言すれば、互いに対応するコンタクト30及び導電部材50の夫々は、1つの部材の一部であってもよい。また、互いに対応するコンタクト30及び導電部材50が別の部材である場合も、コンタクト30と導電部材50とを、本実施の形態と異なる方法で接続してもよい。
図6を参照すると、コンタクト30の夫々は、対応する接続構造体40の導電部材50の第1端部510と共に、対応する収容部230の第2開口234を通過して収容部230に挿入され、対応する収容部230に収容されている。収容部230に収容されたコンタクト30の被受止部314は、ハウジング20のランス226によって受止められ、これによりコンタクト30がハウジング20から抜け出ることが防止されている。換言すれば、接続構造体40の夫々は、ハウジング20に取り付けられている。接続構造体40がハウジング20に取り付けられた状態において、接続構造体40の第1端部510は、対応する収容部230に収容されている。
本実施の形態において、収容部230の夫々は、Z方向に延びており、第2開口234の夫々は、収容部230の下端(即ち、嵌合部12の反対側)に位置している。この構造により、接続構造体40の保護部610(図7参照)の形状に係らず、コンタクト30及び第1端部510を、対応する収容部230にスムーズに挿入できる。但し、第2開口234の夫々は、収容部230の下端に限らず、嵌合部12以外の部位に位置していればよい。例えば、第2開口234の夫々は、下側保持部224の側面(XY平面において収容部230を囲む面)に形成されていてもよい。
図1を参照すると、コネクタ10の使用時において、接続構造体42の第2端部520は、接続対象物72に接続され、接続構造体44の第2端部520は、接続対象物74に接続される。図6を併せて参照すると、嵌合状態において、2つのコンタクト30の接触部320は、相手側コンタクト830と接続し、これにより接続対象物72と接続対象物74との間が電気的に接続される。
図1から図3まで及び図7を参照すると、接続構造体40の夫々において、保護部材60の保護部610は、導電部材50の第1端部510と第2端部520との間の部位(即ち、主部530)を覆っている。これにより、主部530に触れることによる感電が防止されている。図4及び図6を参照すると、感電防止部650の夫々は、対応する収容部230の第2開口234を少なくとも部分的に塞いでおり、指が感電防止部650を越えて収容部230に進入することを阻んでいる。詳しくは、指の先端が感電防止部650を越えて収容部230に少し進入したとしても、指がコンタクト30又は第1端部510(導電体)に触れるほど深く収容部230に進入することはない。これにより、コンタクト30又は第1端部510に触れることによる感電が防止されている。
図4及び図6を参照すると、本実施の形態において、感電防止部650の夫々は、対応する収容部230に挿入されて収容されている。図4を参照すると、感電防止部650の夫々における任意の部位について、ハウジング20の下側保持部224及び隔壁228との間の最小距離(C1、C2、C3等)は、12mm以下である。換言すれば、感電防止部650の夫々とハウジング20との間には、12mm以下のクリアランスが設けられており、指が感電防止部650を越えることが防止されている。
但し、本発明は、これに限られない。例えば、感電防止部650の夫々は、コネクタ10がIEC(International Electrotechnical Commission)60529の保護等級IP−XXBを満たすように設けられている限り、本実施の形態と異なるようにハウジング20に取り付けられていてもよい。例えば、感電防止部650の夫々は、対応する収容部230の第2開口234を下方から覆っていてもよい。
図7を参照すると、本実施の形態において、導電部材50の夫々は、折り曲げ可能であって且つ折り曲げた形状を維持できる材料からなる。より具体的には、導電部材50の夫々は、例えば金属製の板状部材からなる。このため、導電部材50の夫々は、コネクタ10の用途に応じて、様々な形状に形成できる。換言すれば、接続構造体40の夫々は、様々な形状を有することができる。
前述したように、本実施の形態による2つの接続構造体40(接続構造体42及び接続構造体44)は互いに異なるように曲がった形状を有している。但し、本発明は、これに限られない。例えば、2つの接続構造体40は、同様に曲がった形状を有していてもよい。また、接続構造体40は、曲げのない直線形状を有していてもよい。更に、導電部材50は、丸棒や角棒などの棒形状を有していてもよい。この場合、導電部材50の一端がピンコンタクトとして機能してもよい。
本実施の形態によるコネクタ10は、既に述べた変形例に加えて、更に様々に変形可能である。
図20及び図21を参照すると、本実施の形態の変形例によるコネクタ10Aは、コネクタ10(図7参照)と同じハウジング20及びコンタクト30を備える一方、コネクタ10の接続構造体42及び接続構造体44と異なる接続構造体46及び接続構造体48を備えている。
図22及び図23を参照すると、接続構造体46は、接続構造体42(図9及び図11参照)及び接続構造体44(図14及び図15参照)と異なる曲げを有する一方、接続構造体42及び接続構造体44と同様な基本構造を有している。また、図24及び図25を参照すると、接続構造体48は、接続構造体42及び接続構造体44と異なる曲げを有する一方、接続構造体42及び接続構造体44と同様な基本構造を有している。
図24を参照すると、接続構造体48の感電防止部650に形成された切り欠き652は、接続構造体42(図9参照)の切り欠き652と異なり、感電防止部650を貫通する孔である。このように、接続構造体40の保護部材60は、導電部材50の形状に応じて様々な形状に形成できる。例えば、上述した保護部610及び感電防止部650のいずれも1つの部材からなるが、保護部610及び感電防止部650の夫々は、2以上の部材を組み合わせて形成してもよい。
10,10A コネクタ
12 嵌合部
20 ハウジング
210 外壁部
220 保持部
222 上側保持部
224 下側保持部
226 ランス
228 隔壁
230 収容部
232 第1開口
234 第2開口(開口)
30 コンタクト
310 主部
314 被受止部
320 接触部
330 取付部
332 取付孔
380 ボルト
390 ナット
40 接続構造体
42,44,46,48 接続構造体
50 導電部材
510 第1端部(端部)
512 取付孔
520 第2端部
522 取付孔
530 主部
60 保護部材
62 溝部
64 断面
610 保護部
620 板部
620T テーパ面
622 保持突起
622T テーパ面
624 抜け止め突起
624P 直交面
624T テーパ面
630 連結部
632 孔部
650 感電防止部
652 切り欠き
660 被収容面
670 露出面
672 凸部
72,74 接続対象物
80 相手側コネクタ
82 相手側嵌合部
810 相手側ハウジング
820 操作部材
830 相手側コンタクト

Claims (14)

  1. 相手側コネクタと嵌合する嵌合部を有するコネクタであって、
    前記コネクタは、ハウジングと、コンタクトと、接続構造体とを備えており、
    前記接続構造体は、前記ハウジングと別体であり、且つ、導電部材と、保護部と、感電防止部とを備えており、
    前記導電部材は、第1端部と第2端部とを有しており、
    前記第1端部は、前記コンタクトに取り付けられ又は前記コンタクトと一体形成されており、
    前記保護部は、前記導電部材の前記第1端部と前記第2端部との間の部位を覆っており、
    前記ハウジングの内部には、収容部が形成されており、
    前記収容部は、第1開口と、第2開口とを有しており、
    前記第1開口は、前記嵌合部に位置しており、
    前記第2開口は、前記嵌合部以外の部位に位置しており、
    前記コンタクトは、前記導電部材の前記第1端部と共に、前記収容部に収容されており、
    前記感電防止部は、前記収容部の前記第2開口を少なくとも部分的に塞いでおり、指が前記感電防止部を越えて前記収容部に進入することを阻んでいる
    コネクタ。
  2. 請求項1記載のコネクタであって、
    前記接続構造体は、前記コンタクトと別体である
    コネクタ。
  3. 請求項1又は請求項2記載のコネクタであって、
    前記感電防止部は、前記保護部に取り付けられ又は前記保護部と一体形成されている
    コネクタ。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれかに記載のコネクタであって、
    前記感電防止部は、前記収容部に収容されている
    コネクタ。
  5. 請求項4記載のコネクタであって、
    前記感電防止部と前記ハウジングとの間には、12mm以下のクリアランスが設けられている
    コネクタ。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれかに記載のコネクタであって、
    前記コネクタは、嵌合方向に沿って前記相手側コネクタと嵌合可能であり、
    前記第2開口は、前記嵌合方向において前記嵌合部の反対側に位置している
    コネクタ。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれかに記載のコネクタであって、
    前記導電部材は、折り曲げ可能であって且つ折り曲げた形状を維持できる材料からなる
    コネクタ。
  8. 請求項7記載のコネクタであって、
    前記導電部材は、板状部材からなる
    コネクタ。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれかに記載のコネクタであって、
    前記保護部は、1つの部材からなり、且つ、前記導電部材の延びる方向と直交する面内においてU字状の断面を有している
    コネクタ。
  10. 請求項9記載のコネクタであって、
    前記導電部材の一部は、前記導電部材の延びる方向と直交する面内における前記保護部の内部に位置しており、前記保護部は、抜け止め突起を有しており、前記抜け止め突起は、前記導電部材が前記保護部から抜け出ることを防止している
    コネクタ。
  11. 請求項10記載のコネクタであって、
    前記保護部は、2つの保持突起を有しており、前記2つの保持突起は、前記導電部材の延びる方向と直交する方向において前記導電部材を挟んでおり、前記導電部材を前記保護部の内部に保持している
    コネクタ。
  12. 請求項1から請求項11までのいずれかに記載のコネクタであって、
    前記感電防止部は、前記コネクタがIEC(International Electrotechnical Commission)60529の保護等級IP−XXBを満たすように設けられている
    コネクタ。
  13. 相手側コネクタと嵌合する嵌合部を有するコネクタであって、
    前記コネクタは、ハウジングと、2以上のコンタクトと、2以上の接続構造体とを備えており、
    前記接続構造体は、互いに別体であり、且つ、前記コンタクトと夫々対応しており、
    前記接続構造体の夫々は、前記ハウジングと別体であり、且つ、導電部材と、保護部と、感電防止部とを備えており、
    前記接続構造体の夫々において、前記導電部材は、第1端部と第2端部とを有しており、前記第1端部は、対応する前記コンタクトに取り付けられ又は対応する前記コンタクトと一体形成されており、前記保護部は、前記導電部材の前記第1端部と前記第2端部との間の部位を覆っており、
    前記ハウジングの内部には、前記コンタクトに夫々対応し且つ互いに隔てられた2以上の収容部が形成されており、
    前記収容部の夫々は、第1開口と、第2開口とを有しており、
    前記第1開口の夫々は、前記嵌合部に位置しており、
    前記第2開口の夫々は、前記嵌合部以外の部位に位置しており、
    前記コンタクトの夫々は、対応する前記接続構造体の前記導電部材の前記第1端部と共に、対応する前記収容部に収容されており、
    前記感電防止部の夫々は、対応する前記収容部の前記第2開口を少なくとも部分的に塞いでおり、指が前記感電防止部を越えて前記収容部に進入することを阻んでいる
    コネクタ。
  14. コネクタのハウジングであって開口を有する収容部が形成されたハウジングに取付可能な接続構造体であり、
    導電部材と、保護部と、感電防止部とを備えており、
    前記導電部材は、第1端部と、第2端部とを有しており、
    前記保護部は、前記導電部材の前記第1端部と前記第2端部との間の部位を覆っており、
    前記接続構造体が前記ハウジングに取り付けられた状態において、前記第1端部は、前記収容部に収容され、前記感電防止部は、前記収容部の前記開口を少なくとも部分的に塞いで、指が前記感電防止部を越えて前記収容部に進入することを阻む
    接続構造体。
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