JP2017129250A - 動力伝達チェーン - Google Patents

動力伝達チェーン Download PDF

Info

Publication number
JP2017129250A
JP2017129250A JP2016010698A JP2016010698A JP2017129250A JP 2017129250 A JP2017129250 A JP 2017129250A JP 2016010698 A JP2016010698 A JP 2016010698A JP 2016010698 A JP2016010698 A JP 2016010698A JP 2017129250 A JP2017129250 A JP 2017129250A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pair
chain
inner diameter
power transmission
width direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016010698A
Other languages
English (en)
Inventor
泰三 若山
Yasuzo Wakayama
泰三 若山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JTEKT Corp
Original Assignee
JTEKT Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JTEKT Corp filed Critical JTEKT Corp
Priority to JP2016010698A priority Critical patent/JP2017129250A/ja
Publication of JP2017129250A publication Critical patent/JP2017129250A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

【課題】抜止部材をチェーン進行方向に小型化できる動力伝達チェーンを提供する。【解決手段】リンク2のチェーン進行方向Xに並ぶ一対の貫通孔5,6に連結部材10,20が挿通される。抜止部材30が、一方の連結部材20が嵌合する嵌合孔60を区画する環状部40と、環状部40から延設され他方の連結部材10に引っ掛け係合されたフック部50を含む。嵌合孔60の内周60aは、チェーン進行方向X及びチェーン幅方向Wと直交する直交方向Vに対向して一方の連結部材20の係合溝21に係合した一対の第1内径部61と、チェーン進行方向Xに対向した一対の第2内径部62を含む。第1内径部61間の第1内径D1が第2内径部62間の第2内径D2よりも小さい。チェーン幅方向から見て一対の第1内径部61がチェーン進行方向Xに対向する状態で、嵌合孔60の輪郭形状が一方の連結部材20の輪郭形状を包含する。【選択図】図4

Description

本発明は、動力伝達チェーンに関する。
動力伝達チェーンにおいて、リンクプレートを連結するピンから、リンクプレートが抜けることを防止する技術として、ピンの端部に注がれた金属粉末にレーザ光を照射し、溶融した金属粉末の肉盛り体によってピンの端部に金属製突起を形成する技術が提案されている(例えば特許文献1を参照)。しかしながら、抜止めのための作業が煩雑である。
そこで、リンクプレートの一対のピン孔にそれぞれ挿通される一対の枢支部材を一対のロッカーピンで構成し、一対の枢支部材をそれぞれ取り囲む一対の止め輪部材を、ロッカーピンの外周溝に係合させる技術が提案されている(例えば特許文献2を参照)。しかしながら、一対の枢支部材にそれぞれ装着された一対の止め輪部材どうしが干渉するおそれがある。
そこで、単一の継手クリップを一方および他方の継手ピンに係合させる技術が提案されている(例えば特許文献3を参照)。具体的には、特許文献3では、一方の継手ピンの溝部に係合される円環状の嵌合部と、他方の継手ピンの溝部に係合し、継手ピンのピッチ方向と略々直角の方向に向けて開放する切欠部を有する係合部とを有する継手クリップが提案されている。
特開2005−118851号公報 特開2007−192352号公報 実開平4−105240号公報
特許文献3の図2の例では、一方の継手ピンに対して継手クリップの嵌合部の大径部を前記一方の継手ピンの軸方向に挿通させた後に、一方の継手ピンの溝部に継手クリップの嵌合部の小径部が嵌合するように継手クリップをリンクプレートに沿ってスライドさせる。次いで、一方の継手ピンの回りに継手クリップを回転させて、切欠部を有する係合部を他方の継手ピンの溝部に係合させる回転作業が行われる。継手クリップがスライドされたスライド方向が、回転作業によって、チェーン進行方向に向くことになる。
特許文献3の図4や図5の例では、継手クリップは、リンクプレートに対してチェーン進行方向(一対の継手ピンのピッチの方向)にスライドされて、一対の継手ピンに取り付けられる。
特許文献3の図2の例や、図4、図5の例では、継手クリップがスライド方向であるチェーン進行方向に大型化する。
本発明の目的は、抜止部材をチェーン進行方向に小型化できる動力伝達チェーンを提供することである。
請求項1の発明は、チェーン進行方向(X)に並ぶ複数のリンク(2)と、前記複数のリンクを互いに屈曲可能に連結し、前記チェーン進行方向と直交するチェーン幅方向(W)に延びる複数の連結部材(10,20)と、前記連結部材からのリンクの抜けを防止する抜止部材(30)と、を備え、各前記リンクは、前記チェーン進行方向に並ぶ一対の貫通孔(5,6)を形成しており、前記連結部材は、前記一対の貫通孔にそれぞれ挿通された一対の連結部材(10,20)を含み、前記一対の連結部材のそれぞれは、前記チェーン幅方向の端部の外周に、前記チェーン幅方向と交差する係合溝(11,21)を形成しており、前記抜止部材(30)は、前記一対の連結部材の何れか一方(20または10)が挿通された嵌合孔(60)を区画する環状部(40)と、前記環状部から延設されて前記一対の連結部材の他方(10または20)の係合溝(11または21)に引っ掛け係合されたフック部(50)と、を含む一体のユニットに形成されており、前記嵌合孔の内周(60a)は、前記チェーン進行方向および前記チェーン幅方向の双方と直交する直交方向(V)に対向して前記一対の連結部材の前記何れか一方の係合溝に係合した一対の第1内径部(61)と、前記チェーン進行方向に対向した第2内径部(62)とを含み、前記一対の第1内径部間の間隔である第1内径(D1)が、前記一対の第2内径部間の間隔である第2内径(D2)よりも小さくされており、前記チェーン幅方向から見たときに、前記一対の第1内径部が前記チェーン進行方向に対向する状態で、前記嵌合孔の輪郭形状が、前記前記一対の連結部材の前記何れか一方の輪郭形状を包含する大きさに形成されている動力伝達チェーン(1)を提供する。
なお、括弧内の英数字は、後述する実施形態における対応構成要素等を表すが、このことは、むろん、本発明がそれらの実施形態に限定されるべきことを意味するものではない。以下、この項において同じ。
請求項2のように、前記一対の内径部が、前記一対の連結部材の前記一方の係合溝の溝底に係合することで、前記一対の連結部材の前記何れか一方を前記直交方向に挟持していてもよい。
請求項1の発明では、抜止部材を取り付けるときに、まず、一対の第1内径部の対向方向をチェーン進行方向に向けた状態で、環状部をチェーン幅方向から一方の連結部材に嵌合させる。次いで、環状部を一方の連結部材の回りに回転させて、環状部の一対の第1内径部を一方の連結部材の係合溝に係合させると共に、フック部を他方の連結部材の係合溝に引っ掛け係合させる。抜止部材をスライドさせずに取り付けることができるので、抜止部材をチェーン進行方向に小型化できる。
請求項2の発明では、一方の連結部材に対する抜止部材の姿勢保持力を向上することができる。
本発明の一実施形態に係る動力伝達チェーンを備える動力伝達装置としてのチェーン式無段変速機の要部構成を模式的に示す斜視図である。 ドライブプーリ(ドリブンプーリ)および動力伝達チェーンの一部の断面図である。 動力伝達チェーンの要部の断面図である。 動力伝達チェーンの要部の側面図である。 (a)は第1ピンの概略断面図であり、(b)は第2ピンの概略断面図である。 抜止部材の正面図である。 (a)は回転変位させた抜止部材の正面図であり、(b)は抜止部材が装着される前の動力伝達チェーンの要部の側面図である。 抜止部材の取付過程を示す動力伝達チェーンの要部の側面図である。
本発明の好ましい実施形態を添付図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る動力伝達チェーンを備える動力伝達装置としてのチェーン式無段変速機(以下では、単に無段変速機ともいう)の要部構成を模式的に示す斜視図である。
図1を参照して、無段変速機100は、自動車等の車両に搭載されるものであり、第1プーリとしての金属(構造用鋼等)製のドライブプーリ70と、第2プーリとしての金属(構造用鋼等)製のドリブンプーリ80と、これらのプーリ70,80間に巻き掛けられた無端状の動力伝達チェーン1とを備えている。なお、図1中の動力伝達チェーン1は、理解を容易にするために一部断面を示している。
図2は、図1のドライブプーリ70(ドリブンプーリ80)および動力伝達チェーン1の部分的な拡大断面図である。図1および図2を参照して、ドライブプーリ70は、車両の駆動源に動力伝達可能に連なる入力軸71に同行回転可能に取り付けられるものであり、固定シーブ72と可動シーブ73とを備えている。
固定シーブ72および可動シーブ73は、相対向する一対のシーブ面72a,73aをそれぞれ有している。各シーブ面72a,73aは円錐面状の傾斜面を含んでいる。これらシーブ面72a,73a間に溝が区画され、この溝によって動力伝達チェーン1を強圧に挟んで保持するようになっている。
また、可動シーブ73には、溝幅を変更するための油圧アクチュエータ(図示せず)が接続されており、変速時に、入力軸71の軸方向(図2の左右方向)に可動シーブ73を移動させることにより、溝幅を変化させるようになっている。それにより、入力軸71の径方向(図2の上下方向)に動力伝達チェーン1を移動させて、ドライブプーリ70の動力伝達チェーン1に関する有効半径を変更できるようになっている。
一方、ドリブンプーリ80は、図1および図2に示すように、駆動輪( 図示せず)に動力伝達可能に連なる出力軸81に同行回転可能に取り付けられており、ドライブプーリ70と同様に、動力伝達チェーン1を強圧で挟む溝を形成するための相対向する一対のシーブ面83a,82aをそれぞれ有する固定シーブ83および可動シーブ82を備えている。
ドリブンプーリ80の可動シーブ82には、ドライブプーリ70の可動シーブ73と同様に油圧アクチュエータ(図示せず)が接続されており、変速時に、この可動シーブ82を移動させることにより溝幅を変化させるようになっている。それにより、動力伝達チェーン1を移動させて、ドリブンプーリ80の動力伝達チェーン1に関する有効半径(以下、ドリブンプーリ80の有効半径ともいう)を変更できるようになっている。
図3は、動力伝達チェーン1の要部の断面図である。図4は動力伝達チェーン1の要部の側面図である。
図3に示すように、動力伝達チェーン1は、チェーン進行方向Xおよびチェーン幅方向Wに並ぶ複数のリンク2と、これらのリンク2を屈曲可能に連結しチェーン幅方向Wに延びる第1連結部材10および第2連結部材20と、これらの連結部材10,20からのリンク2の抜けを防止する抜止部材30とを備えている。
動力伝達チェーン1は、チェーン進行方向Xに関する同位相でチェーン幅方向Wに並ぶ複数のリンク2でそれぞれ構成される複数の(本実施形態では3つの)リンク列91,92,93をチェーン進行方向に並べて1つのリンクユニットとしている。3列のリンク列91〜93からなるリンクユニットをチェーン進行方向Xに複数連結して、無端状をなす動力伝達チェーン1が形成されている。
各リンク列91,92,93,…のリンク2は、対応する連結部材10,20を用いて、対応するリンク列91,92,93,…のリンク2と屈曲可能に連結されている。
図7(b)に示すように、各リンク2は、概ね矩形状に形成された例えば鋼製の板状の部材である。各リンク2は、チェーン進行方向Xに並ぶ第1貫通孔5および第2貫通孔6を形成している。各リンク2は、第1貫通孔5および第2貫通孔6間を仕切る中間柱7と、両貫通孔5,6をチェーン進行方向Xの前後に挟んで一対の外柱8,9とを備えている。
第1連結部材10は、第1貫通孔5に挿通されている。第2連結部材20は、第2貫通孔6に挿通されている。
第1連結部材10および第2連結部材20のそれぞれは、対をなす第1ピン3および第2ピン4を含んでいる。これら第1ピン3および第2ピン4は、対応するリンク2同士の屈曲に伴い互いに転がり摺動接触する。転がり摺動接触とは、転がり接触およびすべり接触の少なくとも一方を含む接触のことをいう。
図3に示すように、第2ピン4は、第1ピン3よりも短くされている。ただし、第2ピン4は、第1ピン3と同じ長さでもよい。図7(b)に示すように、両ピン3,4は、第2ピン4が前側(チェーン進行方向X側)に、第1ピン3が後側(チェーン進行方向の反対側XB)に配置された状態で、互いに対向している。第1ピン3の対向部としての前部3aと第2ピン4の対向部としての後部4bとが対向している。第1ピン3の前部3a(対向部)と、対応する第2ピン4の後部4b(対向部)とが、リンク2間の屈曲に伴って転がり摺動接触する。
動力伝達チェーン1は、いわゆる圧入タイプのチェーンとされている。具体的には、第1ピン3は、各リンク2の第1貫通孔5に相対移動可能に遊嵌されていると共に、各リンク2の第2貫通孔6に相対移動を規制されるようにして圧入嵌合されている。また、第2ピン4は、各リンク2の第1貫通孔5に相対移動を規制されるようにして圧入嵌合されていると共に、各リンク2の第2貫通孔6に相対移動可能に遊嵌されている。
換言すれば、各リンク2の第1貫通孔5には、第1ピン3が相対移動可能に遊嵌されているとともに、この第1ピン3とは対をなす第2ピン4が相対移動を規制されるようにして圧入嵌合されている。また、各リンク2の第2貫通孔6には、第1ピン3が相対移動を規制されるように圧入嵌合されているとともに、この第1ピン3とは対をなす第2ピン4が相対移動可能に遊嵌されている。
図5(a),(b)に示すように、第1連結部材10は、チェーン幅方向Wの端部の外周に、チェーン幅方向Wと交差する第1係合溝11を形成している。第1係合溝11は、第1連結部材10の第1ピン3および第2ピン4においてチェーン幅方向Wの端部の外周に形成されている。第1係合溝11は、第1ピン3の外周の周方向の少なくとも一部と第2ピン4の外周の周方向の少なくとも一部に形成されている。
図5(c),(d)に示すように、第2連結部材20は、チェーン幅方向Wの端部の外周に、チェーン幅方向Wと交差する第2係合溝21を形成している。第2係合溝21は、第2連結部材20の第1ピン3および第2ピン4においてチェーン幅方向Wの端部の外周に形成されている。第2係合溝21は、第1ピン3の外周の周方向の少なくとも一部と第2ピン4の外周の周方向の少なくとも一部に形成されている。
図6に示すように、抜止部材30は、環状部40とフック部50とを含む一体のユニットに形成されている。抜止部材30は、ばね性を有する板材により形成されている。抜止部材30の材料として、樹脂または金属が用いられる。抜止部材30は、プレス成形された板金により形成されてもよい。抜止部材30は、リンク2と同じ材料で形成されてもよい。
図4に示すように、環状部40は、第2連結部材20が挿通される嵌合孔60を区画している。フック部50は、環状部40から片持ち状に延設されて、第1連結部材10の第1係合溝11に引っ掛け係合されている。
図4および図6に示すように、環状部40の嵌合孔60の内周60aは、一対の第1内径部61と、一対の第2内径部62とを含む。一対の第1内径部61は、チェーン進行方向Xおよびチェーン幅方向Wの双方と直交する直交方向Vに対向して、第2連結部材20の第2係合溝21に係合している。一対の第2内径部62は、チェーン進行方向Xに対向している。
嵌合孔60の内径に関して、一対の第1内径部61間の間隔である第1内径D1が、一対の第2内径部62間の間隔である第2内径D2よりも小さくされている(D1<D2)。
図7(a)および(b)に示すように、チェーン幅方向Wから見たときに、嵌合孔60の輪郭形状は、一対の第1内径部61がチェーン進行方向Xに対向する状態で、第2連結部材20の輪郭形状を包含する大きさに形成されている。このため、図8に示すように、一対の第1内径部61をチェーン進行方向Xに対向させた状態で、抜止部材30の嵌合孔60に、チェーン幅方向Wから、第2連結部材20を嵌合可能である。
図4および図6に示すように、フック部50は、第1部分51と、第2部分52と、第3部分53とを含む。第1部分51は、環状部40からチェーン進行方向Xに延設されている。
第2部分52は、第1部分51の延設端51aからチェーン進行方向Xおよびチェーン幅方向Wの双方と直交する直交方向Vの一方V1側(動力伝達チェーン1の内径側)に延設されている。
第3部分53と、第2部分52の延設端52aからチェーン進行方向Xの反対側XBに向けて略直交状に延設されている。
本実施形態によれば、抜止部材30を取り付けるときに、まず、図8に示すように、嵌合孔60の一対の第1内径部61の対向方向をチェーン進行方向Xに向けた状態で、環状部40をチェーン幅方向Wから第2連結部材20に嵌合させる。
次いで、フック部50が直交方向Vの一方V1側(動力伝達チェーン1の内径側)へ変位する方向(図8において白抜き矢符で示す方向)へ、環状部40を第1連結部材10の回りに回転させて、図4に示すように、嵌合孔60の一対の第1内径部61を第2連結部材20の第2係合溝21に係合させると共に、フック部50を第1連結部材10の第1係合溝11に引っ掛け係合させる。抜止部材30をスライドさせずに取り付けることができるので、抜止部材30をチェーン進行方向Xに小型化することができる。
また、抜止部材30が、両連結部材10,20の係合溝11,21に係合しているので、連結部材10,20に対する抜止部材30の保持力が高い。
また、抜止部材30を嵌合して回転させるだけで、取り付けが完了するので、抜止部材30の取り付けが容易である。
また、一対の第1内径部61が、第2連結部材20の係合溝21の溝底に係合することで、第2連結部材20を直交方向Vに挟持しているので、第2連結部材20に対する抜止部材30の姿勢保持力を向上することができる。
また、チェーン幅方向Wの最も外側のリンク2と抜止部材30との間の隙間に、グリース等の潤滑剤を溜めることができる。このため、動力伝達チェーン1の温度上昇が抑制される。
本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、抜止部材30を取り付けるときにフック部50を回転させる方向が、直交方向Vの他方V2側(動力伝達チェーン1の外径側)であってもよい。
また、図示していないが、抜止部材30の環状部40の嵌合孔60に、第1連結部材10が嵌合され、抜止部材30のフック部50が第2連結部材20の係合溝21に係合するようにしてもよい。
また、本発明を各連結部材が対応する貫通孔に圧入されない、非圧入タイプの動力伝達チェーンに適用してもよい。その他、本発明は特許請求の範囲記載の範囲内で種々の変更を施すことができる。
1…動力伝達チェーン、2…リンク、3…第1ピン、4…第2ピン、5…第1貫通孔、6…第2貫通孔、10…第1連結部材、11…第1係合溝、20…第2連結部材、21…第2係合溝、30…抜止部材、40…環状部、50…フック部、51…第1部分、52…第2部分、53…第3部分、60…嵌合孔、60a…内周、61…第1内径部、62…大2内径部、D1…第1内径、D2…第2内径、V…直交方向、V1…直交方向の一方、V2…直交方向の他方、W…チェーン幅方向、X…チェーン進行方向、XB…チェーン進行方向の反対側

Claims (2)

  1. チェーン進行方向に並ぶ複数のリンクと、
    前記複数のリンクを互いに屈曲可能に連結し、前記チェーン進行方向と直交するチェーン幅方向に延びる複数の連結部材と、
    前記連結部材からのリンクの抜けを防止する抜止部材と、を備え、
    各前記リンクは、前記チェーン進行方向に並ぶ一対の貫通孔を形成しており、
    前記連結部材は、前記一対の貫通孔にそれぞれ挿通された一対の連結部材を含み、
    前記一対の連結部材のそれぞれは、前記チェーン幅方向の端部の外周に、前記チェーン幅方向と交差する係合溝を形成しており、
    前記抜止部材は、前記一対の連結部材の何れか一方が挿通された嵌合孔を区画する環状部と、前記環状部から延設されて前記一対の連結部材の他方の係合溝に引っ掛け係合されたフック部と、を含む一体のユニットに形成されており、
    前記嵌合孔の内周は、前記チェーン進行方向および前記チェーン幅方向の双方と直交する直交方向に対向して前記一対の連結部材の前記何れか一方の係合溝に係合した一対の第1内径部と、前記チェーン進行方向に対向した第2内径部とを含み、
    前記一対の第1内径部間の間隔である第1内径が、前記一対の第2内径部間の間隔である第2内径よりも小さくされており、
    前記チェーン幅方向から見たときに、前記一対の第1内径部が前記チェーン進行方向に対向する状態で、前記嵌合孔の輪郭形状が、前記前記一対の連結部材の前記何れか一方の輪郭形状を包含する大きさに形成されている動力伝達チェーン。
  2. 請求項1において、前記一対の内径部が、前記一対の連結部材の前記一方の係合溝の溝底に係合することで、前記一対の連結部材の前記何れか一方を前記直交方向に挟持している動力伝達チェーン。
JP2016010698A 2016-01-22 2016-01-22 動力伝達チェーン Pending JP2017129250A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016010698A JP2017129250A (ja) 2016-01-22 2016-01-22 動力伝達チェーン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016010698A JP2017129250A (ja) 2016-01-22 2016-01-22 動力伝達チェーン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017129250A true JP2017129250A (ja) 2017-07-27

Family

ID=59394682

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016010698A Pending JP2017129250A (ja) 2016-01-22 2016-01-22 動力伝達チェーン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017129250A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007051711A (ja) 動力伝達チェーンおよびこれを備える動力伝達装置
US9353830B2 (en) Link-plate chain for continuously variable transmission
JP2009115233A (ja) 動力伝達チェーン
JP2007270914A (ja) 動力伝達チェーンおよびこれを備える動力伝達装置
JP2017129250A (ja) 動力伝達チェーン
JP2008298243A (ja) 動力伝達チェーンおよびこれを備える動力伝達装置
JP6206961B2 (ja) チェーン式無段変速機
JP2005054940A (ja) 動力伝達チェーン及びそれを用いた動力伝達装置
JP2005299755A (ja) 動力伝達チェーンおよびこれを備える動力伝達装置
JP2017129190A (ja) 動力伝達チェーン
JP2017122475A (ja) 動力伝達チェーン
JP2008151317A (ja) 動力伝達チェーンおよび動力伝達装置
JP2009074671A (ja) 動力伝達装置および動力伝達チェーン
JP2008185119A (ja) 動力伝達装置
JP2018009672A (ja) 動力伝達チェーン
JP6726391B2 (ja) 動力伝達チェーン
JP2018009619A (ja) 動力伝達チェーン
JP2008215448A (ja) 動力伝達チェーンおよび動力伝達装置
JP2018013143A (ja) 動力伝達チェーン
JP2008208920A (ja) 動力伝達チェーンおよび動力伝達装置
JP2008180296A (ja) 動力伝達チェーンおよび動力伝達装置
JP2007100736A (ja) 動力伝達チェーン及びそれを用いた動力伝達装置
JP6256756B2 (ja) 動力伝達チェーンの製造方法
JP2016109167A (ja) 動力伝達チェーンおよび動力伝達装置
JP2018013154A (ja) 動力伝達チェーン