JP2017127136A - 太陽光発電システムおよびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】太陽光発電システムの設備利用率の低下を抑制するとともに売電損失を少なくする。【解決手段】太陽光発電システム1は、複数のパワーコンディショナ装置10と制御装置20を備え、パワーコンディショナ装置10は、制御装置20から出力制御スケジュール情報の少なくとも一部を取得するスケジュール情報取得部111と、取得された出力制御スケジュール情報を記憶する記憶部13と、制御装置20と自装置との通信状態が正常である場合、制御装置20から受信した出力指令値に基づいて自装置の出力制御を行い、通信状態が異常である場合、記憶部13から読み出した出力制御スケジュール情報に基づいて自装置の出力制御を行う出力制御部112とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、太陽光発電システムおよびその制御方法に関する。
太陽光発電システム(photovoltaic system:PVシステム)が電力系統に大量に接続された場合、系統に供給される電力が電気事業者の接続可能量を超えるおそれがある。このような事態を回避するため、電力需要が少ない時期には太陽光発電システムの出力を抑制することが求められる。出力抑制を行うために、電力会社サーバ等から取得された出力制御スケジュールに従ってパワーコンディショナ装置を動作させる必要がある。なお、特許文献1には、パワーコンディショナ装置の一例が記載されている。
図10に示すように、従来の太陽光発電システム1000は、太陽電池が出力する直流電力を交流電力に変換するパワーコンディショナ装置600と、パワーコンディショナ装置600に通信可能に接続された制御装置700とを有する。制御装置700は、ノートパソコン等の情報処理装置500から出力制御スケジュール(例えば約1年分の固定スケジュール)を取得する。具体的には、保守者が情報処理装置500から制御装置700に手動でスケジュール情報をダウンロードする。そして、制御装置700が各パワーコンディショナ装置600に出力制御スケジュールに基づく出力指令値を送信する。これにより、パワーコンディショナ装置600は、例えば発電量の多い夏場の日中の時間帯では、定格出力よりも低い出力で運転することになり、太陽光発電システムの出力が抑制される。
特開2002−315194号公報
従来の太陽光発電システム1000では、制御装置700の故障や通信線の断線等により、制御装置700とパワーコンディショナ装置600間で通信異常が発生するおそれがある。このような場合、太陽光発電システム1000の供給電力が接続可能量を超えることがないように、フェールセーフの観点から、制御装置700の制御下にある全てのパワーコンディショナ装置600を停止させる。このため、太陽光発電システム1000の供給電力が零になり、設備利用率が低下するとともに、売電損失が大きくなるという課題があった。
本発明は、上記の技術的認識に基づいてなされたものであり、その目的は、設備利用率の低下を抑制するとともに、売電損失を少なくすることが可能な太陽光発電システムおよびその制御方法を提供することである。
本発明に係る太陽光発電システムは、
複数のパワーコンディショナ装置と、
前記複数のパワーコンディショナ装置に通信可能に接続された制御装置と、を備え、
前記制御装置は、外部の情報処理装置から、前記複数のパワーコンディショナ装置の出力制御値を含む出力制御スケジュール情報を取得すると、前記複数のパワーコンディショナ装置に前記出力制御スケジュール情報に基づく出力指令値を送信し、
前記パワーコンディショナ装置は、
前記制御装置から前記出力制御スケジュール情報の少なくとも一部を取得するスケジュール情報取得部と、
前記取得された出力制御スケジュール情報を記憶する記憶部と、
前記制御装置と自装置との通信状態が正常である場合は、前記制御装置から受信した出力指令値に基づいて自装置の出力制御を行い、前記通信状態が異常である場合は、前記記憶部から前記出力制御スケジュール情報を読み出し、前記読み出した出力制御スケジュール情報に基づいて自装置の出力制御を行う出力制御部と、
を有することを特徴とする。
また、前記太陽光発電システムにおいて、
前記出力制御部は、前記通信異常が所定の時間継続した場合に、前記記憶部から前記出力制御スケジュール情報を読み出してもよい。
また、前記太陽光発電システムにおいて、
前記出力制御部は、前記通信状態が異常であり、かつ前記記憶部から前記出力制御スケジュール情報を読み出せない場合、自装置の出力を停止する制御を行ってもよい。
本発明に係る太陽光発電システムは、
複数のパワーコンディショナ装置と、
前記複数のパワーコンディショナ装置および外部サーバに通信可能に接続された制御装置と、を備え、
前記制御装置は、前記外部サーバから、第1の期間についての前記パワーコンディショナ装置の出力制御値を含む第1の出力制御スケジュール情報と、前記第1の期間より長い第2の期間についての前記パワーコンディショナ装置の出力制御値を含む第2の出力制御スケジュール情報とを取得すると、前記複数のパワーコンディショナ装置に前記第1の出力制御スケジュール情報に基づく出力指令値を送信し、
前記パワーコンディショナ装置は、
前記制御装置から前記第2の出力制御スケジュール情報の少なくとも一部を取得するスケジュール情報取得部と、
前記取得された第2の出力制御スケジュール情報を記憶する記憶部と、
前記制御装置と自装置との通信状態が正常である場合は、前記制御装置から受信した出力指令値に基づいて自装置の出力制御を行い、前記通信状態が異常である場合は、前記記憶部から前記第2の出力制御スケジュール情報を読み出し、前記読み出した第2の出力制御スケジュール情報に基づいて自装置の出力制御を行う出力制御部と、
を有することを特徴とする。
また、前記太陽光発電システムにおいて、
前記出力制御部は、前記通信異常が所定の時間継続した場合に、前記記憶部から前記第2の出力制御スケジュール情報を読み出してもよい。
また、前記太陽光発電システムにおいて、
前記出力制御部は、前記通信状態が異常であり、かつ前記記憶部から前記第2の出力制御スケジュール情報を読み出せない場合に、自装置の出力を停止する制御を行ってもよい。
本発明に係る太陽光発電システムは、
第1のパワーコンディショナ装置と、前記第1のパワーコンディショナ装置に通信可能に接続された第2のパワーコンディショナ装置と、を備え、
前記第1のパワーコンディショナ装置は、外部の情報処理装置から、前記第1のパワーコンディショナ装置および前記第2のパワーコンディショナ装置の出力制御値を含む出力制御スケジュール情報を取得し、
前記第2のパワーコンディショナ装置は、
前記第1のパワーコンディショナ装置から前記出力制御スケジュール情報の少なくとも一部を取得するスケジュール情報取得部と、
前記取得された出力制御スケジュール情報を記憶する記憶部と、
前記記憶部から前記出力制御スケジュール情報を読み出し、前記読み出した出力制御スケジュール情報に基づいて自装置の出力制御を行う出力制御部と、
を有することを特徴とする。
前記太陽光発電システムは、
前記出力制御部は、前記記憶部から前記出力制御スケジュール情報を読み出せない場合、自装置の出力を停止する制御を行うことを特徴とする。
本発明に係る太陽光発電システムの制御方法は、
複数のパワーコンディショナ装置と、前記複数のパワーコンディショナ装置に通信可能に接続された制御装置と、を備える太陽光発電システムの制御方法であって、
前記制御装置は、外部の情報処理装置から、前記複数のパワーコンディショナ装置の出力制御値を含む出力制御スケジュール情報を取得すると、前記複数のパワーコンディショナ装置に前記出力制御スケジュール情報に基づく出力指令値を送信し、
前記パワーコンディショナ装置は、
前記制御装置から前記出力制御スケジュール情報の少なくとも一部を取得し、
前記取得された出力制御スケジュール情報を記憶し、
前記制御装置と自装置との通信状態が正常である場合は、前記制御装置から受信した出力指令値に基づいて自装置の出力制御を行い、前記通信状態が異常である場合は、前記記憶部から前記出力制御スケジュール情報を読み出し、前記読み出した出力制御スケジュール情報に基づいて自装置の出力制御を行う、
ことを特徴とする。
本発明に係る太陽光発電システムの制御方法は、
複数のパワーコンディショナ装置と、前記複数のパワーコンディショナ装置および外部サーバに通信可能に接続された制御装置と、を備える太陽光発電システムの制御方法であって、
前記制御装置は、前記外部サーバから、第1の期間についての前記パワーコンディショナ装置の出力制御値を含む第1の出力制御スケジュール情報と、前記第1の期間より長い第2の期間についての前記パワーコンディショナ装置の出力制御値を含む第2の出力制御スケジュール情報とを取得すると、前記複数のパワーコンディショナ装置に前記第1の出力制御スケジュール情報に基づく出力指令値を送信し、
前記パワーコンディショナ装置は、
前記制御装置から前記第2の出力制御スケジュール情報の少なくとも一部を取得し、
前記取得された第2の出力制御スケジュール情報を記憶し、
前記制御装置と自装置との通信状態が正常である場合は、前記制御装置から受信した出力指令値に基づいて自装置の出力制御を行い、前記通信状態が異常である場合は、前記記憶部から前記第2の出力制御スケジュール情報を読み出し、前記読み出した第2の出力制御スケジュール情報に基づいて自装置の出力制御を行う、
ことを特徴とする。
本発明に係る太陽光発電システムの制御方法は、
第1のパワーコンディショナ装置と、前記第1のパワーコンディショナ装置に通信可能に接続された第2のパワーコンディショナ装置と、を備える太陽光発電システムの制御方法であって、
前記第1のパワーコンディショナ装置は、外部の情報処理装置から、前記第1のパワーコンディショナ装置および前記第2のパワーコンディショナ装置の出力制御値を含む出力制御スケジュール情報を取得し、
前記第2のパワーコンディショナ装置は、
前記第1のパワーコンディショナ装置から前記出力制御スケジュール情報の少なくとも一部を取得し、
前記取得された出力制御スケジュール情報を記憶し、
前記記憶部から前記出力制御スケジュール情報を読み出し、前記読み出した出力制御スケジュール情報に基づいて自装置の出力制御を行う、
ことを特徴とする。
本発明の太陽光発電システムでは、パワーコンディショナ装置は、出力制御スケジュール情報を記憶する記憶部を有し、この記憶部に記憶された出力制御スケジュール情報に基づいて自装置の出力抑制を自律的に行うことが可能なように構成されている。このため、太陽光発電システムの設備利用率の低下を抑制するとともに、売電損失を少なくすることができる。
第1の実施形態に係る太陽光発電システム1の概略的な構成を示す図である。 パワーコンディショナ装置10の機能ブロック図である。 固定スケジュールの一例を示す図である。 第1の実施形態に係る太陽光発電システム1の制御方法を説明するためのフローチャートである。 図4に続く、太陽光発電システム1の制御方法を説明するためのフローチャートである。 第2の実施形態に係る太陽光発電システム1Aの概略的な構成を示す図である。 第2の実施形態に係る太陽光発電システム1Aの制御方法を説明するためのフローチャートである。 第3の実施形態に係る太陽光発電システム1Bの概略的な構成を示す図である。 第3の実施形態に係る太陽光発電システム1Bの制御方法を説明するためのフローチャートである。 従来の太陽光発電システム1000の概略的な構成を示す図である。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る3つの実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態に係る太陽光発電システム1は、図1に示すように、複数のパワーコンディショナ装置(PCS)10と、制御装置20と、を備えている。
まず、制御装置20について説明する。制御装置20は、複数のパワーコンディショナ装置10を制御する装置であり、複数のパワーコンディショナ装置10に通信可能に接続されている。なお、制御装置20とパワーコンディショナ装置10間の通信接続は、有線であってもよいし、無線であってもよい。また、接続トポロジは、図1ではデイジーチェーン方式であるが、これに限るものではなく、スター型、バス型等の他の接続方式であってもよい。
制御装置20は、外部の情報処理装置300(例えばノートパソコン)から出力制御スケジュール情報を取得する。この出力制御スケジュール情報は、パワーコンディショナ装置10の出力制御値を含むものであり、例えば、400日分等の年間設定の固定スケジュール情報である。図3は、ある日の固定スケジュールの一例を示している。
出力制御スケジュール情報の取得については、具体的には、まず保守者が情報処理装置300をUSBケーブル等で制御装置20に接続する。そして、保守者が手動で出力制御スケジュール情報を情報処理装置300から制御装置20にダウンロードする。
制御装置20は、出力制御スケジュール情報を取得すると、複数のパワーコンディショナ装置10に出力制御スケジュール情報に基づく出力指令値を送信する。より詳しくは、制御装置20は、出力制御スケジュール情報から、現在日時に対応する出力制御値を読み出し、読み出した出力制御値に基づく出力指令値をパワーコンディショナ装置10に送信する。例えば、図3に示す固定スケジュールの場合、現在時刻が10時のとき出力制御値が45%なので、制御装置20はパワーコンディショナ装置10に対して定格出力の45%を出力上限とするように指令する。
次に、パワーコンディショナ装置10について説明する。
パワーコンディショナ装置10は、図2に示すように、制御部11と、通信部12と、記憶部13と、電力変換部14とを有している。
制御部11は、パワーコンディショナ装置10の動作全体を制御するものである。この制御部11は、ハードウェアで構成されてもよいし、あるいは、ソフトウェア(パワーコンディショナ装置の運転制御プログラム)で構成されてもよい。
通信部12は、制御装置20や他のパワーコンディショナ装置10との間で情報を送受信するように構成されている。
記憶部13は、後述のスケジュール情報取得部111が制御装置20から取得した出力制御スケジュール情報等を記憶する。なお、記憶部13には、パワーコンディショナ装置10が動作するためのプログラムや、パワーコンディショナ装置10の各種状態(出力電力、異常の有無)等の情報が格納されてもよい。なお、記憶部13は、ハードディスクや半導体メモリ等により構成される。
電力変換部14は、インバータ回路を有しており、太陽電池から供給される直流電力を所定の交流電力に変換する。
次に、制御部11の詳細について説明する。
制御部11は、図2に示すように、スケジュール情報取得部111と、出力制御部112とを有している。
スケジュール情報取得部111は、制御装置20から出力制御スケジュール情報の少なくとも一部を取得する。例えば、スケジュール情報取得部111は、400日分の固定スケジュール情報のうち、今日から3日分の固定スケジュール情報を取得する。なお、スケジュール情報取得部111は、制御装置20が取得した出力制御スケジュール情報の全てを記憶してもよい。
出力制御部112は、制御装置20と自パワーコンディショナ装置(自装置)との通信状態が正常である場合、制御装置20から受信した出力指令値に基づいて自装置の出力制御を行う。一方、通信状態が異常である場合、出力制御部112は、記憶部13から出力制御スケジュール情報を読み出し、読み出した出力制御スケジュール情報に基づいて自装置の出力制御を行う。ここで、通信状態が正常であるとは、制御装置20から出力指令値を受信可能な状態であることをいい、通信状態が異常であるとは、制御装置20から出力指令値を受信できない状態であることをいう。
なお、出力制御部112は、通信異常が所定の時間(例えば5分間)継続した場合に、記憶部13から出力制御スケジュール情報を読み出すようにしてもよい。これにより、比較的短時間のうちに通信異常が回復した場合は、パワーコンディショナ装置10は制御装置20の出力指令値に基づいて出力制御を行うことができる。
また、出力制御部112は、通信状態が異常であり、かつ記憶部13から出力制御スケジュール情報を読み出せない場合、自装置の出力を停止する制御を行ってもよい。これにより、太陽光発電システム1の供給電力が接続可能量を超える事態を防止することができる。
上記のように、第1の実施形態に係る太陽光発電システム1では、各パワーコンディショナ装置10は、制御装置20が外部の情報処理装置300から取得した出力制御スケジュール情報の少なくとも一部を記憶し、通信異常の場合に、当該出力制御スケジュール情報に基づいて自装置の出力制御を行う。このように、第1の実施形態によれば、制御装置20とパワーコンディショナ装置10間で通信異常が発生した場合であっても、各パワーコンディショナ装置10は出力制御スケジュール情報に基づいて自律的に出力抑制を行うことができるため、設備利用率の低下を抑制するとともに売電損失を少なくすることができる。
次に、太陽光発電システム1の制御方法について、図4および図5のフローチャートを参照して説明する。
まず、制御装置20が、外部の情報処理装置300から出力制御スケジュール情報を取得したかどうかを判定する(ステップS11)。出力制御スケジュール情報を取得した場合(S11:Yes)、制御装置20は、複数のパワーコンディショナ装置10に出力制御スケジュール情報に基づく出力指令値を送信する(ステップS12)。一方、出力制御スケジュール情報を取得できない場合(S11:No)、制御装置20は、出力制御スケジュール情報を取得(S11:Yes)するまで、外部の情報処理装置300から出力制御スケジュール情報を取得したかどうかの判定(ステップS11)を繰り返す。
次に、パワーコンディショナ装置10のスケジュール情報取得部111が、制御装置20から出力制御スケジュール情報の少なくとも一部を取得する(ステップS13)。
次に、パワーコンディショナ装置10の記憶部13が、ステップS13で取得された出力制御スケジュール情報を記憶する(ステップS14)。
次に、パワーコンディショナ装置10の通信部12が、自装置と制御装置20との通信状態が正常であるかどうかを判定する(ステップS15)。通信状態が正常である場合(S15:Yes)、パワーコンディショナ装置10の出力制御部112が、制御装置20から受信した出力指令値に基づいて自装置の出力制御を行う(ステップS16)。一方、通信状態が異常である場合(S15:No)、通信異常が所定時間(例えば5分間)継続したかどうかを判定する(ステップS17)。
通信異常が所定時間継続した場合(S17:Yes)、出力制御部112は、記憶部13から出力制御スケジュール情報を読み出し可能であるかどうかを判定する(ステップS18)。そして、読み出し可能である場合(S18:Yes)、出力制御部112は、記憶部13から出力制御スケジュール情報を読み出し、読み出した出力制御スケジュール情報に基づいて自装置の出力制御を行う(ステップS19)。
一方、通信異常が所定時間継続しなかった場合(S17:No)、ステップS16に戻り、パワーコンディショナ装置10は、回復した通信を介して制御装置20から受信した出力指令値に基づいて自装置の出力制御を行う。
また、記憶部13から出力制御スケジュール情報を読み出すことができない場合(S18:No)、パワーコンディショナ装置10は、出力停止制御を行う(ステップS20)。これにより、パワーコンディショナ装置10から交流電力が出力されない状態となる。
なお、上記フローにおいて、ステップS17およびステップS18は必須ではなく、適宜省略することも可能である。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係る太陽光発電システム1Aについて説明する。第1の実施形態との相違点の一つは、制御装置が通信ネットワークを介して外部サーバに接続されており、出力制御スケジュール情報(更新スケジュールおよび固定スケジュール)を保守者に依らず自動でダウンロードする点である。以下、相違点を中心に第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態に係る太陽光発電システム1Aは、図6に示すように、複数のパワーコンディショナ装置(PCS)10Aと、制御装置20Aと、を備えている。制御装置20Aは、複数のパワーコンディショナ装置10Aおよび外部サーバ400に通信可能に接続されている。外部サーバ400は、例えば、電力会社が出力制御スケジュール情報をアップロードする電力会社サーバ、あるいは、電力会社サーバから出力制御スケジュール情報をダウンロードする配信事業者サーバである。
制御装置20Aは、外部サーバ400から、更新スケジュール情報(第1の出力制御スケジュール情報)および固定スケジュール情報(第2の出力制御スケジュール情報)を取得する。ここで、更新スケジュール情報は、第1の期間(例えば日単位または時間単位)についてのパワーコンディショナ装置10Aの出力制御値を含む出力制御スケジュール情報である。固定スケジュール情報は、第1の期間より長い第2の期間(例えば年単位)についてのパワーコンディショナ装置10Aの出力制御値を含む出力制御スケジュール情報である。
更新スケジュール情報および固定スケジュール情報は、インターネット等の通信ネットワークを介して外部サーバ400から制御装置20Aに自動でダウンロードされて、制御装置20に取得される。制御装置20Aは、更新スケジュール情報および固定スケジュール情報を取得すると、複数のパワーコンディショナ装置10Aに更新スケジュール情報に基づく出力指令値を送信する。
パワーコンディショナ装置10Aは、概略的な構成としては第1の実施形態で図2を参照して説明したパワーコンディショナ装置10とほぼ同じであるが、相違点について以下に説明する。
制御部11のスケジュール情報取得部111は、制御装置20Aから固定スケジュール情報の少なくとも一部を取得する。例えば、スケジュール情報取得部111は、400日分の固定スケジュール情報のうち、今日から3日分の固定スケジュール情報を取得する。
記憶部13は、スケジュール情報取得部111により取得された固定スケジュール情報を記憶する。
出力制御部112は、制御装置20Aと自パワーコンディショナ装置(自装置)との通信状態が正常である場合、制御装置20Aから受信した出力指令値に基づいて自装置の出力制御を行う。一方、通信状態が異常である場合、出力制御部112は、記憶部13から固定スケジュール情報を読み出し、読み出した固定スケジュール情報に基づいて自装置の出力制御を行う。ここで、通信状態が正常であるとは、制御装置20Aから出力指令値を受信可能な状態であることをいい、通信状態が異常であるとは、制御装置20Aから出力指令値を受信できない状態であることをいう。
なお、第1の実施形態と同様に、出力制御部112は、通信異常が所定の時間継続した場合に、記憶部13から固定スケジュール情報を読み出してもよい。また、出力制御部112は、通信状態が異常であり、かつ記憶部13から固定スケジュール情報を読み出せない場合、自装置の出力を停止する制御を行ってもよい。
上記のように、第2の実施形態に係る太陽光発電システム1Aでは、制御装置20Aは、外部サーバ400から更新スケジュール情報および固定スケジュール情報を取得し、各パワーコンディショナ装置10Aは、制御装置20Aが外部サーバ400から通信ネットワーク経由で取得した固定スケジュール情報の少なくとも一部を記憶し、通信異常の場合に、当該固定スケジュール情報に基づいて自装置の出力制御を行う。このように、第2の実施形態によれば、制御装置20Aとパワーコンディショナ装置10A間で通信異常が発生した場合であっても、各パワーコンディショナ装置10Aは出力制御スケジュール情報に基づいて自律的に出力抑制を行うことができるため、設備利用率の低下を抑制するとともに売電損失を少なくすることができる。
次に、太陽光発電システム1Aの制御方法について、図7のフローチャートを参照して説明する。
まず、制御装置20Aが、外部サーバ400から第1の出力制御スケジュール情報(更新スケジュール情報)および第2の出力制御スケジュール情報(固定スケジュール情報)を取得したかどうかを判定する(ステップS21)。更新スケジュール情報および固定スケジュール情報を取得した場合(S21:Yes)、制御装置20Aは、複数のパワーコンディショナ装置10Aに第1の出力制御スケジュール情報(更新スケジュール情報)に基づく出力指令値を送信する(ステップS22)。
次に、パワーコンディショナ装置10Aのスケジュール情報取得部111が、制御装置20Aから第2の出力制御スケジュール情報(固定スケジュール情報)の少なくとも一部を取得する(ステップS23)。
次に、パワーコンディショナ装置10Aの記憶部13が、ステップS23で取得された第2の出力制御スケジュール情報(固定スケジュール情報)を記憶する(ステップS24)。
以後の制御フローについては、第1の実施形態で図5のフローチャートを参照して説明したものと同じなので詳しい説明を省略する。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態に係る太陽光発電システム1Bについて説明する。第1の実施形態との相違点の一つは、制御装置が設けられず、複数のパワーコンディショナ装置のうちある一つのパワーコンディショナ装置がマスター装置となり外部の情報処理装置から出力制御スケジュール情報を取得し、他のパワーコンディショナ装置がマスター装置から出力制御スケジュール情報を受信して自立運転する点である。以下、相違点を中心に第3の実施形態について説明する。
第3の実施形態に係る太陽光発電システム1Bは、図8に示すように、マスターパワーコンディショナ装置(第1のパワーコンディショナ装置)10BMと、このマスターパワーコンディショナ装置10BMに通信可能に接続された1つまたは複数のスレーブパワーコンディショナ装置(第2のパワーコンディショナ装置)10BSと、を備えている。
マスターパワーコンディショナ装置10BMおよびスレーブパワーコンディショナ装置10BSは、概略的な構成としては第1の実施形態で図2を参照して説明したパワーコンディショナ装置10とほぼ同じであるが、相違点について以下に説明する。
まず、マスターパワーコンディショナ装置10BMについて説明する。
マスターパワーコンディショナ装置10BMは、通信部12がUSB接続ポート等の通信ポートを有し、外部の情報処理装置300と通信することができる。そして、マスターパワーコンディショナ装置10BMは、外部の情報処理装置300から出力制御スケジュール情報(例えば、固定スケジュール情報)を取得する。この出力制御スケジュール情報は、マスターパワーコンディショナ装置10BMおよびスレーブパワーコンディショナ装置10BSの出力制御値を含むものであり、例えば、マスターパワーコンディショナ装置10BMおよびスレーブパワーコンディショナ装置10BSの固定スケジュール情報である。なお、マスターパワーコンディショナ装置10BMのスケジュール情報とスレーブパワーコンディショナ装置10BSのスケジュール情報は同一であるが、異なるスケジュールであってもよい。
マスターパワーコンディショナ装置10BMは、外部の情報処理装置300から取得した出力制御スケジュール情報に基づいて自装置の出力抑制を行う。また、マスターパワーコンディショナ装置10BMは、取得した出力制御スケジュール情報の少なくとも一部をスレーブパワーコンディショナ装置10BSに送信する。
次に、スレーブパワーコンディショナ装置10BSについて説明する。
スレーブパワーコンディショナ装置10BSのスケジュール情報取得部111は、マスターパワーコンディショナ装置10BMから出力制御スケジュール情報の少なくとも一部を取得する。例えば、スケジュール情報取得部111は、400日分の固定スケジュール情報のうち、今日から3日分の固定スケジュール情報を取得する。
スレーブパワーコンディショナ装置10BSの記憶部13は、スケジュール情報取得部111により取得された出力制御スケジュール情報を記憶する。
スレーブパワーコンディショナ装置10BSの出力制御部112は、記憶部13から出力制御スケジュール情報を読み出し、読み出した出力制御スケジュール情報に基づいて自パワーコンディショナ装置(自装置)の出力制御を行う。
なお、出力制御部112は、記憶部13から出力制御スケジュール情報を読み出せない場合、自装置の出力を停止する制御を行ってもよい。
上記のように、第3の実施形態に係る太陽光発電システム1Bでは、マスターパワーコンディショナ装置10BMは、情報処理装置300から出力制御スケジュール情報を取得し、スレーブパワーコンディショナ装置10BSはマスターパワーコンディショナ装置10BMが取得した出力制御スケジュール情報の少なくとも一部を記憶し、当該出力制御スケジュール情報に基づいて自装置の出力制御を行う。これにより、パワーコンディショナ装置10Aは、常時、出力制御スケジュール情報に基づいて自律的に出力抑制を行うことができる。
第3の実施形態では、パワーコンディショナ装置は外部との通信状態によらず出力制御スケジュール情報に基づいて自律的に出力抑制を行うため、太陽光発電システムの設備利用率の低下をさらに抑制するとともに、売電損失をさらに少なくすることができる。
また、第3の実施形態では、制御装置を設けないため、太陽光発電システムの構成を簡易にするとともに導入コストを減らすことができる。
次に、太陽光発電システム1Bの制御方法について、図9のフローチャートを参照して説明する。
まず、マスターパワーコンディショナ装置10BMが、外部の情報処理装置300からマスターパワーコンディショナ装置10BMおよびスレーブパワーコンディショナ装置10BSの出力抑制値を含む出力制御スケジュール情報を取得したかどうかを判定する(ステップS31)。出力制御スケジュール情報を取得した場合(S31:Yes)、マスターパワーコンディショナ装置10BMが出力制御スケジュール情報の少なくとも一部をスレーブパワーコンディショナ装置10BSに送信する。これにより、スレーブパワーコンディショナ装置10BSは、出力制御スケジュール情報の少なくとも一部を取得する(ステップS32)。
次に、スレーブパワーコンディショナ装置10BSの記憶部13が、ステップS32で取得された出力制御スケジュール情報を記憶する(ステップS33)。
次に、スレーブパワーコンディショナ装置10BSの出力制御部112は、記憶部13から出力制御スケジュール情報を読み出し可能であるかどうかを判定する(ステップS34)。そして、読み出し可能である場合(S34:Yes)、出力制御部112は、記憶部13から出力制御スケジュール情報を読み出し、読み出した出力制御スケジュール情報に基づいて自装置の出力制御を行う(ステップS35)。
一方、記憶部13から出力制御スケジュール情報を読み出すことができない場合(S34:No)、スレーブパワーコンディショナ装置10BSは、出力停止制御を行う(ステップS33)。
上記の記載に基づいて、当業者であれば、本発明の追加の効果や種々の変形を想到できるかもしれないが、本発明の態様は、上述した個々の実施形態に限定されるものではない。異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。特許請求の範囲に規定された内容及びその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更及び部分的削除が可能である。
1,1A,1B 太陽光発電システム
10,10A パワーコンディショナ装置
10BM マスターパワーコンディショナ装置
11BS スレーブパワーコンディショナ装置
20,20A,20B 制御装置
11,11A,11B 制御部
111 スケジュール情報取得部
112 出力制御部
12 通信部
13 記憶部
14 電力変換部
300,500 情報処理装置
400 外部サーバ
600 パワーコンディショナ装置
700 制御装置
1000 太陽光発電システム

Claims (11)

  1. 複数のパワーコンディショナ装置と、
    前記複数のパワーコンディショナ装置に通信可能に接続された制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、外部の情報処理装置から、前記複数のパワーコンディショナ装置の出力制御値を含む出力制御スケジュール情報を取得すると、前記複数のパワーコンディショナ装置に前記出力制御スケジュール情報に基づく出力指令値を送信し、
    前記パワーコンディショナ装置は、
    前記制御装置から前記出力制御スケジュール情報の少なくとも一部を取得するスケジュール情報取得部と、
    前記取得された出力制御スケジュール情報を記憶する記憶部と、
    前記制御装置と自装置との通信状態が正常である場合は、前記制御装置から受信した出力指令値に基づいて自装置の出力制御を行い、前記通信状態が異常である場合は、前記記憶部から前記出力制御スケジュール情報を読み出し、前記読み出した出力制御スケジュール情報に基づいて自装置の出力制御を行う出力制御部と、
    を有することを特徴とする太陽光発電システム。
  2. 前記出力制御部は、前記通信異常が所定の時間継続した場合に、前記記憶部から前記出力制御スケジュール情報を読み出すことを特徴とする請求項1に記載の太陽光発電システム。
  3. 前記出力制御部は、前記通信状態が異常であり、かつ前記記憶部から前記出力制御スケジュール情報を読み出せない場合、自装置の出力を停止する制御を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の太陽光発電システム。
  4. 複数のパワーコンディショナ装置と、
    前記複数のパワーコンディショナ装置および外部サーバに通信可能に接続された制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、前記外部サーバから、第1の期間についての前記パワーコンディショナ装置の出力制御値を含む第1の出力制御スケジュール情報と、前記第1の期間より長い第2の期間についての前記パワーコンディショナ装置の出力制御値を含む第2の出力制御スケジュール情報とを取得すると、前記複数のパワーコンディショナ装置に前記第1の出力制御スケジュール情報に基づく出力指令値を送信し、
    前記パワーコンディショナ装置は、
    前記制御装置から前記第2の出力制御スケジュール情報の少なくとも一部を取得するスケジュール情報取得部と、
    前記取得された第2の出力制御スケジュール情報を記憶する記憶部と、
    前記制御装置と自装置との通信状態が正常である場合は、前記制御装置から受信した出力指令値に基づいて自装置の出力制御を行い、前記通信状態が異常である場合は、前記記憶部から前記第2の出力制御スケジュール情報を読み出し、前記読み出した第2の出力制御スケジュール情報に基づいて自装置の出力制御を行う出力制御部と、
    を有することを特徴とする太陽光発電システム。
  5. 前記出力制御部は、前記通信異常が所定の時間継続した場合に、前記記憶部から前記第2の出力制御スケジュール情報を読み出すことを特徴とする請求項4に記載の太陽光発電システム。
  6. 前記出力制御部は、前記通信状態が異常であり、かつ前記記憶部から前記第2の出力制御スケジュール情報を読み出せない場合に、自装置の出力を停止する制御を行うことを特徴とする請求項4または5に記載の太陽光発電システム。
  7. 第1のパワーコンディショナ装置と、前記第1のパワーコンディショナ装置に通信可能に接続された第2のパワーコンディショナ装置と、を備え、
    前記第1のパワーコンディショナ装置は、外部の情報処理装置から、前記第1のパワーコンディショナ装置および前記第2のパワーコンディショナ装置の出力制御値を含む出力制御スケジュール情報を取得し、
    前記第2のパワーコンディショナ装置は、
    前記第1のパワーコンディショナ装置から前記出力制御スケジュール情報の少なくとも一部を取得するスケジュール情報取得部と、
    前記取得された出力制御スケジュール情報を記憶する記憶部と、
    前記記憶部から前記出力制御スケジュール情報を読み出し、前記読み出した出力制御スケジュール情報に基づいて自装置の出力制御を行う出力制御部と、
    を有することを特徴とする太陽光発電システム。
  8. 前記出力制御部は、前記記憶部から前記出力制御スケジュール情報を読み出せない場合、自装置の出力を停止する制御を行うことを特徴とする請求項7に記載の太陽光発電システム。
  9. 複数のパワーコンディショナ装置と、前記複数のパワーコンディショナ装置に通信可能に接続された制御装置と、を備える太陽光発電システムの制御方法であって、
    前記制御装置は、外部の情報処理装置から、前記複数のパワーコンディショナ装置の出力制御値を含む出力制御スケジュール情報を取得すると、前記複数のパワーコンディショナ装置に前記出力制御スケジュール情報に基づく出力指令値を送信し、
    前記パワーコンディショナ装置は、
    前記制御装置から前記出力制御スケジュール情報の少なくとも一部を取得し、
    前記取得された出力制御スケジュール情報を記憶し、
    前記制御装置と自装置との通信状態が正常である場合は、前記制御装置から受信した出力指令値に基づいて自装置の出力制御を行い、前記通信状態が異常である場合は、前記記憶部から前記出力制御スケジュール情報を読み出し、前記読み出した出力制御スケジュール情報に基づいて自装置の出力制御を行う、
    ことを特徴とする太陽光発電システムの制御方法。
  10. 複数のパワーコンディショナ装置と、前記複数のパワーコンディショナ装置および外部サーバに通信可能に接続された制御装置と、を備える太陽光発電システムの制御方法であって、
    前記制御装置は、前記外部サーバから、第1の期間についての前記パワーコンディショナ装置の出力制御値を含む第1の出力制御スケジュール情報と、前記第1の期間より長い第2の期間についての前記パワーコンディショナ装置の出力制御値を含む第2の出力制御スケジュール情報とを取得すると、前記複数のパワーコンディショナ装置に前記第1の出力制御スケジュール情報に基づく出力指令値を送信し、
    前記パワーコンディショナ装置は、
    前記制御装置から前記第2の出力制御スケジュール情報の少なくとも一部を取得し、
    前記取得された第2の出力制御スケジュール情報を記憶し、
    前記制御装置と自装置との通信状態が正常である場合は、前記制御装置から受信した出力指令値に基づいて自装置の出力制御を行い、前記通信状態が異常である場合は、前記記憶部から前記第2の出力制御スケジュール情報を読み出し、前記読み出した第2の出力制御スケジュール情報に基づいて自装置の出力制御を行う、
    ことを特徴とする太陽光発電システムの制御方法。
  11. 第1のパワーコンディショナ装置と、前記第1のパワーコンディショナ装置に通信可能に接続された第2のパワーコンディショナ装置と、を備える太陽光発電システムの制御方法であって、
    前記第1のパワーコンディショナ装置は、外部の情報処理装置から、前記第1のパワーコンディショナ装置および前記第2のパワーコンディショナ装置の出力制御値を含む出力制御スケジュール情報を取得し、
    前記第2のパワーコンディショナ装置は、
    前記第1のパワーコンディショナ装置から前記出力制御スケジュール情報の少なくとも一部を取得し、
    前記取得された出力制御スケジュール情報を記憶し、
    前記記憶部から前記出力制御スケジュール情報を読み出し、前記読み出した出力制御スケジュール情報に基づいて自装置の出力制御を行う、
    ことを特徴とする太陽光発電システムの制御方法。
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