JP2017125411A - タービンケーシング回転装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タービンケーシングの回転を短時間で容易に行い、天井クレーンの占有時間を少なくできるタービンケーシング回転装置を提供することを目的とする。【解決手段】本発明のタービンケーシング回転装置10は、タービンケーシング1のフランジ端面2に接して、前記フランジ端面2に形成されたフランジ穴3と対向する箇所に締結孔26を備え、締結手段で前記締結孔26と前記フランジ穴3を係合可能な一対のアタッチメント20と、前記一対のアタッチメント20を前記タービンケーシング1の軸回りに沿って回転可能な把持回転手段40と、前記把持回転手段40を水平方向に昇降可能な昇降手段60と、前記把持回転手段40と前記昇降手段60に接続して前記一対のアタッチメント20間で把持した前記タービンケーシング1を回転させる制御が可能な制御手段80と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、重量物の回転装置に関し、特にガスタービン又はスチームタービンの分解点検整備などに使用されるタービンケーシング回転装置に関する。
発電設備のガスタービン、スチームタービンは、所定時間の運転後、定期的に内部点検が実施されている。
タービンの主な分解作業は、上部タービンケーシング(以下単にケーシングと略すことあり)の取り外し、ダイヤフラム上半の取り外し、タービンロータの取り外し、ダイヤフラム下半の取り外しの順に行われ、分解した部品ごとにスケール除去を目的としたホーニング、上下分割面の探傷検査などが行われている。
従来このような分解作業は、天井クレーンを用いて上部タービンケーシングを吊り上げ、吊直しを複数回行いながら上部タービンケーシングを反転、あるいは90度回転させて行なっていた。
特許文献1に開示のタービン設備は、分解したケーシングを上下に積み重ねて、仮置きしたケーシングの占有スペースを少なくして、点検のための作業スペースを確保している。
特許第4038376号公報
しかし、このようなクレーンを用いた吊上げ作業は、時間がかかるとともに、作業中は天井クレーンを占有してしまうため、他の作業に待ち時間が生じるなど支障を来すことがあった。
またクレーンによる天地作業は大掛かりで危険を伴うため、操作に熟練した作業者が必須であり、かつ複数の作業者が必要であった。
またタービンの点検作業は発電設備を停止させなければならない。このため、設備の稼働効率を向上させるには点検などに要する停止時間を極力短期間で行うことが望まれている。
上記従来技術の問題点に鑑み本発明は、タービンケーシングの回転を短時間で容易かつ安全に行い、天井クレーンの占有時間を少なくできるタービンケーシング回転装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための第1の手段として、本発明は、タービンケーシングのフランジ端面に接して、前記フランジ端面のフランジ穴と対向する箇所に締結孔を備え、締結手段で前記締結孔と前記フランジ穴を締結可能な一対のアタッチメントと、前記一対のアタッチメント間で把持した前記タービンケーシングを回転可能な把持回転手段と、前記把持回転手段を水平方向に昇降可能な昇降手段と、前記把持回転手段と前記昇降手段と接続して前記一対のアタッチメント間で把持した前記タービンケーシングを回転させる制御が可能な制御手段と、を備えたことを特徴とするタービンケーシング回転装置を提供することを目的としている。
上記第1の手段によれば、床面に仮置きされた上部タービンケーシングを上下反転に必要な高さだけ上昇させて機械操作によって回転作業を行うことができる。これにより天井クレーンを占有することがなく、また、難易度の高いクレーン操作がなくなるため、安全かつ少人数で作業することができる。
上記課題を解決するための第2の手段として、本発明は、前記第1の手段において、前記アタッチメントは、前記タービンケーシングの側面視で前記タービンケーシングの重心と対向する点を通る垂直線上に前記把持回転手段の回転シャフトを挿入可能な軸孔を備えた接続フレームと、前記接続フレームの端部で前記タービンケーシングのフランジ端面に沿って複数の前記フランジ穴と対向する複数の前記締結孔を備えた接続プレートと、を備え、前記一対のアタッチメントの前記軸孔はそれぞれ床からの高さが等しいことを特徴とするタービンケーシング回転装置を提供することを目的としている。
上記第2の手段によれば、タービンケーシング両端で径が異なる場合など、フランジ穴の位置が両端面で異なったとしても、両端面に設置されるアタッチメントに設ける軸孔の位置を垂直線上のいずれかの高さで一致させればよいので、両端面のアタッチメントを容易に作成できる。また軸孔に把持回転手段の回転シャフトを挿入する構成とすることで、把持回転手段からの着脱が容易となる。またアタッチメントをタービンケーシングのフランジ端面の形状に合わせて複数形成することにより、直径が異なるなど別形状のタービンケーシングにも対応することができる。
上記課題を解決するための第3の手段として、本発明は前記第2の手段において、前記軸孔の中心点を結ぶ線と前記タービンケーシングの重心との距離が前記把持回転手段のトルク以下で前記タービンケーシングを回転可能な距離以下であることを特徴とするタービンケーシング回転装置を提供することにある。
上記第3の手段によれば、一対のアタッチメントで把持したタービンケーシングを把持回転手段にダメージを与えることなく回転させることができる。
上記課題を解決するための第4の手段として、本発明は前記第2又は第3の手段において、前記軸孔の中心点を結ぶ線と前記タービンケーシングの重心との距離が200mm以内であることを特徴とするタービンケーシング回転装置を提供することにある。
上記第4の手段によれば、一対のアタッチメントで把持したタービンケーシングを比較的入手容易な出力範囲の回転手段で回転させることができる。
上記課題を解決するための第5の手段として、本発明は、前記第1ないし第4のいずれか1の手段において、前記把持回転手段は、いずれか一方の前記アタッチメントに前記タービンケーシングを回転可能な回転駆動部と、いずれか他方の前記アタッチメントに前記回転駆動部に従動する回転自在な回転部からなることを特徴とするタービンケーシング回転装置を提供することを目的としている。
上記第5の手段によれば、制御手段によるタービンケーシング両端の回転駆動部の回転を同期する必要がなく回転制御及び装置構成の簡易化と低コスト化を実現できる。
上記課題を解決するための第6の手段として、本発明は、前記第1ないし第5のいずれか1の手段において、一対の前記アタッチメント間に載置された前記タービンケーシングのフランジの外周面又は端面に接触して、前記タービンケーシングの重心と前記アタッチメントの軸孔の中心を同一軸線上に位置調整可能な芯出手段を備えたことを特徴とするタービンケーシング回転装置を提供することを目的としている。
上記第6の手段によれば、一対のアタッチメント間に仮置きしたタービンケーシングのフランジ端面のフランジ穴と、アタッチメントの締結孔に位置ズレが生じている場合に、両者の中心を同一軸心上に配置させる芯出し作業を容易に行い作業の短期化を実現できる。
上記課題を解決するための第7の手段として、本発明は、前記第1ないし第6のいずれか1の手段において、前記一対のアタッチメント間に両者の間の長さを変化させる伸縮手段を備えていることを特徴とするタービンケーシング回転装置を提供することを目的としている。
上記第7の手段によれば、一対の前記アタッチメント間に仮置きしたタービンケーシングとアタッチメントの間にクリアランスが生じている場合、クリアランスを解消することができ、タービンケーシングをアッタッチメントに把持する作業を容易に行い、作業の短期化を実現できる。
上記課題を解決するための第8の手段として、本発明は、前記第1ないし第7のいずれか1の手段において、前記昇降手段は、前記タービンケーシングを上昇させる高さを前記タービンケーシングの両端で同じ高さにすることを特徴とするタービンケーシング回転装置を提供することを目的としている。
上記第8の手段によれば、回転軸が重心を通るか否かによらず、タービンケーシングに与える変形(ひずみ)を少なくすることができる。
本発明によれば、タービンケーシングを把持した後は、昇降手段および把持回転手段によりタービンケーシングの回転作業を行えるため、天井クレーンなどの吊上げ手段を占有することがない。このため天井クレーンを占有することにより、他の作業の待ち時間が発生するなどの不都合が生じることがない。また作業人数を削減することができる。
また吊上げ手段による難易度の高い作業がなくなり、熟練工に頼らずに重量物の回転作業を安全に行うことができる。
さらに回転作業を短時間で行うことにより、点検作業を短期化することができ、設備機器の停止時間を短縮して設備全体の稼働効率を向上させることができる。
本発明のタービンケーシング回転装置の正面図である。 本発明のタービンケーシング回転装置の平面図である。 本発明のタービンケーシング回転装置の側面図である。 アタッチメントの説明図である。 伸縮手段の説明図である。 本発明のタービンケーシング回転装置によるタービンケーシングの回転作業の説明図である。 変形例のタービンケーシング回転装置の正面図である。 変形例のタービンケーシング回転装置の平面図である。 変形例のタービンケーシング回転装置の側面図である。
本発明のタービンケーシング回転装置の実施形態を添付の図面を参照しながら、以下詳細に説明する。
[タービンケーシング回転装置10]
本発明の適用対象となるタービンケーシングは、フランジ端面が半円状となるように2分割している。そしてタービンケーシングの軸心を水平方向に配置(横置き)したとき、上下2分割した上部タービンケーシングの内周側を点検、検査あるいは修復作業のために、上部タービンケーシングを180度回転させる場合について以下説明する。
図1は、本発明のタービンケーシング回転装置の正面図である。図2は本発明のタービンケーシング回転装置の平面図である。図3は本発明のタービンケーシング回転装置の側面図である。
図示のように本発明のタービンケーシング回転装置10は、アタッチメント20と、把持回転手段40と、昇降手段60と、制御手段80を主な基本構成としている。
(アタッチメント20)
図4はアタッチメントの説明図であり、(1)は上部タービンケーシングの第1フランジ2aに取付けたアタッチメントを示し、(2)は上部タービンケーシングの第2フランジ2bに取付けたアタッチメントを示している。図示のタービンケーシングは、(1)側の径が、(2)側の径よりも小さく、それに伴ってフランジ穴数も(1)側で少ない例である。また、フランジ両端の軸孔の中心の床からの高さHが、タービンケーシングの重心の床からの高さhより高い場合を示している。図示のようにアタッチメント20は、接続フレーム22と、接続プレート24から構成されている。
接続フレーム22は、タービンケーシング1の分割面と並行となる弦と重なる板状の第1フレーム22aと、フランジ端面2が半円状のタービンケーシング1を側面視してタービンケーシング1の分割面と直交し、かつ重心を通る半径と重なる板状の第2フレーム22bから構成されている。第1及び第2フレーム22a,22bは締結ボルト、溶接などの接合手段により接続している。第1フレーム22aの中心であって、タービンケーシング1の重心を通る垂直線と重なる位置には軸孔23が形成されている。軸孔23は、後述する把持回転手段40の回転シャフト43が挿入される孔である。このような接続フレーム22は、所定強度を備えて加工容易な鋼材等を用いている。
接続プレート24は、第1及び第2フレーム22a,22bの端部であって、タービンケーシング1のフランジ端面2に形成されたフランジ穴3と接する位置に配置された板状の部材である。本実施形態の接続プレート24は、ほぼ逆T字形の接続フレーム22の3つの端部にそれぞれ3カ所(24a,24b,24c)形成されている。接続プレート24には、複数のフランジ穴3と対向する複数の締結孔26を設けている。このような接続プレート24は、接続フレーム22と同様に、所定強度を備えて加工容易な鋼材等を用いている。アタッチメント20とタービンケーシング1は、締結孔26とフランジ穴3に挿入可能な締結ボルトなどの締結手段と、クリアランスを調整可能なライナを用いて固定することができる。
本実施形態の一対のアタッチメント20は、軸孔23の中心を結ぶ線が水平となることが望ましい。更に軸孔23の中心線と重心との距離が小さい方が好ましい。
本実施形態の一対のアタッチメント20は、軸孔23をそれぞれ床からの高さHが等しく、かつ、軸孔23の中心点を結ぶ線がタービンケーシング1を平面視したときの中心線(図2)と重なるように取り付けている。
また軸孔23の中心点を結ぶ線とタービンケーシング1の重心との距離(H−h)が把持回転手段40のトルク以下でタービンケーシング1を回転可能な距離以下であるとよい。
また軸孔23の中心点を結ぶ線とタービンケーシング1の重心との距離が重心許容範囲、一例として200mm以内であるとよい。
このような構成のアタッチメント20は、タービンケーシング1のフランジ端面2のフランジ穴3を利用して確実に取り付けることができる。また、タービンケーシング1のフランジ端面の形状に合わせて複数形成することにより、直径が異なるなど別形状のタービンケーシング1にも対応することができる。また、タービンケーシング1の回転中心となる重心と異なる箇所を把持することができる。
(把持回転手段40)
把持回転手段40は、回転駆動部42と回転部から構成されている。本実施形態の回転駆動部42は油圧モータを用いている。回転駆動部42は、油圧モータを支持するガイドサポート54を備えたガイド支柱52と、油圧モータの回転シャフト43を軸支する軸受44を支持するサポート65を備えた昇降手段60により架台50上に取り付けている。
架台50は一対の下部架台50aと、その間に配置される繋ぎ梁50bから構成されている。下部架台50aは、架台上に把持回転手段40及び昇降手段60を支持する平面視でほぼ矩形の取り付け台である。繋ぎ梁50bは、一対の下部架台50aの間に配置して下部架台50a同士を接続する梁である。この繋ぎ梁50bは、あらかじめ回転対象となるタービンケーシング1の長さに応じて全長が異なる梁を複数用意しておくとよい。
図1〜3に示す回転駆動部42は、いずれもガイド支柱52及び昇降手段60に回転駆動部42を取り付けた構成である。回転シャフト43は、先端をアタッチメント20の軸孔23に挿入して固定している。
回転部(不図示)は、回転シャフトと2つの軸受から構成されており、ガイド支柱52及び昇降手段60により支持されている。このような回転部は、回転シャフトを軸受で回転自在に軸支している。回転シャフトは、先端をアタッチメント20の軸孔23に挿入して固定している。
このような把持回転手段40は、タービンケーシング1の両端を回転駆動部42で把持する構成、又はタービンケーシングの一端を回転駆動部42で把持し、他端を回転部で把持する構成を任意に採用することができる。タービンケーシング1の両端を回転駆動部42で把持する構成を採用した場合には、油圧モータ1台当りのトルク出力を半分にすることができ、重量物を容易に回転させることができる。また、タービンケーシング1のいずれか一端を回転駆動部で把持する構成を採用した場合は、制御手段80による回転駆動部42の回転制御を簡易化できる。また装置構成の簡易化及び低コスト化を実現できる。
なお回転駆動部42は、油圧モータの他にも電動モータなどを適用することができる。
(昇降手段60)
昇降手段60は、把持回転手段40を架台50上で上下方向に移動可能な手段である。本実施形態の昇降手段60は油圧シリンダを用いている。昇降手段60は第1及び第2支柱62,64からなる。第1支柱62は内部にシリンダ66を配置している。シリンダ66の下端は架台50上に配置し、ロッド側(上端)を上向きに配置している。第2支柱64は内部にシリンダ66から伸縮可能なロッド68を配置している。ロッド68の端部は第2支柱64の上端に固定している。また第2支柱64には、軸受44を固定したサポート65を取り付けている。このサポート65は、ガイド支柱52のガイドサポート54とフレーム58を介して連結している。ガイドサポート54はガイド支柱52の長手方向に沿って上下移動可能に構成されている。このような構成のサポート65及びガイドサポート54は、第2支柱64の上下方向の移動に伴って上下方向に移動可能に構成されている。
(伸縮手段30)
図5は伸縮手段の説明図であり、(A)は正面図であり、(B)は平面図である。
前述のように本実施形態のガイド支柱52と第1支柱62は、フレーム58を介して接続している。そしてガイド支柱52と第1支柱62は、下部架台50a側の端部にフランジ部70を設けている。フランジ部70には繋ぎ梁50bの長手方向に沿った複数の長孔72(図5中の長孔は一つのフランジに4つ)が形成されている。下部架台50aの上面には、長孔72と対向する箇所に凸部74が形成されている。凸部74はガイド支柱52と第1支柱62の長手方向に沿って下部架台50aの上面から延出している。下部架台50aの上面の凸部74に、ガイド支柱52と第1支柱62のフランジの長孔72を嵌め合わせている。このような構成のガイド支柱52と第1支柱62は、長孔72の長さの範囲内で下部架台50aの上面をスライドすることができる。本実施形態では、長孔72の長さを一例として、50mmに設定している。
本実施形態の伸縮手段30はジャッキを用いている。伸縮手段30は、ガイド支柱52と第1支柱62の間の下部架台50a上に取り付けている。この伸縮手段30は、ジャッキ先端を第1支柱62に接続させている。このような構成の伸縮手段30は、ジャッキ先端が伸長する下部架台50a上の第1支柱62とガイド支柱52を繋ぎ梁50bの長手方向に沿って繋ぎ梁50b側へスライドさせることができる。また、ジャッキ先端が縮小する下部架台50a上の第1支柱62とガイド支柱52を繋ぎ梁50bの長手方向に沿って繋ぎ梁50b側と反対方向へスライドさせることができる。
このような伸縮手段30によれば、把持回転手段40の間に載置されたタービンケーシング1のフランジ端面2の間のクリアランスが生じている場合には、ジャッキを伸長させることによりクリアランスを解消して、アタッチメント20とタービンケーシング1のフランジ端面2を接触させることができる。
(制御手段80)
制御手段80は制御部82と駆動部84から構成されている。
制御部82は、把持回転手段40と昇降手段60に接続して一対のアタッチメント20間で把持したタービンケーシング1を所定角度で回転させる制御が可能な手段である。制御部82は、具体的に一対のアタッチメント20間でタービンケーシング1を把持固定した後、昇降手段60へタービンケーシング1を上昇させる制御信号を送信する。次に所定高さまで上昇したタービンケーシング1を所定角度回転(本実施形態では反転)させる制御信号を把持回転手段40へ送信する。そして、反転したタービンケーシング1を仮受台90上へ下降させる制御信号を昇降手段60へ送信する。
駆動部84は、油圧ホース(不図示)を介して把持回転手段40の回転駆動部42と昇降手段60のシリンダ66に接続している。駆動部84は、重量物の場合には油圧による駆動又は電動による駆動などを適用している。なお軽量物の場合には手動による駆動を適用してもよい。
(仮受台90)
仮受台90はタービンケーシング1を架台50上に載置する際に、タービンケーシング1の長手方向に沿った分割断面の四隅と接触する受台である。仮受台90は芯出し手段92を取り付けている。芯出し手段92はタービンケーシング1の長手方向と直交する方向から軸心に向けて伸長する。本実施形態の芯出し手段92はジャッキを用いている。
このような構成の芯出し手段92によれば、架台50上に仮置きしたタービンケーシング1のフランジ端面2のフランジ穴3と、アタッチメント20の締結孔26に位置ズレが生じている場合に、両者の中心を同一軸心上に配置させる芯出し作業を容易に行って作業の短期化を実現できる。
なお、仮受台90を移動可能な仮受台車とすれば、回転装置から回転したタービンケーシング1を他の場所へ容易に移動させることができ、回転装置を別の場所へ移動させることなく、他のタービンケーシングをクレーンで搬入して回転作業を行うことにより作業の効率化と短期化を実現できる。
[作用]
上記構成による本発明のタービンケーシング回転装置の作用について、以下説明する。
図6はタービンケーシング回転装置によるタービンケーシングの回転作業の説明図である。
(ケーシングの仮置き工程)
同図(1)に示すように、発電設備内の天井クレーンなどの吊上げ手段5によりタービンからタービンケーシング1を吊り上げて、タービンケーシング回転装置10まで移動させる。そして架台50の側方に配置した仮受台90上にタービンケーシング1を仮置きする。仮受台90は上面にタービンケーシング1の長手方向に沿った分割端面が接触している。吊上げ手段5のクレーンロープを取り外す。
そして伸縮手段30を用いて、アタッチメント20間に仮置きされたタービンケーシング1のフランジ端面2との間にクリアランスが生じている場合には、ジャッキを伸長させることによりクリアランスを解消してアタッチメント20とフランジ端面2を接触させる。
ついで芯出し手段92を用いて、仮受台90上に仮置きしたタービンケーシング1のフランジ端面2のフランジ穴3と、アタッチメント20の締結孔26に位置ズレが生じている場合に、両者の中心を同一軸心上に配置させる芯出し作業を行う。
(把持回転手段の把持工程)
同図(2)に示すように、アタッチメント20の締結孔26とフランジ端面2のフランジ穴3に締結手段となる締結ボルトを挿入して締結する。これにより把持回転手段40でタービンケーシング1を把持できる。このような把持回転手段40は、重心と異なる箇所をケーシング1の回転中心としてフランジ端面2を把持することができる。また、場合によっては、タービンケーシング1の重心と回転中心を一致させて把持することも可能である。
(昇降手段の上昇工程)
制御手段80から昇降手段60へ架台50上から所定高さまで上昇させる制御信号を送信する。同図(3)に示すように、昇降手段60を構成するロッド68がシリンダ66側から伸長して、第2支柱64の上昇に伴い把持回転手段40も上昇する。本実施形態では回転するタービンケーシング1が架台50と接触することがない高さまで上昇させている。
(把持回転手段の回転工程)
制御手段80から把持回転手段40へケーシング1を所定角度回転(反転)させる制御信号を送信する。同図(4)に示すように、把持回転手段40の回転駆動部42を駆動させてタービンケーシング1を反転させる。回転中心となるアタッチメント20の軸孔23を、タービンケーシング1の重心と一致させた場合は、回転中に把持回転手段40にかかるタービンケーシング1の重量が偏ることなく安定した状態で回転させることができる。よって回転に必要なトルクも最小で済むため、把持回転手段を低コストで製作できる。
(昇降手段の下降工程)
制御手段80から昇降手段60へタービンケーシング1を仮受台90まで下降させる制御信号を送信する。同図(5)に示すように、昇降手段60を構成するロッド68がシリンダ66側へ縮小して、第2支柱64の下降に伴い把持回転手段40も下降する。これにより仮受台90上に反転したタービンケーシング1を仮置きできる。
(把持回転手段の解放工程)
同図(6)に示すように、アタッチメント20とタービンケーシング1のフランジ端面2を締結していた締結手段を取り外す。
ついで伸縮手段30を用いて、アタッチメント20間に仮置きされたタービンケーシング1のフランジ端面2との間にクリアランスを形成する。ジャッキを縮小させることによりクリアランスが発生してアタッチメント20とフランジ端面2が離れる。
このような本発明のタービンケーシング回転装置によれば、タービンケーシングを把持した後は、昇降手段および把持回転手段によりタービンケーシングの回転作業を行えるため、天井クレーンなどの吊上げ手段を占有することがない。このため天井クレーンを占有することにより、他の作業の待ち時間が発生するなどの不都合が生じることがない。また吊上げ作業の熟練工に頼らず、作業人数を削減して作業を安全かつ簡易にすることができる。
[変形例]
図7は変形例のタービンケーシング回転装置の正面図である。図8は変形例のタービンケーシング回転装置の平面図である。図9は変形例のタービンケーシング回転装置の側面図である。
変形例のタービンケーシング回転装置10Aは、円筒状のタービンケーシング1Aの直径が軸方向の長さよりも長いタービンケーシング1Aを対象としている。これにより、前述のタービンケーシングの軸方向と平行な回転軸を中心に回転させる場合より回転半径を小さくできる。具体的には図示のように、タービンケーシング1Aのフランジ端面2Aが垂直方向に沿って配置されている状態から90度回転させて水平方向に沿って配置される状態を対象としている。
変形例のタービンケーシング回転装置10Aは、アタッチメント200の形状が図1〜3に示す構造と異なる。その他の構成は図1〜3に示す構成と同一の構成であり同一符号を付し、同一の効果を奏するため詳細な説明を省略する。
図示のようにアタッチメント200は、接続フレーム220と、接続プレート240から構成されている。
接続フレーム220は、フランジ端面2Aが半円状のタービンケーシング1Aの外周面と対向する板状の第1フレーム220aと、タービンケーシング1Aをフランジ端面2A側から間に挟む一対の第2フレーム220bから構成されている。第1及び第2フレーム220a,220bは締結ボルト、溶接などの接合手段により接続している。タービンケーシング回転装置10Aの側面視で、第1フレーム220aとタービンケーシング1Aの重心を通る垂直線と重なる位置には軸孔230が形成されている。軸孔230は、把持回転手段40の回転シャフト43が挿入される孔である。このような接続フレーム220は、所定強度を備えて加工容易な鋼材等を用いている。
接続プレート240は、第2フレーム220bとタービンケーシング1Aが対向する面であって、タービンケーシング1Aのフランジ端面2Aに形成されたフランジ穴3Aと接する位置に配置された板状の部材である。本実施形態の接続プレート240は、タービンケーシング回転装置10Aの平面視で、ほぼ逆コ字形の接続フレーム220に4カ所(240a,240b,240c,240d)形成されている。接続プレート240には、複数のフランジ穴3Aと対向する複数の締結孔260を設けている。このような接続プレート240は、接続フレーム220と同様に、所定強度を備えて加工容易な鋼材等を用いている。アタッチメント200とタービンケーシング1Aは、締結孔260とフランジ穴3Aに挿入可能な締結ボルトなどの締結手段と、クリアランスを調整可能なライナを用いて固定することができる。
このような構成のアタッチメント200は、タービンケーシング1Aのフランジ端面2Aのフランジ穴3Aを利用して確実に取り付けることができる。また、タービンケーシング1Aに合わせて複数形成することにより、直径又は全長が異なるなど別形状のタービンケーシング1Aにも対応することができる。
このような構成のタービンケーシング回転装置10Aは、発電設備内の天井クレーンなどの吊上げ手段によりタービンからタービンケーシング1を吊り上げて、タービンケーシング回転装置10Aまで移動させる。そして架台50の側方に配置した仮受台90上にタービンケーシング1を仮置きする。仮受台90は上面にタービンケーシング1Aの長手方向に沿った分割端面が接触している。吊上げ手段のクレーンロープを取り外す。
そして図1に示す伸縮手段30が変形例では、芯出し手段の役割を果たしている。具体的には、伸縮手段30を用いて、架台50上に仮置きしたタービンケーシング1Aのフランジ端面2Aのフランジ穴3Aと、アタッチメント200の締結孔260に位置ズレが生じている場合に、両者の中心を同一軸心上に配置させる芯出し作業を行う。次にアタッチメント200の締結孔260とフランジ端面2Aのフランジ穴3Aに締結手段となる締結ボルトを挿入して締結する。これにより把持回転手段40でケーシング1Aを把持できる。
制御手段80から昇降手段60へ架台50上から所定高さまで上昇させる制御信号を送信する。図9(1)の破線で示すように、昇降手段60を構成するロッド68がシリンダ66側から伸長して、第2支柱64の上昇に伴い把持回転手段40も上昇する。本実施形態では回転するタービンケーシング1Aが架台50と接触することがない高さまで上昇させている。
制御手段80から把持回転手段40へタービンケーシング1Aを所定角度回転(90度回転)させる制御信号を送信する。図9(2)に示すように、把持回転手段40の回転駆動部42を駆動させてタービンケーシング1Aを90度回転させる。変形例においても回転中心となるアタッチメント200の軸孔230を、タービンケーシング1Aの重心と一致させた場合は、回転中に把持回転手段40にかかるケーシング1Aの重量が偏ることなく安定した状態で回転させることができる。
制御手段80から昇降手段60へタービンケーシング1Aを仮受台90まで下降させる制御信号を送信する。図9(3)に示すように、昇降手段60を構成するロッド68がシリンダ66側へ縮小して、第2支柱64の下降に伴い把持回転手段40も下降する。これにより仮受台90上に90度回転したタービンケーシング1Aを仮置きできる。
このような変形例のタービンケーシング回転装置10Aによれば、ケーシングを把持した後は、昇降手段および把持回転手段によりケーシングの回転作業を行えるため、天井クレーンなどの吊上げ手段を占有することがない。このため天井クレーンを占有することにより、他の作業の待ち時間が発生するなどの不都合が生じることがない。また吊上げ作業の熟練工に頼らず、作業人数を削減して作業を安全かつ簡易にすることができる。
本発明のタービンケーシング回転装置は、タービンケーシングなど回転中心と把持する箇所が異なる重量物を回転させる装置として各種プラント設備などにおいて産業上利用することができる。
1,1A………タービンケーシング、2………フランジ端面、2a………第1フランジ端面、2b………第2フランジ端面、3………フランジ穴、5………吊上げ手段、10,10A………タービンケーシング回転装置、20,20A………アタッチメント、22………接続フレーム、22a………第1フレーム、22b………第2フレーム、23………軸孔、24………接続プレート、26………締結孔、30………伸縮手段、40………把持回転手段、42………油圧モータ、43………回転シャフト、44………軸受、50………架台、50a………下部架台、50b………繋ぎ梁、52………ガイド支柱、52a………第1ガイド支柱、52b………第2ガイド支柱、54………ガイドサポート、58………フレーム、60………昇降手段、62………第1支柱、64………第2支柱、65………サポート、66………シリンダ、68………ロッド、70………フランジ部、72………長孔、74………凸部、80………制御手段、82………制御部、84………電源部、90………仮受台、92………芯出し手段。

Claims (8)

  1. タービンケーシングのフランジ端面に接して、前記フランジ端面のフランジ穴と対向する箇所に締結孔を備え、締結手段で前記締結孔と前記フランジ穴を締結可能な一対のアタッチメントと、
    前記一対のアタッチメント間で把持した前記タービンケーシングを回転可能な把持回転手段と、
    前記把持回転手段を水平方向に昇降可能な昇降手段と、
    前記把持回転手段と前記昇降手段と接続して前記一対のアタッチメント間で把持した前記タービンケーシングを回転させる制御が可能な制御手段と、
    を備えたことを特徴とするタービンケーシング回転装置。
  2. 前記アタッチメントは、前記タービンケーシングの側面視で前記タービンケーシングの重心と対向する点を通る垂直線上に前記把持回転手段の回転シャフトを挿入可能な軸孔を備えた接続フレームと、
    前記接続フレームの端部で前記タービンケーシングのフランジ端面に沿って複数の前記フランジ穴と対向する複数の前記締結孔を備えた接続プレートと、
    を備え、前記一対のアタッチメントの前記軸孔はそれぞれ床からの高さが等しいことを特徴とする請求項1に記載のタービンケーシング回転装置。
  3. 前記軸孔の中心点を結ぶ線と前記タービンケーシングの重心との距離が前記把持回転手段のトルク以下で前記タービンケーシングを回転可能な距離以下であることを特徴とする請求項2に記載のタービンケーシング回転装置。
  4. 前記軸孔の中心点を結ぶ線と前記タービンケーシングの重心との距離が200mm以内であることを特徴とする請求項2又は3に記載のタービンケーシング回転装置。
  5. 前記把持回転手段は、
    いずれか一方の前記アタッチメントに前記タービンケーシングを回転可能な回転駆動部と、
    いずれか他方の前記アタッチメントに前記回転駆動部に従動する回転自在な回転部からなることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のタービンケーシング回転装置。
  6. 一対の前記アタッチメント間に載置された前記タービンケーシングのフランジの外周面又は端面に接触して、前記タービンケーシングの重心と前記アタッチメントの軸孔の中心を同一軸線上に位置調整可能な芯出手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のタービンケーシング回転装置。
  7. 一対の前記アタッチメント間に両者の間の長さを変化させる伸縮手段を備えていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のタービンケーシング回転装置。
  8. 前記昇降手段は、前記タービンケーシングを上昇させる高さを前記タービンケーシングの両端で同じ高さにすることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載のタービンケーシング回転装置。
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