JP2017120097A - 熱作動式安全弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】 熱作動式安全弁の動作状態を正確に安全弁の外部から判断できるようにする。【解決手段】 本体4が、外部に連通した高圧流体用通路18、24、28を内部に有し、本体4内の小径凹所26内をピストン30が移動可能で、ピストン30は、高圧流体用通路18を開閉可能なオーリング42を有している。小径凹所26内にピストン30に接触して可溶材32が固定されている。可溶材32は、固体状態においてオーリング42による通路18の閉状態を保持し、本体4の温度上昇に伴って溶解し、本体4の外部に小径凹所26から分岐した分岐通路34を介して流出して、ピストン30を移動させて、オーリング42を通路18から離脱させて、通路18を開状態とする。オーリング42と反対側のピストン30の面に設けられたインジケータ用ロッド44が、通路18及び分岐通路34と異なる本体4の部分に設けられ、ピストン30、オーリング42の移動に従って移動する。【選択図】 図1

Description

本発明は、高圧流体を収容している高圧設備に取り付けられ、温度が上昇したときに、高圧流体を高圧設備の外部に放出する熱作動式安全弁に関し、特に、動作状態を外部から確認可能なものに関する。
従来、上記のような安全弁において動作状態を外部から確認できるものとしては、例えば特許文献1に開示されているようなものがある。特許文献1の技術では、高圧ガス設備に本体が気密に装着され、本体にガス設備内のガス雰囲気に連通するように開口が形成されている。この開口に連通するように本体内に閉鎖形状のピストン収納孔が形成され、このピストン収納孔をそれの周壁に沿って摺動するようにピストンがピストン収納孔に収容されている。ピストン収納孔を外気開放するように前記本体に外気連通孔が形成され、この外気連通孔はピストンによって開閉される。ピストンに開口から離間する付勢力を及ぼすように開口とピストンとの間にバネが配置されている。このバネの付勢力をピストンを介して受けるようにピストン収納孔の端部に所定温度以上になると溶解する可溶材がガス雰囲気に晒されるように配置されている。外気連通孔の大気側の開口には閉塞栓が取り付けられている。
この安全弁では、所定温度よりも低い温度では、可溶材がバネの付勢力を受けて、ピストンが外気連通孔を閉鎖しているが、所定温度以上の温度になると、可溶材が溶解し、バネの付勢力によってピストンが移動して、外気連通孔が開かれる。このとき、ガス設備内のガスが、外気連通孔の大気側の開口、ピストン収納孔を介して外気連通孔に入り、その圧力で閉塞栓を外気連通孔の大気側開口から離脱させて、ガスが外気に排出される。
特許第4466193号
この安全弁では、閉塞栓が外気連通孔から離脱しているか否かを見ることによって、安全弁が動作したのか否かを判断することができる。しかし、この安全弁では、閉塞栓は外部連通孔に取り付けられて、外部連通孔をガスが通過することによって閉塞栓が離脱することによって安全弁が動作しているか否かを判断しているので、閉塞栓はピストンの動作を直接に表してなく、例えば閉塞栓が何らかの原因で外気連通孔から脱落している場合、外気連通孔がピストンによって開かれていないのに、安全弁が動作していると誤った判断を行ってしまう。即ち、閉塞栓が脱落しているか否かによっては、安全弁が動作しているか否かを正確に安全弁の外部から判断することはできない。
本発明は、動作状態が正確に外部から判断することができる熱作動式安全弁を提供することを目的とする。
本発明の一態様の熱作動式安全弁は、高圧流体設備に本体が装着され、該高圧流体設備または前記高圧流体設備の雰囲気の昇温に伴って前記本体内に設けた流体遮断体が動作して前記設備内の流体を外部に放出するものであって、前記本体に設けられたインジケータが、前記流体遮断体の動作と機械的に連動して、外部から観察可能に作動する。
このように構成された熱作動式安全弁では、熱作動式安全弁が動作して、高圧流体を外部に放出したとき、本体に設けたインジケータが流体遮断体の動作と機械的に連動しているので、流体遮断体の動作状態を本体の外部から観察可能で、正確に熱作動式安全弁の動作状態を確認することができる。また、インジケータは、流体遮断体の動作に機械的に連動しているので、流体遮断体がわずかに高圧流体を外部に放出するように移動していても、その移動状態をインジケータが表しており、インジケータを外部から観察することによって、熱作動式安全弁の動作状態を正確に判断することができる。
本発明の一態様の安全弁をより詳細に構成すると、例えば以下のようなものとすることができる。高圧流体設備、例えば圧力容器や高圧流体路に装着された本体内に外部に連通した高圧流体用通路を形成し、この本体内にシリンダを設け、このシリンダ内を移動可能にピストンが前記シリンダ内に設けられている。このピストンに、前記高圧流体用通路を開閉可能な流体遮断体が設けられている。流体遮断体としては、例えば高圧流体用通路を開閉するシール部材、例えばオーリングを使用することもできるし、高圧流体用通路の中途に設けた弁座に着座及び離座可能な弁体を使用することができる。前記流体遮断体と反対側のシリンダ内に前記ピストンに接触して可溶材が固定されている。可溶材は、固体状態において前記流体遮断体による前記高圧流体用通路の閉状態を、前記高圧流体用通路に供給された高圧流体の圧力に抗して保持し、前記高圧流体設備または高圧流体設備の雰囲気の温度上昇に伴って溶解する。その溶解状態において前記本体の外部に前記シリンダから分岐した分岐通路を介して可溶材が流出することによって前記ピストンが例えば高圧流体の圧力によって移動して、前記高圧流体用通路の前記流体遮断体による閉状態を開状態とする。なお、可溶材の溶解時に、ピストンを円滑に移動させるために、ピストンを挟んで可溶材と対向するように付勢手段をシリンダ内に設けることもできる。また、分岐通路に固体状態において溶解した可溶材の外部への流出を阻止するように別の可溶材を設けることもできる。この場合、別の可溶材は、前記可溶材が溶解する温度よりも高い温度で溶解を開始し、本体から少なくとも一部が離れたとき、溶解した前記可溶材と共に本体外部に排出される。前記流体遮断体と反対側の前記ピストンにインジケータ用ロッドが設けられ、このインジケータ用ロッドは、前記高圧流体用通路及び前記分岐通路と異なる前記本体に設けられたロッド用通路を、前記ピストンの移動に従って移動し、前記溶解状態において外部から観察可能である。インジケータ用ロッドは、ピストンと一体成型することもできるし、ピストンとは別個に形成したものを、ピストンに結合して一体とすることもできる。
このように構成された熱作動式安全弁では、流体遮断体を有するピストンに設けられたインジケータ用ロッドが、移動することを外部から観察することができるので、流体遮断体の移動状態を外部から正確に観察することができ、例えばピストンが何らかの原因で可溶材側にわずかに移動して、わずかに高圧流体が流体遮断体を介して外部に放出されている場合でも、高圧流体の漏出があることを直接に観察することができ、正確に熱作動式安全弁の動作状態を確認することができる。さらに、インジケータ用ロッドは、流体遮断体と反対側の前記ピストンに設けられ、このインジケータ用ロッドは、高圧流体用通路及び前記分岐通路と異なるロッド用通路を移動するので、インジケータ用ロッド側に高圧流体用が流れず、ロッド部は溶解した可溶材のシールのみでよい。
前記ロッド用通路の前記ピストンと反対側の端を開口させ、前記インジケータ用ロッドを、前記可溶材が前記溶解状態において前記ロッド用通路より突出するようにロッドの長さを選択することもできる。このように構成すると、本体からロッドが突出しているか否かによって安全弁が動作しているか否かを容易に認識することができる。更に、可溶材が固体状態において、インジケータ用ロッドのピストンと反対側の端部がロッド用通路の開口に位置するように構成すれば、ピストンがわずかに動いた場合、インジケータ用ロッドもわずかにロッド用通路から突出するので、ピストンのわずかな移動状態も認識することができる。
或いは、前記ロッド用通路の前記ピストンと反対側の端を開口させ、前記インジケータ用ロッドを、前記可溶材が前記溶解状態において前記ロッド用通路から非突出に長さを選択することもできる。このように構成すると、ロッド用通路の開口側からロッド用通路の内部を観察することによって、インジケータ用ロッドの位置を知ることができ、ピストンの移動状態を認識することができる。
前記ロッド用通路の所定位置から前記本体を貫通して外部に連通する孔を形成することもできる。このように構成すると、この孔からシリンダ用通路を観察することによって、インジケータ用ロッドが少なくとも所定位置まで移動するようにピストンが移動しているか否かを確認することができるし、或いはこの孔に確認用の工具を挿入し、その工具がインジケータ用ロッドに接触するか否かによって、インジケータ用ロッドが少なくとも所定位置まで移動するようにピストンが移動しているか否かを確認することができる。
以上のように、本発明の安全弁によれば、熱作動式安全弁の動作状態を外部から正確に判断することができる。
本発明の第1の実施形態の安全弁の閉弁状態と開弁状態とを示す縦断面図である。 本発明の第2の実施形態の安全弁の閉弁状態と開弁状態とを示す縦断面図である。 本発明の第3の実施形態の安全弁の閉弁状態を示す縦断面図である。 本発明の第4の実施形態の安全弁の閉弁状態を示す縦断面図である。
本発明の第1の実施形態の安全弁は、図1(a)に一点鎖線で示す高圧設備、例えば高圧水素ガス容器2に設けられるもので、高圧水素ガス容器2は、高圧流体、例えば高圧水素ガスを内部に収容している。この高圧水素ガス容器2の温度が所定温度以上になると、この安全弁が動作して、高圧水素ガス容器2内の高圧水素ガスを外部に排出するものである。
この安全弁は、本体4を有している。本体4は、基部6を有し、基部6は平板状、例えば円板状に形成され、その一方の主表面、例えば下面中央に円筒状に形成された雄ネジ部8を有し、その外周面に雄ねじ10が形成されている。この雄ねじ10が、高圧水素ガス容器2に外部に連通するように形成した通路12の内周面に形成した雌ねじ部14に螺合している。
この雄ネジ部8の通路12側の端の中央から、基部6の他方の主表面、例えば上面まで貫通して、例えば概略円筒状の通路18が形成されている。この通路18は、通路12側から基部6に向かう途中で、その直径が拡大され、段が形成されている。
基部6の上面に、筒状部、例えば円筒状部20が通路18と同心に形成されている。この円筒状部20は、基部6よりも径が小さく、基部6の上面から上方に向かって伸び、その上端が開放されている。この円筒状部20に本体4の胴部22が被せられて、螺合している。なお、円筒状部20の外周面と胴部22との間には、シール用のオーリング23が配置されている。
胴部22も、筒状、例えば円筒状に形成され、その外径は基部6の外径と同一である。この胴部22の内部には、基部6側の端、即ち下端から、その反対側に、即ち上端側に向かって、円筒状部20の上端より幾分上方まで大径の大径凹所24が形成され、この大径凹所24に続いて、大径凹所24より小径の小径凹所26が形成されている。小径凹所26の上端は閉じられている。これら大径凹所24及び小径凹所26は、通路18と同心に形成されている。これら基部6及び胴部22は、いずれも熱伝導が良好な材質、例えば金属製である。
大径凹所24における小径凹所26との境界付近に、大径凹所24を外界と連通させる開口28が形成されている。これら通路18と大径凹所24とによって、開口28を介して外界と連通した高圧流体通路が形成されている。
小径凹所26内には、ピストン30が小径凹所26内を上下方向に摺動可能に配置されている。即ち小径凹所26はシリンダとして機能する。ピストン30の周囲には、シール用のオーリング31が設けられている。このピストン30の下面が小径凹所26の下面付近に位置する状態で、ピストン30の上面と小径凹所26の上端との間に、可溶材32が配置されている。可溶材32は、本体4を介して伝達される温度が予め定めた第1の所定温度未満では環状の固体状態を維持し、第1の所定温度以上になると溶解を開始し、第1の所定温度よりも高い第2の所定温度以上になると完全に溶解されて液化するものである。この可溶材32が収容されている小径凹所26の部分の一部から胴部22の側方には、溶解した可溶材32を外部に排出するために、外界に連通した分岐通路34が形成されている。また、円筒状部20の内部においてピストン30の下面と基部6の上面との間に、付勢手段、例えばコイルバネ36が配置されて、その付勢力、例えばバネ力によってピストン30を可溶材32側に押圧している。また、通路18を介して供給される高圧水素ガスの圧力もピストン30を可溶材32側に押圧している。従って、可溶材32が固体状態を維持しているとき、可溶材32がコイルバネ36のバネ力及び高圧水素ガスの圧力を受けているので、ピストン30は、図1(a)に示す降下状態を維持する。しかし、可溶材32が溶解して、コイルバネ36のバネ力を受けることができなくなると、バネ力及び通路12からの高圧水素ガスの圧力によってピストン30が上昇を開始し、ピストン30は、小径凹所26の上面に接触する上昇状態まで上昇する。すなわち、可溶材32の厚さだけピストン30は上昇する。このとき、溶解した可溶材32は、分岐通路34を介して本体4の外部に排出される。
コイルバネ36の中央を通ってピストン30の下面中央からロッド38が下方に伸延し、可溶材32が固体状態にあるとき、ロッド38は通路18内の段部の上側部分に進入している。ロッド38の先端部には、オーリング支持体40が形成されており、このオーリング支持体40の先端部は、可溶材32が固体状態では、通路18の下側部分内に進入している。通路18の段部の上側においてオーリング支持体40の周囲には流体遮断体、例えばシール用のオーリング42が段部の上側部分に密着して取り付けられており、通路18を遮断している。ピストン30が上述したように上昇すると、シール用のオーリング42も上昇して、通路18の上側部分から抜けて、通路18を開放する。従って、高圧水素ガス容器2の内部は、本体4の外部と連通する。
ピストン30の上面側の中央には、インジケータ用ロッド44が上方に伸延するように設けられている。このインジケータ用ロッド44は、インジケータ用通路46に挿通されている。インジケータ用通路46は、通路18と同心に小径凹所26の上端から胴部22の上面まで直線状に形成され、インジケータ用通路46の上端が胴部22の上面で開口している。インジケータ用ロッド44は、このインジケータ用通路46に可溶材32を貫通して挿通されている。インジケータ用通路46の中途には、シール用のオーリング47が設けられている。オーリング42が通路18を遮断しているピストン30の降下状態において、インジケータ用ロッド44の上端は、インジケータ用通路46の上端に位置している。そして、ピストン30が上昇すると、インジケータ用ロッド44の上端は、インジケータ用通路46の上端から突出し、特にピストン30が上述した上昇状態になってオーリング42が通路18を完全に開放したとき、インジケータ用ロッド44は、図1(b)に示すように最も突出する。インジケータ用ロッド44が最も突出したとき、インジケータ用通路46の上端に、指標、例えばマーカー48の下端が位置するようにインジケータ用ロッド44にマーカー48が形成されている。従って、オーリング42が通路18を完全に開放していないが、上昇したようなときには、インジケータ用ロッド42は、インジケータ用通路46から突出しているが、マーカー48はインジケータ用通路46内にあり、外部から見ることはできない。
このように構成された安全弁では、図1(a)に示すピストン30の降下状態では、オーリング42が通路18を遮断しており、高圧水素ガスの圧力がオーリング42にかかり、ピストン30にはこの高圧水素ガスの圧力とコイルバネ36のバネ力とが印加され、ピストン30を上昇させようとするが、固体状態にある可溶材32が、その圧力及びバネ力を受けて、オーリング42による通路18の遮断状態が継続し、高圧水素ガス容器2内の高圧水素ガスは、本体4の外部に排出されることはない。このとき、インジケータ用ロッド44は、胴部22の上端から突出して無く、この安全弁が動作していないことが外部から判る。
高圧水素ガス容器2自体の温度または高圧水素ガス容器2の周囲温度が例えば火災等の原因で上昇し、本体4の温度が上昇すると、上述したように可溶材32が溶解し、高圧水素ガスの圧力及びコイルバネ36のバネ力によってピストン30が上昇状態になり、同図(b)に示したように溶解した可溶材32が分岐通路34から胴部22の外部に排出され、オーリング42が上昇し、通路18は開放され、高圧水素ガス容器2内の高圧水素ガスは、本体4の外部に排出される。
また、通路18が開放された状態では、図1(b)に示すようにインジケータ用ロッド44の先端部が胴部22の上端部よりも上方に突出しており、一見して安全弁が動作していることが判る。即ち、オーリング42の動作にインジケータ用ロッド44が機械的に連動して、安全弁の動作を表している。特に、マーカー48が見える場合、ピストン30が上昇状態まで摺動して、オーリング42が完全に通路18を開いていることが判る。更に、インジケータ用ロッド44は、ピストン30に結合されており、オーリング42の移動状態を直接に表しているので、正確に安全弁の動作状態を確認できる。例えば、可溶材32のクリープ等の変質によって可溶材32が溶解していないのに、ピストン30がわずかに上昇しているような場合、マーカー48は見えないが、インジケータ用ロッド44の先端が胴部22の上端からわずかに突出するので、ピストン30がわずかに移動していることが判る。しかも、インジケータ用ロッド44は、ピストン30の上面側に形成されており、高圧水素ガスが通る大径凹所24とはピストン30によって分離されているので、安全弁が動作したか判断するための機構と、安全弁が動作したときに高圧水素ガスが流れる高圧流体通路とが分離独立しているので、開口28を適当な接続具を利用して配管に接続して、安全弁から離れた位置で大気中に高圧水素ガスを放出しても、先行技術文献の閉塞栓のように配管中にインジケータが移動することなく、安全弁が動作したか否かを正確に判断することができるし、配管がインジケータによって詰まるようなこともない。また、上述したように安全弁が動作したか判断するための機構と、安全弁が動作したときに高圧水素ガスが流れる高圧流体通路とが分離独立しているので、インジケータ用ロッド44、インジケータ用通路46を介して高圧水素ガスが漏出することを考慮する必要が無く、ピストン30、オーリング31で高圧水素ガスをシールするので、インジケータ用ロッド44、インジケータ用通路46は、ガス漏れを考慮する必要は無い。
このようにして外部から安全弁が動作しているか否かを安全弁に触れることなく判断できるようにしておけば、不幸にして高圧水素ガス容器2において火災等の事故が発生した際に、安全弁が動作しているか否かを、安全弁に作業員が触ることなく判断することができ、例えば高圧水素ガス容器2に作業員が触ることが危険な場合に有効である。
第2の実施形態の安全弁を図2(a)、(b)に示す。第2の実施形態の安全弁では、開口28を、離れた位置での外気放出用の配管への接続を容易にするためにポート28aに形成してある。更に、分岐通路34の端部を拡大し、その拡大部分34aに非拡大部分34bを閉塞するように分離体、例えばボール50が配置されている。このボール50は例えばゴム製で、非拡大部分34bの直径よりも直径が大きいものである。このボール50を保持するために環状のボール保持体52が拡大部分34aの内奥に配置されている。ボール保持体52は、その中央に非拡大部分34bの長さ方向に貫通してボール50を保持している貫通孔54を有し、この貫通孔54が非拡大部分34bと同心となるようにボール保持体52は配置されている。
このボール保持体52は、その外面側に配置した環状の取付具56によって拡大部分34aの本体4の外部側に取り付けられている。取付具56の外側の端は、胴部22よりも外側に一部突出している。ボール保持体52は例えば樹脂製で、取付具56は例えば金属製である。
取付具56のボール保持体52側から取付具56の外方側まで、徐々に径が縮小される円錐台状の貫通孔60が、非拡大部分34bと同心に形成されている。この貫通孔60に、別の可溶材62が取り付けられ、その外方側の面は、本体4の外部に露出している。この別の可溶材62は、固体状態において、溶解された可溶材32及びボール50が本体4の外部に放出されるのを防止している。この別の可溶材62は、可溶材32が完全に溶解する第2の所定温度よりも高い第3の所定温度で溶解を開始し、第3の所定温度よりも幾分高い第4の所定温度で別の可溶材62の外周面が取付具56の貫通孔60の周面から離れるように溶解する。従って、完全に溶解した可溶材32及びボール50から力が加わると、別の可溶材62は、取付具56から外部に飛び出す。
他の構成は、第1の実施形態の安全弁の構成と同等であるので、同等部分には同一符号を付して、その説明を省略する。
この安全弁では、可溶材32が溶解し始める第1の所定温度よりも低い温度では、高圧水素ガス容器2内の高圧水素ガスの圧力がオーリング42に印加され、この圧力がピストン30に印加され、かつコイルバネ36のバネ力もピストン30に印加されるが、可溶材32が固体状態にあるので、図2(a)に示すように、オーリング42は通路18の遮断状態を維持している。
高圧水素ガス容器2の温度が例えば火災等の原因で上昇し、可溶材32が溶解する第2の所定温度よりも高く、別の可溶材62が溶解を開始する温度よりも低い温度に本体4がなると、可溶材32は溶解状態になっている。このとき高圧水素ガスの圧力も上昇し、この高圧水素ガス圧力とコイルバネ36のバネ力とが、ピストン30、溶解した可溶材32、分岐通路34の非拡大部分34b、ボール50を介して別の可溶材62に印加される。しかし、別の可溶材62が溶解を開始する第3の所定温度以下の温度であるので、別の可溶材62は固体状態を維持し、外部に流出せず、弁体40は通路18の遮断状態を維持している。
安全弁の温度が第3の所定温度になると、別の可溶材62の周面が溶解を開始し、さらに温度が幾分上昇して第4の所定温度以上になると、別の可溶材62は貫通孔60の主面と非接触状態となり、溶解された可溶材32にピストン30を介して印加されている高圧水素ガス圧力及びコイルバネ36のバネ力を別の可溶材62は阻止できず、溶解状態の可溶材32、ボール50と共に別の可溶材62が外部に放出され、同図(b)に示すようにピストン30が上昇し、オーリング42が通路18を開放し、高圧水素ガスは、通路18、大径凹所24、ポート28aを介して安全弁から離れた位置で大気中に放出される。このとき、インジケータ用ロッド44も上昇し、本体4の胴部22の上端より突出し、マーカー48が見えるので、安全弁が動作していることが外部から確認できる。また、マーカー48が見えないが、インジケータ用ロッド44が胴部22の上端から突出している場合には、例えば可溶材32のクリープ等の影響で、オーリング42が上昇していることが判る。
第3の実施形態の安全弁を図3に示す。この安全弁は、第2の実施形態の安全弁において、インジケータ用ロッド44を短くして、オーリング42が通路18を開放して、オーリング42が通路18の上部から離脱したとき、インジケータ用ロッド44の上端がインジケータ用通路46の上端に位置するようにインジケータ用ロッド44の長さを選択したものである。他の構成は、第2の実施形態の安全弁と同一であるので、同一部分には同一符号を付して、説明を省略する。
インジケータ用通路46の上端は、フィルタ64によって通気可能に閉じられている。従って、安全弁が動作しているか否かを判断する場合、フィルタ64を取り除いて、インジケータ用通路46内を見たときに、インジケータ用通路46の上端にインジケータ用ロッド44の上端が位置していると、安全弁が動作して、通路18が開放されていることが判り、インジケータ用通路46の上端に達しない位置までインジケータ用ロッド44の上端が位置していると、完全に通路18を開く位置までオーリング42が移動していないことが判る。なお、フィルタ64を透明な材料で構成すれば、フィルタ64を取り除く必要は無い。
第4の実施形態の安全弁を図4に示す。この安全弁は、胴部22の側方から安全弁が動作しているか否かを確認できるようにしたもので、インジケータ用通路46の中途に胴部22の側方に開口した観察用の窓通路66を形成し、インジケータ用ロッド44は、オーリング42が通路18を開放して、オーリング42が通路18の上部から離脱したとき、インジケータ用ロッド44の上端が窓通路66に対応する位置に存在するようにインジケータ用ロッド44の長さを選択したものである。なお、窓通路66からの観察を容易にするために、マーカー48は、インジケータ用ロッド44の上端に設けられている。他の構成は、第2の実施形態の安全弁と同一であるので、同一部分には同一符号を付して、その説明を省略する。なお、窓通路66の外部から棒状の工具を挿入し、その工具の先端がインジケータ用ロッド44に接触するか否かによって安全弁が動作しているか否かを判断することもできる。このような工具の挿入を考慮しない場合には、窓用通路66内を透明な樹脂によって埋めることもできる。
第1及び第2の実施形態では、マーカー48は、1つだけ設けたが、マーカーをインジケータ用ロッドの上端から予め定めた距離ごとにインジケータ用ロッド44の長さ方向に沿って下方に向かって設けることも可能である。この場合、どれだけのマーカーが胴部22の上端から突出しているかによってピストン30の動作停止位置を判断することができる。同様に第4の実施形態においてもインジケータ用ロッド44に複数のマーカーを設けて、いずれのマーカーが窓通路66から見えているかによって、ピストン30の動作停止位置を判断することができる。第3の実施形態の場合には、インジケータ用通路46の内周面に、その長さ方向に沿って予め定めた距離ごとにマーカーを設ければ、同様にピストン30の動作停止位置を判断することができる。また、第1の実施形態においても、第3及び第4の実施形態の安全弁と同様にインジケータ用ロッド44の長さを調整することによって、第3の実施形態のように胴部22の上部からインジケータ用通路46を見ることによって、或いは第4の実施形態のように胴部22の側方に設けた窓通路からインジケータ用通路46を見ることによって、安全弁の動作状態を判断することができる。上記の各実施形態では、インジケータ用ロッド44は、ピストン30と一体に成型したが、ピストン30とは別個にインジケータ用ロッド44を形成し、インジケータ用ロッド44をピストン30の上面に取り付けることもできる。
上記の各実施形態の安全弁では、コイルバネ36を設けたが、例えば高圧水素ガス容器2内のガス圧力が高い場合には、コイルバネ36は不要である。上記の各実施形態の安全弁は、高圧水素ガスに対する安全弁として使用したが、他のガスに対しても使用することができるし、液体に対しても使用することができる。各実施形態において使用した可溶材32は、第1の所定温度で溶解を開始し、第2の所定温度で溶解状態になるものを使用したが、第1及び第2の所定温度が同じ共晶合金を使用することもできる。同様に、第2乃至第4の実施形態において使用した別の可溶材62も、第3の所定温度で溶解を開始し、第4の所定温度で別の可溶材62の外周面が取付具56の貫通孔60の周面から離れるものを使用したが、第3及び第4の所定温度が同じ共晶合金を使用することもできる。上記の各実施形態では、安全弁は、高圧水素ガス容器に設けたが、これに限った物ではなく、例えば高圧流体路中に設けることもできる。
4 本体
26 小径凹所(シリンダ)
30 ピストン
32 可溶材
42 オーリング(流体遮断体)
44 インジケータ用ロッド(インジケータ)
本発明の一態様の安全弁では、高圧流体設備、例えば圧力容器や高圧流体路に装着された本体内に外部に連通した高圧流体用通路を形成し、この本体内にシリンダを設け、このシリンダ内を移動可能にピストンが前記シリンダ内に設けられている。このピストンの一方の面側に、前記高圧流体用通路を開閉可能な流体遮断体が設けられている。流体遮断体としては、例えば高圧流体用通路を開閉するシール部材、例えばオーリングを使用することもできるし、高圧流体用通路の中途に設けた弁座に着座及び離座可能な弁体を使用することができる。前記ピストンの他方の面に接触して前記シリンダ内に可溶材が固定されている。可溶材は、固体状態において前記流体遮断体による前記高圧流体用通路の閉状態を保持し、前記高圧流体設備または高圧流体設備の雰囲気の温度上昇に伴って溶解する。その溶解状態において前記ピストンが例えば高圧流体の圧力によって移動して前記本体に設けた分岐通路を介して前記本体の外部に可溶材が流出することによって、前記高圧流体用通路の前記流体遮断体による閉状態を開状態とする。なお、可溶材の溶解時に、ピストンを円滑に移動させるために、ピストンを挟んで可溶材と対向するように付勢手段を設けることもできる。また、分岐通路に固体状態において溶解した可溶材の外部への流出を阻止するように別の可溶材を設けることもできる。この場合、別の可溶材は、前記可溶材が溶解する温度よりも高い温度で溶解を開始し、本体から少なくとも一部が離れたとき、溶解した前記可溶材と共に本体外部に排出される。前記ピストンの前記可溶材側にインジケータ用ロッドが設けられ、このインジケータ用ロッドは、前記本体の前記可溶材側に設けられたロッド用通路を、前記流体遮断体が前記高圧流体用通路を開状態とする前記ピストンの移動に従って移動し、移動時に外部から観察可能である。インジケータ用ロッドは、ピストンと一体成型することもできるし、ピストンとは別個に形成したものを、ピストンに結合して一体とすることもできる。
本発明の一態様の安全弁では、高圧流体設備、例えば圧力容器や高圧流体路に装着された本体内に外部に連通した高圧流体用通路を形成し、この本体内にシリンダを設け、このシリンダ内を移動可能にピストンが前記シリンダ内に設けられている。このピストンの一方の面側に、前記高圧流体用通路を開閉可能な流体遮断体が設けられている。流体遮断体としては、例えば高圧流体用通路を開閉するシール部材、例えばオーリングを使用することもできるし、高圧流体用通路の中途に設けた弁座に着座及び離座可能な弁体を使用することができる。前記ピストンの他方の面に接触して前記シリンダ内に可溶材が固定されている。可溶材は、固体状態において前記流体遮断体による前記高圧流体用通路の閉状態を保持し、前記高圧流体設備または高圧流体設備の雰囲気の温度上昇に伴って溶解する。その溶解状態において記ピストンが例えば高圧流体の圧力によって移動して前記本体に設けた分岐通路を介して前記本体の外部に可溶材が流出することによって、前記高圧流体用通路の前記流体遮断体による閉状態を開状態とする。なお、可溶材の溶解時に、ピストンを円滑に移動させるために、ピストンを挟んで可溶材と対向するように付勢手段を設けることもできる。また、分岐通路に固体状態において溶解した可溶材の外部への流出を阻止するように別の可溶材を設けてある。この場合、別の可溶材は、前記可溶材が溶解する温度よりも高い温度で溶解を開始し、本体から少なくとも一部が離れたとき、溶解した前記可溶材と共に本体外部に排出される。前記ピストンの前記可溶材側にインジケータ用ロッドが設けられ、このインジケータ用ロッドは、前記本体の前記可溶材側に設けられたロッド用通路を、前記流体遮断体が前記高圧流体用通路を開状態とする前記ピストンの移動に従って移動し、移動時に外部から観察可能である。インジケータ用ロッドは、ピストンと一体成型することもできるし、ピストンとは別個に形成したものを、ピストンに結合して一体とすることもできる。
本発明の参考例の安全弁の閉弁状態と開弁状態とを示す縦断面図である。 本発明の第1の実施形態の安全弁の閉弁状態と開弁状態とを示す縦断面図である。 本発明の第2の実施形態の安全弁の閉弁状態を示す縦断面図である。 本発明の第3の実施形態の安全弁の閉弁状態を示す縦断面図である。
本発明の参考例の安全弁は、図1(a)に一点鎖線で示す高圧設備、例えば高圧水素ガス容器2に設けられるもので、高圧水素ガス容器2は、高圧流体、例えば高圧水素ガスを内部に収容している。この高圧水素ガス容器2の温度が所定温度以上になると、この安全弁が動作して、高圧水素ガス容器2内の高圧水素ガスを外部に排出するものである。
本発明の第1の実施形態の安全弁を図2(a)、(b)に示す。第1の実施形態の安全弁では、開口28を、離れた位置での外気放出用の配管への接続を容易にするためにポート28aに形成してある。更に、分岐通路34の端部を拡大し、その拡大部分34aに非拡大部分34bを閉塞するように分離体、例えばボール50が配置されている。このボール50は例えばゴム製で、非拡大部分34bの直径よりも直径が大きいものである。このボール50を保持するために環状のボール保持体52が拡大部分34aの内奥に配置されている。ボール保持体52は、その中央に非拡大部分34bの長さ方向に貫通してボール50を保持している貫通孔54を有し、この貫通孔54が非拡大部分34bと同心となるようにボール保持体52は配置されている。
他の構成は、参考例の安全弁の構成と同等であるので、同等部分には同一符号を付して、その説明を省略する。
第2の実施形態の安全弁を図3に示す。この安全弁は、第1の実施形態の安全弁において、インジケータ用ロッド44を短くして、オーリング42が通路18を開放して、オーリング42が通路18の上部から離脱したとき、インジケータ用ロッド44の上端がインジケータ用通路46の上端に位置するようにインジケータ用ロッド44の長さを選択したものである。他の構成は、第1の実施形態の安全弁と同一であるので、同一部分には同一符号を付して、説明を省略する。
第3の実施形態の安全弁を図4に示す。この安全弁は、胴部22の側方から安全弁が動作しているか否かを確認できるようにしたもので、インジケータ用通路46の中途に胴部22の側方に開口した観察用の窓通路66を形成し、インジケータ用ロッド44は、オーリング42が通路18を開放して、オーリング42が通路18の上部から離脱したとき、インジケータ用ロッド44の上端が窓通路66に対応する位置に存在するようにインジケータ用ロッド44の長さを選択したものである。なお、窓通路66からの観察を容易にするために、マーカー48は、インジケータ用ロッド44の上端に設けられている。他の構成は、第2の実施形態の安全弁と同一であるので、同一部分には同一符号を付して、その説明を省略する。なお、窓通路66の外部から棒状の工具を挿入し、その工具の先端がインジケータ用ロッド44に接触するか否かによって安全弁が動作しているか否かを判断することもできる。このような工具の挿入を考慮しない場合には、窓用通路66内を透明な樹脂によって埋めることもできる。
参考例及び第1の実施形態では、マーカー48は、1つだけ設けたが、マーカーをインジケータ用ロッドの上端から予め定めた距離ごとにインジケータ用ロッド44の長さ方向に沿って下方に向かって設けることも可能である。この場合、どれだけのマーカーが胴部22の上端から突出しているかによってピストン30の動作停止位置を判断することができる。同様に第3の実施形態においてもインジケータ用ロッド44に複数のマーカーを設けて、いずれのマーカーが窓通路66から見えているかによって、ピストン30の動作停止位置を判断することができる。第2の実施形態の場合には、インジケータ用通路46の内周面に、その長さ方向に沿って予め定めた距離ごとにマーカーを設ければ、同様にピストン30の動作停止位置を判断することができる。また、参考例においても、第2及び第3の実施形態の安全弁と同様にインジケータ用ロッド44の長さを調整することによって、第2の実施形態のように胴部22の上部からインジケータ用通路46を見ることによって、或いは第3の実施形態のように胴部22の側方に設けた窓通路からインジケータ用通路46を見ることによって、安全弁の動作状態を判断することができる。上記の各実施形態では、インジケータ用ロッド44は、ピストン30と一体に成型したが、ピストン30とは別個にインジケータ用ロッド44を形成し、インジケータ用ロッド44をピストン30の上面に取り付けることもできる。

Claims (2)

  1. 高圧流体設備に装着される本体内に設けた流体遮断体が、前記高圧流体設備または前記高圧流体設備の雰囲気の昇温に伴って動作して前記設備内の流体を外部に放出する熱作動式安全弁において、
    前記本体に設けられたインジケータが、前記流体遮断体の動作と機械的に連動して、外部から観察可能に作動する熱作動式安全弁。
  2. 請求項1記載の熱作動式安全弁において、前記インジケータは、前記本体内に形成した前記高圧流体設備からの流体用通路を前記流体遮断体が開口したことが判るように構成した熱作動式安全弁。
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