JP2017116832A - 地図表示装置、地図表示方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

地図表示装置、地図表示方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】所定のエリアにおいて、訪問すべき地点および経路を決定するための技術を提供する。
【解決手段】地図表示装置は情報を入力されることができる入力部と画像を表示することができる出力部と入力部から入力された情報に基づいて出力部を制御する制御部と、を備える。制御部は入力された情報に基づいて決定される領域の地図M0aを、その領域に含まれる地下鉄を含む路線の表示および路線に含まれる少なくとも一部の駅の表示とともに、出力部に表示させることができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、地図の表示に関するものである。
従来、地図上に、目的地までの経路上の各駅における列車の発車時刻を表示する技術が存在する(特許文献1)。また、ディスプレイに表示された地図上の路線をタッチパネル上でなぞることによって特定された路線に含まれる駅を、自車位置を挟んで自車位置に近い順に、各駅の駅名を路線駅名リストとして表示する技術が存在する(特許文献2)。
特開2012−56576号公報 特開2008−111752号公報 特開2013−174846号公報
しかし、上記の技術は、地上に現れていない路線の表示については、考慮されていない。また、上記の技術は、目的地が決まっていたり、対象とする路線が決まっている場合にしか適用できない。このため、たとえば、京都や東京などの所定のエリアにおいて、訪問すべき地点としてどの地点を選択すべきか、また、どのような経路で移動すべきか、を決定する際には、上記の各技術は使用することができない。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
(1)本発明の一形態によれば、地図表示装置が提供される。この地図表示装置は:情報を入力されることができる入力部と;画像を表示することができる出力部と;前記入力部から入力された情報に基づいて前記出力部を制御する制御部と、を備える。前記制御部は、前記入力された情報に基づいて決定される領域の地図を、前記領域に含まれる地下鉄を含む路線の表示および前記路線に含まれる少なくとも一部の駅の表示とともに、前記出力部に表示させることができる。 このような態様とすれば、地図上に表示された、地下鉄を含む路線の表示およびその路線に含まれる駅の表示を考慮して、ユーザは、訪問すべき地点を選択し、移動すべき経路を決定することができる。
(2)上記形態の地図表示装置において、前記制御部は:前記領域の地図を、前記出力部に表示させるとともに;前記少なくとも一部の駅を表す第1種の表示と対応づけられ、前記入力された情報に基づいて決定される基準駅から前記駅までの所要時間と、前記基準駅から前記駅までの移動に要する料金と、の少なくとも一方を含む第2種の表示と;を前記地図内に表示させることができる、態様とすることもできる。
なお、本発明の他の一形態によれば、地図表示装置が提供される。この地図表示装置は:情報を入力されることができる入力部と;画像を表示することができる出力部と;前記入力部から入力された情報に基づいて前記出力部を制御する制御部と、を備える。前記制御部は:前記入力された情報に基づいて決定される領域の地図を、前記出力部に表示させるとともに;前記出力部に表示される地図の領域に含まれる駅の少なくとも一部を表す第1種の表示と;前記第1種の表示と対応づけられ、前記入力された情報に基づいて決定される基準駅から前記駅までの所要時間と、前記基準駅から前記駅までの移動に要する料金と、の少なくとも一方を含む第2種の表示と;を前記地図内に表示させることができる。
このような態様とすれば、ユーザは、訪問先の候補である各地点の最寄り駅までの所要時間や料金に基づいて、訪問先の候補の地点の中から、訪問すべき地点を選択し、移動すべき経路を決定することができる。なお、出力部に表示される地図の領域に含まれる駅すべての駅について、第1種の表示および第2種の表示を行ってもよく、一部の駅について、第1種の表示および第2種の表示を行ってもよい。
(3)上記形態の地図表示装置において、前記制御部は、前記領域内で分岐する路線が存在する場合に、前記領域に含まれる駅であって、前記分岐する路線の複数の枝の路線にそれぞれ含まれる駅について、前記第1種の表示と前記第2種の表示とを表示することができる、態様とすることができる。このような態様においては、一本の路線上の駅のみを表示する態様に比べて、ユーザは、広い選択肢の中から行き先の地点を選択することができる。
(4)上記形態の地図表示装置において、前記制御部は、各駅の表示の優先度を格納する優先度データベースに基づいて、前記優先度の高いものから選択された、あらかじめ定められた数以下の数の駅について、前記第1種の表示と前記第2種の表示とを表示する、態様とすることができる。このような態様とすれば、すべての駅について、駅を表す表示が地図上に表示されることにより、各駅の地図上の位置が把握できなくなってしまう事態を防止することができる。
(5)上記形態の地図表示装置において、前記制御部は、縮尺に応じてあらかじめ定められた表示すべき駅の情報を格納する表示駅データベースと、前記出力部に表示している地図の縮尺と、に基づいて決定された駅について、前記第1種の表示と前記第2種の表示とを表示する、態様とすることができる。このような態様とすれば、すべての駅のうち、ユーザが各駅の位置関係を地図上で把握しやすいように、縮尺に応じてあらかじめ駅を選択して、表示すべき駅としてその駅の情報を縮尺と対応づけて表示駅データベースに格納しておくことにより、ユーザが各駅の位置関係を地図上で把握しやすい地図を表示することができる。
(6)上記形態の地図表示装置において、前記制御部は、前記入力部を介して入力された情報に基づいて地点を決定し、前記地点に最も近い駅を、前記基準駅として決定する、態様とすることができる。このような態様とすれば、ユーザは、正確に駅を特定しなくとも、基準駅を指定することができる。
(7)本発明の他の一形態によれば、地図表示装置において地図を表示する地図表示方法が提供される。この地図表示方法は:(a)地図表示装置が情報を入力される工程と;(b)前記入力された情報に基づいて前記地図表示装置が地図を表示する工程と;を備える。前記工程(b)は:前記入力された情報に基づいて決定される領域の地図を、前記領域に含まれる地下鉄を含む路線の表示および前記路線に含まれる少なくとも一部の駅の表示とともに、表示する工程である。
(8)本発明の他の一形態によれば、地図表示装置において地図を表示させるためのコンピュータプログラムが提供される。このコンピュータプログラムは:(a)地図表示装置が情報を入力される機能と;(b)前記入力された情報に基づいて前記地図表示装置が地図を表示する機能と、を前記地図表示装置において実現することができる。前記地図を表示する機能は:前記入力された情報に基づいて決定される領域の地図を、前記領域に含まれる地下鉄を含む路線の表示および前記路線に含まれる少なくとも一部の駅の表示とともに、表示する機能を含む。
本発明は、装置以外の種々の形態で実現することも可能である。例えば、地図表示装置の制御方法、その制御方法を実現するコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した一時的でない記録媒体等の形態で実現することができる。
本発明の第1実施形態である地図表示システムのハードウェア構成を示す図である。 携帯電話200の表示パネル202に地図を表示するために、携帯電話200と、地図サーバ150と、時刻表サーバ170と、において行われる処理を示すフローチャートである。 携帯電話200の表示パネル202に地図を表示するために、携帯電話200と、地図サーバ150と、時刻表サーバ170と、において行われる処理を示すフローチャートである。 図2のステップS220aにおいて携帯電話200の表示パネル202に表示される乗換地図の一例M0aを示す図である。 図2のステップS240aにおいて携帯電話200の表示パネル202に表示される乗換地図の一例M1aを示す図である。 ステップS270aにおいて携帯電話200の表示パネル202に表示される乗換地図の一例M2aを示す図である。 第1実施形態の変形態様において、図2のステップS240aで表示される乗換地図M3aを示す図である。
A.第1実施形態:
A1.全体構成:
図1は、本発明の第1実施形態である地図表示システムのハードウェア構成を示す図である。第1実施形態の地図表示システムは、地図サーバ150と、時刻表サーバ170と、携帯電話200と、を含む。
携帯電話200は、GPSユニット201と、表示パネル202と、音声出力部203と、振動機構204と、通信部205と、入力部206と、時計部209と、主制御部210と、通話制御部220とを有している。
GPSユニット201は、GPS(Global Positioning System/全地球測位システム)の衛星からの電波を受信するためのアンテナを含むユニットである。GPSのアンテナが受信する電波に基づいて、GPSユニット201は、携帯電話200の現在位置を表す位置情報を生成することができる。また、GPSユニット201は、衛星からの電波に基づいて、現在時刻を表す時刻情報を生成することができる。
表示パネル202は、画像を表示することができる液晶ディスプレイである。表示パネル202は、表示している画像に応じてパネルの一部に接触されることによりユーザからの指示を受けとることができるタッチパネル206aを備えている。具体的には、表示パネル202は、液晶ディスプレイの上に透明のタッチパネル206aが重ねられて構成される。ユーザは、たとえば、表示パネル202の表面を指で押したり、表示パネル202の表面に接触した状態で指を動かすことにより、画像の表示を制御するための操作を行うことができる。なお、本明細書において、「画像」とは、狭義の画像のほか、文字、記号等を含む概念である。
音声出力部203は、スピーカを含む装置であって、経路案内などのユーザへのメッセージやメロディなどを音声で出力できる装置である。振動機構204は、所定のパターンの振動でユーザの注意を促すことができる装置である。
入力部206は、上記タッチパネル206aと、ハードウェアとしてのカーソルキー206bを含む。ユーザは、タッチパネル206aだけでなく、カーソルキー206bの周辺部を押してカーソルを移動させ、カーソルキー206bの中央部を押してONの操作を行うことによっても、携帯電話200に情報を入力することができる。
通信部205は、インターネットINTを介して地図サーバ150および時刻表サーバ170と通信を行い、情報を送受信することができる。時計部209は、主制御部210からの要求に応じて、現在時刻を表す現在時刻情報を出力する。主制御部210は、たとえば、GPSユニット201から現在時刻を取得できない場合には、時計部209から現在時刻を取得することができる。
主制御部210は、携帯電話200の各部を制御するための制御ユニットである。主制御部210は、入力部206を介して携帯電話200に入力された情報に基づいて、携帯電話200の各部を制御することができる。主制御部210は、それらの制御に使用されるCPU211、RAM212、ROM213を備えている。
より具体的には、主制御部210は、CPU211でアプリケーションソフトウェアを実行することによって携帯電話200の各部を制御する。主制御部210は、たとえば、GPSユニット201が生成した位置情報を含む所定の形式のデータを、通信部205を介して地図サーバ150に送信することができる。そして、主制御部210は、地図サーバ150から地図データを入手して、その地図データが表す地図を表示パネル202に表示することができる。
地図サーバ150は、通信部152と、制御部154と、記憶部155とを有している。地図サーバ150は、通信部152を使用して、インターネットINTを介して携帯電話200や時刻表サーバ170と通信を行うことができる。記憶部155は、地図データベース156、所要時間データベース157、料金データベース158、および表示駅データベース159を格納している。制御部154は、地図サーバ150の各部を制御する。
地図データベース156は、携帯電話200において表示パネル202に地図画像を表示するために携帯電話200に送信される地図画像データを格納している。地図データベース156は、様々な縮尺の地図画像データを、縮尺および位置の情報と対応付けて格納している。制御部154は、携帯電話200から受け取った地点、縮尺等を表すデータに基づいて、携帯電話200が要求する領域の地図画像であって、予め定められた大きさの地図画像を表す地図画像データを特定し、通信部152を介して携帯電話200に送信する。
所要時間データベース157は、様々な鉄道会社、バス会社、船会社などの様々な路線に含まれる隣接する二つの駅の間の平均的な所要時間、急行を利用した場合の隣接する急行停車駅間の平均的な所要時間、特急を利用した場合の隣接する特急停車駅間の平均的な所要時間などのデータを格納している。制御部154は、携帯電話200および地図サーバ150から受け取ったデータに基づいて、所要時間データベース157を参照し、特定の二つの駅の間の移動に要する時間を計算する。たとえば、制御部154は、それら二つの駅の間に含まれ特急を利用できる区間の所要時間を合計し、残りの区間中で急行を利用できる区間の所要時間を合計し、さらに残りの区間の所要時間を合計し、さらにそれらの所要時間を合計することによって、その特定の二つの駅の間の移動に要する時間を計算する。所要時間データベース157に基づいて計算される二つの駅の間の所要時間は、時刻表に基づいて決定されるものではないため、正確な所要時間ではない。
料金データベース158は、様々な鉄道会社、バス会社、船会社などの様々な路線の料金表のデータを格納している。制御部154は、携帯電話200から受け取ったデータに基づいて、料金データベース158を参照し、特定の二つの駅の間の移動に要する料金を計算し、携帯電話200に送信する。
表示駅データベース159は、様々な鉄道会社、バス会社、船会社などの様々な路線とそれらの路線の駅について、地図の縮尺ごとに、(i)その縮尺の乗換地図において路線や駅を表す表示を表示すべきか否かを表すデータ、(ii)表示すべき路線や駅の地図上の位置、および(iii)表示すべき駅や路線を表す画像データを、格納している。ある縮尺の乗換地図の地図データが生成される際、表示駅データベース159が参照されて、乗換地図において表示されるべき路線および駅が選択され、それらを表す画像データおよび地図上のそれらの表示位置の情報が取得される。乗換地図については、後に説明する。
ある縮尺の地図においては、特急が停車する駅を表す表示は表示され、特急が停車しない駅を表す表示は表示されないことがある。より小さい縮尺の地図(広い領域が表示される地図)においては、急行が停車する駅を表す表示は表示され、急行が停車しない駅を表す表示は表示されないことがある。
表示駅データベース159において、地図上で駅の表示を表示すべき駅は、ユーザが各駅の位置関係を地図上で把握しやすいように、縮尺に応じてすべての駅の中からあらかじめ選択されている。このように基準駅からの所要時間と料金とを表示すべき駅を定めることにより、ユーザが各駅の位置関係を地図上で把握しやすい乗換地図を表示することができる。
表示駅データベース159において、地図上で路線の表示を表示すべき路線は、ユーザが各路線および駅の位置関係を地図上で把握しやすいように、縮尺に応じてすべての路線の中からあらかじめ選択されている。このように表示すべき路線を定めることにより、ユーザが各駅の位置関係および接続関係を地図上で把握しやすい乗換地図を表示することができる。
時刻表サーバ170は、通信部172と、制御部174と、記憶部175とを有している。時刻表サーバ170は、通信部172を使用して、インターネットINTを介して地図サーバ150と通信を行うことができる。記憶部175は、時刻表データベース176を格納している。制御部174は、時刻表サーバ170の各部を制御する。
時刻表データベース176は、様々な鉄道会社、バス会社、船会社などの様々な路線の時刻表のデータを格納している。制御部174は、携帯電話200および地図サーバ150から受け取ったデータに基づいて、時刻表データベース176を参照し、特定の駅の特定の時刻近傍の列車の発車時刻の情報、ならびにその列車の停車駅、およびその停車駅の停車時刻および発車時刻の情報を含むデータを作成し、地図サーバ150および携帯電話200に送信することができる。
A2.地図を表示する処理:
図2および図3は、携帯電話200の表示パネル202に地図を表示するために、携帯電話200と、地図サーバ150と、時刻表サーバ170と、において行われる処理を示すフローチャートである。図2および図3に示される地図表示方法によって、表示パネル202に地図が表示される。図2および図3によって表示パネル202に表示される地図は、地図上に路線と駅とが表示される「乗換地図」である。乗換地図において表示される路線には、通常の地図には表示されない地下鉄の路線やバスの路線を含む。
ステップS210aにおいて、ユーザは、まず、入力部206を操作して、携帯電話200に対して、地図を表示すべき旨の要求を行う。具体的には、ユーザは、タッチパネル206aを操作して、携帯電話200上で動いている地図表示用アプリケーションソフトウェアに、たとえば、現在位置を中心とする乗換地図を表示すべき旨の指示を行う。また、すでに乗換地図以外の地図(たとえば、地下鉄やバスの路線が表示されない通常の地図)を表示パネル202に表示している状態において、表示している地図と同じ範囲を乗換地図で表示すべき旨の指示を、地図表示用アプリケーションソフトウェアに対して行うこともできる。
携帯電話200の主制御部210は、ユーザから入力された情報に基づいて、表示すべき地図の中心地点を決定し、乗換地図を生成すべき旨の指示とともに、通信部205を介して、中心地点の情報を地図サーバ150に送信する。
また、携帯電話200の主制御部210は、表示すべき地図の縮尺の情報も、地図サーバ150に送信する。中心地点と縮尺の情報を地図サーバ150に送信する際に、携帯電話200の表示パネル202に地図を表示していない場合には、主制御部210は、あらかじめ定められた縮尺の情報を、地図サーバ150に送信する。一方、すでに乗換地図以外の地図を表示パネル202に表示している状態において、表示している地図と同じ範囲を乗換地図で表示すべき旨の指示を、ユーザが携帯電話200に行った場合には、主制御部210は、表示している地図の中心地点と縮尺を、地図サーバ150に送信する。
ステップS110aにおいて、地図サーバ150の制御部154は、通信部152を介して、携帯電話200から送信された情報を受信する。そして、地図サーバ150の制御部154は、携帯電話200から受信した情報に基づいて、地図データベース156と表示駅データベース159とを参照して、指定された中心地点と縮尺とを有し、携帯電話200の表示パネル202の画面サイズに対応している乗換地図のデータを生成する。
より具体的には、制御部154は、携帯電話200から受信した中心地点および縮尺の情報と、画面サイズと、に基づいて、表示すべき地図の範囲を決定し、その範囲を有する地図画像のデータを地図データベース156から取得する。また、制御部154は、携帯電話200から受信した縮尺の情報に基づいて、表示駅データベース159を参照して、乗換地図において表示すべき路線と駅とを決定し、それらを表す画像データを表示駅データベース159から取得する。
そして、制御部154は、地図画像と、駅や路線を表す画像とを重畳して、乗換地図のデータを生成する。なお、この時点で生成される「乗換地図」は、後述する基準駅からの所要時間や料金の表示を含まない。その後、地図サーバ150の制御部154は、通信部152を介して、携帯電話200に乗換地図を表す地図データを送信する。
ステップS220aにおいて、携帯電話200の主制御部210は、通信部205を介して、乗換地図を表す地図データを受信し、乗換地図を表示パネル202に表示する。
図4は、図2のステップS220aにおいて携帯電話200の表示パネル202に表示される乗換地図の一例M0aを示す図である。この乗換地図においては、図4に示すように、地下鉄を含む複数の路線とそれらの路線に含まれる駅との情報が地図データに含まれる他の情報よりも優先的に重畳表示される。このため、利用者は、表示パネル202に表示された乗換地図を参照することで、表示パネル202に表示された所定のエリアにおける地下鉄を含む路線とその路線に含まれる駅とを地図上で容易に把握することができる。
図4に示された乗換地図M0aにおいて、十字の印でユーザからの情報によって特定された地点PPが示されている。また、乗換地図の表示には、ピンボタンD01、現在地ボタンD02、および拡縮ボタンScが、含まれる。これらのボタンの表示は、携帯電話200の主制御部210によって、地図サーバ150から受け取った乗換地図上に重畳される。
乗換地図が表示されている状態において、ピンボタンD01が押され、その後、地図上の一点が指定された場合には、その指定点にピンが表示される。地図がスクロールされた場合には、ピンは、地図上で指定された地点とともに移動する。このような処理により、ユーザは、地図上に目印を残しつつ、訪問地を決定することができる。
乗換地図が表示されている状態において、現在地ボタンD02が押された場合には、地図上の現在位置に対応する地点に矢印状の印(D02のアイコン参照)が表示される。なお、表示されている乗換地図の範囲内に現在位置が含まれない場合には、乗換地図の表示範囲は、現在位置を含む範囲に移動する。また、現実の現在位置が移動した場合には、現在位置を表す印は、地図上で現在位置に合致する位置に移動する。このような処理により、ユーザは、現在位置を考慮しつつ、訪問地を決定することができる。
乗換地図には、拡縮ボタンScの表示が含まれている。拡縮ボタンScは、表示されている地図の縮尺を変更するためのボタンである。タッチパネル206aを介して、拡縮ボタンScのうち「+」のボタンが押されると、より狭い範囲が拡大されて表された地図が表示される。拡縮ボタンScのうち「−」のボタンが押されると、より広い範囲が表された地図が表示される。また、ユーザは、地図上の一点を指示し、動かすことにより、地図をスクロールさせることができる。
図2のステップS220aにおいて、ユーザが、タッチパネル206aを操作して、地図の拡縮やスクロールを指示した場合や、現在地ボタンD02が押されたことに伴って地図のスクロールが必要となる場合には、再度、地図の中心地点の情報や縮尺の情報が、携帯電話200から地図サーバ150に送信される(図2の「S1a」参照)。そして、地図サーバ150において、再度、乗換地図の地図データが生成され(ステップS110a)、携帯電話200に送信される。
ステップS230aにおいて、ユーザは、タッチパネル206aを操作して、乗換地図上で基準駅を指定する。具体的には、携帯電話200の主制御部210は、ユーザによって指定された乗換地図上の地点に最も近い駅を基準駅に決定する。このような処理を行うことにより、ユーザは、正確に地図上の駅の地点を指定しなくとも、基準駅を指定することができる。主制御部210は、通信部205を介して、基準駅の情報を地図サーバ150に送信する。
ステップS120aにおいて、地図サーバ150の制御部154は、携帯電話200から送信された基準駅の情報を、通信部152を介して受信する。そして、制御部154は、基準駅を中心とする所定範囲に含まれる駅の中から、表示駅データベース159を参照して、駅を抽出し、それらの駅について基準駅からの所要時間と料金とを計算する。
基準駅からの所要時間と料金とが計算される駅を定める「所定範囲」は、乗換地図の表示範囲よりも広い。「所定範囲」は、たとえば、乗換地図の中心地点を中心とし、乗換地図の表示範囲に対して縦横とも9倍の大きさを有する範囲とすることができる。このように、基準駅からの所要時間と料金とが計算される駅を、所定範囲に限定することにより、基準駅からの所要時間と料金の取得に要する負荷を低減し、処理時間を短縮することができる。また、所定範囲を、乗換地図の表示範囲を中心とする範囲に設定することにより、ユーザがスクロールによって携帯電話200の表示パネル202に表示する可能性が高い駅について、基準駅からの所要時間と料金とを計算することができる。
制御部154は、そのように定められる範囲に基づき、表示駅データベース159を参照して、基準駅からの所要時間と料金とを計算する駅を決定する。基準駅からの所要時間と料金とを計算する駅は、その時点で携帯電話200の表示パネル202に表示されている乗換地図と同縮尺の乗換地図において、地図上に表示される駅である。このような処理を行うことにより、所定範囲に含まれるすべての駅について所要時間と料金を計算する態様に比べて、処理の負荷を低減し、処理時間を短縮することができる。また、ユーザがスクロールによって携帯電話200の表示パネル202に表示し得る駅について、所要時間と料金とを計算することができる。
制御部154は、そのようにして決定された駅について、所要時間データベース157を参照して、基準駅からの所要時間を計算する。また、制御部154は、料金データベース158を参照して、それらの各駅について、基準駅からの移動に要する料金を計算する。
制御部154は、時刻表に基づいて乗換経路等を決定して所要時間を計算するのではなく、あらかじめ平均的な所要時間を格納している所要時間データベース157に基づいて、所要時間を計算する。このため、多数の駅について、基準駅からの所要時間を短時間に計算することができる。
図2のステップS130aにおいて、地図サーバ150の制御部154は、ステップS110aで生成した乗換地図の表示範囲に基づいて、表示駅データベース159を参照して、基準駅からの所要時間と料金とが計算された駅のうち、携帯電話200の表示パネル202で表示する乗換地図において基準駅からの所要時間と料金とを表示すべき駅を、決定する。
ステップS140aにおいて、地図サーバ150の制御部154は、ステップS110aで作成されている乗換地図の上に、基準駅の表示と、ステップS130aで選択された駅についての基準駅からの所要時間と料金とを示す表示と、を表示するための所要時間・料金データを生成する。そして、制御部154は、通信部152を介して、所要時間・料金データを携帯電話200に送信する。
ステップS240aにおいて、携帯電話200の主制御部210は、通信部205を介して、所要時間・料金データを受信し、表示パネル202に表示している乗換地図(図4参照)の上に、基準駅の表示と、乗換地図上に表示された各駅についての基準駅からの所要時間と料金とを示す表示と、を重畳して表示する。これにより、携帯電話200の主制御部210は、図5に示すように、図4に示す乗換地図上に表示された各駅に対し、基準駅からの所要時間の情報と、基準駅からの料金の情報と、を表示することになる。
図5は、図2のステップS240aにおいて携帯電話200の表示パネル202に表示される乗換地図の一例M1aを示す図である。図5の乗換地図M1aにおいて、基準駅を表す表示は、電車の正面図が表された二つのマーク、ならびに「東京」という文字の表示Ds0と、旗の印と「出発駅」という文字の表示を含む表示Dt0と、からなる。なお、乗換地図の表示において「出発駅」とは、基準駅を意味する。
また、図5の乗換地図M1aにおいて、電車の正面図が表された二つのマーク、ならびに「神田」という文字の表示Ds1が、図2のステップS130aで選択された駅の表示として、表示される。「¥170」という料金の表示および「約2分」という所要時間の表示を含む表示Dt1が、駅を表す表示Ds1と対応づけて表示される。また、電車の正面図が表された二つのマーク、ならびに「有楽町」という文字の表示Ds2が、図2のステップS130aで選択された駅の表示として、表示される。「¥150」という料金の表示、および「約2分」という所要時間の表示を含む表示Dt2が、駅を表す表示Ds2と対応づけて表示される。同様に、乗換地図M1a内の表示Ds3〜Ds6は、図2のステップS130aで選択された駅の表示である。表示Dt3〜Dt6は、それらの駅に対応づけられた料金および所要時間の表示である。
このような処理を行うことにより、ユーザは、基準駅(ここでは東京駅)を起点として、どの程度の時間および料金で周辺の地点に移動できるのかを考慮しつつ、基準駅周辺において訪問すべき地点を選択し、また、訪問経路および訪問順序を決定することができる。
図2のステップS240aにおいて、ユーザが、タッチパネル206aを操作して、乗換地図のスクロールを指示した場合には、再度、地図の中心地点の情報や縮尺の情報が、携帯電話200から地図サーバ150に送信される(図2の「S2a」参照)。そして、ステップS130aにおいて、地図サーバ150が、再度、乗換地図の地図データを生成し、乗換地図の地図データに基づいて、基準駅からの所要時間と料金とを表示すべき駅を決定する。そして、ステップS140a以下の処理が行われる。
ステップS120aにおいて、携帯電話200の表示パネル202で表示されている乗換地図の範囲を超える範囲(ここでは、縦横とも9倍の矩形の範囲)について、基準駅からの所要時間と料金が計算されている。このため、その範囲内で地図のスクロールが行われた場合には、基準駅からの所要時間と料金を計算することなく、迅速に、乗換地図の生成および表示を行うことができる。
なお、図2において図示を省略したが、ステップS240aにおいて、ステップS120aで料金および所要時間を計算した駅の範囲を超えるスクロールが行われた場合や、乗換地図の拡縮が指示された場合には、処理は、ステップS240aからステップS120aに移行し、再度、ステップS120a以下の処理が行われる。
図3のステップS250aにおいて、乗換地図(図5参照)を見たユーザは、乗換地図内に表示された駅の中から目的駅を決定し、タッチパネル206aを操作して、乗換地図上で目的駅を指定する。目的駅の指定方法は、基準駅の指定方法と同様である。目的駅が指定されると、基準駅を出発する時刻を入力する領域である時刻入力部が、表示パネル202上に表示される(図示省略)。
ステップS260aにおいて、ユーザは、時刻入力部に、基準駅を出発する時刻を入力する。携帯電話200の主制御部210は、通信部205を介して、目的駅の情報と、基準駅を出発する時刻の情報を、地図サーバ150に送信する。
ステップS150aにおいて、地図サーバ150の制御部154は、通信部152を介して、時刻表サーバ170に、目的駅の情報と、基準駅の情報と、基準駅を出発する時刻の情報とを、送信する。そして、制御部154は、基準駅を出発する車両の発車時刻、目的駅における車両の到着時刻を含む乗換スケジュールを、時刻表サーバ170に、問い合わせる。
ステップS310aにおいて、時刻表サーバ170の制御部174は、目的駅の情報と、基準駅の情報と、基準駅を出発する時刻の情報と、に基づいて、時刻表データベース176を参照し、乗換スケジュールを決定する。乗換スケジュールには、基準駅を出発する車両の発車時刻、および目的駅における車両の到着時刻が含まれる。そして、制御部174は、通信部172を介して、地図サーバ150に、乗換スケジュールのデータを送信する。
ステップS160aにおいて、地図サーバ150の制御部154は、乗換スケジュールに含まれる、基準駅と、目的駅と、基準駅を出発する車両の発車時刻と、目的駅に到着する車両の到着時刻と、を含む表示であって、目的駅の表示と対応づけて表示されるべき表示を含む乗換スケジュールの表示用データを生成する。生成されるスケジュール表示用データは、同時に、詳細な乗換スケジュールの提示を指示するための「乗換案内」ボタンと、目的駅を新たに基準駅に指定するための「出発駅に設定」ボタンとの表示を含む。制御部154は、通信部152を介して、生成したスケジュール表示用データを、携帯電話200に送信する。
ステップS270aにおいて、携帯電話200の主制御部210は、通信部205を介して、スケジュール表示用データを受信する。そして、スケジュール表示用データに基づいて、基準駅と、目的駅と、基準駅を出発する車両の発車時刻と、目的駅に到着する車両の到着時刻と、を含む表示が、目的駅の表示と対応づけて表示された乗換地図を、表示パネル202に表示する。
図6は、ステップS270aにおいて携帯電話200の表示パネル202に表示される乗換地図の一例M2aを示す図である。図6の乗換地図M2aにおいて、乗換スケジュールを含む表示Dt10は、基準駅を表す「出発:東京」という表示と、目的駅を表す「到着:神田」という表示と、基準駅を出発する車両の発車時刻である「15:30」という表示と、目的駅に到着する車両の到着時刻である「15:32」という表示と、を含む。さらに、表示Dt10は、詳細な乗換スケジュールを示すことを指示するための「乗換案内」ボタンと、目的駅を基準駅に指定するための「出発駅に設定」ボタンと、を含む。
このような処理を行うことにより、ユーザは、地図全体をながめておおまかな所要時間および料金に基づいて訪問地を検討しつつ(図5参照)、個別に訪問地の候補とした地点の近傍の駅については、実際の時刻表に基づいて、正確な出発時間および到着時間を知ることができる(図6参照)。
図3のステップS270aにおいて、「出発駅に設定」ボタンが押された場合には、処理は、図2のステップS230aに進む(図3および図2の「Na」参照)。ステップS230aにおいて、携帯電話200の主制御部210は、ユーザによって新たに指定された、それまでの処理における目的駅を、基準駅に決定する。そして、主制御部210は、通信部205を介して、基準駅の情報を地図サーバ150に送信する。以下の処理は、すでに説明したとおりである。
このような処理を行うことにより、ユーザは、それまでの目的駅を起点(基準駅)として、次の訪問地を、地図全体をながめつつ、おおまかな所要時間および料金に基づいて、検討することができる。その結果、連続して複数の訪問地をまわるスケジュールを検討することができる。
ステップS270aにおいて、「乗換案内」ボタンが押された場合には、図2および図3の処理を終了し、処理は、乗換案内処理に移行する。乗換案内処理においては、時刻表サーバ170の時刻表データベース176に基づいて、基準駅を出発する車両の発車時刻、目的駅における車両の到着時刻、乗換駅、乗換駅を出発する車両の発車時刻、各駅における車両の到着ホームの番号などが、携帯電話200の表示パネル202表示される。乗換案内処理の詳細な説明は省略する。
本実施形態における入力部206が、「課題を解決するための手段」における「入力部」に相当する。表示パネル202が「出力部」に相当する。地図サーバ150および時刻表サーバ170と様々なデータのやり取りを行って、表示パネル202の表示に関する様々な機能を実現する主制御部210が、「制御部」に相当する。
本実施形態における表示Ds1〜Ds6が、「課題を解決するための手段」における「第1種の表示」に相当する。表示Dt1〜Dt6が、「第2種の表示」に相当する。
A3.第1実施形態の変形態様:
図7は、第1実施形態の変形態様において、図2のステップS240aで表示される乗換地図M3aを示す図である。この態様においては、乗換地図における基準駅の表示が第1実施形態とは異なる。第1実施形態の変形態様の他の点は、第1実施形態と同じである。
この態様においては、基準駅の表示Dt20は、旗の印を含むが、「出発駅」という文字表示(図5参照)を伴わない。基準駅の以外の駅の表示Ds21〜Ds33、ならびに、料金および所要時間の表示Dt21〜Dt33の態様は、第1実施形態と同様である。
図5に示した乗換地図M1aの表示画面の例では、表示範囲に、互いに乗り入れをしない複数の路線DL1〜DL4等が存在する。そして、それらの路線は分岐しない。図5に示した乗換地図M1aにおいては、それらの路線DL1〜DL4等の駅について駅の表示Ds1〜Ds6、料金および所要時間の表示Dt1〜Dt6が表示されている。しかし、第1実施形態においても、第1実施形態の変形態様においても、乗換地図に含まれる範囲に分岐する路線が存在する場合には、図2のステップS240aにおいて、分岐の各枝について、それらの路線に含まれる駅の表示、ならびに料金および所要時間の表示がなされる(図7のDs21〜Ds33,Dt21〜Dt33参照)。なお、「分岐する路線の各枝」は、基準となる駅(基準駅)から遠ざかる方向に延びつつ路線が分岐している場合、分岐から先に伸びる各枝を意味する。
このような処理を行うことにより、ユーザは、地図上の様々な地点を訪問地の候補として検討することができる。
B.変形例:
B1.変形例1:
上記実施形態においては、図2のステップS210aにおいて、ユーザは、現在位置を中心とする乗換地図を表示すべき旨の指示を携帯電話200に行う例や、すでに表示している地図と同じ範囲を乗換地図で表示すべき旨の指示を携帯電話200に行う例について説明した。しかし、ユーザは、地図表示用アプリケーションソフトウェアに、乗換地図を表示すべき旨の指示を入力した後、施設名またはその施設の電話番号もしくは住所を入力することにより、その施設を中心とする乗換地図を表示すべき旨の指示を行うこともできる。すなわち、ユーザは、中心位置を特定することができる情報の入力とともに、地図の表示を指示すればよい。
B2.変形例2:
上記実施形態においては、ユーザが入力した情報に基づいて所要時間や料金を含まない乗換地図が表示された後、ユーザは、乗換地図上で基準駅を指定する(図2のS220a,S230a参照)。そして、その指定した基準駅からの所要時間や料金を含む乗換地図を表示している(図2のS240a参照)。しかし、所要時間や料金を含まない乗換地図を事前に表示せずに、最初から所要時間や料金を含む乗換地図が生成され表示される態様とすることもできる。この場合、携帯電話200の主制御部210は、乗換地図上での基準駅が携帯電話200において予め決定されているか否かを判断し、基準駅が予め決定されている場合には、その予め決定されている基準駅の情報を、通信部205を介して地図サーバ150に送信することになる(図2のステップS230a参照)。また、乗換地図上での基準駅が予め決定されていない場合は、携帯電話200に予めデフォルトとして設定されている地域の代表駅を、乗換地図上での基準駅として決定し、その決定した基準駅の情報を、通信部205を介して地図サーバ150に送信することになる(図2のステップS230a参照)。
基準駅が携帯電話200において予め決定されている場合としては、例えば、以下の例が挙げられる。GPSユニット201の機能が有効に設定されており、GPSユニット201により現在位置情報を取得した場合に、その現在位置情報の地点に最も近い駅を基準駅に決定する。また、ユーザが携帯電話200を操作して自宅最寄駅、会社最寄駅等の出発駅を予めユーザIDに対応付けて登録しておき、その出発駅を基準駅として使用する設定がされている場合に、その出発駅を基準駅に決定する。これにより、乗換地図上での基準駅を予め決定することができる。
また、乗換地図上での基準駅が予め決定されておらず、携帯電話200に予め設定されているデフォルトの駅を、乗換地図上での基準駅として決定する方法としては、例えば、以下の方法が挙げられる。東京、京都、名古屋、大阪等の主要なエリア毎にデフォルトの代表駅を設定しておく。そして、携帯電話200の主制御部210は、表示パネル202に表示された乗換地図のエリアに対応するデフォルトの代表駅を乗換地図上での基準駅として決定する。これにより、表示パネル202に表示された乗換地図のエリアに応じたデフォルトの代表駅を基準駅として決定することができる。なお、携帯電話200の主制御部210は、決定した基準駅の情報を表示パネル202に表示したりする。これにより、ユーザは、どの駅が基準駅として決定されたかを容易に把握することができる。
B3.変形例3:
上記実施形態においては、基準駅からの所要時間と料金とが計算される駅を定める「所定範囲」(図2のステップS120a参照)は、表示している乗換地図の中心地点を中心とし、その地図の範囲に対して縦横とも9倍の大きさを有する範囲である。しかし、基準駅からの所要時間と料金とが計算される駅を定める「所定範囲」は、表示している地図の範囲に対して縦横ともN倍(Nは2以上の整数)の大きさを有する矩形の範囲や、表示している地図の中心地点を中心とする所定の大きさの半径を有する円形状の範囲など、他の範囲とすることもできる。
B4.変形例4:
上記実施形態では、基準駅と目的駅との間の移動に要する料金は、地図サーバ150が保有する料金データベース158に基づいて計算される(図1、および図2のステップS120a参照)。しかし、基準駅と目的駅との間の移動に要する料金は、地図サーバ150または携帯電話200が、時刻表サーバ170に問い合わせることによって、最終的に携帯電話200に送信されるものとすることもできる。
B5.変形例5:
上記第1実施形態においては、縮尺に応じてあらかじめ定められた表示すべき駅の情報を格納する表示駅データベース159と、出力部としての携帯電話200の表示パネル202に表示している地図の縮尺と、に基づいて決定された駅について、駅を表す画像と、所要時間および料金と、が表示される(図1および図2のステップS130a参照)。しかし、駅を表す画像と、所要時間と料金との少なくとも一方と、が表示される駅は、他の方法で決定されることもできる。
たとえば、各駅の表示の優先度を格納する優先度データベース159a(図1参照)を備え、優先度データベース159aに基づいて、優先度の高いものから選択された、あらかじめ定められた数(たとえば、1つの乗換地図において7個)以下の数の駅について、駅を表す画像と、所要時間と前記料金との少なくとも一方と、を表示する態様としてもよい。
基準駅周辺のすべての駅について、駅を表す表示や、所要時間および到着時刻の表示が地図上に表示されると、地図の大部分がそれらの表示で隠されてしまい、各駅の地図上の位置が把握できなくなってしまう可能性がある。しかし、上記の態様とすれば、そのような事態を防止することができる。なお、「あらかじめ定められた数」は、5個、8個など任意の数とすることができ、出力部の地図を表示する部分の大きさおよび描画密度に応じて定めることができる。
また、乗換地図の範囲に含まれるすべての駅について、駅を表す画像と、所要時間と前記料金との少なくとも一方と、を表示する態様としてもよい。
B6.変形例6:
なお、乗換地図においては、特急が停車する駅について、急行が停車する駅よりも優先的に、前記第1種の表示を表示し、急行が停車する駅について、特急も急行も停車しない駅よりも優先的に、前記第1種の表示を表示する態様とすることもできる。
このような態様とすれば、基準駅周辺のすべての駅について、駅を表す画像が表示されることにより、特急が停車する大きい駅の地図上の位置が、特急が停車しない駅の画像のために把握できなくなってしまったり、急行が停車する駅の地図上の位置が、特急も急行も停車しない小さい駅の画像のために把握できなくなってしまったりする事態を防止することができる。
B7.変形例7:
上記第1実施形態においては、乗換地図M1a,M3aにおいて、基準駅以外の各駅までの所要時間と料金とは、いずれも表示されている(図5、図7参照)。しかし、乗換地図において駅を表す画像に対応づけて表示される情報は、各駅までの所要時間と料金とのいずれか一方であってもよい。
B8.変形例8:
上記実施形態においては、地図サーバ150において、地図上に表示される各種のボタンSc,D01,D02を含む地図の地図データが生成される。しかし、地図上に表示される1以上のボタンは、地図サーバ150で生成される地図のデータには含まれず、携帯電話200において、地図上に重畳されてもよい。
B9.変形例9:
上記実施形態においては、鉄道およびその駅を例に本発明についての説明をした。しかし、本発明は、バス路線や定期運行線などの鉄道以外の交通手段にも適用することができる。また、自動車で高速道路や有料道路を利用する場合にも適用することができる。すなわち、あらかじめ定められた地点(鉄道の駅、バスの停留場、インターチェンジなど)の間を、あらかじめ定められた料金で移動する様々な場合について、本発明は適用することができる。
すなわち、本発明の実施形態における「駅」には、鉄道の駅と、路線バスの停留所と、高速道路および有料道路のインターチェンジと、を含む。そして、「基準駅から駅までの移動に要する料金」には、「基準となる鉄道の駅から、鉄道のある駅までの移動に要する料金」と、「基準となる停留所からある停留所までの移動に要するバス料金」と、「基準となるインターチェンジからあるインターチェンジまでの移動に要する高速道路料金」と、を含む。
B10.変形例10:
サーバ150の地図データベース156内に格納されている画像データとしての地図画像データは、ラスタデータとして保持されていてもよいし、ベクトルデータとして保持されていてもよい。ユーザが携帯する端末装置としての携帯電話200に送信される地図画像データも、ラスタデータであってもよいし、ベクトルデータであってもよい。さらに、地図データベース156内の地図画像データと、端末装置に送信される地図画像データは、いずれか一方をベクトルデータとし、他方をラスタデータとすることもできる。
B11.変形例11:
上記実施形態では、GPSを利用する態様について説明したが、現在位置の情報の生成は、GLONASS(Global Navigation Satellite System)、Galile oなどのGPS以外の他の衛星測位システム(Satellite Navigation System)、言い換えれば、世界的航法衛星システム(GNSS:Global Navigation System)によってもよい。また、たとえば、移動端末における位置情報の生成は、携帯電話の基地局のみに基づいて、行ってもよい。そのような態様においては、移動端末は、世界的航法衛星システムの受信装置を備えない態様とすることができる。さらに、移動端末において位置情報を生成する構成要素は、複数の方式、たとえば、衛星測位システムを利用した方式と、携帯電話の基地局を利用する方式を併用する態様とすることもできる。
すなわち、移動端末において位置情報を生成する構成要素は、現在位置の情報を特定できるものであれば、どのような原理に基づくもの、どのような機関が運営するシステムを利用するものであってもよい。
B12.変形例12:
上記実施形態においては、地図表示システムは、その構成要素として、地図サーバ150と、時刻表サーバ170と、携帯電話200と、を含む。しかし、ユーザが携帯し、GPSユニットを備える携帯端末に、地図サーバ150や時刻表サーバ170など、他の構成要素の機能を備える態様とすることもできる。また、地図サーバ150と時刻表サーバ170とは、同じサーバであってもよい。上記実施形態において携帯電話200として例示した携帯端末は、いわゆるフィーチャーフォンやスマートフォンであってもよく、電話機能を備えない機器としての、PDA(Personal Data Assistant)や、他のコンピュータなどとすることもできる。すなわち、携帯端末は、ユーザが携帯でき、現在位置を特定することができる装置であればよい。
すなわち、地図表示装置としての地図表示システムは、その各構成要素が一つの筐体内に収納されている一つの装置であってもよい。また、地図表示システムは、その構成要素が、互いにデータ通信回線で結ばれている2以上の装置として構成されるものとすることもできる。経路データを生成する機能、特定領域を選択する機能などの各機能については、各装置に1以上の任意の機能を割り当てることができる。そして、各機能は、それぞれ一つの装置で実現されてもよく、2以上の装置が協働して実現してもよい。なお、2以上の構成要素が通信回線で結ばれている態様においては、ユーザに対して情報を出力する出力部は、ユーザに携帯されるものであることが好ましい。
B13.変形例13:
上記実施形態において、ハードウェアによって実現されていた構成の一部をソフトウェアに置き換えるようにしてもよく、逆に、ソフトウェアによって実現されていた構成の一部をハードウェアに置き換えるようにしてもよい。例えば、アプリケーションソフトウェアの機能の一部を制御回路が実行するようにすることもできる。
このような機能を実現するコンピュータプログラムは、磁気ディスクやCD−ROM等の、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録された形態で提供される。ホストコンピュータは、その記録媒体からコンピュータプログラムを読み取って内部記憶装置または外部記憶装置に転送する。あるいは、通信経路を介してプログラム供給装置からホストコンピュータにコンピュータプログラムを供給するようにしてもよい。コンピュータプログラムの機能を実現する時には、内部記憶装置に格納されたコンピュータプログラムがホストコンピュータのマイクロプロセッサによって実行される。また、記録媒体に記録されたコンピュータプログラムをホストコンピュータが直接実行するようにしてもよい。
この明細書において、ホストコンピュータとは、ハードウェア装置とオペレーションシステムとを含む概念であり、オペレーションシステムの制御の下で動作するハードウェア装置を意味している。コンピュータプログラムは、このようなホストコンピュータに、上述の各部の機能を実現させる。なお、上述の機能の一部は、アプリケーションプログラムでなく、オペレーションシステムによって実現されていても良い。
なお、この発明において、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスクやCD−ROMのような携帯型の記録媒体に限らず、各種のRAMやROM等のコンピュータ内の内部記憶装置や、ハードディスク等のコンピュータに固定されている外部記憶装置も含んでいる。
B14.変形例14:
上記実施形態においては、地図サーバ150の制御部154は、ステップS140aにおいて、所要時間・料金データを生成し、携帯電話200に送信している。そして、携帯電話200の主制御部210は、ステップS240aにおいて、表示パネル202に表示した図4に示す乗換地図上に所要時間・料金データを重畳表示するようにしている。しかし、以下のような態様とすることも可能である。すなわち、地図サーバ150の制御部154は、ステップS140aにおいて、ステップS110aで作成されている乗換地図の上に、基準駅の表示と、ステップS130aで選択された駅の表示と、それらの駅についての基準駅からの所要時間と料金とを示す表示と、を表示した新たな乗換地図の地図データを生成し、携帯電話200に送信する。そして、携帯電話200の主制御部210は、ステップS240aにおいて、地図サーバ150から受信した地図データを基に、図5に示す乗換地図を表示パネル202に表示する。
同様に、基準駅と、目的駅と、基準駅を出発する車両の発車時刻と、目的駅に到着する車両の到着時刻と、を含む表示(図6のDt10参照)についても、上記実施形態の様に、地図サーバ150においてスケジュール表示用データを生成して、携帯電話200がスケジュール表示用データに基づいて、上記表示を行う態様(図3のS160a,S270a参照)以外に、以下のような態様とすることもできる。すなわち、地図サーバ150の制御部154は、ステップS160aにおいて、上記処理で作成されている所要時間と料金の表示を含む乗換地図の上に、基準駅と、目的駅と、基準駅を出発する車両の発車時刻と、目的駅に到着する車両の到着時刻と、を含む表示を表示した新たな乗換地図の地図データを生成し、携帯電話200に送信する。そして、携帯電話200の主制御部210は、ステップS270aにおいて、地図サーバ150から受信した地図データを基に、図6に示す乗換地図を表示パネル202に表示する。
B15.変形例15:
上記実施形態においては、ユーザは、タッチパネル206aを操作して、乗換地図上で基準駅を指定している。しかし、以下の方法で基準駅を指定することも可能である。例えば、自宅最寄駅、会社最寄駅等の出発駅を予め携帯電話200に登録しておき、その登録した駅のアイコンを携帯電話200の表示パネル202上に表示する。そして、表示パネル202上に表示された登録駅のアイコンがユーザにより選択された場合に、その駅を基準駅として指定する。これにより、表示パネル202上に表示された登録駅のアイコンがユーザにより選択された場合に、その選択された駅を基準駅とし、乗換地図上に表示された各駅に対し、基準駅からの所要時間の情報と、基準駅からの料金の情報と、を表示することができる。
例えば、自宅最寄駅を登録した場合は、自宅アイコンを携帯電話200の表示パネル202上に表示する。そして、表示パネル202上に表示された自宅アイコンがユーザにより選択された場合に、自宅最寄駅を基準駅とし、乗換地図上に表示された各駅に対し、基準駅からの所要時間の情報と、基準駅からの料金の情報と、を表示する。また、会社最寄駅を登録した場合は、会社アイコンを携帯電話200の表示パネル202上に表示する。そして、表示パネル202上に表示された会社アイコンがユーザにより選択された場合に、会社最寄駅を基準駅とし、乗換地図上に表示された各駅に対し、基準駅からの所要時間の情報と、基準駅からの料金の情報と、を表示する。これにより、携帯電話200に予め登録した基準駅を基に、乗換地図上に表示された各駅に対し、基準駅からの所要時間の情報と、基準駅からの料金の情報と、を表示するようにすることができる。
B16.変形例16:
上記実施形態においては、図5に示すように、乗換地図上に表示された各駅に対し、基準駅からの所要時間の情報と、基準駅からの料金の情報と、を表示するようにしている。しかし、定期券を考慮した以下のような態様とすることもできる。すなわち、ユーザが定期券で使用する路線の区間を携帯電話200等に登録する。携帯電話200の主制御部210は、定期券アイコンを携帯電話200の表示パネル202上に表示する。そして、表示パネル202上に表示された定期券アイコンがユーザにより選択された場合に、定期券で使用する路線の区間の料金を除いた各駅までの料金の情報を表示する。例えば、定期券で使用する路線の区間が『品川駅-東京駅』区間とする。基準駅が品川駅とし、乗換地図上に表示された上野駅までの料金の情報を表示する場合は、品川駅から東京駅までの区間を除き、東京駅から上野駅までの料金の情報を表示する。これにより、定期券で使用する区間の料金を除いた料金の情報を乗換地図上に表示することができる。
B17.変形例17:
上記実施形態においては、地図サーバ150は、地図データベース156から取得した地図画像に対し、表示駅データベース159から取得した路線や駅を表す画像を重畳して、乗換地図のデータを作成している。しかし、他の方法で乗換地図を表示することもできる。地図データベース156が保持している地図データは、地図上に表示すべき対象(河や湖、道路、信号、建物、路線、駅など)について、表示の優先度または優先順位を保持している。そして、優先度(優先順位)の高い対象は、優先度が低い対象が地図上に表示されていない状態であっても、地図上に表示され得る。すなわち、地図上には、所定の基準に対して高い優先度を有する対象物が表示され、低い優先度を有する対象物は表示されない。そのような態様において、地図サーバ150は、地図データベース156から取得した地図画像に含まれる路線や駅の情報の表示優先順位を高め、地図画像上にその路線や駅の情報を重畳した乗換地図のデータを作成するようにしても良い。これにより、図4に示すように、路線や駅の情報が重畳された乗換地図を携帯電話200の表示パネル202に表示することができる。
本発明は、上述の実施形態や実施例、変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、実施例、変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
150…地図サーバ
152…通信部
154…制御部
155…記憶部
156…地図データベース
157…所要時間データベース
158…料金データベース
159…表示駅データベース
159a…優先度データベース
170…時刻表サーバ
172…通信部
174…制御部
175…記憶部
176…時刻表データベース
200…携帯電話
201…GPSユニット
202…表示パネル
203…音声出力部
204…振動機構
205…通信部
206…入力部
206a…タッチパネル
206b…カーソルキー
209…時計部
210…主制御部
211…CPU
212…RAM
213…ROM
220…通話制御部
D01…ピンボタン
D02…現在地ボタン
Ds0,Dt20…基準駅の表示
Ds1〜Ds6,Ds21〜Ds33…基準駅以外の駅の表示
Dt1〜Dt6,Dt21〜Dt33…基準駅以外の駅の所要時間および料金の表示
Dt10…乗換スケジュールを含む表示
INT…インターネット
M0a〜M3a…乗換地図の例
PP…ユーザからの情報によって特定された地点
Sc…拡縮ボタン

Claims (8)

  1. 地図表示装置であって、
    情報を入力されることができる入力部と、
    画像を表示することができる出力部と、
    前記入力部から入力された情報に基づいて前記出力部を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記入力された情報に基づいて決定される領域の地図を、前記領域に含まれる地下鉄を含む路線の表示および前記路線に含まれる少なくとも一部の駅の表示とともに、前記出力部に表示させることができる、地図表示装置。
  2. 請求項1記載の地図表示装置であって、
    前記制御部は、
    前記領域の地図を、前記出力部に表示させるとともに、
    前記少なくとも一部の駅を表す第1種の表示と対応づけられ、前記入力された情報に基づいて決定される基準駅から前記駅までの所要時間と、前記基準駅から前記駅までの移動に要する料金と、の少なくとも一方を含む第2種の表示と、
    を前記地図内に表示させることができる、地図表示装置。
  3. 請求項2記載の地図表示装置であって、
    前記制御部は、前記領域内で分岐する路線が存在する場合に、前記領域に含まれる駅であって、前記分岐する路線の複数の枝の路線にそれぞれ含まれる駅について、前記第1種の表示と前記第2種の表示とを表示することができる、地図表示装置。
  4. 請求項2または3記載の地図表示装置であって、
    前記制御部は、各駅の表示の優先度を格納する優先度データベースに基づいて、前記優先度の高いものから選択された、あらかじめ定められた数以下の数の駅について、前記第1種の表示と前記第2種の表示とを表示する、地図表示装置。
  5. 請求項2または3記載の地図表示装置であって、
    前記制御部は、縮尺に応じてあらかじめ定められた表示すべき駅の情報を格納する表示駅データベースと、前記出力部に表示している地図の縮尺と、に基づいて決定された駅について、前記第1種の表示と前記第2種の表示とを表示する、地図表示装置。
  6. 請求項2から5にいずれか1項に記載の地図表示装置であって、
    前記制御部は、前記入力部を介して入力された情報に基づいて地点を決定し、前記地点に最も近い駅を、前記基準駅として決定する、地図表示装置。
  7. 地図表示装置において地図を表示する地図表示方法であって、
    (a)地図表示装置が情報を入力される工程と、
    (b)前記入力された情報に基づいて前記地図表示装置が地図を表示する工程と、を備え、
    前記工程(b)は、
    前記入力された情報に基づいて決定される領域の地図を、前記領域に含まれる地下鉄を含む路線の表示および前記路線に含まれる少なくとも一部の駅の表示とともに、表示する工程である、地図表示方法。
  8. 地図表示装置において地図を表示させるためのコンピュータプログラムであって、
    (a)地図表示装置が情報を入力される機能と、
    (b)前記入力された情報に基づいて前記地図表示装置が地図を表示する機能と、を前記地図表示装置において実現することができ、
    前記地図を表示する機能は、
    前記入力された情報に基づいて決定される領域の地図を、前記領域に含まれる地下鉄を含む路線の表示および前記路線に含まれる少なくとも一部の駅の表示とともに、表示する機能を含む、コンピュータプログラム。
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