JP2017116674A - 照明装置及びプロジェクター - Google Patents

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Koichi Akiyama
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Abstract

【課題】照明光の色分離を簡便に行うことができる、照明装置及びプロジェクターを提供する。【解決手段】第1の色の第1の光を射出する第1の発光部と、該第1の色とは異なる第2の色の第2の光を射出する第2の発光部と、を備えた第1の発光ユニットを有する光源装置と、第1の光と第2の光とが入射する第1のコリメーターレンズを有するコリメート光学系と、を備え、第1の光と第2の光とは、第1のコリメーターレンズから互いに異なる方向に射出される照明装置に関する。【選択図】図2

Description

本発明は、照明装置及びプロジェクターに関するものである。
光源装置から射出した白色光を赤色光、緑色光及び青色光に分離する色分離光学系として2枚のダイクロイックミラーを用いたプロジェクターが知られている(例えば、下記特許文献1参照)。
また、白色光を射出する発光装置として、赤色半導体レーザー素子、緑色半導体レーザー素子及び青色半導体レーザー素子を用いたものが知られている(例えば、下記特許文献2参照)。
特開2003−149734号公報 特開2010−278098号公報
ところで、上記発光装置をプロジェクター用の光源装置として用いた場合も、色分離光学系として2枚のダイクロイックミラーが必要となるので、構成が複雑化するといった問題が生じる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、照明光の色分離を簡便に行うことができる、照明装置及びプロジェクターを提供することを目的とする。
本発明の第1態様に従えば、第1の色の第1の光を射出する第1の発光部と、該第1の色とは異なる第2の色の第2の光を射出する第2の発光部と、を備えた第1の発光ユニットを有する光源装置と、前記第1の光と前記第2の光とが入射する第1のコリメーターレンズを有するコリメート光学系と、を備え、前記第1の光と前記第2の光とは、前記第1のコリメーターレンズから互いに異なる方向に射出される照明装置が提供される。
第1態様に係る照明装置によれば、コリメーターレンズを色分離光学系として利用するので、ダイクロイックミラーを用いた色分離光学系が不要となる。よって、照明光の色分離を簡便な構成で行うことができる。
上記第1態様において、前記光源装置は、前記第1の色の第3の光を射出する第3の発光部と、前記第2の色の第4の光を射出する第4の発光部と、を備えた第2の発光ユニットを更に備え、前記コリメート光学系は、前記第3の光と前記第4の光とが入射する第2のコリメーターレンズを更に備え、前記第1の光と前記第3の光とは、前記コリメート光学系から第1の方向に射出され、前記第2の光と前記第4の光とは、前記コリメート光学系から第2の方向に射出されるように、前記第1の発光ユニットと前記第2の発光ユニットと前記第1のコリメーターレンズと前記第2のコリメーターレンズとが構成されているのが好ましい。
この構成によれば、第1の発光ユニット及び第2の発光ユニットから射出した光それぞれの色分離をすることができる。
上記第1態様において、前記第1の発光ユニットにおける前記第1の発光部と前記第2の発光部との位置関係は、前記第2の発光ユニットにおける前記第3の発光部と前記第4の発光部との位置関係と同じであるのが好ましい。
この構成によれば、第1の発光ユニット及び第2の発光ユニットから射出した光それぞれの色分離をすることができる。
上記第1態様において、前記第1の発光ユニットと前記第1のコリメーターレンズとの相対関係は、前記第2の発光ユニットと前記第2のコリメーターレンズとの相対関係と同じであるのが好ましい。
この構成によれば、互いに同じ色の第1の光と第3の光とを互いに同じ方向に進行させ、互いに同じ色の第2の光と第4の光とを互いに同じ方向に進行させることができる。
上記第1態様において、前記コリメート光学系から射出された前記第1の色の光が入射する第1の光均一化素子と、前記コリメート光学系から射出された前記第2の色の光が入射する第2の光均一化素子と、をさらに備えるのが好ましい。
この構成によれば、各色の光の照度分布を均一化することができる。
上記第1態様において、前記第1の光均一化素子及び前記第2の光均一化素子各々は、回折素子で構成されているのが好ましい。
この構成によれば、回折素子を用いることで各色の光の照度分布を簡便に均一化することができる。
本発明の第2態様に従えば、上記第1態様に係る照明装置と、前記照明装置からの光を画像情報に応じて変調することにより画像光を形成する光変調装置と、前記画像光を投射する投射光学系と、を備えるプロジェクターが提供される。
第2態様に係るプロジェクターは上記第1態様に係る照明装置を備えるので、装置構成を小型化することができる。
本実施形態に係るプロジェクターの概略構成を示す図。 照明装置の要部構成を示した図。 コリメーターレンズによる光の射出方向を示した図。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下の説明で用いる図面は、特徴をわかりやすくするために、便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
まず、本実施形態に係るプロジェクターの一例について説明する。
図1は、本実施形態に係るプロジェクターの概略構成を示す図である。
図1に示すように、本実施形態のプロジェクター1は、スクリーンSCR上にカラー映像を表示する投射型画像表示装置である。プロジェクター1は、照明装置2と、光均一化光学系3R,光均一化光学系3G,光均一化光学系3Bと、光変調装置4R,光変調装置4G,光変調装置4Bと、合成光学系5と、投射光学系6と、を備えている。
図2は、照明装置2の要部構成を示した図である。
図2に示すように、照明装置2は、光源装置2Aと、コリメーターレンズアレイ22と、を含む。
光源装置2Aは、複数の発光ユニット20を有する。コリメーターレンズアレイ22は、複数の発光ユニット20の配列に対応してアレイ状に配列された複数のコリメーターレンズ22aで構成されている。
各発光ユニット20は、半導体レーザー20R、半導体レーザー20G及び半導体レーザー20Bを有する。本実施形態において、半導体レーザー20R、半導体レーザー20G及び半導体レーザー20Bはパッケージ化されている。
半導体レーザー20Rは、例えば600〜650nmの波長域にピーク波長を有する赤色の赤色光LRを射出する。
半導体レーザー20Gは、例えば500〜560nmの波長域にピーク波長を有する緑色の緑色光LGを射出する。
半導体レーザー20Bは、例えば440〜480nmの波長域にピーク波長を有する青色の青色光LBを射出する。
本実施形態において、一つの発光ユニット20は、赤色光LR、緑色光LG及び青色光LBを含む白色の光を対応するコリメーターレンズ22aに向けて射出する。
以下、図1、2における複数の発光ユニット20のいずれか1つを発光ユニット120と称し、別の発光ユニット20を発光ユニット220と称す。また、発光ユニット120に対応するコリメーターレンズ22aをコリメーターレンズ122aと称し、発光ユニット220に対応するコリメーターレンズ22aをコリメーターレンズ222aと称す。
発光ユニット120は特許請求の範囲の「第1の発光ユニット」に相当し、発光ユニット220は特許請求の範囲の「第2の発光ユニット」に相当し、コリメーターレンズ122aは特許請求の範囲の「第1のコリメーターレンズ」に相当し、コリメーターレンズ222aは特許請求の範囲の「第2のコリメーターレンズ」に相当する。
本実施形態において、発光ユニット120における各半導体レーザー20R,20G,20Bの位置関係は、発光ユニット220における各半導体レーザー20R,20G,20Bの位置関係と同じである。
つまり、発光ユニット120と発光ユニット220の各々において、半導体レーザー20R、半導体レーザー20G及び半導体レーザー20Bは規則的に並んで配置されている。本実施形態において、コリメーターレンズ22aの光軸方向から平面視した場合において、半導体レーザー20R、半導体レーザー20G及び半導体レーザー20Bは図2の左側から右側に向かって順に配列されている。
また、本実施形態において、発光ユニット120とコリメーターレンズ122aとの相対関係は、発光ユニット220とコリメーターレンズ222aとの相対関係と同じである。
つまり、発光ユニット120において、半導体レーザー20Gの光射出口はコリメーターレンズ122aの焦点位置に配置されている。発光ユニット220において、半導体レーザー20Gの光射出口はコリメーターレンズ222aの焦点位置に配置されている。また、発光ユニット120において、半導体レーザー20Rの光射出口及び半導体レーザー20Bの光射出口はコリメーターレンズ122aの焦点面上に配置されている。発光ユニット220において、半導体レーザー20Rの光射出口及び半導体レーザー20Bの光射出口はコリメーターレンズ222aの焦点面上に配置されている。ここで、コリメーターレンズ122aの焦点面とは、コリメーターレンズ122aの光軸に直交する面であり、且つ、レンズの焦点を含む面である。コリメーターレンズ222aの焦点面とは、コリメーターレンズ222aの光軸に直交する面であり、且つ、レンズの焦点を含む面である。
図3はコリメーターレンズ122a,222aによる光の射出方向を示した図である。
図3に示すように、発光ユニット120の半導体レーザー20Gはコリメーターレンズ122aの焦点位置M1に配置されているため、該半導体レーザー20Gから射出された緑色光LGはコリメーターレンズ122aにより平行化されて光軸ax1と平行な方向に射出される。
本実施形態において、発光ユニット120の半導体レーザー20Gは特許請求の範囲の「第1の発光部」に相当し、緑色光LGは特許請求の範囲の「第1の色の第1の光」に相当し、光軸ax1と平行な方向は「第1の方向」に相当する。
また、発光ユニット120の半導体レーザー20Rはコリメーターレンズ122aの焦点面Mに配置されているため、該半導体レーザー20Rから射出された赤色光LRは、コリメーターレンズ122aにより平行光に変換され、光軸ax1から徐々に離間する方向D1に射出される。
また、発光ユニット120の半導体レーザー20Bは、コリメーターレンズ122aの焦点面Mのうち焦点位置M1を挟んで上記半導体レーザー20Rと反対側に配置されている。そのため、半導体レーザー20Bから射出された青色光LBは、コリメーターレンズ122aにより平行光に変換され、上記方向D1とは異なる方向であって、且つ光軸ax1から徐々に離間する方向D2に射出される。
本実施形態において、発光ユニット120の半導体レーザー20Rは特許請求の範囲の「第2の発光部」に相当し、赤色光LRは特許請求の範囲の「第2の色の第2の光」に相当し、上記方向D1は特許請求の範囲の「第1の方向とは異なる第2の方向」に相当する。
また、図3に示すように、発光ユニット220の半導体レーザー20Gはコリメーターレンズ222aの焦点位置M1に配置されているため、該半導体レーザー20Gから射出された緑色光LGはコリメーターレンズ222aにより平行化されて光軸ax1と平行な方向に射出される。
本実施形態において、発光ユニット220の半導体レーザー20Gは特許請求の範囲の「第3の発光部」に相当し、緑色光LGは特許請求の範囲の「第1の色の第3の光」に相当する。
また、発光ユニット220の半導体レーザー20Rはコリメーターレンズ222aの焦点面Mに配置されているため、該半導体レーザー20Rから射出された赤色光LRは、コリメーターレンズ222aにより平行光に変換され、光軸ax1から徐々に離間する上記方向D1に射出される。
また、発光ユニット220の半導体レーザー20Bは、コリメーターレンズ222aの焦点面Mのうち焦点位置M1を挟んで上記半導体レーザー20Rと反対側に配置されている。そのため、半導体レーザー20Bから射出された青色光LBは、コリメーターレンズ222aにより平行光に変換され、上記方向D2に射出される。
本実施形態において、発光ユニット220の半導体レーザー20Rは特許請求の範囲の「第4の発光部」に相当し、赤色光LRは特許請求の範囲の「第2の色の第4の光」に相当する。
本実施形態によれば、発光ユニット120,220からの緑色光LGがコリメーターレンズアレイ22から光軸ax1と平行な方向に射出され、発光ユニット120,220からの2本の赤色光LRがコリメーターレンズアレイ22から方向D1に射出され、発光ユニット120,220からの2本の青色光LBがコリメーターレンズアレイ22から方向D2に射出される。
本実施形態によれば、各発光ユニット20において、対応するコリメーターレンズに対する半導体レーザー20R,20G,20B各々の位置関係を調整することで、複数のコリメーターレンズから射出された複数の色光の進行方向を色毎に異ならせることができる。本実施形態においては、いずれの発光ユニット20においても、コリメーターレンズに対する半導体レーザー20R,20G,20B各々の位置関係が同じである。そのため、コリメーターレンズアレイ22は色分離光学系として機能する。
図1に示すように、各発光ユニット20から射出された緑色光LGは、対応するコリメーターレンズ22aの光軸ax1と平行な方向に進行し、光均一化光学系3Gに入射する。一方、各発光ユニット20から射出された赤色光LRは、対応するコリメーターレンズ22aから上記方向D1に進み、光均一化光学系3Rに入射する。各発光ユニット20から射出された青色光LBは、対応するコリメーターレンズ22aから上記方向D2に進み、光均一化光学系3Bに入射する。
光均一化光学系3Gは、照明装置2から射出された緑色光LGを光変調装置4Gへと導くものである。光均一化光学系3Gは光均一化素子13Gを含む。
本実施形態において、光均一化素子13Gは、例えば、計算機合成ホログラム(CGH:Computer Generated Hologram)等の回折素子から構成される。
緑色光LGのうち1次回折光を光変調装置4Gに入射させるように、光均一化素子13G及び光変調装置4Gの位置が決定されている。
光均一化素子13Gは、配光分布が全体として矩形状を為すと共に、この配光分布のアスペクト比(縦横比)が被照明領域(光変調装置4Gの画像形成領域)のアスペクト比(縦横比)と一致するような回折光分布を生成する。
これにより、光均一化素子13Gは、被照明領域である矩形状をなす光変調装置4Gの画像形成領域における輝度分布(照度分布)を均一化することが可能となっている。
光均一化光学系3Rは、照明装置2から射出された赤色光LRを光変調装置4Rへと導くものである。光均一化光学系3Rは、光均一化素子13Rと、第1の全反射ミラー14Rとを含む。
光均一化素子13Rは、上記CGHから構成される。第1の全反射ミラー14Rは、赤色光LRの光路中に配置されて、光均一化素子13Rを透過した赤色光LRを光変調装置4Rに向けて反射する。
赤色光LRのうち1次回折光を光変調装置4Rに入射させるように、光均一化素子13R及び第1の全反射ミラー14Rと光変調装置4Rとの位置が決定されている。
光均一化素子13Rは、配光分布が全体として矩形状を為すと共に、この配光分布のアスペクト比(縦横比)が被照明領域(光変調装置4Rの画像形成領域)のアスペクト比(縦横比)と一致するような回折光分布を生成する。
これにより、光均一化素子13Rは、被照明領域である矩形状をなす光変調装置4Rの画像形成領域における輝度分布(照度分布)を均一化することが可能となっている。
光均一化光学系3Bは、照明装置2から射出された青色光LBを光変調装置4Bへと導くものである。光均一化光学系3Bは、光均一化素子13Bと、第2の全反射ミラー14Bとを含む。
光均一化素子13Bは、上記CGHから構成される。第2の全反射ミラー14Bは、青色光LBの光路中に配置されて、光均一化素子13Bを透過した青色光LBを光変調装置4Bに向けて反射する。
青色光LBのうち1次回折光を光変調装置4Bに入射させるように、光均一化素子13B及び第2の全反射ミラー14Bと光変調装置4Bとの位置が決定されている。
光均一化素子13Bは、配光分布が全体として矩形状を為すと共に、この配光分布のアスペクト比(縦横比)が被照明領域(光変調装置4Bの画像形成領域)のアスペクト比(縦横比)と一致するような回折光分布を生成する。
これにより、光均一化素子13Bは、被照明領域である矩形状をなす光変調装置4Bの画像形成領域における輝度分布(照度分布)を均一化することが可能となっている。
光変調装置4Rは、赤色光LRを画像情報に応じて変調し、赤色光LRに対応した画像光を形成する。光変調装置4Gは、緑色光LGを画像情報に応じて変調し、緑色光LGに対応した画像光を形成する。光変調装置4Bは、青色光LBを画像情報に応じて変調し、青色光LBに対応した画像光を形成する。
光変調装置4R,光変調装置4G,光変調装置4Bには、例えば透過型の液晶パネルが用いられている。また、液晶パネルの入射側及び射出側各々には、偏光板(図示せず。)が配置されている。
また、光変調装置4R,光変調装置4G,光変調装置4Bの入射側には、それぞれフィールドレンズ10R,フィールドレンズ10G,フィールドレンズ10Bが配置されている。フィールドレンズ10R,フィールドレンズ10G,フィールドレンズ10Bは、光変調装置4R,光変調装置4G,光変調装置4Bそれぞれに入射する赤色光LR,緑色光LG,青色光LBそれぞれを平行化する。
合成光学系5には、光変調装置4R,光変調装置4G,光変調装置4Bからの画像光が入射する。合成光学系5は、各々が赤色光LR,緑色光LG,青色光LBに対応した画像光を合成し、この合成された画像光を投射光学系6に向けて射出する。合成光学系5には、例えばクロスダイクロイックプリズムが用いられている。
投射光学系6は、投射レンズ群からなり、合成光学系5により合成された画像光をスクリーンSCRに向けて拡大投射する。これにより、スクリーンSCR上には、拡大されたカラー映像が表示される。
本実施形態の照明装置2によれば、発光ユニット20に対応して設けられたコリメーターレンズ22aを色分離光学系として利用するため、ダイクロイックミラーを用いた色分離光学系が不要となる。ダイクロイックミラーを用いた色分離光学系において、白色光を赤色光、青色光及び緑色光に分離するには、ダイクロイックミラーが2枚必要となる。本実施形態によれば、ダイクロイックミラーが不要となるので、コストを抑えつつ、照明光の色分離を簡便な構成で行うことができる。
また、回折素子からなる光均一化素子13R,13G,13Bを備えるため、被照明領域である光変調装置4R,4G,4Bにおける輝度分布(照度分布)を簡便に均一化することができる。
また、本実施形態のプロジェクター1によれば、ダイクロイックミラーを用いた色分離光学系を不要とする上記照明装置2を備えるため、小型化することができる。
なお、本発明は上記実施形態の内容に限定されることはなく、発明の主旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態において、半導体レーザー20R、20G、20Bをパッケージ化する場合を例に挙げたが、本発明はこれに限定されず、例えば、各コリメーターレンズに対して複数の半導体レーザーを規則的に配置した構成を採用しても良い。
また、上記実施形態では、光源装置2Aにおける発光部として半導体レーザーを用いる場合を例に挙げたが、LED(発光ダイオード)を用いてもよい。なお、発光部としてLEDを用いる場合、光均一化光学系としては上述のように回折素子の代わりに、レンズインテグレータ及び重畳レンズ、或いはロッドインテグレータを用いればよい。
また、上記実施形態では、光源装置2Aが発光ユニット20を複数有する場合を例に挙げたが、本発明はこれに限定されず、1個の発光ユニット20のみから構成されていても良い。この場合、コリメーターレンズ22aも1個でよい。
また、上記実施形態では、3つの光変調装置4R,4G,4Bを備えるプロジェクター1を例示したが、1つの光変調装置でカラー映像を表示するプロジェクターに適用することも可能である。さらに、光変調装置としては、上述した液晶パネルに限らず、例えばデジタルミラーデバイスなどを用いることもできる。
また、上記実施形態では本発明による照明装置をプロジェクターに搭載した例を示したが、これに限られない。本発明による照明装置は、照明器具や自動車のヘッドライト等にも適用することができる。
1…プロジェクター、2…照明装置、2A…光源装置、3R,3G,3B…光均一化光学系、4R,4G,4B…光変調装置、6…投射光学系、13R,13G,13B…光均一化素子、20…発光ユニット、22…コリメーターレンズアレイ、22a…コリメーターレンズ、22a1…コリメーターレンズ(第1のコリメーターレンズ)、22a2…コリメーターレンズ(第2のコリメーターレンズ)、120…発光ユニット(第1の発光ユニット)、220…発光ユニット(第2の発光ユニット)。

Claims (7)

  1. 第1の色の第1の光を射出する第1の発光部と、該第1の色とは異なる第2の色の第2の光を射出する第2の発光部と、を備えた第1の発光ユニットを有する光源装置と、
    前記第1の光と前記第2の光とが入射する第1のコリメーターレンズを有するコリメート光学系と、を備え、
    前記第1の光と前記第2の光とは、前記第1のコリメーターレンズから互いに異なる方向に射出される
    照明装置。
  2. 前記光源装置は、前記第1の色の第3の光を射出する第3の発光部と、前記第2の色の第4の光を射出する第4の発光部と、を備えた第2の発光ユニットを更に備え、
    前記コリメート光学系は、前記第3の光と前記第4の光とが入射する第2のコリメーターレンズを更に備え、
    前記第1の光と前記第3の光とは、前記コリメート光学系から第1の方向に射出され、前記第2の光と前記第4の光とは、前記コリメート光学系から第2の方向に射出されるように、前記第1の発光ユニットと前記第2の発光ユニットと前記第1のコリメーターレンズと前記第2のコリメーターレンズとが構成されている
    請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記第1の発光ユニットにおける前記第1の発光部と前記第2の発光部との位置関係は、前記第2の発光ユニットにおける前記第3の発光部と前記第4の発光部との位置関係と同じである
    請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記第1の発光ユニットと前記第1のコリメーターレンズとの相対関係は、前記第2の発光ユニットと前記第2のコリメーターレンズとの相対関係と同じである
    請求項2又は3に記載の照明装置。
  5. 前記コリメート光学系から射出された前記第1の色の光が入射する第1の光均一化素子と、
    前記コリメート光学系から射出された前記第2の色の光が入射する第2の光均一化素子と、
    をさらに備える
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載の照明装置。
  6. 前記第1の光均一化素子及び前記第2の光均一化素子各々は、回折素子で構成されている
    請求項5に記載の照明装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の照明装置と、
    前記照明装置からの光を画像情報に応じて変調することにより画像光を形成する光変調装置と、
    前記画像光を投射する投射光学系と、を備える
    プロジェクター。
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