JP2017115509A - 耐火天井構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】梁の耐火被覆に欠損が生じ難い耐火天井構造を提供する。【解決手段】耐火天井構造は、玄関ポーチ壁12と鉄骨梁2と天井板(軒天板)3とを備えており、上記鉄骨梁2が耐火材4によって被覆されている。上記玄関ポーチ壁12は、フレーム12aを備えている。上記天井板3を取り付けるための取付構造部5は、上記フレーム12aにおける上フレーム部の上面側(玄関ポーチ壁12の上端面部)で支持されている。この取付構造部5は、上記天井板3が固定される天井下地材51と、この天井下地材51に連結され、当該天井下地材51を上記玄関ポーチ壁12の上記上端面部に固定する天井下地固定材52と、上記玄関ポーチ壁12の外壁面材12dの上面上に位置し、上記天井下地材51に固定される天井見切受け部材53と、からなる。【選択図】図1

Description

この発明は、耐火材が建物の天井裏の梁に被覆される耐火天井構造に関する。
特許文献1には、鉄骨梁に耐火被覆材を設けるとともに、下フランジに下地支持具を取り付け、この下地支持具によって天井下地材を支持する耐火天井構造が開示されている。
特開昭63−134737号公報
しかしながら、上記従来の耐火天井構造では、天井下地材を支持する下地支持具が鉄骨梁で支持されるため、この鉄骨梁の耐火被覆に欠損が生じがちとなり、建物の耐火性能が低下するおそれがあった。
この発明は、上記の事情に鑑み、梁の耐火被覆に欠損が生じ難い耐火天井構造を提供する。
この発明の耐火天井構造は、上記の課題を解決するために、壁体と梁と天井板とを備えており、上記梁が耐火材によって被覆される耐火天井構造において、上記天井板を取り付けるための取付構造部が、上記壁体の上端面部で支持されていることを特徴とする。
上記の構成であれば、上記天井板を取り付けるための取付構造部が上記壁体で支持されるため、梁を用いた支持が不要であり、梁の耐火被覆に欠損を生じ難くすることができる。また、上記取付構造部が上記壁体の上端面部で支持されるので、上記壁体の上端よりも上方に上記天井板を位置させることが容易になり、より高い天井を実現することができる。
上記取付構造部は、天井板が固定される天井下地材と、この天井下地材に連結され、当該天井下地材を上記壁体の上端面部に固定する天井下地固定部材と、上記天井板の縁に設けられる天井見切と、からなっていてもよい。
上記取付構造部は、上記天井見切を受けるとともに上記天井下地材に固定される天井見切受け部材を備えており、上記天井見切受け部材には、上記壁体の壁面材の上面から当該壁体の内部側に垂下する垂下片が形成されていてもよい。これによれば、上記天井見切を上記壁体の壁面材で受けない構造とすることができる。また、上記壁体の内部の部材を上記垂下片によって押さえること等が可能になる。
また、この発明の耐火天井構造は、壁体と梁と天井板とを備えており、上記梁が耐火材によって被覆される耐火天井構造において、上記天井板を取り付けるための取付構造部が、上記壁体の上部の側面部の壁面材の無い部位で支持されていることを特徴とする。
上記の構成であれば、上記天井板を取り付けるための取付構造部が上記壁体で支持されるため、梁を用いた支持が不要であり、梁の耐火被覆に欠損を生じ難くすることができる。また、上記の上部の壁面材の無い側面部で上記取付構造部が支持されるので、上記壁面材自体に上記天井板の支持荷重が加わるのを極力低減できることになる。
上記壁体は、金属フレームに壁面材を設けてなり、上記取付構造部が上記金属フレームで支持されていてもよい。これによれば、上記取付構造部を壁面材で支持するよりも、より頑丈に上記金属フレームによって天井板を支持することができる。
また、この発明の耐火天井構造は、壁体と梁と天井板とを備えており、上記梁が耐火材によって被覆される耐火天井構造において、上記天井板を取り付けるための取付構造部が、上記壁体に形成されている通気層に挿入されて係止される係止部によって上記壁体の上端面部で支持されていることを特徴とする。
上記の構成であれば、上記天井板を取り付けるための取付構造部が上記壁体で支持されるため、梁を用いた支持が不要であり、梁の耐火被覆に欠損を生じ難くすることができる。また、上記係止部を上記通気層に挿入することで上記取付構造部の装着が可能になるので、施工性を向上することができる。また、上記取付構造部が上記壁体の上端面部で支持されるので、上記壁体の上端よりも上方に上記天井板を位置させることが容易になり、より高い天井を実現することができる。
上記梁の直下に上記壁体が設けられており、上記梁と上記壁体の上部との間に空間部が形成されていてもよい。これによれば、上記空間部を利用して上記取付構造部が設けられる構造とすることができる。
本発明であれば、天井裏の梁の耐火被覆に欠損を生じ難くできるという効果を奏する。
本発明の実施形態に係る耐火天井構造を示した説明図である。 図1の耐火天井構造で用いられている天井下地固定材を示した図であって、同図(A)は側面図、同(B)は同図(A)のA矢視の図、同(C)は同図(A)の時計回り90度回転状態の側面図、同(D)は同図(C)のA矢視の図である。 図1の耐火天井構造で用いられている天井見切受け部材を示した図であって、同図(A)は側面図、同(B)は同図(A)のA矢視の図、同(C)は同図(A)の時計回り90度回転状態の側面図、同(D)は同図(C)のA矢視の図、同図(E)は同図(A)の拡大図である。 本発明の他の実施形態に係る耐火天井構造を示した説明図である。 図4の耐火天井構造で用いられている天井下地固定材を示した図であって、同図(A)は平面図、同(B)は側面図同(C)は正面図である。 本発明の他の実施形態に係る耐火天井構造を示した説明図である。 図6の耐火天井構造で用いられている天井下地固定材を拡大して示した側面図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示すように、この実施形態にかかる耐火天井構造は、壁体1と鉄骨梁2と天井板(軒天板)3とを備えており、上記鉄骨梁2が耐火材4によって被覆されている。上記耐火材4は、例えば、耐熱ロックウールからなる柔軟性を有する巻き付け可能な耐火被覆材からなる。
上記壁体1は、例えば、外壁11と玄関ポーチ壁12とからなる。上記外壁11と上記玄関ポーチ壁12は、ボルト・ナット13aによって固定金具13に固定されている。また、上記鉄骨梁2は、例えば、H形鋼からなり、その下フランジ21に上記固定金具13の上部がボルト・ナット13bによって固定されている。
上記玄関ポーチ壁12は、上記鉄骨梁2の真下に空間をおいて位置している。また、上記玄関ポーチ壁12は、断面略コ字形状の4個の金属製材を四角枠状に連結してなるフレーム12aを備えており、このフレーム12aに上記ボルト・ナット13aが固定されている。また、上記玄関ポーチ壁12は、上記ボルト・ナット13aが設けられる面側と反対の面側に設けられたグラスウールボード12bと、このグラスウールボード12bとの間に通気層12cを形成して設けられた外壁面材12dとを備えている。
上記天井板3を取り付けるための取付構造部5は、上記フレーム12aにおける上フレーム部の上面側(玄関ポーチ壁12の上端面部)で支持されている。この取付構造部5は、上記天井板3が固定される天井下地材51と、この天井下地材51に連結され、当該天井下地材51を上記玄関ポーチ壁12の上記上端面部に固定する天井下地固定材52と、上記玄関ポーチ壁12の外壁面材12dの上面上に位置し、上記天井下地材51に固定される天井見切受け部材53と、からなる。
上記天井下地材51は、吊り木51aと野縁51bとからなる。これら吊り木51aと野縁51bとは相互に固定されている。
上記天井下地固定材52は、図2にも示すように、例えば910mmの長さに形成されており、水平に配置される水平板部52aと、この水平板部52aの一端側において所定間隔で立ち上げ形成された幅50mm程度の立上部52bと、上記立上部52bの上部両側において折り曲げ形成された2枚の固定板部52cとからなる。上記2枚の固定板部52cの間隔は上記吊り木51aが入る幅とされる。
上記2枚の固定板部52cには、それぞれ貫通孔52dが形成されており、この貫通孔52dからビス501を上記吊り木51aの側面に打ち込むことで、上記吊り木51aが上記固定板部52cで支持される。また、上記水平板部52aの所定箇所には貫通長孔52eが設けられている。この貫通長孔52eから例えばボルト14をねじ込むことにより、上記水平板部52aが上記フレーム12aにおける上フレーム部の上面側に固定される。なお、上記ボルト14がねじ込まれる専用のナットが溶接等により上記上フレーム部に固定されていてもよいし、外壁吊り上げのフックボルト用に上記上フレーム部に既設されているナットに上記ボルト14をねじ込むようにしてもよい。
上記天井見切受け部材53は、上記外壁面材12dの上側で上記天井見切6を受ける。また、上記天井見切受け部材53は、図3にも示すように、例えば910mmの長さに形成されており、水平に配置される第1水平板部53aと、この第1水平板部53aの一端側から立ち上がる立上部53bと、上記立上部53bの上端部において水平方向に折り曲げ形成された第2水平板部53cと、上記第1水平板部53aの他端側から垂下する垂下片53dとからなる。上記第2水平板部53cには、貫通孔53eが形成されている。また、上記第1水平板部53aの下面には、例えば、発泡ゴムからなるシール材53fが貼付されている。
上記第1水平板部53aは、上記玄関ポーチ壁12の外壁面材12dの上面に位置する。上記シール材53fは、上記第1水平板部53aの下面と上記外壁面材12dの上面との間をシールする。上記第2水平板部53cは、上記吊り木51aの下面側に位置し、上記貫通孔53eから釘を上記吊り木51aの下面に打ち込むことで、上記吊り木51aに上記第2水平板部53cが固定される。また、上記立上部53bは、上記天井見切6を受ける受け面となる。また、上記垂下片53dは上記通気層12cに入り込み、上記グラスウールボード12bの上端に接触する。
上記天井見切6は、上側部61と、下側部62と、これら面部を繋ぐ繋ぎ部63とからなる。上記上側部61は、上記野縁51bの下面にビス等によって固定される。上記繋ぎ部63は、上記天井見切受け部材53の立上部53bに当たるように設けられる。上記繋ぎ部63と上記立上部53bとの間には、例えば発泡ゴムからなるシール材を介在させている。また、上記上側部61と上記下側部62との間に上記天井板3の縁が差し込まれる。上記天井板3は、上記野縁51bの下面にビス等によって固定される。
上記の構成であれば、上記天井板3を取り付けるための取付構造部5が上記玄関ポーチ壁12で支持されるため、鉄骨梁2を用いた支持が不要であり、この鉄骨梁2の耐火被覆に欠損を生じ難くすることができる。また、上記取付構造部5が上記玄関ポーチ壁12の上端面部に設けられているので、上記玄関ポーチ壁12の上端よりも上方に上記天井板3を位置させることが容易になり、より高い天井を実現することができる。
上記取付構造部5が、上記天井下地材51と、上記天井下地固定材52と、上記天井見切受け部材53とからなる構造であれば、上記天井見切6を上記玄関ポーチ壁12の外壁面材12dで受けるのではなく、上記天井見切受け部材53で受けることができる。
上記玄関ポーチ壁12のフレーム12aのフレーム部で上記取付構造部5が支持されていると、上記取付構造部5を上記外壁面材12dで支持するよりも、より頑丈に上記フレーム12aによって天井板3を支持することができる。
上記天井見切受け部材53に上記垂下片53dが形成されていると、上記玄関ポーチ壁12の内部の部材(例えば、グラスウールボード12b)を上記垂下片53dによって押さえることが可能になる。また、上記垂下片53dが上記玄関ポーチ壁12の内部の部材に接することで、天井見切受け部材53の位置決めが行えるとともに、上記天井見切6で押されても天井見切受け部材53の位置がずれるのを防止することができる。
図4に他の実施形態の耐火天井構造を示す。この耐火天井構造では、上記天井板3を取り付けるための取付構造部7は、天井下地材71と、この天井下地材71を上記玄関ポーチ壁12のフレーム12aの上部フレーム部の側面部に固定する天井下地固定材72とからなる。すなわち、上記取付構造部7は、上記玄関ポーチ壁12の上部の外壁面材12dの無い側面部で支持される。
上記天井下地材71は、吊り木71aと野縁71bとからなる。これら吊り木71aと野縁71bとは相互に固定されている。
上記天井下地固定材72は、図5にも示すように、スペース形成部721と、下地固定部722とを有する。上記スペース形成部721は、板部721aと、この板部721aから突出形成された4個の先鋭突出部721bとからなり、この先鋭突出部721bを上記玄関ポーチ壁12の上部フレームの側面部に接触させることで、上部フレームの側面部と上記板部721aとの間にスペースが形成され、上記グラスウールボード12bの潰れを回避している。上記板部721aには貫通孔721cが形成されている。この貫通孔721cから挿通したドリルビス73を上記玄関ポーチ壁12の上部フレームの側面部にねじ込むことで、当該天井下地固定材72が上記上部フレームの側面部で支持される。
上記スペース形成部721が上記上部フレームの側面部に固定された状態で上記下地固定部722が天井裏側に突出するようになっている。また、この状態で上記下地固定部722に形成されている2個の貫通孔722aが縦に並ぶ。上記貫通孔722aからビス等を上記吊り木71aの側面に打ち込むことで、上記吊り木71aが上記下地固定部722に固定される。
上記天井見切6の上側部61は上記野縁71bの下面にビス等によって固定される。上記繋ぎ部63は上記玄関ポーチ壁12の外壁面材12dに当たるように設けられる。上記繋ぎ部63と上記外壁面材12dとの間には、例えば発泡ゴムからなるシール材を介在させている。また、上記上側部61と上記下側部62との間に、上記天井板3の縁が差し込まれる。上記天井板3は、ビス等によって上記野縁71bの下面に固定される。
このように、上記取付構造部7が、上記玄関ポーチ壁12の側面部に固定された構造でも、上記鉄骨梁2の耐火被覆に欠損を生じ難くすることができる。また、上記玄関ポーチ壁12の上部の外壁面材12dの無い側面部で上記取付構造部7が支持されるので、上記外壁面材12d自体に上記天井板3の支持荷重が加わるのを極力低減できることになる。また、上記玄関ポーチ壁12のフレーム12aのフレーム部で上記取付構造部7が支持されると、上記外壁面材12dで支持するよりも、より頑丈に上記フレーム12aによって天井板3を支持することができる。
なお、上記取付構造部7が上記外壁面材12dの無い側面部で支持されるとは、上記取付構造部7が上記外壁面材12dを介して支持されないことをいう。このような構造は、上記取付構造部7が上記フレーム12aによって支持される構造の他、例えば、上記フレーム12aに固定された下地板に上記取付構造部7をビス留め支持する構造などがある。
図6に他の実施形態の耐火天井構造を示す。この耐火天井構造では、上記天井板3を取り付けるための取付構造部8は、天井下地材81と、この天井下地材81を上記玄関ポーチ壁12の上端面部で支持する天井下地固定材82とからなる。上記天井下地材81は、吊り木を備えず、野縁により構成されている。
上記天井下地固定材82は、図7にも示すように、例えば910mmの長さの本体部821の縁部に幅30mm程度の係止部822が所定間隔で形成されてなる。この係止部822は、弾性を有するバネ鋼等からなり、上記玄関ポーチ壁12に形成されている通気層12cに上側から挿入されて係止される。
上記係止部822は、上記本体部821に固定される固定部822aと、この固定部822aから垂下される第1垂下部822bと、この第1垂下部822bの端側で水平に曲げられており、上記通気層12cの厚さと略同じ長さを有する水平板部822cと、この水平板部822cから垂下される第2垂下部822dと、この第2垂下部822dの端側で斜めに曲げられており、水平長さが上記通気層12cの厚さと略同じである斜め板部822eと、この斜め板部822eの端側で斜め上方に曲げられており、上記通気層12cに挿入された装着状態では、上記グラスウールボード12bに接触して鉛直に立ち上がることができる立ち上げ部822fと、この立ち上げ部822fの端側で曲げられており、上記装着状態では、水平に位置して上記固定部822a上に重なる重ね部822gと、からなる。
上記本体部821は、上記固定部822aが固定される第1水平部821aと、この第1水平部821aの端側で鉛直に立ち上げられた第1鉛直部821bと、この第1鉛直部821bの端側で水平に曲げられた第2水平部821cと、この第2水平部821cの端側で鉛直に立ち上げられた第2鉛直部821dと、からなる。上記第1水平部821aの下面には、例えば発泡ゴムからなるシール材821eが設けられている。このシール材821eは、上記第1水平部821aの下面と上記外壁面材12dの上面との間をシールする。
上記第1鉛直部821bには、上記天井見切6の上記繋ぎ部63が当たる。上記繋ぎ部63と上記第1鉛直部821bとの間には、例えば発泡ゴムからなるシール材を介在させている。上記第2水平部821cの下面側には、上記天井見切6の上記上側部61がビス等によって固定される。上記第2鉛直部821dは、上記天井下地材81にビス等によって固定される。上記天井下地材81の下面には、ビス等によって天井板3が固定される。
このような構造であれば、上記玄関ポーチ壁12の上側から上記天井下地固定材82を押し込み、上記係止部822を上記通気層12cに挿入することができる。そして、このような係止部822の上記通気層12cへの挿入によって上記取付構造部8(上記天井下地固定材82)が装着されるので、施工性を向上することができる。また、上記取付構造部8が上記玄関ポーチ壁12の上端面部で支持されるので、上記玄関ポーチ壁12の上端よりも上方に上記天井板3を位置させることが容易になり、より高い天井を実現することができる。
なお、上記係止部822の例えば第2垂下部822dに反し部(爪部)を形成しておき、上記係止部822の上方移動に対して、上記反し部が上記外壁面材12dの裏面に引っ掛かるようにしておくと、上記係止部822の浮き上がりを防止することができる。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
1 :壁体
2 :鉄骨梁
3 :天井板
4 :耐火材
5 :取付構造部
6 :天井見切
7 :取付構造部
8 :取付構造部
11 :外壁
12 :玄関ポーチ壁
12a :フレーム
12b :グラスウールボード
12c :通気層
12d :外壁面材
13 :固定金具
13a :ナット
13b :ナット
14 :ボルト
21 :下フランジ
51 :天井下地材
51a :吊り木
51b :野縁
52 :天井下地固定材
52a :水平板部
52b :立上部
52c :固定板部
52d :貫通孔
52e :貫通長孔
53 :天井見切受け部材
53a :第1水平板部
53b :立上部
53c :第2水平板部
53d :垂下片
53e :貫通孔
53f :シール材
61 :上側部
62 :下側部
63 :繋ぎ部
71 :天井下地材
71a :吊り木
71b :野縁
72 :天井下地固定材
73 :ドリルビス
81 :天井下地材
82 :天井下地固定材
501 :ビス
721 :スペース形成部
721a :板部
721b :先鋭突出部
721c :貫通孔
722 :下地固定部
722a :貫通孔
821 :本体部
821a :第1水平部
821b :第1鉛直部
821c :第2水平部
821d :第2鉛直部
821e :シール材
822 :係止部
822a :固定部
822b :第1垂下部
822c :水平板部
822d :第2垂下部
822e :斜め板部
822f :立ち上げ部
822g :重ね部

Claims (7)

  1. 壁体と梁と天井板とを備えており、上記梁が耐火材によって被覆される耐火天井構造において、上記天井板を取り付けるための取付構造部が、上記壁体の上端面部で支持されていることを特徴とする耐火天井構造。
  2. 請求項1に記載の耐火天井構造において、上記取付構造部は、天井板が固定される天井下地材と、この天井下地材に連結され、当該天井下地材を上記壁体の上端面部に固定する天井下地固定部材と、上記天井板の縁に設けられる天井見切と、からなることを特徴とする耐火天井構造。
  3. 請求項2に記載の耐火天井構造において、上記取付構造部は、上記天井見切を受けるとともに上記天井下地材に固定される天井見切受け部材を備えており、上記天井見切受け部材には、上記壁体の壁面材の上面から当該壁体の内部側に垂下する垂下片が形成されていることを特徴とする耐火天井構造。
  4. 壁体と梁と天井板とを備えており、上記梁が耐火材によって被覆される耐火天井構造において、上記天井板を取り付けるための取付構造部が、上記壁体の上部の側面部の壁面材の無い部位で支持されていることを特徴とする耐火天井構造。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の耐火天井構造において、上記壁体は、金属フレームに壁面材を設けてなり、上記取付構造部が上記金属フレームで支持されていることを特徴とする耐火天井構造。
  6. 壁体と梁と天井板とを備えており、上記梁が耐火材によって被覆される耐火天井構造において、上記天井板を取り付けるための取付構造部が、上記壁体に形成されている通気層に挿入されて係止される係止部によって上記壁体の上端面部で支持されていることを特徴とする耐火天井構造。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の耐火天井構造において、上記梁の直下に上記壁体が設けられており、上記梁と上記壁体の上部との間に空間部が形成されていることを特徴とする耐火天井構造。
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