JP2017115358A - Small-sized hydraulic excavator - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、作業装置との重量バランスをとるための標準ウエイトと追加ウエイトとを備えた小型の油圧ショベルに関する。 The present invention relates to a small hydraulic excavator provided with a standard weight and an additional weight for balancing the weight with a work device.
一般に、油圧ショベルは、自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体の前側に俯仰動可能に設けられた作業装置とにより大略構成されている。そして、上部旋回体は、支持構造体を形成する旋回フレームを有し、該旋回フレームの後部側には、作業装置との重量バランスをとるためのウエイトが搭載されている。 Generally, a hydraulic excavator is composed of a self-propelled lower traveling body, an upper revolving body that is turnably mounted on the lower traveling body, and a working device that is provided on the front side of the upper revolving body so as to be able to move up and down. It is roughly structured. The upper revolving structure has a revolving frame that forms a support structure, and a weight for balancing the weight with the work device is mounted on the rear side of the revolving frame.
この種の油圧ショベルにおいては、機械質量やバケット容量等によって多数のサイズの機種を展開しているため、機種のサイズに合わせて作業装置とバランスの取れる重量の標準ウエイトを各機種専用で設定している。また、油圧ショベルは、標準装備された作業装置よりも重量の重い他の作業装置に取り替える場合には、油圧ショベルの重心のバランスをとるために標準のウエイトに追加のウエイトを取り付ける構成としている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
Since this type of hydraulic excavator is available in many sizes depending on the machine mass, bucket capacity, etc., a standard weight with a weight that can be balanced with the work equipment is set for each model according to the size of the model. ing. In addition, when exchanging the hydraulic excavator with another working device that is heavier than the standard working device, an additional weight is attached to the standard weight in order to balance the center of gravity of the hydraulic excavator ( For example, see
ところで、上述した特許文献1による油圧ショベルは、重量の小さい下位機種から重量の大きい上位機種へとウエイト仕様を変更する場合に、標準ウエイトを上位機種用のものに変更してからでないと追加ウエイトを取付けることができないという問題がある。また、特許文献2による油圧ショベルは、追加ウエイトを標準ウエイト上に積み重ねて上位機種の重量とバランスをとっているが、レイアウトスペースの狭い小型の油圧ショベル(ミニショベル)では、標準ウエイトの上部にキャノピ等の建屋が取付けられるため、ウエイトを積み重ねることが困難になるという問題がある。
By the way, the hydraulic excavator according to
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、各種の部品を設置するためのレイアウトスペースが狭い機種でも、異なる機種間で共通の追加ウエイトを容易に着脱できるようにした小型の油圧ショベルを提供することにある。 The present invention has been made in view of the above-described problems of the prior art, and an object of the present invention is to easily attach and detach additional weights common to different models even in a model having a small layout space for installing various components. An object of the present invention is to provide a small hydraulic excavator.
本発明による小型の油圧ショベルは、自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に設けられた上部旋回体と、該上部旋回体の前部側に設けられた作業装置とからなり、前記上部旋回体は、支持構造体をなし後部側にウエイト取付部材を有する旋回フレームと、前記ウエイト取付部材に取り付けられ後面が円弧状の凸曲面となったブロック体からなる標準ウエイトと、該標準ウエイトの後面に必要に応じて取り付けられる少なくとも1個の追加ウエイトとを備えている。 A small hydraulic excavator according to the present invention includes a self-propelled lower traveling body, an upper revolving body that is turnable on the lower traveling body, and a working device that is provided on the front side of the upper revolving body. The upper revolving body comprises a revolving frame having a support structure and a weight attaching member on the rear side, and a standard weight comprising a block body attached to the weight attaching member and having a rear surface having an arcuate convex curved surface. And at least one additional weight attached to the rear surface of the standard weight as needed.
そして、上述した課題を解決するために、本発明は、前記追加ウエイトは、前記標準ウエイトの後面に対面し該後面と同曲率の凹曲面となった前面と、該前面よりも後側に位置して前記前面と同曲率の凸曲面となった後面とからなるブロック体として形成されており、前記追加ウエイトの前記前面のうち前記追加ウエイトの左右方向の中心から左右方向に離間した位置に前記標準ウエイト側に向けて突出する突部が設けられており、前記追加ウエイトの前記後面のうち前記追加ウエイトの左右方向および上下方向の中心を対称中心として前記突部と点対称となる位置に前記標準ウエイト側に向けて凹陥する追加ウエイト側凹部が設けられており、前記標準ウエイトの後面には、前記追加ウエイトを前記標準ウエイトに取付けたときに、前記追加ウエイトの前記突部が係合する標準ウエイト側凹部が設けられていることを特徴としている。 And in order to solve the above-mentioned problem, the present invention is characterized in that the additional weight faces the rear surface of the standard weight and has a concave surface with the same curvature as the rear surface, and is positioned rearward of the front surface. Is formed as a block body composed of a rear surface having a convex surface with the same curvature as the front surface, and the front surface of the additional weight is spaced apart from the center in the left-right direction of the additional weight in the left-right direction. A protrusion projecting toward the standard weight side is provided, and the position of the rear surface of the additional weight that is point-symmetric with the protrusion with the center of the additional weight in the horizontal direction and the vertical direction as the center of symmetry is provided. An additional weight side recess that is recessed toward the standard weight side is provided, and the additional weight is attached to the rear surface of the standard weight when the additional weight is attached to the standard weight. The projection of the weight is characterized by a standard weight-side recess engaging is provided.
本発明によれば、各種の部品を設置するためのレイアウトスペースが狭い機種でも、異なる機種間で共通の追加ウエイトを容易に着脱することができる。 According to the present invention, it is possible to easily attach and detach an additional weight common to different models even in a model having a small layout space for installing various components.
以下、本発明の実施の形態による小型の油圧ショベルについて、添付図面に従って詳細に説明する。 Hereinafter, a small hydraulic excavator according to an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
図1ないし図13は、本発明の第1の実施の形態を示している。図1において、キャノピ仕様の油圧ショベル1は、狭い作業現場での作業に適したミニショベルと呼ばれる小型の油圧ショベルである。ここで、小型の油圧ショベル1は、建物の内部の解体作業、街路地等の狭い場所での掘削作業に用いられるため、例えば機械質量(総重量)が0.7〜8トン程度までに抑えられている。
1 to 13 show a first embodiment of the present invention. In FIG. 1, a canopy-spec
そして、油圧ショベル1は、自走可能な下部走行体2と、該下部走行体2上に旋回可能に設けられた上部旋回体3と、該上部旋回体3の前後方向の前側に設けられ土砂の掘削作業等を行う作業装置4とにより大略構成されている。
The
ここで、上部旋回体3は、下部走行体2の車幅とほぼ等しい左右方向の幅寸法を有し、上方から見てほぼ円形状に形成されている。これにより、油圧ショベル1は、上部旋回体3が下部走行体2上で旋回中心O(図3参照)を中心として旋回したときに、後述する標準ウエイト13、追加ウエイト19の後面がほぼ下部走行体2の車幅内に収まる後方超小旋回型の油圧ショベルとして構成されている。
Here, the upper turning body 3 has a width dimension in the left-right direction that is substantially equal to the vehicle width of the lower traveling
そして、上部旋回体3は、後述の旋回フレーム5、運転席8、エンジン11、標準ウエイト13、追加ウエイト19、キャノピ26等により構成されている。
The upper swing body 3 includes a
旋回フレーム5は、上部旋回体3の下側に位置し、上部旋回体3の支持構造体を構成している。この旋回フレーム5は、図2に示す如く、左右方向の中間部を前後方向に延びた平板状の底板5Aと、該底板5Aの上面側に左右方向に離間して略V字状に立設された左縦板5B,右縦板5Cと、該各縦板5B,5Cの前端部に設けられ、作業装置4を支持する支持ブラケット5Dと、例えばパイプ材等を湾曲させることにより前記底板5Aの外側を取囲む円弧状に形成された左サイドフレーム5E,右サイドフレーム5Fと、底板5Aの後部側に位置するウエイト取付部材6等により大略構成されている。
The revolving
ウエイト取付部材6は、図11に示すように、旋回フレーム5の後端側に位置して設けられている。このウエイト取付部材6は、各縦板5B,5Cの後端側から左右方向に延びる厚肉な長方形の板体からなり、後述するカウンタウエイト12の標準ウエイト13が取り付けられるものである。ここで、ウエイト取付部材6は、旋回フレーム5の後端側であって底板5A上に溶接等により固着され、上下方向に延びる長方形の3個の取付座6A,6B,6Cを有している。そして、各取付座6A〜6Cには、後述する標準ウエイト用ボルト挿通孔15A,15B,15Cと対向する3個のボルト挿通孔6A1,6B1,6C1が前後方向に貫通して設けられている。また、各取付座6A〜6Cの前面側には、各ボルト挿通孔6A1〜6C1と同軸に3個のナット7が溶接されている(図12参照)。
As shown in FIG. 11, the
運転席8は、旋回フレーム5の中央部に位置して配設されている。この運転席8はオペレータが着席するものである。そして、運転席8の前側には、オペレータによって操作される走行レバー・ペダル9が配置され、運転席8の左右両側には、オペレータによって操作される作業レバー10が配置されている。また、運転席8の上側には後述のキャノピ26が設けられている。
The driver's seat 8 is disposed at the center of the
エンジン11は、後述する標準ウエイト13の前側に位置して、旋回フレーム5の後部側に搭載されて設けられている(図1参照)。このエンジン11は、旋回フレーム5上に左右方向に延びる横置き状態で搭載されている。エンジン11は、油圧ポンプを駆動することにより、作動油タンクに貯溜された作動油を圧油として油圧ショベル1に搭載された油圧アクチュエータへと吐出するものである(いずれも図示せず)。
The
次に、本発明の特徴部分となる第1の実施の形態によるカウンタウエイト12の構成について詳細に述べる。このカウンタウエイト12は、後述の標準ウエイト13、または標準ウエイト13と追加ウエイト19とによって構成されている。
Next, the configuration of the
標準ウエイト13は、エンジン11等の後側に位置して旋回フレーム5の後端側にウエイト取付部材6を介して取付けられている。この標準ウエイト13は、鋳造によって成形された鋳造物からなり、作業装置4との重量バランスをとるものである。ここで、図4、図5に示すように、標準ウエイト13は全体として略四角形状のブロック体からなり、標準ウエイト13の後面13Aは、左右方向の中央部が後側に突出するように円弧状の凸曲面となっている。図3に示すように、この標準ウエイト13の後面13Aの曲率は、例えば旋回中心Oまたは旋回中心Oの近傍を中心とした曲率半径R1として設定されている。また、標準ウエイト13の左右方向の中央部には、矩形状をなす点検口14が設けられている。作業者は、この点検口14を通じてエンジン11、油圧ポンプ等の搭載機器に対する保守、点検作業を行なうようになっている。
The
標準ウエイト用ボルト挿通孔15A,15B,15Cは、点検口14よりも下側に位置してそれぞれ設けられている。各標準ウエイト用ボルト挿通孔15A〜15Cは、後述の標準ウエイト用ボルト16が挿通され、標準ウエイト13は、標準ウエイト用ボルト16を用いて旋回フレーム5のウエイト取付部材6に取付けられるものである。従って、標準ウエイト用ボルト挿通孔15A〜15Cは、ウエイト取付部材6のボルト挿通孔6A1〜6C1に対向する位置に、これらと同軸となるように配置されている。また、標準ウエイト用ボルト挿通孔15A〜15Cは、左右方向に離間して標準ウエイト13の左側位置と中央位置と右側位置とにそれぞれ同一水平面上に設けられている。
Standard weight bolt insertion holes 15 </ b> A, 15 </ b> B, and 15 </ b> C are provided below the
この場合、標準ウエイト用ボルト挿通孔15Aと標準ウエイト用ボルト挿通孔15Bとの間の距離は、標準ウエイト用ボルト挿通孔15Cと標準ウエイト用ボルト挿通孔15Bとの間の距離に対して、等しい距離となっている。具体的には、標準ウエイト13の左右方向の中心線をX−Xとすると、この標準ウエイト13の中心線X−X(標準ウエイト用ボルト挿通孔15Bの中心線と重なる線)と標準ウエイト用ボルト挿通孔15Aの中心線との間の距離は寸法Eに設定され、標準ウエイト13の中心線X−Xと標準ウエイト用ボルト挿通孔15Cの中心線との間の距離は、寸法Eと等しい寸法Fに設定されている。
In this case, the distance between the standard weight
ここで、標準ウエイト用ボルト挿通孔15Aは、図4に示すように、標準ウエイト13の後面13Aから厚さ方向の中間位置まで延びる大径挿通孔部15A1と、該大径挿通孔部15A1の前側から標準ウエイト13の前面まで貫通した小径挿通孔部15A2とにより段付貫通孔として構成されている。また、標準ウエイト用ボルト挿通孔15B,15Cも、標準ウエイト用ボルト挿通孔15Aと同様に、大径挿通孔部15B1,15C1と、小径挿通孔部15B2,15C2とにより構成されている。
Here, as shown in FIG. 4, the standard weight
そして、標準ウエイト用ボルト16を、標準ウエイト用ボルト挿通孔15A〜15Cに挿通すると共に、ウエイト取付部材6のボルト挿通孔6A1〜6C1に挿通し、ナット7に螺着する。これにより、標準ウエイト13は、3本の標準ウエイト用ボルト16を用いてウエイト取付部材6に締着されている。この場合、図12、図13に示すように、標準ウエイト用ボルト16のボルト軸16Aは、標準ウエイト用ボルト挿通孔15Aの小径挿通孔部15A2に挿通され、標準ウエイト用ボルト16のボルト頭16Bは、標準ウエイト用ボルト挿通孔15Aの大径挿通孔部15A1内に収容される。また、他の2本の標準ウエイト用ボルト16も、これと同様に標準ウエイト用ボルト挿通孔15B,15Cに挿通され、ナット7に螺着される。
Then, the
標準ウエイト側凹部17A,17Bは、標準ウエイト13の後面13Aで点検口14よりも下側に位置して、標準ウエイト用ボルト挿通孔15A〜15Cと同一水平面上にそれぞれ設けられている。具体的には、標準ウエイト側凹部17Aは、標準ウエイト用ボルト挿通孔15Aと標準ウエイト用ボルト挿通孔15Bとの間に位置して設けられている。また、標準ウエイト側凹部17Bは、標準ウエイト用ボルト挿通孔15Cの右側に離間して設けられている。ここで、標準ウエイト13の中心線X−Xと標準ウエイト側凹部17Aの中心線との間の距離は寸法Aに設定され、標準ウエイト13の中心線X−Xと標準ウエイト側凹部17Bの中心線との間の距離は寸法Bに設定されている(図4参照)。
The standard weight side recesses 17A and 17B are located below the
標準ウエイト側凹部17A,17Bは、標準ウエイト13の後面13Aから前方に向けて凹状に窪んで、上下方向の一端が円弧状となり、他端が方形状となった凹陥部として形成されている(図4、図5参照)。この標準ウエイト側凹部17A,17Bには、後述の追加ウエイト19を標準ウエイト13に取付けたときに、追加ウエイト19の突部20A,20Bが係合するものである。
The standard weight side recesses 17A and 17B are formed as recesses that are recessed forward from the
追加ウエイト用ボルト締着孔18A,18Bは、標準ウエイト側凹部17A,17Bと対応する位置にそれぞれ設けられている。この追加ウエイト用ボルト締着孔18A,18Bは、内周側に雌ねじが螺設され標準ウエイト側凹部17A,17Bの前側に鋳込まれたねじ座からなり、後述の追加ウエイト用ボルト22が締着するものである。この場合、追加ウエイト用ボルト締着孔18A,18Bは、標準ウエイト側凹部17A,17Bの略中央に位置して、標準ウエイト側凹部17A,17Bの前側から標準ウエイト13の前面に向かうねじ孔を構成している(図4、図5参照)。
The additional weight
追加ウエイト19は、図6に示すように、標準ウエイト13の点検口14の下側に位置して、標準ウエイト13の後面13Aに着脱可能に設けられている。追加ウエイト19は、鋳造によって一体成形された鋳造物からなり、標準ウエイト13の後面13Aに当接するように円弧状に湾曲して形成されている。この追加ウエイト19は、標準ウエイト13の下側に追加ウエイト用ボルト22を用いて取り付けられている。これにより、上部旋回体3の重心位置を下げ、油圧ショベル1の安定性を向上することができる構成となっている。追加ウエイト19は、例えば重量の小さい下位機種から重量の大きい上位機種へとウエイト仕様を変更する場合に、必要に応じて標準ウエイト13に追加して取り付けるものである。また、追加ウエイト19は、例えばバケットを用いた掘削作業に代えて、グラップルを用いた解体作業を行う場合などの作業装置4による作業形態に応じて標準ウエイト13に追加して取り付けるものである。
As shown in FIG. 6, the
ここで、追加ウエイト19は、標準ウエイト13の後面13Aに対面して後面13Aと同曲率の凹曲面となった前面19Aと、前面19Aよりも後側に位置して前面19Aと同曲率の凸曲面となった後面19Bとからなる湾曲状のブロック体として形成されている。具体的には、図12に示すように、追加ウエイト19の前面19Aの曲率は曲率半径R2として設定され、追加ウエイト19の後面19Bの曲率は曲率半径R2と等しい曲率半径R3として設定されている。そして、標準ウエイト13の後面13Aの曲率半径R1と、追加ウエイト19の前面19Aおよび後面19Bの曲率半径R2,R3とは、それぞれ等しい値に設定されている(R1=R2=R3)。これにより、追加ウエイト19の前面19Aは、標準ウエイト13の後面13Aに対して重なるように取付けられる。
Here, the
突部20A,20Bは、追加ウエイト19の前面19Aに位置して、追加ウエイト19の左右方向の中心から左右方向に離間して、それぞれ同一水平面上に設けられている。この場合、突部20A,20Bは、追加ウエイト19の左右方向の両側で標準ウエイト13の各標準ウエイト側凹部17A,17Bに対応する位置に、それぞれ配置されている。この突部20A,20Bは、標準ウエイト13の標準ウエイト側凹部17A,17Bの形状に対応して形成され、追加ウエイト19の前面19Aから標準ウエイト13側に突出して設けられている。言い換えれば、突部20A,20Bは、上下方向の一端が円弧状となり、他端が方形状となった突起体をなして設けられている。
The
ここで、図8に示すように、追加ウエイト19の左右方向の中心線をY−Yとすると、この追加ウエイト19の中心線Y−Y(後述の標準ウエイト用ボルト抜き差し孔23Bの中心線と重なる線)と突部20Aの中心線との間の距離は寸法Aに設定され、追加ウエイト19の中心線Y−Yと突部20Bの中心線との間の距離は寸法Bに設定されている。これにより、突部20A,20Bと追加ウエイト19の中心線Y−Yとの間の各距離は、標準ウエイト側凹部17A,17Bと標準ウエイト13の中心線X−Xとの間の各距離とそれぞれ等しいので、突部20A,20Bを標準ウエイト側凹部17A,17Bにそれぞれ係合することができる。
Here, as shown in FIG. 8, if the center line in the left-right direction of the
追加ウエイト用ボルト挿通孔21A,21Bは、突部20A,20Bに対応する位置で、追加ウエイト19を前後方向(厚さ方向)に貫通して設けられている。言い換えれば、追加ウエイト用ボルト挿通孔21A,21Bは、標準ウエイト13の各追加ウエイト用ボルト締着孔18A,18Bに対向する位置に、これらと同軸となるように配置されている。そして、追加ウエイト用ボルト挿通孔21A,21Bは、左右方向に離間して、追加ウエイト19の左側位置と右側位置とにそれぞれ同一水平面上に設けられている。
The additional weight
ここで、図8に示すように、追加ウエイト用ボルト挿通孔21Aは、追加ウエイト19の後面19Bから厚さ方向の中間位置まで延びる大径挿通孔部21A1と、該大径挿通孔部21A1の前側から追加ウエイト19の突部20Aの前面まで貫通した小径挿通孔部21A2とにより段付貫通孔として構成されている。また、追加ウエイト用ボルト挿通孔21Bも追加ウエイト用ボルト挿通孔21Aと同様に、大径挿通孔部21B1と小径挿通孔部21B2とにより構成されている。
Here, as shown in FIG. 8, the additional weight
そして、標準ウエイト13の後面13Aに追加ウエイト19の前面19Aを当接させた状態で、追加ウエイト用ボルト22を、追加ウエイト用ボルト挿通孔21A,21Bに挿通し、標準ウエイト13に設けた追加ウエイト用ボルト締着孔18A,18Bに螺着する(図12参照)。これにより、追加ウエイト19は、2本の追加ウエイト用ボルト22を用いて標準ウエイト13に固着されている。この場合、図12、図13に示すように、追加ウエイト用ボルト22のボルト軸22Aは、追加ウエイト用ボルト挿通孔21Aの小径挿通孔部21A2に挿通され、追加ウエイト用ボルト22のボルト頭22Bは、追加ウエイト用ボルト挿通孔21Aの大径挿通孔部21A1内に収容される。また、他方の追加ウエイト用ボルト22も、これと同様に追加ウエイト用ボルト挿通孔21Bに挿通される。
Then, with the
標準ウエイト用ボルト抜き差し孔23A,23B,23Cは、標準ウエイト13に設けられた各標準ウエイト用ボルト挿通孔15A,15B,15Cと対向する位置に、これらと同軸となるように配置されている。そして、標準ウエイト用ボルト抜き差し孔23A〜23Cは、左右方向に離間して追加ウエイト19の左側位置と中央位置と右側位置とにそれぞれ同一水平面上に設けられている。
The standard weight
ここで、各標準ウエイト用ボルト抜き差し孔23A〜23Cは、例えば、標準ウエイト用ボルト16の締め付け作業に用いられるソケットレンチ等の工具が遊挿される孔径を有し、追加ウエイト19の厚さ方向に貫通している。また、図8に示すように、追加ウエイト19の中心線Y−Yと標準ウエイト用ボルト抜き差し孔23Aの中心線との間の距離は寸法Eに設定され、追加ウエイト19の中心線Y−Yと標準ウエイト用ボルト抜き差し孔23Cの中心線との間の距離は寸法Fに設定されている。即ち、標準ウエイト用ボルト抜き差し孔23A〜23Cと追加ウエイト19の中心線Y−Yとの間の各距離は、標準ウエイト13の標準ウエイト用ボルト挿通孔15A〜15Cと標準ウエイト13の中心線X−Xとの間の各距離とそれぞれ等しく設定されている。
Here, each standard weight bolt insertion hole 23 </ b> A to 23 </ b> C has a hole diameter into which a tool such as a socket wrench used for tightening the
これにより、標準ウエイト13の後面13Aに追加ウエイト19を取り付けた状態でも、標準ウエイト13をウエイト取付部材6に締着する各標準ウエイト用ボルト16を、追加ウエイト19の後面19B側から各標準ウエイト用ボルト抜き差し孔23A〜23Cを通じて目視し、各標準ウエイト用ボルト16の緩み等を点検することができる。
As a result, even when the
追加ウエイト側凹部24A,24Bは、追加ウエイト19の後面19Bに位置し、追加ウエイト用ボルト挿通孔21A,21Bおよび標準ウエイト用ボルト抜き差し孔23A〜23Cと同一水平面上にそれぞれ設けられている。具体的には、追加ウエイト側凹部24A,24Bは、追加ウエイト19の左右方向および上下方向の中心(標準ウエイト用ボルト抜き差し孔23Bの中心線の位置)を対称中心として、突部20A,20Bと点対称となる左右方向の両側位置にそれぞれ設けられている(図8参照)。
The additional weight side recesses 24A, 24B are located on the
即ち、追加ウエイト側凹部24Aは、追加ウエイト19の中心線Y−Yから寸法Bだけ右側に離間した突部20Bと点対称となるように、追加ウエイト19の中心線Y−Yから寸法Bと等しい寸法Cだけ左側に離間して設けられている。また、追加ウエイト側凹部24Bは、追加ウエイト19の中心線Y−Yから寸法Aだけ右側に離間した突部20Aと点対称となるように、追加ウエイト19の中心線Y−Yから寸法Aと等しい寸法Dだけ右側に離間して設けられている。具体的には、各寸法A,B,C,Dの関係は、以下の数1式で表される。
That is, the additional weight side
追加ウエイト側凹部24A,24Bは、追加ウエイト19の後面19Bから標準ウエイト13側に向けて凹状に窪んで、上下方向の一端が円弧状となり、他端が方形状となった凹陥部として形成されている(図8、図9参照)。この追加ウエイト側凹部24A,24Bには、追加ウエイト19の後面19Bにさらに後側の追加ウエイト(図示せず)を取付ける場合に、後側の追加ウエイトの突部が係合するものである。
The additional weight side recesses 24A and 24B are formed as concave portions that are recessed from the
追加ウエイト用ボルト締着孔25A,25Bは、追加ウエイト側凹部24A,24Bと対応する位置にそれぞれ設けられている。この追加ウエイト用ボルト締着孔25A,25Bは、内周側に雌ねじが螺設され、後側の追加ウエイト用ボルト(図示せず)が締着するものである。この場合、追加ウエイト用ボルト締着孔25A,25Bは、追加ウエイト側凹部24A,24Bの略中央に位置して、追加ウエイト側凹部24A,24Bの前側から追加ウエイト19の前面19Aに向かうねじ孔を構成している(図8参照)。
The additional weight
ここで、追加ウエイト19の、突部20A,20B、追加ウエイト用ボルト挿通孔21A,21B、標準ウエイト用ボルト抜き差し孔23A〜23C、追加ウエイト側凹部24A,24B、追加ウエイト用ボルト締着孔25A,25Bは、同一水平面上として、追加ウエイト19の高さ寸法Hの半分(H/2)の高さ位置にそれぞれ配置されている(図9参照)。これにより、追加ウエイト19を、追加ウエイト19の左右方向および上下方向の中心(標準ウエイト用ボルト抜き差し孔23Bの中心線)を軸線として180度回転させた場合でも、突部20A,20B、追加ウエイト用ボルト挿通孔21A,21B、標準ウエイト用ボルト抜き差し孔23A〜23C、追加ウエイト側凹部24A,24B、追加ウエイト用ボルト締着孔25A,25Bを、追加ウエイト19の高さ寸法Hの半分の高さ位置にそれぞれ配置することができる。
Here,
なお、キャノピ26は、運転席8の上側を覆う建屋を構成している。このキャノピ26は、後側に2本の支柱を有する2柱式のキャノピとして運転席8の上側を覆っている。
The
本実施の形態による小型の油圧ショベル1は、上述の如き構成を有するもので、次に、油圧ショベル1の動作について説明する。
The
まず、オペレータは、運転席8に着座した状態で走行レバー・ペダル9を操作することにより、下部走行体2のクローラを駆動して油圧ショベル1を前進または後進させることができる。また、オペレータは、作業レバー10を操作することにより、作業装置4を俯仰動させて土砂の掘削作業等を行うことができる。
First, the operator can drive the crawler of the
そして、本実施の形態によるカウンタウエイト12では、重量の小さい下位機種から重量の大きい上位機種へとウエイト仕様を変更する場合や、作業装置4に各種アタッチメントを装着する場合に、油圧ショベル1の本体の安定性を確保するために、標準ウエイト13に追加ウエイト19を取り付けることができる。
In the
ここで、標準ウエイト13に追加ウエイト19を取り付ける場合には、追加ウエイト19の突部20A,20Bを、標準ウエイト13の標準ウエイト側凹部17A,17B内にそれぞれ係合させる。そして、追加ウエイト用ボルト22を、追加ウエイト用ボルト挿通孔21A,21Bに挿通し、標準ウエイト13に設けた追加ウエイト用ボルト締着孔18A,18Bに螺着する(図13参照)。これにより、追加ウエイト19を、2本の追加ウエイト用ボルト22を用いて標準ウエイト13の後面13Aに固着することができる。この場合、追加ウエイト19の突部20A,20Bと追加ウエイト側凹部24A,24Bおよび標準ウエイト13の標準ウエイト側凹部17A,17Bは、同一水平面上に配置される。
Here, when the
かくして、第1の実施の形態によれば、標準ウエイト13の後面13Aに標準ウエイト側凹部17A,17Bを設け、追加ウエイト19の前面19Aには、標準ウエイト13の各標準ウエイト側凹部17A,17Bに対応する位置に突部20A,20Bを設ける構成とした。また、標準ウエイト側凹部17A,17Bと突部20A,20Bとを同一水平面上に配置して、標準ウエイト側凹部17A,17Bに追加ウエイト用ボルト締着孔18A,18Bを設け、突部20A,20Bに追加ウエイト用ボルト挿通孔21A,21Bの小径挿通孔部21A2,21B2を設ける構成とした。さらに、追加ウエイト19の前面19Aは、標準ウエイト13の後面13Aと同曲率の凹曲面として構成している。
Thus, according to the first embodiment, the standard weight side recesses 17A and 17B are provided on the
これにより、レイアウトスペースの狭い小型の油圧ショベル1(ミニショベル)においても、追加ウエイト用ボルト22を用いて、追加ウエイト19を標準ウエイト13の後面13Aに固着することができる。この結果、下位機種から上位機種(機械質量が0.7から8トン)へとウエイト仕様を変更する場合や、作業装置4に各種アタッチメントを装着する場合に、標準ウエイト13に追加ウエイト19を容易に取り付けることができる。これにより、標準ウエイト13および追加ウエイト19を各機種間および各種アタッチメント間にまたがる共通の部品として用いることができる。従って、各機種毎および各種アタッチメント毎に形状の異なる標準ウエイトを準備する必要が無くなるので、少ない部品点数で油圧ショベル1の重量を変更することができ、構成を簡略化でき、組立コストを削減することができる。
Accordingly, even in a small hydraulic excavator 1 (mini excavator) having a small layout space, the
特に、各種の部品を設置するためのレイアウトスペースが狭い機種、具体的には、標準ウエイト13の後面13Aが凸曲面となった後方超小旋回型の油圧ショベル1においても、異なる機種間で共通の標準ウエイト13と追加ウエイト19を用いることができ、標準ウエイト13に追加ウエイト19を容易に着脱することができる。
In particular, even in a model having a narrow layout space for installing various parts, specifically, a rear ultra-small turning type
また、追加ウエイト19の後面19Bには、追加ウエイト19の左右方向および上下方向の中心を対称中心として突部20A,20Bと点対称となる位置に、標準ウエイト13側に向けて凹陥する追加ウエイト側凹部24A,24Bを設ける構成とした。これにより、下位機種から上位機種へとウエイト仕様を変更する場合や作業装置4に各種アタッチメントを装着する場合に、追加ウエイト19と同一の形状を有する別の追加ウエイトの突部を追加ウエイト19の追加ウエイト側凹部24A,24Bに係合させて油圧ショベル1の重量を変更することができる。この結果、追加ウエイト19を各機種間および各種アタッチメント間にまたがる共通の部品として用いることができる。従って、各機種毎および各種アタッチメント毎に形状の異なる追加ウエイトを準備する必要が無くなるので、少ない部品点数で油圧ショベル1の重量を変更することができ、構成を簡略化でき組立コストを削減することができる。
Further, the
さらに、第1の実施の形態によれば、追加ウエイト用ボルト22を用いて標準ウエイト13の後面13Aに追加ウエイト19を取り付けた状態で、図13に示すように、追加ウエイト用ボルト挿通孔21A,21Bの大径挿通孔部21A1,21B1内に追加ウエイト用ボルト22のボルト頭22Bをそれぞれ収容することができる。このため、追加ウエイト用ボルト22のボルト頭22Bが、追加ウエイト19の後面19Bから突出するのを防止することができる。この結果、追加ウエイト用ボルト22を保護すると共に、追加ウエイト19の外観美を高めることができる。
Furthermore, according to the first embodiment, with the
次に、図14ないし図18は本発明の第2の実施の形態を示している。第2の実施の形態の特徴は、追加ウエイトの後側にさらに別の追加ウエイトを取付ける構成としたことにある。なお、第2の実施の形態では、上述した第1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。 Next, FIGS. 14 to 18 show a second embodiment of the present invention. The feature of the second embodiment resides in that another additional weight is attached to the rear side of the additional weight. In the second embodiment, the same components as those in the first embodiment described above are denoted by the same reference numerals, and the description thereof is omitted.
第2の実施の形態による小型の油圧ショベル31は、第1の実施の形態による小型の油圧ショベル1とほぼ同様に、自走可能な下部走行体2と、該下部走行体2上に旋回可能に設けられた上部旋回体3と、該上部旋回体3の前後方向の前側に設けられ土砂の掘削作業等を行う作業装置4とにより大略構成されている。しかし、油圧ショベル31は、標準ウエイト13の後側に、追加ウエイト19と後述する追加ウエイト19′とを追加した点で第1の実施の形態による油圧ショベル1とは異なるものである。
The
追加ウエイト19′は、図14に示すように、標準ウエイト13の点検口14の下側に位置して、追加ウエイト19の後面19Bに着脱可能に設けられている。ここで、追加ウエイト19′は、追加ウエイト19と同一形状に形成され、追加ウエイト19の左右方向の中心線Y−Y(追加ウエイト19に対し前後方向に延びる軸線)を中心として180度回転させたものである。即ち、追加ウエイト19′は、追加ウエイト19と同様の、前面19A、後面19B、突部20A,20B、追加ウエイト用ボルト挿通孔21A,21B、追加ウエイト用ボルト22、追加ウエイト側凹部24A,24B、追加ウエイト用ボルト締着孔25A,25Bを含んで構成され、追加ウエイト19′の各構成要素と追加ウエイト19の各構成要素とは、左右対称の関係になっている(図17参照)。
As shown in FIG. 14, the
追加ウエイト19′は、追加ウエイト19の後面19Bに後述の追加ウエイト用ボルト32を用いて取り付けられている。即ち、追加ウエイト19および追加ウエイト19′は、標準ウエイト13の後側に前後方向に並べて取付けられている。これにより、上部旋回体3の重心位置を下げ、油圧ショベル1の安定性を向上することができる構成となっている。ここで、追加ウエイト19′は、例えば重量の小さい下位機種から重量のさらに大きい上位機種へとウエイト仕様を変更する場合や、例えばバケットを用いた掘削作業に代えてグラップルを用いた解体作業を行う場合などの必要に応じて、追加ウエイト19の後側にさらに追加して取り付けるものである。
The additional weight 19 'is attached to the
次に、後側の追加ウエイト19′を前側の追加ウエイト19に組付ける組付け手順について説明する。なお、標準ウエイト13および追加ウエイト19を旋回フレーム5に組付ける手順については、第1の実施の形態と同様である為に省略する。
Next, an assembling procedure for assembling the rear additional weight 19 'to the front
まず、前側の追加ウエイト19に後側の追加ウエイト19′を取り付ける場合には、追加ウエイト19′の突部20A,20Bを、追加ウエイト19の追加ウエイト側凹部24B,24A内にそれぞれ係合させる。そして、追加ウエイト19′を追加ウエイト19に固着するための追加ウエイト用ボルト32を、追加ウエイト19′の追加ウエイト用ボルト挿通孔21A,21Bに挿通し、追加ウエイト19に設けた追加ウエイト用ボルト締着孔25B,25Aに螺着する(図18参照)。これにより、追加ウエイト19′を、2本の追加ウエイト用ボルト32を用いて追加ウエイト19の後面19Bに固着することができる。この場合、追加ウエイト19′の突部20A,20Bと追加ウエイト側凹部24A,24Bおよび標準ウエイト13の標準ウエイト側凹部17A,17Bは、同一水平面上に配置される。
First, when the rear
かくして、第2の実施の形態によれば、前述した第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。この第2の実施の形態によれば、前側の追加ウエイト19および後側の追加ウエイト19′は、標準ウエイト13の後側に前後方向に複数個並べて取付ける構成とした。この場合、追加ウエイト19は追加ウエイト用ボルト22を用いて標準ウエイト13に取付け、追加ウエイト19′は追加ウエイト用ボルト32を用いて追加ウエイト19に取付ける構成とした。これにより、追加ウエイト19および追加ウエイト19′を個々で着脱できるため、着脱作業を容易にすることができる。この結果、標準ウエイト13の後側に追加ウエイト19および追加ウエイト19′を固着することにより、レイアウトスペースの狭い小型の油圧ショベル31においても、機体の重量増に柔軟に対応することができる。
Thus, according to the second embodiment, it is possible to obtain substantially the same operational effects as those of the first embodiment described above. According to the second embodiment, a plurality of front side
また、追加ウエイト19′は、追加ウエイト19の前後方向に延びる軸を中心として180度回転させることにより、追加ウエイト19′の突部20A,20Bを追加ウエイト19の追加ウエイト側凹部24B,24Aに係合させる構成とした。これにより、下位機種から上位機種へとウエイト仕様を変更する場合や作業装置4に各種アタッチメントを装着する場合に、追加ウエイト19を180度回転させた追加ウエイト19′を追加ウエイト19に取り付けることができる。この結果、追加ウエイト19と追加ウエイト19′とを、同一の形状を有する同一部品として共通化することができるので、少ない部品点数で油圧ショベル31の重量を変更することができ、構成を簡略化して組立コストを削減することができる。
Further, the
さらに、追加ウエイト19′の後面19Bには、追加ウエイト19の左右方向および上下方向の中心を対称中心として突部20A,20Bと点対称となる位置に、標準ウエイト13側に向けて凹陥する追加ウエイト側凹部24A,24Bを設ける構成とした。これにより、追加ウエイト19′の後側にさらに別の追加ウエイトを追加したい場合には、追加ウエイト19と同一の形状を有する別の追加ウエイトの突部を追加ウエイト19′の追加ウエイト側凹部24A,24Bに係合させて、油圧ショベル31の重量を変更することができる。
Further, the
なお、前記第2の実施の形態では、標準ウエイト13の後側に2個の追加ウエイト19および追加ウエイト19′を前後方向に並べて取付ける構成とした。しかし、本発明はこれに限らず、例えば標準ウエイトの後側に3個以上の追加ウエイトを取付ける構成としてもよい。
In the second embodiment, the two
また、前記実施の形態では、小型の油圧ショベルとして、少なくとも上部旋回体3の後側(カウンタウエイト12)が下部走行体2の車幅内で旋回可能な後方超旋回型の小型の油圧ショベル1,31を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば上部旋回体の全体が下部走行体の車幅内で旋回可能な超旋回型の小型の油圧ショベルに適用することもできる。さらに、クローラ式の下部走行体2に代えて、ホイール式の下部走行体を適用することができる。
Further, in the above-described embodiment, as a small hydraulic excavator, the rear super-turning type small
1,31 小型の油圧ショベル
2 下部走行体
3 上部旋回体
4 作業装置
5 旋回フレーム
6 ウエイト取付部材
13 標準ウエイト
13A 後面
16 標準ウエイト用ボルト(ボルト)
17A,17B 標準ウエイト側凹部
18A,18B 追加ウエイト用ボルト締着孔
19,19′ 追加ウエイト
19A 前面
19B 後面
20A,20B 突部
21A,21B 追加ウエイト用ボルト挿通孔(ボルト挿通孔)
22,32 追加ウエイト用ボルト(ボルト)
24A,24B 追加ウエイト側凹部
25A,25B 追加ウエイト用ボルト締着孔
DESCRIPTION OF
17A, 17B Standard
22, 32 Additional weight bolts (bolts)
24A, 24B Additional
Claims (5)
前記上部旋回体は、支持構造体をなし後部側にウエイト取付部材を有する旋回フレームと、前記ウエイト取付部材に取り付けられ後面が円弧状の凸曲面となったブロック体からなる標準ウエイトと、該標準ウエイトの後面に必要に応じて取り付けられる少なくとも1個の追加ウエイトとにより構成してなる小型の油圧ショベルにおいて、
前記追加ウエイトは、前記標準ウエイトの後面に対面し該後面と同曲率の凹曲面となった前面と、該前面よりも後側に位置して前記前面と同曲率の凸曲面となった後面とからなるブロック体として形成されており、
前記追加ウエイトの前記前面のうち前記追加ウエイトの左右方向の中心から左右方向に離間した位置に前記標準ウエイト側に向けて突出する突部が設けられており、
前記追加ウエイトの前記後面のうち前記追加ウエイトの左右方向および上下方向の中心を対称中心として前記突部と点対称となる位置に前記標準ウエイト側に向けて凹陥する追加ウエイト側凹部が設けられており、
前記標準ウエイトの後面には、前記追加ウエイトを前記標準ウエイトに取付けたときに、前記追加ウエイトの前記突部が係合する標準ウエイト側凹部が設けられていることを特徴とする小型の油圧ショベル。 A self-propelled lower traveling body, an upper revolving body that is turnable on the lower traveling body, and a work device that is provided on the front side of the upper revolving body,
The upper revolving body includes a revolving frame having a support structure and a weight attaching member on the rear side, a standard weight comprising a block body attached to the weight attaching member and having a rear surface having an arcuate convex curved surface, and the standard weight In a small hydraulic excavator constituted by at least one additional weight attached to the rear surface of the weight as necessary,
The additional weight faces the rear surface of the standard weight and has a concave surface with the same curvature as the rear surface, and a rear surface that is located behind the front surface and has a convex curve with the same curvature as the front surface. It is formed as a block body consisting of
A protrusion projecting toward the standard weight side is provided at a position spaced apart in the left-right direction from the center in the left-right direction of the additional weight among the front surface of the additional weight,
An additional weight side recess that is recessed toward the standard weight side is provided at a position that is symmetrical with respect to the protrusion with respect to the center of the additional weight in the lateral direction and the vertical direction of the rear side of the additional weight. And
A small-sized hydraulic excavator, characterized in that, on the rear surface of the standard weight, there is provided a standard weight-side concave portion that engages with the protrusion of the additional weight when the additional weight is attached to the standard weight. .
左側の前記突部と前記中心との間の距離をAとし、右側の前記突部と前記中心との間の距離をBとし、左側の前記追加ウエイト側凹部と前記中心との間の距離をCとし、右側の前記追加ウエイト側凹部と前記中心との間の距離をDとした場合に、
A=D≠B=C
に設定してなる請求項1に記載の小型の油圧ショベル。 The protrusions and the additional weight side recesses are respectively provided on both sides in the left-right direction across the center of the additional weight in the left-right direction,
The distance between the left protrusion and the center is A, the distance between the right protrusion and the center is B, and the distance between the additional weight side recess on the left and the center is C, and when the distance between the additional weight side concave portion on the right side and the center is D,
A = D ≠ B = C
The small hydraulic excavator according to claim 1, wherein
前側に位置する前側の追加ウエイトに対して後側に位置する後側の前記追加ウエイトは、前記前側の追加ウエイトに対し前後方向に延びる軸を中心として180度回転させることにより、前記後側の追加ウエイトの前記突部を前記前側の追加ウエイトの前記追加ウエイト側凹部に係合させてなる請求項1に記載の小型の油圧ショベル。 The additional weight has a configuration in which a plurality of additional weights are attached in the front-rear direction on the rear side of the standard weight.
The additional weight on the rear side positioned on the rear side with respect to the additional weight on the front side positioned on the front side is rotated by 180 degrees about an axis extending in the front-rear direction with respect to the additional weight on the front side, thereby The small-sized hydraulic excavator according to claim 1, wherein the protrusion of the additional weight is engaged with the concave portion on the additional weight side of the front additional weight.
前記前側及び後側の追加ウエイトには、前記追加ウエイト側凹部と対応する位置に、前記後側の追加ウエイトを前記前側の追加ウエイトに固着するためのボルトを締着する別の追加ウエイト用ボルト締着孔と、前記突部と対応する位置に、前記前側の追加ウエイトを前記標準ウエイトに固着するためのボルトが挿通され、または前記後側の追加ウエイトを前記前側の追加ウエイトに固着するためのボルトが挿通されるボルト挿通孔とが設けられてなる請求項4に記載の小型の油圧ショベル。 The standard weight is provided with a bolt fastening hole for an additional weight for fastening a bolt for fixing the additional weight on the front side to the standard weight at a position corresponding to the concave part on the standard weight side,
Another additional weight bolt for fastening a bolt for fixing the rear additional weight to the front additional weight at a position corresponding to the additional weight side recess in the front and rear additional weights A bolt for fixing the front side additional weight to the standard weight is inserted at a position corresponding to the fastening hole and the protrusion, or for fixing the rear side additional weight to the front side additional weight. The small-sized hydraulic excavator according to claim 4, further comprising a bolt insertion hole through which the bolt is inserted.
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019060161A (en) * | 2017-09-27 | 2019-04-18 | コベルコ建機株式会社 | Work machine |
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- 2015-12-22 JP JP2015249692A patent/JP2017115358A/en active Pending
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