JP2017109829A - エレベーターの走行車検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】走行車が乗りかごの出入口のいずれの位置から乗車したときでも、乗りかごに走行車が乗車したことを検出できるエレベーターの走行車検出装置の提供。
【解決手段】エレベーターの乗りかご1内に、走行車例えば車椅子11が乗車したことを検出するエレベーターの走行車検出装置であって、乗りかご1の出入口の幅寸法と略同等の幅寸法に設定され、車椅子11の車輪の軌跡を検出する車輪軌跡検出部と、この車輪軌跡検出部で検出された車椅子11の車輪の軌跡に基づいて、乗りかご1内に車椅子11が乗車したか否か解析して判定する軌跡解析部とを備えている。車輪軌跡検出部は、かご側面圧センサ8と乗場側面圧センサ9とから成り、軌跡解析部は、車椅子11の車輪の圧力分布軌跡を解析する面圧センサ解析部から成っている。
【選択図】図3

Description

本発明は、エレベーターの乗りかご内に車椅子等の走行車が乗車したことを検出するエレベーターの走行車検出装置に関する。
エレベーターの乗りかごに乗降する車椅子を検出する従来技術が、特許文献1に開示されている。この特許文献1には、「エレベータ利用者が使用する車椅子やショッピングカートなどの車両の車輪を検出するエレベータ車輪検出装置において、エレベータの乗場またはかごの少なくともいずれか一方に設けられ中央から2つに分割された敷居と、上記2つに分割された敷居それぞれに取り付けられ荷重を検出する荷重検出装置と、検出された2つの荷重の割合が所定の範囲内にあるときに、車両が上記敷居を通過したと判断する制御装置と、を備える」という記載がある。
特開2008−222371号公報
特許文献1に記載された従来技術にあっては、車輪を有する乗降物、例えば車椅子が乗りかごに対して乗降する際に、通過する車輪が中央を境として左右に位置していない場合、すなわち乗かごの出入口が比較的大きく、左右の車輪が出入口の中央を跨ぐように通過せず、一方の側に偏るように左右の車輪の双方が通過する場合には、車椅子が敷居を通過したと判断することができず、車椅子を検出することができない。
上記課題を解決するために、本発明の目的は、走行車が乗りかごの出入口のいずれの位置から乗車したときでも、乗りかごに走行車が乗車したことを検出できるエレベーターの走行車検出装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係るエレベーターの走行車検出装置は、エレベーターの乗りかご内に、走行車が乗車したことを検出するエレベーターの走行車検出装置であって、前記乗りかごの出入口の幅寸法と略同等の幅寸法に設定され、前記走行車の車輪の軌跡を検出する車輪軌跡検出部と、前記車輪軌跡検出部で検出された前記走行車の前記車輪の軌跡に基づいて、前記乗りかご内に前記走行車が乗車したか否か解析して判定する軌跡解析部とを備えたことを特徴としている。
本発明に係るエレベーターの走行車検出装置によれば、車輪軌跡検出部が乗りかごの出入口の幅寸法と略同等の幅寸法に設定されているので、この車輪軌跡検出部は、走行車が乗りかごの中央付近を通過したときでも、また、中央付近から離れた側部付近を通過したときでも、走行車の車輪の軌跡を検出することができる。したがって、車輪軌跡検出部が検出した走行車の車輪の軌跡を解析することにより、軌跡解析部は走行車が乗車したか否か判別することができる。すなわち本発明は、走行車が乗りかごの出入口のいずれの位置から乗車したときでも、乗りかごに走行車が乗車したことを検出できる。これにより本発明は、乗りかごの出入口の大きさに制約されることなく走行車を検出することができ、従来技術に比べて優れた走行車検出精度が得られる。前述した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の走行車検出装置の第1実施形態が備えられるエレベーターの概略構成を示す側面図である。 第1実施形態に備えられる面圧センサ解析部の構成を示すブロック図である。 走行車を構成する車椅子の走行軌跡を示す平面図である。 第1実施形態に備えられる面圧センサ解析部における処理手順を示すフローチャートである。 第2実施形態に備えられる面圧センサ解析部の構成を示すブロック図である。 第2実施形態に備えられる面圧センサ解析部における処理手順を示すフローチャートである。 第3実施形態に備えられる面圧センサ解析部の構成を示すブロック図である。 第3実施形態に備えられる面圧センサ解析部における処理手順を示すフローチャートである。
以下、本発明に係るエレベーターの走行車検出装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1に示すように、エレベーターの乗りかご1は、主ロープ1aを介してシーブ7aを経由してカウンターウェイト2に繋がれる。乗りかご1はシーブ7aに連結された巻上機7により昇降駆動され昇降路内を移動する。乗りかご1上には、かご上制御装置4が搭載されている。乗りかご1内に設けた操作盤3は、行先階を登録するための行先階ボタン、戸開ボタン、及び戸閉ボタン等を備えている。
エレベーターの各階の乗場5には、各階に乗りかご1を呼ぶための乗場ボタン5aが配置されている。機械室等には、乗場ボタン5aや操作盤3と接続され、エレベーター全体を制御する制御装置6が設置されている。
乗場ボタン5aや操作盤3の行先階ボタンの操作により目的階が決定され、制御装置6内のマイクロプロセッサにより起動信号、停止信号、上昇信号、下降信号、速度指令等が生成され、これらの信号に基づいて巻上機7の駆動が制御されて乗りかご1は目的階まで昇降する。
本発明に係るエレベーターの走行車検出装置の第1実施形態は、エレベーターの乗りかご1内に、走行車例えば後述の車椅子11が乗車したことを検出するものであり、乗りかご1の出入口の幅寸法と略同等の幅寸法に設定され、車椅子11の車輪の軌跡を検出する車輪軌跡検出部と、車椅子11の車輪の軌跡に基づいて、乗りかご1内に車椅子11が乗車したか否か解析して判定する軌跡解析部とを備えている。
前述した車輪軌跡検出部は、例えば面圧センサから成り、前述した軌跡解析部は、面圧センサから出力される信号に基づいて車椅子11の車輪の圧力分布軌跡を解析する面圧センサ解析部10から成っている。この面圧センサ解析部10は図1に示すように制御装置6内に設けてある。
前述した面圧センサは、車椅子11の乗りかご1に対する乗車方向に沿って配置した複数の面圧センサから成っている。前述した面圧センサ解析部10は、複数の面圧センサのそれぞれから出力される信号に基づいて、車椅子11の車輪の圧力分布軌跡を個別に作成する複数の圧力分布軌跡作成部と、複数の圧力分布軌跡作成部のそれぞれで作成した車椅子11の車輪の圧力分布軌跡の類似度が所定の閾値以上であるときに、乗りかご1内に車椅子11が乗車したと判定する圧力分布軌跡判定部とを有する。
さらに面圧センサ解析部10は、前述した複数の面圧センサからの入力時刻を比較し、乗りかご1の中央部から遠い側に配置された面圧センサの入力時刻が先であれば車椅子11は乗車方向に動いていると判定し、乗りかご1の中央部に近い側に配置された面圧センサの入力時刻が先であれば車椅子11は降車方向に動いていると判定するセンサ入力時刻判定部を有する。
前述した複数の面圧センサは、例えば乗りかご1に設けたかご側面圧センサ8と、乗場5に設けた乗場側面圧センサ9とから成っている。
また、図2に示すように、前述した複数の圧力分布軌跡作成部は、乗場側面圧センサ9から出力される信号に基づいて圧力分布軌跡を作成する乗場側圧力分布軌跡作成部10aと、かご側面圧センサ8から出力される信号に基づいて圧力分布軌跡を作成するかご側圧力分布軌跡作成部10bとから成っている。
また、前述した圧力分布軌跡判定部と前述したセンサ入力時刻判定部は、同図2に示すように、圧力分布軌跡・センサ入力時刻判定部10cとして面圧センサ解析部10に設けてある。
図3に示すように、車椅子11が乗りかご1に対して乗降する際に、車椅子11は方向を変更せず、略直進して乗降する傾向がある。このため、かご側面圧センサ8上の車椅子11の車輪の軌跡と、乗場側面圧センサ9上の車椅子11の車輪の軌跡は、略同様の軌跡となる。
以下、図4のフローチャートに基づいて、第1実施形態に備えられる面圧センサ解析部10における処理手順を説明する。
ステップS1:乗場側面圧センサ9及びかご側面圧センサ8からの入力があったとき、ステップS2へ進む。
ステップS2:圧力分布軌跡・センサ入力時刻判定部10cにて、乗場側圧力分布軌跡作成部10aが作成した車椅子11の車輪による乗場側面圧センサ9の圧力分布軌跡と、車椅子11の車輪によるかご側面圧センサ8の圧力分布軌跡を比較し、類似度を判定する。類似度が所定の閾値以上のときはステップS3へ進む。類似度が所定の閾値未満のときはステップS4へ進む。
ステップS3:乗りかご1に車椅子11が乗車したと判定し、ステップS5へ進む。
ステップS4:車椅子11の乗車は無し、と判定し、スタートに戻る。
ステップS5:乗場側面圧センサ9の入力時刻と、かご側面圧センサ8の入力時刻とを比較する。乗場側面圧センサ9の入力時刻の方が早いときには、乗場側が車椅子11の進行方向に対して手前側となり、ステップS6へ進む。また、かご側面圧センサ8の入力時刻の方が早いときには、乗りかご1側が車椅子11の進行方向に対して手前側となり、ステップS7へ進む。
ステップS6:車椅子11が乗りかご1に乗車したと判定する。
ステップS7:車椅子11が乗りかご1から降車したと判定する。
このように構成した第1実施形態によれば、かご側面圧センサ8及び乗場側面圧センサ9が、乗りかご1の出入口の幅寸法と略同等の幅寸法に設定されているので、これらのかご側面圧センサ8及び乗場側面圧センサ9は、車椅子11が乗りかご1の出入口の中央付近を通過する場合も、中央付近から離れた側部付近を通過するばあいも、車椅子11の軌跡を検出することができる。
したがって、かご側面圧センサ8及び乗場側面圧センサ9が検出した車椅子11の車輪の軌跡を解析することにより、面圧センサ解析部10は車椅子11が乗車したか否か判別することができる。すなわち第1実施形態は、車椅子11が乗りかご1の出入口のいずれの位置から乗車したときでも、乗りかご1に車椅子11が乗車したことを検出できる。これにより第1実施形態は、乗りかご1の出入口の大きさに制約されることなく車椅子11を検出することができ、優れた車椅子11の検出精度が得られる。
[第2実施形態]
第2実施形態に係るエレベーターは、乗りかご1の正面側の戸の開閉と、背面側の開閉が可能な二方向出入口エレベーターから成っている。
図5に示すように、乗りかご1の正面側に、かご側面圧センサ8と乗場側面圧センサ9との組み合せを設け、乗りかご1の背面側に、第2かご側面圧センサ8aと第2乗場側面圧センサ9aとの別の組み合わせを設けてある。
制御装置6内に設けられる面圧センサ解析部10に、乗場側圧力分布軌跡作成部10a、かご側圧力分布軌跡作成部10b、及び圧力分布軌跡・センサ入力時刻判定部10cを設けた点は、第1実施形態と同等である。
この第2実施形態は、面圧センサ解析部10が、第2乗場側面圧センサ9aから出力される信号に基づいて車椅子11の車輪の圧力分布軌跡を作成する第2乗場側圧力分布軌跡作成部20aを有する。また、第2かご側面圧センサ8aから出力される信号に基づいて車椅子11の車輪の圧力分布軌跡を作成する第2かご側圧力分布軌跡作成部20bを有する。
また、面圧センサ解析部10は、第2乗場側圧力分布軌跡作成部20aで作成された車椅子11の車輪の圧力分布軌跡と、第2かご側圧力分布軌跡作成部20bで作成された車椅子11の車輪の圧力分布軌跡との類似度が所定の閾値以上か否か判定するとともに、第2乗場側面圧センサ9aからの入力時刻と第2かご側面圧センサ8aからの入力時刻のいずれが早いか判定する第2圧力分布軌跡・センサ入力時刻判定部20cを有する。
以下、図6のフローチャートに基づいて、第2実施形態に備えられる面圧センサ解析部10における処理手順を説明する。なお、主に第1実施形態との変更点について説明する。
ステップS8:正面用のかご側面圧センサ8と乗場側面圧センサ9に入力があったとき、ステップS9へ進む。入力が無いときには、ステップS15へ進む。
ステップS15:背面用の第2かご側面圧センサ8aと第2乗場側面圧センサ9aに入力があったとき、ステップS16へ進む。
ここでステップS9〜S12は、第1実施形態におけるフローチャートのステップS2〜S5と同じ処理であるので説明を省略する。なお、ステップS16〜S19は、背面側であることを除けば、第1実施形態のステップS2〜S5と同じ処理であるので説明を省略する。
ステップS13:乗りかご1の正面側において車椅子11が乗車と判定する。
ステップS14:乗りかご1の正面側において車椅子11が降車と判定する。
ステップS20:乗りかご1の背面側において車椅子11が乗車と判定する。
ステップS21:乗りかご1の背面側において車椅子11が降車と判定する。
このように構成した第2実施形態によれば、二方向出入口エレベーターにおいて、前述した第1実施形態と同等の作用効果を得ることができる。
[第3実施形態]
この第3実施形態は、面圧センサ解析部10が第1実施形態の構成に加えて、圧力分布軌跡判定部、すなわち圧力分布軌跡・センサ入力時刻判定部10cで車椅子11が乗りかご1に乗車したと判定され、かつ、乗りかご1の戸が開動作中でないときに、乗りかご1の戸開放時間を通常時よりも、すなわち車椅子11の乗車が無い一般の利用時よりも、長い時間に設定する調整を行う戸開放時間調整部を有している。
図7に示すように、この戸開放時間調整部は、乗りかご1に車椅子11が乗車したと判定したときに乗降判定フラグ1を加算し、乗りかご1から車椅子11が降車したと判定したときに乗降判定フラグ1を減算する乗降判定フラグカウント部10dを含んでいる。
また、戸開放時間調整部は、乗りかご1の戸が開動作中か否か判定する戸開判定部10eと、乗降判定フラグが0か否か判定するフラグ判定部10fと、車椅子11の乗車に応じた戸開放時間を設定可能な戸開放時間設定部10gとを含んでいる。
以下、図8のフローチャートに基づいて、第3実施形態に備えられる面圧センサ解析部10における処理手順を説明する。
ステップS22:第1実施形態の図4のステップS2におけるのと同様の車椅子11の乗降判定を行ない、ステップS23へ進む。
ステップS23:車椅子11が乗りかご1に乗車したと判定したときは、ステップS24へ進む。乗車無しと判定したときは、ステップS25へ進む。
ステップS24:乗降判定フラグカウント部10dで、乗降判定フラグに1を加算し、ステップS25へ進む。
ステップS25:車椅子11が降車したと判定したときは、ステップS26へ進む。降車無し、と判定したときはステップS27へ進む。
ステップS26:乗降判定フラグカウント部10dで、乗降判定フラグから1を減算し、ステップS27へ進む。
ステップS27:戸開判定部10eで乗りかご1の戸が開動作中と判定したときは、ステップS22へ戻る。戸が開動作中でないと判定したとき、すなわち戸が閉状態と判定したとき、及び戸が閉動作中と判定したときは、ステップS28へ進む。
ステップS28:フラグ判定部10fで、乗降判定フラグが0か否か判定され、乗降判定フラグカウント部10dでカウントした乗降判定フラグが0のとき、ステップS30へ進む。乗降判定フラグが0でないとき、ステップS29へ進む。
ステップS29:戸開放時間設定部10gは、戸開放時間を車いす11の利用者のために、通常の戸開放時間に比べて長い戸開放時間に設定する。
ステップS30:戸開放時間設定部10gは、戸開放時間を一般の乗りかご1の利用者のために通常の戸開放時間に設定する。
このように構成した第3実施形態によれば、前述した第1実施形態と同等の作用効果が得られる他、車椅子11の利用者専用の乗場ボタンが操作されずに乗りかご1に車椅子11が乗車した場合や、乗りかご1内に車椅子11が存在しない状態で、乗りかご1内に設置された車椅子11の利用者専用の行先階ボタンが操作された場合でも、実際の車椅子11の乗降状態に応じた適切な戸開放時間に設定できる。これにより、車椅子11の利用者に対するサービス性の向上と、エレベーターの運行効率の向上を実現させることができる。
なお、前述した第1〜第3実施形態にあっては、車椅子11の車輪を検出する車輪軌跡検出部を構成する面圧センサとして、かご側面圧センサ8及び乗場側面圧センサ9を、あるいはかご側面圧センサ8,8a及び乗場側面圧センサ9,9aを設けた構成にしてあるが、本発明は、このように構成することには限られない。
例えば、乗場5にのみ複数の面圧センサを設け、乗りかご1には面圧センサを設けない構成としてもよく、また逆に、乗りかご1にのみ複数の面圧センサを設け、乗場5には面圧センサを設けない構成としてもよい。
また、面圧センサを、乗りかご1の乗降方向に沿って複数設けた車輪軌跡検出領域を有するものに構成し、この1つの面圧センサを乗場5に、あるいは乗りかご1に配置してもよい。
また、前述した第1〜第3実施形態にあっては、走行車を車椅子11によって構成してあるが、本発明は、走行車が車椅子11であることには限定されない。走行車が荷物を運搬する台車等であってもよい。
本発明は前述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であり、特許請求の範囲に記載された技術思想に含まれる技術的事項の全てが本発明の対象となる。前述した実施形態は、好適な例を示したものであるが、当業者ならば、本明細書に開示の内容から、各種の代替例、修正例、変形例あるいは改良例を実現することができ、これらは添付の特許請求の範囲に記載された技術的範囲に含まれる。
1・・乗りかご、5・・乗場、6・・制御装置、8・・かご側面圧センサ(車輪軌跡検出部)、8a・・かご側面圧センサ(車輪軌跡検出部)、9・・乗場側面圧センサ(車輪軌跡検出部)、9a・・乗場側面圧センサ(車輪軌跡検出部)、10・・面圧センサ解析部(軌跡解析部)、10a・・乗場側圧力分布軌跡作成部、10b・・かご側圧力分布軌跡作成部、10c・・圧力分布軌跡・センサ入力時刻判定部、10d・・乗降判定フラグカウント部、10e・・戸開判定部、10f・・フラグ判定部、10g・・戸開放時間設定部、11・・車椅子(走行車)、20a・・第2乗場側圧力分布軌跡作成部、20b・・第2かご側圧力分布軌跡作成部、20c・・第2圧力分布軌跡・センサ入力時刻判定部

Claims (8)

  1. エレベーターの乗りかご内に、走行車が乗車したことを検出するエレベーターの走行車検出装置であって、
    前記乗りかごの出入口の幅寸法と略同等の幅寸法に設定され、前記走行車の車輪の軌跡を検出する車輪軌跡検出部と、
    前記車輪軌跡検出部で検出された前記走行車の前記車輪の軌跡に基づいて、前記乗りかご内に前記走行車が乗車したか否か解析して判定する軌跡解析部とを備えたことを特徴とするエレベーターの走行車検出装置。
  2. 請求項1に記載のエレベーターの走行車検出装置において、
    前記車輪軌跡検出部は、面圧センサから成り、
    前記軌跡解析部は、前記面圧センサから出力される信号に基づいて前記車輪の圧力分布軌跡を解析する面圧センサ解析部から成ることを特徴とするエレベーターの走行車検出装置。
  3. 請求項2に記載のエレベーターの走行車検出装置において、
    前記面圧センサは、前記走行車の前記乗りかごに対する乗車方向に沿って配置した複数の面圧センサから成り、
    前記面圧センサ解析部は、
    前記複数の面圧センサのそれぞれから出力される信号に基づいて、前記走行車の前記車輪の圧力分布軌跡を個別に作成する複数の圧力分布軌跡作成部と、
    前記複数の圧力分布軌跡作成部のそれぞれで作成した前記車輪の圧力分布軌跡の類似度が所定の閾値以上であるときに、前記乗りかご内に前記走行車が乗車したと判定する圧力分布軌跡判定部とを有することを特徴とするエレベーターの走行車検出装置。
  4. 請求項3に記載のエレベーターの走行車検出装置において、
    前記面圧センサ解析部は、前記複数の面圧センサからの入力時刻を比較し、前記複数の面圧センサのうちの前記乗りかごの中央部から遠い側に配置された面圧センサの入力時刻が先であれば、前記走行車は乗車方向に動いていると判定し、前記複数の面圧センサのうちの前記乗りかごの中央部に近い側に配置された面圧センサの入力時刻が先であれば、前記走行車は降車方向に動いていると判定する入力時刻判定部を有することを特徴とするエレベーターの走行車検出装置。
  5. 請求項3に記載のエレベーターの走行車検出装置において、
    前記面圧センサ解析部は、前記圧力分布軌跡判定部で前記乗りかご内に前記走行車が前記乗りかごに乗車したと判定され、かつ、前記乗りかごの戸が開動作中でないときに、前記乗りかごの戸開放時間を通常時よりも長い時間に設定する調整を行う戸開放時間調整部を有することを特徴とするエレベーターの走行車検出装置。
  6. 請求項3に記載のエレベーターの走行車検出装置において、
    前記複数の面圧センサは、前記乗りかごに設けたかご側面圧センサと、乗場に設けた乗場側面圧センサとから成ることを特徴とするエレベーターの走行車検出装置。
  7. 請求項6に記載のエレベーターの走行車検出装置において、
    前記エレベーターは、前記乗かごの正面側の戸の開閉と、背面側の戸の開閉が可能な二方向出入口エレベーターから成り、
    前記乗りかごの前記正面側に、前記かご側面圧センサと前記乗場側面圧センサとの組み合せを設け、
    前記乗りかごの前記背面側に、前記かご側面圧センサと前記乗場側面圧センサとの別の組み合せを設けたことを特徴とするエレベーターの走行車検出装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載のエレベーターの走行車検出装置において、
    前記走行車は、車椅子から成ることを特徴とするエレベーターの走行車検出装置。
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