JP2017109743A - 包装箱 - Google Patents

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健弘 井上
Takehiro Inoue
健弘 井上
真輝 鎌田
Masaharu Kamata
真輝 鎌田
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【課題】特別な梱包用の資材を使わずに3Dビューワを取り付け可能で、かつ、全体の外形サイズが3Dビューワを取り付ける前後で変わらない包装箱を提供することを課題とする。【解決手段】第1及び第2の天フラップ及び蓋により開口部が覆われている包装箱であって、前記第1の天フラップには3Dビューワが形成されていて、前記3Dビューワは端末収納部及び仕切り板を有する背面板と双眼レンズ部と、を含むことを特徴とする包装箱。【選択図】図1

Description

本発明は、取り外し可能な3Dビューワ付きの包装箱に関する。
人間が物を立体として認識できる理由は、その物を、左右の2つの目によって互いに異なる角度から見ているからである。したがって、人間の両眼の視差と同じ角度差になるように、一つの物を互いに異なる角度から見た少なくとも2つの画像を、対象者の左右の目にそれぞれ振り分けて提示すれば、左右の目に映る画像が脳内で同時に知覚されて合成されるため、対象者は立体的な感覚を得ることができる。そして、表示装置に表示されたこのような視差画像を見るためのビューワが提案されている。
例えば、双眼レンズと、表示装置を支持する支持手段と、双眼レンズにおける2つのレンズの間から支持手段に向かって延びる仕切り板と、双眼レンズと支持手段と仕切り板とを繋ぐアームとを備えるビューワが提案されている。使用者は、仕切り板と支持手段との間に、画像の表示される表示面を双眼レンズ側に向けて表示装置を挟み、双眼レンズを通して、表示装置に表示される視差画像を見る(特許文献1参照)。
また、表示装置を載置する台座部を有するビューワも提案されている。こうした構成によれば、机などの台上に台座部を置き、台座部に表示装置を載置することによって、使用者は、ビューワや表示装置を手で持つことなく、観察姿勢を安定させて視差画像を見ることができる(特許文献2参照)。
ところで、近年、包装箱の外側にクーポン券やおまけを取り付ける所謂オンパック・プレミアムによる販売促進が多く行われている。そして、特許文献1、2に示されるようなビューワをオンパック・プレミアムとして包装箱に取り付けたいという要望も出てきている。
しかし、従来のビューワは包装箱に取り付けることを想定していないため、プラスチックや金属を使ったものがほとんどであり、小さく折り畳むことができないものも多かった。
また、ビューワを資材で梱包する場合には、レンズ部分に傷が付きやすいため、梱包を何重にもして厳重にする必要があった。そのため、例えば飲料缶4〜6本程度を包装する包装箱に取り付けられる程度に、ビューワを小さく梱包することは非常に困難であった。
また、オンパック・プレミアムを包装箱の外側に取り付けると全体の外形サイズが大きくなり、オンパック・プレミアム付きの商品は商品棚に並べられる数が少なくなってしまう。そのため、オンパック・プレミアムが付いていない商品を同じ数量運ぶ時よりも輸送コストが高くなってしまうだけでなく、店舗販売する際にも、店舗の中にオンパック・プレミアム商品専用の大きな載置スペースを確保する、若しくは商品の補充を頻繁に行う必要があり、販売店舗にとっても不便な商品であった。
特開2013−190450号公報 登録実用新案第3185458号公報
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたもので、特別な梱包用の資材を使わずに3Dビューワを取り付け可能で、かつ、全体の外形サイズが3Dビューワを取り付ける前後で変わらない包装箱を提供することを課題とする。
本発明は係る課題に鑑みなされたものであり、本発明の請求項1の発明は、第1及び第2の天フラップ及び蓋により開口部が覆われている包装箱であって、前記第1の天フラップには3Dビューワが形成されていて、前記3Dビューワは端末収納部及び仕切り板を有する背面板と双眼レンズ部と、を含むことを特徴とする包装箱である。
また、本発明の請求項2の発明は、請求項1に記載の包装箱であって、前記第1及び第2の天フラップを閉じた状態では前記第2の天フラップが前記双眼レンズ部と重なることを特徴とする包装箱である。
また、本発明の請求項3の発明は、請求項1または2に記載の包装箱であって、前記3Dビューワの前記双眼レンズ部は前記背面板に折罫を介して連接されていて、前記双眼レンズ部は、当該折罫により前記背面板と向かい合うように折り畳まれることを特徴とする包装箱である。
また、本発明の請求項4の発明は、請求項3に記載の包装箱であって、前記第2の天フラップは、前記背面板との間の折罫で折り畳まれた状態の前記双眼レンズ部と重なることを特徴とする包装箱である。
本発明の請求項5の発明は、第1及び第2の天フラップ及び蓋により開口部が覆われている包装箱であって、前記第1の天フラップには3Dビューワが連接されていて、前記3Dビューワは端末収納部及び仕切り板を有する背面板と双眼レンズ部と、を含むことを特徴とする包装箱である。
また、本発明の請求項6の発明は、請求項5に記載の包装箱であって、前記3Dビューワの前記双眼レンズ部は前記背面板に折罫を介して連接されていて、前記双眼レンズ部は、当該折罫により前記背面板と向かい合うように折り畳まれることを特徴とする包装箱である。
また、本発明の請求項7の発明は、請求項5または6に記載の包装箱であって、前記双眼レンズ部に配置されるレンズは、片側が平面で他方が凸面の形状を有する平凸レンズであることを特徴とする包装箱である。
また、本発明の請求項8の発明は、請求項6に記載の包装箱であって、前記双眼レンズ部は、平凸レンズの凸面側が前記背面板側になるように折り畳まれることを特徴とする包装箱である。
また、本発明の請求項9の発明は、請求項5〜8のいずれか1に記載の包装箱であって、前記3Dビューワが包装箱の中仕切りとなることを特徴とする包装箱である。
また、本発明の請求項10の発明は、請求項1〜9のいずれか1に記載の包装箱であって、前記3Dビューワが当該包装箱から分離できることを特徴とする包装箱である。
本発明の請求項1の発明によれば、プレミアム品である3Dビューワが包装箱の天フラ
ップに形成されているため、特別な梱包資材を必要としない。また、3Dビューワが付いていても包装箱の外形サイズが大きくなることも無い。
このため、輸送コストを低く抑えることが可能であるだけでなく、小さなスペースにも商品をぎっしり載置できるので販売店舗も不便を感じることなく商品を販売することが可能となる。
また、本発明の請求項2の発明によれば、包装箱の1対の天フラップを閉じた時に、前記第1の天フラップに形成された前記3Dビューワの前記双眼レンズ部と前記第2の天フラップが重なる構造となるため、前記双眼レンズ部は包装箱内に収納された商品に直接触れることが無い。これにより、傷つき易い前記双眼レンズ部の傷つきを防止することが可能となる。
また、本発明の請求項3の発明によれば、前記双眼レンズ部を前記背面板との間の折罫により折り畳むことにより、前記双眼レンズ部が前記背面板により保護される構造となる。
この構造により、傷つき易い前記双眼レンズ部の傷つきを容易に防止することが可能となる。
また、本発明の請求項4の発明によれば、前記双眼レンズ部が前記背面板と向かい合うように折り畳まれた上に、前記双眼レンズ部と前記第2の天フラップが重なる構造となっていることにより、前記双眼レンズ部の両面を前記背面板と前記第2の天フラップで保護することが可能となるため、より確実に前記双眼レンズ部の傷つきを防止することが可能となる。
本発明の請求項5の発明によれば、プレミアム品である3Dビューワが包装箱の天フラップに連接されているため、特別な梱包資材を必要としない。また、3Dビューワが付いていても包装箱の外形サイズが大きくなることも無い。
このため、輸送コストを低く抑えることが可能であるだけでなく、小さなスペースにも商品をぎっしり載置できるので販売店舗も不便を感じることなく商品を販売することが可能となる。
また、本発明の請求項6の発明によれば、前記双眼レンズ部を前記背面板との間の折罫により折り畳むことにより、前記双眼レンズ部が前記背面板により保護される構造となる。
この構造により、傷つき易い前記双眼レンズ部の傷つきを容易に防止することが可能となる。
また、本発明の請求項7の発明によれば、前記双眼レンズ部に配置されるレンズが平凸レンズであるため、レンズと物体の間の距離及びレンズと像の間の距離が異なる場合にも球面収差を小さくすることが可能であり、両面が凸面である凸レンズを用いる場合に比べて視認性を高めることが可能となる。
また、本発明の請求項8の発明によれば、前記平凸レンズの凸面側が前記背面板と向かい合うようにして前記双眼レンズ部を折り畳むことが可能となるため、最も傷つき易い前記双眼レンズ部の凸面部の傷つきを容易に防止することが可能となる。
また、本発明の請求項9の発明によれば、前記3Dビューワが包装箱の中仕切りとしての役割も果たすため、包装箱に収納された商品の輸送時の横ずれを防止することも可能となる。
また、本発明の請求項10の発明によれば、前記3Dビューワが包装箱から分離できるため、前記3Dビューワの使用者は、必要な時に前記3Dビューワを包装箱から切り離して使用することが可能となる。
第1の実施形態の包装箱のブランクを模式的に示す平面図である。 第1の実施形態の包装箱の使用形態を模式的に示す説明図である。(a)は第1の天フラップを上に持ち上げた状態、(b)は双眼レンズ部を折り畳んで第2の天フラップと重ねた状態を示す。 第1の実施形態の3Dビューワを包装箱から切り離して使用する使用形態を模式的に示す説明図である。(a)は斜め上方から見た状態、(b)は側面から見た状態を示す。 第2の実施形態の包装箱のブランクを模式的に示す平面図である。 第2の実施形態の包装箱の使用形態を模式的に示す説明図である。
<第1の実施形態>
以下、本発明を実施するための第1の実施形態につき図1〜3を参照して説明する。
第1の実施形態の包装箱1は、図1に示したブランクを一点破線で示した罫線を折って、必要部分をグルーなどで貼着して製函する。罫線は、押罫、ミシン罫、リード罫など、いずれの罫線でも構わない。
本実施形態の包装箱1は、右側面側板105、正面側板106、左側面側板107、背面側板108からなる側板を有し、これらを偏平に折り畳んだ状態から筒状に起こすことによって、底部分が形成されるオートボトムタイプの箱である。
また、背面側板108の左側には、側部貼着部が設けられていて、右側面側板105の右側に当該側部貼着部が貼着され、背面側板108の左側と右側面側板105の右側が接続されるようになっている。
右側面側板105と左側面側板107の下端には、側部連設板109、109が連設され、正面側板106と背面側板108の下端には、前後連設板110、110が設けられていて、前後連設板110、110には折罫を挟んで、それぞれ、底部貼着板111、111が設けられている。
底部分を形成するには、背面側板108の左側に設けられた側部貼着部を右側面側板105の右側に貼着させ、側板を筒状にする。その後、前後連設板110、110と底部貼着板111、111の間を谷折りし、側部連設板109、109と、前後連設板110、110を筒状の内方に折込み、底部貼着板111、111の内面を隣り合った側部連設板109、109の外面にそれぞれ、接着剤などで接着させる。これにより、オートボトムタイプの箱の底部分ができる。
そして、側板を折畳んだ状態から、筒状に立ち上げると、底部貼着板111、111と側部連設板109、109が接着しているので、側部連設板109、109と前後連設板110、110などが略平面状になり、前後連接板110、110と底部貼着板111、111の境界が突き合わされて底部分を固定する。このように、胴部分の側板を折畳んだ状態から筒状に立ち上げるとそれに伴い底部分が形成される。このような箱を、オートボトムタイプと呼ぶ。
なお、本実施形態ではオートボトムタイプを採用しているが、これに限らず、底部分が閉じられて箱としての体裁が整っていれば底部分の構造はどのようなものでも良い。
また、右側面側板105の上端には第2の天フラップ102、左側面側板107の上端
には第1の天フラップ101がそれぞれ連設されている。正面側板106の上端には、外蓋104と外蓋差込片104aが順次連設されている。また、背面側板108の上端には、内蓋103と内蓋差込片103aが順次連設されている。
また、内蓋103と背面側板108の境界およびその近傍に、開孔部および切込み線からなる差込口103bが、外蓋差込片104aを差し込み固定するために設けられている。
第1の天フラップ101は、全体が3Dビューワ2になっていて、左側面側板107側から、台座部28、背面板23、双眼レンズ部24、係止部26の順に連接されている。背面板23には仕切り板22及び端末収納部21が形成されている。
また、第2の天フラップ102には、その長さ方向の略中央に、右側面側板105との境界と平行な折罫が設けられている。
本実施形態の包装箱1の蓋を閉める際、第1の天フラップ101は、図2(a)に示すように第2の天フラップ102の上に重ねるようにする。そして、図2(b)に示すように、背面板23と双眼レンズ部24の間の折罫で折り畳んで第2の天フラップ102上に重ねてから内蓋103及び外蓋104を閉める。
このような構成にすることにより、双眼レンズ部24は、第2の天フラップ102及び背面板23に挟まれた状態となるため、輸送中にも包装箱1に収納された商品等で双眼レンズ部24が傷つくことはない。
また、このとき、第1の天フラップ101の重みにより第2の天フラップ102に設けられた折罫で第2の天フラップ102の先端が下方に折れ曲がる。この構成が双眼レンズ部24付近の緩衝の役割を果たすので、双眼レンズ部24の傷つきをより低減することが可能となる。
このようにして、第2の天フラップ102及び第1の天フラップ101を内方に倒した後、内蓋103をその上に倒して内蓋差込片103aを正面側板106の内面に沿うように差込み、次に外蓋104を内蓋103の上に重なるように倒して、外蓋差込片104aを差込口103bに差し込むことにより、包装箱1の組み立てが完了する。
なお、本実施形態では、内蓋103に吊り手103c及び指差し込み用の指孔103dを設け、吊り手103c及び指孔103dに重なる位置の外蓋104に吊り手103cを立ち上げるための吊り手孔104bを設けて、吊り手103cを手で持って持ち運ぶことのできるキャリーバック形状の包装箱1としているが、蓋部分の構造はこれに限らない。3Dビューワ2を形成する第1の天フラップ101及び第2の天フラップ102とその上を覆う内蓋103若しくは外蓋104を有していれば良い。
次に、3Dビューワ2について説明する。
本実施形態の3Dビューワ2は第1の天フラップ101を構成していて、左側面側板107との境界で切り取って、包装箱1と分離して3Dビューワ2のみで使用することができる。
3Dビューワ2は、双眼レンズ部24を備えている。双眼レンズ部24には2つの貫通孔が左右方向に並ぶように形成され、この貫通孔が形成された部分に双眼レンズが配置されることによって構成されている。
双眼レンズ部24に貼着されるレンズシート25は、例えばプラスチック製であり、1枚の平坦なプレートに左レンズと右レンズとの2つのレンズが形成された構成を有する。
なお、双眼レンズ部24が左レンズと右レンズとを保持し、双眼レンズ部24の2つの貫通孔の各々にレンズが配置される構成であれば、例えば、左レンズと右レンズとは別の部材であってもよいし、レンズが双眼レンズ部24の貫通孔に嵌合されることによって双眼
レンズ部24が形成されてもよい。
3Dビューワ2を使用する際にはまず、背面板23の一部に設けられた仕切り板22を背面板23に対して垂直になるように折罫で山折りする。その後、双眼レンズ部24を、レンズシート25の左右の2つのレンズの間が仕切り板22の上に乗るようにして折罫で折り曲げ、双眼レンズ部24に連接された係止部26に仕切り板22の先端に設けられた係止片27を挿入して係止固定する。
そして、背面板23の一部であって仕切り板22の下には端末収納部21が形成されていて、端末収納部21と台座部28の間の折罫を折り曲げて台座部28が双眼レンズ部24及び仕切り板22の下に配置することにより、図3(a)及び図3(b)に示すような3Dビューワ2の組み立てが完了する。
3Dビューワ2の使用者が、スマートフォンやPDA(Personal Digital Assistant若しくはPersonal Data Assistance)等の携帯情報端末のディスプレイに表示された画像を、3Dビューワ2を使って見る際には、3Dビューワ2を包装箱1から分離して組み立てた後、台座部28上の端末収納部21に、仕切り板22が左目用画像と右目用画像の境界に重なるように配置する。
そして、3Dビューワ2を顔の前に構え、右目で右レンズを通して右空間を覗き、左目で左レンズを通して左空間を覗く。携帯情報端末のディスプレイには、両眼視差に応じた差異を有する右目用の視差画像と左目用の視差画像とが並べて表示され、右目用の視差画像は右空間に対向し、左目用の視差画像は左空間に対向する。使用者は、右目で右レンズを通して右目用の視差画像を見るとともに、左目で左レンズを通して左目用の視差画像を見る。これにより、使用者には、視差画像に含まれる対象が立体的に見える。
本実施形態のような包装箱1とすることにより、特別な梱包用の資材を使わずに3Dビューワ2を包装箱1に取り付け可能で、かつ、包装箱1全体の外形サイズが3Dビューワ2を取り付ける前後で変わらない包装箱1を提供することが可能となる。
包装箱1は例えば飲料缶4本を収納した状態で3Dビューワ2を取り付けて販売されることにより、3Dビューワ2付きであることをアピールして販売促進効果を得られるだけでなく、通常の飲料缶4本入りの包装箱と同じ大きさであるため、販売店舗が輸送や陳列に不便を感じることなく販売することが可能となる。
<第2の実施形態>
以下、本発明を実施するための第2の実施形態につき図4、5を参照して説明する。
第2の実施形態の包装箱10は、3Dビューワ2が第1の天フラップ全体を構成するのではなく、第1の天フラップ121に3Dビューワ2が連接されている点で第1の実施形態の包装箱1と異なる。
本実施形態では、図4に示すように、左側面側板107の上端に連接された第1の天フラップ121に3Dビューワ2が連接されている。3Dビューワ2の構成は第1の実施形態と同様に、第1の天フラップ121側から、台座部28、背面板23、双眼レンズ部24、係止部26の順に連接されている。そして、背面板23には仕切り板22及び端末収納部21が形成されている。
また、第2の天フラップ122には第1の実施形態における第2の天フラップ102のような折罫は無く、第1の天フラップ121と3Dビューワ2の境界と第2の天フラップ122が突合せとなるようになっている。
本実施形態において、包装箱10の蓋を閉める際には、図5に示したように、第1の天フラップ121と3Dビューワ2の境界線で折り曲げて3Dビューワ2を下方に垂れ下げることにより、3Dビューワ2が包装箱10の中仕切りとなる。
3Dビューワ2の双眼レンズ部24に配置されるレンズシート25のレンズは、片側が平面で他方が凸面の形状を有する平凸レンズであることが好ましい。これは、レンズと物体の間の距離及びレンズと像の間の距離が異なる場合にも球面収差を小さくすることが可能であり、両面が凸面である凸レンズを用いる場合に比べて視認性を高めることが可能となるからである。
また、レンズの向きは、背面板23と双眼レンズ部24の間の折罫で折り畳んだときに、レンズの凸面側が背面板23と向かい合うようにする。このような構成にすることにより、レンズの平面側は双眼レンズ部24に設けられた貫通孔の奥に配置されて、貫通孔より表面に飛び出さないので、レンズ表面が傷つきにくくなる。
また、3Dビューワ2を中仕切りとする際には、背面板23と双眼レンズ部24の間の折罫で折り畳んだ状態で3Dビューワ2を垂れ下げる。
このような構成にすることにより、双眼レンズ部24のレンズの凸面側は、背面板23に守られた状態となるため、輸送中にも包装箱10に収納された商品等で双眼レンズ部24の凸面が傷つく虞を無くすことが可能となる。
本実施形態のような包装箱10とすることにより、特別な梱包用の資材を使わずに3Dビューワ2を包装箱10に取り付け可能で、かつ、包装箱10全体の外形サイズが3Dビューワ2を取り付ける前後でほとんど変わらない包装箱10を提供することが可能となる。
包装箱10は例えば飲料缶4本を収納した状態で3Dビューワ2を取り付けて販売されることにより、3Dビューワ2付きであることをアピールして販売促進効果を得られるだけでなく、通常の飲料缶4本入りの包装箱と同じ大きさであるため、販売店舗が輸送や陳列に不便を感じることなく販売することが可能となる。
商品を購入し、包装箱10に取り付けられた3Dビューワ2を入手した購入者が3Dビューワ2を使用する際にはまず、第1の天フラップ121から3Dビューワ2を切り取って包装箱10から3Dビューワ2を分離する。そして、第1の実施形態と同様に3Dビューワを組み立てて携帯情報端末を収納して画像表示することにより、立体画像を見ることが出来るようになる。
1、10・・・包装箱
2・・・3Dビューワ
21・・・端末収納部
22・・・仕切り板
23・・・背面板
24・・・双眼レンズ部
25・・・レンズシート
26・・・係止部
27・・・係止片
28・・・台座部
101、121・・・第1の天フラップ
102、122・・・第2の天フラップ
103・・・内蓋
104・・・外蓋
105・・・右側面側板
106・・・正面側板
107・・・左側面側板
108・・・背面側板
109・・・側部連接板
110・・・前後連接板
111・・・底部貼着板

Claims (10)

  1. 第1及び第2の天フラップ及び蓋により開口部が覆われている包装箱であって、
    前記第1の天フラップには3Dビューワが形成されていて、
    前記3Dビューワは端末収納部及び仕切り板を有する背面板と双眼レンズ部と、を含むことを特徴とする包装箱。
  2. 請求項1に記載の包装箱であって、
    前記第1及び第2の天フラップを閉じた状態では前記第2の天フラップが前記双眼レンズ部と重なることを特徴とする包装箱。
  3. 請求項1または2に記載の包装箱であって、
    前記3Dビューワの前記双眼レンズ部は前記背面板に折罫を介して連接されていて、
    前記双眼レンズ部は、当該折罫により前記背面板と向かい合うように折り畳まれることを特徴とする包装箱。
  4. 請求項3に記載の包装箱であって、
    前記第2の天フラップは、前記背面板との間の折罫で折り畳まれた状態の前記双眼レンズ部と重なることを特徴とする包装箱。
  5. 第1及び第2の天フラップ及び蓋により開口部が覆われている包装箱であって、
    前記第1の天フラップには3Dビューワが連接されていて、
    前記3Dビューワは端末収納部及び仕切り板を有する背面板と双眼レンズ部と、を含むことを特徴とする包装箱。
  6. 請求項5に記載の包装箱であって、
    前記3Dビューワの前記双眼レンズ部は前記背面板に折罫を介して連接されていて、
    前記双眼レンズ部は、当該折罫により前記背面板と向かい合うように折り畳まれることを特徴とする包装箱。
  7. 請求項5または6に記載の包装箱であって、
    前記双眼レンズ部に配置されるレンズは、片側が平面で他方が凸面の形状を有する平凸レンズであることを特徴とする包装箱。
  8. 請求項6に記載の包装箱であって、
    前記双眼レンズ部は、平凸レンズの凸面側が前記背面板側になるように折り畳まれることを特徴とする包装箱。
  9. 請求項5〜8のいずれか1に記載の包装箱であって、
    前記3Dビューワが包装箱の中仕切りとなることを特徴とする包装箱。
  10. 請求項1〜9のいずれか1に記載の包装箱であって、
    前記3Dビューワが当該包装箱から分離できることを特徴とする包装箱。
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