JP2017109264A - ナット取外し工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】緩み止めナットをボルトから簡単に取外すことができるナット取外し工具を提供する。【解決手段】 ナット部5の内面側に一端が係止され、かつ他端が外部に突出するコイルスプリング7を有する緩み止めナット4のナット部5が挿入可能な大円形穴1bと、第1段部1eとを有するナット取外しグリップ1を備え、第1段部1eにはコイルスプリング7とナット部5の駆動面5aとに係合可能な係合ピン8を配置することを特徴としている。この構成によれば、緩み止めナット4に対して、係合ピン8がコイルスプリング7の緩み方向の回転後方に位置するようにナット取外しグリップ1を押し込む。この状態で、緩み方向の回転が加えられると、係合ピン8によりコイルスプリング7の一端が緩み方向に押し開かれる。この間に、係合ピン8がナット部5の駆動面5aに沿って深く入り込むので、緩み止めナット4をボルト3から取外すことができる。【選択図】図1

Description

本発明は、ボルトとナットとの締結構造にあって、緩み防止機能を備えるナットを簡単に取外すことができるナット取外し工具に関するものである。
従来、ボルトとナットとの締結構造にあって、緩み防止の対策としては、2個のナットを使用して締結するダブルナット法が採用されている。このダブルナット法によれば、一定の緩み止め効果が得られるものの、締結構造に振動等が加わる環境下にあっては、十分な緩み止め対策とはなっていないばかりか、いたずら等によってナットが緩められてしまうというような問題が生じている。これら問題を解決するために、締結構造の防護装置として、特許文献1に記載の防護装置が創案されている。この防護装置200は、図14に示すように2枚の被締結物202a、202bをボルト203と2個のナット204,204とにより締結する締結構造にあって、そのボルト203の先端部を内包するリング体210を備えている。このリング体210には、その内面側にボルト203の径よりもわずかに小さい内径を持つ約2巻きのコイルスプリング207が、その軸方向の動きを規制されて配置されている。また、前記リング体210の内面側には、後退位置にあるコイルスプリング207の後退端に当接するように突起部(図示せず)が設けられている。この突起部は、リング体210の回転にともなって、コイルスプリング207の後退端を押して、リング体210とコイルスプリング207とを一体に回転させるように構成されている。
この防護装置200では、被締結物202a,202bをボルト203と2個のナット204,204とにより締結した後に、ボルト203の先端側からリング体210を挿入し、コイルスプリング207をボルト203に当接させる。この状態で、リング体210を回転させると、コイルスプリング207が一体に回転するとともに、ボルト203のねじ山203aに沿って螺合しながらリング体210とともにその軸方向に前進する。このリング体210がナット204に当接すると、その後はコイルスプリング207のみがボルト203のねじ山203aに沿って螺合しながらボルト203およびリング体210に対してその軸方向に前進する。これにより、コイルスプリング207の先端がリング体210に当接してこれを押圧する。その後も、リング体210を回転させると、コイルスプリング207が圧縮されてその内径が広がるので、そのコイル長さが短くなって、コイルスプリング207の後退端がボルト203に対して前進する。このコイルスプリング207の後退端の軸方向の移動幅が突起部の軸方向幅を超えると、コイルスプリング207の後退端が突起部から離脱する。この時、リング体210はコイルスプリング207を前述の状態を保って空回りすることとなり、防護機能を持つ締付けが完了する。この締付け状態にあっては、コイルスプリング207の圧縮により生じる押圧力がリング体210を介してナット204,204に加わるので、前述の締結構造に振動が加わっても、ナット204,204が緩まないばかりか、いたずら等によってもナット204,204が緩められるようなことはない。
しかしながら、前述の防護装置200を使用する締結構造を備える製品の保守管理を行う際には、防護装置200を取外して、ボルト203からナット204,204を取外す必要が生じている。この時、前述の防護装置200ではリング体210が空回りすることから、その都度リング体210を破壊してボルト203の先端に巻付いたコイルスプリング207を取外し、その後にナット204,204をボルト203から取外さねばならないというような問題が生じている。
特開2000−87944号公報
この問題を解決するため、2枚の被締結物をボルトと緩み止めナットとにより締結する締結構造(図5に記載の締結構造を参照して説明する)が創案されている。この締結構造に使用される緩み止めナット4は、ボルト3に螺合するめねじ部(図示せず)を持つナット部5と、これと一体に設けられるリング部6とからなっている。前記リング部6には、その内面側にコイルスプリング7が配置され、その一端がリング部6の上端に固定され、他端がナット部5およびリング部6の接続位置近くに設けられた切欠窓6aから外部に突出するように構成されている。この締結構造にあっては、緩み止めナット4のナット部5がボルト3に螺合すると、コイルスプリング7がボルト3のねじ山3a,3a間に巻付くように螺合しながら前進してナット部5が被締結物2aに当接し、2枚の被締結物2a,2bをしっかりと締結することができる。
また、この締結構造では緩み止めナット4の緩み止め機能を果たすコイルスプリング7の一端が緩み止めナット4のリング部6に固定されている。そのため、当該締結構造を使用する製品の保守管理の際には、緩み止めナット4を取外すために、12角のボックスレンチ(図示せず)を使用できる場合があるが、コイルスプリング7の突出量が少ないと、このボックスレンチでは対応することができない。このような場合には、コイルスプリング7の巻付きをペンチ等の工具により緩めながら、ナット部5を六角レンチ(図示せず)により緩み方向に回転させることにより、緩み止めナット4をボルト3から取外すことができる。しかしながら、この作業を行うときには、作業者は両手を使わねばならず、大変面倒な作業となっており、この緩み止めナット4を簡単に取外すことができるナット取外し工具の開発が要望されている。
本発明のナット取外し工具は、上記要望に沿って発明されたもので、ナット部の内面側に一端が係止され、かつ他端が外部に突出するコイルスプリングを有する緩み止めナットのナット部が挿入可能な大円形穴と、段部とを有するナット取外しグリップを備え、段部にはコイルスプリングとナット部の駆動面とに係合可能な係合部を配置することを特徴としている。この構成により、複数枚の被締結物をボルトとともに締結する締結構造をなす緩み止めナットに対して、係合部がコイルスプリングよりも緩み方向の回転後方に位置するようにナット取外しグリップを押し込むと、係合部がナット部の上面に当接する。この状態で、ナット取外しグリップを回転させると、係合部はその高さ位置で回転しながら、コイルスプリングと係合し、コイルスプリングの一端を緩み方向に押し開く。この間に、係合部がナット部の駆動面に沿って深く入り込み、ナット取外しグリップの緩み方向の駆動力がナット部の駆動面から緩み止めナットに効率よく伝達されて、簡単に緩み止めナットをボルトから取外すことができる。
本発明に係るナット取外しグリップは、リング部に案内されて円滑に緩み方向に回転して、コイルスプリングを無理なく押し開くことができるようにするために、緩み止めナットのナット部より小径でかつこれと一体のリング部が挿入可能な小円形穴を有する構成であることが望ましい。
また、本発明に係る係合部は緩み止めナットのナット部の対向する二つの駆動面と係合してナット部にナット取外しグリップの回転を効率よく伝達するために、大円形穴の中心を挟んで対向する位置に配置されることが望ましい。
本発明に係る係合部は、製作容易で安価な構造とする好適例として、段部から延びる係合ピンであることが望ましい。
また、本発明に係る係合部は製作容易で安価な構造とする好適例として、段部から延びる係合ピンと、この係合ピンと併置されて係合ピンの側部の空間を塞ぐ阻止ピンとからなる構成であることが望ましい。この場合、係合ピンおよび阻止ピン間の間隙および阻止ピンの軸径を係合ピン、阻止ピンのいずれかがコイルスプリング、ナット部の上面のいずれかに当接するように設定しておく。この状態で、ナット取外しグリップを緩み止めナットのナット部の位相に関係なくナット部に押し込んでも、いずれかの係合ピンまたはいずれかの阻止ピンがコイルスプリングの上面に当接するか、係合ピンがリング部から広がるナット部の上面に当接する。この状態で、ナット取外しグリップを回転させると、コイルスプリングの上面に当接する係合ピンもコイルスプリングを乗り越えてナット部の上面に達して、その高さ位置で回転する。この間に、コイルスプリングよりも回転後方に位置する係合ピンがコイルスプリングと係合し、コイルスプリングの一端を緩み方向に押し開く。この間に、係合ピンおよび阻止ピンがナット部の駆動面に沿って深く入り込み、ナット取外しグリップの緩み方向の駆動力がナット部の駆動面から緩み止めナットに効率よく伝達されて、簡単に緩み止めナットをボルトから取外すことができる。
その他に、本発明に係る係合部は段部から所定の間隔をおいて延びる2本の係合ピンでなっており、これら係合ピンは緩み止めナットのナット部の一つの駆動面に対して配置される構成であることが望ましい。この構成によれば、ナット取外しグリップを緩み止めナットのナット部の位相に関係なくナット部に押し込んでも、いずれかの係合ピンがリング部からその外周方向に広がるナット部の上面に当接するか、コイルスプリング上に乗り上げる。この状態で、ナット取外しグリップを緩み方向に回転させると、係合ピンがナット部の上面に当接する時にはその高さ位置で回転して、コイルスプリングに係合し、その一端を緩み方向に押し開く。また、係止ピンがコイルスプリング上に乗り上げる時にはコイルスプリングを乗り越えてナットの上面に当接した後に、当該係止ピンとともに緩み方向の回転後方に位置する別の係合ピンがその高さ位置で回転して、コイルスプリングに係合し、その一端を緩み方向に押し開く。この間に、2本の係合ピンがナット部の駆動面の中央位置近くになると、ナット部の上面からら外れる。そのため、これら係合ピンが駆動面に沿って押し込まれてコイルスプリングに深く係合しながら、緩み方向に回転する。これにより、コイルスプリングが十分に押し開かれた状態で、ナット取外しグリップの緩み方向の駆動力がナット部に伝達されるので、緩み止めナットを緩ませて、これをボルトから取外すことができる。
以上説明した本発明によれば、複数枚の被締結物をボルトと緩み止めナットとにより締結する締結構造にあって、緩み止めナットをボルトから簡単に取外すことができるナット取外し工具を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係るナット取外し工具が緩み止めナットに押し込まれた状態の一部を切り欠いた説明図。 本発明の第1の実施形態に係るナット取外し工具の下面図。 図2のA−A線断面図。 図2のB−B線断面図。 本発明の第1の実施形態に係る締結構造の説明図。 図1のC−C線断面図。 本発明の第1の実施形態に係るナット取外し工具がコイルスプリングを緩み方向に回転させた状態を説明する要部拡大断面図。 本発明の第1の実施形態に係るナット取外し工具がコイルスプリングを緩み方向に回転させた状態の一部を切欠いた説明図。 本発明の第2の実施形態に係るナット取外し工具の下面図。 本発明の第2の実施形態に係るナット取外し工具が緩み止めナットに押し込まれた状態の一部を切欠いた要部断面図。 本発明の第3の実施形態に係るナット取外し工具の下面図。 本発明の第3の実施形態に係る締結構造を構成する緩み止めナットの内部を説明する断面図。 本発明の第3の実施形態に係るナット取外し工具がコイルスプリングを緩み方向に回転させた状態の一部を切欠いた要部拡大断面図。 従来の防護装置付きのボルトおよびナットでなる締結構造を説明する一部を切欠いた断面図。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態に係るナット取外し工具の一例のナット取外しグリップを図面に基づき説明する。図1ないし図5に示すように、1はナット取外しグリップ(以下、グリップという)であり、このグリップ1は2枚の被締結物2a,2bをボルト3と緩み止めナット4とにより締結する締結構造にあって、その緩み止めナット4をボルト3から取外す際に用いられる。この締結構造をなす緩み止めナット4は、ボルト3に螺合するめねじ部5bを持つ外形状が六角形のナット部5と、これと一体に設けられ、かつナット部5の六角形に内接する外形状を持つリング部6とからなっている。前記リング部6には、ナット部5との接続位置近くでナット部5の駆動面5aの一つの上端に沿って延びる切欠窓6aが削設されている。この切欠窓6aは、リング部6の内部に連通しており、この切欠窓6aから後記グリップ側エンド7cが外部に突出するように配置される。また、前記リング部6の内面側には約3巻のコイル部7aとリング部側エンド7bとグリップ側エンド7cとを有するコイルスプリング7が配置されている。前記コイル部7aは、ボルト3のねじ山3aのリード角とほぼ同一のリード角を持ち、その内径はボルト3のねじ山外径よりもわずかに小さくなっている。これにより、コイルスプリング7は緩み止めナット4がボルト3に締付けられるにともなって、そのねじ山3aに螺合して巻付くことができる。前記リング部側エンド7bは、コイル部7aの接線方向に延びる直線部でなっており、リング部6の端面に形成される半径方向に延びる係合溝6bにかしめにより固定され(係止されるだけでもよい)、コイルスプリング7がリング部6と一体に回転できる構成が得られている。前記グリップ側エンド7cは、前記切欠窓6aを通ってナット部5の駆動面5aの中央位置近くから外部に突出し、その先端は後記係合ピン8と係合する位置にあって、切欠窓6a内で自由に移動できる構成となっている。
前記グリップ1は、前述の緩み止めナット4の各部に対応する構造を備えており、作業者が手で回転させることにより前記緩み止めナット4に駆動力を伝達できるように構成されている。すなわち、このグリップ1は外周に刻設される網目ローレット1aを有し、作業者による回転伝達が容易な構成となっている。また、前記グリップ1は緩み止めナット4のナット部5が挿入可能な大円形穴1bと、緩み止めナット4のリング部6が挿入可能な小円形穴1cと、ボルト3が挿通可能な挿通穴1dとを有している。前記大円形穴1bは、緩み止めナット4に係止されるコイルスプリング7のグリップ側エンド7cが当接しない十分な大きさの内径を有し、グリップ1の回転に支障のない構成となっている。前記小円形穴1cは、緩み止めナット4のリング部6を案内する大きさの内径を有しており、リング部6が案内される時には、グリップ1が緩み方向に円滑に回転する構成が得られる。これにより、後記係合ピン8がナット部5の一つの駆動面5aに対して配置されるだけでも、効率よい緩み方向の回転伝達が可能となっている。さらに、前記グリップ1は前記大円形穴1bおよび小円形穴1c間に形成される第1段部1eを有しており、この第1段部1eには前記コイルスプリング7と係合する係合部の一例として係合ピン8およびこれと併置される阻止ピン9が大円形穴1bの壁面に沿って延びるように設けられている。
前記係合ピン8は、緩み止めナット4のナット部5が嵌合可能なようにナット部5の六角形に対応する位置で、かつ大円形穴1bの中心を挟んで対向する位置に対をなして配置されている。前記係合ピン8および阻止ピン9はナット部5の駆動面5aすべてに対して配置する必要はなく、少なくとも一つの駆動面5a、好ましくは少なくとも対向する一対の駆動面5a,5aにあればよい。また、この係合ピン8はナット部5の駆動面5aから突出するコイルスプリング7のグリップ側エンド7cに係合可能に構成されており、グリップ1を緩み方向に回転させると、係合ピン8が一体に回転してコイルスプリング7のグリップ側エンド7cを緩み方向に押し開くことができる。前記阻止ピン9は、係合ピン8の側部の空間を塞ぐように配置されており、係合ピン8よりも小径となっている。この阻止ピン9の軸径および係合ピン8との間隙は、グリップ1を緩み止めナット4のナット部5の位相に関係なくナット部5に押し込でも、係合ピン8、阻止ピン9のいずれかがコイルスプリング7、ナット部5の上面のいずれかに当接するように設定されている。これにより、グリップ1を緩み方向に回転させるだけで、係合ピン8またはその緩み方向の回転後方に位置する別の係合ピン8aがコイルスプリング7を緩み方向に押し開く位置でコイルスプリング7と係合することができる。前記係合ピン8および阻止ピン9は、製作容易で安価な構造であることから係合部に採用されているが、これらに代えて、同様の作用をなす突起部(図示せず)を削り出し、放電加工等によって大円形穴1b内に設けてもよい。
前記グリップ1には、小円形穴1cと挿通穴1dとの間に第2段部1fが設けられており、係合ピン8がコイルスプリング7と深く係合して緩み止めナット4のリング部6の上端に当接する時に、第1段部1eをコイルスプリング7に接触しない位置に留めるように構成されている。また、この第2段部1fは前記係合ピン8および阻止ピン9の先端がコイルスプリング7と深く係合する時、グリップ1の駆動力を伝達するのに十分な程度に係合ピン8がナット部5の駆動面5aと係合できるように構成されている。
上記グリップ1を用いて、2枚の被締結物2a,2bをボルト3と緩み止めナット4とにより締結する締結構造(図5参照)にあって、その緩み止めナット4をボルト3から取外す際には、図1および図6に示すようにグリップ1を緩み止めナット4のナット部5の位相に関係なくナット部5に押し込む。この時、ナット部5の上面はその駆動面5aの中央位置付近ではリング部6から外周方向に広がっていない。そのため、係合ピン8および阻止ピン9がナット部5の上面から外れて駆動面5aに沿って深く入り込む空間が形成されているが、その上方にコイルスプリング7のグリップ側エンド7cが位置している。これにより、グリップ1を緩み止めナット4のナット部5に押し込むときには、いずれかの係合ピン8またはいずれかの阻止ピン9がコイルスプリング7の上面に乗り上げるか、係合ピン8がリング部6からその外周方向に広がるナット部5の上面に当接し、係合ピン8および阻止ピン9がいずれの位置にあってもナット部5の駆動面5aに沿って深く入り込むことはない。この状態で、グリップ1を継続して緩み方向に回転させると、係合ピン8はナット部5の上面に当接する時はもちろんのこと、コイルスプリング7の上面に乗り上げる時にもコイルスプリング7を乗り越えた後にナット部5の上面に達し、その高さ位置で回転する。そのため、前述の係合ピン8または緩み方向の回転後方に位置する別の係合ピン8aがコイルスプリング7を緩み方向に押し開く位置に達してコイルスプリング7と係合し、ボルト3のねじ山3aに巻付くコイルスプリング7のグリップ側エンド7cを緩み方向に押し開く。これにより、図7に示すようにコイルスプリング7とボルト3との間に隙間が生じ、緩み止めナット4の緩み止め効果が軽減される。この間に、係合ピン8および阻止ピン9はナット部5から外れる個所、すなわち係合ピン8および阻止ピン9が図8に示すようにナット部5の駆動面5aに沿って深く入り込むことができる空間に達する。この時には、この空間上方にコイルスプリング7のグリップ側エンド7cがないので、係合ピン8および阻止ピン9はこの駆動面5aに沿って深く入り込み、コイルスプリング7およびナット部5の駆動面5aと深い係合状態を保持する。これにより、グリップ1の緩み方向の駆動力が大円形穴1bの中心を挟んで対をなす係合ピン8,8を介してナット部5の駆動面5aから緩み止めナット4に効率よく伝達されて、緩み止めナット4が緩み方向に回転する。そのため、グリップ1を緩み方向に回転させるだけで簡単に緩み止めナット4をボルト3から取外すことができる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係るナット取外し工具の一例のナット取外しグリップを図面に基づき説明する。図9および図10において、51はナット取外しグリップ(以下、グリップという)であり、第1の実施形態のグリップ1とは係合部の具体的構造および緩み止めナット4に係止されるコイルスプリング57のグリップ側エンド57cの形状が相違するのみで、その他は当該グリップ51が使用される締結構造を含め同一であるので、同一部分の説明を省略し、相違する係合部およびコイルスプリング57のみを説明する。なお、コイルスプリング57を除く締結構造中の同一部分については、第1の実施形態と同一番号を付す。前記グリップ51の係合部は、第1段部51eから所定の間隔をおいて延びる2本の係合ピン58,58でなっており、これら係合ピン58,58は緩み止めナット4のナット部5の駆動面5aそれぞれに対して設けられている。これら係合ピン58,58は第1の実施形態の係合ピン8と同一構造をなしており、これらの間隔は後記折曲げ部長さLよりもわずかに短く設定されている。これにより、隣接する2本の係合ピン58,58間に、コイルスプリング57が入り込むことがなく、また係合ピン58がコイルスプリング57の上に乗り上げても、係合ピン58がグリップ51とともに回転するにともなってコイルスプリング57を乗り越えることができる構成が得られる。前記係合ピン58,58は、ナット部5のすべての駆動面5aに対して設ける必要はなく、第1の実施形態と同様に、少なくとも一つの駆動面5a、好ましくは少なくとも対向する一対の駆動面5a,5aにあればよい。
2枚の被締結物2a,2bをボルト3とともに締結する締結構造をなす緩み止めナット4は、一端がリング部6に係止されるコイルスプリング57を有している。このコイルスプリング57のグリップ側エンド57cは、ナット部5の駆動面5aの中央近くから突出しており、係合ピン58、58がナット部5の上面から外れる個所、すなわち係合ピン58、58がナット部5の駆動面5aに沿って深く入り込むことができる空間の上方に位置するように構成されている。また、前記グリップ側エンド57cの先端はほぼ90度折り曲げられており、この折り曲げ部のみが駆動面5aから突出して、前記係合ピン58と係合可能な位置に達している。この折り曲げ部にあっては、前記駆動面5aに沿う底面視折り曲げ部長さLは、コイルスプリング57の線径よりも大きくなるように設定されている。
上記グリップ51によれば、これを緩み止めナット4のナット部5の位相に関係なくナット部5に押し込んでも、係合ピン58,58はリング部6から広がるナット部5の上面に当接するか、隣接する2本の係合ピン58,58の一方または両方がコイルスプリング57上に乗り上げる状態となる。この状態で、グリップ51を緩み方向に回転させると、係合ピン58はナット部5の上面に当接するときにはその高さ位置で、またコイルスプリング57上に乗り上げるときにはコイルスプリング57を乗り越えてナット部5の上面に当接した後、その位置で回転することができる。これにより、当該係合ピン58、または緩み方向の回転後方に位置する別の係合ピン58aの一方がコイルスプリング57に係合し、これを緩み方向に押し開いて緩み止め効果を軽減させることができる。この間に、2本の係合ピン58,58または58a,58a(以下、58または58aという)がナット部5の駆動面5aの中央位置近くに達すると、リング部6から広がるナット部5の上面が少なくなって係合ピン58または58aがナット部5から外れる個所、すなわち係合ピン5または58aがナット部5の駆動面5aに沿って深く入り込むことができる空間に達する。この時には、この空間上方にコイルスプリング57のグリップ側エンド57cがないので、係合ピン58または58aがナット部5の上面から外れて駆動面5aに沿って深く入り込み、コイルスプリング57に深く係合する。これにより、コイルスプリング57が十分に押し開かれた状態で、グリップ51の緩み方向の駆動力がナット部5に伝達されるので、緩み止めナット4を緩ませて、これを簡単にボルト3から取外すことができる。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態に係るナット取外し工具の一例のナット取外しグリップを図面に基づき説明する。図11ないし図13において、101はナット取外しグリップであり、第1の実施形態のグリップ1とは小円形穴1cを有さない点および締結構造をなす緩み止めナット104の具体的構造の点で相違するのみで、その他は同一であるので、同一部分の説明を省略し、相違する部分についてのみ説明する。なお、緩み止めナット104を除く締結構造中の同一部分については、第1の実施形態と同一番号を付す。前記グリップ101の第1段部101eには、ボルト3が挿通する挿通穴101dが設けられている。これにより、グリップ101は大円形穴101bと、これに直接連通する挿通穴101dと、第1段部101eとを有する構造となっている。前記第1段部101eに配置される係合部は、後記緩み止めナット104に対応してこれが嵌合可能な位置に配置される係合ピン108でなっている。この係合ピン108は、緩み止めナット104のすべての駆動面104aに対して配置されており、緩み方向の回転伝達が容易となっている。この係合ピン108は、緩み止めナット104のすべての駆動面104aに対応して設ける必要はなく、少なくとも対向する一対の駆動面104a,104aにあればよい。
また、前記ボルト3と緩み止めナット104とによりなる締結構造にあって、グリップ101によりボルト3から取外される緩み止めナット104は、六角形状をなす長ナットでなっている。この緩み止めナット104は、その内面側にボルト3のねじ山3aが螺合するめねじ部104b、これに連通する拡開穴104cおよびこの拡開穴104cの一部を拡開する円弧溝104dとこの円弧溝104dに連通するように上端に設けられる凹部104eと、ボルト3のねじ山3aに螺合するコイルスプリング107とを有している。このコイルスプリング107は、ボルト3のねじ山3aの外径よりわずかに小さい内径を持ちかつ当該ねじ山3aとほぼ同一ピッチで延びるコイル部107aと、緩み止めナット104の上端に固定されるナット側エンド107dと、グリップ側エンド107cとからなっている。前記ナット側エンド107dは、わずかに折り曲げられて緩み止めナット104の上端の凹部104eを形成する壁面の一方に固定されている。また、前記グリップ側エンド107cはその下方で約90度折り戻されて前記円弧溝104d内を通り緩み止めナット104の上端から突出している。また、このグリップ側エンド107cは前記凹部104eを通ってU字状に折り曲げられており、その先端は緩み止めナット104の駆動面104aの上縁中心から離れた位置でこの駆動面104aに沿ってその下端に向かって延びている。さらに、グリップ側エンド107cの先端は前記係合ピン108と係合可能な位置に達しており、これによりグリップ側エンド107cのU字部分が係合ピン108と係合することができる。
上記グリップ101によれば、係合ピン108がコイルスプリング107よりも緩み方向の回転後方に位置するようにグリップ101を押し込むと、係合ピン108が緩み止めナット104の上端に当接する(図13中、2点鎖線参照)。この状態で、グリップ101を緩み方向に回転させると、緩み止めナット104の上面の位置で回転しながら、係合ピン108がコイルスプリング107のグリップ側エンド107cに係合し、これを緩み方向に押し開いて緩み止め効果を軽減する。この間に、係合ピン108が緩み止めナット104の駆動面104aの中央位置近くまで移動すると(図13中、一点鎖線参照)、緩み止めナット104の上面から外れる個所に達するため、係合ピン108が駆動面104aに沿って深く入り込み、コイルスプリング107に深く係合する。これにより、コイルスプリング107が十分に押し開かれた状態で、グリップ101の緩み方向の駆動力が緩み止めナット104に伝達されるので、緩み止めナット104を緩ませて、これを簡単にボルト3から取外すことができる。
以上3つの実施形態に基づき説明したように、本発明のナット取外し工具はナット部5の内面側に一端が係止され、かつ他端が外部に突出するコイルスプリング7を有する緩み止めナット4のナット部5が挿入可能な大円形穴1bと、第1段部1eとを有するナット取外しグリップ1を備え、第1段部1eにはコイルスプリング7とナット部5の駆動面5aとに係合可能な係合ピン8を配置する構成となっている。この構成により、2枚の被締結物2a,2bをボルト3と緩み止めナット4とにより締結する締結構造にあって、その緩み止めナット4に対して、係合ピン8がコイルスプリング7よりも緩み方向の回転後方に位置するようにグリップ1を押し込むと、係合ピン8がナット部5の上面に当接する。この状態で、グリップ1を回転させると、係合ピン8はその高さ位置で回転しながら、コイルスプリング7と係合し、コイルスプリング7の一端を緩み方向に押し開く間に、係合ピン8がナット部5の駆動面5aに沿って深く入り込む。これにより、グリップ1の緩み方向の駆動力がナット部5の駆動面5aから緩み止めナット4に効率よく伝達されて、簡単に緩み止めナット4をボルト3から取外すことができる。
本発明に係るグリップ1は、緩み止めナット4のナット部5より小径でかつこれと一体のリング部6が挿入可能な小円形穴1cを有する構成であってもよい。この場合、グリップ1がリング部6に案内されて円滑に緩み方向に回転でき、コイルスプリング7を無理なく押し開くことができる。
本発明に係る係合部は、好適例として大円形穴1bの中心を挟んで対向する位置に配置される係合ピン8,8であってもよい。この構成によれば、製作容易で安価な構造が得られるばかりか、緩み止めナット4のナット部5の対向する二つの駆動面5a,5aと係合してナット部5にグリップ1の回転を効率よく伝達することができる。
また、本発明に係る係合部は、好適例として第1段部1eから延びる係合ピン8と、この係合ピン8と併置されて係合ピン8の側部の空間を塞ぐ阻止ピン9とからなる構成であってもよい。この場合、阻止ピン9の軸径および係合ピン8と阻止ピン9との間隙を係合ピン8、阻止ピン9のいずれかがコイルスプリング7、ナット部5の上面のいずれかに当接するように設定しておく。これにより、グリップ1を緩み止めナット4のナット部5の位相に関係なく押し込んでも、いずれかの係合ピン8またはいずれかの阻止ピン9がコイルスプリング7の上面に乗り上げるか、係合ピン8がリング部6から外周方向に広がるナット部5の上面に当接することができる。そのため、ナット部5の上面に当接する位置にある時の係合ピン8はもちろんのこと、コイルスプリング7の上に乗り上げる時の係合ピン8もコイルスプリング7を乗り越えてナット部5の上面に達した後に、その高さ位置で回転する。この間に、前述の係合ピン8または回転後方に位置する別の係合ピン8aがコイルスプリング7と係合して、これを緩み方向に押し開く。同時に、係合ピン8または8aおよびこれに併置される阻止ピン9または9aがナット部5の駆動面5aに沿って深く入り込み、簡単に緩み止めナット4を緩み方向に回転させてボルト3から取外すことができる。
さらに、本発明に係る係合部は、好適例として第1段部1eから所定の間隔をおいて延びる2本の係合ピン58,58であって、これら係合ピン58,58は緩み止めナット4のナット部5の少なくとも一つの駆動面5aに対して配置される構成であってもよい。この構成によれば、グリップ51を緩み止めナット4のナット部5の位相に関係なくナット部5に押し込んでも、係合ピン58,58の一方または両方は、リング部6から広がるナット部5の上面に当接するか、これらの一方または両方がコイルスプリング57上に乗り上げる状態となる。この状態で、グリップ51を緩み方向に回転させると、係合ピン58、58はナット部5の上面に当接するときにはその高さ位置で、またコイルスプリング57上に乗り上げるときにはコイルスプリング57を乗り越えてナット部5の上面に当接した後、その位置で回転する。これにより、当該係合ピン58,58、または緩み方向の回転後方に位置する別の係合ピン58a,58aの一方がコイルスプリング57に係合し、これを緩み方向に押し開いて緩み止め効果を軽減させることができる。この間に、2本の係合ピン58,58または58a,58a(以下、58または58aという)がナット部5の駆動面5aの中央位置近くまで移動して、ナット部5の上面から外れる個所に達すると、係合ピン58または58aが駆動面5aに沿って深く押し込まれてコイルスプリング57に深く係合しながら回転する。これにより、コイルスプリング57が十分に押し開かれた状態でグリップ51の緩み方向の駆動力がナット部5に伝達されるので、緩み止めナット4を緩ませて、これをボルト3から取外すことができる。
なお、本発明のナット取外し工具はナット取外しグリップ1,51,101について説明されているが、レンチ構造であってもよく、前述のナット取外しグリップ1,51,101がハンドル(図示せず)の一端または両端もしくは十字ハンドル(図示せず)の各先端に取付けられる構造であってもよい。この場合、グリップ1,51,101の外周に網目ローレット1aを刻設する必要はない。また、本発明の各部の具体的な構成は上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
1…ナット取外しグリップ、
1b…大円形穴、
1d…挿通穴、
1e…第1段部、
4…緩み止めナット、
5…ナット部、
5a…駆動面、
6…リング部、
7…コイルスプリング、
8…係合ピン、

Claims (6)

  1. ナット部の内面側に一端が係止され、かつ他端が外部に突出するコイルスプリングを有する緩み止めナットのナット部が挿入可能な大円形穴と、段部とを有するナット取外しグリップを備え、段部にはコイルスプリングとナット部の駆動面とに係合可能な係合部を配置することを特徴とするナット取外し工具。
  2. 前記ナット取外しグリップは、緩み止めナットのナット部より小径でかつこれと一体のリング部が挿入可能な小円形穴を有することを特徴とする請求項1に記載のナット取外し工具。
  3. 前記係合部は、大円形穴の中心を挟んで対向する位置に配置されることを特徴とする請求項1または2に記載のナット取外し工具。
  4. 前記係合部は、段部から延びる係合ピンであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のナット取外し工具。
  5. 前記係合部は、段部から延びる係合ピンと、この係合ピンと併置されて係合ピンの側部の空間を塞ぐ阻止ピンとからなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のナット取外し工具。
  6. 前記係合部は、段部から所定の間隔をおいて延びる2本の係合ピンでなっており、これら係合ピンは緩み止めナットのナット部の一つの駆動面に対して配置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のナット取外し工具。
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