JP2017106143A - 布帛および繊維製品 - Google Patents

布帛および繊維製品 Download PDF

Info

Publication number
JP2017106143A
JP2017106143A JP2015242066A JP2015242066A JP2017106143A JP 2017106143 A JP2017106143 A JP 2017106143A JP 2015242066 A JP2015242066 A JP 2015242066A JP 2015242066 A JP2015242066 A JP 2015242066A JP 2017106143 A JP2017106143 A JP 2017106143A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fabric
fabric according
yarn
fiber
less
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015242066A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6666129B2 (ja
Inventor
篤男 田村
Tokuo Tamura
篤男 田村
健二 吉原
Kenji Yoshihara
健二 吉原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teijin Ltd filed Critical Teijin Ltd
Priority to JP2015242066A priority Critical patent/JP6666129B2/ja
Publication of JP2017106143A publication Critical patent/JP2017106143A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6666129B2 publication Critical patent/JP6666129B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Woven Fabrics (AREA)
  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)

Abstract

【課題】難燃性、耐薬品性、布帛強度、および軽量性に優れた布帛および繊維製品を提供する。
【解決手段】ポリベンゾイミダゾール繊維と共重合型芳香族ポリアミド繊維とを含む糸条を用いて布帛を構成し、必要に応じて該布帛を用いて繊維製品を得る。
【選択図】なし

Description

本発明は、難燃性、耐薬品性、布帛強度、および軽量性に優れた布帛および繊維製品に関する。
人体保護用の防護衣料の分野において、耐熱性、強度等の特性が要求される。例えば、消防士が着用する消防服に使用される難燃性織物では、難燃性、耐熱性だけではなく、機械的特性も求められる考慮されなければならない。さらには、使用させる環境においては化学品暴露も想定されることから耐薬品性も求められる。耐熱防護衣料では、着用者が安全であり快適であることを確保するため、複数の特性を兼備する必要がある。
かかる問題を解決するため、例えば、耐熱性のある難燃繊維と高強力繊維を混紡、交編織または2層構造布帛とする方法などが提案されている(特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。
しかしながら、耐熱性、難燃性、引裂強さには優れるものの、目付が重いという問題や耐薬品性を有しないという問題があった。
特開2009−263815号公報 特表2008−517181号公報 国際公開第2007/018082号パンフレット
本発明は上記の背景に鑑みなされたものであり、その目的は、難燃性、耐薬品性、布帛強度、および軽量性に優れた布帛および繊維製品を提供することにある。
本発明者は上記の課題を達成するため鋭意検討した結果、ポリベンゾイミダゾール繊維と共重合型芳香族ポリアミド繊維とで構成される糸条を用いて布帛を構成と、難燃性、耐薬品性、布帛強度、および軽量性に優れた布帛が得られることを見出し、さらに鋭意検討を重ねることにより本発明を完成するに至った。
かくして、本発明によれば「ポリベンゾイミダゾール繊維と共重合型芳香族ポリアミド繊維とを含む糸条を含むことを特徴とする布帛。」が提供される。
その際、前記共重合型芳香族ポリアミド繊維において、ポリマー繰返し単位の80モル%以上が下記式からなる芳香族コポリアミドで構成されることが好ましい。
Figure 2017106143
また、前記糸条を構成する繊維がポリベンゾイミダゾール繊維と共重合型芳香族ポリアミド繊維のみであり、かつポリベンゾイミダゾール繊維と共重合型芳香族ポリアミド繊維の重量比が(前者/後者)20/80〜80/20の範囲内であることが好ましい。また、前記糸条が紡績糸であることが好ましい。かかる紡績糸において英式綿番手で10〜30の範囲内であることが好ましい。
また、前記糸条に撚り係数5〜11の範囲内で撚りがかけられていることが好ましい。
撚り係数=T/√n
ただし、Tは1インチ(2.54cm)あたりの総撚数であり、nは英式綿番手である。
また、布帛が織物であることが好ましい。また、織物が、平織組織または綾織組織または朱子織組織を有することが好ましい。また、織物に前記糸条とは異なる第2の糸条が含まれ、かかる第2の糸条が経糸および緯糸に格子状に織り込まれていることが好ましい。
本発明の布帛において、目付けが150〜300g/cmの範囲内であることが好ましい。また、布帛の経方向または緯方向において、JIS L1096引裂強さシングルタング A−1法の値が200N以上であることが好ましい。また、JIS L1091A−1法60秒接炎において、残炎時間が0.5秒以下かつ残じん時間が0.5秒以下かつ炭化面積が3cm以下であることが好ましい。また、JIS L1091A−1法12秒接炎において、残炎時間が2秒以下かつ残じん時間が2秒以下かつ炭化長が10cm以下であることが好ましい。また、JIS L1091E法において、LOI値が35以上であることが好ましい。また、硫酸20wt%水溶液、室温48時間浸漬前後の引裂強さの保持率が80%以上であることが好ましい。また、水酸化ナトリウム10wt%水溶液、室温48時間浸漬前後の引裂強さの保持率が60%以上であることが好ましい。
また、本発明によれば、前記の布帛を用いてなり、消防服、防火服、執務服、モータースポーツ用レーシングスーツ、作業服、手袋、帽子、およびベストからなる群より選択されるいずれかの繊維製品が提供される。
本発明によれば、難燃性、耐薬品性、布帛強度、および軽量性に優れた布帛および繊維製品が得られる。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
本発明の布帛は、ポリベンゾイミダゾール繊維と共重合型芳香族ポリアミド繊維とを含む糸条を含む。
ここで、ポリベンゾイミダゾール繊維としてはPBIアドバンストマテリアルズ社などから市販されている市販品でよい。
一方、共重合型芳香族ポリアミド繊維としては、ポリマー繰返し単位の80モル%以上が下記式からなる芳香族コポリアミド(コポリパラフェニレン・3.4’オキシジフェニレンテレフタルアミド)で構成されることが好ましい。
Figure 2017106143
かかるポリアミドには各種添加剤が含まれていてもよい。また、最大で10重量%の量の他の高分子材料をポリアミドと混合すること、またはポリアミドを構成するジアミン成分の10%を他のジアミン成分で置き換えるかもしくはポリアミドを構成するジ酸クロリド成分の10%を他のジ酸クロリド成分で置き換えたコポリマーを使用することができる。
また、前記糸条を構成する繊維がポリベンゾイミダゾール繊維と共重合型芳香族ポリアミド繊維のみであることが好ましい。また、ポリベンゾイミダゾール繊維と共重合型芳香族ポリアミド繊維の重量比が(前者/後者)20/80〜80/20(より好ましくは35/65〜65/35)の範囲内であることが好ましい。ポリベンゾイミダゾール繊維の含有量が該範囲よりも小さいと、難燃性が低下するおそれがある。逆に、共重合型芳香族ポリアミド繊維の含有量が該範囲よりも小さいと、耐薬品性が低下するおそれがある。
前記糸条はマルチフィラメント(長繊維)でもよいが、難燃性と耐薬品性を両立させる上で紡績糸が好ましい。ポリベンゾイミダゾール繊維と共重合型芳香族ポリアミド繊維とを混紡して紡績糸とすることにより両繊維が混ざり合い難燃性と耐薬品性の両立が可能となる。なかでも、単繊維繊度1〜5dtex、繊維長25〜200mmのポリベンゾイミダゾール繊維からなる短繊維と、単繊維繊度1〜5dtex、繊維長25〜200mmの共重合型芳香族ポリアミド繊維からなる短繊維を用いた紡績糸が好ましい。
かかる紡績糸において、英式綿番手で10〜30の範囲内であることが好ましい。10番よりも小さい(繊度が太い)場合、生地重量が増加し軽量性が損なわれるおそれがある。逆に30番より大きい(繊度が細い)場合、布帛の引裂強さが低下するおそれがある。
特に、前記糸条に撚り係数5〜11の範囲内で撚りがかけられていると、難燃性と耐薬品性と布帛強度が向上し好ましい。
撚り係数=T/√n
ただし、Tは2.54cmあたりの総撚数であり、nは英式綿番手である。総撚数とは、例えば下撚数+上撚数を意味する。
撚り係数が5よりも小さいと布帛において十分な引裂強さを得られないおそれがある。逆に、撚り係数が11よりも大きいと、解撚トルクのため製織工程が困難になるおそれがある。
前記紡績糸の製造方法は公知の方法でよく、例えば、リング精紡、コア精紡およびエアジェット精紡、空気を用いてステープル繊維を撚糸する村田エアジェット精紡のような高次エア精紡技術等、公知の精紡技術により製造してよい。
本発明の布帛において、布帛の組織は限定されず織物、編物、不織布いずれでもよいが、優れた布帛強度を得る上で織物が好ましい。その際、織物が平織組織または綾織組織または朱子織組織を有することが好ましい。
また、織物に前記糸条とは異なる糸条(「第2の糸条」と称す。)が含まれ、かかる第2の糸条が経糸および緯糸に格子状に織り込まれていることが好ましい。かかる組織はリップストップ組織とも称される。
その際、経方向および/または緯方向に互いに隣り合う第2の糸条同士の間隔は、2〜15mm(より好ましくは3〜8mm)の範囲内であることが好ましい。
前記第2の糸条を構成する繊維としては、メタ系芳香族ポリアミド繊維、パラ型芳香族ポリアミド繊維、導電性繊維、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、アクリル繊維、アクリレート系繊維、難燃レーヨン繊維、難燃ビニロン繊維などが例示される。
前記第2の糸条はマルチフィラメント(長繊維)でもよいし紡績糸でもよい。
本発明の布帛において、布帛の製造方法は特に限定されず、レピア織機やグリッパー織機など公知の織編機を用いることができる。
本発明の布帛において、目付けが150〜300g/cm(より好ましくは170〜250g/cm)の範囲内であることが好ましい。目付けが該範囲よりも小さい場合は、難燃性、引裂強さが低下するおそれがある。逆に、目付けが該範囲よりも大きい場合は、重量が重くなり軽量性が損なわれるおそれがある。
本発明の布帛において、染色加工だけでなく、吸汗剤、撥水剤、蓄熱剤、紫外線遮蔽あるいは制電剤、抗菌剤、消臭剤、防虫剤、蓄光剤、再帰反射剤等の機能を付与する他の各種加工を付加適用してもよい。
本発明の布帛は前記の糸条を含むので、難燃性、耐薬品性、布帛強度、および軽量性に優れる。
ここで、布帛の経方向または緯方向において、JIS L1096引裂強さシングルタング A−1法の値が200N以上(より好ましくは200〜500N)であることが好ましい。
また、JIS L1091A−1法60秒接炎において、残炎時間が0.5秒以下かつ残じん時間が0.5秒以下かつ炭化面積が3cm以下であることが好ましい。
また、JIS L1091A−1法12秒接炎において、残炎時間が2秒以下かつ残じん時間が2秒以下かつ炭化長が10cm以下(より好ましくは残炎時間が1秒以下、かつ残じん時間が1秒以下、かつ炭化長が5cm以下)であることが好ましい。
また、JIS L1091Eにおいて、LOI値が35以上(より好ましくは35〜50)であることが好ましい。
また、硫酸20wt%水溶液、室温48時間浸漬前後の引裂強さの保持率が80%以上であることが好ましい。
また、水酸化ナトリウム10wt%水溶液、室温48時間浸漬前後の引裂強さの保持率が60%以上であることが好ましい。
ただし、引裂強さの保持率は下記式により算出する。
引裂強さの保持率(%)=(浸漬後の引裂強さ)/(浸漬前の引裂強さ)×100
次に、本発明の繊維製品は、前記の布帛を用いてなる、消防服、防火服、執務服、モータースポーツ用レーシングスーツ、作業服、手袋、帽子、およびベストからなる群より選択されるいずれかの繊維製品である。なお、前記作業服には、製鉄所や鉄鋼工場の作業用作業服、溶接作業用作業服、防爆エリアにおける作業服などが含まれる。また、前記手袋には、精密部品を取り扱う航空機産業、情報機器産業、精密機器産業などで使用される作業手袋などが含まれる。
かかる繊維製品は前記の布帛を用いているので、難燃性、耐薬品性、および優れた生地物性と軽量を兼ね備えている。
ここで、前記の布帛は単独で用いてもよいし、他の布帛と複合して用いてもよい。その際、前記布帛を表地層とする多層構造体で構成されていることが好ましい。特に好ましい多層構造としては、(a)本発明の布帛からなる表地層、(b)難燃性繊維からなる布帛に透湿防水性フィルムを積層してなる中間層、(c)難燃性繊維からなる布帛からなる遮熱層、をこの順序に重ね合わせた多層構造体が挙げられる。
次に本発明の実施例及び比較例を詳述するが、本発明はこれらによって限定されるものではない。
(1)布帛目付
JIS L 1096により測定した。
(2)引裂強さ
JIS L 1096 A−1法(シングルタング法)により測定した。
(3)難燃性
JIS L 1091 A−1法60秒接炎およびA−4法12秒接炎、E法(LOI)により測定した。
(4)耐薬品性
硫酸20wt%水溶液、室温48時間浸漬前後の引裂強さ、および水酸化ナトリウム10wt%水溶液、室温48時間浸漬前後の引裂強さを評価した。ただし、引裂強さは上記の方法で測定し、引裂強さの保持率は下記式により算出した。
引裂強さの保持率(%)=(浸漬後の引裂強さ)/(浸漬前の引裂強さ)×100
[実施例1]
平均単繊維繊度1.5dtex、繊維長51mmのポリベンゾイミダゾール繊維(PBIアドバンストマテリアルズ社製)を40重量%、平均単繊維繊度1.7dtex、繊維長51mmのコポリパラフェニレン・3.4’オキシジフェニレンテレフタルアミドからなる共重合型芳香族ポリアミド繊維(帝人株式会社製、登録商標「テクノーラ」)を60重量%の混合比率で混紡して紡績糸を得た。撚数、繊度を表1に示す。
上記糸条を用い、表1に示す組織、経緯密度、目付で製織した。各評価試験の結果を表1に示す。
[比較例1]
平均単繊維繊度1.5dtex、繊維長51mmのポリベンゾイミダゾール繊維(PBIアドバンストマテリアルズ社製)を40重量%、平均単繊維繊度1.7dtex、繊維長51mmのポリパラフェニレンテレフタルアミドからなる芳香族ポリアミド繊維(帝人株式会社製、登録商標「トワロン」)を60重量%の混合比率で混紡して紡績糸を得た。撚数、繊度を表1に示す。
上記糸条を用い、表1に示す組織、経緯密度、目付で製織した。各評価試験の結果を表1に示す。
[比較例2]
平均単繊維繊度1.7dtex、繊維長51mmのコポリパラフェニレン・3.4’オキシジフェニレンテレフタルアミドからなる共重合型芳香族ポリアミド繊維(帝人株式会社製、登録商標「テクノーラ」)を20重量%、平均単繊維繊度1.7dtex、繊維長51mmのポリパラフェニレンテレフタルアミドからなる芳香族ポリアミド繊維(帝人株式会社製、登録商標「トワロン」)を40重量%、平均単繊維繊度1.7dtex、繊維長51mmのメタ型芳香族ポリアミド繊維(帝人株式会社製、登録商標「コーネックス」)を40重量%の混合比率で混紡して紡績糸を得た。撚数、繊度を表1に示す。
上記糸条を用い、表1に示す組織、経緯密度、目付で製織した。各評価試験の結果を表1に示す。
[比較例3]
平均単繊維繊度1.5dtex、繊維長51mmのポリベンゾイミダゾール繊維(PBIアドバンストマテリアルズ社製)だけで紡績糸を得た。撚数、繊度を表1に示す。
上記糸条を用い、表1に示す組織、経緯密度、目付で製織した。各評価試験の結果を表1に示す。
[比較例4]
平均単繊維繊度1.7dtex、繊維長51mmのコポリパラフェニレン・3.4’オキシジフェニレンテレフタルアミドからなる共重合型芳香族ポリアミド繊維(帝人株式会社製、登録商標「テクノーラ」)だけで紡績糸を得た。撚数、繊度を表1に示す。
上記糸条を用い、表1に示す組織、経緯密度、目付で製織した。各評価試験の結果を表1に示す。
Figure 2017106143
本発明によれば、難燃性、耐薬品性、布帛強度、および軽量性に優れた布帛および繊維製品が提供され、その工業的価値は極めて大である。

Claims (17)

  1. ポリベンゾイミダゾール繊維と共重合型芳香族ポリアミド繊維とを含む糸条を含むことを特徴とする布帛。
  2. 前記共重合型芳香族ポリアミド繊維において、ポリマー繰返し単位の80モル%以上が下記式からなる芳香族コポリアミドで構成される、請求項1に記載の布帛。
    Figure 2017106143
  3. 前記糸条を構成する繊維がポリベンゾイミダゾール繊維と共重合型芳香族ポリアミド繊維のみであり、かつポリベンゾイミダゾール繊維と共重合型芳香族ポリアミド繊維の重量比が(前者/後者)20/80〜80/20の範囲内である、請求項1または請求項2に記載の布帛。
  4. 前記糸条が紡績糸である、請求項1〜3のいずれかに記載の布帛。
  5. 前記糸条において英式綿番手で10〜30の範囲内である、請求項4に記載の布帛。
  6. 前記糸条に撚り係数5〜11の範囲内で撚りがかけられている、請求項4または請求項5に記載の布帛。
    撚り係数=T/√n
    ただし、Tは2.54cmあたりの総撚数であり、nは英式綿番手である。
  7. 布帛が織物である、請求項1〜6のいずれかに記載の布帛。
  8. 織物が、平織組織または綾織組織または朱子織組織を有する、請求項7に記載の布帛。
  9. 織物に前記糸条とは異なる第2の糸条が含まれ、かかる第2の糸条が経糸および緯糸に格子状に織り込まれている、請求項7または請求項8に記載の布帛。
  10. 目付けが150〜300g/cmの範囲内である、請求項1〜9のいずれかに記載の布帛。
  11. 布帛の経方向または緯方向において、JIS L1096引裂強さシングルタング A−1法の値が200N以上である、請求項1〜10のいずれかに記載の布帛。
  12. JIS L1091A−1法60秒接炎において、残炎時間が0.5秒以下かつ残じん時間が0.5秒以下かつ炭化面積が3cm以下である、請求項1〜11のいずれかに記載の布帛。
  13. JIS L1091A−1法12秒接炎において、残炎時間が2秒以下かつ残じん時間が2秒以下かつ炭化長が10cm以下である、請求項1〜12のいずれかに記載の布帛。
  14. JIS L1091E法において、LOI値が35以上である、請求項1〜13のいずれかに記載の布帛。
  15. 硫酸20wt%水溶液、室温48時間浸漬前後の引裂強さの保持率が80%以上である、請求項1〜14のいずれかに記載の布帛。
  16. 水酸化ナトリウム10wt%水溶液、室温48時間浸漬前後の引裂強さの保持率が60%以上である、請求項1〜15のいずれかに記載の布帛。
  17. 請求項1〜16のいずれかに記載された布帛を用いてなり、消防服、防火服、執務服、モータースポーツ用レーシングスーツ、作業服、手袋、帽子、およびベストからなる群より選択されるいずれかの繊維製品。
JP2015242066A 2015-12-11 2015-12-11 布帛および繊維製品 Active JP6666129B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015242066A JP6666129B2 (ja) 2015-12-11 2015-12-11 布帛および繊維製品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015242066A JP6666129B2 (ja) 2015-12-11 2015-12-11 布帛および繊維製品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017106143A true JP2017106143A (ja) 2017-06-15
JP6666129B2 JP6666129B2 (ja) 2020-03-13

Family

ID=59059206

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015242066A Active JP6666129B2 (ja) 2015-12-11 2015-12-11 布帛および繊維製品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6666129B2 (ja)

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02182936A (ja) * 1988-12-22 1990-07-17 Springs Ind Inc 耐火性安全衣服用の三成分コアスパンヤーン及びその製造方法
JP2007023408A (ja) * 2005-07-15 2007-02-01 Teijin Techno Products Ltd 耐熱性布帛、およびこれを用いた耐熱性防護服
JP2007092209A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Teijin Techno Products Ltd 耐熱性布帛及びそれからなる耐熱性防護服
JP2007224431A (ja) * 2006-02-21 2007-09-06 Teijin Techno Products Ltd 土木用ネット状編織物
JP2007535415A (ja) * 2002-10-21 2007-12-06 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 多層通気性編織布
JP2009263815A (ja) * 2008-04-25 2009-11-12 Teijin Techno Products Ltd 耐熱性織物及びそれを用いた耐熱防護衣料
US20130254980A1 (en) * 2012-03-30 2013-10-03 Joey K. Underwood Flame Resistant Fabric and Garments Made Therefrom
WO2015004432A1 (en) * 2013-07-08 2015-01-15 A.W. Hainsworth & Sons Limited Improved fire resistant textile material
JP2016176149A (ja) * 2015-03-18 2016-10-06 日本毛織株式会社 多層構造紡績糸とこれを使用した耐熱性布帛及び耐熱性防護服

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02182936A (ja) * 1988-12-22 1990-07-17 Springs Ind Inc 耐火性安全衣服用の三成分コアスパンヤーン及びその製造方法
JP2007535415A (ja) * 2002-10-21 2007-12-06 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 多層通気性編織布
JP2007023408A (ja) * 2005-07-15 2007-02-01 Teijin Techno Products Ltd 耐熱性布帛、およびこれを用いた耐熱性防護服
JP2007092209A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Teijin Techno Products Ltd 耐熱性布帛及びそれからなる耐熱性防護服
JP2007224431A (ja) * 2006-02-21 2007-09-06 Teijin Techno Products Ltd 土木用ネット状編織物
JP2009263815A (ja) * 2008-04-25 2009-11-12 Teijin Techno Products Ltd 耐熱性織物及びそれを用いた耐熱防護衣料
US20130254980A1 (en) * 2012-03-30 2013-10-03 Joey K. Underwood Flame Resistant Fabric and Garments Made Therefrom
WO2015004432A1 (en) * 2013-07-08 2015-01-15 A.W. Hainsworth & Sons Limited Improved fire resistant textile material
JP2016176149A (ja) * 2015-03-18 2016-10-06 日本毛織株式会社 多層構造紡績糸とこれを使用した耐熱性布帛及び耐熱性防護服

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
加藤 誠一: "アラミド繊維テクノーラ(R) (HM-50)", 繊維学会誌, vol. 43巻、4号, JPN6019040701, 1987, pages 130 - 134, ISSN: 0004138745 *

Also Published As

Publication number Publication date
JP6666129B2 (ja) 2020-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI631249B (zh) Cloth and fiber products
KR101976227B1 (ko) 열 보호 의류 용품
KR101722795B1 (ko) 개선된 돌발 화재 보호 및 탁월한 아크 보호를 위한 결정화된 메타-아라미드 블렌드
KR101760145B1 (ko) 개선된 돌발 화재 및 아크 보호를 위한 제한된 안티몬 함량 및 무안티몬 모드아크릴/아라미드 블렌드
JP6388659B2 (ja) 布帛および繊維製品
JP6170814B2 (ja) 布帛および繊維製品
KR20140059265A (ko) 우월한 아크 보호를 갖는 고수분율 얀, 천, 및 의복
JPWO2017150341A1 (ja) アーク防護服用布帛及びアーク防護服
US20200085122A1 (en) Yarn, textile material, and garment comprising the same
JP2019183299A (ja) 布帛および繊維製品
JP2018021275A (ja) 積層布帛および繊維製品
EP3245320B1 (en) Flame resistant fabric
JP7294803B2 (ja) ストレッチ布帛およびその繊維製品
JP2020002475A (ja) 布帛および繊維製品
JP6666129B2 (ja) 布帛および繊維製品
JP2021195681A (ja) 布帛および繊維製品
JP6934226B2 (ja) 衣類用摩耗防止布および衣類
JP7488107B2 (ja) 布帛および繊維製品
WO2024053510A1 (ja) 織物および繊維製品
JP2015229805A (ja) 布帛および繊維製品
JP2022003176A (ja) 伸縮性難燃布帛および繊維製品
JP2022090765A (ja) 布帛および繊維製品
JP2021181646A (ja) 布帛および繊維製品
JP2020026597A (ja) 二重織物および防護服
JP2020026598A (ja) 織物および防護製品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180905

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191010

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191023

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191112

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200128

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200220

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6666129

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150