JP2017103161A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光源部からの光を外部に効率よく拡散させることやホットスポットをなくすことが可能な照明装置を得る。【解決手段】照明光を光軸方向に出射する光源部と、前記光源部が出射した照明光を通過させる通過部と、前記通過部の周囲に位置して前記光源部が出射した照明光を光軸から離間する方向に拡散させる拡散部と、を有する拡散板と、前記拡散板の前記通過部を通過した照明光の一部を透過させ残部を光軸から離間する方向に反射して前記拡散板の前記拡散部に導く半透過型反射面を有する反射板と、前記拡散板の前記通過部を通過して前記反射板の前記半透過型反射面を透過した照明光を減光する減光板と、を有することを特徴とする照明装置。【選択図】図4

Description

本発明は、LED(半導体発光素子)等の光源部を用いた照明装置に関する。
LED等の光源部を用いた照明装置として、特許文献1に開示されたものが知られている。この照明装置は、ベース部材と、ベース部材に固定したLEDと、ベース部材に固定した配光レンズと、を有している。
特開2006−114863号公報
このような照明装置の開発において、LED等の光源部からの光を外部に効率よく拡散させることや光の輝度が局所的に高くなるホットスポットをなくすことが課題の1つとなっている。
そこで本発明は、光源部からの光を外部に効率よく拡散させることやホットスポットをなくすことが可能な照明装置を得ることを目的とする。
本発明の照明装置は、照明光を光軸方向に出射する光源部と、前記光源部が出射した照明光を通過させる通過部と、前記通過部の周囲に位置して前記光源部が出射した照明光を光軸から離間する方向に拡散させる拡散部と、を有する拡散板と、前記拡散板の前記通過部を通過した照明光の一部を透過させ残部を光軸から離間する方向に反射して前記拡散板の前記拡散部に導く半透過型反射面を有する反射板と、前記拡散板の前記通過部を通過して前記反射板の前記半透過型反射面を透過した照明光を減光する減光板と、を有することを特徴としている。
前記拡散板の前記通過部は、貫通孔から構成し、前記反射板の前記半透過型反射面は、前記貫通孔に進入して前記光源部に向かって突出する曲面反射面、円錐反射面または角錐反射面から構成することができる。
平面視したとき、前記減光板の領域内部に前記光源部が収まっていることができる。
前記拡散板と前記反射板は、別体で構成することができる。
本発明の照明装置は、前記拡散板の前記通過部の周辺部と前記反射板の前記半透過型反射面の周辺部との間に挟持される第1の光量調整シートをさらに有することができる。
本発明の照明装置は、前記拡散板の前記通過部の周辺部と前記反射板の前記半透過型反射面の周辺部を結合する超音波溶着部をさらに有することができる。
前記拡散板と前記反射板は、異なる材料から構成することができる。
本発明の照明装置は、前記反射板の前記半透過型反射面とは反対側の面と前記減光板との境界部を覆う第2の光量調整シートをさらに有することができる。
本発明の照明装置は、前記光源部を収容する収容開口と、前記収容開口を囲んで前記収容開口から離れるに連れて高さを減じる傾斜反射面と、を有する光源部収容部材をさらに有することができる。
前記拡散板は、平面視略矩形部と、前記平面視略矩形部の四隅から外周側に張り出した外周張出部とを有しており、前記平面視略矩形部の四隅から前記外周張出部に亘る厚みをその他の部分の厚みよりも大きくすることができる。
前記拡散板は、前記平面視略矩形部の四隅から前記外周張出部に向かう照明光の拡散を許容し、且つ、前記平面視略矩形部の各辺に最短距離で向かう照明光の拡散を阻害する拡散阻害部を有することができる。
本発明によれば、光源部からの光を外部に効率よく拡散させることやホットスポットをなくすことが可能な照明装置を得られる。
本実施形態による照明装置の各構成要素を示す分解斜視図である。 本実施形態による照明装置を上方から見た斜視図(LEDモジュール支持基板を省略している)である。 本実施形態による照明装置を下方から見た斜視図(LEDモジュール支持基板を省略している)である。 図2のIV−IV線に沿う矢視断面図である。 図5(A)はLEDモジュール収容部材を上方から見た斜視図であり、図5(B)はLEDモジュール収容部材を下方から見た斜視図である。 図6(A)は拡散板を上方から見た平面図であり、図6(B)は拡散板を下方から見た底面図である。 図7(A)は反射板を下方から見た底面図であり、図7(B)は反射板の側面図であり、図7(C)は反射板を下方から見た斜視図である。 第1の光量調整シートを上方(下方)から見た平面図(底面図)である。 第2の光量調整シートを上方(下方)から見た平面図(底面図)である。 第3の光量調整シートを上方(下方)から見た平面図(底面図)である。 拡散板の別の実施形態を示す斜視図である。 拡散板のさらに別の実施形態を示す斜視図である。
<照明装置1>
図1−図10を参照して、本実施形態による照明装置1について説明する。照明装置1は、多数を縦横に並べて配置して上面に液晶パネル(図示せず)を設けることにより、テレビのバックライトユニット等の液晶表示装置(図示せず)として使用することができる。以下の説明中の上下方向(光軸方向)は図中に記載した矢線方向を基準とする。
図1に示すように、照明装置1は、LEDモジュール(光源部)10と、LEDモジュール収容部材(光源部収容部材)20と、LEDモジュール支持基板(シャシー、放熱板)30と、拡散板40と、反射板50と、減光板(遮光板)60と、第1の光量調整シート70と、第2の光量調整シート80と、反射シート90とを有している。
<LEDモジュール10>
LEDモジュール10は、金属製のヒートシンク、金属製の導通板、及び、樹脂等の絶縁性材料からなるLED用ホルダを構成要素として結合した、全体形状が略直方体(平面視形状が略矩形)をなす成形品である。
LEDモジュール10の上面には、多数のLED(半導体発光素子)11が固定されており、このLED11を避けるようにして、主成分であるポリウレタン樹脂に酸化チタン(TiO2)等を着色剤として混合しかつ全体として絶縁性を有する反射膜(図示せず)が形成されている。
LEDモジュール10の対角線上に位置する2つの角部には、上記導通板を介してLED11と電気的に接続された2つの中継コネクタ12が取り付けられている(図1ではLEDモジュール10の1つの角部に設けられた1つの中継コネクタ12のみを描いている)。2つの中継コネクタ12は、平面視したとき、LEDモジュール10の対角線上に位置する2つの角部から互いに逆方向かつ外方に突出する。中継コネクタ12は、ケーブル(図示せず)を介して、隣接する別の照明装置1のLEDモジュール10の中継コネクタ12又は電源(図示せず)と電気的に接続されている。上記電源からの電力が上記ケーブルから中継コネクタ12そして上記導通板を経由してLED11に供給されることで、LEDモジュール10が上方(光軸方向)に向かって照明光を出射する。
<LEDモジュール収容部材20>
図5(A)、図5(B)に示すように、LEDモジュール収容部材20は、平面視略円形の上面平坦部21と、この上面平坦部21を囲む平面視略環状の傾斜反射面22とを有している。上面平坦部21の中央部には、LEDモジュール10及び2つの中継コネクタ12を嵌め込む(収容する)ためのLEDモジュール嵌込開口(LEDモジュール収容開口)23が形成されている。このLEDモジュール収容開口23は、LEDモジュール10の平面形状に対応する平面視略矩形部23Aと、この平面視略矩形部23Aの対角線上に位置する2つの角部から互いに逆方向かつ外方に突出し且つ2つの中継コネクタ12の平面形状に対応する外方突出部23Bとを有している。LEDモジュール収容開口23にLEDモジュール10及び2つの中継コネクタ12を嵌め込むことで、LEDモジュール10及び2つの中継コネクタ12とLEDモジュール収容部材20が位置決め状態で一体化される。上面平坦部21には、LEDモジュール収容開口23を挟んで互いに対向する一対の貫通孔24が形成されている。傾斜反射面22は、LEDモジュール収容開口23を囲んでLEDモジュール収容開口23から離れるに連れて高さを減じる形状となっている(LEDモジュール収容部材20はLEDモジュール収容開口23を噴火口とした火山型の形状を有している)。
LEDモジュール収容部材20の下面には、環状平坦接触面25と、環状平坦接触面25から内方に対向するように突出する一対の大型平坦接触舌片26と、環状平坦接触面25から内方に対向するように突出する一対の小型平坦接触舌片27とが形成されている。一対の大型平坦接触舌片26は180°間隔で形成されており、一対の小型平坦接触舌片27は180°間隔で形成されており、一対の大型平坦接触舌片26と一対の小型平坦接触舌片27は90°間隔で形成されている。一対の大型平坦接触舌片26は、上面平坦部21の一対の貫通孔24と対応する位置に形成されている(一対の大型平坦接触舌片26に一対の貫通孔24が貫通形成されている)。LEDモジュール収容部材20の下面には、LEDモジュール収容開口23の輪郭に沿った島状平坦接触面28が形成されている。
LEDモジュール収容部材20の材料には自由度があるが、LEDモジュール10のLED11の発光時の熱をLEDモジュール支持基板30に効率よく逃がすことができる高い放熱性、及び、傾斜反射面22による高い光の反射率を両立し得る材料、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)やLCP(液晶ポリマー)等から構成することが好ましい。また、LEDモジュール収容部材20の上面平坦部21と傾斜反射面22の全部または一部に反射用のコーティングや薄膜等を形成してもよい。
<LEDモジュール支持基板30>
LEDモジュール支持基板30は、例えばアルミニウム等の高い放熱性を持つ金属材料で構成された平面視略矩形をなす薄板部材である。LEDモジュール支持基板30は、LEDモジュール10、LEDモジュール収容部材20、拡散板40、反射板50、減光板60、第1の光量調整シート70、第2の光量調整シート80及び反射シート90を直接的又は間接的に支持するベース部材である。LEDモジュール10とLEDモジュール収容部材20のLEDモジュール支持基板30への支持構造を説明すると次の通りである。すなわち、LEDモジュール10と一体化されたLEDモジュール収容部材20の一対の貫通孔24に一対の位置決め固定ピン(図示せず)を挿通してこれをLEDモジュール支持基板30に固定(締結)することで、LEDモジュール支持基板30にLEDモジュール10とLEDモジュール収容部材20が支持される。
<拡散板40>
図6(A)、図6(B)に示すように、拡散板40は、透光性材料(例えばガラスやアクリル等の樹脂材料)からなる略平板状の成形品であり、LEDモジュール支持基板30と同様の平面視略矩形をなしている。拡散板40の中央部には略円形をなす貫通孔(通過部)41が形成されている。
拡散板40の上面には、貫通孔41に近い側でこれを取り囲む3つの固定ピン挿入孔42が周方向に略120°間隔で形成されている。拡散板40の上面には、貫通孔41から遠い側でこれを取り囲む4つの上方突出ピン43が周方向に略90°間隔で形成されている。各上方突出ピン43には固定ピン挿入孔43Aが形成されている。つまり拡散板40の上面には、貫通孔41を中心として、3つの固定ピン挿入孔42、4つの上方突出ピン43(固定ピン挿入孔43A)がこの順番で放射状に形成されている。4つの上方突出ピン43(固定ピン挿入孔43A)は、照明装置1を液晶表示装置(図示せず)として使用するときに、拡散板40を照明装置1の上面の液晶パネル(図示せず)に支持するためのものである。すなわち、4つの上方突出ピン43(固定ピン挿入孔43A)を液晶パネルの4つの貫通孔(図示せず)に位置合わせして、この4つの貫通孔に挿通した4つの位置決め固定ピン(図示せず)を4つの固定ピン挿入孔43Aに固定(締結)することで、上記液晶パネルに拡散板40(照明装置1)が支持される。
拡散板40の下面には、貫通孔41に近い側でこれを取り囲む4つの内径側下方突出ピン44が形成されている(4つの内径側下方突出ピン44は等角度間隔には配置されていない)。拡散板40の下面には、貫通孔41から遠い側でこれを取り囲む4つの外径側下方突出ピン45が周方向に略90°間隔で形成されている。各外径側下方突出ピン45には固定ピン挿入孔45Aが形成されている。つまり拡散板40の下面には、貫通孔41を中心として、4つの内径側下方突出ピン44、4つの外径側下方突出ピン45(固定ピン挿入孔45A)がこの順番で放射状に形成されている。外径側下方突出ピン45の大きさ及び下方への突出量は、内径側下方突出ピン44の大きさ及び下方への突出量よりも大きくなっている。
拡散板40の下面には、貫通孔41と4つの内径側下方突出ピン44を含む中央の矩形領域の周囲の枠状領域に位置する複数の大径円錐状凹部(拡散部)46、及び、この大径円錐状凹部46の周囲の枠状領域に位置する複数の小径円錐状凹部(拡散部)47が形成されている。
拡散板40は、次のようにしてLEDモジュール支持基板30に支持される。すなわち、4つの外径側下方突出ピン45(固定ピン挿入孔45A)をLEDモジュール支持基板30の4つの貫通孔(図示せず)に位置合わせして、この4つの貫通孔に挿通した4つの位置決め固定ピン(図示せず)を4つの固定ピン挿入孔45Aに固定(締結)することで、LEDモジュール支持基板30に拡散板40が支持される。この支持状態では、拡散板40の4つの外径側下方突出ピン45の間にLEDモジュール収容部材20(傾斜反射面22)の外周輪郭部が微小クリアランスで位置する。このため、LEDモジュール支持基板30に拡散板40を支持すると、拡散板40がLEDモジュール10とLEDモジュール収容部材20に対して高精度に位置決めされることになる。
LEDモジュール支持基板30に拡散板40を支持すると、LEDモジュール10(LED11)の直上に拡散板40の貫通孔41が位置する。そして、LEDモジュール10(LED11)が上方(光軸方向)に出射した照明光は、その光束中央部が貫通孔41を介して上方(光軸方向)へ通過し、その光束周辺部が複数の大径円錐状凹部46と複数の小径円錐状凹部47によって側方及び斜め上方(光軸方向から離間する方向)に拡散される。大径円錐状凹部46の照明光の拡散力は、小径円錐状凹部47の照明光の拡散力よりも大きい。
<反射板50>
図7(A)、図7(B)に示すように、反射板50は、透光性材料(例えばガラスやアクリル等の樹脂材料)からなる成形品である。反射板50は、円盤状の鍔部51と、この鍔部51の下面の中央部に突設された鍔部51より小径の半透過型曲面反射面52とを有している。半透過型曲面反射面52には反射被膜(酸化チタンを混合した被膜やハーフミラーなど)が施してある。この反射被膜の光の透過率は拡散板40よりも低い。なお、反射板50の透過率を拡散板40の透過率と同じかそれより高くした上で半透過型曲面反射面52に反射被膜を形成してもよいし、又は、反射板50の透過率を拡散板40の透過率より低くした上で反射被膜を省略してもよい。鍔部51の上面(半透過型曲面反射面52と反対側の面)は平面により構成されている。
反射板50の鍔部51の上面のうち半透過型曲面反射面52に対応する部分(半透過型曲面反射面52の裏面)には、反射用のコーティングや薄膜等からなる第2反射面53が形成されている(図1)。この第2反射面53は、半透過型曲面反射面52を透過した照明光を下方または斜め下方に向けて反射させる機能を持つ。
反射板50は次のようにして拡散板40に支持される。すなわち、半透過型曲面反射面52を拡散板40の貫通孔41に進入させてLEDモジュール10(LED11)に向かって突出させ、且つ、拡散板40の上面の貫通孔41の周辺部と反射板50の鍔部51の下面の半透過型曲面反射面52の周辺部とを超音波溶着部UV(図4)によって結合する。
反射板50を拡散板40に支持すると、LEDモジュール10(LED11)が上方(光軸方向)に出射して拡散板40の貫通孔41を通過した照明光が、貫通孔41の内部において、反射板50の半透過型曲面反射面52に入射する。そして反射板50の半透過型曲面反射面52は、入射した照明光の一部を透過させて上方(光軸方向)に導き、入射した照明光の残部を側方及び斜め上方(光軸方向から離間する方向)に反射して拡散板40の大径円錐状凹部46及び小径円錐状凹部47に導く。
反射板50の半透過型曲面反射面52が反射した照明光は、その全てが拡散板40の大径円錐状凹部46及び小径円錐状凹部47に1回で反射されるのではなく、その一部が下方の外周側に向けて反射される。しかし、下方の外周側に向けて反射された照明光は、反射シート90及びLEDモジュール収容部材20の傾斜反射面22により再反射されて、拡散板40の大径円錐状凹部46及び小径円錐状凹部47に導かれる。その結果、反射板50の半透過型曲面反射面52に入射した照明光は、これが殆ど損失されることなく、拡散板40の大径円錐状凹部46及び小径円錐状凹部47に導かれる。
<減光板60>
図1、図4に示すように、減光板60は、光透過率を低く抑えた円盤状の薄板部材である。減光板60は、反射板50の鍔部51より小径であり、該鍔部51の上面の中央部に設けられる。減光板60の平面形状(径)は、反射板50の半透過型曲面反射面52の平面形状(径)と略同一となるように設定されている。減光板60の平面形状(径)は、LEDモジュール10のLED11の平面形状(径)よりも大きくなっており、平面視したとき、減光板60の領域内部にLEDモジュール10のLED11が収まっている。
減光板60は、LEDモジュール10(LED11)が上方(光軸方向)に出射して拡散板40の貫通孔41を通過し、さらに反射板50の半透過型曲面反射面52を透過した照明光を減光(遮光)する役割(機能)を発揮する。
<第1の光量調整シート70>
図4、図8に示すように、第1の光量調整シート70は、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)やLCP(液晶ポリマー)等の材料からなる薄板の成形品である。第1の光量調整シート70は、略円形の中央貫通孔71が形成された略環状部材である。第1の光量調整シート70には、各種のコーティングや薄膜等を形成してもよい。
第1の光量調整シート70は、拡散板40の上面の貫通孔41の周辺部と反射板50の鍔部51の下面の半透過型曲面反射面52の周辺部との間に挟持される。第1の光量調整シート70の中央貫通孔71の平面形状(径)は、拡散板40の貫通孔41及び反射板50の半透過型曲面反射面52の平面形状(径)と略同一となるように設定されている。このため、第1の光量調整シート70を拡散板40と反射板50の間に挟持したときには、反射板50の半透過型曲面反射面52が、拡散板40の貫通孔41と第1の光量調整シート70の中央貫通孔71の内部に進入してLEDモジュール10(LED11)に対向する。また、第1の光量調整シート70の平面形状(径)は、反射板50及び減光板60の平面形状(径)よりも大きくなっている。
第1の光量調整シート70には、中央貫通孔71に近い側でこれを取り囲む32個の内径側貫通孔72と、中央貫通孔71から遠い側でこれを取り囲む27個の外径側貫通孔73とが形成されている。内径側貫通孔72と外径側貫通孔73の形状(径)は略同一であり、内径側貫通孔72の周方向の配置密度は、外径側貫通孔73の周方向の配置密度よりも高くなっている。
<第2の光量調整シート80>
図4、図9に示すように、第2の光量調整シート80は、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)やLCP(液晶ポリマー)等の材料からなる平面視略円形の薄板の成形品である。第2の光量調整シート80には、各種のコーティングや薄膜等を形成してもよい。
第2の光量調整シート80は、反射板50の鍔部51の上面(半透過型曲面反射面52とは反対側の面)と減光板60との境界部を覆うように設けられている。第2の光量調整シート80の平面形状(径)は、反射板50及び第1の光量調整シート70の平面形状(径)よりも小さく、且つ、減光板60の平面形状(径)よりも大きくなっている。
第2の光量調整シート80には、最も内径側に略120°間隔で配置された3個の内径側貫通孔81と、径方向の中間部に周方向に略等角度間隔で配置された9つの中間貫通孔82と、最も外径側に周方向に略等角度間隔で配置された19つの外径側貫通孔83とが形成されている。内径側貫通孔81の形状(径)は、中間貫通孔82及び外径側貫通孔83の形状(径)よりも小さくなっている。中間貫通孔82と外径側貫通孔83の形状(径)は略同一であり、中間貫通孔82の周方向の配置密度は、外径側貫通孔83の周方向の配置密度よりも低くなっている。
<反射シート90>
図4、図10に示すように、反射シート90は、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)やLCP(液晶ポリマー)等の材料からなる薄板の成形品である。反射シート90は、略円形の中央貫通孔91が形成された略環状部材である。反射シート90には、各種のコーティングや薄膜等を形成してもよい。
反射シート90は、LEDモジュール収容部材20の上面平坦部21のLEDモジュール収容開口23の周辺部と拡散板40の下面の貫通孔41の周辺部との間に挟持される。反射シート90の中央貫通孔91の平面形状(径)は、拡散板40の貫通孔41、反射板50の半透過型曲面反射面52及び第1の光量調整シート70の中央貫通孔71の平面形状(径)と略同一となるように設定されている。このため、反射シート90をLEDモジュール収容部材20と拡散板40の間に挟持したとき、反射シート90がLEDモジュール10(LED11)から反射板50の半透過型曲面反射面52への照明光の入射経路(光路)を遮ることはない。
反射シート90には、中央貫通孔91を取り囲む4つの包囲貫通孔92(4つの包囲貫通孔92は等角度間隔には配置されていない)が形成されている。この4つの包囲貫通孔92は、拡散板40の下面の4つの内径側下方突出ピン44に係合する。これにより、反射シート90が拡散板40に対して位置決めされる。
<照明装置1の作用効果>
本実施形態の照明装置1によれば、LEDモジュール10(LED11)が上方(光軸方向)に出射した照明光が、次の(1)、(2)、(3)の三重の反射拡散作用によって、側方及び斜め上方(光軸方向から離間する方向)に反射拡散される。
(1)LEDモジュール10(LED11)が上方(光軸方向)に出射した照明光の光束周辺部が拡散板40の大径円錐状凹部46と小径円錐状凹部47によって側方及び斜め上方(光軸方向から離間する方向)に拡散される。
(2)LEDモジュール10(LED11)が上方(光軸方向)に出射して拡散板40の貫通孔41を通過した照明光が、反射板50の半透過型曲面反射面52によって側方及び斜め上方(光軸方向から離間する方向)に反射されて拡散板40の大径円錐状凹部46及び小径円錐状凹部47に導かれ、拡散板40の大径円錐状凹部46と小径円錐状凹部47によって側方及び斜め上方(光軸方向から離間する方向)に拡散される。
(3)反射板50の半透過型曲面反射面52により下方の外周側に向けて反射された照明光が、反射シート90及びLEDモジュール収容部材20の傾斜反射面22により再反射されて拡散板40の大径円錐状凹部46及び小径円錐状凹部47に導かれ、拡散板40の大径円錐状凹部46と小径円錐状凹部47によって側方及び斜め上方(光軸方向から離間する方向)に拡散される。
これにより、LEDモジュール10(LED11)からの光を外部に効率よく拡散させて均一でムラのない照明光の供給が可能になる。また、LED11の個数を減らして照明装置1ひいてはこれを搭載する液晶表示装置(テレビのバックライトユニット等)の低コスト化を図ることができる。さらに、照明光の上方(光軸方向)への発光を抑えて側方及び斜め上方(光軸方向から離間する方向)への発光を強化しているので、照明装置1の高さであるOD値(LEDモジュール10の底面から第2の光量調整シート80の上面までの距離)を極限まで小さくして低背化を図りつつ、照明光の配光分布を最適化することができる。
本実施形態の照明装置1によれば、減光板60が、LEDモジュール10(LED11)が上方(光軸方向)に出射して拡散板40の貫通孔41を通過し、さらに反射板50の半透過型曲面反射面52を透過した照明光を減光(遮光)する役割(機能)を発揮する。これにより、照明装置1の直上で照明光の輝度が局所的に高くなるホットスポットをなくすことができる。
本実施形態の照明装置1によれば、反射板50の半透過型曲面反射面52が拡散板40の貫通孔41に進入してLEDモジュール10(LED11)に向かって突出しているので、照明装置1の高さであるOD値を極限まで小さくして低背化を図ることができる。
本実施形態の照明装置1によれば、LEDモジュール10をLEDモジュール収容部材20に収容してこれらを一体化した上でLEDモジュール支持基板30に支持している。LEDモジュール収容部材20は、高い放熱性を有しているので、LEDモジュール10のLED11の発光時の熱をLEDモジュール支持基板30に効率よく逃がすことができる。その結果、温度をかけたときの長期信頼性(高温耐久化、長寿命化)を保証することができる。
<変形例等>
図11は拡散板40の別の実施形態を示している。この拡散板40は、平面視略矩形部48と、この平面視略矩形部48の四隅から外周側に張り出した外周張出部49とを有しており、平面視略矩形部48の四隅から外周張出部49に亘る厚みがその他の部分の厚みよりも大きくなっている。これにより、LEDモジュール10(LED11)からの照明光をコントロールして照明光が到達しにくい四隅への光量を増大させることができる。
図12は拡散板40のさらに別の実施形態を示している。この拡散板40は、図11の拡散板40において、平面視略矩形部48の四隅から外周張出部49に向かう照明光の拡散を許容し、且つ、平面視略矩形部48の各辺に最短距離で向かう照明光の拡散を阻害する拡散阻害部49Xを有している。拡散阻害部49Xは、貫通孔41を中心とする円周方向に等角度間隔(90°間隔)で形成した円弧状の4つの凹部または貫通孔からなる。
なお、図11と図12の実施形態は互いに独立しており、図11の構成(平面視略矩形部48と外周張出部49)だけを具備する態様、図12の構成(拡散阻害部49X)だけを具備する態様、及び、図11の構成と図12の構成の双方を具備する態様が可能である。
拡散板40の構成は、図11と図12で例示したもの以外にも種々の設計変更が可能である。例えば、拡散板40をサイズアップした場合にも面発光の均一性を維持する(高める)ために、拡散板40にテーパ形状部を設けることが可能である。あるいは、隣接する拡散板40の合わせ目(縁部)に、互いに微小クリアランスで嵌る凹部と凸部を形成することで、隣接する拡散板40の合わせ目(縁部)の発光均一性を維持する(高める)ことが可能である。
以上の実施形態では、反射板50の半透過型反射面52を曲面反射面とした場合を例示して説明したが、反射板50の半透過型反射面52の形状には自由度があり、例えば、円錐反射面や角錐反射面とする態様も可能である。
以上の実施形態では、拡散板40と反射板50を別体で構成した場合を例示して説明したが、拡散板40と反射板50を一体で構成する態様も可能である。この態様では、拡散板40と反射板50の間に挟持される第1の光量調整シート70を省略することができる。
以上の実施形態では、LEDモジュール10をLEDモジュール収容部材20に収容してこれらを一体化した上でLEDモジュール支持基板30に支持する場合を例示して説明した。しかしLEDモジュール収容部材20を省略して、LEDモジュール10を単独でLEDモジュール支持基板30に支持する態様も可能である。
以上の実施形態では、拡散板40と反射板50の材料に自由度があることを説明した。より具体的に、拡散板40と反射板50は異なる光透過特性を持つ異なる材料から構成することができる。例えば、拡散板40を反射板50よりも透明度の高い材料から構成し、反射板50を拡散板40よりも白色度の高い材料から構成することができる。
1 照明装置
10 LEDモジュール(光源部)
11 LED(半導体発光素子)
12 中継コネクタ
20 LEDモジュール収容部材(光源部収容部材)
21 上面平坦部
22 傾斜反射面
23 LEDモジュール嵌込開口(LEDモジュール収容開口)
23A 平面視略矩形部
23B 外方突出部
24 貫通孔
25 環状平坦接触面
26 大型平坦接触舌片
27 小型平坦接触舌片
28 島状平坦接触面
30 LEDモジュール支持基板(シャシー、放熱板)
40 拡散板
41 貫通孔(通過部)
42 固定ピン挿入孔
43 上方突出ピン
43A 固定ピン挿入孔
44 内径側下方突出ピン
45 外径側下方突出ピン
45A 固定ピン挿入孔
46 大径円錐状凹部(拡散部)
47 小径円錐状凹部(拡散部)
48 平面視略矩形部
49 外周張出部
49X 拡散阻害部
50 反射板
51 鍔部
52 半透過型曲面反射面(半透過型反射面)
53 第2反射面
60 減光板(遮光板)
70 第1の光量調整シート
71 中央貫通孔
72 内径側貫通孔
73 外径側貫通孔
80 第2の光量調整シート
81 内径側貫通孔
82 中間貫通孔
83 外径側貫通孔
90 反射シート
91 中央貫通孔
92 包囲貫通孔
UV 超音波溶着部

Claims (11)

  1. 照明光を光軸方向に出射する光源部と、
    前記光源部が出射した照明光を通過させる通過部と、前記通過部の周囲に位置して前記光源部が出射した照明光を光軸から離間する方向に拡散させる拡散部と、を有する拡散板と、
    前記拡散板の前記通過部を通過した照明光の一部を透過させ残部を光軸から離間する方向に反射して前記拡散板の前記拡散部に導く半透過型反射面を有する反射板と、
    前記拡散板の前記通過部を通過して前記反射板の前記半透過型反射面を透過した照明光を減光する減光板と、
    を有することを特徴とする照明装置。
  2. 請求項1記載の照明装置において、
    前記拡散板の前記通過部は、貫通孔からなり、
    前記反射板の前記半透過型反射面は、前記貫通孔に進入して前記光源部に向かって突出する曲面反射面、円錐反射面または角錐反射面からなる、照明装置。
  3. 請求項1または2記載の照明装置において、
    平面視したとき、前記減光板の領域内部に前記光源部が収まっている、照明装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項記載の照明装置において、
    前記拡散板と前記反射板は、別体で構成されている、照明装置。
  5. 請求項4記載の照明装置において、
    前記拡散板の前記通過部の周辺部と前記反射板の前記半透過型反射面の周辺部との間に挟持される第1の光量調整シートをさらに有する、照明装置。
  6. 請求項4または5記載の照明装置において、
    前記拡散板の前記通過部の周辺部と前記反射板の前記半透過型反射面の周辺部を結合する超音波溶着部をさらに有する、照明装置。
  7. 請求項4ないし6のいずれか1項記載の照明装置において、
    前記拡散板と前記反射板は、異なる材料から構成されている、照明装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項記載の照明装置において、
    前記反射板の前記半透過型反射面とは反対側の面と前記減光板との境界部を覆う第2の光量調整シートをさらに有する、照明装置。
  9. 請求項1ないし8のいずれか1項記載の照明装置において、
    前記光源部を収容する収容開口と、前記収容開口を囲んで前記収容開口から離れるに連れて高さを減じる傾斜反射面と、を有する光源部収容部材をさらに有する、照明装置。
  10. 請求項1ないし9のいずれか1項記載の照明装置において、
    前記拡散板は、平面視略矩形部と、前記平面視略矩形部の四隅から外周側に張り出した外周張出部とを有しており、
    前記平面視略矩形部の四隅から前記外周張出部に亘る厚みがその他の部分の厚みよりも大きい、照明装置。
  11. 請求項10記載の照明装置において、
    前記拡散板は、前記平面視略矩形部の四隅から前記外周張出部に向かう照明光の拡散を許容し、且つ、前記平面視略矩形部の各辺に最短距離で向かう照明光の拡散を阻害する拡散阻害部を有する、照明装置。
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