JP2017102505A - アイコン表示方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザの望む任意の場所にアイコンを表示させ、より少ない指の数によって操作できるアイコン表示方法を提供する。【解決手段】タッチ入力可能なディスプレイ画面に、操作用のアイコンを表示させるアイコン表示方法であって、トリガーに応じて、前記画面上に、透明なタッチ入力可能な画面層を準備する準備段階と、ユーザが、前記画面層上にタッチ入力したときに、前記画面層に操作可能なアイコンを表示させる表示段階とを備える。前記準備段階において、前記コンピュータ画面のタッチ入力を禁じるロック操作がなされていれば、当該ロック操作を解除する。前記表示段階で表示される前記アイコンは、複数のアイコンからなるアイコン群であって、これらアイコン群は略十字状に表示される。【選択図】図1
Description
本発明は、ディスプレイ上にアイコンを表示するアイコン表示方法に関する。
従来、スマートフォンやタッチパネルコンピュータなどにおいては、画面上にアイコンを表示し、そのアイコンをタッチして指示操作することにより、各種の操作を行っている。アイコンの表示は、一のアイコンをタッチすると、次のアイコンが現れるなどのように、段階的に行われることも多い。
画面上のアイコンの配列や形、表示方法は、ユーザの使用感や操作性を大きく左右するので、各方面から工夫が凝らされている。
例えば、特許文献1に記載のアイコン表示方法では、画面上に扇形のアイコンを表示する手法が提案されている。
例えば、特許文献1に記載のアイコン表示方法では、画面上に扇形のアイコンを表示する手法が提案されている。
画面上に新たなアイコンを表示する際には、操作上、画面の何処の場所に新たなアイコンを表示するかが重要となる。ユーザの操作性を向上させるためには、画面全域のうちユーザの望む任意の場所(例えばユーザがタッチした場所に何処でも)にアイコンを表示させる手法が望まれていた。
また、アイコン操作は、ユーザの指によって行われるが、より少ない指の数によって操作できる方が簡便である。
しかし、特許文献1に記載のアイコン表示方法では、あらかじめ設定された特定領域(例えば画面端)にアイコン群を表示させることになり、ユーザがその特定領域をタッチすることによってランチャーを作動させ、アプリケーションを切り替えるので、画面上の任意の場所にアイコンを表示させることはできなかった。
また、特許文献1に記載のアイコン表示方法では、ユーザの操作も一本指で行うことは難しく、主に二本指の操作を必要としている。
そこで、ユーザの望む任意の場所にアイコンを表示させ、より少ない指の数によって操作できるアイコン表示方法が望まれていた。
上記の課題を解決するため、本発明のアイコン表示方法は、タッチ入力可能なディスプレイ画面に、操作用のアイコンを表示させるアイコン表示方法であって、トリガーに応じて、前記画面上に、透明なタッチ入力可能な画面層を準備する準備段階と、ユーザが、前記画面層上にタッチ入力したときに、前記画面層に操作可能なアイコンを表示させる表示段階とを備える。
また、上記の課題を解決するため、本発明のアイコン表示方法は、前記準備段階において、前記ディスプレイ画面のタッチ入力を禁じるロック操作がなされていれば、当該ロック操作を解除することが好ましい。
また、上記の課題を解決するため、本発明のアイコン表示方法は、前記表示段階で表示される前記アイコンは、複数のアイコンからなるアイコン群であって、これらアイコン群は略十字状に表示されることが好ましい。
また、上記の課題を解決するため、本発明のアイコン表示方法は、前記表示段階で表示される前記アイコンは、ユーザの指示入力によって特定のアイコンが選択されると、次のアイコン群を表示することが好ましい。
また、上記の課題を解決するため、本発明のアイコン表示方法は、前記準備段階にて、前記画面上に、透明なタッチ入力可能な画面層の準備ができたことをユーザに報知する報知段階を備えることが好ましい。
また、上記の課題を解決するため、本発明のアイコン表示方法において、前記トリガーは、前記ディスプレイ画面を備える端末の筐体の何処かに対するユーザの入力指示によって実現されることが好ましい。
また、上記の課題を解決するため、本発明のアイコン表示方法において、前記ディスプレイ画面を備える端末は、スマートフォンであって、前記トリガーは、前記スマートフォンの背面部に設けられたボタンを押すことであることが好ましい。
また、上記の課題を解決するため、本発明のアイコン表示方法において、前記トリガーは、ユーザのウェアラブルデバイスの操作による近距離無線通信によって実現されることが好ましい。
本発明によれば、ディスプレイ画面上のユーザの望む任意の場所に簡便にアイコンないしアイコン群を表示させることができる。
本実施形態では、便宜上、オペレーティングシステムとしてアンドロイド(登録商標)を用いたスマートフォンの例をあげて本発明を説明する。
アンドロイドは、リナックス(登録商標)をベースとするオープンソース・オペレーティングシステム、ミドルウエア、各種アプリケーションから構成されるソフトウエア集合パッケージである。アンドロイドは、現在、多くのスマートフォンに採用されている。
(1.ハードウェア構成)
図1は、本発明を適用するスマートフォン10の概略構成を示すブロック図である。
図1は、本発明を適用するスマートフォン10の概略構成を示すブロック図である。
スマートフォン10は、制御部11,入力部12,表示部13,表示制御部14,記憶部15,通信ユニット16,音声出力部17,音声入力部18,カメラ19,コネクタ20を含む。
制御部11は、スマートフォン10の全体の動作を司るコンピュータである。入力部12は、利用者からの入力指示を受け付けるユーザインタフェースである。スマートフォン10では、入力部12は、画面を表示するタッチパネルの入力部として構成される。表示部13(ディスプレイ)は、画像や情報を表示するタッチパネル式液晶ディスプレイである。表示制御部14は、表示部13に任意の画像等を表示することを補助する回路である。記憶部15は、メモリなどから構成される記憶デバイスである。記憶部15には、制御部11を制御するための制御プログラム15aやメールアプリケーション15bやブラウザアプリケーション15cなどの各種アプリケーションプログラム、各種の設定データ15zが記憶されている。
通信ユニット16は、スマートフォン10が外部と有線ないし無線通信を行うためのユニットである。音声出力部17は、音声を出力するスピーカである。音声入力部18は、音声をスマートフォン10の外部から入力するためのマイクである。カメラ19は、CMOS(Complementary MOS)などから構成される撮像ユニットである。コネクタ20は、電源供給などを行う接続インタフェースである。
図2は、スマートフォン10の外観例を示す図である。図2の例では、スマートフォン10は、上部から順にスピーカ、タッチパネル、マイクを備えており、タッチパネルの画面には、上下のタスクバーと9種のアイコンが表示されている。
(2.アイコン表示方法のフロー例)
図3は、本実施形態のアイコン表示方法の実現手順の一例を示すフローチャートである。同図を用いて、本実施形態のアイコン表示方法の実現手順を説明する。なお、同図のフローチャートの各フロー処理は、制御部11とその連携部材によって実現される。以下の説明では、制御部11とその連携部材を単にスマートフォン10と表現する。
図3は、本実施形態のアイコン表示方法の実現手順の一例を示すフローチャートである。同図を用いて、本実施形態のアイコン表示方法の実現手順を説明する。なお、同図のフローチャートの各フロー処理は、制御部11とその連携部材によって実現される。以下の説明では、制御部11とその連携部材を単にスマートフォン10と表現する。
まず、スマートフォン10は、外部からトリガーとなる入力、信号やイベントが入力されているか否かを判定する(S10)。トリガーとなる入力、信号やイベントの詳細については後述する。S10にて判定がNo(図中において「N」)であれば、再びS10の処理ステップに戻り、トリガーの入力待ちをする。
S10において、外部からトリガーとなる入力、信号やイベントが入力されていれば(判定がYes=「Y」)、S11に進む。
次に、スマートフォン10は、透明なタッチ入力可能な画面層を準備する(S11)。準備とは、この画面層を少なくとも画面の一部として表示することを示している。なお、透明なタッチ入力可能な画面層の詳細については後述する。
次に、スマートフォン10は、画面ロックの設定がなされているか否かを判定する(S12)。スマートフォン10は、画面ロックの設定がなされていれば(Yes=「Y」)、画面ロックの解除処理(S15)をしてから、画面ロックの設定がなされていなければ(No「N」)、そのまま、S13に進む。
次に、スマートフォン10は、入力部12(画面を表示するタッチパネルの入力部)においてユーザのタッチ入力があったか否かを判定する(S13)。S13にてユーザのタッチ入力がなければ(判定がNo=「N」)であれば、再びS13の処理ステップに戻り、タッチ入力がなされるのを待機する。
スマートフォン10は、入力部12においてユーザのタッチ入力があったかと判定すれば(判定がYes=「Y」)、S14に進む。
次に、スマートフォン10は、S13でのタッチ入力に応じて、画面上でタッチ入力があったその場所にアイコンを表示する(S14)。アイコン表示の詳細については後述する。
以上が、本実施形態のアイコン表示方法の手順例である。
(3.透明なタッチ入力可能な画面層)
本欄では、前述の透明なタッチ入力可能な画面層について詳述する。
本欄では、前述の透明なタッチ入力可能な画面層について詳述する。
図4は、アンドロイドにおけるビュー(View)構造を示す図である。ビューとは、複数のレイヤーからアンドロイドの画面を構成するUI(User Interface)部品である。アンドロイドないしそのアプリケーションの画面は、複数のビューを組み合わせることによって作られている。画面のレイアウトを構成するものや、テキストボックスやボタンなど、これらはすべてビューに属する。すなわち、ビューは、GUI(Graphical User Interface)や描画機能を担っている。ビューは「タッチ入力可能な画面層」の一例である。
図4に示すように、アンドロイドの表示用画面は、TYPE_SYSTEM_ERROR, TYPE
SYSTEM_OVERLAY, TYPE_SYSTEM_ALERT, TYPE_TOAST, TYPE_PHONE, TYPE_APPLICATION, ・・・の各ビュー(View)から構成されている。最初に記載したビューほど表示優先度が高く、表示優先度の高いビューの画像は、表示優先度の低いビューの画像に上書きして表示される。なお、図4では、TYPE_ APPLICATIONより表示優先度の低いビュー(View)の紹介は省略している。TYPE_APPLICATIONは、通常のアプリケーションによって用いられるビューである。
SYSTEM_OVERLAY, TYPE_SYSTEM_ALERT, TYPE_TOAST, TYPE_PHONE, TYPE_APPLICATION, ・・・の各ビュー(View)から構成されている。最初に記載したビューほど表示優先度が高く、表示優先度の高いビューの画像は、表示優先度の低いビューの画像に上書きして表示される。なお、図4では、TYPE_ APPLICATIONより表示優先度の低いビュー(View)の紹介は省略している。TYPE_APPLICATIONは、通常のアプリケーションによって用いられるビューである。
本発明のアイコン表示方法では、画面常駐型として、アプリケーションのビュー(TYPE_APPLICATION)よりも表示優先度を高くするために、上記のビューの中から、TYPE_SYSTEM_ALERTを用いる。
そして、トリガーがオン(ON)になると、TYPE_SYSTEM_ALERTの全領域に透明な画像を表示し、これに伴って、それより下のビューの入力受付機能を奪う。
TYPE_SYSTEM_ALERTの全領域にタッチ入力可能な透明な画像(画面層)を設定することによって、画面全体でユーザのアイコン表示指示を受け付けられる状態となっている。例えば、タッチ画面上のユーザのワンフィンガースワイプによって、その場所に、透明な画像を表示しているTYPE_SYSTEM_ALERTにアイコンないしアイコン群を表示させる。表示するアイコンないしアイコン群は、ユーザの利用頻度やコンテンツのカテゴリを考慮して各種のアイコンの中から選択され、配置される。ユーザは、表示されたアイコンないしアイコン群の方向へスワイプすることによってアプリケーションを切り替えることができる。
TYPE_SYSTEM_ALERTの全領域にタッチ入力可能な透明な画像(画面層)を設定することによって、画面全体でユーザのアイコン表示指示を受け付けられる状態となっている。例えば、タッチ画面上のユーザのワンフィンガースワイプによって、その場所に、透明な画像を表示しているTYPE_SYSTEM_ALERTにアイコンないしアイコン群を表示させる。表示するアイコンないしアイコン群は、ユーザの利用頻度やコンテンツのカテゴリを考慮して各種のアイコンの中から選択され、配置される。ユーザは、表示されたアイコンないしアイコン群の方向へスワイプすることによってアプリケーションを切り替えることができる。
タッチ入力可能な透明な画像は、TYPE_SYSTEM_ALERTの全領域、つまり、ディスプレイの全画面に表示されるが、この透明画像の形、大きさ、透明度、画像などは、適宜その用途において変更してもよい。この透明画像を用いるメリットの一つは、近年台頭してきたタブレット端末などの比較的大きく、片手で操作しにくい端末であっても、簡単にアプリケーションを切り替えられることにある。
図3のフローチャート例で、透明なタッチ入力可能な画面層を準備した後に画面ロックを解除している理由は、ユーザがロック解除後すぐに任意のアプリケーションを起動でき、操作時間の短縮につながるようにしたものである。
図3のフローチャートは外部型のトリガー(後述)を採用した場合のものであり、内部型のトリガー(後述)を採用した場合は、この限りでない。また、画面ロック解除のステップは省略してもよく、画面ロックを解除しているときでも、ステップS12〜S15を省略してアイコンを表示できるものとする。
図3のフローチャートは外部型のトリガー(後述)を採用した場合のものであり、内部型のトリガー(後述)を採用した場合は、この限りでない。また、画面ロック解除のステップは省略してもよく、画面ロックを解除しているときでも、ステップS12〜S15を省略してアイコンを表示できるものとする。
(4.アイコン表示の詳細)
図5は、アンドロイドの画面例である。なお、図中の「Google」は登録商標である。
図5は、アンドロイドの画面例である。なお、図中の「Google」は登録商標である。
本画面例では、画面の左上に扇形(4分の円状)のモニターサークル51を表示している。モニターサークル51は、通常時は、半透明となっているが、ユーザにタッチされ(トリガー)、TYPE_SYSTEM_ALERTの全領域に透明な画像が設定されると、緑色に変色するものとする。すなわち、モニターサークルは、TYPE_SYSTEM_ALERT上に、透明なタッチ入力可能な画面層の準備ができたことを、ユーザに報知する報知機能を担っている。図5では、判別できないが、既にTYPE_SYSTEM_ALERT上に、透明なタッチ入力可能な画面層の準備ができており、モニターサークル51は緑色となっている。
図6は、図5の状態でユーザが画面中央をタッチした場合の画面例である。タッチされた画面中央部分には、略十字状のアイコン群(ランチャー)が表示されている。略十字状のアイコン群は、中央のシンボルアイコン、上側の拡張用アイコン、左側のメッセージ用アイコン、下側の拡張用アイコン、右側の音楽再生・カメラ選択用アイコンの集合体である。ここで配置されるアイコンは、カテゴリ別や使用頻度に基づき選択されている。
図7は、図6に表示されたアイコン群において、ユーザが、右側の音楽再生・カメラ選択用アイコンをタッチないしその方向へスワイプした後のアイコン表示状態を示している。図7では、シンボルアイコン52aの右側に音楽再生アプリケーションアイコン53とカメラアプリケーションアイコン54とが表示されている。ユーザは、それぞれのアイコンの方にスワイプ、またはタッチすることによって、音楽再生やカメラ起動を実現することができる。
図8は、図6に表示されたアイコン群において、ユーザが、上側の拡張用アイコンをタッチないしスワイプした後のアイコン表示状態を示している。図7では、シンボルアイコン52aの上側に5種類のアプリケーション(アンドロイドの設定用アプリケーションを含む)を示すアイコン55〜59が表示されている。
アイコン55〜59にはユーザが任意のアプリケーションを登録できるようにされており、ユーザは、それぞれのアイコンをスワイプ、またはタッチすることによって、機能動作を選択することが可能となる。
アイコン55〜59にはユーザが任意のアプリケーションを登録できるようにされており、ユーザは、それぞれのアイコンをスワイプ、またはタッチすることによって、機能動作を選択することが可能となる。
上記の説明のように、TYPE_SYSTEM_ALERT上に、透明なタッチ入力可能な画面層の準備ができており、ユーザが画面をタッチした場合に、画面上にあらわれるアイコン群は、図面では略十字状(リング状のシンボルアイコンを含む)に広がっているが、このアイコン群の形は暫時的なものであり、消去、形成などを繰り返し、多種多様な形に切り替わる。
これによって、最小限の画面領域で簡単にアプリケーションの切り替えを可能とすることができる。また、ホームボタンや透明なタッチ入力可能な画面層を押すのではなく、スワイプによってユーザの任意のアプリケーションを起動できることで、本来ユーザがしなければならないアクションを短縮化することでき、操作時間が短縮し、より直感的で簡単な操作が可能になった。なお、トリガーには多様な例があるので、後述する。
なお、上記のランチャー(例では略十字状のアイコン群)は、アプリケーションの起動だけではなく、音量の調整、メディアの再生、カメラの起動などのスマートフォン自体の設定や操作を実現してもよい。また、これらの動作をした場合、アイコン群とTYPE_SYSTEM_ALERTに設定された透明な画像も消え、すぐさまそれより下のビューにタッチ判定を渡すものことが好ましい。
(5.トリガーの多様な例)
透明なタッチ入力可能な画面層を設定するトリガーとしては、画面上の特定のフラグ領域(前例のモニターサークル51)をタッチしてもよいし、音声入力部18を通じて入力された音声や、カメラ19によって撮像されたユーザのウインク画像などを採用してもよい。
なお、画面上のモニターサークル51をタッチすることを内部型のトリガーと称し、画面以外のハードウェア操作を介したトリガーを外部型のトリガーと称することにする。なお、外部型のトリガーをトリガーとして採用する場合、モニターサークル51は設定で表示または非表示に切り替えができるようにすることが好ましい。
透明なタッチ入力可能な画面層を設定するトリガーとしては、画面上の特定のフラグ領域(前例のモニターサークル51)をタッチしてもよいし、音声入力部18を通じて入力された音声や、カメラ19によって撮像されたユーザのウインク画像などを採用してもよい。
なお、画面上のモニターサークル51をタッチすることを内部型のトリガーと称し、画面以外のハードウェア操作を介したトリガーを外部型のトリガーと称することにする。なお、外部型のトリガーをトリガーとして採用する場合、モニターサークル51は設定で表示または非表示に切り替えができるようにすることが好ましい。
外部型のトリガーの例としては、指輪型ウェアラブルデバイスの近接通信機器(ユーザのウェアラブルデバイスの操作による近距離無線通信、例えば赤外線通信やBlue tooth(登録商標)を含む)の信号や、スマートフォンの背面に設置、内蔵するタイプのボタン、または指紋認証装置による操作がある。
また、セキュリティのための画面ロックがかけられている場合には、指輪型ウェアラブルデバイスや顔認証、音声認証、指紋認証の動作によってトリガー(外部型のトリガー)がオンになるとともに、図3のフローチャートの例のように画面ロックが解除されることが好ましい。
画面上の特定のフラグ領域(前例のモニターサークル51)(内部型のトリガー)のタッチからではなく、外部ハードウェアや生体認識(外部型のトリガー)からビューを設定するプロセスによって、これまでに生じていた、ユーザが意図しない場合に画面上の特定のフラグ領域(前例のモニターサークル51)を押してしまい、アプリケーションが起動してしまうというデメリットや、画面上に常にモニターサークル51が表示されてしまうデザイン上のデメリットを改善することが可能となる。
(5.本発明の効果)
本発明によれば、画面上のユーザの望む任意の場所に簡便にアイコンないしアイコン群を表示させることができる。
本発明によれば、画面上のユーザの望む任意の場所に簡便にアイコンないしアイコン群を表示させることができる。
詳述すれば、ロック解除と略同時にランチャーをすぐに起動できることによって、操作時間を短縮し、より早くユーザの所望のアプリケーションを起動できるようになる。表示されるアイコン群は消去、形成などを繰り返すことによって、最小の範囲でより多くのアプリケーションをランチャーに登録できるようになる。また、アイコンには、カテゴリ別や使用頻度に基づきアプリケーションを登録することができるので、操作がより直感的で簡単になる。
また、本発明によれば、ランチャーの起動を外部デバイスや、生体認証または端末に取り付けるタイプのボタンなどに依存させることによって、外部操作にてランチャーを起動させることができる。また、ランチャーを画面の何処にでも表示させられるようにすることによって、タブレット端末などの片手で扱いにくい大きな端末でもすぐにアプリケーションを切り替えができるようになる。また、これによって、ランチャーアプリケーションの内部型のトリガーとなるボタンや画面端を誤って押してしまい、ユーザが意図しない場合にランチャーが起動してしまう誤作動や、画面上に特定のフラグ領域(前例のモニターサークル51)が表示されることによって画面が見にくくなってしまうデメリットを改善することができる。
また、本発明において、トリガーとして外部型のトリガーを採用することにより、タブレット端末などの片手で操作し難い端末や、持ち方次第でホームボタンに指が届きにくいようなデザインの端末であっても、ユーザはすぐにアプリケーションの切り替えを実行することができるようになる。
また、一例として略十字型のアイコン群を採用することにより、タッチではなく、スワイプでアプリケーションの起動等をできるようになり、ユーザがこれまで必要としていた動作を短縮化することができる。さらには、外部型のトリガーを採用すれば、ほぼワンアクションで必要な指示を行うことが可能となる。
略十字型のアイコン群は、スワイプでの操作上、方向的にも解り易いので(例えば右スワイプから上スワイプで音楽メディアを起動するなど)、ユーザが意図としない誤作動も少なくすることができる。なお、スワイプの方向を変えるときは、指は画面から離さなくてもよい。
略十字型のアイコン群は、スワイプでの操作上、方向的にも解り易いので(例えば右スワイプから上スワイプで音楽メディアを起動するなど)、ユーザが意図としない誤作動も少なくすることができる。なお、スワイプの方向を変えるときは、指は画面から離さなくてもよい。
(6.本発明の適用範囲)
上述の説明では、TYPE_SYSTEM_ALERT上に、透明なタッチ入力可能な画面層を準備ないし表示する例を示したが、この画面層を準備ないし表示するビューは、TYPE_SYSTEM_ALERT以外のビューであってもよい。
上述の説明では、TYPE_SYSTEM_ALERT上に、透明なタッチ入力可能な画面層を準備ないし表示する例を示したが、この画面層を準備ないし表示するビューは、TYPE_SYSTEM_ALERT以外のビューであってもよい。
また、本発明をスマートフォンに適用する場合のオペレーティングシステムは、アンドロイドに限られず、例えば、iOS(登録商標)であってもよい。
さらに、本発明の適用は、スマートフォンに限られず、タブレットコンピュータや、Windows(登録商標)やOS X(登録商標)などのオペレーティングシステムを採用するパーソナルコンピュータであっても可能である。
さらに、本発明は、オペレーションシステムに依存しない、テレビジョンやモニターなどのディスプレイ一般に適用することも可能である。
本発明は、タッチパネル上にアイコンを表示するディスプレイ類において広く利用可能である。
10…スマートフォン
11…制御部
12…入力部
13…表示部
14…表示制御部
15…記憶部
16…通信ユニット
17…音声出力部
18…音声入力部
19…カメラ
20…コネクタ
11…制御部
12…入力部
13…表示部
14…表示制御部
15…記憶部
16…通信ユニット
17…音声出力部
18…音声入力部
19…カメラ
20…コネクタ
Claims (8)
- タッチ入力可能なディスプレイ画面に、操作用のアイコンを表示させるアイコン表示方法であって、
トリガーに応じて、前記画面上に、透明なタッチ入力可能な画面層を準備する準備段階と、
ユーザが、前記画面層上にタッチ入力したときに、前記画面層に操作可能なアイコンを表示させる表示段階とを備えることを特徴とするアイコン表示方法。 - 前記準備段階において、前記ディスプレイ画面のタッチ入力を禁じるロック操作がなされていれば、当該ロック操作を解除することを特徴とする請求項1に記載のアイコン表示方法。
- 前記表示段階で表示される前記アイコンは、複数のアイコンからなるアイコン群であって、これらアイコン群は略十字状に表示されることを特徴とする請求項1または2に記載のアイコン表示方法。
- 前記表示段階で表示される前記アイコンは、ユーザの指示入力によって特定のアイコンが選択されると、次のアイコン群を表示することを特徴とする請求項3に記載のアイコン表示方法。
- 前記準備段階にて、前記画面上に、透明なタッチ入力可能な画面層の準備ができたことをユーザに報知する報知段階を備えることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のアイコン表示方法。
- 前記トリガーは、前記ディスプレイ画面を備える端末の筐体の何処かに対するユーザの入力指示によって実現されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のアイコン表示方法。
- 前記ディスプレイ画面を備える端末は、スマートフォンであって、
前記トリガーは、前記スマートフォンの背面部に設けられたボタンを押すことであることを特徴とする請求項6に記載のアイコン表示方法。 - 前記トリガーは、ユーザのウェアラブルデバイスの操作による近距離無線通信によって実現されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のアイコン表示方法。
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