JP2017101371A - カップ及び該カップ婦人下着 - Google Patents

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Abstract

【課題】金属製ワイヤーを用いることなく着用時のバストの保形性を向上させて自然で美しい胸元の谷間を強調することができる着用感の優れた婦人下着用のカップを提供する。
【解決手段】バスト部分に装着されるカップ2は、バストの下側を覆う下側パネル部分3と、バストの上側を覆う上側パネル部分4及び少なくとも下側パネル部分に隣接し、バストの胸元部分を覆う胸元側パネル部分5とで構成されている。下側パネル部分3は、上側パネル部分4より厚みが大でカップの内側に膨出するように形成され、且つ、下側パネル部分の内面中央に上側パネル部分に向かう縦折り溝6が設けられている。胸元側パネル部分5はカップの内側に膨出するように形成され、下側パネル部分及び上側パネル部分に対して縦方向に伸びた境界面11が、少なくとも下側パネル部分に対して壁状に形成されている。カップの脇側端部9が肩紐10の縫着部分となっている。
【選択図】図1

Description

本発明はノンワイヤーであるにも拘わらず、胸元に深い谷間が形成できて美しいバストラインを現出できる新規なブラジャーやキャミソールなど、カップを備えた婦人下着に関する。
カップを備えた婦人下着の代表例であるブラジャーは、左右一対のカップと、左右一対のカップの下縁から内側縁にかけて縫着された下辺部材と、各カップの脇側縁から延びるサイドパネルと、カップおよびサイドパネルに接続された肩紐とで形成されており、バストを支持するための金属製ワイヤーが下辺部材に沿わせてカップの下縁に設けられている(特許文献1参照)。
近年、ブラジャーを着用する際、カップ内に収容したバストをカップで心もち吊り上げ且つカップの胸元側に寄せて双球のバストによる谷間をカップの間に現出し、美しいバストラインを形成することが流行している。
処が、このブラジャーではカップの下縁の金属製ワイヤーにてバストを支持し、カップの上端を肩紐で吊り上げるだけであるため、バストの下部はカップに収納されてカップの形に添い、きれいな丸みを呈するものの、胸元に美しいバストラインを形成したり双球のバストによる谷間をカップの間に現出させるには不十分であった。
しかも、上記のようにカップの下縁にバストを支持するための金属製ワイヤーが設けられているので、サイドパネルをホックで止めて胸を締め付け、肩紐でカップのサイドを吊り上げた時、金属製ワイヤーが着用者のバスト下縁に食い込み、長時間の使用で疼痛感や不快感を与えるという問題があった。
また、ブラジャーにパッドを入れ、パッドの作用によりバストの形を整えるものも提案されている(特許文献2)。
このパッドは、パッドの長手方向のほぼ中心にパッドの上下方向に伸びる折り曲げ部を形成したもので、使用時に左右方向に湾曲してバストの装着時の形が非常によくなるというものである。
特開2004−316036号公報 特開平11−229206号公報
しかしながら、パッドはブラジャーのカップの内側に挿入されて使用されるものであるため、カップの形状や肩紐の位置によっては折り曲げ部で左右内側方向に十分折れ曲らずバストの押し上げ効果が十分発揮できないという問題があった。
本発明の主たる目的は、金属製ワイヤーを用いることなく着用時のバストの保形性を向上させて自然で美しい胸元の谷間を強調することができる着用感の優れたカップ及びこのカップを備えた新たな婦人下着を提供することにある。
請求項1に記載した発明は、婦人下着1のバスト部分に装着されるカップ2であって、
カップ2はバストの下側を覆う下側パネル部分3と、バストの上側を覆う上側パネル部分4及び上側パネル部分4及び下側パネル部分3の内の少なくとも下側パネル部分3に隣接し、バストの胸元部分を覆う胸元側パネル部分5とで構成され、
下側パネル部分3は、上側パネル部分4より厚みが大でカップ2の内側に膨出するように形成され、且つ、下側パネル部分3の内面中央に上側パネル部分4に向かう縦折り溝6が設けられ、
前記胸元側パネル部分5はカップ2の内側に膨出するように形成され、胸元側パネル部分5の、下側パネル部分3及び上側パネル部分4に対して縦方向に伸びた境界面11は下側パネル部分3及び上側パネル部分4の内、少なくとも下側パネル部分3に対して壁状に形成され、
カップ2の脇側端部9が肩紐10のバスト側端部10aの縫着部分となっていることを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載されたカップ2を用いた婦人下着(ブラジャー)1であって、
左右一対のカップ2と、左右一対のカップ2の下辺7に縫着された下辺部材13と、下辺部材13を介して各カップ2の脇側下辺14から延びるサイドパネル15と、前記カップ2の脇側端部9および前記サイドパネル15の先端部分に接続された肩紐10とを備える婦人下着1である。
請求項3に記載した発明は、請求項1に記載されたカップ2を用いた他の婦人下着(キャミソール)1であって、
左右一対のカップ2と、左右一対のカップ2の下辺7に縫着された下辺部材13と、下辺部材13に縫着された前身頃20及び後見頃21と、を備える婦人下着1である。
請求項4に記載した発明は、請求項2又は3に記載の婦人下着1において、下辺部材13は、ワイヤーなし且つ長手方向に対して非伸縮性のテープ状物13aであることを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、請求項2又は3に記載の婦人下着1において、下辺部材13は、ワイヤーなしで且つ長手方向に対して非伸縮性のテープ状物13aと該テープ状物13aと左右のカップ2の下辺7との間に帯状に設けられ、テープ状物13aとカップ2の下辺7との間の拡縮方向に伸縮する調整布部16とで構成されていることを特徴とする。
本発明では、分厚い下側パネル部分3の内面中央に縦折り溝6が設けられているので、カップ2が婦人下着1のバスト部分に装着して使用されると、肩紐10で左右のカップ2が両者の胸元の連結部分17を中心にしてカップ2の脇側端部9が吊り上げられ、縦折り溝6を中心に内側に折り曲げられる。これによってカップ2の内側に収納されているバストは縦折り溝6を中心に内側に寄せられると同時に厚みの大なる下側パネル部分3によって上に持ち上げられる。
この時、前述の内側に寄せられたバストの一部は胸元側に流れようとするが、カップ2の胸元側パネル部分5によって、胸元側パネル部分5の壁状の境界面11で押し返され、その結果、美しいデコルテラインが胸元に形成されることになる。
加えて下辺部材13は、ワイヤーなしの非伸縮性のテープ状物13aであるので、婦人下着1を着けた時、バストの下縁にぴったり沿うが金属製ワイヤーのようなバストの下縁への食い込みはなく、着用者に疼痛感や不快感を与えることがない。
更に、下辺部材13の一部に調整布部16を設けておけば、着用者のバストに合わせて調整布部16が縦方向に伸縮し、カップ2のバストへの適合がより容易になる。換言すれば、カップ2の大きさを大中小と3種類くらいで対応できるようになり、婦人下着1の種類を減らすことが出来る。
以上の結果、本発明のカップを使用すれば、胸元に双球の深い谷間が形成された自然で美しいバストラインを形成でき、しかも着用者に疼痛感や不快感を与えることなくその美しいバストラインを長時間に亘って持続できるカップ付き婦人下着を提供できる。
本発明が適用された婦人下着を示す正面図である。 図1(ブラジャーの場合)の背面図である。 本発明が適用されたカップ部分の第1実施例の横断面の斜視図である。 本発明が適用されたカップ部分の第2実施例の横断面の斜視図である。 本発明が適用された肩紐装着部分の部分斜視図である。
以下、本発明を図面に従って説明する。本発明が適用された婦人下着1は、ブラジャーやキャミソールのようなカップ2を使用するものである。図1の実線部分はブラジャーを示し、ブラジャーの下辺7から体の脇に沿って引いた仮想線はキャミソールの身頃20(21)部分を示す。以下、ブラジャーを中心に説明するが、本発明はブラジャーカップ2を使用する婦人下着1全般に及ぶことは言うまでもない。
婦人下着(ブラジャー)1は、左右一対のカップ2と、左右一対のカップ2の下辺7に縫着され、ワイヤーが装着されない(ワイヤレス)の下辺部材13と、カップ2の脇側端部9から延びる肩紐10と、下辺部材13を介して或いはカップ2の脇側下辺14から延びるサイドパネル15とで大略構成されている。
カップ2は、バストを覆う椀状の部材であり、いずれの場合でも内部はソフトな発泡ウレタン樹脂を加圧・加熱環境下で金型成形した1枚もので、表裏両面に薄い布地が一体的に貼り付けられ、表側には必要に応じてレース地などが縫着されている。
カップ2の形状は1種類ではなく、多種類あり、図1のように、カップ2の上辺8は上方に湾曲し、カップ2の下辺7は下方に湾曲し、カップ2の外側(脇側)では、上辺8と下辺7は離れていてストレートな辺(この部分をこの場合、脇側端部9とする。)が形成され、カップ2の胸元側では、左右のカップ2を接続する接続片部24が設けられている。カップ2の形状は当然このようなものに限られず、図4のように、上辺8と下辺7の外側端部が上に伸び、この上に伸びた部分の端が脇側端部9となり、肩紐10に縫着される場合もあれば、図5のように、上辺8と下辺7が外側(脇側)で一致し、上辺8の外側端部に肩紐10に縫着され、この上辺8の外側端部が脇側端部9となる場合もある。いずれにせよ、脇側端部9は肩紐10のカップ2への縫着部分で、肩紐10によってカップ2の外側端部が吊り上げられる位置である。
また、接続片部24は、本実施例ではカップ2の胸元の三角形に伸びた部分であるが、形状は三角形に限られるものでなく、互いに接続できる形状であればよい。更には、下辺部材13のようなもので、左右のカップ2が接続できるのであれば、接続片部24はなくてもよい。
サイドパネル15が縫着されるカップ2の脇側下辺14とは、カップ2の下辺7の外側端部(この部分を脇側端部7aとする。)或いはその近傍から下辺7の中央部分7bに至る部分である。
次に、カップ2の内面形状に付いて説明する。カップ2の内面はバストの下側を覆う厚手で内側に膨出した略紡錘形状の下側パネル部分3、バストの上側を覆う薄く圧縮された上側パネル部分4及び上側パネル部分4及び下側パネル部分3の内の少なくとも下側パネル部分3に隣接し、バストの胸元部分を覆う胸元側パネル部分5とで構成されている。
下側パネル部分3は上側パネル部分4より大幅に厚く、下側パネル部分3と上側パネル部分4の境界部分ではカップ2の横幅全長に亘って全体的にスプーンで掬ったようになだらかに窪んでおり、この部分を窪み12とする。窪み12の中央部分が最も深く、この部分に一致するように下側パネル部分3の下辺7の中央から浅いV形の縦折り溝6が形成されている。換言すれば、縦折り溝6の上端の上側部分が最も深く窪んでいる。この最も深く窪んでいる部分に乳頭が収納される。そして、下側パネル部分3の中央部分が横幅方向で最も厚く、下辺7に向かって強く圧縮され、下辺7は全長に亘って薄く圧縮されている。
上側パネル部分4は、下側パネル部分3との境界部分は下側パネル部分3と連続した厚みで成形されているが、上辺8に向かって強く圧縮され、上辺8は下辺7と同様全長に亘って薄く圧縮されている。上側パネル部分4は、下側パネル部分3に比べて大きく圧縮され、全体に薄い片状である。
胸元側パネル部分5は、下側パネル部分3と同様、カップ2の内側に膨出するように形成され、下側パネル部分3及び上側パネル部分4に面して縦方向に伸びた胸元側パネル部分5の境界面11は、下側パネル部分3及び上側パネル部分4の内面に対して鈍角の壁状に形成され、更に境界面11に沿って下辺7から上辺8に至る浅い縦溝22がカップ内面に形成される。即ち、縦折り溝6と縦溝22の2本の浅い溝が縦方向に形成されることになる。
そして、カップ2胸元側には胸元側パネル部分5に隣接して三角形の接続片部24が延出されている。この接続片部24は上記のようにカップ2の接続方法によっては必ずしも必要ではない。なお、カップ2は接続片部24を含め、カップ2の外縁全体が薄く圧縮されていて外縁に沿う方向の伸びは殆どない。
図の第1実施例では、左右のカップ2は接続片部24が重ね合されて一体的に縫着され、これにより左右のカップ2の胸元側パネル部分5の頂点が突き合わされるように対称的に配置される。
このように連結された左右のカップ2の下辺7全長には下辺部材13が縫着されている。下辺部材13は、単なるテープ状物13aで構成されている場合(図示せず)と、テープ状物13aと調整布部16とで構成される場合とがある。いずれの場合でもテープ状物13aは長手方向に対して非伸縮性であり、ワイヤーは装着されていない。前者の場合、テープ状物13aが左右のカップ2の下辺7全長に縫着され、後者の場合は、左右のカップ2の下辺7全長には細長い調整布部16が縫着され、調整布部16の下辺全長にテープ状物13aが縫着されることになる。調整布部16は長手方向には伸びず、縦方向、即ち、カップ2の下辺7とテープ状物13aとの間を拡縮する方向に伸びる構造となっている。
サイドパネル15は、婦人下着1がブラジャーの場合は、長手方向に伸縮性を有する繊維素材によって形成された厚手の帯状部材であり、サイドパネル15の一端がカップ2の下辺7の脇側下辺14(下辺7の脇側端部7a又はその近傍から中央部分7b付近に至る範囲)に対応するテープ状物13aに縫着されている。そして、一方のサイドパネル15の先端部には、被係止具19が取り付けられており、他方のサイドパネル15の先端部には、被係止具19に係止されるフック18が取り付けられている(図2参照)。
婦人下着1がキャミソールの場合は、図3に示すようにブラジャーのサイドパネル15の位置に短い布片が装着されている。この部分は前身頃20に装着されていてサイドパネルと同じ働きをするため、15の符号を附する。
肩紐10は、カップ2の位置ずれを防止するとともにカップ2に収納されたバストを持ち上げて保持するものであり、肩紐10のバスト側端部10aがカップ2の脇側端部9に接続されている。脇側端部9は、前述のように色々な場合があるが、カップ2の外側端部を吊り上げると、肩紐10の他端は図2に示すように、サイドパネル15の先端部分の上辺に縫着される。
肩紐10のバスト側端部10aとサイドパネル15の間には長手方向(肩紐10とサイドパネル15に沿う方向)及び幅方向に伸縮性を有する細長い三角形状の補助脇布25が2重使いで縫着されている。
婦人下着1を装着した状態では、カップ2がバストを保形し、肩紐10の吊り上げ力によって、バストが持ち上げられるとともに内側へ寄せられて保持される。この点を詳述する。婦人下着(ブラジャー)1を装着すると、サイドパネル15の締付力によってテープ状物13aがバージスラインに当たり、カップ2がバストを包み込む。この時、テープ状物13aにはワイヤーは入っていないため皮膚にソフトに接触する。テープ状物13a及びカップ2の下辺7は伸びないので、バージスラインにぴったりと沿う。そして脇や背中から寄せ集められた皮下脂肪はバストとしてカップ2に収納される。カップ2の下側パネル部分3が内側に膨出するように形成されているため、収納されたバストの下部は下側パネル部分3の膨出部分によって上に押し上げられ、カップ2の窪み12に乳首が入り込み、カップ2の胸元側である内側半分がバストによって固定される。
この状態で肩紐10がカップ2の脇側端部9を上に引き上げるため、カップ2の内側半分を中心に下側パネル部分3に設けられた縦折り溝6からカップ2が軽く内側に縦折りされ、前述のように上に押し上げられたバストが更に両側から押されてカップ2の上辺8から上に溢れ、同時にカップ2の内側に於いてバストの一部がカップ2の内側に流れる。
胸元側パネル部分5は前述のように内側から見ると略三角形状で、カップ2の内側に膨出するように形成され、胸元側パネル部分5の下側パネル部分3及び上側パネル部分4との縦方向に伸びた境界面11は下側パネル部分3及び上側パネル部分4に対して壁状に形成されており、その境界に浅い線状の縦溝22が形成され、折れやすくなっているためこの部分でも軽く屈曲する。その結果、壁状の境界面11は下側パネル部分3及び上側パネル部分4に対して少し内側に折れたの縦溝22から急角度に立ち上がり、内側に流れたバストを押し戻す。押し戻されたバストは胸元に於いてカップ2の上辺8から上に溢れ、これによって、くっきりとした谷間を胸元に作ることが出来る。
また、カップ2に収納されたバスト(贅肉)は脇側に流れる場合もあり、その場合は補助脇布25が脇側に流れたバストを上から押さえこんでカップ2の脇からの盛り上がりを押さえる。これによりバスト全体が美しく整えられる。本発明に於いて、縦折り溝6及び縦溝22もカップ2の半球形状を損なうような大きく曲がるものではないため、カップ2の丸みは損なわれるようなことはない。
なお、下辺部材13が調整布部16を含む場合、調整布部16は縦方向の糸が例えばスパンデックスのような伸縮性素材で形成されているため、バストのボリュームが豊かな場合、バストに合わせて調整布部16が縦方向に伸び余分な量を吸収する。その結果、カップサイズは大中小の3種類程度で足ることになり、製品サイズの種類を少なくできる。
婦人下着1がキャミソールの場合は、カップ2の部分はブラジャーと同様に働く。また、短い布片15は前述のようにサイドパネル15と同じ働きをし、カップ2を身頃20(21)を介して締め付ける。
1…婦人下着、2…カップ、3…下側パネル部分、4…上側パネル部分、5…胸元側パネル部分、6…縦折り溝、7…下辺、7a…脇側端部、7b…中央部分、8…上辺、9…脇側端部、10…肩紐、10a…バスト側端部、11…境界面、12…窪み、13…下辺部材、13a…テープ状物、14…脇側下辺、15…サイドパネル、16…調整布部、17…連結部分、18…フック、19…被係止具、20…前身頃、21…後見頃、22…縦溝、24…接続片部、25…補助脇布。

Claims (5)

  1. バストの下側を覆う下側パネル部分と、バストの上側を覆う上側パネル部分及び上側パネル部分及び下側パネル部分の内の少なくとも下側パネル部分に隣接し、バストの胸元部分を覆う胸元側パネル部分とで構成された婦人下着のバスト部分に装着されるカップにおいて、
    下側パネル部分は、上側パネル部分より厚みが大でカップの内側に膨出するように形成され、且つ、下側パネル部分の内面中央に上側パネル部分に向かう縦折り溝が設けられ、
    前記胸元側パネル部分はカップの内側に膨出するように形成され、胸元側パネル部分の、下側パネル部分及び上側パネル部分に対して縦方向に伸びた境界面は下側パネル部分及び上側パネル部分の内、少なくとも下側パネル部分に対して壁状に形成され、
    カップの脇側端部が肩紐のバスト側端部の縫着部分となっていることを特徴とするカップ。
  2. 請求項1に記載された左右一対のカップと、左右一対のカップの下辺に縫着された下辺部材と、下辺部材を介して各カップの脇側下辺から延びるサイドパネルと、前記カップの脇側端部および前記サイドパネルの先端部分に接続された肩紐とを備えることを特徴とする婦人下着。
  3. 請求項1に記載された左右一対のカップと、左右一対のカップの下辺に縫着された下辺部材と、下辺部材に縫着された前身頃及び後見頃とを備えることを特徴とする婦人下着。
  4. 請求項2又は3に記載の婦人下着において、下辺部材は、ワイヤーなし且つ長手方向に対して非伸縮性のテープ状物であることを特徴とする婦人下着。
  5. 請求項2又は3に記載の婦人下着において、下辺部材は、ワイヤーなしで且つ長手方向に対して非伸縮性のテープ状物と該テープ状物と左右のカップの下辺との間に帯状に設けられ、テープ状物とカップの下辺との間の拡縮方向に伸縮する調整布部とで構成されていることを特徴とする婦人下着。
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