JP2017093223A - 受電装置、送電装置、及び無線電力伝送システム - Google Patents

受電装置、送電装置、及び無線電力伝送システム Download PDF

Info

Publication number
JP2017093223A
JP2017093223A JP2015223267A JP2015223267A JP2017093223A JP 2017093223 A JP2017093223 A JP 2017093223A JP 2015223267 A JP2015223267 A JP 2015223267A JP 2015223267 A JP2015223267 A JP 2015223267A JP 2017093223 A JP2017093223 A JP 2017093223A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
unit
power transmission
transmission
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015223267A
Other languages
English (en)
Inventor
梅田 俊之
Toshiyuki Umeda
俊之 梅田
笠見 英男
Hideo Kasami
英男 笠見
上野 武司
Takeshi Ueno
武司 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2015223267A priority Critical patent/JP2017093223A/ja
Priority to US15/266,933 priority patent/US10027378B2/en
Publication of JP2017093223A publication Critical patent/JP2017093223A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B5/00Near-field transmission systems, e.g. inductive or capacitive transmission systems
    • H04B5/70Near-field transmission systems, e.g. inductive or capacitive transmission systems specially adapted for specific purposes
    • H04B5/79Near-field transmission systems, e.g. inductive or capacitive transmission systems specially adapted for specific purposes for data transfer in combination with power transfer
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/80Services using short range communication, e.g. near-field communication [NFC], radio-frequency identification [RFID] or low energy communication
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M10/00Secondary cells; Manufacture thereof
    • H01M10/42Methods or arrangements for servicing or maintenance of secondary cells or secondary half-cells
    • H01M10/425Structural combination with electronic components, e.g. electronic circuits integrated to the outside of the casing
    • H01M10/4257Smart batteries, e.g. electronic circuits inside the housing of the cells or batteries
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J7/00Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries
    • H02J7/0013Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries acting upon several batteries simultaneously or sequentially
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】受電装置の蓄電部の充電量が少ない場合であっても、蓄電部を充電可能な、受電装置、送電装置、及び無線電力伝送システムを提供する。【解決手段】一実施形態に係る受電装置は、受電部と、蓄電部と、信号送信部と、を備える。受電部は、送電装置から無線で電力を受電する。蓄電部は、受電部が受電した電力を蓄電する。信号送信部は、検出信号を送信する。信号送信部は、蓄電部からの電力系統とは独立している。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、受電装置、送電装置、及び無線電力伝送システムに関する。
近年、無線電力伝送システムが注目されている。一般に、無線電力伝送システムは、無線で電力を送電する送電装置と、無線で電力を受電し、蓄電池に充電する受電装置と、により構成される。従来、受電装置が無線信号で送電を要求し、この要求に応じて送電装置が電力を送電する、無線電力伝送システムが提案されている。
上記従来の無線電力伝送システムでは、受電装置は、蓄電池に蓄電された電力を利用して、無線信号を送信していた。このため、蓄電池の充電量が少ない場合、受電装置が送電装置に送電を要求できなくなり、蓄電池を充電できなくなる恐れがあった。
特開2013−165043号公報
受電装置の蓄電部の充電量が少ない場合であっても、蓄電部を充電可能な、受電装置、送電装置、及び無線電力伝送システムを提供する。
一実施形態に係る受電装置は、受電部と、蓄電部と、信号送信部と、を備える。受電部は、送電装置から無線で電力を受電する。蓄電部は、受電部が受電した電力を蓄電する。信号送信部は、検出信号を送信する。信号送信部は、蓄電部からの電力系統とは独立している。
第1実施形態に係る無線電力伝送システムの一例を示す図。 送電装置の動作を示すフローチャート。 受電装置の動作を示すフローチャート。 第2実施形態に係る無線電力伝送システムの一例を示す図。 電波指向性の制御方法を説明する図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
第1実施形態に係る無線電力伝送システム(以下、単に「システム」という)について、図1〜図3を参照して説明する。図1は、本実施形態に係るシステムの一例を示す図である。図1のシステムは、受電装置1と、送電装置2と、を備える。図1の例では、システムには、受電装置1と、送電装置2と、がそれぞれ1つずつ含まれるが、それぞれ複数含まれてもよい。
受電装置1と送電装置2との間では、無線電力伝送により、電力がやりとりされる。以下では、無線電力伝送の方式は、電波方式であるものとするが、電磁誘導方式又は電磁界共鳴方式であってもよい。
受電装置1は、送電装置2から無線で電力を受電し、受電した電力を蓄電する。受電装置1は、信号送信部11と、受電部12と、環境発電部13と、蓄電部14と、電力監視部15と、送電制御部16と、無線通信部18と、センサ17と、を備える。
信号送信部11は、検出信号を送信する。検出信号は、受電装置1のIDなどの識別情報を有する無線信号である。検出信号は、送電装置2において、受電装置1が送電可能領域内にあるかを判定するために利用される。
送電可能領域とは、送電装置2から受電装置1に、受電装置1が継続して動作可能な電力を送電可能な領域のことである。受電装置1が継続して動作可能な電力とは、例えば、受電装置1の平均消費電力である。
受電装置1が送電可能領域内にある場合、送電装置2が送電すると、受電装置1は、継続して動作可能な電力を受電することができる。一方、受電装置1が送電可能領域内にない場合、送電装置2が送電しても、受電装置1は、継続して動作可能な電力を受電することができない。
信号送信部11は、蓄電部14の電力系統とは独立した電子回路により構成され、蓄電部14から電力の供給を受けない。信号送信部11は、検出信号を送信するためのアンテナ111を備える。
信号送信部11は、例えば、RFID(Radio Frequency Identifier)タグにより構成される。RFIDタグは、例えば、ワンチップのIC(Integrated Circuit)タグである。ICタグは、アンテナ111を内蔵していてもよいし、外部のアンテナ111と接続されていてもよい。ICタグにアンテナ111を内蔵することにより、ICタグを小型化できる。一方、ICタグを外部のアンテナ111と接続することにより、検出信号の送信距離を長くすることができる。また、RFIDタグは、アクティブタグであってもよいし、パッシブタグであってもよい。
信号送信部11をアクティブタグにより構成する場合、信号送信部11は、蓄電部14とは独立した電源を設けられる。信号送信部11は、この電源を利用して、検出信号を送信する。したがって、信号送信部11は、蓄電部14が空になった場合であっても、アクティブタグ用の電源が空になるまで、検出信号を送信することができる。また、信号送信部11をアクティブタグで構成することにより、検出信号の送信距離を長くすることができる。
一方、信号送信部11をパッシブタグにより構成する場合、信号送信部11は、送電装置2が送信した電波を反射する。信号送信部11は、電波の反射時に、反射係数を2値に変化させ、反射波をデジタル符号化し、反射波に識別情報を重畳する。識別情報が重畳された反射波が、検出信号となる。
パッシブタグは、送電装置2が送信した電波をエネルギー源として動作するため、電源は不要である。したがって、信号送信部11は、蓄電部14が空になった場合であっても、送電装置2が電波を送信する限り、検出信号を送信することができる。また、パッシブタグは、独自の電源が不要であるため、信号送信部11を容易に構成することができる。
受電部12は、送電装置2が無線で送電した電力を受電する。具体的には、受電部12は、送電装置2が送信した電波を受信し、受信した電波を交流電力に変換し、交流電力を直流電力に整流して出力する。受電部12は、電波を受信するアンテナ121と、交流電力を整流する整流回路(図示省略)などを備える。
受電部12は、信号送信部11と隣接して配置されるのが好ましい。また、受電部12のアンテナ121と、信号送信部11のアンテナ111と、は共通化されるのが好ましい。このような構成により、受電部12及び信号送信部11の電波指向性を近づけることができる。
環境発電部13は、振動、温度差、及び光など、周囲のエネルギーを利用して発電する。環境発電部13による発電方法には、振動発電、熱電発電、及び太陽光発電が含まれる。環境発電部13は、振動発電、熱電発電、及び太陽光発電を利用する場合、発電素子として、それぞれ圧電素子、熱電素子、及び光電素子を備える。環境発電部13は、1種類の発電方法を利用して発電してもよいし、2種類以上の発電方法を利用して発電してもよい。
蓄電部14は、受電部12が受電した電力と、環境発電部13が発電した電力と、を蓄電する。この蓄電部14は、電力監視部15、送電制御部16、無線通信部18、センサ17の電源となる。蓄電部14は、例えば、二次電池又は大容量のキャパシタである。
電力監視部15は、受電部12、環境発電部13、及び蓄電部14に関する電力データを収集する。電力データは、電圧、電流、電力、及び電力量などの物理量を示すデータである。電力データには、例えば、受電部12による受電電力や受電電圧、環境発電部13による発電電力や発電電圧、及び蓄電部14の充電電力量や充電電圧などが含まれる。電力監視部15は、受電部12、環境発電部13、及び蓄電部14の電力データを検出するための、電圧センサ、電流センサ、電力センサなどを備えてもよい。
電力監視部15は、電力データがアナログ値である場合、デジタル値に変換する。この場合、電力監視部15は、AD変換器を備えてもよい。電力監視部15は、デジタル値に変換された電力データを、送電制御部16に入力する。
送電制御部16は、マイコンなどのデジタル信号処理回路により構成され、電力監視部15から入力された電力データに基づいて、送電装置2を制御する。送電制御部16は、電力データに基づいて、送電装置2を制御するための制御信号を出力し、無線通信部18に入力する。
本実施形態において、送電制御部16は、送電装置2による送電の停止を制御する。送電の停止を制御するために、送電制御部16は、制御信号として、送電装置1からの送電を停止させる停止信号を出力する。送電制御部16による送電装置2の制御方法について、詳しくは後述する。
センサ17は、温度、湿度、加速度、圧力、磁気、及び画像などの、受電装置1の周囲の状態を検出し、検出結果を出力する。センサ17が出力した検出結果を、センサデータという。センサ17は、蓄電部14により駆動される。なお、受電装置1は、センサ17を備えない構成も可能である。
無線通信部18は、送電装置2などの外部装置と、無線で通信する。無線通信部18は、例えば、送電制御部16から入力された制御信号を、送電装置2に送信する。また、無線通信部18は、センサ17から入力されたセンサデータや、電力監視部15が出力した電力データなどを、外部装置に送信する。無線通信部18として、既存の無線通信装置を利用することができる。
送電装置2は、受電装置1に無線で電力を送電する。送電装置2は、送電判定部21と、送電部22と、無線通信部23と、電源24と、を備える。
送電判定部21は、検出信号を受信するためのアンテナ221を備える。送電判定部21は、信号送信部11が送信した検出信号を受信し、受信した検出信号の信号強度を計算する。信号強度は、例えば、RSSI(Received Signal Strength Indicator)であるが、これに限られない。送電判定部21は、計算した信号強度に基づいて、送電するか否か判定する。
送電判定部21は、検出信号の信号強度が所定の閾値より大きい場合、送電すると判定し、検出信号の信号強度が閾値以下の場合、送電しないと判定する。信号強度の閾値は、送電装置2が送電することにより、受電装置1が継続的に動作可能な電力を受電可能な信号強度である。したがって、検出信号の信号強度が閾値より大きいことは、受電装置1が送電可能領域内にあることに相当し、検出信号の信号強度が閾値未満であることは、受電装置1が送電可能領域内にないことに相当する。
例えば、蓄電部14が駆動する負荷がBLE(Bluetooth Low Energy)デバイスだけである場合、BLEデバイスの平均消費電力は、1秒に1通信の間欠動作の場合、約50uWであるから、約50uW以上の電力を受電可能であれば、受電装置1は継続して動作可能となる。したがって、この例では、受電装置1が送電装置2から約50uW以上の電力を受電可能な信号強度が、信号強度の閾値となる。
送電判定部21が、検出信号に基づいて受電装置1が送電可能領域内にあるか判定するために、受電部12及び信号送信部11の電波指向性は近いのが好ましい。これにより、判定精度を向上させることができる。
送電判定部21は、送電すると判定した場合、送電部22に送電指示を入力し、送電部22に送電を実行させる。送電指示は、送電部22に、送電を開始又は継続させる指示である。一方、送電判定部21は、送電しないと判定した場合、送電部22に停止指示を入力し、送電部22に送電を停止させる。停止指示は、送電部22に、送電を停止、又は送電停止を継続させる指示である。送電指示を入力しないことが、停止指示を入力することに相当してもよい。
信号強度の閾値は、予め設定される。閾値は、送電部22の仕様に応じた値に設定されてもよいし、実験により得られた値に設定されてもよい。
また、送電判定部21は、受電装置1から停止信号を受信すると、検出信号の信号強度にかかわらず、送電部22に停止指示を入力し、送電を停止させる。
送電部22は、受電装置1に無線で電力を送電する。具体的には、送電部22は、電源24から供給された電力を電波に変換して送信する。送電部22は、電波を送信するアンテナ221と、所定の周波数を有する電波を生成する発振器(図示省略)と、を備える。送電部22は、送電判定部21から送電指示を入力されると、送電を実行し、停止指示を入力されると、送電を停止する。
信号送信部11がパッシブタグにより構成されている場合、送電部22は、所定の時間間隔で、反射により検出信号を生成するために電波を送信する。検出信号生成用の電波は、送電用の電波と同様に、電源24から供給された電力を変換することにより生成すればよい。検出信号生成用の電波は、送電用の電波とは、信号強度や周波数が異なってもよい。
無線通信部23は、受電装置1などの外部装置と、無線で通信する。無線通信部23は、例えば、無線通信部18から受信した制御信号を、送電判定部21に入力する。また、無線通信部23は、送電判定部21が計算した検出信号の信号強度や、電源24の電力データなどを、外部装置に送信してもよい。無線通信部23として、既存の無線通信装置を利用することができる。
電源24は、送電判定部21、送電部22、無線通信部23に電力を供給する電源である。電源24は、電池などの直流電源であってもよいし、商用電源などの交流電源であってもよい。なお、送電装置2は、電源24を備えない構成も可能である。この場合、送電装置2は、外部の電源に接続して使用される。
次に、受電装置1及び送電装置2の動作について、図2及び図3を参照して説明する。図2は、送電装置2の動作の一例を示すフローチャートである。送電装置2は、以下の動作を所定の時間間隔で繰り返す。
まず、送電判定部21は、無線通信部23を介して受信装置1から停止信号を受信したか確認する(ステップS1)。
停止信号を受信していた場合(ステップS1のYES)、送電判定部21は、送電部22に停止指示を入力する(ステップS2)。送電部22は、送電中であった場合、送電を停止し、送電停止中であった場合、送電停止を継続する。その後、処理は終了する。
一方、停止信号を受信していなかった場合(ステップS1のNO)、送電判定部21は、検出信号を受信し、検出信号の信号強度を計算し、信号強度と閾値とを比較して、受電装置1が送電可能領域内にあるか判定する(ステップS3)。
受電装置1が送電可能領域内にあると判定した場合(ステップS3のYES)、送電判定部21は、送電部22に送電指示を入力する。送電部22は、送電中であった場合、送電を継続し、送電停止中であった場合、送電を開始する。その後、処理は終了する。
受電装置1が送電可能領域内にないと判定した場合(ステップS3のNO)、処理はステップS2に進み、送電判定部21は、送電部22に停止指示を入力する。
図3は、受電装置1の動作を示すフローチャートである。図3のフローチャートは、送電制御部16による送電装置2の制御方法に相当する。受電装置1は、以下の動作を所定の時間間隔で繰り返す。受電装置1の動作は、送電装置2の動作と、同期していてもよいし、していなくてもよい。
なお、以下では、受電装置1の蓄電部14の充電量を充電量E、蓄電部14の最低充電量を第1充電量E1、蓄電部14の満充電量を第4充電量E4という。第1充電量E1(最低充電量)は、例えば、センサ17や無線通信部18の起動に必要な充電量である。
また、第1充電量E1より所定量だけ多い充電量を第2充電量E2、第4充電量E4より所定量だけ少ない充電量を第3充電量という。上記の所定量は、充電量Eの変化に鋭敏すぎる制御を抑制するためのマージンである。以上まとめると、E1<E2<E3<E4となる。
また、環境発電部13が発電している電力を発電電力P、受電装置1が継続して動作可能な電力を第1発電電力P1という。
まず、送電制御部16は、電力監視部15から、受電部12、環境発電部13、及び蓄電部14の電力データを取得する(ステップS5)。
次に、送電制御部16は、取得した電力データに基づいて、充電量E及び発電電力Pを計算する(ステップS6)。電力データに充電量E及び発電電力Pが含まれる場合、ステップS6は省略できる。
続いて、送電制御部16は、受電装置1が受電中であるか判定する(ステップS7)。送電制御部16は、例えば、受電部12の電力データに基づいて、受電中であるか判定すればよい。
受電中である場合とは、受電装置1が送電可能領域内にあり、かつ、送電装置2が停止信号を送信していない場合に相当する。受電中でない場合とは、受電装置1が送電可能領域内にない、又は、送電装置2が停止信号を送信した場合に相当する。
受電装置1が受電中である場合(ステップS7のYES)、送電制御部16は、充電量Eと第1充電量E1とを比較する(ステップS8)。
充電量Eが第1充電量E1以下の場合(ステップS8のNO)、送電制御部16は、処理を終了する。すなわち、送電制御部16は、停止信号を出力せず、送電装置2による送電を継続させる。これにより、充電量Eが第1充電量E1より多くなるまで、蓄電部14を充電することができる。
一方、充電量Eが第1充電量E1より多い場合(ステップS8のYES)、送電制御部16は、充電量Eと第4充電量E4とを比較する(ステップS9)。
充電量Eが第4充電量E4より多い場合(ステップS9のYES)、送電制御部16は、停止信号を出力する。この停止信号は、無線通信部18により、送電装置2に送信され(ステップS11)、処理が終了する。送電装置2は、停止信号を受信すると、送電を停止する。これにより、充電量Eが第4充電量E4より多い場合に蓄電部14の充電を停止させ、過充電を抑制することができる。
一方、充電量Eが第4充電量E4以下の場合(ステップS9のNO)、送電制御部16は、発電電力Pと第1発電電力P1とを比較する(ステップS10)。
発電電力Pが第1発電電力P1より多い場合(ステップS10のYES)、送電制御部16は、停止信号を出力する。この停止信号は、無線通信部18により、送電装置2に送信され(ステップS11)、処理が終了する。送電装置2は、停止信号を受信すると、送電を停止する。
これは、送電装置2から送電しなくても、環境発電部13による発電により、受電装置1が継続的に動作可能なためである。発電電力Pが第1発電電力P1より多い場合に送電を停止させることにより、送電装置2からの余計な送電を抑制し、送電装置2の消費電力を低減することができる。
一方、発電電力Pが第1発電電力P1以下の場合(ステップS10のNO)、送電制御部は、処理を終了する。すなわち、送電制御部16は、停止信号を出力せず、送電装置2による送電を継続させる。これにより、蓄電部14の充電量Eの低下を抑制することができる。
これに対して、受電装置1が受電中でない場合(ステップS7のNO)、送電制御部16は、ステップS12,S13の処理を実行する。ステップS12,S13は、送電可能領域内にある受電装置1への送電を、停止信号により停止させた場合を想定した処理である。
まず、送電制御部16は、充電量Eと第3充電量E3とを比較する(ステップS12)。
充電量Eが第3充電量E3より多い場合(ステップS12のYES)、送電制御部16は、停止信号を出力する。この停止信号は、無線通信部18により、送電装置2に送信され(ステップS11)、処理が終了する。送電装置2は、停止信号を受信すると、送電停止を継続する。
停止信号による送電の停止後、充電量Eが第3充電量E3まで低下することを許容することにより、送電の開始及び停止の繰り返しを抑制し、送電装置2の消費電力を低減できる。
一方、充電量Eが第3充電量E3以下の場合(ステップS12)、送電制御部16は、充電量Eと第2充電量E2とを比較する(ステップS13)。
充電量Eが第2充電量E2以下の場合(ステップS13のNO)、送電制御部は、処理を終了する。すなわち、送電制御部16は、停止信号を出力しない。停止信号による送電の停止後、停止信号の送信を停止すると、送電装置2は送電を再開する。これにより、蓄電部14の充電量Eを、第1充電量E1より所定のマージンだけ余裕がある第2充電量E2以上に維持することができる。結果として、受電装置1の動作の安定性を向上させることができる。
一方、充電量Eが第2充電量E2より多い場合(ステップS13のYES)、送電制御部16は、発電電力Pと第1発電電力P1とを比較する(ステップS10)。
発電電力Pが第1発電電力P1より多い場合(ステップS10のYES)、送電制御部16は、停止信号を出力する。この停止信号は、無線通信部18により、送電装置2に送信され(ステップS11)、処理が終了する。送電装置2は、停止信号を受信すると、送電停止を継続する。
これは、送電装置2から送電しなくても、環境発電部13による発電により、受電装置1が継続的に動作可能なためである。発電電力Pが第1発電電力P1より多い場合に送電を停止させることにより、送電装置2からの余計な送電を抑制し、送電装置2の消費電力を低減することができる。
一方、発電電力Pが第1発電電力P1以下の場合(ステップS10のNO)、送電制御部は、処理を終了する。すなわち、送電制御部16は、停止信号を出力しない。停止信号による送電の停止後、停止信号の送信を停止すると、送電装置2は送電を再開する。これにより、蓄電部14の充電量Eを維持することができる。結果として、受電装置1の動作の安定性を向上させることができる。
以上説明した通り、受電装置1は、信号送信部11により検出信号を送信する。また、送電装置2は、検出信号の信号強度に応じて送電を行う。そして、信号送信部11は蓄電部14からの電力系統とは独立している。
この結果、本実施形態では、蓄電部14の充電量が少ない、又は蓄電部14が空の場合であっても、送電装置2から受電装置1に送電し、蓄電部14を充電することができる。
また、送電装置2は、受電装置1が送電可能範囲内にない場合、送電を行わないため、送電装置2からの無駄な送電を抑制し、送電装置2の消費電力を低減できる。
なお、以上の説明では、送電制御部16は、充電量E及び発電電力Pを用いて送電装置2の制御を行ったが、充電量E及び発電電力Pに対応する他の物理量(例えば、電圧)を用いて送電装置2を制御することも可能である。
(第2実施形態)
第2実施形態に係るシステムについて、図4及び図5を参照して説明する。図4は、本実施形態に係るシステムの一例を示す図である。図4のシステムは、受電装置1と、送電装置2と、制御装置3と、を備える。以下、図4のシステムについて、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
図4の受電装置1は、送電制御部16を備えない。電力監視部15は、収集した電力データを、無線通信部18に入力する。無線通信部18は、入力された電力データを、制御装置3に送信する。他の構成は、図1の受電装置1と同様である。
図4の送電装置2は、指向性制御部25を備える。指向性制御部25は、送電部22の電波指向性を制御する。本実施形態において、送電部22のアンテナ221は方向が可変であり、指向性制御部25は、このアンテナ221の方向を制御することにより、送電部22の電波指向性を制御する。指向性制御部25は、制御装置3から受信した指向性制御信号に従って、送電部22の電波指向性を制御する。他の構成は、図1の送電装置2と同様である。
制御装置3は、受電装置1から受信した情報に基づいて、送電装置2を制御する。制御装置3は、無線通信部31と、送電制御部32と、を備える。
無線通信部31は、受電装置1や送電装置2などの外部装置と、無線で通信する。無線通信部31は、例えば、受電装置1が送信した電力データを受信する。また、無線通信部31は、送電制御部32から入力された制御信号を、送電装置2に送信する。無線通信部31として、既存の無線通信装置を利用することができる。
送電制御部32は、第1実施形態における受電装置1の送電制御部16に相当する。送電制御部32は、マイコンなどのデジタル信号処理回路により構成され、無線通信部31が受電装置1から受信した電力データに基づいて、送電装置2を制御する。送電制御部32は、電力データに基づいて、送電装置2を制御するための制御信号を出力し、無線通信部31に入力する。
本実施形態において、送電制御部32は、送電装置2の電波指向性を制御する。電波指向性を制御するために、送電制御部32は、制御信号として、送電装置1の電波指向性を制御するための指向性制御信号を出力する。送電制御部32が出力した指向性制御信号は、無線通信部31により、送電装置2に送信される。
ここで、送電制御部32による送電装置2の電波指向性の制御方法について説明する。図5は、電波指向性の制御方法を説明する図である。図5の例では、システムには、2つの受電装置1A,1Bが含まれる。受電装置1A,1Bは、いずれも送電装置2から送電されており、制御装置3に電力データを送信している。制御装置3は、受電装置1A,1Bから受信した電力データに基づいて、送電装置2の電波指向性を制御している。以下では、図5を参照して、4つの制御方法について説明する。
第1の制御方法では、制御装置3は、発電電力Pが最も少ない受電装置1の受電電力が多くなるように、電波指向性を制御する。例えば、受電装置1Aの発電電力PAが、受電装置1Bの発電電力PBより少ない場合、制御装置3は、送電部22のアンテナ221の方向を受電装置1Aに近づけることを要求する指向性制御信号を送信する。指向性制御部25は、この制御信号に従って、アンテナ221の方向を受電装置1Aに近づける。これにより、制御装置3は、受電装置1Aの受電電力を多くすることができる。制御装置3は、受電装置1A,1Bの電力データに基づいて、発電電力PA,PBをそれぞれ計算すればよい。
第1の制御方法において、制御装置3は、発電電力Pの閾値を用いて、電波指向性を制御してもよい。例えば、制御装置3は、発電電力Pが閾値より少ない受電装置1の受電電力が多くなるように、電波指向性を制御することが考えられる。この制御方法によれば、受電装置1A,1Bの発電電力PA,PBがいずれも閾値より多い場合、制御装置3は、電波指向性の制御を行わない。発電電力Pの閾値として、上述の第1発電電力P1を用いてもよい。
第2の制御方法では、制御装置3は、蓄電部14の充電量Eが最も少ない受電装置1の受電電力が多くなるように、電波指向性を制御する。例えば、受電装置1Aの充電量EAが、受電装置1Bの充電量EBより少ない場合、制御装置3は、送電部22のアンテナ221の方向を受電装置1Aに近づけることを要求する指向性制御信号を送信する。指向性制御部25は、この制御信号に従って、アンテナ221の方向を受電装置1Aに近づける。これにより、制御装置3は、受電装置1Aの受電電力を多くすることができる。制御装置3は、受電装置1A,1Bの電力データに基づいて、発電電力EA,EBをそれぞれ計算すればよい。
第2の制御方法において、制御装置3は、充電量Eの閾値を用いて、電波指向性を制御してもよい。例えば、制御装置3は、充電量Eが閾値より少ない受電装置1の受電電力が多くなるように、電波指向性を制御することが考えられる。この制御方法によれば、受電装置1A,1Bの受電量EA,EBがいずれも閾値より多い場合、制御装置3は、電波指向性の制御を行わない。充電量Eの閾値として、上述の第1充電量E1や第2充電量E2を用いてもよい。
第3の制御方法では、制御装置3は、送電装置2からの受電電力が最も少ない受電装置1の受電電力が多くなるように、電波指向性を制御する。例えば、受電装置1Aの受電電力が、受電装置1Bの受電電力より少ない場合、制御装置3は、送電部22のアンテナ221の方向を受電装置1Aに近づけることを要求する指向性制御信号を送信する。指向性制御部25は、この制御信号に従って、アンテナ221の方向を受電装置1Aに近づける。これにより、制御装置3は、受電装置1Aの受電電力を多くすることができる。制御装置3は、受電装置1A,1Bの電力データに基づいて、受電装置1A,1Bの受電電力をそれぞれ計算すればよい。
第3の制御方法において、制御装置3は、受電電力の閾値を用いて、電波指向性を制御してもよい。例えば、制御装置3は、受電電力が閾値より少ない受電装置1の受電電力が多くなるように、電波指向性を制御することが考えられる。この制御方法によれば、受電装置1A,1Bの受電電力がいずれも閾値より多い場合、制御装置3は、電波指向性の制御を行わない。受電電力の閾値として、受電装置1が継続して動作可能な電力(第1発電電力P1に相当)を用いてもよい。
第4の制御方法では、制御装置3は、発電電力Pが最も少なく、かつ、充電量Eが閾値より少ない受電装置1の受電電力が多くなるように、電波指向性を制御する。例えば、受電装置1Aの発電電力PAが、受電装置1Bの発電電力PBより少なく、かつ、受電装置1Aの充電量EAが閾値より少ない場合、制御装置3は、送電部22のアンテナ221の方向を受電装置1Aに近づけることを要求する指向性制御信号を送信する。指向性制御部25は、この制御信号に従って、アンテナ221の方向を受電装置1Aに近づける。これにより、制御装置3は、受電装置1Aの受電電力を多くすることができる。充電量Eの閾値として、上述の第1充電量E1や第2充電量E2を用いてもよい。
なお、以上では、システムに2つの受電装置1A,1Bが含まれる場合を例に説明したが、システムに3つ以上の受電装置1が含まれる場合であっても、制御装置3は、第1乃至第4の制御方法により、電波指向性を制御可能である。また、制御装置3は、第1乃至第4の制御方法の2つ以上が組み合わせて、電波指向性を制御してもよい。また、制御装置3は、第1乃至第4の制御方法以外の制御方法により、電波指向性を制御してもよい。
以上説明した通り、本実施形態に係るシステムでは、制御装置3が受電装置1とは独立して設けられる。これにより、制御装置3は、複数の受電装置1から電力データを受信し、受信した電力データに基づいて、各受電装置1の状態を比較し、比較結果に応じて送電装置2の電波指向性を制御することができる。
なお、本発明は上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって種々の発明を形成できる。また例えば、各実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除した構成も考えられる。さらに、異なる実施形態に記載した構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1:受電装置、2:送電装置、3:制御装置、11:信号送信部、12:受電部、13:環境発電部、14:蓄電部、15:電力監視部、16:送電制御部、17:センサ、18:無線通信部、21:送電判定部、22:送電部、23:無線通信部、24:電源、25:指向性制御部25、31:無線通信部、32:送電制御部、111,121,211,221:アンテナ

Claims (20)

  1. 送電装置から無線で電力を受電する受電部と、
    前記受電部が受電した電力を蓄電する蓄電部と、
    前記蓄電部からの電力系統とは独立した、検出信号を送信する信号送信部と、
    を備える受電装置。
  2. 前記信号送信部は、前記送電装置からの電波を反射した反射波を、前記検出信号として送信する
    請求項1に記載の受電装置。
  3. 前記信号送信部は、RFIDタグを含む
    請求項1又は請求項2に記載の受電装置。
  4. 前記検出信号は、自装置の識別情報を有する
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の受電装置。
  5. 前記信号送信部と、前記受電部と、は共通のアンテナを備える
    請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の受電装置。
  6. 前記信号送信部と、前記受電部と、は隣接して配置される
    請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の受電装置。
  7. 環境発電する環境発電部を備え、
    前記環境発電部が発電した電力は、前記蓄電部に蓄電される
    請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の受電装置。
  8. 前記受電部、前記蓄電部、及び前記環境発電部の少なくとも1つの電力データに基づいて、前記送電装置からの送電を制御する制御信号を出力する送電制御部と、
    前記制御信号を前記送電装置に送信する無線通信部と、
    を備える請求項7に記載の受電装置。
  9. 前記送電制御部は、前記蓄電部の充電量が最低充電量以下の場合、前記送電装置からの送電を停止させる停止信号を出力する
    請求項8に記載の受電装置。
  10. 前記送電制御部は、前記蓄電部の充電量が満充電量より多い場合、前記送電装置からの送電を停止させる停止信号を出力する
    請求項8に記載の受電装置。
  11. 前記送電制御部は、前記環境発電部の発電量が、自装置の平均消費電力より多い場合、前記送電装置からの送電を停止させる停止信号を出力する
    請求項8に記載の受電装置。
  12. 受電装置に無線で電力を送電する送電部と、
    前記受電装置から受信した検出信号に基づいて、前記受電装置の平均消費電力を送電可能な送電可能領域内に、前記受電装置があるか判定し、前記受電装置が前記送電可能領域にあると判定した場合、前記送電部に送電を実行させる送電判定部と、
    を備える送電装置。
  13. 前記送電判定部は、前記受電装置から受信した前記検出信号の信号強度に基づいて、前記送電可能領域内に前記受電装置があるか判定する
    請求項12に記載の送電装置。
  14. 前記送電部は、前記受信装置が反射により前記検出信号を送信するための、電波を送信する
    請求項12又は請求項13に記載の送電装置。
  15. 前記送電部の電波指向性を制御する指向性制御部を備える
    請求項12乃至請求項14のいずれか1項に記載の送電装置。
  16. 請求項1に記載の受電装置と、
    請求項12に記載の送電装置と、
    を備える無線電力伝送システム。
  17. 前記受電装置を複数備え、
    前記送電装置は、前記送電部の電波指向性を制御する指向性制御部を備え、
    前記受電装置の前記受電部、前記蓄電部、及び前記環境発電部の少なくとも1つの電力データに基づいて、前記送電装置からの送電を制御する制御信号を出力する送電制御部と、前記受電装置から前記電力データを受信し、前記制御信号を前記送電装置に送信する無線通信部と、を有する制御装置を備える
    請求項16に記載の無線電力伝送システム。
  18. 前記送電制御部は、前記受電部の受電電力、前記蓄電部の充電量、又は前記環境発電部の発電量が最も少ない前記受電装置の、前記受電電力が多くなるように、前記送電部の先記電波指向性を制御する、指向性制御信号を出力する
    請求項17に記載の無線電力伝送システム。
  19. 前記送電制御部は、前記受電部の受電電力、前記蓄電部の充電量、又は前記環境発電部の発電量が、閾値より最も少ない前記受電装置の、前記受電電力が多くなるように、前記送電部の先記電波指向性を制御する、指向性制御信号を出力する
    請求項17に記載の無線電力伝送システム。
  20. 前記送電制御部は、前記環境発電部の発電量が最も少なく、かつ、前記蓄電部の充電量が閾値より少ない前記受電装置の、前記受電電力が多くなるように、前記送電部の先記電波指向性を制御する、指向性制御信号を出力する
    請求項17に記載の無線電力伝送システム。
JP2015223267A 2015-11-13 2015-11-13 受電装置、送電装置、及び無線電力伝送システム Pending JP2017093223A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015223267A JP2017093223A (ja) 2015-11-13 2015-11-13 受電装置、送電装置、及び無線電力伝送システム
US15/266,933 US10027378B2 (en) 2015-11-13 2016-09-15 Power reception device, power transmission device, and wireless power transmission system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015223267A JP2017093223A (ja) 2015-11-13 2015-11-13 受電装置、送電装置、及び無線電力伝送システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017093223A true JP2017093223A (ja) 2017-05-25

Family

ID=58690078

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015223267A Pending JP2017093223A (ja) 2015-11-13 2015-11-13 受電装置、送電装置、及び無線電力伝送システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10027378B2 (ja)
JP (1) JP2017093223A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019208331A1 (ja) * 2018-04-24 2019-10-31 京セラ株式会社 管理システム、制御装置及び管理システムの制御方法
JP2020018146A (ja) * 2018-07-27 2020-01-30 京セラ株式会社 送電装置、無線給電システムおよび送電方法

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018060332A1 (en) * 2016-09-29 2018-04-05 Koninklijke Philips N.V. Wireless magnetic resonance energy harvesting and coil detuning
WO2018069221A1 (en) * 2016-10-10 2018-04-19 Philips Lighting Holding B.V. A method and system for optimally distributing power between a battery and a power grid
CN109120075B (zh) * 2017-06-22 2023-11-28 恩智浦美国有限公司 检测无线充电发送器的充电区域内物体的方法与装置
KR102607364B1 (ko) * 2018-04-27 2023-11-29 삼성전자주식회사 무선 전력 송신 장치 및 전력을 무선으로 수신하는 전자 장치와 그 동작 방법
CN112886994B (zh) * 2019-11-29 2022-05-06 北京小米移动软件有限公司 一种终端
TWI784524B (zh) * 2021-05-17 2022-11-21 淡江大學學校財團法人淡江大學 智慧型集線器

Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012055146A (ja) * 2010-09-03 2012-03-15 Hitachi Ltd 無線給電システム、位置検出装置
JP2012125112A (ja) * 2010-12-10 2012-06-28 Hitachi Ltd 無線電力伝送システム、送電装置、及び受電装置
JP2012205388A (ja) * 2011-03-25 2012-10-22 Azbil Corp 電動操作端および電動操作端ネットワークシステム
US20120294463A1 (en) * 2011-05-19 2012-11-22 Chu Inchang Control of audio output state based on wireless charging
US20130002191A1 (en) * 2010-03-12 2013-01-03 Hee-Won Jung Method and apparatus for wirelessly charging a mobile terminal
JP2013198187A (ja) * 2012-03-16 2013-09-30 Aisin Seiki Co Ltd 車両給電装置
JP2014006591A (ja) * 2012-06-21 2014-01-16 Nakayo Telecommun Inc 負荷変動型無線タグリーダおよび無線タグ
JP2014011878A (ja) * 2012-06-29 2014-01-20 Ihi Aerospace Co Ltd レクテナ
US20140094116A1 (en) * 2012-09-28 2014-04-03 John Walley Power Transmitting Device Having Device Discovery and Power Transfer Capabilities
JP2014150636A (ja) * 2013-01-31 2014-08-21 Canon Inc 給電装置、画像形成装置、給電システム、給電方法及びプログラム
JP2015006096A (ja) * 2013-06-21 2015-01-08 ルネサスエレクトロニクス株式会社 非接触充電システムおよび非接触充電方法
JP2015027228A (ja) * 2013-07-29 2015-02-05 キヤノン株式会社 受電装置、受電装置の制御方法、及びプログラム
JP2015111996A (ja) * 2013-10-28 2015-06-18 パナソニック株式会社 送電装置及び無線電力伝送システム
JP2015138380A (ja) * 2014-01-22 2015-07-30 株式会社デンソー 障害物検知システム及び車両システム

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100833511B1 (ko) * 2006-12-08 2008-05-29 한국전자통신연구원 휘발성 메모리를 구비한 패시브 태그
US7979026B2 (en) * 2006-12-19 2011-07-12 Broadcom Corporation System and method for using a single antenna for active and passive radio functions
JP5195059B2 (ja) * 2008-06-13 2013-05-08 富士通株式会社 Rfidタグ
JP2010183689A (ja) 2009-02-04 2010-08-19 Yupiteru Corp バッテリの補助充電器および車載機器
US8213862B2 (en) * 2009-02-06 2012-07-03 Broadcom Corporation Headset charge via short-range RF communication
EP2234242A1 (en) 2009-03-02 2010-09-29 Philips Intellectual Property & Standards GmbH System, device and method for configuring and powering a batteryless device
US20110004406A1 (en) * 2009-03-31 2011-01-06 Gridpoint, Inc. Systems and methods for location determination of devices using network fingerprints for power management
US8547057B2 (en) * 2009-11-17 2013-10-01 Qualcomm Incorporated Systems and methods for selective wireless power transfer
JP2011152018A (ja) 2010-01-25 2011-08-04 Sony Corp ワイヤレス蓄電システムおよびワイヤレス給電システム
FR2956544B1 (fr) * 2010-02-12 2012-09-28 Sagem Wireless Telephone portable alimente par une batterie et du type comportant un capteur solaire pour recharger ladite batterie
US9178369B2 (en) * 2011-01-18 2015-11-03 Mojo Mobility, Inc. Systems and methods for providing positioning freedom, and support of different voltages, protocols, and power levels in a wireless power system
US9106106B2 (en) * 2011-03-18 2015-08-11 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for locating a portable device and then transmitting power over wireless signal
KR101830737B1 (ko) * 2011-05-17 2018-04-04 엘지전자 주식회사 휴대 단말기 및 그 제어방법
US9680189B2 (en) * 2011-08-09 2017-06-13 Theoda METCALF Solar cell phone
JP5793443B2 (ja) 2012-02-13 2015-10-14 株式会社日本自動車部品総合研究所 携帯機
US9325187B2 (en) * 2012-05-21 2016-04-26 Lg Electronics Inc. Structure of transmission and reception unit in wireless charging system
US9893768B2 (en) * 2012-07-06 2018-02-13 Energous Corporation Methodology for multiple pocket-forming
US20140106817A1 (en) * 2012-10-12 2014-04-17 Hsin-Chen Lin Multifunction, portable communication device
JP6126373B2 (ja) * 2012-12-13 2017-05-10 パナソニック株式会社 無線モジュール及び無線通信装置
EP2811614B1 (en) * 2013-06-03 2017-10-25 LG Electronics, Inc. Wireless power transfer method, wireless power transmitter and wireless charging system
US10320234B2 (en) * 2013-08-02 2019-06-11 Integrated Device Technology, Inc. Multimode wireless power receivers and related methods
US10135303B2 (en) * 2014-05-19 2018-11-20 Apple Inc. Operating a wireless power transfer system at multiple frequencies
US9705569B2 (en) * 2015-05-26 2017-07-11 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Wireless power transmitter and method for controlling the same

Patent Citations (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015100268A (ja) * 2010-03-12 2015-05-28 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 移動端末の無線充電のための方法
US20130002191A1 (en) * 2010-03-12 2013-01-03 Hee-Won Jung Method and apparatus for wirelessly charging a mobile terminal
JP2012055146A (ja) * 2010-09-03 2012-03-15 Hitachi Ltd 無線給電システム、位置検出装置
JP2012125112A (ja) * 2010-12-10 2012-06-28 Hitachi Ltd 無線電力伝送システム、送電装置、及び受電装置
JP2012205388A (ja) * 2011-03-25 2012-10-22 Azbil Corp 電動操作端および電動操作端ネットワークシステム
US20120294463A1 (en) * 2011-05-19 2012-11-22 Chu Inchang Control of audio output state based on wireless charging
JP2013198187A (ja) * 2012-03-16 2013-09-30 Aisin Seiki Co Ltd 車両給電装置
JP2014006591A (ja) * 2012-06-21 2014-01-16 Nakayo Telecommun Inc 負荷変動型無線タグリーダおよび無線タグ
JP2014011878A (ja) * 2012-06-29 2014-01-20 Ihi Aerospace Co Ltd レクテナ
US20140094116A1 (en) * 2012-09-28 2014-04-03 John Walley Power Transmitting Device Having Device Discovery and Power Transfer Capabilities
JP2014150636A (ja) * 2013-01-31 2014-08-21 Canon Inc 給電装置、画像形成装置、給電システム、給電方法及びプログラム
JP2015006096A (ja) * 2013-06-21 2015-01-08 ルネサスエレクトロニクス株式会社 非接触充電システムおよび非接触充電方法
JP2015027228A (ja) * 2013-07-29 2015-02-05 キヤノン株式会社 受電装置、受電装置の制御方法、及びプログラム
JP2015111996A (ja) * 2013-10-28 2015-06-18 パナソニック株式会社 送電装置及び無線電力伝送システム
JP2015138380A (ja) * 2014-01-22 2015-07-30 株式会社デンソー 障害物検知システム及び車両システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019208331A1 (ja) * 2018-04-24 2019-10-31 京セラ株式会社 管理システム、制御装置及び管理システムの制御方法
JP2020018146A (ja) * 2018-07-27 2020-01-30 京セラ株式会社 送電装置、無線給電システムおよび送電方法
JP7083720B2 (ja) 2018-07-27 2022-06-13 京セラ株式会社 送電装置、無線給電システムおよび送電方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20170141818A1 (en) 2017-05-18
US10027378B2 (en) 2018-07-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2017093223A (ja) 受電装置、送電装置、及び無線電力伝送システム
US10418859B2 (en) Control apparatus
US10250077B2 (en) System for transmitting ultrasonic short-range wireless power and method of charging ultrasonic wireless power
KR102042674B1 (ko) 무선 전력 전송 장치 및 무선 전력 전송 방법
EP3347966B1 (en) Wireless power receiver and method for controlling the wireless power receiver
US10084350B2 (en) Wireless power transmission system and method
US9191075B2 (en) Wireless power control method, system, and apparatus utilizing a wakeup signal to prevent standby power consumption
KR102023548B1 (ko) 무선 전력 송신기, 무선 전력 수신기 및 각각의 제어 방법
US9997927B2 (en) Power transmission apparatus, control method of power transmission apparatus, and storage medium
US20220393519A1 (en) Wireless charging device, a receiver device, and an associated method thereof
RU2603009C2 (ru) Электронное устройство и способ
EP3531536A2 (en) Electronic device and method for controlling wireless transmit power by detecting foreign object
US10186906B2 (en) Power-transmitting apparatus capable of wirelessly transmitting power to power-receiving apparatus and method for controlling the same
JP2018182809A (ja) 送電装置およびその制御方法、並びにプログラム
US10790693B2 (en) Wireless power control method and device
US10008888B2 (en) Wireless power transmission system calculating the battery charge state of the receiver based on the supply impedance of the power source and the summed impedance of the wireless transmitter, wireless receiver, medium therebetween, and battery charge circuit
US9246339B2 (en) Battery and charging system using the same
JP6410476B2 (ja) 電子機器、その制御方法、プログラム、並びに給電装置
US20170012476A1 (en) Power supply apparatus and power supply method
US20200274390A1 (en) A wireless power transceiver device and an associates method thereof
JP2018133855A (ja) 給電装置
JP6153449B2 (ja) 制御装置、送電装置、電力伝送システム及び制御方法
JP6910620B2 (ja) 受電型情報取得発信装置、情報取得システム
JP2019129597A (ja) 電波送電システム、受電機、送電機及び制御方法
KR20240025407A (ko) 무선으로 전력을 송신하는 무선 전력 송신 장치 및 그 동작 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190307

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190830

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200331