JP2017091246A - 刈取ロボット及びそれを用いた自動刈取システム - Google Patents

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Kiyoshi Soda
清 曽田
吉野 勝美
Katsumi Yoshino
勝美 吉野
英二 井上
Eiji Inoue
英二 井上
恭市 辰野
Kyoichi Tatsuno
恭市 辰野
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Abstract

【課題】刈取範囲の刈取作業を自動的に行う刈取ロボット及びそれを用いた自動刈取システムであって、コストが安価な刈取ロボット及びそれを用いた自動刈取システムを提供することを課題とする。【解決手段】走行部2を有する走行機体3と、該走行機体2側に支持されて刈取作業を行う刈取作業部4と、刈取範囲Rの外縁R1に沿って環状に並べられた複数のマーカーMの位置をセンシング又は画像認識によって検出する対象位置検出手段31,38と、前記走行機体3の走行を制御する制御部25とを備え、該制御部25は、前記対象位置検出手段31,38によって各マーカーMの位置を検出し、検出された各マーカーMの位置から上記環状の外縁R1を認識し、該環状の外縁R1によって囲まれた領域を、上記刈取範囲Rと認識する。【選択図】図7

Description

この発明は、刈取ロボット及びそれを用いた自動刈取システムに関する。
予め定めた刈取範囲の刈取作業を自動的に行う種々の刈取ロボット及びそれを用いた自動刈取システムが開発され、公知になっている。例えば、複数のマーカーを、刈取範囲の外縁に沿って環状に並べ(さらに具体的には、刈取範囲の各コーナーにマーカーを配置し)、該複数のマーカーによって囲まれた前記刈取範囲の刈取作業を、自動的に行う刈取ロボット及びそれを用いた自動刈取システムが公知になっている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2014−149682号公報
上記文献の刈取ロボット及びそれを用いた自動刈取システムでは、マーカーから発信した電磁波を受信した刈取ロボットが、その受信角度から、自己の位置を算出するため、各マーカーに電磁波発信手段を設ける必要があるとともに、刈取ロボットにも、マーカーからの電磁波を受信角度検出可能に受信するアンテナを設ける必要があり、コスト高になる。
本発明は、刈取範囲の刈取作業を自動的に行う刈取ロボット及びそれを用いた自動刈取システムであって、コストが安価な刈取ロボット及びそれを用いた自動刈取システムを提供することを課題とする。
本発明の刈取ロボットは、予め定められた刈取範囲の刈取作業を自動的に行う刈取ロボットであって、走行駆動される走行部を有する走行機体と、該走行機体側に支持されて刈取作業を行う刈取作業部と、前記刈取範囲の外縁に沿って環状に並べられた複数のマーカーの位置をセンシング又は画像認識によって検出する対象位置検出手段と、前記走行機体の走行を制御する制御部とを備え、該制御部は、前記対象位置検出手段によって各マーカーの位置を検出し、検出された各マーカーの位置から上記刈取範囲を囲む環状の外縁を認識し、該環状の外縁によって囲まれた領域を、上記刈取範囲と認識することを特徴とする。
前記刈取作業部は、該走行機体側に回転可能に支持された左右一対の刈取回転体と、各刈取回転体の真上側に回転可能に支持された搬送回転体とを有し、該左右一対の刈取回転体及び搬送回転体は、刈取作業中、刈取対象物を後方に掻き込むように構成され、前記刈取回転体及び搬送回転体の後方には、該刈取回転体及び搬送回転体によって後方に掻き込まれた刈取対象物を、さらに後方搬送するように回転駆動される左右方向の排出ロータが設けられたものとしてもよい。
前記刈取回転体を昇降可能に走行機体側に支持する昇降機構と、前記刈取回転体の姿勢切換を可能とする切換機構とを備えたものとしてもよい。
また、本発明の自動刈取システムは、予め定められた刈取範囲の刈取作業を自動的に行う自動刈取システムであって、前記刈取範囲の外縁に沿って環状に並べられた複数のマーカーと、該複数のマーカーによって囲まれた前記刈取範囲の刈取作業を自動的に行う刈取ロボットとを備え、前記刈取ロボットは、走行駆動される走行部を有する走行機体と、該走行機体側に支持されて刈取作業を行う刈取作業部と、前記マーカーの位置をセンシング又は画像認識によって検出する対象位置検出手段と、前記走行機体の走行を制御する制御部とを有し、該制御部は、前記対象位置検出手段によって検出された複数のマーカーの位置を検出し、検出された各マーカーの位置から上記刈取範囲を囲む環状の外縁を認識し、該環状の外縁によって囲まれた領域を、上記刈取範囲と認識することを特徴とする。
前記制御部は、上記対象位置検出手段による検出結果を用いて、各マーカーの位置と、自己の位置を同定するものとしてもよい。
前記刈取ロボットは、自己位置を検出する自己位置検出手段を有するものとしてもよい。
前記環状に並べられた複数のマーカーから、刈取範囲の環状の外縁を、一義的に認識させる認識手段を備えたものとしてもよい。
本発明は、対象位置検出手段によって検出された各マーカーの位置情報に基づいて刈取範囲を認識し、この刈取範囲の刈取作業を行うため、マーカー又は刈取ロボット側に特殊な通信装置やセンサ類を設置することは必須では無く、コストを安価に抑えることが可能になる。
本発明の適用した刈取ロボットの側面図である。 本発明の適用した刈取ロボットの平面図である。 (A)乃至(C)は、それぞれ刈取制御の一例を示す説明図である。 障害物対応制御の一例を示す説明図である。 刈残し防止制御又は障害物対応制御の一例を示す説明図である。 制御部の構成を示すブロック図である。 走行制御の処理手順を示すフロー図である。 範囲認識工程の概略を説明する説明図である。 マーカー認識の構成を説明する説明図である。 周縁認識の一例を説明する説明図である。 周縁認識の一例を説明する説明図である。 周縁認識の一例を説明する説明図である。 周縁認識の一例を説明する説明図である。 周縁認識の一例を説明する説明図である。 経路生成工程の一例を説明する説明図である。 走行工程の一例を説明する説明図である。 マーカーの一例を示す正面図である。
図1,図2は、本発明の適用した刈取ロボットの側面図及び平面図である。自動草刈機(刈取ロボット)1は、左右一対のクローラ式走行装置(走行部)2を有する走行機体3と、該走行機体3の前側に昇降可能に連結されて刈取作業(草刈作業)を行う刈取部(刈取作業部)4とを備えている。
上記クローラ式走行装置2は、前後に配置された駆動スプロケット6及び従動スプロケット7と、この駆動スプロケット6と従動スプロケット7とに掛け回される環状のクローラ8とを備え、駆動スプロケット6からの動力によって、走行駆動される。
左右のクローラ式走行装置2,2を、各別に設けられた専用の動力源(具体的には、電動モータ等)によって、個別に走行駆動させる。この構成によって、走行機体の直進・旋回制御、前後進切換制御、走行速度制御等の走行制御を行うことが可能になる。
なお、左右のクローラ式走行装置2,2を、単一の動力源によって、まとめて走行駆動させてもよいが、この場合には、左右のクローラ式走行装置2,2への動力伝動を個別に断続できる構造や、左右のクローラ式走行装置2,2の駆動速度を個別に調整できる構造を、該動力源から各クローラ走行装置2,2への動力伝動経路の途中に設ける必要がある。
また、この左右のクローラ式走行装置2,2の直上に機体本体3aが設置され、これによって走行機体3が構成されている。この機体本体3aの上面前側には、各種センサ類をユニット化したセンサユニット9が設けられ、この機体本体3aの後端側からは、後方側斜め上方に向かって操作ハンドル11が延設されている。
操作ハンドル11は、平面視で、前方が開放されたコの字状に成形され、その左右の前端部が、機体本体3aに取付けられ、これによって、該前端部を支点に上下揺動可能に機体本体3aに支持されている。この操作ハンドル11は、この上下揺動によって、図1に仮想線で示す下方位置揺動姿勢である未使用姿勢と、同図に実線で示す上方位置揺動姿勢である使用姿勢とに姿勢切換可能に構成される。
上記刈取部4は、連結機構12によって、走行機体3の前部に昇降可能に連結されている。この刈取部4は、左右一対の刈取回転体14,14と、左右の刈取回転体14,14の直上にそれぞれ配置される搬送回転体16,16とを有している。
各刈取回転体14は、自身の回転中心から放射状に突出形成された刈刃17を複数有し、この複数の刈刃17は、刈取回転体14の回転中心回りに並べて配置されている。この左右の刈取回転体14,14は、刈刃17の回転軌跡Dが、平面視で重複するように、互いの距離が設定され、互いの回転中心の間で、刈取対象物(雑草の草)W(図4参照)を、後方に掻き込む方向に回転駆動される。
各搬送回転体16は、自身の回転中心から放射状に突出形成された搬送体18を複数有し、この複数の搬送体18は、搬送回転体16の回転中心回りに並べて配置され、対応する刈刃17の真上側にそれぞれ位置している。この左右の搬送回転体16,16は、直下の刈取回転体14,14の上面に一体的に取付けられ、該刈取回転体14,14と一体で回転駆動される。すなわち、該左右の搬送回転体16,16は、互いの回転中心の間で、草Wを、後方に掻き込む方向に回転駆動される。
また、各搬送回転体16の上側には、カバー体19が設置され、この左右のカバー体19,19によって、左右の刈取回転体14,14及び搬送回転体16,16の真上側全体及び周囲の一部(具体的には、左右外側)がそれぞれ各別に覆われて保護される。
さらに、刈取部4の後方には、刈取部4で刈取られ後方に掻き込まれる草Wを、さらに後方に排出する左右方向の排出ロータ21が回転駆動可能に配置されている。この排出ロータ21は、左右のクローラ式走行装置2,2における駆動スプロケット6,6の間に位置し、回転径方向に突出し且つ軸方向に延びる羽根21aを複数有している。この羽根21aは、排出ロータ12の回転軸回り所定間隔毎に複数並べて配置され、回転駆動中、上記草Wを後方に排出する。
ちなみに、上記排出ロータ21の回転軸心と、左右のクローラ式走行装置2,2の駆動スプロケット6,6の回転軸心とは、同一軸心をなし、この左右のクローラ式走行装置2,2の何れか一方の走行動力を利用して、回転駆動されることが容易な構造になっている。ただし、この排出ロータ21専用の電動モータ等の動力源を別途設けてもよい。
連結機構12は、機体本体3aから前方側に突出し且つ後端部を支点に上下揺動可能に機体本体3aに支持された左右一対の昇降アーム22,22と、左右の各昇降アーム22から下方に延出され且つ上端部を支点に前後揺動可能に該昇降アーム22に支持された切換アーム23とを備えており、この左右の各切換アーム23の下端部に、上記刈取回転体14及び搬送回転体16が一体回転可能に支持されている。
昇降アーム22及び切換アーム23は、中空の筒状に成形され、内部に伝動機構が収容されている。ちなみに、昇降アーム22内の伝動系統と、切換アーム23内の伝動系統とは、切換アーム23の昇降アーム22に対する相対的な前後揺動を許容する構造で、接続されている。
そして、左右の刈取回転体14,14(及び搬送回転体16,16)は、電動モータ等の動力源によって、同一速度で、回転駆動される。このため、左右の刈取回転体14,14毎に、個別に電動モータ等の動力源を設けてもよいが、単一の動力源によって、左右の刈取回転体14,14を、左右の搬送回転体16,16と共にまとめて回転駆動させてもよい。
この場合には、単一の動力源からの回転動力を、左右の昇降アーム22,22側に分岐させる機構が必要になるが、これを避けるため、昇降アーム22を1つにまとめ、この単一の昇降アーム22の前端部に左右方向の分岐筒(図示しない)を設け、この分岐筒の左右の各端部に、切換アーム23の上端部に連接し、左右の切換アーム23,23を、この分岐筒の軸回りに前後揺動可能に構成してもよい。
昇降アーム22の中途部と、切換アーム23の中途部とは、電動シリンダ等の伸縮アクチュエータ24によって連結され、この伸縮アクチュエータ24の伸縮によって、切換アーム23の前後揺動位置が変更される(刈取回転体14及び搬送回転体16の姿勢が切換えられる)。
左右の昇降アーム22,22を一体的に上下揺動させることによって、刈取部4は、昇降されるが、この昇降の際、伸縮アクチュエータ24の伸縮によって、刈取回転体14及び搬送回転体16の姿勢を一定(さらに、具体的には、同一)に保持させることが可能になる。
このような構造を有する連結機構12の各昇降アーム22は、刈取回転体14及び搬送回転体16(刈取部4)を昇降させる昇降機構として機能するとともに、伸縮アクチュエータ24は、刈取回転体14及び搬送回転体16(刈取部4)の姿勢切換を行う切換機構として機能する。
以上のような機械的構成を有する自動草刈機1は、クローラ式走行装置2,2による前進直進走行中又は前進旋回走行中、刈取部4を下降させて刈取駆動させ、草Wの刈取作業を行う。
また、この自動草刈機1による自動での草刈作業を可能にするため、該自動草刈機1等を含む自動刈取システムを構築する。
この自動刈取システムでは、まず、自動刈取機1が刈取作業を行う範囲である刈取範囲R(図7参照)を予め定め、この刈取範囲R内を走行する走行制御を、自動草刈機1に内蔵のマイコン等から構成される制御部25(図5参照)によって実行する。また、この走行制御の実行中、刈高さ及び刈取姿勢を最適に制御する刈取制御を実行して刈取作業効率を向上させるとともに、未刈り地(既刈り地)を認識して刈残しを防止する刈残し防止制御を実行する。この他、刈取作業中に、小石等の障害物があった場合に、これを回避等して対応する障害物対応制御も実行する。
図3(A)乃至(C)は、それぞれ刈取制御の一例を示す説明図である。同図(A)に示す例では、回転自在な接地輪26を接地させることによって、刈取回転体14及び搬送回転体16の高さを機械的に制御する。
同図(B)に示す例では、刈取回転体14及び搬送回転体16側(具体的には、カバー体19)に上下揺動可能に支持された検出アーム27の先端側に、接地輪26を、回転自在に設置し、該接地輪26を接地させた状態での検出アーム27の上下揺動位置をポテンショメータ等で検知することにより、刈取回転体14及び搬送回転体16の対地高さを検出し、該検出結果を利用して、刈高さを最適に制御する。
同図(C)に示す例では、LRF等の距離を検出可能なセンサ(対地高さ検出手段)28によって、対地高さを検出し、この検出結果を、上述の場合と同様に利用して、刈高さを最適に制御する。
また、同図(A)乃至(C)の何れかの場合でも、刈取回転体14及び搬送回転体16の姿勢は、刈取りに適した姿勢に最適に制御される。
図4は、障害物対応制御の一例を示す説明図である。同図に示す例では、タッチセンサ29を、各刈取回転体14の真上又は真下側に設けて、対象物検出手段として機能させている。このタッチセンサ29には、小石等の障害物を検出する検出部29a,29b,29aが、自身の前部左側と、中央側と、右側とに別々に設けられている。
そして、タッチセンサ29は、走行中、草が通過する際には、草自体が変形して各検出部29a,29b,29bが検出作動しない一方で、小石等の障害物が通過する際には、検出部29a,29b,29bが押し操作されて検出作動するように構成されている。どの検出部29a,29b,29bが検出作動しているかによって、障害物の位置もある程度正確に認識可能である。ちなみに、障害物が検出された際には、その障害物を回避して走行してもよいし、走行は続行しつつ、刈取部4の駆動を停止させてもよい。
また、タッチセンサ29を刈取回転体14の真下側に設けた場合、該タッチセンサ29は、地面と刈取回転体14との間にスペースを形成するスペーサとして機能する。一方、タッチセンサ29を刈取回転体14の真上側に設け、検出部29a,29b,29bの感度を高く設定することにより、走行中の草Wの検出を可能としてもよい。
図5は、刈残し防止制御又は障害物対応制御の一例を示す説明図である。同図に示す例では、LRF31を対象物検出手段として機能させることによって、草を検出することにより、既刈り地Eと、未刈り地Eと、その境界BLとを判別している。また、このLRF31によって、上記障害物を検出することも可能である。
図6は、制御部の構成を示すブロック図である。上述した制御部25は、単一のマイコンによって、構成してもよいが、機能別に複数のマイコンを設け、この複数のマイコンをCAN等で、相互接続して、制御部25を構成してもい。ちなみに、機能別にマイコンを設ける場合、例えば、走行系を制御するマイコンと、刈取系を制御するマイコンと、後述する自己位置同定用のセンサ類を制御するマイコンと、それらを総合するマイコンとを設け、この統合のマイコンに、操作系の各部材を接続させてもよい。
この制御部25の入力側には、自動草刈機を手動で操作する手動操作手段32と、各種設置を行う設定操作手段33と、左右のクローラ式走行装置2,2の駆動速度を各別に検出する2つの回転センサ(走行検出手段)34,34と、自己の位置を検出するGPS(自己位置検出手段)36と、自己の姿勢(向いている方向)を検出するジャイロセンサ(姿勢検出手段)37と、上述したタッチセンサ29と、上述した2種類のLRF28,31と、カメラ38と、刈取部4の昇降位置や姿勢を検出する複数のポテンショメータ39,41とが接続されている。
一方、制御部25の出力側には、左右のクローラ式走行装置2,2の駆動の入切及び駆動速度を各別に検出する2つの走行駆動手段42,42と、刈取部4を刈取駆動させる刈取駆動手段43と、刈取部4を昇降駆動させる昇降手段44と、刈取部4の姿勢切換を行う切換手段46とが接続されている。
さらに、制御部25には、種々の情報を表示するとともにタッチ操作も可能なタッチパネル47と、パソコン等の情報端末Tと通信を行う通信手段48とが入出力可能に接続されている。
上記手動操作手段32は、作業者が自動草刈機1を手動操作で使用する場合であり、操作ハンドル11等に設置されている。具体的には、操作ハンドル11によって操向操作を行い、操作ボタンや操作レバー等を複数備えた手動操作具手段32によって、刈取部4の昇降や姿勢切換による調整を行うとともに、刈取部4の刈取駆動の入切や、クローラ式走行装置2の走行駆動の入切を行い、適宜、刈取作業を行う。
ちなみに、このような手動操作が行われている間は、自動刈取のための制御の中止され、手動操作が優先される。
上記設置操作手段33は、自動刈取時の各種制御(例えば、刈高さや刈取姿勢の設置、刈取範囲の認識の準備や補助、走行経路生成の準備や補助等)を行う。この際、タッチパネル47を介して、この設置操作を行ってもよいし、或いは、情報端末Tに設けられた設置操作手段T1や、タッチパネルT2を用いて、上記設置を行ってもよく、この場合には、通信手段48を介して、その設定情報が、制御部25側に入力される。
ちなみに、この情報端末Tは、自動草刈機1の情報をモニタリングするモニタリング端末として、利用することも可能であり、この場合には、自動草刈機1からの情報を、通信手段48を介して、情報端末Tに送信される。
上記2つの回転センサ34,34は、エンコーダ等から構成され、左右のクローラ式走行装置2,2の駆動スピードや、移動量を検出する。これによって、走行速度や、走行方向の変化や、走行距離等を、制御部25が認識可能になる。なお、この回転センサ34,34は、必須のものではなく、省略可能である。
上記GPS36は、自動草刈機1の位置(自己位置)を検出する自己位置検手段として機能し、これによって、制御部25は、自己位置を、逐次認識可能になるが、このGPS36も必須のものではなく、省略可能である。
上記ジャイロセンサ37は、自動草刈機1の向いている方角や、左右傾斜角や、前後傾斜角を検出するものであるが、必ずしも必須のものではなく、省略可能である。
上記タッチセンサ29,LRF28,31については、上述した通りであるが、LRF31は、後述するマーカーM等の対象物の位置(対象位置)を検出する対象位置検出手段としても機能する。
上記カメラ38も、マーカーM等の対象物の位置(対象位置)を検出する対象位置検出手段としても機能する。ちなみに、このLRF31及びカメラ38の何れか一方は、必ず設ける必要があるが、両方を設けることは必須ではなく、他方を省略してもよい。そして、このLRF31及びカメラ38の一方又は両方は、センシング又は画像認識によって対象物の位置を検出する対象物位置検出手段として機能する。
上記ポテンショメータ39,41の一方は、昇降アーム22の上下揺動位置から、刈高さを検出する刈高さ検出手段として機能するとともに、他方は、伸縮アクチュエータ24の伸縮長さから、刈取姿勢を検出する刈取姿勢検出手段として機能する。
なお、GPS36、ジャイロセンサ37、LRF28,31及びカメラ38等の少なくとも一部(本例では全部)は、ユニット化され、上述したセンサユニット9の少なくとも一部を構成している。
上記2つの走行駆動手段42,42は、左右のクローラ式走行装置2,2を駆動させる電動モータ等のアクチュエータ自体又はそのコントローラであってもよいが、左右のクローラ式走行装置2,2への動力伝動を断続する電気制御可能なクラッチ等であってもよい。ちなみに、本例では、電動モータ等のアクチュエータ自体及びそのコントローラから構成され、駆動速度(走行速度)も制御可能である。
上記刈取駆動手段43は、刈取部4を駆動させる電動モータ等のアクチュエータ自体及びそのコントローラであってもよいが、刈取部4への動力伝動を断続する電気制御可能なクラッチ等であってもよい。
上記昇降手段44は、昇降アーム22を上下揺動させる電動シリンダ等の電気制御可能なアクチュエータによって構成されている。
上記切換手段46は、電気制御可能な電動シリンダ等からなる伸縮アクチュエータ24によって、少なくともその一部が構成されている。
なお、動力源を単一のエンジンで構成し、この動力を各部に伝動する構造では、出力側の各種手段42,43は、電気制御可能なクラッチによって構成する必要がある。
図7は、走行制御の処理手順を示すフロー図である。制御部25が行う走行制御では、まず、上記刈取範囲Rを認識する範囲認識工程S1を行い、続いて、その認識された刈取範囲R内での走行経路K(図14参照)を生成する経路生成工程S2を実行し、その生成された走行経路Kに沿って刈取作業を行いながら走行する走行工程S3を実行する。なお、同図に仮想線で示すように、経路生成工程S2と、走行工程S3とは、並行して実行してもよく、この場合には、刈取作業走行中に、リアルタイムに走行経路Kが生成されていく。
図8は、範囲認識工程の概略を説明する説明図である。まず、草Wを刈りたい場所ある場合、ポールやコーン等からなるマーカーMを、その刈取範囲Rの環状の外縁(刈取範囲周縁)R1に沿って複数並べて配置する。さらに具体的には、このマーカーMを、刈取範囲周縁R1の各コーナーに配置している。ちなみに、この刈取範囲Rの形状は、方形状や、円状や、楕円状等の特定の形状に限定されない。
自動草刈機1は、この環状に配置された複数のマーカーMの位置を、自己位置との関係で、認識するマーカー認識を行い、続いて、該マーカー認識により認識された各マーカーMの位置から、上記刈取範囲周縁R1を認識する周縁認識(認識手段)を行い、最後に、該周縁認識によって認識された刈取範囲周縁R1に基づいて、刈取範囲Rを認識する。
図9は、マーカー認識の構成を説明する説明図である。マーカー認識を行う際、まず、初期位置(図9においてPで示された位置)を、xy軸の平面上でのグローバル座標の原点(0,0)とし、その際の姿勢(向いている方角)を基準姿勢(φ=0)とする。この位置Pの近くに位置し且つ互いが隣接する一対のマーカーM(ここでは、図9においてQ,Qで示された2つのマーカーMであり、以下、単に「Q」、「Q」と表記)を選び、この2つのマーカーM(Q,Q)の位置を、LRF31及びカメラ38の一方又は両方(本例では、両方)によって構成された対象位置検出手段によって検出する。
この検出値は、自動草刈機1からの相対位置であるため、通常は、グローバル座標そのものではないが、この検出の時点では、グローバル座標の原点である初期位置Pに自動草刈機1が位置し且つ基準姿勢をなしているため、検出される位置は、グローバル座標として、そのまま使用することが可能である。
続いて、自動草刈機1は、次の位置(図9においてPで示された位置)まで移動する。この際、グローバル座標が把握され且つ自身に最も近い2つのマーカーM(Q,Q)の相対位置を、対象位置検出手段31,38によって検出する。この2つのマーカーM(Q,Q)のグローバル座標と、該検出された相対位置とから、自動草刈機1の位置Pでのグローバル座標(X、Y)と、その姿勢(φ)を求めることが可能になる。
すなわち、グローバル座標が判明している2つのマーカーMの相対位置を、対象位置検出手段31,38によって検出できれば、自動刈取機1のその時点でのグローバル座標及び姿勢を求めることが可能になる。
続いて、自動草刈機1は、任意のマーカーM(ここでは、図9においてQで示されたマーカーMであり、以下、単に「Q」と表記)の近くの位置(図9においてPで示された位置)まで移動し、その位置Pでの自動草刈機1のグローバル座標(X,Y)及び姿勢(φ)を、上述と同じ手段によって把握する。なお、次のマーカーMは、望ましくは、上記2つのマーカーM(Q,Q)に隣接する次のマーカーMがよく、上記例ではそのようにしている。
続いて、この次のマーカーM(Q)の相対位置を、対象位置検出手段31,38によって検出し、位置Pでの自動草刈機1のグローバル座標(X,Y)及び姿勢(φ)から、このマーカーM(Q)のグローバル座標を求める。
すなわち、対象位置検出手段31,38によって相対位置が検出されたマーカーMのグローバル座標は、その検出を行った際の自動草刈機1のグローバル座標及び姿勢から求めることが可能である。
以下、同様の要領によって、残りのマーカーM(具体的には、同図においてQ,Q,Q,Q示されたマーカーM)についても、グローバル座標を求め、各マーカーMに対して、自己位置の同定(自己位置同定)を行う(言換えると、各マーカーMのグローバル座標を求める)。この自己位置同定によって、GPS36や、回転センサ34,34や、ジャイロセンサ37は、必須のものではなくなる。
なお、上述の例は、自己位置同定の一例であり、この手段に限定されるものではなく、各マーカーMの位置を検出可能な種々の手段が採用可能である。
また、GPS36及びジャイロセンサ37を用いる場合、自動草刈機1のグローバル座標をGPS36によって検出するとともに、姿勢をジャイロセンサ37によって検出する。ちなみに、この場合でも、自動刈取機1の姿勢は、グローバル座標が既知となった2つのマーカーMから検出可能であるため、ジャイロセンサ37は、省略可能である。
さらに、左右の回転センサ34,34を用いる場合でも、移動量や姿勢変化は、左右の回転センサ34,34の値を経時的に把握していれば、算出可能であるため、初期位置及び初期姿勢を基準とすれば、それ以降は、自己のグローバル座標及び姿勢は、算出可能である。ちなみに、これらを適宜組合せて、マーカーMの位置検出の精度や、自己位置及び姿勢の検出精度を高めてもよい。
以上のようにして、マーカー認識を行った後は、前記した通り、周壁認識を行うが、この際、複数のマーカーMから、刈取範囲周縁R1が一義的に認識できない場合がある(例えば、図7にバツ印で示す通り、正しい周縁認識ができないケースがある)。
このため、本自動刈取システムでは、設置した全マーカーMから、刈取範囲周縁R1が、一義的に認識されるように、上記した周縁認識を構成する。ちなみに、以上のようなマーカー認識の際の走行は、自動走行を想定しているが、手動操作によって、走行させることにより、マーカー認識をさせることも勿論可能である。
図10は、周縁認識の一例を説明する説明図である。同図に示す例では、番号順にマーカー同士を繋ぐと刈取範囲周縁R1が形成されるように、各マーカーMに番号を付し、各マーカーの番号を、自動草刈機1に画像認識等で認識させることにより、該刈取範囲周縁R1を一義的に認識させるものである。
ちなみに、マーカーMへのナンバリングは、各マーカーMに番号を印刷してもよいし、番号情報を記憶したタグ等を、各マーカーMに取付け、このタグの情報を、自動草刈機1に読込ませてもよく、この場合には、タグの情報を読取るリーダーを、自動草刈機1に設ける必要があるが、この役割を通信手段48に担わせてもよい。
図11は、周縁認識の一例を説明する説明図である。同図に示す例では、刈取範囲周縁R1の同一の環状ラインLを、紐やテープ等で、物理的に形成し、この環状ラインLを、自動草刈機1に画等認識等で認識させる。この環状ラインLによって、刈取範囲周縁R1は一義的に認識可能になる。
図12は、周縁認識の一例を説明する説明図である。同図に示す例では、刈取範囲周縁R1上を全周に亘り、自動草刈機1で、作業者の手動操作により、一度、走行させ、これによって、該刈取範囲周縁R1を強制的に認識させている。
図13は、周縁認識の一例を説明する説明図である。同図に示す例では、マーカーM同士を結んで刈取範囲周縁R1を認識させるが、この際、一義的に刈取範囲周縁R1が定まるように、隣接するマーカーM同士の間隔を狭くする。
具体的には、1つのマーカーMは必ず他の2つのマーカーMと接続されるというルールのもと、マーカーM同士を、順次結んでいく際に、あるマーカーMと結ばれるマーカーMを選択するにあたり、自身と繋がっていないマーカーMのうち、最も近いマーカーMを選択すれば、必ず正しいマーカーMが選ばれるように、環状に並べるマーカーM同士の間隔を設定する。
図14は、周縁認識の一例を説明する説明図である。同図に示す例では、刈取範囲周縁R1の概略図R1´を、上述の2種類の何れかのタッチパネル47,T2によって、入力し、この概略図R1´と、各マーカーMの位置情報とから、刈取範囲周縁R1の情報を認識させる。
以上のように構成された図9乃至図13の何れかの認識手段又はこれらを組合せて、各マーカーMの位置情報から、刈取範囲周縁R1を認識させる。
図15は、経路生成工程の一例を説明する説明図である。同図に示す経路生成工程S2では、認識された刈取範囲Rに対して、その外縁から渦巻状に走行経路Kを生成する。この走行経路Kは、最初の1週は、刈取範囲周縁R1に対して、自動草刈機1の刈幅Dの半分(D/2)だけ内側にずらした位置に生成し、それ以降は、1週毎に、刈幅Dだけ内側にずらした位置に生成してく。これによって、刈残し無く、1週毎に距離が減少する走行経路Kが形成され、短い走行距離で、効率的に、刈取範囲Rの全ての刈取作業を完了させることが可能になる。
なお、生成される走行経路Kは、上記した例に限定されず、長手方向に往復させ、その交差方向の準備ずれていくもの等、周知・慣用されている様々な経路パターンを採用可能である。
図16は、走行工程の一例を説明する説明図である。走行工程S3では、走行経路Kの所定間隔毎に通過ポイントK1を配置し、その時点で目指している通過ポイントK1に所定以上近づくと(同図に示す例では、仮想線の範囲内に入ると)、次の通過ポイントK1を目指し、これによって、効率的な作業走行を可能とする。
以上のように構成される自動刈取システムは、自動刈取機1及びマーカーMを用いることにより、事前の準備負担を軽減しつつ、低コストで、自動での刈取作業を可能とするものであり、メリットが大きい。
また、刈取られた草Wは、後方に排出され、走行の邪魔になることが防止されるため、自動走行をスムーズに行うことが可能になる。ちなみに、この草Wの後方排出は、刈取部4自体でも行われるが、さらに、排出ロータ21も用いるため、その効率性は高い。
なお、各マーカーMに、自動草刈機1と、上記通信手段48を介して通信を行う通信手段を設け、マーカーMから自動草刈機1に各種情報を送信し、補助をさせてもよい。例えば、マーカーM自体の位置情報や番号情報を送信すること等が考えられる。
図17は、マーカーの一例を示す正面図である。マーカーMは、地面に設置される土台M1と、該土台M1から上方に立設された支柱M2と、該支柱M2の上端側に形成された球状の目印M3とから構成され、全体に、黄色等の目立つ色を塗装してもよい。
また、球状の目印M3を、透光性を有する材料(さらに具体的には、透明な材料)によって中空状に形成し、目印M3内には、太陽電池M3aと、該太陽電池M3aによってチャージされる図示しないバッテリと、該バッテリからの電力供給によって点灯する発光ダイオード等の光源M3bとが設けられている。そして、周囲が暗くても目印として機能するように、光源M3bを点灯させ、夜間の刈取範囲Dの認識や刈取作業を可能とする。
1 自動草刈機(刈取ロボット)
2 クローラ式走行装置(走行部)
3 走行機体
4 刈取部(刈取作業部)
14 刈取回転体
16 搬送回転体
21 排出ロータ
22 昇降アーム(昇降機構)
24 伸縮アクチュエータ(切換機構)
25 制御部(マイコン)
31 LRF(対象位置検出手段,対象物検出手段)
36 GPS(自己位置検出手段)
38 カメラ(対象位置検出手段)
D 回動軌跡
M マーカー(ポール,コーン)
R 刈取範囲
R1 刈取範囲周縁(外縁)
W 草(刈取対象物)

Claims (7)

  1. 予め定められた刈取範囲の刈取作業を自動的に行う刈取ロボットであって、
    走行駆動される走行部を有する走行機体と、
    該走行機体側に支持されて刈取作業を行う刈取作業部と、
    前記刈取範囲の外縁に沿って環状に並べられた複数のマーカーの位置をセンシング又は画像認識によって検出する対象位置検出手段と、
    前記走行機体の走行を制御する制御部とを備え、
    該制御部は、前記対象位置検出手段によって各マーカーの位置を検出し、検出された各マーカーの位置から上記刈取範囲を囲む環状の外縁を認識し、該環状の外縁によって囲まれた領域を、上記刈取範囲と認識する
    ことを特徴とする刈取ロボット。
  2. 前記刈取作業部は、該走行機体側に回転可能に支持された左右一対の刈取回転体と、各刈取回転体の真上側に回転可能に支持された搬送回転体とを有し、
    該左右一対の刈取回転体及び搬送回転体は、刈取作業中、刈取対象物を後方に掻き込むように構成され、
    前記刈取回転体及び搬送回転体の後方には、該刈取回転体及び搬送回転体によって後方に掻き込まれた刈取対象物を、さらに後方搬送するように回転駆動される左右方向の排出ロータが設けられた
    請求項1に記載に刈取ロボット。
  3. 前記刈取回転体を昇降可能に走行機体側に支持する昇降機構と、
    前記刈取回転体の姿勢切換を可能とする切換機構とを備えた
    請求項2に記載の刈取ロボット。
  4. 予め定められた刈取範囲の刈取作業を自動的に行う自動刈取システムであって、
    前記刈取範囲の外縁に沿って環状に並べられた複数のマーカーと、
    該複数のマーカーによって囲まれた前記刈取範囲の刈取作業を自動的に行う刈取ロボットとを備え、
    前記刈取ロボットは、走行駆動される走行部を有する走行機体と、該走行機体側に支持されて刈取作業を行う刈取作業部と、前記マーカーの位置をセンシング又は画像認識によって検出する対象位置検出手段と、前記走行機体の走行を制御する制御部とを有し、
    該制御部は、前記対象位置検出手段によって検出された複数のマーカーの位置を検出し、検出された各マーカーの位置から上記刈取範囲を囲む環状の外縁を認識し、該環状の外縁によって囲まれた領域を、上記刈取範囲と認識する
    ことを特徴とする自動刈取システム。
  5. 前記制御部は、上記対象位置検出手段による検出結果を用いて、各マーカーの位置と、自己の位置を同定する
    請求項4に記載の自動刈取システム。
  6. 前記刈取ロボットは、自己位置を検出する自己位置検出手段を有する
    請求項4又は5の何れかに記載の自動刈取システム。
  7. 前記環状に並べられた複数のマーカーから、刈取範囲の環状の外縁を、一義的に認識させる認識手段を備えた
    請求項4乃至6の何れかに記載の自動刈取システム。
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