JP2017087748A - キャスターユニット、キャスター装置およびラック - Google Patents

キャスターユニット、キャスター装置およびラック Download PDF

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【課題】ラック本体に対して容易に着脱できるキャスターユニットを提供することを目的とする。【解決手段】キャスターユニット20aは、ラック10を構成するラック本体12の下部に設けられた横架材18に取り付けられるものであり、横架材18を下方から受ける受け部材24と、キャスター26と、キャスター支持部材28と、キャスター支持部材28と受け部材24との間に上下方向へ伸縮可能に設けられたコイルばね30とを備えている。ラック本体12に物品が積載されていないときには、ラック10に設けられた脚部32が床面Fから離間し、ラック本体12に物品が積載されたときには、物品の荷重でコイルばね30が圧縮されて受け部材24が降下し、脚部32が床面Fに当接する。【選択図】図2

Description

本発明は、ラックを構成するラック本体の下部に設けられた横架材に取り付けられるキャスターユニットおよびキャスター装置、ならびにキャスターユニットを備えるラックに関する。
従来のラックの一例が非特許文献1に記載されている。このラックは、物品が積載されるラック本体を備えており、ラック本体の下部には、キャスターおよび脚部が設けられている。ラック本体に物品が積載されていないときには、脚部が床面から離間してラックが移動可能になる。ラック本体に物品が積載されているときには、脚部が床面に当接してラックが固定される。
港製器工業物流機器専門ページ http://logi.minatoseiki.co.jp/seihin.html
非特許文献1に記載されたラックでは、ラック本体の下部にキャスターが一体的に設けられていたので、ラック本体からキャスターを取り外して固定ラックとして使用したり、ラック本体にキャスターを後付けして可動ラックとして使用したりすることが困難であった。そのため、可動ラックおよび固定ラックの両方を使用する現場では、これらの両者について想定される最大数を確保しなければならず、ラックを用いたシステムの価格が高くなり過ぎるという問題があった。
本発明は、上記問題に対処するためになされたものであり、ラック本体に対して容易に着脱できるキャスターユニットおよびキャスター装置を提供することを目的とする。また、そのようなキャスターユニットを備えるラックを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るキャスターユニットの特徴は、ラックを構成するラック本体の下部に設けられた横架材に取り付けられるキャスターユニットであって、前記横架材を下方から受ける受け部材と、前記床面を転がる車輪を有するキャスターと、前記受け部材の下方で前記キャスターを支持するキャスター支持部材と、前記キャスター支持部材と前記受け部材との間に上下方向へ伸縮可能に設けられたコイルばねとを備え、前記ラック本体に物品が積載されていないときには、前記ラックに設けられた脚部が前記床面から離間し、前記ラック本体に物品が積載されたときには、前記物品の荷重で前記コイルばねが圧縮されて前記受け部材が降下し、前記脚部が前記床面に当接することにある。
この構成では、ラック本体の横架材を受け部材で下方から受けるようにしているので、ラック本体に対してキャスターユニットを容易に着脱できる。ラック本体に物品が積載されていないときには、ラックに設けられた脚部が床面から離間することによりラックが移動可能になる。ラック本体に物品が積載されたときには、ラックに設けられた脚部が床面に当接することによりラックが固定される。なお、キャスターユニットはラック本体に装着されることによってラックの一部となるので、脚部は、キャスターユニットおよびラック本体のいずれに設けられていてもよい。
本発明の他の特徴は、前記脚部は前記受け部材に設けられていることにある。
この構成では、脚部がキャスターユニットの受け部材に設けられているので、キャスターユニットの製造時に脚部を最適長さで形成できる。これにより、現場での脚部長さの調整作業を省略できる。
本発明の他の特徴は、前記受け部材は、前記横架材を収容する収容空間を構成する溝状の本体と、前記本体の溝開口を開閉可能に閉塞する板状の蓋部と、前記蓋部の一部を前記本体に回動可能に接続するヒンジと、前記蓋部で前記溝開口を閉じたときに前記蓋部の他の一部を前記本体に固定する固定手段とを有することにある。
この構成では、蓋部で溝開口を閉塞することによって収容空間に収容された横架材の離脱を防止することができる。蓋部は板状に形成されているので蓋部による出っ張りを抑制でき、蓋部の上方空間を有効に活用できる。
上記目的を達成するため、本発明に係るキャスター装置の特徴は、上記キャスターユニットを2つ備えるキャスター装置であって、2つの前記キャスターユニットの前記キャスター支持部材どうしを連結する連結部材をさらに備え、前記連結部材の一方端部が一方の前記キャスターユニットの前記キャスター支持部材に固定されており、前記連結部材の他方端部が他方の前記キャスターユニットの前記キャスター支持部材に固定されていることにある。
この構成では、2つのキャスターユニットのキャスター支持部材どうしを連結部材で連結しているので、キャスター支持部材およびキャスターの傾きを抑制でき、傾きによるキャスターの機能低下を防止できる。
上記目的を達成するため、本発明に係るラックの特徴は、上記キャスターユニットを備えることにある。
上記目的を達成するため、本発明に係るラックの特徴は、上記キャスターユニットを備えるラックであって、前記脚部は前記ラック本体に設けられていることにある。
この構成では、キャスターユニットに脚部を設ける必要がないので、キャスターユニットを安価に製造できる。
本発明の実施形態に係るラックの使用状態を示す図であり、(A)はラックに物品が積載されていない状態を示す正面図、(B)はラックに物品が積載されている状態を示す正面図である。 本発明の実施形態に係るキャスターユニットの構成を示す正面図である。 本発明の実施形態に係るキャスターユニットの構成を示す分解斜視図である。 連結部材の他の固定方法を示す斜視図である。 他の実施形態に係るキャスターユニットの構成を示す正面図である。 他の実施形態に係るラックの構成を示す正面図である。
以下、本発明に係るキャスターユニット、キャスター装置およびラックの実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明で用いる左右方向は、図中に矢印で示した方向を基準とする。
図1は、本発明の実施形態に係るラック10の使用状態を示す図である。図1中の(A)はラック10に物品Xが積載されていない状態を示す正面図であり、(B)はラック10に物品Xが積載されている状態を示す正面図である。図1(A)に示すように、ラック10は、ラック本体12とキャスター装置14とを備えている。
図1(A)に示すラック本体12は、平面視で四角形の上枠12aと、平面視でU字形(または四角形)の下枠12bと、上枠12aと下枠12bとを連結する複数(本実施形態では4本)の支柱12cとを有している。上枠12aは、隣り合う2本の支柱12c間に架け渡された横架材16を有しており、互いに対向する一対の横架材16間には、物品X(図1(B))を支持するための複数の棒材(図示省略)が架け渡されている。下枠12bは、隣り合う2本の支柱12c間に架け渡された横架材18を有しており、互いに対向する一対の横架材18のそれぞれには、キャスター装置14が装着されている。本実施形態の「左右方向」は、横架材18の「長さ方向」と一致する。
図1(A)に示すように、キャスター装置14は、2つのキャスターユニット20a,20bと、2つのキャスターユニット20a,20bどうしを連結する2つの棒状の連結部材22a,22b(図3)とを備えている。2つのキャスターユニット20a,20bのそれぞれは、同じ構成を有しており、一方のキャスターユニット20aは他方のキャスターユニット20bに対して鉛直線回りに180度回動した状態で配置されている。以下には、図1(A)に示した左側のキャスターユニット20aに着目して、その構成について説明する。
図2は、本発明の実施形態に係るキャスターユニット20aの構成を示す正面図である。図3は、キャスターユニット20aの構成を示す分解斜視図である。図2に示すように、キャスターユニット20aは、横架材18を下方から受ける受け部材24と、キャスター26と、キャスター支持部材28と、コイルばね30と、脚部32とを備えている。図3に示すように、受け部材24は、本体34と、蓋部36と、ヒンジ38と、「固定手段」としての2つの固定ねじ40とを有している。
図3に示すように、本体34は、横架材18を収容する収容空間Sを構成するための溝状部材であり、横架材18の下面18aを受ける底板部34aと、横架材18の外側面18bと対向する側壁部34bと、横架材18の内側面18cと対向する側壁部34cとを有している。底板部34aの下面には、コイルばね30の上端部30aを収容するための円筒状のばね収容部42が形成されている。底板部34aの下面におけるばね収容部42を挟んだ左右方向の両側の部分には、上下方向に延びる円筒状のガイド部44が形成されている。各ガイド部44の下端部には、ねじ孔44aが形成されている。側壁部34bの上端部には、固定ねじ40が挿通されるねじ孔46aを有する2つの固定部46が左右方向に間隔を隔てて形成されている。各固定部46の上面は、溝開口Qを閉塞する蓋部36と対向するように水平に形成されている。
図3に示すように、蓋部36は、本体34の溝開口Qの少なくとも一部を開閉可能に閉塞するとともに、収容空間Sに収容された横架材18の上面18dを上方から押さえ付けるための板状部材である。蓋部36の幅は、溝開口Qの幅よりもわずかに広くなるように定められており、蓋部36の長さは、蓋部36の幅よりも十分に長くなるように定められている。蓋部36の幅方向一方端部36aには、固定ねじ40が挿通される2つの貫通孔48が左右方向に間隔を隔てて形成されている。
図3に示すように、ヒンジ38は、蓋部36の「一部」としての幅方向他方端部36bを本体34に回動可能に接続する部材である。ヒンジ38の一方の回動片38aは、蓋部36の幅方向他方端部36bに溶接等により接合されており、ヒンジ38の他方の回動片38bは、本体34の側壁部34cに溶接等により接合されている。
図3に示すように、「固定手段」としての各固定ねじ40は、蓋部36で溝開口Qを閉じたときに、蓋部36の「他の一部」としての幅方向一方端部36aを本体34に固定するものである。蓋部36で溝開口Qを閉じると、蓋部36の2つの貫通孔48が本体34に設けられた2つの固定部46の各ねじ孔46aに連通される。各固定ねじ40は、ばね座金50の中央開口および蓋部36の貫通孔48に挿通されて、ねじ孔46aに螺合されている。
図3に示すように、キャスター26は、床面F(図2)を転がる車輪52と、固定板54と、固定板54に対して車輪52を鉛直線回りに回転可能に支持するための回転支持部56とを有している。固定板54には、固定ボルト58が挿通される4つの貫通孔60が形成されている。
図3に示すように、キャスター支持部材28は、受け部材24の下方でキャスター26を支持する部材であり、キャスター固定部62と、一対のガイド板64,66とを有している。なお、図3では、一方のガイド板64を仮想線(二点鎖線)で示している。キャスター固定部62は、キャスター26が固定される平面視で四角形の板状の部分であり、キャスター固定部62には、キャスター26の4つの貫通孔60に対応する4つの貫通孔68が形成されている。また、キャスター固定部62の上面における4つの貫通孔68で囲まれた部分には、コイルばね30に挿入される円筒状の突起部70が上下方向に延びて形成されている。キャスター固定部62の下面には、固定板54の上面が当接されている。固定板54の4つの貫通孔60およびキャスター固定部62の4つの貫通孔68には、ばね座金72の中央開口に挿通された固定ボルト58が下方から挿通されており、この固定ボルト58にナット74が螺合されている。
図3に示すように、一対のガイド板64,66のそれぞれは、受け部材24の側面に沿って上下方向に摺動する板状の部分である。一方のガイド板64は、キャスター固定部62の幅方向一方端縁62aから垂直に立ち上がって、受け部材24の側壁部34bに対向するように配置されている。他方のガイド板66は、キャスター固定部62の幅方向他方端縁62bから垂直に立ち上がって、受け部材24の側壁部34cに対向するように配置されている。一方のガイド板64と他方のガイド板66との間には、これらを補強するための2つの板状の補強部76が架け渡されている。各補強部76には、受け部材24のガイド部44が挿通されるガイド孔78が形成されている。一方のガイド板64における2つの補強部76に挟まれた部分には、2つのねじ孔80が左右方向に間隔を隔てて形成されている。他方のガイド板66における2つの補強部76に挟まれた部分には、2つのねじ孔82が左右方向に間隔を隔てて形成されている。
図3に示すコイルばね30は、物品X(図1(B))の荷重で圧縮されることによって、その上下方向長さが短縮されるものであり、キャスター支持部材28と受け部材24との間に上下方向へ伸縮可能に設けられている。コイルばね30の下端部30bは、突起部70の周囲に配置されており、コイルばね30の上端部30aは、ばね収容部42の内側に配置されている。キャスター支持部材28と受け部材24とでコイルばね30を挟んだ状態において、受け部材24の各ガイド部44は各補強部76のガイド孔78に挿通されており、各ガイド部44の下端部には、平座金84が配置されている。そして、平座金84の中央開口に挿通された固定ねじ86が各ガイド部44のねじ孔44aに螺合されている。平座金84の外径は、ガイド孔78の内径よりも大きくされている。これにより、各ガイド部44がガイド孔78から離脱することが防止されている。
図1(B)に示すように、脚部32は、ラック本体12に物品Xが積載されているときに、床面Fに当接してラック10の移動を阻止するものである。図3に示すように、本実施形態の脚部32は、平面視で四角形の筒状に形成されており、脚部32の上端部が受け部材24の下面に溶接等により接合されている。図2に示すように、ラック本体12に物品Xが積載されていないときの脚部32の下端から床面Fまでの距離をL1とし、物品Xの荷重で圧縮されるコイルばね30(図3)の圧縮長さをL2(図示省略)とすると、脚部32の長さLは、L1<L2を満足するように定められている。したがって、ラック本体12に物品Xが積載されて、コイルばね30が圧縮されると、脚部32の下端は床面Fに当接される。
図3に示すように、2つの連結部材22a,22bのそれぞれは、左右方向に延びる帯板状(または棒状)の部材である。一方の連結部材22aの左端部には、キャスター支持部材28の2つのねじ孔80に対応する2つの貫通孔88が形成されており、右端部にも同様に2つの貫通孔88(図示省略)が形成されている。そして、左右2つずつ(合計4つ)の固定ボルト94が、ばね座金90および平座金92のそれぞれの中央開口に挿通された後に貫通孔88に挿通されて、キャスター支持部材28の対応するねじ孔80に螺合されている。他方の連結部材22bの左端部には、キャスター支持部材28の2つのねじ孔82に対応する2つの貫通孔96が形成されており、右端部にも同様に2つの貫通孔96(図示省略)が形成されている。そして、左右2つずつ(合計4つ)の固定ボルト102が、ばね座金98および平座金100のそれぞれの中央開口に挿通された後に貫通孔96に挿通されて、キャスター支持部材28の対応するねじ孔82に螺合されている。
図1(A)に示すキャスター装置14をラック本体12の横架材18に取り付ける際には、各キャスターユニット20a,20bの蓋部36を回動させて溝開口Q(図3)を開放する。続いて、溝開口Qから収容空間Sに横架材18を収容し、蓋部36を逆方向に回動させて溝開口Qを閉塞する。その後、蓋部36の幅方向一方端部36aを、固定ねじ40を用いて本体34の固定部46に固定する。図1(A)に示すように、ラック本体12に物品Xが積載されていないときには、脚部32が床面Fから離間してラック10が移動可能になる。図1(B)に示すように、ラック本体12に物品Xが積載されているときには、脚部32が床面Fに当接してラック10が固定される。
本実施形態によれば、上記構成により以下の各効果を奏することができる。すなわち、図3に示すように、ラック本体12の横架材18を受け部材24で下方から受けるようにしているので、ラック本体12に対して各キャスターユニット20a,20bを容易に着脱できる。したがって、ラック本体12から各キャスターユニット20a,20bを取り外して固定ラックとして使用したり、ラック本体12に各キャスターユニット20a,20bを後付けして可動ラックとして使用したりすることができる。
図3に示すように、脚部32がキャスターユニット20a,20bの受け部材24に設けられているので、キャスターユニット20a,20bの製造時に脚部32を最適な長さで形成することができ、現場での脚部長さの調整作業を省略できる。
図3に示すように、蓋部36で溝開口Qを閉塞することによって収容空間Sに収容された横架材18の離脱を防止することができる。また、蓋部36は板状に形成されているので蓋部36による出っ張りを抑制でき、蓋部36の上方空間を有効に活用できる。
図3に示すように、図1(A)に示す2つのキャスターユニット20a,20bのキャスター支持部材28どうしを連結部材22a,22bで連結しているので、キャスター支持部材28およびキャスター26の傾きを抑制でき、傾きによるキャスター26の機能低下を防止できる。
なお、本発明の実施にあたっては、上記実施形態に限定されず、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
図4は、連結部材22a,22bの他の固定方法を示す斜視図である。上記実施形態では、2つの連結部材22a,22bがキャスター支持部材28に別々の固定手段で固定されているが、図4に示すように、これらの連結部材22a,22bはキャスター支持部材104に共通の固定手段で固定されてもよい。図4に示す変形例では、キャスター支持部材104の一方のガイド板106に2つの貫通孔108が形成されており、他方のガイド板110に2つの貫通孔112が形成されている。そして、一方の連結部材22aの貫通孔88、ガイド板106の貫通孔108、ガイド板110の貫通孔112および他方の連結部材22bの貫通孔96にボルト114が挿通され、このボルト114にナット116が螺合されている。この構成によれば、部品点数を削減できるので、キャスターユニットの製造コストを低減できる。
図5は、他の実施形態に係るキャスターユニット120の構成を示す正面図である。上記実施形態のキャスターユニット20a,20bは、連結部材22a,22bを介して互いに連結されているが、図5に示すキャスターユニット120では、連結部材が省略されている。このキャスターユニット120では、連結部材による補強を得られないので、コイルばね122の数を複数にすることなどによって安定性を高めるようにしてもよい。
図6は、他の実施形態に係るラック130の構成を示す正面図である。上記実施形態のラック10では、キャスターユニット20a,20bの各受け部材24に脚部32が設けられているが、図6に示すラック130では、ラック本体132に脚部134が設けられている。この構成では、キャスターユニット136に脚部を設ける必要がないので、キャスターユニット136を安価に製造できる。この構成は、特に、脚部134を有する既存の固定ラックを可動ラックにする場合に適する。
F…床面、10…ラック、12…ラック本体、18…横架材、
20a,20b…キャスターユニット、24…受け部材、26…キャスター、
28…キャスター支持部材、30…コイルばね、32…脚部

Claims (6)

  1. ラックを構成するラック本体の下部に設けられた横架材に取り付けられるキャスターユニットであって、
    前記横架材を下方から受ける受け部材と、
    前記床面を転がる車輪を有するキャスターと、
    前記受け部材の下方で前記キャスターを支持するキャスター支持部材と、
    前記キャスター支持部材と前記受け部材との間に上下方向へ伸縮可能に設けられたコイルばねとを備え、
    前記ラック本体に物品が積載されていないときには、前記ラックに設けられた脚部が前記床面から離間し、
    前記ラック本体に物品が積載されたときには、前記物品の荷重で前記コイルばねが圧縮されて前記受け部材が降下し、前記脚部が前記床面に当接する、キャスターユニット。
  2. 前記脚部は前記受け部材に設けられている、請求項1に記載のキャスターユニット。
  3. 前記受け部材は、
    前記横架材を収容する収容空間を構成する溝状の本体と、
    前記本体の溝開口を開閉可能に閉塞する板状の蓋部と、
    前記蓋部の一部を前記本体に回動可能に接続するヒンジと、
    前記蓋部で前記溝開口を閉じたときに前記蓋部の他の一部を前記本体に固定する固定手段とを有する、請求項1または2に記載のキャスターユニット。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のキャスターユニットを2つ備えるキャスター装置であって、
    2つの前記キャスターユニットの前記キャスター支持部材どうしを連結する連結部材をさらに備え、
    前記連結部材の一方端部が一方の前記キャスターユニットの前記キャスター支持部材に固定されており、
    前記連結部材の他方端部が他方の前記キャスターユニットの前記キャスター支持部材に固定されている、キャスター装置。
  5. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のキャスターユニットを備えるラック。
  6. 請求項1に記載のキャスターユニットを備えるラックであって、
    前記脚部は前記ラック本体に設けられている、ラック。
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