JP2017085957A - 喫煙用キャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】煙導入パイプ部と煙吸引パイプ部が設けられたキャップ本体が一つの部品で構成され、構造が簡単で安価に製造することができ、組立の手間がなく、持ち運びが容易であり、ペットボトル等の容器の口部に装着できる喫煙用キャップを提供する。【解決手段】喫煙用キャップ1は、ペットボトル等の容器Pの口部P1に取り付けられる。キャップ本体2は、合成樹脂によって一体成形され、煙導入パイプ部11と煙吸引パイプ部21を有する。煙導入パイプ部11は、キャップ本体2の外側に位置する煙導入口15と、キャップ本体2の内側に位置する煙導出口16と、煙導入口15と煙導出口16を連通する煙導入流路19とが形成されている。煙吸引パイプ部21は、キャップ本体2の内側に位置する煙吸入口25と、キャップ本体2の外側に位置する煙吸引口26と、煙吸入口25と煙吸引口26を連通する煙吸入流路29が形成されている。【選択図】図1

Description

本願発明は、ペットボトル等の容器に装着して、喫煙用水パイプとして使用できる喫煙用キャップに関する。
従来、喫煙用水パイプは、水を収容する容器と、その容器専用の蓋体とからなり、蓋体に煙導入パイプ部と煙吸引パイプ部が設けられている。煙導入パイプ部は、容器の外側に位置する煙導入口と、容器の内側に位置する煙導出口と、煙導入口と煙導出口を連通する煙導入流路とが形成されている。煙吸引パイプ部は、容器の内側に位置する煙吸入口と、容器の外側に位置する煙吸引口と、煙吸入口と煙吸引口を連通する煙吸入流路が形成されている。煙導入パイプ部の煙導出口は、容器内に収容した水の中に水没させ、煙草の煙を水の中で経由させるようにしている(例えば、特許文献1)。
実開昭61−154794号公報
上記した喫煙用水パイプは、煙導入パイプ部と煙吸引パイプ部が設けられた蓋体が、通常市販されている飲料の使用済みペットボトル等の容器に装着することができず、常に所定の容器に組み合わされて使用されるので、持ち運びが不便であり、容器内に収容する水を確保するのが面倒であるという問題点があった。また、煙導入パイプ部と煙吸引パイプ部が複数の部品からなるため、構造が複雑で、組立に手間がかかり、安価に製造することができないという問題点があった。
本願発明は、上記問題点に鑑み案出したものであって、煙導入パイプ部と煙吸引パイプ部が設けられたキャップ本体が一つの部品で構成され、構造が簡単で安価に製造することができ、組立の手間がなく、持ち運びが容易であり、ペットボトル等の容器の口部に装着できるので液体を確保するのが簡単で、容器内の液体の風味を楽しむことができる喫煙用キャップを提供することを目的とする。
本願請求項1記載の喫煙用キャップは、上記目的を達成するため、ペットボトル等の容器の口部に取り付けられる喫煙用キャップであって、キャップ本体は、合成樹脂によって一体成形され、煙導入パイプ部と煙吸引パイプ部を有し、煙導入パイプ部は、キャップ本体の外側に位置する煙導入口と、キャップ本体の内側に位置する煙導出口と、煙導入口と煙導出口を連通する煙導入流路とが形成され、煙吸引パイプ部は、キャップ本体の内側に位置する煙吸入口と、キャップ本体の外側に位置する煙吸引口と、煙吸入口と煙吸引口を連通する煙吸入流路が形成されていることを特徴とする。
本願請求項2記載の喫煙用キャップは、上記目的を達成するため、前記煙導入パイプ部は、煙導入口側に煙草を装着する煙草装着部が形成され、煙導出口側にストローを装着するストロー装着部が形成されていることを特徴とする。
本願請求項3記載の喫煙用キャップは、上記目的を達成するため、前記キャップ本体は、上壁と周壁を有し、前記煙導入パイプ部と前記煙吸引パイプ部は、上壁に形成されていることを特徴とする。
本願発明に係る喫煙用キャップは、ペットボトル等の容器の口部に取り付けられる喫煙用キャップである。キャップ本体は、合成樹脂によって一体成形され、煙導入パイプ部と煙吸引パイプ部を有する。煙導入パイプ部は、キャップ本体の外側に位置する煙導入口と、キャップ本体の内側に位置する煙導出口と、煙導入口と煙導出口を連通する煙導入流路とが形成されている。煙吸引パイプ部は、キャップ本体の内側に位置する煙吸入口と、キャップ本体の外側に位置する煙吸引口と、煙吸入口と煙吸引口を連通する煙吸入流路が形成されている。
本願発明に係る喫煙用キャップは、煙導入パイプ部と煙吸引パイプ部が設けられたキャップ本体が一体成形により形成され、一つの部品で構成されているので、従来の部品点数の多い喫煙用水パイプと比べ、構造が簡単で安価に製造することができ、組立の手間がなく、持ち運びが便利であるという効果がある。また、液体飲料の種類の異なるいろいろなペットボトル等の容器の口部に装着できるので、液体を確保するのが簡単で、容器に収容された飲料の風味が煙草の煙に付加され、喫煙を楽しむことができるという効果がある。
本願発明に係る喫煙用キャップは、前記煙導入パイプ部の煙導入口側に煙草を装着する煙草装着部が形成され、前記煙導入パイプ部の煙導出口側にストローを装着するストロー装着部が形成されている。
本願発明に係る喫煙用キャップは、煙導入パイプ部のストロー装着部にストローを装着し、ペットボトル等の容器の口部に装着すると、ストローの下端が容器内の液体に水没する。煙導入パイプ部の煙導入口側の煙草装着部に煙草を装着し、煙草に火つけ、煙吸引パイプ部の煙吸引口から煙を吸い込む。煙草の煙が煙導入口から煙導入パイプ部、煙導出口、ストローを経由して容器内の液体内に入る。煙草の煙の有害成分、例えば、タール、ニコチン等は、液体に溶けることで、軽減される。また、液体により、煙草の煙の熱を下げるので、煙草の煙の有害成分の体内への吸い込みを抑える。煙草の煙は、液体内から浮上すると、液体の風味が加わる。液体が、オレンジ、レモン等の果汁飲料である場合には、柑橘系の豊穣な香りが加わる。また、液体が発泡飲料である場合には、メントールのような刺激が加わる。喫煙者は、通常の煙草の煙から有害物質が軽減され、喫煙用キャップを装着した容器内の飲料の風味が加わり、独特な味わいを楽しむことができる。
このように、本願発明に係る喫煙用キャップは、液体飲料の種類の異なるいろいろなペットボトル等の容器に装着でき、容器に収容された飲料の風味が煙草の煙に付加され、喫煙を楽しむことができるという効果がある。本願発明に係る喫煙用キャップは、装着した容器の中身が水である場合、溶け出したタール、ニコチン等の有害物質を肉眼で直接確認することができ、禁煙さらには嫌煙を推進(促進)させるのに役立たせることもできるという効果がある。
本願発明に係る喫煙用キャップは、キャップ本体が上壁と周壁を有し、前記煙導入パイプ部と前記煙吸引パイプ部が上壁に形成されているので、成形しやすく、吸引し易い構成にすることができるという効果がある。
本願発明に係る喫煙用キャップの一実施例を示す上方から視た斜視図である。 図1の喫煙用キャップを下方から視た斜視図である。 図1の喫煙用キャップの斜視断面図である。 図1の喫煙用キャップの正面断面図である。 図1の喫煙用キャップの正面図である。 図1の喫煙用キャップの平面図である。 図1の喫煙用キャップの左側面図である。 図1の喫煙用キャップの右側面図である。 図1の喫煙用キャップの底面図である。 図1の喫煙用キャップの使用状態を説明する説明図である。 本願発明に係る喫煙用キャップの他の実施例を示す上方から視た斜視図である。 図11の喫煙用キャップを下方から視た斜視図である。 図11の喫煙用キャップの斜視断面図である。 図11の喫煙用キャップの正面断面図である。 図11の喫煙用キャップの正面図である。 図11の喫煙用キャップの平面図である。 図11の喫煙用キャップの左側面図である。 図11の喫煙用キャップの右側面図である。 図11の喫煙用キャップの底面図である。 図11の喫煙用キャップの使用状態を説明する説明図である。
喫煙用キャップの概要を説明する。喫煙用キャップ1,31は、図10に示すように、ペットボトル等の容器Pの口部P1に取り付けられる。キャップ本体2、32は、図1,11に示すように、合成樹脂によって一体成形され、煙導入パイプ部11,41と煙吸引パイプ部21,51を有する。煙導入パイプ部11,41は、キャップ本体2、32の外側に位置する煙導入口15,45と、キャップ本体2、32の内側に位置する煙導出口16,46と、煙導入口15,45と煙導出口16,46を連通する煙導入流路19,49とが形成されている。煙吸引パイプ部21,51は、キャップ本体2、32の内側に位置する煙吸入口25,55と、キャップ本体2、32の外側に位置する煙吸引口26,56と、煙吸入口25,55と煙吸引口26,56を連通する煙吸入流路29,59が形成されている。
喫煙用キャップ1,31は、煙導入パイプ部11,41と煙吸引パイプ部21,51が設けられたキャップ本体2、32が一体成形により形成され、一つの部品で構成されているので、従来の部品点数の多い水パイプと比べ、構造が簡単で安価に製造することができ、組立の手間がなく、持ち運びが便利である。また、液体飲料の種類の異なるいろいろなペットボトル等の容器Pの口部P1に装着できるので、液体を確保するのが簡単で、容器Pに収容された飲料の風味が煙草の煙に付加され、喫煙を楽しむことができる。
喫煙用キャップ1,31は、図4,10,14に示すように、前記煙導入パイプ部11,41の煙導入口15,45側に煙草Tを装着する煙草装着部12a,42aが形成され、前記煙導入パイプ部11,41の煙導出口16,46側にストローSを装着するストロー装着部13a,48aが形成されている。
喫煙用キャップ1,31は、図10,20に示すように、煙導入パイプ部11,41のストロー装着部13a,48aにストローSを装着し、ペットボトル等の容器Pの口部P1に装着すると、ストローSの下端が容器P内の液体に水没する。煙導入パイプ部11,41の煙導入口15,45側の煙草装着部12a,42aに煙草Tを装着し、煙草Tに火をつけ、煙吸引パイプ部21,51の煙吸引口26,56から煙を吸い込む。煙草Tの煙が煙導入口15,45から煙導入パイプ部11,41、煙導出口16,46、ストローSを経由して容器P内の液体内に入る。煙草Tの煙の有害成分、例えば、タール、ニコチン等は、液体に溶けることで、軽減される。
煙草Tの煙は、液体内から浮上すると、液体の風味が加わる。液体が、オレンジ、レモン等の果汁飲料である場合には、柑橘系の豊穣な香りが加わる。また、液体が発泡飲料である場合には、メントールのような刺激が加わる。喫煙者は、通常の煙草Tの煙から有害物質が軽減され、喫煙用キャップ1,31を装着した容器P内の飲料の風味が加わり、独特な味わいを楽しむことができる。
このように、喫煙用キャップ1,31は、液体飲料の種類の異なるいろいろなペットボトル等の容器Pに装着でき、容器Pに収容された飲料の風味が煙草Tの煙に付加され、喫煙を楽しむことができる。喫煙用キャップ1,31は、装着した容器Pの中身が水である場合、溶け出したタール、ニコチン等の有害物質を肉眼で直接確認することができ、禁煙さらには嫌煙を推進(促進)させるのに役立たせることもできる。
喫煙用キャップ1,31は、前記キャップ本体2、32が上壁3と周壁5を有し、前記煙導入パイプ部11,41と前記煙吸引パイプ部21,51が上壁3に形成されていると、成形しやすく、吸引し易い構成にすることができる。なお、前記煙導入パイプ部11,41と前記煙吸引パイプ部21,51は、周壁5に形成されていても良い。
喫煙用キャップについてさらに詳細に説明する。図1,2に示すように、喫煙用キャップ1は、合成樹脂の一体成形により形成されている。この一体成形は、特に限定されるものではなく、射出成形、3Dプリンター等、種々の成形技術が採用される。喫煙用キャップ1は、図10に示すように、主にペットボトルPの口部P1に取り付けられる構造を備えている。喫煙用キャップ1のキャップ本体2は、図1,2に示すように、円板状の上壁3と、円板状の上壁3の周縁に形成された筒状の周壁5を有する。周壁5の内面下部には、ペットボトルPの口部P1の外周に形成された雄ねじP2に螺合する雌ねじ7が形成されている。
前記上壁3には、煙導入パイプ部11と煙吸引パイプ部21が形成されている、煙導入パイプ部11及び煙吸引パイプ部21は、キャップ本体2と同一素材で一体成形されていることは前述した通りである。煙導入パイプ部11は、水平パイプ部12と垂直パイプ部13とで略L字状に形成され、水平パイプ部12が上壁3に接合し 垂直パイプ部13が上壁3から下方に伸びるように突出して形成されている。
図4に示すように、キャップ本体2の外側に位置する煙導入パイプ部11の一端開口15、即ち水平パイプ部12の先端開口15は、煙草の煙導入口を形成する。キャップ本体2の内側に位置する煙導入パイプ部11の他端開口16、即ち垂直パイプ部13の下端開口16は、煙草の煙導出口を形成する。水平パイプ部12内には、断面が円形状の水平流路17が形成されている。
垂直パイプ部13内には、断面が円形状の垂直流路18が形成されている。水平流路17の先端が前記煙導入口15と連通している。垂直流路18の下端が前記煙導出口16と連通している。水平流路17の後端と垂直流路18の上端が連通し、水平流路17と垂直流路18とで、煙導入パイプ部11内の煙導入流路19を形成している。
前記煙導入パイプ部11における水平パイプ部12の水平流路17の内径は、円軸状の煙草Tの外径より若干小さく形成されており、煙草Tを煙導入口15から水平パイプ部12の水平流路17内に押し込むことができる。この水平パイプ部12の水平流路17が煙草装着部12aを構成する。前記煙導入パイプ部11の垂直パイプ部13の外径は、円筒状のストローSを装着できる大きさに形成されており、ストローSを煙導出口16側から装着させることができる。この垂直パイプ部13がストロー装着部13aを構成する。
図4に示すように、煙吸引パイプ部21は、水平パイプ部22と垂直パイプ部23とで略L字状に形成され、水平パイプ部22が上壁3に接合し、垂直パイプ部23が上壁3から下方に伸びるように突出して形成されている。
キャップ本体2の内側に位置する煙吸引パイプ部21の一端開口25、即ち垂直パイプ部23の下端開口25は、煙草の煙吸入口を形成する。キャップ本体2の外側に位置する煙吸引パイプ部21の他端開口26、即ち水平パイプ部22の後端開口26は、煙草の煙吸引口を形成する。垂直パイプ部23内には、断面が円形状の垂直流路27が形成されている。水平パイプ部22内には、断面が円形状の水平流路28が形成されている。
垂直流路27の下端が前記煙吸入口25と連通している。水平流路28の後端が煙吸引口26と連通している。垂直流路27の上端と水平流路28の先端が連通し、垂直流路27と水平流路28とで、煙吸引パイプ部21内の煙吸入流路29を形成している。煙吸引パイプ部21の水平パイプ部22は、煙吸引部であり、外径が咥えやすい大きさに形成されている。なお、煙吸引パイプ部21の水平パイプ部22は、円筒状のストローSを装着できる大きさに形成されていても良い。
喫煙用キャップの他の実施の形態について詳細に説明する。図11,12に示すように、喫煙用キャップ31は、合成樹脂の一体成形により形成されている。この一体成形は、特に限定されるものではなく、射出成形、3Dプリンター等、種々の成形技術が採用される。喫煙用キャップ31は、喫煙用キャップ1と同様に、主にペットボトルPの口部P1に取り付けられる構造を備えている。喫煙用キャップ31のキャップ本体32は、図11,12に示すように、円板状の上壁33と、円板状の上壁33の周縁に形成された筒状の周壁35を有する。周壁35の内面下部には、ペットボトルPの口部P1の外周に形成された雄ねじP2に螺合する雌ねじ37が形成されている。周壁35の対向する両側には、把持面38,38が切り欠かれて形成されている。
前記上壁33には、煙導入パイプ部41と煙吸引パイプ部51が形成されている。煙導入パイプ部41及び煙吸引パイプ部51は、キャップ本体32と同一素材で一体成形されていることは前述した通りである。図13に示すように、煙導入パイプ部41は、水平パイプ部42を有する。水平パイプ部42は、上壁33に接合する。上壁33には、断面が円形状の垂直流路48が上下方向に貫通して形成されている。水平パイプ部42内には、断面が円形状の水平流路47が形成されている。水平流路47の後端と垂直流路48の上端が連通し、水平流路47と垂直流路48とで、煙導入パイプ部41内の煙導入流路49を形成している。
図14に示すように、キャップ本体32の外側に位置する煙導入パイプ部41の一端開口45、即ち水平パイプ部42の先端開口45は、煙草の煙導入口を形成する。当該煙導入口45は、前記水平流路47の先端と連通している。煙導入パイプ部41の他端開口46、即ち垂直流路48の下端開口46は、煙草の煙導出口を形成する。
前記煙導入パイプ部41における水平パイプ部42の水平流路47の内径は、円軸状の煙草Tの外径より若干小さく形成されており、煙草Tを煙導入口45から水平パイプ部42の水平流路47内に押し込むことができる。この水平パイプ部42の水平流路47が煙草装着部42aを構成する。前記垂直流路48の内径は、円筒状のストローSを差し込んで装着できる大きさに形成されており、ストローSを煙導出口46側から装着させることができる。この垂直流路48がストロー装着部48aを構成する。
前記上壁33に形成された煙吸引パイプ部51は、図13に示すように、水平パイプ部52を有する。水平パイプ部52は、上壁33に接合する。上壁33には、断面が円形状の垂直流路58が上下方向に貫通して形成されている。水平パイプ部52内には、断面が円形状の水平流路57が形成されている。水平流路57の先端と垂直流路58の上端が連通し、水平流路57と垂直流路58とで、煙吸引パイプ部51内の煙吸入流路59を形成している。
図14に示すように、煙吸引パイプ部51の一端開口55、即ち、垂直流路58の下端開口55は、煙草の煙吸入口を形成する。キャップ本体32の外側に位置する煙吸引パイプ部51の他端開口56、即ち水平パイプ部52の後端開口56は、煙草の煙吸引口を形成する。当該煙吸引口56は、前記水平流路57の後端と連通している。煙吸引パイプ部51の水平パイプ部52は、煙吸引部であり、外径が咥えやすい大きさに形成されている。なお、煙吸引パイプ部51の水平パイプ部52は、円筒状のストローSを装着できる大きさに形成されていても良い。
喫煙用キャップ1、31は、上記構成を有し、図10,20に示すように、煙導入パイプ部11,41のストロー装着部13a,48aにストローSを装着し、ペットボトルPの口部P1の雄ねじP2に雌ねじ7,37を螺着して装着すると、ストローSの下端がペットボトルP内の液体に水没する。煙導入パイプ部11,41の煙草装着部12a,42aに煙草Tを装着し、煙草Tに火をつけ、煙吸引パイプ部21,51の煙吸引口26,56から煙を吸い込む。煙草Tの煙が煙導入口15,45から煙導入パイプ部11,41、煙導出口16,46、ストローSを経由してペットボトルP内の液体内に入る。煙草Tの煙の有害成分、例えば、タール、ニコチン等は、液体に溶けることで、軽減される。また、液体により、煙草の煙の熱が下げられるので、煙草の煙の有害成分の体内への吸い込みが抑えられる。
煙草Tの煙は、液体内から浮上すると、液体の風味が加わる。液体が、オレンジ、レモン等の果汁飲料である場合には、柑橘系の豊穣な香りが加わる。また、液体が発泡飲料である場合には、メントールのような刺激が加わる。この液体の風味が加わったペットボトルP内の煙草Tの煙は、煙吸引パイプ部21,51の煙吸入口25,55、煙吸引パイプ部21,51、煙吸引口26,56を経由して喫煙者の口に吸い込まれる。
喫煙者は、通常の煙草Tの煙から有害物質が軽減され、喫煙用キャップ1,31を装着したペットボトルP内の飲料の風味が加わり、独特な味わいを楽しむことができる。このように、喫煙用キャップ1,31は、簡単に持ち運びができ、手軽に入手できるペットボトルPに装着して、水パイプを楽しませることができる。なお、喫煙用キャップ1,31は、装着したペットボトルPの中身が水である場合、溶け出したタール、ニコチン等の有害物質を肉眼で直接確認することができ、禁煙、嫌煙を推進(促進)させるのに役立たせることもできる。
本願発明は、ペットボトル等の容器の口部に取り付けて喫煙用水パイプとして利用可能である。
1 喫煙用キャップ
2 キャップ本体
3 上壁
5 周壁
7 雌ねじ
11 煙導入パイプ部
12 水平パイプ部
12a 煙草装着部
13 垂直パイプ部
13a ストロー装着部
15 一端開口(先端開口、煙導入口)
16 他端開口(下端開口、煙導出口)
17 水平流路
18 垂直流路
19 煙導入流路
21 煙吸引パイプ部
22 水平パイプ部
23 垂直パイプ部
25 一端開口(下端開口、煙吸入口)
26 他端開口(後端開口、煙吸引口)
27 垂直流路
28 水平流路
29 煙吸入流路
31 喫煙用キャップ
32 キャップ本体
33 上壁
35 周壁
37 雌ねじ
38 把持面
41 煙導入パイプ部
42 水平パイプ部
42a 煙草装着部
45 一端開口(先端開口、煙導入口)
46 他端開口(下端開口、煙導出口)
47 水平流路
48 垂直流路
48a ストロー装着部
49 煙導入流路
51 煙吸引パイプ部
52 水平パイプ部
55 一端開口(下端開口、煙吸入口)
56 他端開口(後端開口、煙吸引口)
57 水平流路
58 垂直流路
59 煙吸入流路
P ペットボトル(容器)
P1 口部
S ストロー
T 煙草

Claims (3)

  1. ペットボトル等の容器の口部に取り付けられる喫煙用キャップであって、
    キャップ本体は、合成樹脂によって一体成形され、煙導入パイプ部と煙吸引パイプ部を有し、
    煙導入パイプ部は、キャップ本体の外側に位置する煙導入口と、キャップ本体の内側に位置する煙導出口と、煙導入口と煙導出口を連通する煙導入流路とが形成され、
    煙吸引パイプ部は、キャップ本体の内側に位置する煙吸入口と、キャップ本体の外側に位置する煙吸引口と、煙吸入口と煙吸引口を連通する煙吸入流路が形成されていることを特徴とする喫煙用キャップ。
  2. 前記煙導入パイプ部は、煙導入口側に煙草を装着する煙草装着部が形成され、煙導出口側にストローを装着するストロー装着部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の喫煙用キャップ。
  3. 前記キャップ本体は、上壁と周壁を有し、
    前記煙導入パイプ部と前記煙吸引パイプ部は、上壁に形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の喫煙用キャップ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2022520277A (ja) * 2019-02-18 2022-03-29 ニコベンチャーズ トレーディング リミテッド エアロゾル供給システム

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