JP2017085206A - 撮像装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】消費電力の上昇を抑制しながら、利用者が、動画撮影用のトリガボタンと間違えて静止画用のレリーズボタンを押下した場合と、静止画撮影を優先するために静止画用レリーズボタンを押下した後に動画撮影用ボタンを押下した場合とにおいて、静止画撮影時点からの動画記録を可能とするデジタルカメラを提供すること。【解決手段】シャッターSW1 62のONを検出した時点からの動画データをフレームメモリ502に蓄積するプレ動画記録を行い、操作部70の動画開始ボタンがONされることによって動画記録を開始した際に蓄積されたプレ動画記録時の動画データと共に動画を記録することにより、常にプレ動画記録を行う際に必要となる消費電力の上昇を防ぎながら、静止画撮影後所定時間内にユーザが動画記録を指示した際には静止画撮影時点からの動画を記録することが可能となる。【選択図】図3

Description

本発明は、動画および静止画の撮影が可能な撮像装置に関する。
近年、静止画と動画の撮影が可能なデジタルカメラが知られている。これらは、静止画撮影用のレリーズボタンと動画撮影用のトリガボタンとを具備しており、夫々のボタンを押下することにより静止画と動画の撮影を行うことが可能である。また、一般に、動画記録機能において、ユーザによる記録指示の前に撮像装置本体内の一時メモリ又は不揮発性メモリに一定時間分の動画を一時記録するプレ記録機能又はプリレコーディング機能が知られている(特許文献1、2)。
特開2000−011541号公報 特開2004−120178号公報
しかしながら、このような静止画と動画の撮影が可能なデジタルカメラは、利用者が静止画撮影と同時に動画を撮影するためには2つのボタン操作を同時に行う必要があるため筐体の保持状態が不安定になってしまう。そのため、利用者はまず静止画撮影を優先して行い、その後に動画を撮影するという操作を行っていたが、静止画撮影中の動画が撮影できないという課題があった。さらに、このような複数の撮影用ボタンの配置は、利用者が静止画用のレリーズボタンと動画撮影用のトリガボタンを間違えて撮影してしまうという誤操作を誘発してしまうが、そのような事態において撮影機会を逃してしまうという課題があった。
これらは、プレ記録機能によって解消されるが、プレ記録機能を有効状態とした際には撮影待機状態において常に一時メモリへの動画の一時記録を行うことによって消費電力が高くなってしまうため長時間使用することはできず、上述のような課題に対しては実用的な解決策ではなかった。
本発明は、以上のような状況に鑑みてなされたものであり、消費電力の上昇を抑制しながら、利用者が、動画撮影用のトリガボタンと間違えて静止画用のレリーズボタンを押下した場合と、静止画撮影を優先するために静止画用レリーズボタンを押下した後に動画撮影用ボタンを押下した場合とにおいて、静止画撮影時点からの動画記録を可能とする撮像装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る撮像装置は、
操作手段の静止画撮影レリーズボタンからの合焦要求を検出して合焦手段を動作させると同時に、一時記録手段を動作開始して動画像データを一時記録することでプレ記録を行い、その後、操作手段の動画撮影トリガボタンからの動画記録要求を検出して、プレ記録によって一時記録手段に一時保存された動画像データと動画記録要求後の動画像データとの双方を保存手段に保存することを特徴とする。
また、本発明に係る撮像装置の他の特徴とするところは、操作手段の静止画撮影レリーズボタンからの静止画撮影要求を検出して静止画撮影手段による撮影を行うと同時に、一時記録手段を動作開始して動画像データを一時記録することでプレ記録を開始し、その後、操作手段の動画撮影トリガボタンからの動画記録要求を検出して、プレ記録によって一時記録手段に一時保存された動画像データと動画記録要求後の動画像データとの双方を保存手段に保存することを特徴とする。
本発明によれば、静止画用のレリーズボタン押下後に動画撮影用のトリガボタンを押下することで静止画撮影時点からの動画を記録することが可能となるため、デジタルカメラ筐体を安定的な保持状態とすることができ、また、撮影機会の損失を軽減することができる。
第一の実施形態および第二の実施形態に係るデジタルカメラの外観斜視図である。 第一の実施形態および第二の実施形態に係るデジタルカメラの回路構成を示すブロック図である。 第一の実施形態に係るデジタルカメラの静止画および動画の撮影シーケンスを説明するフローチャートである。 第二の実施形態に係るデジタルカメラの静止画および動画の撮影シーケンスを説明するフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
図1は本実施形態に係るデジタルカメラ100の外観斜視図である。
カメラ本体の上部において、110はアクセサリシューである。104は光学ファインダである。112はAE(自動露出)ロックボタンである。113はAF(オートフォーカス)の測距点選択ボタンである。114は撮影操作をするためのレリーズボタンである。411は電子ダイヤルであり、他の操作ボタンと併用してカメラに数値を入力したり、撮影モードを切り換えたりするための多機能信号入力装置として機能する。60はモードダイヤルスイッチである。409は液晶表示装置から構成される外部表示装置であり、シャッタースピード、絞り、撮影モード等の撮影条件や他の情報を表示する。
また、カメラ本体の背面において、28は撮影された画像や各種設定画面等を表示する画像表示部である。66は再生スイッチであり、画像表示部28に撮影した画像を表示する。68は単写/連写スイッチであり、単写撮影を行う単写モードと連写撮影を行う連写モードとを設定することができる。単写モードでは、レリーズボタン114の全押し(後述するシャッタースイッチSW2(64)がON)の場合に、1コマの撮影を行って待機状態とする、連写モードでは、レリーズボタン114の全押しの間、連続して撮影を行い続ける。
116は十字配置スイッチであり、上下左右に配された4つのボタンと、中央に配されたSETボタン117とを有し、ユーザが画像表示部28に表示されるメニュー項目等の選択や実行をカメラに指示するために用いられる。124はメニューボタンであり、画像表示部28にカメラの各種設定を行うためのメニュー画面を表示させるためのボタンである。例えば、撮影モードを選択、設定するときは、このメニューボタン124を押下した後、十字配置スイッチ116の上下左右のボタンを操作して希望のモードを選択し、希望のモードが選択された状態でSETボタン117を押下することにより設定が完了する。72は電源スイッチである。
図2は第1の実施形態に係るデジタルカメラ100の回路構成を示すブロック図である。
10は撮影レンズ、12は絞り機能を備えるシャッター、14は光学像を電気信号に変換する撮像素子、16は撮像素子14のアナログ信号出力をデジタル信号に変換するA/D変換器である。18はタイミング発生回路であり、撮像素子14、A/D変換器16、D/A変換器26にクロック信号や制御信号を供給する。タイミング発生回路18は、メモリ制御回路22及びシステム制御回路50により制御される。
20は画像処理回路であり、A/D変換器16からのデータ或いはメモリ制御回路22からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。また、画像処理回路20は、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてシステム制御回路50が露光制御部40、測距制御部42に対して制御を行う、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF処理、AE処理、EF(フラッシュプリ発光)処理を行う。さらに、画像処理回路20は、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行う。
22はメモリ制御回路であり、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮・伸長回路32を制御する。A/D変換器16のデータが画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器16のデータが直接メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24或いはメモリ30に書き込まれる。
24は画像表示メモリ、26はD/A変換器、28はTFT LCD等からなる画像表示部であり、画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器26を介して画像表示部28により表示される。画像表示部28を用いて撮像した画像データを逐次表示すれば、電子ファインダ(EVF)機能を実現することが可能である。また、画像表示部28は、システム制御回路50の指示により任意に表示をON/OFFすることが可能であり、表示をOFFにした場合にはデジタルカメラ100の電力消費を大幅に低減することができる。
30は撮影した静止画や動画のデータを格納するためのメモリであり、所定枚数の静止画や所定時間の動画のデータを格納するのに十分な記憶量を備えている。これにより、複数枚の静止画を連続して撮影する連射撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き込みをメモリ30に対して行うことが可能となる。また、動画撮影時には、所定レートで連続的に書き込まれる画像のフレームバッファとして使用される。さらに、メモリ30はシステム制御回路50の作業領域としても使用することが可能である。32は適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮伸長する圧縮・伸長回路であり、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ30に書き込む。
40は絞り機能を備えるシャッター12を制御する露光制御部であり、フラッシュ48と連携することによりフラッシュ調光機能も有する。42は撮影レンズ10のフォーカシングを制御する測距制御部である。44は撮影レンズ10のズーミングを制御するズーム制御部である。46は保護手段であるバリア102の動作を制御するバリア制御部である。48はフラッシュであり、AF補助光の投光機能、フラッシュ調光機能も有する。露光制御部40、測距制御部42はTTL方式を用いて制御され、撮像した画像データを画像処理回路20によって演算した演算結果に基づき、システム制御回路50が露光制御部40、測距制御部42に対して制御を行う。
50はデジタルカメラ100全体を制御するシステム制御回路である。52はシステム制御回路50の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリである。54は出力部であり、システム制御回路50でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッセージ等を表示する液晶表示装置、スピーカー等により構成される。出力部54は、デジタルカメラ100の操作部近辺の視認し易い位置に単数或いは複数個所設置され、例えばLCDやLED、発音素子等の組み合わせにより構成される。外部表示装置409は出力部54の一部を構成するものである。また、出力部54は、その一部の機能が光学ファインダ104内に設置されている。
出力部54の表示内容のうち、LCD等に表示するものとしては、シングルショット/連写撮影表示、セルフタイマー表示、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、フラッシュ表示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定表示、時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表示、複数桁の数字による情報表示、記録媒体200及び210の着脱状態表示、通信I/F動作表示、日付け・時刻表示等がある。また、出力部54の表示内容のうち、光学ファインダ104内に表示するものとしては、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示等がある。
56は電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。60、62、64及び70は、システム制御回路50の各種の動作指示を入力するための操作手段であり、スイッチやダイヤル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせにより構成される。ここで、これらの操作手段の具体的な説明を行う。60はモードダイヤルスイッチであり、電源オフ、自動撮影モード、撮影モード、パノラマ撮影モード、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、動画撮影モード等の各機能モードを切り替え設定することができる。
62はシャッタースイッチSW1であり、レリーズボタン114の操作途中(半押し)でONとなり、AF処理、AE処理、AWB処理、EF処理等の動作開始を指示する。64はシャッタースイッチSW2であり、レリーズボタン114の操作完了(全押し)でONとなり、露光処理、現像処理、記録処理という一連の処理の動作開始を指示する。露光処理では、撮像素子14から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御回路22を介してメモリ30に画像データを書き込む。現像処理では、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いた現像処理を行う。記録処理では、メモリ30から画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体200或いは210に画像データを書き込む。
70は各種ボタンやタッチパネル等からなる操作部であり、ライブビュー開始/停止ボタン、動画記録開始/停止ボタン、メニューボタン、SETボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン等がある。
図1に示した再生スイッチ66、単写/連写スイッチ68、AEロックボタン112、AFの測距点選択ボタン113、十字配置スイッチ116、SETボタン117、メニューボタン124、電子ダイヤル411は操作部70の一部を構成するものである。74はGPS衛星からの電波を受信するGPSアンテナである。76はGPSアンテナの受信データから演算を行い、現在の位置を検出するためのGPSユニットである。位置情報からは、不揮発性メモリ56やメモリ30に格納された地図情報や、インタフェース90及び94或いは通信部110を通して外部機器から地図情報を取り出すことができる。78は現在の時刻情報(年月日、時分秒及び曜日)を保持するための時計ユニットである。
80は電源制御部であり、電池検出回路、DC-DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成される。電源制御部80は、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及びシステム制御回路50の指示に基づいてDC-DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部に供給する。82はコネクタ、84はコネクタ、86はアルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプタ等からなる電源である。
90及び94はメモリカードやハードディスク等の記録媒体とのインタフェース、92及び96はメモリカードやハードディスク等の記録媒体と接続を行うコネクタである。コネクタ92、96に記録媒体200、210が装着されているか否かは、不図示の記録媒体着脱検知部により検出される。
なお、本実施形態では記録媒体を取り付けるインタフェース及びコネクタを2系統持つものとして説明している。もちろん、記録媒体を取り付けるインタフェース及びコネクタは、単数或いは複数、いずれの系統数を備える構成としても構わないし、着脱可能な記録媒体でなくとも良い。また、異なる規格のインタフェース及びコネクタを組み合わせて備える構成としても構わない。インタフェース及びコネクタとしては、PCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード等の規格に準拠したものを用いて構成しても良い。
さらに、インタフェース90及び94、そしてコネクタ92及び96をPCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード等の規格に準拠したものを用いて構成した場合、各種通信カードを接続することにより、他のコンピュータやプリンタ等の周辺機器との間で画像データや画像データに付属した管理情報を転送し合うことができる。各種カードには、LANカードやモデムカード、USBカード、IEEE1394カード、P1284カード、SCSIカード、PHS等の通信カード等がある。
102は保護手段であるバリアであり、デジタルカメラ100の撮影レンズ10を含む撮像部を覆うことにより、撮像部の汚れや破損を防止するバリアである。104は光学ファインダであり、画像表示部28による電子ファインダ機能を使用すること無しに、光学ファインダ104のみを用いて撮影を行うことが可能である。110は通信部であり、各種通信手段により、他のコンピュータやプリンタ等の外部機器との間で画像データや画像データに付属した管理情報を転送し合うことができる。各種通信手段には、RS232CやUSB、IEEE1394、P1284、SCSI、モデム、LAN、無線通信等がある。112は通信部110によりデジタルカメラ100を他の外部機器と接続するコネクタ或いは無線通信の場合はアンテナである。
200はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒体200は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部202、デジタルカメラ100とのインタフェース204、デジタルカメラ100と接続を行うコネクタ206を備える。同様に、210はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒体210は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部212、デジタルカメラ100とのインタフェース214、デジタルカメラ100と接続を行うコネクタ216を備える。
ここで、近年デジタルカメラやデジタルビデオカメラ等で、動画データの記録に用いられている動画ファイルフォーマットである、MP4について説明する。MP4ファイル形式(ISO/IEC 14496−14;"Information technology――Coding of audio−visual objects――Part 14:MP4 file format";ISO/IEC;2003−11−24を参照)とは、ISO/IEC JTC1/SC29/WG11(International Organization for Standardization/International Engineering Consortium)によって規格化された、MPEG等の動画・音声のコンテンツデータをファイルに記録する。
このために「ISO Base Media File Format」(ISO/IEC 14496−12;"Information technology――Coding of audio−visual objects――Part 12:ISO base media file format";ISO/IEC;2004−01−23を参照)という汎用のファイル形式を元に拡張されたファイル形式である。
なお、本発明はMP4に限らず類似のファイル形式を用いるケースに対しても適用できる。例えば、ISOではMP4と同様の基本構造を持つファイル形式規格として、「Motion JPEG 2000ファイル形式」(ISO/IEC 15444−3)や、「AVCファイル形式」(ISO/IEC 14496−15)といった標準規格が制定されている。
<第1の実施形態>
以下、図3のフローチャート図を参照して、本発明の第一の実施形態における動画バッファリングの方法について説明する。当該処理は、システム制御回路50が不揮発性メモリ56に記憶されたプログラムを実行することにより実施される。
まず、撮影開始前に、メニューボタン124やモードダイヤルスイッチ60を用いて、撮影モードを静止画撮影モードから動画撮影モードに変更する必要がある。動画撮影モードに設定されると、プレ動画撮影を行っている最中と動画撮影中とにおいて動画データは動画フレーム周期でフレームバッファとして作用するメモリ30に連続的に書き込まれる。画像表示部28が電子ビューファインダとして機能し、必要に応じて画像処理回路20を用いて、フレームバッファに書き込まれた画像データが読みだされて各種画像処理を行われた後、逐次表示される。
そして上述の撮影開始前の処理が終了した後、S101において、電源オフスイッチ72の操作により電源オフ要求を検出する。電源オフ要求を検出した際には処理を終了し、電源オフ処理を行った後に電源遮断状態に移行する。また、電源オフ状態要求を検出しなかった場合にはS102に進む。
次に、S102において、プレ動画撮影の解除を検出する。プレ動画撮影は、前述したフレームバッファとして作用するメモリ30に一時的に動画データを蓄積する撮影処理であり、S105で後述するプレ動画撮影開始処理を受けて動画データの蓄積を開始し、所定条件を満たした場合に解除を検出したこととして以降の処理を分岐する。上述のプレ動画撮影の解除を検出した場合にはS104に進み、検出しなかった場合にはS103に進む。
なお、上述のプレ動画撮影の解除の所定条件は、例えば後述するS105のプレ動画撮影開始処理からの経過時間が所定以上経過したことを条件として良い。この条件によって静止画撮影の開始時から所定時間経過した場合にプレ動画撮影が解除されるため、利用者が静止画撮影後に時間をおかずに動画の撮影を開始した場合には静止画撮影時点からの動画を保存することができ、さらに、利用者が静止画撮影後所定以上間隔を経てから動画撮影を行った場合には静止画撮影時点からの動画を記録する意図がないものとして推測されるため動画撮影開始時からの動画を保存することができる。
また、フレームバッファの使用容量が所定以上であることを検出したことを条件としても良い。この条件によって、利用者が使用容量を満たす限り静止画撮影時からの動画を保存することが可能となる。
次に、S102においてプレ動画撮影の解除を検出した場合には、S104において、フレームバッファに書き込まれた動画データ領域を解放するプレ動画撮影終了処理を行い、S101に戻る。また、S102においてプレ動画撮影の解除を検出しなかった場合には、S103において、ユーザがレリーズボタン114を半押しすることによるシャッタースイッチSW1 62のONを検出したかを判定する。シャッターSW1 62のONを検出した場合にはS105に進み、検出しなかった場合にはS106に進む。
S103においてシャッタースイッチSW1 62のONを検出した場合には、S105において、動画データを動画フレーム周期でフレームバッファとして作用するメモリ30に連続的に書き込むプレ動画撮影処理を開始する。さらに、前述のS102におけるプレ動画記録の解除の所定条件として参照するために、本処理の時点からの経過時間をメモリ30上の領域に保持する。
また、S103においてシャッタースイッチSW1 62のONを検出しなかった場合には、S106において、操作部70の動画記録開始ボタンがONされた(例えばSETボタン117が動画撮影モード時に押下)かを検知する。動画記録開始ボタンがONされた場合にはS107に進み、動画記録開始ボタンがONされなかった場合にはS101に戻る。
次に、S107において、操作部70の動画開始ボタンがONされることにより動画記録の終了が指示されるまで動画撮影処理を行い、処理終了後にS101に戻る。動画撮影処理は、まず動画データを動画フレーム周期でフレームバッファとして作用するメモリ30に連続的に書き込み、さらにフレームバッファに書き込まれた動画データを読み出して、圧縮・伸長回路32を用いて画像圧縮処理を行うことで動画フレームを生成する。 その後、記録媒体200或いは210に動画フレームの書き込みを行う。
なお、動画記録処理開始前にS105において開始されフレームバッファに蓄積された動画データはフレームバッファに保持されているため、本処理においてまず記録媒体200或いは210に書き込まれ、さらに連続して動画記録開始後の動画データが記録媒体200或いは210に書き込まれることで連続した動画ファイルとして記録されることとする。
次にS108において、ユーザがレリーズボタン114を半押しすることによるシャッタースイッチSW1 62のONを検出したかを再度判定する。シャッターSW1 62のONを検出した場合にはS109に進み、検出しなかった場合にはS110に進む。また、S108においてシャッターSW1 62のONを検出しなかった場合は、S110において、S104と同じ処理であるプレ動画撮影終了処理を行いS101に戻る。
本処理により、合焦処理を行ったが実際には静止画を撮影しなかった後に動画撮影を開始した場合には、プレ動画撮影処理による動画フレームが記録されることがなく、無駄な動画データの記録を防止することができる。S108においてシャッターSW1 62のONを検出した場合には、S109において、AF処理、AE処理、AWB処理、EF処理等の動作を行う。
次に、S111において、プレ動画撮影によるフレームバッファの使用容量を検出して使用容量が所定以上増加した場合には最も過去の動画フレームを削除する、プレ動画撮影バッファ制御処理を行いS111に進む。本処理により、最も過去の動画フレームを削除することで、ユーザがシャッターSW1 62のONをし続けた場合にフレームバッファの使用容量があふれることを防ぐ。
次に、S112において、シャッタースイッチSW2 64のONを検出する。シャッタースイッチSW2 64のONを検出した場合にはS113に進み、シャッタースイッチSW2 64のONを検出しなかった場合にはS109のAF処理、AE処理、AWB処理、EF処理等の動作を継続するためS108に戻る。S112においてシャッタースイッチSW2 64のONを検出した場合には、S113において静止画撮影処理を行い、S101に戻る。
前述の静止画撮影処理は、まず、静止画撮影のためにシステム制御回路50が、撮像素子14、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器から直接メモリ制御回路22を介して、メモリ30に撮影した画像データを書き込む。
次に、静止画データを生成し、メモリ30に書き込む。なお、静止画データは、メモリ制御回路22そして必要に応じて画像処理回路20を用いてメモリ30に書き込まれた画像データを読み出して各種画像処理を、また、圧縮・伸長回路32を用いて設定したモードに応じた画像圧縮処理を行うことで生成される。
その後、記録媒体200或いは210に静止画データの書き込みを行う。以上述べたように、シャッターSW1 62のONを検出した時点からの動画データをフレームメモリ502に蓄積するプレ動画記録を行い、操作部70の動画開始ボタンがONされることによって動画記録を開始した際に蓄積されたプレ動画記録時の動画データと共に動画を記録することができる。これにより、常にプレ動画記録を行うことによる消費電力の上昇を防ぎながら、静止画撮影後所定時間内にユーザが動画記録を指示した際には静止画撮影時点からの動画を記録することが可能となる。
<第二の実施形態>
以下、図4のフローチャート図を参照して、本発明の第二の実施形態における動画バッファリングの方法について説明する。当該処理は、第一の実施形態と同じく、システム制御回路50が不揮発性メモリ56に記憶されたプログラムを実行することにより実施される。
まず、撮影開始前に、メニューボタン124やモードダイヤルスイッチ60を用いて、撮影モードを静止画撮影モードから動画撮影モードに変更する必要がある。動画撮影モードに設定されたデータは、プレ動画撮影モード時に動画フレーム周期でフレームバッファとして作用するメモリ30に連続的に書き込まれる。画像表示部28が電子ビューファインダとして機能し、必要に応じて画像処理回路20を用いて、フレームバッファに書き込まれた画像データが読みだされて各種画像処理を行われた後、逐次表示される。
そして上述の撮影開始前の処理が終了した後、S201において、電源オフスイッチ72の操作により電源オフ要求を検出する。電源オフ要求を検出した際には処理を終了し、電源オフ処理を行った後に電源遮断状態に移行する。また、電源オフ状態要求を検出しなかった場合にはS202に進む。
次に、S202において、プレ動画撮影の解除を検出する。プレ動画撮影は、前述したフレームバッファとして作用するメモリ30に一時的に蓄積された動画データであり、S211で後述するプレ動画撮影開始処理を受けて動画データの蓄積を開始し、所定条件を満たした場合に解除を検出したこととして以降の処理を分岐する。上述のプレ動画撮影の解除を検出した場合にはS204に進み、検出しなかった場合にはS203に進む。なお、上述のプレ動画撮影の解除の所定条件は、例えば後述するS211のプレ動画撮影開始処理からの経過時間が所定以上経過したことを条件として良い。また、フレームバッファの使用容量が所定以上であることを検出したことを条件としても良い。
S202においてプレ動画撮影の解除を検出した場合には、S204において、フレームバッファに書き込まれた動画データ領域を解放するプレ動画撮影終了処理を行い、S201に戻る。また、S202においてプレ動画撮影の解除を検出しなかった場合には、S203において、ユーザがレリーズボタン114を半押しすることによるシャッタースイッチSW1 62のONを検出したかを判定する。シャッターSW1 62のONを検出した場合にはS205に進み、検出しなかった場合にはS206に進む。
S203においてシャッタースイッチSW1 62のONを検出しなかった場合には、S206において、操作部70の動画記録開始ボタンがONされた(例えばSETボタン117が動画撮影モード時に押下)かを検知する。動画記録開始ボタンがONされた場合にはS207に進み、動画記録開始ボタンがONされなかった場合にはS201に戻る。動画記録開始ボタンがONされた場合には、S207において、操作部70の動画開始ボタンがONされることにより動画記録の終了が指示されるまで動画撮影処理を行い、処理終了後にS201に戻る。
動画撮影処理は、まず動画データを動画フレーム周期でフレームバッファとして作用するメモリ30に連続的に書き込み、さらにフレームバッファに書き込まれた動画データを読み出して、圧縮・伸長回路32を用いて画像圧縮処理を行うことで動画フレームを生成する。
その後、記録媒体200或いは210に動画フレームの書き込みを行う。なお、動画記録処理開始前にS211において開始されフレームバッファに蓄積された動画データはフレームバッファに保持されているため、本処理においてまず記録媒体200或いは210に書き込まれ、さらに連続して動画記録開始後の画像データが記録媒体200或いは210に書き込まれることで連続した動画ファイルとして記録されることとする。また、S203においてシャッターSW1 62のONを検出した場合には、S205において、AF処理、AE処理、AWB処理、EF処理等の動作を行う。
次に、S208において、プレ動画撮影によるフレームバッファの使用容量を検出して使用容量が所定以上増加した場合には最も過去の動画フレームを削除する、プレ動画撮影バッファ制御処理を行いS209に進む。本処理により、最も過去の動画フレームを削除することで、ユーザがシャッターSW1 62のONをし続けた場合にフレームバッファの使用容量があふれることを防ぐ。
次に、S209において、シャッタースイッチSW2 64のONを検出する。シャッタースイッチSW2 64のONを検出した場合にはS210に進み、シャッタースイッチSW2 64のONを検出しなかった場合にはS205のAF処理、AE処理、AWB処理、EF処理等の動作を継続するためS203に戻る。S209においてシャッタースイッチSW2 64のONを検出した場合には、S210において静止画撮影処理を行い、S211に進む。
前述の静止画撮影処理は、まず、静止画撮影のためにシステム制御回路50が、シャッター12を遮蔽した後に露光時間の間シャッター12を解放し、撮像素子14からの映像信号を、A/D変換器16、画像処理回路20、により変換して画像データに変換し、さらに、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器から直接メモリ制御回路22を介して、メモリ30に撮影した画像データを書き込む。
次に、静止画データを生成し、メモリ30に書き込む。なお、静止画データは、メモリ制御回路22そして必要に応じて画像処理回路20を用いてメモリ30に書き込まれた画像データを読み出して各種画像処理を、また、圧縮・伸長回路32を用いて設定したモードに応じた画像圧縮処理を行うことで生成される。その後、記録媒体200或いは210に静止画データの書き込みを行い、シャッター12を再度解放する。
次に、S211において、動画データを動画フレーム周期でフレームバッファとして作用するメモリ30に連続的に書き込むプレ動画撮影処理を開始する。さらに、前述のS202におけるプレ動画記録の解除の所定条件として参照するために、本処理の時点からの経過時間をメモリ30上の領域に保持する。上記処理の後、S201に戻る。
一般的に、一眼レフなどのレフミラーを搭載したデジタルカメラやメカニカルシャッターを搭載したデジタルカメラは静止画撮影中には動画データが欠落してしまうが、以上述べた構成により、静止画撮影処理S210完了後以降の動画データをフレームメモリ502に蓄積するプレ動画記録を行い、操作部70の動画開始ボタンがONされることによって動画記録を開始した際に、蓄積されたプレ動画記録時の動画データと共に動画を記録することができる。これにより、常にプレ動画記録を行うことによる消費電力の上昇を防ぎながら、静止画撮影後所定時間内にユーザが動画記録を指示した際には静止画撮影直後からの動画を記録することが可能となる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。例えば、上述した第一の実施形態および第二の実施形態では、プレ動画記録の開始をSW1 62のON検出および静止画撮影直後の時点からとしているが、AF合焦完了後など静止画撮影の様々な時点を開始とすることも容易であり、本発明の請求する範囲に含まれる。
また、上述した第一の実施形態および第二の実施形態では、プレ動画記録による動画データと操作部70の動画開始ボタンがONされてからの動画データの双方を一つのファイルに連続した映像ストリームとして記録しているが、双方の映像データを別ファイルとして記録し、撮影後にユーザ操作により結合するなどとすることも容易であり、本発明の請求する範囲に含まれる。
また、上述した第一の実施形態では、AF合焦を例にとって説明を行っているが、MFによる手動合焦を設定している際にはシャッターSW1 63のONに対応してAF合焦動作を行わずにプレ記録を行うことなども容易であり、本発明の請求する範囲に含まれる。また、上述の実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、記録媒体から直接、或いは有線/無線通信を用いてプログラムを実行可能なコンピュータを有するシステム又は装置に供給し、そのプログラムを実行する場合も本発明に含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータに供給、インストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明に含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、ハードディスク、磁気テープ等の磁気記録媒体、光/光磁気記憶媒体、不揮発性の半導体メモリでもよい。
また、プログラムの供給方法としては、コンピュータネットワーク上のサーバに本発明を形成するコンピュータプログラムを記憶し、接続のあったクライアントコンピュータはがコンピュータプログラムをダウンロードしてプログラムするような方法も考えられる。
100 デジタルカメラ、10 撮影レンズ、14 撮像素子、20 画像処理回路、
22 メモリ制御回路、24 画像表示メモリ、28 画像表示部、30 メモリ、
32 圧縮・伸長回路、50 システム制御回路、56 不揮発性メモリ、
60 モードダイヤルスイッチ、70 操作部、114 レリーズボタン

Claims (9)

  1. 動画および静止画を撮像可能な撮像手段と、
    前記撮像手段に結像するレンズを動作させて合焦を行う合焦手段と、
    静止画撮影レリーズボタンと動画撮影トリガボタンを含む操作手段と、
    前記撮像手段から取得した動画像データを一時記録する動画像一時記録手段と、
    前記動画像一時記録手段に一時記録された動画像データを記録媒体に保存する動画像保存手段と、
    を備える撮像装置であって、
    前記操作手段の静止画撮影レリーズボタンからの合焦要求を検出して前記合焦手段を動作させると同時に、前記動画像一時記録手段を動作開始して動画像データを一時記録することでプレ記録を行い、その後、前記操作手段の動画撮影トリガボタンからの動画記録要求を検出して、前記プレ記録によって前記動画像一時記録手段に一時保存された動画像データと動画記録要求後の動画像データとの双方を前記動画像保存手段により保存することを特徴とする撮像装置。
  2. 動画および静止画を撮像可能な撮像手段と、
    静止画撮影レリーズボタンと動画撮影トリガボタンを含む操作手段と、
    前記撮像手段から取得した動画像データを一時記録する動画像一時記録手段と、
    前記撮像手段から取得した静止画像データを一時記録する静止画像一時記録手段と、
    前記動画像一時記録手段に一時記録された動画像データを記録媒体に保存する動画像保存手段と、
    前記静止画像一時記録手段に一時記録された静止画像データを記録媒体に保存する静止画像保存手段と、
    前記撮像手段から撮像した静止画像データを前記静止画像一時記録手段に一時記録した後に、前記静止画像一時記録手段に一時記録された静止画像データを前記静止画像保存手段に保存する静止画撮影手段と、
    を備える撮像装置であって、
    前記操作手段の静止画撮影レリーズボタンからの静止画撮影要求を検出して前記静止画撮影手段による撮影を行うと同時に、前記動画像一時記録手段を動作開始して動画像データを一時記録することでプレ記録を開始し、その後、前記操作手段の動画撮影トリガボタンからの動画記録要求を検出して、前記プレ記録によって前記動画像一時記録手段に一時保存された動画像データと動画記録要求後の動画像データとの双方を前記動画像保存手段により保存することを特徴とする撮像装置。
  3. 請求項1または2に記載の撮像装置であって、さらに、
    請求項1または2に記載のプレ記録の開始時点から所定時間の間に、請求項1または2に記載の操作手段の動画撮影トリガボタンによる動画記録要求が行われない場合には、請求項1または2に記載のプレ記録を停止し、請求項1または2に記載の動画像一時記録手段に一時記録された動画像データの一部または全てを消去する第一のプレ記録停止手段を具備することを特徴とする撮像装置。
  4. 請求項1または2に記載の撮像装置であって、さらに、
    請求項1または2に記載のプレ記録によって請求項1または2に記載の動画像一時記録手段が一時記録を行い、請求項1または2に記載の動画像一時記録手段の一時記録可能な領域が所定容量以下となった場合には、請求項1または2に記載のプレ記録を停止し、請求項1または2に記載の動画像一時記録手段に一時記録された動画像データの一部または全てを消去する第二のプレ記録停止手段を具備することを特徴とする撮像装置。
  5. 請求項1に記載の撮像装置であって、さらに、
    請求項1に記載の撮像手段から取得した静止画像データを一時記録する静止画像一時記録手段と、
    前記静止画像一時記録手段に一時記録された静止画像データを記録媒体に保存する静止画像保存手段と、
    請求項1に記載の操作手段の静止画撮影レリーズボタンからの撮影要求を検出して、請求項1に記載の撮像手段から撮像した静止画データを前記静止画像一時記録手段に一時記録した後に、前記静止画像一時記録手段に一時記録された静止画像データを前記静止画像保存手段に保存する静止画撮影手段を具備することを特徴とする撮像装置。
  6. 請求項2乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置であって、さらに、
    請求項2乃至5のいずれか1項に記載の静止画撮影手段によって一時記録されることにより、請求項1または2に記載の動画像一時記録手段の一時記録可能な領域が所定容量以下となった場合には、請求項1または2に記載のプレ記録を停止し、請求項1または2に記載の動画像一時記録手段に一時記録された動画像データの一部または全てを消去する第三のプレ記録停止手段を具備することを特徴とする撮像装置。
  7. 請求項1または2に記載の撮像装置であって、
    さらに、請求項1または2に記載の動画像保存手段は、請求項1または2に記載のプレ記録により請求項1または2に記載の動画像一時記録手段に一時保存された動画像データと動画記録要求後の動画像データとの双方を、一つの連続した映像として保存することを特徴とする撮像装置。
  8. 請求項1または2に記載の撮像装置であって、
    さらに、請求項1または2に記載の動画像保存手段は、請求項1または2に記載のプレ記録により請求項1または2に記載の動画像一時記録手段に一時保存された動画像データと動画記録要求後の動画像データとの双方を、各々別の映像として保存することを特徴とする撮像装置。
  9. 請求項1に記載の撮像装置であって、
    さらに、請求項1に記載の操作手段が請求項1に記載の合焦手段を禁止している場合には、請求項1に記載の操作手段の静止画撮影レリーズボタンからの合焦要求を検出した際には合焦要求を実行せず、請求項1に記載のプレ記録のみを行うことを特徴とする撮像装置。
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