JP2017083699A - 表示装置 - Google Patents

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一成 濱田
Kazunari Hamada
一成 濱田
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Abstract

【課題】表示部材の温度上昇に伴い表示に異常が生じることを抑制する表示装置を提供する。【解決手段】ヘッドアップディスプレイ装置は、画像に対応する表示光を発する表示面21aを含む、板状の表示部材21と、表示部材21の表示面21aに、透明接着剤24を介して接着される透明部材22と、を備える。透明部材22は、水晶よりも低い熱伝導率を有する材質、例えばガラス材からなる。また、熱量が表示部材21に加えられることにより表示部材21の温度上昇が予想される温度上昇時間において、表示部材21の温度が、表示部材21の表示に異常が生じることが予想される耐熱温度未満となるように、表示部材21及び透明部材22を合わせた全体の熱容量が設定される。さらに、表示部材21及び透明部材22を接着した構成における表示面21aに沿う面方向の熱抵抗が、透明部材22が接着されていない表示部材21の熱抵抗未満となるように設定される。【選択図】図3

Description

本発明は、表示装置に関する。
従来から、表示装置には、好適な表示を維持する観点から、温度上昇を抑制する放熱手段が設けられていた。
例えば、特許文献1に記載の表示装置は、液晶パネルと、その液晶パネルを把持するようにその周囲を囲む導熱部材と、その導熱部材の内部を通るヒートパイプと、を備える。液晶パネルの熱は、導熱部材に伝わり、さらに、その熱は、ヒートパイプ内を環流する冷媒(例えば、水)により放熱される。ヒートパイプは、液晶パネルとヒートパイプとの温度差が大きいほど効率的に液晶パネルの放熱を行うことができる。
また、例えば、特許文献2に記載の表示装置は、例えば液晶パネルの表面に位置し、サファイア又は水晶(石英)からなる透明部材と、液晶パネルを保持する保持枠と、その保持枠に固定される固定部材と、固定部材に連結される放熱フィンと、を備える。液晶パネルの熱は、透明部材から固定部材を介して放熱フィンに放熱可能に構成されている。
特開2008−89721号公報 特開2005−134858号公報
上記特許文献1の構成において、ヒートパイプは、冷媒の温度が下げられることで、液晶パネルとヒートパイプとの温度差が大きくなった後に、有効に液晶パネルの放熱を行うことができる。このため、ヒートパイプでは、有効に放熱が開始されるタイミングが遅延する。同様に、上記特許文献2の構成においても、放熱フィンは、液晶パネルと放熱フィンとの温度差が大きくなった後に、有効に液晶パネルの放熱を行うことができる。このため、放熱フィンでも、有効に放熱が開始されるタイミングが遅延する。
さらに、例えば、車室内等の表示装置の雰囲気温度が高い状況にあっては、雰囲気温度と液晶パネルの耐熱温度との温度差が小さくなる。具体的には、車室内の雰囲気温度が85℃まで上昇した場合、液晶パネルにおける液晶素子の耐熱温度であるボナンザ発生温度は105℃程度であって、液晶パネルの偏光板の耐熱温度は95℃程度であるため、その温度差は20℃〜30℃程度である。この状況において、太陽光が液晶パネル付近に集光されたり、光源からの光が液晶パネルに照射されたりすることで、ヒートパイプ又は放熱フィンが有効に機能できないほど短い時間内に20℃〜30℃を超えて温度上昇すると、液晶パネルの温度が液晶パネルの耐熱温度を超えて、液晶パネルの表示に異常が生じるおそれがある。
本発明は、上記実状を鑑みてなされたものであり、表示部材の温度上昇に伴い表示に異常が生じることを抑制する表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の表示装置は、画像に対応する表示光を発する表示面を含む、板状の表示部材と、前記表示部材の前記表示面に、透明接着剤を介して接着される透明部材と、を備え、前記透明部材は、水晶よりも低い熱伝導率を有する材質からなり、熱量が前記表示部材に加えられることにより前記表示部材の温度上昇が予想される温度上昇時間において、前記表示部材の温度が、前記表示部材の表示に異常が生じることが予想される耐熱温度未満となるように、前記表示部材及び前記透明部材を合わせた全体の熱容量が設定され、前記表示部材及び前記透明部材を接着した構成における前記表示面に沿う面方向の熱抵抗が、前記透明部材が接着されていない前記表示部材の熱抵抗未満となるように設定される。
本発明によれば、表示部材の温度上昇に伴い表示に異常が生じることを抑制することができる。
本発明の第1実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置が搭載された車両の模式図である。 本発明の第1実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置の構成を示す概略図である。 本発明の第1実施形態に係る表示ユニットにおける図5のA−A線断面図である。 本発明の第1実施形態に係る表示ユニットにおける図5のB−B線断面図である。 本発明の第1実施形態に係る表示ユニットの平面図である。 本発明の第1実施形態に係る表示部材の温度変化を示したグラフである。 本発明の第1実施形態に係る表示部材の平面図である。 本発明の第2実施形態に係る表示ユニットにおける図5のA−A線断面図である。 本発明の第2実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置の構成を示す概略図である。 本発明の変形例に係る表示ユニットにおける図5のA−A線断面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明に係る表示装置をヘッドアップディスプレイ装置に適用した第1実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示すように、ヘッドアップディスプレイ装置100は、車両2のダッシュボードに搭載されている。ヘッドアップディスプレイ装置100は、車両2における投射部材の一例であるフロントガラス3に表示光Lを投射する。運転者(視認者)5は、フロントガラス3に反射した表示光Lを受けて、フロントガラス3を通して見える実景に重畳する虚像Vを視認できる。
(ヘッドアップディスプレイ装置の構成)
図2に示すように、ヘッドアップディスプレイ装置100は、表示ユニット20と、光源ユニット30と、平面鏡60と、凹面鏡70と、筐体10と、を備える。
筐体10は、例えば黒色の遮光性合成樹脂により箱状に形成されている。筐体10の内部には、表示ユニット20、光源ユニット30、平面鏡60及び凹面鏡70が収納されている。筐体10は、フロントガラス3に対向する位置に開口部11を有する。この開口部11は、透光性カバー12で覆われている。
光源ユニット30は、例えば、複数のLED(Light Emitting Diode)により構成され、LEDからの光を表示ユニット20に向けて照射する。LEDは光源の一例である。表示ユニット20は、光源ユニット30からの光を受けて、虚像(画像)に対応する表示光Lを生成し、その生成した表示光Lを平面鏡60に照射する。表示ユニット20の具体的な構成については後述する。
平面鏡60は、例えば合成樹脂やガラス材料からなる基材と、基材の表面に、蒸着等の手段により形成された反射膜とから構成される。平面鏡60は、表示ユニット20から出射された表示光Lを凹面鏡70に向けて反射する。
凹面鏡70は、曲面凹状に形成されるとともに、例えば合成樹脂材料からなる基材と、基材の表面に蒸着等の手段により形成された反射膜とから構成される。凹面鏡70は、平面鏡60からの表示光Lをフロントガラス3に向けて反射させる。凹面鏡70で反射した表示光Lは、筐体10の透光性カバー12を透過してフロントガラス3に到達し、フロントガラス3を反射した表示光Lは、図1に示すように、運転者5に到達する。運転者5は、表示光Lを受けることで、フロントガラス3の前方位置に表示される虚像Vを視認可能となる。
(表示ユニットの構成)
図3及び図4に示すように、表示ユニット20は、表示部材21と、透明部材22と、枠体23と、透明接着剤24と、把持部材25と、熱伝導部材26と、を備える。
表示部材21は、例えば、透過型TFT(Thin Film Transistor)液晶パネルにより構成される。表示部材21は、光源ユニット30からの光の透過率を変化させることで、その表示面21a(表面)の表示領域Sに画像を表示する。
透明部材22は、表示部材21の表示面21aに、透明接着剤24を介して接着されている。透明部材22は、例えば、長方形板状で、ガラス材により形成されている。透明部材22は、図5に示すように、透明部材22の厚さ方向から見て、表示部材21の表示面21aを含むように、表示面21aよりも大きいサイズで形成されている。また、透明部材22の厚さは、図3に示すように、表示部材21の厚さよりも厚く形成されている。この透明部材22の材質選定の条件については後述する。透明部材22の表面には、本例では、赤外線を反射する薄膜層22aが設けられている。この薄膜層22aは、蒸着、スパッタリング又はフィルムの貼りつけ等によって透明部材22の表面に形成される。
枠体23は、図3に示すように、表示部材21のベゼルとして構成され、例えば、金属又は樹脂により形成される。また、枠体23は、表示部材21の外周縁部に沿った長方形の枠状をなし、表示部材21の表示領域Sよりも大きい開口部23hを備える。枠体23は、全周に亘って断面L字状をなす。すなわち、枠体23は、表示部材21における裏面(図3の下面)の縁部に対面する第1の部分23aと、その第1の部分23aに連結され、表示部材21の側面に沿って延びる第2の部分23bと、を備える。第1の部分23aと表示部材21の裏面との間には、接着部28が設けられている。接着部28は、例えば、両面テープ又は接着剤からなるとともに、表示部材21と枠体23とを接着する。枠体23が表示部材21に装着された状態において、枠体23の開口部23hは、表示部材21の表示領域Sを含むように設けられる。
第2の部分23bは、図3に示すように、その先端側に透明部材22の側面が面接触する位置決め部23cを備える。本例では、位置決め部23cは、図5に示すように、長方形の各辺をなす4つの第2の部分23bのうち長辺に対応する1つの第2の部分23bに設けられる。表示部材21は、透明部材22の側面が位置決め部23cに面接触することで、位置決め部23cの厚さ方向(図5の左右方向)における表示部材21の位置が決められる。位置決め部23cを備えない3つの第2の部分23bの先端は、図3及び図4に示すように、透明部材22の裏面に対向する。
把持部材25は、図4に示すように、透明部材22の被保持部22bを把持する。把持部材25は、金属、高熱伝導率樹脂又はグラファイト積層材等の熱伝導率が高い材質により形成される。また、把持部材25の外周面には、光を反射しにくい色調(例えば、艶消し黒色)又は表面形状(例えばシボ加工)が形成されてもよい。表示部材21の被保持部22bは、図5に示すように、位置決め部23cに沿って延びる方向における表示部材21の両端部に形成され、同方向において枠体23から外側に突出する。
把持部材25は、図4に示すように、透明部材22の被保持部22bを、透明部材22の厚さ方向の両側から挟み込む。具体的には、把持部材25は、透明部材22の表面側に位置する第1把持部25aと、透明部材22の裏面側に位置する第2把持部25bと、を備える。第1把持部25a及び第2把持部25bによって透明部材22がその厚さ方向から把持される。第1把持部25a及び第2把持部25bは、それぞれ断面L字状をなす。第1把持部25aは、透明部材22の表面及び透明部材22の側面に沿うように配置される。第2把持部25bは、一端が透明部材22の裏面に位置し、他端が枠体23と反対側に位置するように配置される。把持部材25は、図示しない連結部を介して筐体10に連結されている。この連結部も、把持部材25と同様に、熱伝導率が高い材質であることが好ましい。
熱伝導部材26は、把持部材25の各把持部25a,25bと表示部材21の被保持部22bとの間に設けられている。熱伝導部材26は、例えば、シリコンシート又はグリースなどの柔軟性のある部材からなる。熱伝導部材26により、透明部材22及び把持部材25の間の接触熱抵抗が低減される。
(透明部材の選定条件)
次に、透明部材22の材質等を選定する条件について、選定条件1〜3に沿って説明する。この選定条件1〜3を満たす材質は、上述したガラス材の他、例えば、合成石英、透明ジルコニア等がある。すなわち、透明部材22は、選定条件1〜3を満たす材質であればよく、ガラス材の他、例えば、合成石英、透明ジルコニア等により形成されてもよい。さらに、透明部材22は、選定条件1〜3を満たすものであれば、透明な容器に相変化材料を充填するものであってもよい。
<選定条件1>
透明部材22として、サファイア又は水晶(石英)よりも低い熱伝導率を有する材質が選定される。ここで、一般的には、高い熱伝導率を有する材料は高額である。よって、この条件1を満たすことにより、表示ユニット20のコストを抑えることができる。なお、室温付近において、水晶の熱伝導率は8W/(m・k)程度、サファイアの熱伝導率は40W/(m・k)程度である。
<選定条件2>
図6に示すように、表示部材21の温度が温度上昇時間T1において耐熱温度Th未満となるように、表示部材21及び透明部材22を合わせた全体の熱容量が設定される。この条件2を満たすように、透明部材22の材質等が選定される。耐熱温度Thは、液晶パネル(表示部材21)が黒化するボナンザ発生温度又は液晶パネルの偏光板の耐熱温度に基づき設定される温度である。温度上昇時間T1は、太陽光、光源ユニット30からの光及び表示部材21の電極(図示略)に印加される電圧による熱量が表示部材21に加えられることにより、表示部材21の温度上昇が予想される時間である。本例では、温度上昇時間T1は、図7に示すように、太陽光による焦点Oが表示部材21を通過するのに要する時間に設定されている。なお、特許文献1及び2に記載の放熱フィン又はヒートパイプでは、温度上昇時間T1の経過後に効率的に放熱が開始される。
具体的には、車載されるヘッドアップディスプレイ装置100において、太陽光Lsは、図2に示すように、表示光Lの経路を遡って表示部材21に達する。このとき、太陽光Lsは、凹面鏡70により集光されるため、表示部材21に光が集まる焦点Oが形成される。図7に模式的に示すように、焦点Oは、時間経過とともに太陽が傾くことで、表示部材21において移動する。よって、表示部材21の端点に位置する2つの位置P1,P2の間を移動するのに要する時間に基づき温度上昇時間T1が設定される。よって、温度上昇時間T1が経過した後では、焦点Oが表示部材21に存在しないため、表示部材21の温度上昇が抑制される。なお、図7の焦点Oの移動経路は一例である。さらに、本例では、温度上昇時間T1は、図6に示すように、車両2のイグニッションスイッチがオンに切り替えられた時刻t1から開始される。なお、ヘッドアップディスプレイ装置100は、車両2のイグニッションスイッチがオンに切り替えられたとき、光源ユニット30から表示ユニット20への光の照射を開始することで、虚像Vの表示を開始する。
熱容量は、比熱、密度及び体積の積で求められる。熱容量が大きいほど、表示部材21の温度上昇を遅延させることができる。よって、透明部材22は、光透過性、搭載性、製品全体の重量等を妨げない範囲で、厚さを厚く形成することで、体積、ひいては熱容量を大きく設定することが望ましい。すなわち、選定条件2では、透明部材22の材質だけでなく、透明部材22の体積も条件を満たすための要素となる。
<選定条件3>
表示部材21及び透明部材22を接着した構成における表示面21aの面方向の熱抵抗が、透明部材22が接着されていない表示部材21の熱抵抗未満となるように設定される。この条件3を満たすように、熱抵抗が小さく設定されることで、表示部材21及び透明部材22からなる複合材料において、熱拡散が促進されて温度の高低の偏りが迅速に解消される。よって、表示部材21の一部が耐熱温度Thを超える前に、表示部材21から透明部材22に放熱され、これにより、表示部材21が耐熱温度Thを超えることが抑制される。
面方向の熱抵抗は以下の式(1)により算出される。
Figure 2017083699
ここで、面方向とは、表示部材21の表示面21aに沿う方向をいう。また、断面積は、表示部材21及び透明部材22からなる複合材料をその厚さ方向に沿って切った場合の複合材料の断面積をいう。
複合材料の面方向等価熱伝導率は以下の式(2)により算出される。
Figure 2017083699
ここで、全体の厚さは、複合材料の厚さをいう。各層の面方向熱伝達率とは、表示部材21の熱伝導率又は透明部材22の熱伝導率をいう。層の厚さとは、表示部材21の厚さ又は透明部材22の厚さをいう。層の存在比率は、層の厚さに対して材料が存在する比率をいい、例えば、透明部材22では空隙がないため100%となる。なお、透明接着剤24を含めた複合材料として断面積及び面方向熱伝達率を求めてもよい。
(作用)
次に、ヘッドアップディスプレイ装置100の作用について説明する。
ヘッドアップディスプレイ装置100は車載されているため、特に夏期においては車室内の温度は上昇しやすい。よって、図6に示すように、車室内の温度に対応する表示部材21の雰囲気温度Taは上昇し、表示部材21の耐熱温度Thに近い状態になる。このような状態にあって、車両2のイグニッションスイッチがオンされることで、光源ユニット30から表示部材21に光が照射される。表示部材21は、その偏光板により光の一部を吸収するため、光源ユニット30からの光を受けて発熱する。また、表示部材21はその電極間に電圧が印加されることで発熱する。さらに、このとき、太陽光に基づき焦点Oが表示部材21に位置している場合、表示部材21の温度は太陽光に基づき上昇する。このような状況にあっても、透明部材22が表示部材21に接着されることで、表示部材21の温度は温度上昇時間T1において耐熱温度Th未満となる。このため、表示部材21に表示異常が発生することが抑制される。また、温度上昇時間T1が経過した後は、太陽光の焦点Oは表示部材21上には存在しないため、表示部材21の温度は耐熱温度Th未満に維持されて、温度上昇時間T1の経過後も表示異常が発生することが抑制される。
(効果)
以上、説明した第1実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)ヘッドアップディスプレイ装置100は、画像に対応する表示光Lを発する表示面21aを含む、板状の表示部材21と、表示部材21の表示面21aに、透明接着剤24を介して接着される透明部材22と、を備える。透明部材22は、水晶よりも低い熱伝導率を有する材質、例えばガラス材からなる。また、熱量が表示部材21に加えられることにより表示部材21の温度上昇が予想される温度上昇時間T1において、表示部材21の温度が、表示部材21の表示に異常が生じることが予想される耐熱温度Th未満となるように、表示部材21及び透明部材22を合わせた全体の熱容量が設定される。さらに、表示部材21及び透明部材22を接着した構成における表示面21aに沿う面方向の熱抵抗が、透明部材22が接着されていない表示部材21の熱抵抗未満となるように設定される。
表示部材21及び透明部材22を合わせた全体の熱容量が大きくなるほど、表示部材21の温度上昇を遅延させることができる。従って、上記のように熱容量を設定することで、温度上昇時間T1において、表示部材21の温度が耐熱温度Th未満に維持され、表示部材21の表示に異常が生じることが抑制される。
また、一般的には、高い熱伝導率を有する材料は高額であるため、透明部材22として、水晶よりも低い熱伝導率を有する材質が採用されることで、ヘッドアップディスプレイ装置100のコストを抑えることができる。
さらに、透明部材22が表示部材21に接着されることにより熱抵抗が小さく設定される。これにより、表示部材21及び透明部材22からなる複合材料において、熱拡散が促進される。よって、表示部材21の一部が耐熱温度Thを超えて温度上昇することが抑制される。
また、本実施形態のヘッドアップディスプレイ装置100では、特許文献1及び2に記載の放熱フィン又はヒートパイプを省略可能となる。よって、ヘッドアップディスプレイ装置100をよりコンパクトに構成することができる。
(2)ヘッドアップディスプレイ装置100は、表示部材21からの表示光Lをフロントガラス3に向けて反射する凹面鏡70を備える。温度上昇時間T1は、凹面鏡70が太陽光Lsを反射することで形成される焦点Oが表示部材21を通過するのに要する時間に基づき設定されている。
この構成によれば、表示部材21に焦点Oが形成されることで、表示部材21の温度が上昇する場合であっても、上述のように温度上昇時間T1では表示部材21の温度が耐熱温度Thを超えず、温度上昇時間T1の経過後には、焦点Oが表示部材21から外れているため、焦点Oに伴う表示部材21の温度上昇が生じない。従って、表示部材21の表示に異常が生じることが抑制される。
(3)ヘッドアップディスプレイ装置100は、車両2の車室内に搭載される。また、ヘッドアップディスプレイ装置100は、表示光Lの元になる光を表示部材21に照射する光源ユニット30を備える。温度上昇時間T1は、車両2のイグニッションスイッチがオンに切り替えられることに伴って光源ユニット30から表示部材21への光の照射が開始されたときに始まる。
この構成によれば、ヘッドアップディスプレイ装置100は車載されているため、例えば温室効果によって車室内の温度は上昇しやすい。よって、車室内の温度に対応する表示部材21の雰囲気温度Taは、耐熱温度Thに近い状態になる。このような状態にあって、太陽光Lsに伴う焦点Oによる表示部材21の温度上昇に加えて、車両2のイグニッションスイッチがオンに切り替えられることで、光源ユニット30から表示部材21に光が照射されて、さらに表示部材21の温度が上昇する。このように、表示部材21の温度が上昇しやすい状況にあっても、温度上昇時間T1においては、表示部材21の温度が耐熱温度Th未満に維持されるため、表示部材21の表示に異常が生じることが抑制される。
(4)ヘッドアップディスプレイ装置100は、表示部材21の縁部に沿って位置する枠体23を備える。枠体23は、透明部材22の側面に当接する位置決め部23cを備える。
この構成によれば、表示部材21は、枠体23の位置決め部23cによって位置決めされる。これにより、ヘッドアップディスプレイ装置100において虚像Vの位置がずれることが抑制される。
(5)透明部材22は、表示部材21の表示面21aに沿った方向において、枠体23から突出して位置する被保持部22bを備える。ヘッドアップディスプレイ装置100は、表示部材21及び透明部材22を収納する筐体10と、被保持部22bを把持しつつ、表示部材21を筐体10に連結する把持部材25と、を備える。
この構成によれば、表示部材21の熱が透明部材22及び把持部材25を介して筐体10に放熱されるため、表示部材21の温度上昇を抑制することができる。
また、透明部材22に被保持部22bを形成することで、透明部材22と把持部材25との接触面積を増やすことができ、これにより、表示部材21から把持部材25への放熱効率を向上させることができる。
また、上記構成によれば、透明部材22の被保持部22bが把持部材25により把持されるため、表示部材21の表示領域Sに作用する応力を低減させることができる。このため、表示部材21の表示品位の低下を抑制することができる。
(6)ヘッドアップディスプレイ装置100は、透明部材22の表面に形成され、光源ユニット30からの光を除く波長帯のうち赤外線の波長帯の光を反射する薄膜層22aを備える。薄膜層22aによって、太陽光Lsに含まれる赤外線が反射されるため、太陽光Lsによる表示部材21の温度上昇を低減することができる。
(第2実施形態)
以下、本発明に係る表示装置をヘッドアップディスプレイ装置に適用した第2実施形態を添付図面に基づいて説明する。本実施形態では、第1実施形態との相違点について説明する。
図8に示すように、表示ユニット120の透明部材122は、第1実施形態と異なり、略台形柱状をなす。具体的には、透明部材122は、透明部材122の表面(薄膜層122aが形成される面)が、透明部材122の裏面に対して傾斜している。すなわち、透明部材122の表面は表示部材21の表示面21aに対して傾斜している。また、図9に示すように、表示ユニット120は、光源ユニット30から表示ユニット120を経て平面鏡60に向かう表示光Lの光線方向に対して角度αだけ、表示ユニット120の裏面(表示ユニット120における光源ユニット30に対向する面)が凹面鏡70に向く方向に傾斜して配置されている。
本実施形態では、透明部材122の表面(薄膜層122aが形成される面)と平面鏡60の鏡面とが平行にならず、互いに所定の角度をなす。また、透明部材122において、その裏面と表面とが平行にならず、互いに所定の角度をなす。
(効果)
以上、説明した第2実施形態によれば、特に、以下の効果を奏する。
(1)透明部材122の表面は、表示部材21の表示面21aに対して傾斜している。この構成によれば、表示ユニット120に入射した外光が、透明部材122の表面と表示部材21の表示面21aとの間で反射を繰り返すことが抑制される。これにより、迷光が発生することや、意図せぬ輝点が見えることなどが抑制され、ひいては表示のコントラスト及び表示品位の低下を抑制できる。
また、透明部材122及び表示部材21それぞれの表面及び裏面は、表示光Lの光線方向に対して角度αだけ傾斜している。この構成によれば、外光が透明部材122又は表示部材21に反射したとき、その反射光が表示光Lの光路を遡ることが抑制される。よって、外光に伴って表示品位が低下することが抑制される。
(変形例)
なお、上記各実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することができる。
図10に示すように、表示ユニット220における透明部材222の表面(薄膜層222aが形成される面)の一部に、曲面凹状に凹レンズ部222bが形成されてもよい。この構成によれば、虚像Vとして、凹レンズ部222bに対応する第1虚像と、凹レンズ部222b以外の領域に対応する第2虚像とがそれぞれ異なる表示距離に表示される。
上記各実施形態においては、薄膜層22a,122a,222aは、赤外線を反射する機能を有していたが、赤外線に限らず、光源ユニット30からの光のピーク波長帯の光を透過させ、光源ユニット30からの光のピーク波長帯以外の波長帯の光を反射させる機能を有していてもよい。
また、薄膜層22aは、光源ユニット30からの光の偏光方向とは異なる特定方向に偏光した光を反射する機能を有していてもよい。具体的には、ヘッドアップディスプレイ装置100において、S波がP波よりも多い表示光Lを運転者5に到達させる構成にあっては、P波を反射させる薄膜層22aを形成してもよい。この場合、薄膜層22aとしてワイヤーグリッド偏光フィルターが採用されてもよい。この構成によれば、表示光Lと異なる偏光方向の外光を反射させることができるため、表示部材の温度上昇を低減できる。薄膜層22aは、上記各機能を有する層が積層されて形成されてもよい。
また、薄膜層22a,122a,222aは、面方向において透明部材22,122,222よりも高い熱伝導率を有するコーティング層又はフィルム層であってもよい。この構成によれば、透明部材22,122,222は光を透過させる機能を保ったまま、透明部材22,122,222の面方向の熱拡散をさらに促すことができる。なお、フィルム層は、液晶パネルに係る透明電極用フィルム層であってもよい。また、コーティング層は、DLC(Diamond-Like Carbon)コーティング層であってもよい。
また、薄膜層22a,122a,222aは、透明部材22,122,222の表面ではなく、透明部材22,122,222の裏面に設けられていてもよい。さらに、薄膜層22a,122a,222aは、透明部材22,122,222の表面及び裏面の両面に設けられていてもよい。また、透明部材22,122,222の側面も含め、透明部材22,122,222の全周に亘って薄膜層22a,122a,222aが形成されてもよい。
上記各実施形態においては、位置決め部23cは、長方形の各辺に沿う4つの第2の部分23bのうち長辺に対応する1つの第2の部分23bにのみ設けられていたが、位置決め部23cは、4つの第2の部分23bのうち長辺及び短辺に沿う2つの第2の部分23bに設けられていてもよい。すなわち、位置決め部23cは、透明部材22の厚さ方向から見て、略L字状に形成されてもよい。この構成では、2つの位置決め部23cにより、透明部材22の表面に沿う面方向において、透明部材22の位置がより確実に決められる。位置決め部は、1つの第2の部分23bに複数設けられていてもよい。この場合、複数の位置決め部は、所定の間隔を持って1つの第2の部分23bに配置される。
上記各実施形態において、熱伝導部材26は、透明部材22,122,222と把持部材25との間に設けられていたが、透明部材22,122,222の側面と把持部材25との間にも設けられていてもよい。これにより、より効率的に透明部材22,122,222から把持部材25に放熱される。また、熱伝導部材26を省略してもよい。この場合、把持部材25は、透明部材22,122,222に直接に接触する。
上記各実施形態においては、把持部材25は、枠体23とは接触せずに離れていたが、例えば、把持部材25の第2把持部25bは、枠体23に接触していてもよい。また、把持部材25は、枠体23と一体で形成されていてもよい。この構成では、表示部材21から枠体23を介して把持部材25に放熱することができる。
上記各実施形態においては、表示ユニット20,120,220は、一対の把持部材25を備えていたが、一対の把持部材25又は把持部材25の何れか一方を省略してもよい。また、枠体23を省略してもよい。
第2実施形態では、透明部材122は、略台形柱状であったが、例えば三角柱等のその他多角柱状であってもよい。また、透明部材122は、円柱状であってもよい。
上記各実施形態においては、表示部材21は、透過型TFT液晶パネルにより構成されていたが、有機EL(OLED:Organic Light Emitting Diode)ディスプレイであってもよい。この場合、光源ユニット30は省略可能である。
上記各実施形態では、表示装置を車載用のヘッドアップディスプレイ装置100に適用したが、車載用に限らず、飛行機、船等の乗り物に搭載されるヘッドアップディスプレイ装置に適用してもよい。また、投射部材はフロントガラスに限られず、専用のコンバイナであってもよい。また、表示装置をヘッドアップディスプレイ装置ではなく、屋内または屋外で使用される直視型の表示装置に適用してもよい。直視型の表示装置では、平面鏡60、凹面鏡70及び筐体10を省略可能である。
2…車両
3…フロントガラス
5…運転者
10…筐体
12…透光性カバー
20,120,220…表示ユニット
21…表示部材
21a…表示面
22,122,222…透明部材
22a,122a,222a…薄膜層
22b…被保持部
23…枠体
24…透明接着剤
25…把持部材
26…熱伝導部材
28…接着部
30…光源ユニット
60…平面鏡
70…凹面鏡
100…ヘッドアップディスプレイ装置
222b…凹レンズ部

Claims (9)

  1. 画像に対応する表示光を発する表示面を含む、板状の表示部材と、
    前記表示部材の前記表示面に、透明接着剤を介して接着される透明部材と、を備え、
    前記透明部材は、水晶よりも低い熱伝導率を有する材質からなり、
    熱量が前記表示部材に加えられることにより前記表示部材の温度上昇が予想される温度上昇時間において、前記表示部材の温度が、前記表示部材の表示に異常が生じることが予想される耐熱温度未満となるように、前記表示部材及び前記透明部材を合わせた全体の熱容量が設定され、
    前記表示部材及び前記透明部材を接着した構成における前記表示面に沿う面方向の熱抵抗が、前記透明部材が接着されていない前記表示部材の熱抵抗未満となるように設定される、
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 前記表示部材からの前記表示光を投射部材に向けて反射する凹面鏡を備え、
    前記温度上昇時間は、前記凹面鏡が太陽光を反射することで形成される焦点が前記表示部材を通過するのに要する時間に基づき設定されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記表示光の元になる光を前記表示部材に照射する光源を備え、
    前記表示装置は、車両の車室内に搭載され、
    前記温度上昇時間は、前記車両のイグニッションスイッチがオンに切り替えられることに伴って前記光源から前記表示部材への前記光の照射が開始されたときに始まる、
    ことを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記表示部材の縁部に沿って位置する枠体を備え、
    前記枠体は、前記透明部材の側面に当接する位置決め部を備える、
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の表示装置。
  5. 前記透明部材は、前記表示部材の前記表示面に沿った方向において、前記枠体から突出して位置する被保持部を備え、
    前記表示装置は、
    前記表示部材及び前記透明部材を収納する筐体と、
    前記被保持部を把持することで前記表示部材を前記筐体に連結する把持部材と、を備える、
    ことを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
  6. 前記透明部材における表面及び裏面の少なくとも一方に形成され、前記表示光の元になる光を除く波長帯のうち少なくとも一部の波長帯の光を反射する薄膜層を備えた、
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の表示装置。
  7. 前記表示光の元になる光を前記表示部材に照射する光源と、
    前記透明部材における表面及び裏面の少なくとも一方に形成され、前記光源から照射される前記光の偏光方向とは異なる特定方向に偏光した光を反射する薄膜層と、を備えた、
    ことを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の表示装置。
  8. 前記透明部材における表面及び裏面の少なくとも一方に形成され、前記面方向において前記透明部材よりも高い熱伝導率を有するコーティング層又はフィルム層を備えた、
    ことを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の表示装置。
  9. 前記透明部材の表面は、前記表示部材の前記表示面に対して傾斜していて、
    前記透明部材の前記表面及び前記表示部材の前記表示面は、前記表示光の光線方向に対して傾斜している、
    ことを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の表示装置。
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