JP2017083567A - 画像形成装置システム - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1に記載の発明では、水平方向の力が画像形成装置に作用し、当該画像形成装置が傾いたときに、貫通穴の外縁部がピンの先端側に係止する(引っ掛かる)ことにより、画像形成装置が給紙テーブルから脱落等してしまうことを防止している。以下、貫通穴がピンに係止したときの画像形成装置の傾斜角度を「係止角度」という。
すなわち、仮に、本願発明と特許文献1に係る発明とにおいて、画像形成装置(2)が傾く前の隙間寸法(Δro)が同一であり、かつ、画像形成装置(2)が傾くときの回転中心からピン(5)までの寸法が同一である場合、以下が成立する。
(第1実施形態)
1.画像形成システム
1.1 画像形成システムの概略
本実施形態は、図1に示すように、タワートレイ3を支持台とする画像形成システム1に本発明を適用したものである。タワートレイ3は、複数の給紙トレイ3A〜3Dが鉛直方向に積み重ねられてタワー状となった支持台の一例である。
タワートレイ3には、図3に示すように、少なくとも1つ(本実施形態では、2つ)の第1ピン5が設けられている。一対の第1ピン5は載置面4から鉛直方向上側に突出した略円柱状の突起部である。
画像形成装置2、つまり装置本体2Bには、図5Aに示すように、少なくとも1つ(本実施形態では2つ)の脱落防止部材7、8が設けられている。紙面左側の脱落防止部材7と紙面右側の脱落防止部材8とは、同一機能を有するものであって、それらの形状は略同一である(図6A及び図6B参照)。以下、脱落防止部材7を例に脱落防止部材7、8の構造等を説明する。
非装着検知部10は、脱落防止部材7、9が画像形成装置2(装置本体2B)に装着されているか否かを検知するための検知部である。当該非装着検知部10は、タワートレイ3、つまり支持台に設けられている。
スイッチ部10Bの出力信号は、画像形成装置2に設けられた制御部200に入力される。制御部200は画像形成部2A等を制御する。そして、制御部200は、スイッチ部10Bから非装着信号が出力されているときには、画像形成部2Aを作動不可状態とする。制御部200は、スイッチ部10Bから装着信号が出力されているときには、画像形成部2Aを作動可能な状態とする。
図5Bに示すように、例えば、第1貫通穴7Aが第1ピン5に係止した(引っ掛かった)ときの画像形成装置2の傾斜角度を「係止角度θo」とする。なお、図5Bは、図5Aを簡略化した図である。このため、第1ピン5及び第1ピン5の傘部5A等は省略されている。
=Ro・{cosθ1−cos(θ1+θ)}・・・(数式1)
L=Ro・cosθ1
θ:傾斜角度
θ1:画像形成装置2が傾斜する前において、傾斜中心から第1貫通穴7Aの外縁を結ぶ仮想線と載置面4とのなす角度(図5A参照)
傾斜角度θが0度のときの隙間寸法をΔroとしたき、Δr=Δroとなる傾斜角度θが係止角度θoである。上記数式1から明らかなように、回転半径Roが大きくなるほど、小さな傾斜角度θで第1貫通穴7Aの外縁が第1ピン5に接触する。
すなわち、仮に、本実施形態と特許文献1に係る発明とにおいて、画像形成装置2が傾く前の隙間寸法Δroが同一であり、かつ、画像形成装置2が傾くときの回転中心(傾斜中心)から第1ピン5までの寸法が同一である場合、以下が成立する。
なお、上記説明を纏めれば、以下の通りである。
本実施形態に係る画像形成装置2では、スイッチ部10Bから非装着信号が出力されているときには、画像形成部2Aが作動不可状態となる。つまり、画像形成装置2に脱落防止部材7が装着されていない状態のまま画像形成装置2が載置面4に載置された場合には、画像形成部2Aが作動不可状態となる。したがって、「画像形成装置2がタワートレイ3に適切な状態で設置されていない」旨を利用者に気付かせることが可能となる。
上述の実施形態では、支持台としてタワートレイ3を例に本発明を説明したが、本発明に係る支持台はタワートレイ3に限定されるものではない。
上述の実施形態では、第1ピン5及び第2ピン6の先端に傘部5Aが設けられていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、単純な円柱状又は円筒状の部材にて第1ピン5及び第2ピン6を構成してもよい。
2B… 筐体(装置本体) 2C… 底面 2D… 脚部
2E… 固定部 4… 載置面 5… 第1ピン 5A… 傘部
5B… 小径部 6… 第2ピン 7… 脱落防止部材
7A… 第1貫通穴 7B… 第2貫通穴 7C… 第1板部
7D… 第2板部 7E… 第3板部 7F、7G… 被固定部
8… 脱落防止部材 9… カバー 10… 非装着検知部
10A… アクチュエータ 10B… スイッチ部
Claims (15)
- シートに画像を形成する画像形成部、及び前記画像形成部を収納する筐体を有する画像形成装置と、
前記画像形成装置が載置される載置面を有する支持台と、
前記載置面に接触して前記画像形成装置を支持する複数の脚部と、
前記支持台から鉛直方向上方側に突出したピンと、
前記画像形成装置に設けられた脱落防止部材であって、前記ピンが貫通挿入された貫通穴が設けられた脱落防止部材とを備え、
前記複数の脚部を繋ぐ仮想の閉曲線を底側外形線としたとき、
前記貫通穴及び前記ピンは、前記底側外形線より外側に位置し、かつ、前記貫通穴は、前記画像形成装置の底面より鉛直方向上方側に位置することを特徴とする画像形成装置システム。 - 前記複数の脚部は、前記底面に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置システム。
- 前記貫通穴及び前記ピンは、前記筐体の側面より外側に位置していることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置システム。
- 前記支持台から鉛直方向上方側に突出した第2のピンであって、前記ピンに対して水平方向にずれた位置に設けられた第2のピンと、
前記画像形成装置に設けられた第2の脱落防止部材であって、前記第2のピンが貫通挿入された第2の貫通穴が設けられた第2の脱落防止部材とを備え、
前記第2の貫通穴及び前記第2のピンは、前記底側外形線より外側に位置し、かつ、前記第2の貫通穴は、前記底面より鉛直方向上方側に位置することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像形成装置システム。 - 前記脱落防止部材と前記第2の脱落防止部材とは、1つの金属製の部材にて構成されていることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置システム。
- 画像が形成されたシートが排出される向きと平行な方向を前後方向としたとき、
前記第2の脱落防止部材は、前記脱落防止部材に対して前後方向にずれていることを特徴とする請求項4又は5に記載の画像形成装置システム。 - 前記ピンの先端側には、外径方向に突出した傘部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の画像形成装置システム。
- 前記ピンの根元側外径寸法は、前記傘部と同一寸法であることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置システム。
- 前記脱落防止部材は、前記筐体の側面に沿って延びる第1板部、及び前記第1板部から当該第1板部に対して交差する方向に延出する第2板部を有しており、
前記貫通穴は、前記第2板部に設けられていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の画像形成装置システム。 - 前記脱落防止部材は、前記第2板部より鉛直方向下方に設けられた第3板部を有し、
前記第3板部は、前記底面に沿って延びるとともに当該底面に固定されていることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置システム。 - 前記脱落防止部材は、前記画像形成装置に着脱自在であり、
前記脱落防止部材が前記画像形成装置に装着されているか否かを検知する検知部を備えることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載の画像形成装置システム。 - 前記検知部は、前記支持台に設けられていることを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置システム。
- 前記脱落防止部材及び前記ピンを覆うカバーを備えることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置システム。
- 鉛直方向上方側に向けて突出したピンを有する支持台の載置面に載置される画像形成装置において、
シートに画像を形成する画像形成部を有する装置本体と、
前記載置面に接触して前記装置本体を支持する複数の脚部と、
前記装置本体に設けられた固定部であって、前記ピンが貫通挿入される貫通穴が設けられた脱落防止部材を固定するための固定部とを備え、
前記複数の脚部を繋ぐ仮想の閉曲線を底側外形線としたとき、
前記脱落防止部材が前記固定部に固定されたときには、前記固定部は、前記貫通穴が前記底側外形線より外側に位置し、かつ、前記貫通穴が前記装置本体の底面より鉛直方向上方側に位置するように前記脱落防止部材を固定することを特徴とする画像形成装置。 - 鉛直方向上方側に向けて突出したピンを有する支持台の載置面に載置される画像形成装置に着脱自在に装着可能な脱落防止部材おいて、
前記ピンが貫通挿入される貫通穴、及び前記画像形成装置の装置本体に固定される被固定部を有する本体部材を備え、
前記載置面に接触して前記装置本体を支持する複数の脚部を繋ぐ仮想の閉曲線を底側外形線としたとき、
前記画像形成装置に前記本体部材が固定されたときに、前記貫通穴は、前記底側外形線より外側に位置し、かつ、前記画像形成装置の底面より鉛直方向上方側に位置するように設けられていることを特徴とすることを特徴とする脱落防止部材。
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