JP2017081879A - 透明性化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】透明性が良好で、高温及び低温安定性に優れ、塗布後の保湿効果の持続性が良好であり、べたつきや刺激がなく、肌馴染みの良い、使用感にも優れた透明性化粧料の提供。【解決手段】下記(A)〜(C)成分を含有する透明性化粧料。(A) 二価カルボン酸と、平均重合度2以上15以下のポリグリセリンから構成されるオリゴマーエステル 透明化粧料総量に対して0.008質量%以上1.1質量%以下(B) アスコルビン酸又はその水溶性誘導体(C) 数平均分子量が600以上200,000以下のポリアルキレングリコール【選択図】なし

Description

本発明は、透明性化粧料に関する。
近年、アスコルビン酸及びその誘導体は、安全性が確認され、メラニンの生成を抑制し、優れた美白効果を呈する成分として、化粧品や医薬品の成分として広く用いられている。
しかしながら、アスコルビン酸及びその誘導体は、水中に溶解した際にべたつきを生じ、透明性化粧料の外観上の清涼感やみずみずしいイメージを損なってしまう場合があった。また、アスコルビン酸及びその誘導体は酸化されやすいため、外観が透明又は半透明の化粧料、例えば化粧水、美容液などに配合すると、経時的な着色(黄変)が生じ、安定に配合することが難しい場合があった。
そこで、アスコルビン酸及びその誘導体によるべたつきを抑制し、外観的にも良好な透明性を得るため、特許文献1には、水溶性アスコルビン酸誘導体と共に水溶性ポリエーテル変性ジメチルポリシロキサンを配合し、かつ油剤の含有量を少量(0.1質量%以下)に抑制することが提案されている。
一方、近年、水分保持により高い保湿効果を有し、水を媒体とする化粧料及び皮膚外用剤に容易に配合でき、感触・安全性にも問題がない油剤として、ジカルボン酸とポリグリセリンから得られるオリゴマーエステルが開発され、当該オリゴマーエステルを用いた化粧水が開発されている(特許文献2、3参照)。
特開2000-290128号公報 特開2010-059117号公報 特開2007-137847号公報
しかしながら、特許文献1のように、水溶性ポリエーテル変性ジメチルポリシロキサンを配合してアスコルビン酸及びその誘導体に由来するべたつき感を抑制しようとしても、経時で白濁や変色が生じやすく、改善の余地があった。また、経時での透明性を改善するために界面活性剤を多量に配合して可溶化すると、逆に界面活性剤に由来するべたつき感を強く感じられるようになり、肌馴染みが低下してしまうという問題があった。更に、油剤を含有しないか又は少量しか配合していないため、塗布直後には透明性化粧料中の水性成分により、保湿感を感じられたとしても、時間の経過と共に塗布部から水性成分の蒸散が進み、その保湿感が維持されにくいという問題もあった。
したがって、本発明は、外観の透明性が良好で、高温及び低温安定性に優れ、塗布後、角層水分量を長時間維持し、保湿効果の持続性が良好であり、べたつきや刺激感がなく、肌馴染みの良い、使用性にも優れた透明性化粧料に関する。
本発明者は、アスコルビン酸又はその誘導体を含有する透明性化粧料において、水への溶解性を有するオリゴマーエステルを配合することを検討したが、高温時に濁りが生じ、保湿効果の持続性も十分に改善されないことが分かった。そこで、本発明者は更に検討した結果、オリゴマーエステルと併用すると低温安定性の低下が見られたポリアルキレングリコールを、前記のアスコルビン酸及びその誘導体とオリゴマーエステルを含有する透明性化粧料に更に配合したところ、全く意外にも、透明性が良好で、高温及び低温安定性に優れた透明性化粧料となり、かつ、塗布後の保湿効果の持続性が顕著に改善されることを見出した。更に、この透明性化粧料は、べたつきや刺激がなく、肌馴染みも良好であることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、下記(A)〜(C)成分を含有する透明性化粧料を提供するものである。
(A) 二価カルボン酸と、平均重合度2以上15以下のポリグリセリンから構成されるオリゴマーエステル 透明化粧料総量に対して0.008質量%以上1.1質量%以下
(B) アスコルビン酸又はその水溶性誘導体
(C) 数平均分子量が600以上200,000以下のポリアルキレングリコール
本発明の透明性化粧料は、外観の透明性が高く、高温及び低温安定性、塗布後の保湿効果の持続性に優れ、更にべたつきや刺激がなく、肌馴染みが良好なものである。
以下、本発明の構成について詳述する。
本発明の透明性化粧料は、外観上の透明性に優れた化粧料である。なお、本願明細書における透明性とは、化粧料を透明なガラス瓶(ガラス軽量規格瓶(No.6K)、満量容量:61.5mL、寸法:胴外径40.5mm、高さ74mm、口内径24.7mm、口外径29.5mm)に50mL入れ、ガラス瓶の後方に密着させて配置した紙片に記載された8ポイント文字(白地に黒文字)が読み取れる状態を表すものとする。
[成分(A):二価カルボン酸と平均重合度2以上15以下のポリグリセリンから構成されるオリゴマーエステル]
本発明で用いる成分(A)は、二価カルボン酸と平均重合度2以上15以下のポリグリセリンから構成されるオリゴマーエステルである。
二価カルボン酸としては、直鎖、分岐鎖、或いは環状構造の何れかを含む二価カルボン酸であれば特に限定されないが、合成のしやすさ、保湿効果を向上させる観点から、二価カルボン酸の炭素数は、好ましくは2以上、より好ましくは8以上、更に好ましくは12以上、更に好ましくは14以上であって、好ましくは26以下、より好ましくは24以下、更に好ましくは22以下、更に好ましくは20以下である。また、同様の観点から、脂肪族二価カルボン酸が好ましい。具体的な炭素数2以上26以下の二価カルボン酸としては、例えば、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、2,4-ジエチルペンタン二酸、ウンデカン二酸、ドデカン二酸、トリデカン二酸、テトラデカン二酸、ペンタデカン二酸、ヘキサデカン二酸、オクタデカン二酸、8-エチルオクタデカン二酸、エイコサン二酸、ジメチルエイコサン二酸、シクロヘキサンジカルボン酸等が挙げられる。これら二価カルボン酸は、いずれかを単独で、又は2種以上を適宜組合せて用いることができる。
これらの二価カルボン酸のうち、油剤として軽い感触の使用感が得られる観点から、炭素数14以上22以下の直鎖又は分岐鎖の二価カルボン酸が好ましく、炭素数14以上20以下の直鎖の二価カルボン酸がより好ましい。具体的には、前記の観点から、テトラデカン二酸、ペンタデカン二酸、ヘキサデカン二酸、オクタデカン二酸、8-エチルオクタデカン二酸、エイコサン二酸及びジメチルエイコサン二酸から選択される1種又は2種以上が好ましく、テトラデカン二酸及びエイコサン二酸から選択される1種又は2種がより好ましい。
また、二価カルボン酸とエステル体を形成するポリグリセリンとしては、水酸基価から算出した平均重合度2以上15以下のポリグリセリンが用いられる。ポリグリセリンの平均重合度は、水性成分との溶解性の良さの点から、好ましくは8以上、より好ましくは9以上であり、また、好ましくは15以下、より好ましくは12以下である。中でも、平均重合度10のポリグリセリンを含むものが好ましい。
二価カルボン酸とポリグリセリンとのオリゴマーエステルの製造方法は、特開2007-137847号公報に記載の方法が挙げられる。本発明のオリゴマーエステルの重合度は、二価カルボン酸とポリグリセリンの仕込み比により調製することができる。オリゴマーエステルの粘度が高すぎず、べたつきを抑制する観点から、ポリグリセリン1モル当量に対する二価カルボン酸の量は、好ましくは0.3モル当量以上、より好ましくは0.7モル当量以上であり、また、好ましくは1.5モル当量以下、より好ましくは1.2モル当量以下である。
これらオリゴマーエステルの好適な例としては、テトラデカン二酸及び/又はエイコサン二酸と、平均重合度10のポリグリセリンとから構成されるオリゴマーエステルである、(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル-10が挙げられる。このオリゴマーエステルは、「Neosolue-Aqua」、「Neosolue-Aqua S」(日本精化社製)として市販されているものである。
透明性化粧料中における成分(A)の含有量は、保湿効果を向上させる観点から、0.008質量%以上であって、0.02質量%以上が好ましく、0.03質量%以上が更に好ましく、0.05質量以上%が更に好ましい。また、高温及び低温安定性、肌馴染みの良さを向上させる観点から、1.1質量%以下であって、0.8質量%以下が好ましく、0.5質量%以下がより好ましく、0.2質量%以下が更に好ましい。透明性化粧料中における成分(A)の含有量の具体的範囲は、0.008〜1.1質量%であって、0.02〜0.8質量%が好ましく、0.03〜0.5質量%がより好ましく、0.05〜0.2質量%が更に好ましい。
[成分(B):アスコルビン酸又はその水溶性誘導体]
本発明で用いる成分(B)は、アスコルビン酸又はその水溶性誘導体である。アスコルビン酸又はその水溶性誘導体としては、L-アスコルビン酸又はその塩、L-アスコルビン酸リン酸エステル塩、L-アスコルビン酸硫酸エステル塩、L-アスコルビン酸配糖体、L-アスコルビン酸アルキルエーテル等が挙げられる。
塩を形成する塩基としては、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、バリウム等のアルカリ金属又はアルカリ土類金属、アンモニウム等のアミン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノイソプロパノールアミン、トリイソプロパンノールアミン等のアルカノールアミンが挙げられる。
具体的には、L-アスコルビン酸及びそのナトリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、カルシウム塩、バリウム塩、アンモニウム塩、モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩、モノイソプロパノールアミン塩、トリイソプロパンノールアミン塩;L-アスコルビン酸-2-リン酸のナトリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、カルシウム塩、バリウム塩、アンモニウム塩、モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩、モノイソプロパノールアミン塩、トリイソプロパンノールアミン塩;L-アスコルビン酸-2-硫酸のナトリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、カルシウム塩、バリウム塩、アンモニウム塩、モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩、モノイソプロパノールアミン塩、トリイソプロパンノールアミン塩;L-アスコルビン酸-2-O-グルコシド;3-O-エチルアスコルビン酸等が挙げられる。
これらの中で、透明性化粧料へ配合してもべたつきがなく、肌馴染みの良い感触が得られる観点から、L-アスコルビン酸-2-O-グルコシド、アスコルビン酸塩、3-O-エチルアスコルビン酸から選択される1種又は2種以上が好ましく、また、更に安定性に優れる観点から、L-アスコルビン酸-2-O-グルコシドを含むことが好ましい。これらアスコルビン酸又はその水溶性誘導体は、いずれかを単独で、又は2種類以上を組み合わせて用いることができる。
透明性化粧料中における成分(B)の含有量は、美白作用が得られる観点から、0.1質量%以上が好ましく、0.5質量%以上がより好ましく、0.8質量%以上が更に好ましく、1.5質量%以上が更に好ましい。また、べたつきがなく、肌馴染みの良い感触を得る観点から、5質量%以下が好ましく、3質量%以下がより好ましく、2.5質量%以下が更に好ましく、2.2質量%以下が更に好ましい。透明性化粧料中における成分(B)の含有量の具体的範囲としては、0.1〜5質量%が好ましく、0.5〜3質量%がより好ましく、0.8〜2.5質量%が更に好ましく、1.5〜2.2質量%が更に好ましい。
[成分(C):数平均分子量が600以上200,000以下のポリアルキレングリコール]
本発明で用いる成分(C)は、数平均分子量が600以上200,000以下のポリアルキレングリコールである。ポリアルキレングリコールは、数平均分子量が600以上200,000以下であって、通常化粧料に用いられるものであれば特に限定されない。肌馴染みの良さ、べたつきのなさを向上させる観点から、ポリアルキレングリコールの数平均分子量は、600以上であって、好ましくは700以上、より好ましくは800以上であり、また、200,000以下であって、好ましくは100,000以下、より好ましくは50,000以下、更に好ましくは30,000以下、更に好ましくは10,000以下、更に好ましくは5,000以下、更に好ましくは2,000以下である。
成分(C)のポリアルキレングリコールにおけるアルキレン基の炭素数としては、同様の観点から、2〜6が好ましく、2〜4がより好ましく挙げられ、具体的なアルキレン基としては、エチレン基、プロピレン基が好ましく、エチレン基がより好ましい。
(ポリアルキレングリコールの数平均分子量)
ポリアルキレングリコールの数平均分子量は、以下に示すように、ゲルパーミエーションクロマトグラフィーにより分子量分布を測定し、算出することができる。
(1)試料溶液の調製
濃度が0.5g/100mLになるように、ポリアルキレングリコールをテトラヒドロフランに溶解させる。次いで、この溶液をメッシュ0.45μmのフッ素樹脂フィルター「DISMIC-25JP」(アドバンテック社製)を用いて濾過して不溶解成分を除き、試料溶液とする。
(2)分子量分布測定
下記装置を用いて、テトラヒドロフランを毎分1mLの流速で流し、40℃の恒温槽中でカラムを安定させる。そこに試料溶液100μLを注入して測定を行う。試料の分子量は、あらかじめ作成した検量線に基づき算出する。このときの検量線には、数種類の単分散ポリスチレン(東ソー社製の2.63×103、2.06×104、1.02×105、ジーエルサイエンス社製の2.10×103、7.00×103、5.04×104)を標準試料として作成したものを用いる。
測定装置:HLC-8220 GPC(東ソー社製)
分析カラム:GMHXL+G3000HXL(東ソー社製)
成分(C)は、市販品を使用することができ、例えばPEG#1000、PEG#1500、PEG#4000(全て日油社製)を使用することができる。これら成分(C)は、いずれかを単独で、又は2種以上を組み合わせて使用することができる。
透明性化粧料中における成分(C)の含有量は、保湿感と肌馴染みの良さ、べたつきのなさを向上させる観点から、好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.1質量%以上、更に好ましくは0.2質量%以上であり、また、好ましくは5質量%以下、より好ましくは2.5質量%以下、更に好ましくは1.5質量%以下である。透明性化粧料中における成分(C)の含有量の具体的範囲は、0.01〜5質量%が好ましく、0.1〜2.5質量%がより好ましく、0.2〜1.5質量%が更に好ましい。
成分(A)に対する成分(C)の含有質量比[(C)/(A)]は、低温安定性、保湿性、べたつきのなさ、肌馴染みを向上させる観点から、0.45以上が好ましく、0.7以上がより好ましく、1.4以上が更に好ましく、2以上が更に好ましく、3以上が更に好ましい。また、60以下が好ましく、40以下がより好ましく、20以下が更に好ましく、15以下が更に好ましく、12以下が更に好ましい。含有質量比[(C)/(A)]の具体的範囲としては、0.45〜60が好ましく、0.7〜40がより好ましく、1.4〜20が更に好ましく、2〜15が更に好ましく、3〜12が更に好ましい。
[成分(D):多価アルコール]
本発明の透明性化粧料は、保湿性を向上させ、肌馴染みの良さを向上させる観点から、更に成分(D)として、多価アルコールを含有することが好ましい。多価アルコールとしては、2〜4価の多価アルコール、単糖類、二糖類及びこれらの糖アルコールが挙げられ、これらのうち、肌馴染みの良さ、保湿性を向上させる観点から、単糖類、二糖類及びこれらの糖アルコールから選択される1種又は2種以上(以下、まとめて糖類と記載する場合がある)が好ましい。
単糖類の具体例としては、D-エリトルロース、D-エリトロース、D-トレオース等のテトロース類;D-アラビノース、L-アラビノース、D-キシロース、D-リキソース、L-リキソース、D-リボース等のアルドペントース類;D-キシルロース、L-キシルロース、D-リブロース、L-リブロース等のケトペントース類;D-ガラクトース、L-ガラクトース、D-グルコース、D-タロース、D-マンノース等のアルドヘキソース類;L-ソルボース、D-タガトース、D-プシコース、D-フルクトース等のケトヘキソース類;D-アピオース、D-ハマメロース等の分枝糖類などが挙げられる。二糖類の具体例としては、キシロビオース、アガロビオース、カラビオース、マルトース、イソマルトース、ソホロース、セロビオース、トレハロース、ネオトレハロース、イソトレハロース、イヌロビオース、ビシアノース、イソプリメベロース、サンブビオース、プリメベロース、ソラビオース、メリビオース、ラクトース、リコビオース、エピセロビオース、スクロース、ツラノース、マルツロース、ラクツロース、エピゲンチビオース、ロビノビオース、シラノビオース、ルチノース等が挙げられる。糖アルコールとしては、エリスリトール、D-アラビトール、キシリトール、D-リビトール、ガラクチトール、D-グルシトール、D-マンニトール、マルチトール、ソルビトール等が挙げられる。
これらのうち、肌馴染みの良さ、保湿性を向上させる観点から、マルトース、マルチトール、D-マンニトール、ソルビトール、トレハロース及びキシリトールから選択される1種又は2種以上が好ましく、マルトース、マルチトール、D-マンニトール及びソルビトールから選択される1種又は2種以上がより好ましく、マルチトール及びソルビトールから選択される1種又は2種が更に好ましい。また、糖類としてマルチトール及びソルビトールを含むことが更に好ましい。
更に保湿効果の持続性、べたつき感、きしみ感の抑制効果の観点から、糖類と共に2〜4価の多価アルコール(前記糖類を除く)を含有させることが好ましい。
2価アルコールとしては、例えば、1,3-ブチレングリコール、プロピレングリコール、1,3-プロパンジオール、1,2-プロパンジオール、ジプロピレングリコール等を、3価アルコールとしては、グリセリン、トリメチロールプロパン等を、4価アルコールとしてはジグリセリン等が挙げられる。
これらのうち、保湿効果、肌馴染みの良さ、きしみ感のなさを向上させる観点から、1,3-ブチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン及びジグリセリンから選択される1種又は2種以上が好ましく、1,3-ブチレングリコール、ジプロピレングリコール及びグリセリンから選択される1種又は2種以上がより好ましく、1,3-ブチレングリコール、ジプロピレングリコール及びグリセリンから選択される1種又は2種以上が更に好ましい。また、2〜4価の多価アルコールとして1,3-ブチレングリコール、ジプロピレングリコール及びグリセリンの3種を含むことが更に好ましい。
これら成分(D)の多価アルコールは、いずれかを単独で、又は2種以上を組み合わせて用いることができる。透明性化粧料中における成分(D)の含有量は、刺激、べたつきを抑える観点から、好ましくは5質量%以上、より好ましくは8質量%以上、更に好ましくは12質量%以上であり、また、好ましくは30質量%以下、より好ましくは25質量%以下、更に好ましくは20質量%以下である。
成分(D)中における糖類の含有量は、外観透明性、保湿を向上させ、べたつきを抑える観点から、1質量%以上が好ましく、1.5質量%以上がより好ましく、2質量%以上が更に好ましく、また、10質量%以下が好ましく、8質量%以下がより好ましく、5質量%以下が更に好ましい。
前記成分(D)中における糖類と2〜4価の多価アルコール(糖類を除く)の含有質量比は、保湿効果、肌馴染みの良さを向上させ、きしみ感、べたつきを抑える観点から、1:2〜1:6が好ましく、1:2.5〜1:5がより好ましく、1:3〜1:4が更に好ましい。
[成分(E):炭素数1〜3の1価アルコール]
本発明の透明性化粧料は、塗布時の肌馴染みの良さ、べたつきを抑える観点から、更に成分(E)として、炭素数1〜3の1価アルコールを含有することが好ましい。炭素数1〜3の1価アルコールとしては、メチルアルコール、エチルアルコール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコール等が挙げられ。成分(E)は、同様の観点から、好ましくは炭素数1〜3の飽和1価アルコールであり、より好ましくはエチルアルコールである。これらはいずれかを単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
透明性化粧料中における成分(E)の含有量は、べたつきのなさ、肌馴染みの良さを向上させる観点から、0.1質量%以上が好ましく、0.5質量%以上がより好ましく、1質量%以上が更に好ましく、また、皮膚刺激性を低減する点から、15質量%以下が好ましく、10質量%以下がより好ましく、8質量%以下が更に好ましい。透明性化粧料中における成分(E)の含有量の具体的範囲としては、0.1〜15質量%が好ましく、0.5〜10質量%がより好ましく、1〜8質量%が更に好ましい。
[成分(F):多糖類]
本発明の透明性化粧料には、更に成分(F)として、多糖類を含有することが好ましい。多糖類の具体例としては、グアーガム、ローカストビーンガム、クイーンスシード、カラギーナン、ガラクタン、アラビアゴム、トラガント、ペクチン、キサンタンガム、デキストリン、サクシノグルカン、カードラン、ヒアルロン酸及び/又はその塩、コンドロイチン硫酸及び/又はその塩等の天然多糖類;メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カチオン化セルロース、アルギン酸及び/又はその塩、アルギン酸プロピレングリコール、可溶性デンプン、カルボキシメチルデンプン、メチルデンプン等の合成あるいは半合成多糖類が挙げられる。
ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸、アルギン酸の塩を形成する塩基としては、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、バリウム等のアルカリ金属又はアルカリ土類金属;アンモニア;モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノイソプロパノールアミン、トリイソプロパンノールアミン等のアルカノールアミンが挙げられ、皮膚刺激、べたつきを抑える観点から、ナトリウム及びカリウムから選択される1種又は2種が好ましい。
これら多糖類は、いずれかを単独で、又は2種以上を含有することができる。これらのうち、べたつきのなさ、肌馴染みの良さの観点から、ヒアルロン酸又はその塩、カラギーナン及びキサンタンガムから選択される1種又は2種以上が好ましく、これらから選択される少なくとも2種を含有することがより好ましい。
透明性化粧料中における成分(F)の含有量は、高温及び低温安定性の向上、べたつきを抑える点から、0.001質量%以上が好ましく、0.005質量%以上がより好ましく、0.01質量%以上が更に好ましく、また、1質量%以下が好ましく、0.5質量%以下がより好ましく、0.3質量%以下が更に好ましい。透明性化粧料中における成分(F)の含有量の具体的範囲としては、0.001〜1質量%が好ましく、0.005〜0.5質量%がより好ましく、0.01〜0.3質量%が更に好ましい。
[成分(G):水]
本発明の透明性化粧料には、更に成分(G)として、水を含有することが好ましい。透明性化粧料中における成分(G)の含有量は、低温及び高温安定性、保湿感、みずみずしい感触を向上させる観点から、60質量%以上が好ましく、65質量%以上がより好ましく、70質量%以上が更に好ましく、また90質量%以下が好ましく、85質量%以下がより好ましく、80質量%以下が更に好ましい。透明性化粧料中における成分(G)の含有量の具体的範囲としては、60〜90質量%が好ましく、65〜85質量%がより好ましく、70〜80質量%が更に好ましい。
[その他の成分]
本発明の透明性化粧料には、本発明の効果を損なわない範囲であれば、更に成分(A)以外の油性成分、界面活性剤、フッ素化合物、樹脂、成分(F)以外の増粘剤、防菌剤、防腐剤、香料、成分(C)及び成分(D)以外の保湿剤、塩類、成分(E)及び(G)以外の溶媒、酸化防止剤、キレート剤、中和剤、pH調整剤、昆虫忌避剤、成分(B)以外の生理活性成分等の成分を使用することができる。
本発明の透明性化粧料に、成分(A)以外の油性成分を配合する場合、透明性化粧料中における成分(A)を含む油性成分の総含有量は、好ましくは5質量%以下、より好ましくは3質量%以下、更に好ましくは1質量%以下、更に好ましくは0.8質量%以下、更に好ましくは0.5質量%以下である。当該範囲であれば、高温及び低温安定性に優れ、油性成分によるべたつきがなく、さっぱりとした使用感が得られる。
ここで、油性成分は、前記成分(A)を含む、油脂(トリグリセリド)、エステル油、炭化水素、炭素数5以上の高級アルコール、シリコーン油、フッ素油等の油分へ溶解しやすい成分の総体である。
[用途]
本発明の透明性化粧料は、化粧料として特に制限なく利用できるが、外観の透明性が高く、皮膚への塗布感触が良好であることから、皮膚化粧料(頭皮用化粧料を含む)として、頭皮を含む皮膚全般、好ましくは頭皮を除く皮膚、より好ましくは顔、身体、手足等のいずれかに塗布するための化粧料として使用することができる。その剤形としては、化粧水(ローション)、水性エッセンス、パック、水性ゲル等が挙げられ、更にシート剤、スプレー剤、ムース剤とすることもできる。
[製造方法]
本発明の透明性化粧料は、形態に応じて所定の手順により製造することができる。例えば、本発明の透明性化粧料が成分(A)〜(G)を含有するものである場合、その製造方法は、成分(A)〜(G)を共に混合する工程を含むものであってもよい。
また、本発明の透明性化粧料の製造方法は、成分(A)及び成分(G)の一部を、好ましくは50℃以上、より好ましくは55℃以上、また好ましくは90℃以下、より好ましくは85℃以下で加熱し、撹拌する工程1と、成分(B)、成分(C)、成分(D)、成分(E)、成分(F)及び成分(G)の残りを含む水相を攪拌する工程2と、工程1の調製物と、工程2の調製物を混合し、攪拌する工程3を含むものであってもよい。
工程1で用いられる成分(G)は、加熱時に成分(A)を溶解させることができる量であればよく、成分(A)の5〜30質量倍量を用いることが好ましい。
工程2においては、成分(C)の水相への分散性を高める観点から、予め成分(C)を40〜70℃で加温溶解させ、成分(B)、成分(D)、成分(E)、成分(F)及び成分(G)の残りを含む水相と混合することが好ましい。
更に、本発明の透明性化粧料が成分(A)以外の油性成分を含有する場合、その製造方法は、成分(B)、成分(C)、成分(D)、成分(E)、成分(F)及び成分(G)を含む水相を、好ましくは50℃以上、より好ましくは55℃以上、また好ましくは90℃以下、より好ましくは85℃以下で加熱攪拌する工程1と、成分(A)及び成分(A)以外の油性成分を、好ましくは50℃以上、より好ましくは55℃以上、また好ましくは90℃以下、より好ましくは85℃以下で加熱攪拌する工程2と、工程1の調製物と工程2の調製物を混合し、攪拌して乳化させる工程3を含むものであってもよい。
以下、実施例及び比較例に基づいて本発明を詳細に説明する。まず、実施例及び比較例で用いた試験方法について下記に説明する。
〔安定性評価〕
各試料をガラス瓶(ガラス軽量規格瓶(No.6K))へ50mL入れて密封し、恒温槽にて45℃又は0℃で1ヶ月間保存した。密封直後(製造直後)の試料、恒温槽にて45℃で1ヶ月間保存後(高温保存後)の試料、及び0℃で1ヶ月間保存後(低温保存後)の試料について、目視による外観確認、異臭確認を行い、下記安定性評価基準に従って、評価を行った。なお、試料が分離している、析出物又はそれらの沈殿物が見られる場合には、安定性評価を行わず、「−」として表記した。
(安定性評価基準)
A:ガラス瓶の後方に密着させて配置した紙片に記載された8ポイント文字(白地に黒文字)が明瞭に読み取れる(透明)
B:ガラス瓶の後方に密着させて配置した紙片に記載された8ポイント文字(白地に黒文字)が読み取れる(半透明)
C:ガラス瓶の後方に密着させて配置した紙片に記載された8ポイント文字が読み取れない(白濁)
▼:試料に変色又は異臭が見られる(A、B、Cの評価の後に付加)
〔保湿性評価(角質層水分量)〕
10名の評価パネラーの上腕部に、実施例及び比較例で用いた各試料を一定量(1μL/1cm2)均一に塗布し、塗布前、塗布1時間後、及び7時間後の角質水分量について、田上らの方法に基づきSkicon-200(IBS社製)を用いて測定し、塗布前と比較して塗布後の数値が上昇した人数によって、次の保湿性評価基準に従って評価を行った。
(保湿性評価基準)
A:塗布前と比較して塗布後の数値が上昇した人数が、8人以上
B:塗布前と比較して塗布後の数値が上昇した人数が、6又は7人
C:塗布前と比較して塗布後の数値が上昇した人数が、4又は5人
D:塗布前と比較して塗布後の数値が上昇した人数が、4人未満
〔使用感評価〕
成人女性10名の評価パネラーに各試料を使用してもらい、べたつきのなさ、肌馴染みの良さ、保湿効果の持続感、刺激の有無に関し、次の評価基準に従って評価してもらい、その平均点を示した。
(評価基準)
・べたつきのなさ
5点:べたつきを感じない
4点:かすかにべたつきを感じる
3点:多少のべたつきを感じる
2点:べたつきを感じる
1点:非常に強いべたつきを感じる
・肌馴染みの良さ
5点:肌馴染みが非常に良い
4点:肌馴染みが良い
3点:肌馴染みがやや良い
2点:肌馴染みが悪い
1点:肌馴染みが非常に悪い
・保湿効果の持続感
5点:保湿効果の持続感が非常に高い
4点:保湿効果の持続感が高い
3点:保湿効果の持続感がやや高い
2点:保湿効果の持続感が低い
1点:保湿効果の持続感が非常に低い
・刺激の有無
5点:刺激(かゆみ、チクチク、ヒリヒリとする感触)を感じない
4点:かすかに刺激を感じる
3点:多少刺激を感じる
2点:弱い刺激を感じる
1点:強い刺激を感じる
実施例1〜14、比較例1〜8
表1及び2に記載の組成で化粧料を調製し、前記の試験を実施した。なお、表1及び2における含有量は、表に記載の成分の実質含有量(純分表示)である。
〔調製方法〕
1.成分1〜3、成分27の一部(成分1の20質量倍量)を60℃で加熱しながら、攪拌混合して組成物Aを得る。
2.成分8〜10を60℃で加熱溶解したもの、成分4〜7、11〜26及び残りの成分27を室温(25℃)で攪拌混合し、組成物Bを得る。
3.組成物Bに組成物Aを添加し、更にホモジナイザー(5000rpm)を用いて10分間均一に攪拌して、化粧料を得た。
Figure 2017081879
Figure 2017081879
*1:NeoSolue-Aqua、日本精化社製(グリセリン40質量%溶液、表中の値は純分表示)
*2:NeoSolue-MP、日本精化社製
*3:AA2G、林原社製
*4:VCエチル、日本精化社製
*5:NIKKOL VC-SS、日光ケミカルズ社製
*6:FCH-120、キッコーマンバイオケミファ社製
*7:カンゾウ抽出液、丸善製薬社製
*8:ALARIANE(アラリアエスクレンタエキス)、Biotech Marine社製
表1及び表2より、成分(A)、成分(B)及び成分(C)を含有する実施例1〜14の透明性化粧料は、高温及び低温下での安定性が良好であり、塗布直後から7時間後まで優れた保温効果を示し、かつ使用感(べたつきのなさ、肌なじみの良さ及び刺激のなさ)も良好であった。
一方、成分(A)を配合しない比較例1では、保湿効果の持続性が著しく低いものであり、またべたつきのなさ、肌なじみの良さも十分ではなかった。成分(A)以外の親水性を有する油性成分を配合した比較例2では、保湿効果の持続性が著しく低いものであった。また、軽い感触の油剤を配合した比較例3では、製造直後可溶化しきれず、安定性、保湿効果、使用感のいずれも劣るものであった。成分(B)を配合しない比較例4では、高温安定性に劣り、保湿効果の持続性に劣るものであった。成分(C)を配合しない比較例5では、保湿効果の持続性が低く、使用感(べたつきのなさ、肌馴染みの良さ)も劣るものであった。また、成分(C)の代わりに液状のポリエチレングリコールを用いた比較例6でも、ほぼ同様の結果であった。成分(A)の含有量が少ない比較例7では、保湿効果の持続性に劣り、べたつきが強く感じられるようになった。逆に成分(A)の含有量が多い比較例8では、高温下で安定性が低下し、べたつきが感じられ、肌馴染みに劣るものであった。
以下、本発明の処方例を記載する。いずれの処方も本発明の効果を備え、透明性化粧料として優れたものである。
処方例1(化粧水)
成分 含有量(質量%)
(A) (エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル-10(*1) 0.5
(B) L-アスコルビン酸-2-O-グルコシド(*3) 2.0
(C) ポリエチレングリコール4000 0.5
(D) マルチトール 2.0
(D) ソルビトール 1.5
(F) キサンタンガム 0.04
(F) ヒアルロン酸ナトリウム(*6) 0.01
(E) エタノール 5.0
(D) グリセリン 6.4
(D) ジプロピレングリコール 3.0
(D) 1,3-ブチレングリコール 3.0
ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 0.1
クエン酸 0.01
クエン酸ナトリウム 0.09
エデト酸二ナトリウム 0.02
水酸化カリウム 0.4
フェノキシエタノール 0.2
N-メチル-L-セリン 0.1
エクトイン(*9) 0.1
チョウジエキス(*10) 0.1
タイムエキス(*11) 0.1
リンゴエキス(*12) 0.1
プルーンエキス(*13) 0.1
ニンジンエキス(*14) 0.1
フキタンポポエキス(*15) 0.1
褐藻エキス(*16) 0.1
甘草エキス(*7) 0.1
精製水 残量
*1、*3、*6、*7は表1、2と同様
*9:RONACARE ECTOIN、メルク社製
*10:ファルコレックス チョウジEX、一丸ファルコス社製
*11:タチジャコウソウ抽出液BG、丸善製薬社製
*12:リンゴ抽出液BG-J、丸善製薬社製
*13:プルーン抽出液WC、丸善製薬社製
*14:ニンジンエキスK、丸善製薬社製
*15:フキタンポポ抽出液BG-J、丸善製薬社製
*16:LAMINAINE MARINE BG、バイオテックマリーン社製
処方例2 (化粧水)
成分 含有量(質量%)
(A) (エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル-10(*1) 0.1
(B) L-アスコルビン酸硫酸エステル二ナトリウム 0.5
(C) ポリエチレングリコール1000 0.5
(D) マルチトール 3
(D) ソルビトール 2
(D) 1,3-ブチレングリコール 3
(D) グリセリン 4
(D) ジプロピレングリコール 8
(F) ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.1
(F) ヒアルロン酸ナトリウム(*6) 0.01
(E) エタノール 1
ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 0.1
ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸ソルビタン(20.E.O) 0.05
クエン酸 0.03
クエン酸ナトリウム 0.07
エデト酸二ナトリウム 0.02
水酸化カリウム 0.05
フェノキシエタノール 0.2
チョウジエキス 0.1
褐藻エキス(*16) 0.1
甘草エキス(*7) 0.1
グリシン 0.01
プロリン 0.01
アラニン 0.01
精製水 残量
*1、*6、*7は表1、2と同様

Claims (5)

  1. 下記(A)〜(C)成分を含有する透明性化粧料。
    (A) 二価カルボン酸と、平均重合度2以上15以下のポリグリセリンから構成されるオリゴマーエステル 透明化粧料総量に対して0.008質量%以上1.1質量%以下
    (B) アスコルビン酸又はその水溶性誘導体
    (C) 数平均分子量が600以上200,000以下のポリアルキレングリコール
  2. 成分(A)に対する成分(C)の含有質量比[(C)/(A)]が、0.45以上60以下である請求項1に記載の透明性化粧料。
  3. 更に(D)多価アルコールを透明性化粧料総量に対して5質量%以上30質量%以下含有する請求項1又は2に記載の透明性化粧料。
  4. 更に(E)炭素数1〜3の1価アルコールを含有する請求項1〜3のいずれか1項に記載の透明性化粧料。
  5. 更に(F)多糖類を含有する請求項1〜4のいずれか1項に記載の透明性化粧料。
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