JP2017081750A - Automatic original transportation device and image formation device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、複数の給紙口を備え、搬送不良の発生を防止可能な自動原稿搬送装置およびこれを備えた画像形成装置に関する。 The present invention relates to an automatic document feeder that includes a plurality of paper feed ports and is capable of preventing occurrence of a conveyance failure and an image forming apparatus including the automatic document feeder.
一般に、複写機やプリンタ等の画像形成装置、スキャナ等の画像読取装置には、原稿台に載置された原稿束から原稿を1枚ずつ搬送する自動原稿搬送装置が搭載されている。自動原稿搬送装置には、原稿を表裏反転して搬送する反転搬送経路と、原稿をストレートで搬送するストレート搬送経路とを備えるものがある。 In general, an image forming apparatus such as a copying machine or a printer, or an image reading apparatus such as a scanner is equipped with an automatic document conveying device that conveys documents one by one from a document bundle placed on a document table. Some automatic document feeders include a reverse conveyance path that conveys a document by reversing the front and back, and a straight conveyance path that conveys a document in a straight line.
このような自動原稿搬送装置では、通常原稿は反転搬送経路を搬送させ、名刺などの厚手原稿やプラスチックカード等の搬送の際に曲げることが好ましくない原稿等についてはストレート搬送経路を搬送させるようになっている。これにより原稿の種類に応じた適切な搬送経路での原稿搬送を行っている。 In such an automatic document feeder, a normal document is conveyed along a reverse conveyance path, and a thick document such as a business card or a document that is not desired to be bent when conveying a plastic card is conveyed along a straight conveyance path. It has become. Thus, the document is conveyed along an appropriate conveyance path according to the type of document.
例えば、特許文献1には、カードなどの硬い原稿を通紙できるようにする目的で、反転して排出するUターン排紙パスと、原稿をストレートで排出するストレート排紙パスとを有する自動原稿搬送装置の構成が開示されている。
For example,
一方、特許文献1に記載された自動原稿搬送装置では給紙口は1つしか設けられていないが、搬送経路の形状によっては1つの給紙口からのみでは完全なストレート搬送経路を確保することが困難な場合がある。このような自動原稿搬送装置においては、ストレート搬送用に給紙口を別途設けることで完全なストレート搬送経路を確保している。
On the other hand, the automatic document feeder described in
しかしながら、給紙口を2つ設けた場合、一方の給紙口から原稿を搬送させた状態で同時に他方の給紙口から原稿を搬送させるとジャム等の搬送不良が発生する問題があった。また、給紙口を2つ設けることで自動原稿搬送装置の構成が大型化、複雑化を招きやすい問題があった。 However, when two paper feed ports are provided, there is a problem in that a conveyance failure such as a jam occurs when a document is transported from the other paper feed port at the same time while a document is transported from one paper feed port. In addition, the provision of two paper feed openings has a problem that the configuration of the automatic document feeder tends to increase in size and complexity.
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、給紙口が2つある自動原稿搬送装置において、構成を大型化や複雑化を招くことなく、ジャム等の搬送不良の発生を防止することを目的とする。 The present invention has been made to solve such a problem. In an automatic document feeder having two paper feed ports, it is possible to cause a conveyance failure such as a jam without increasing the size and complexity of the configuration. The purpose is to prevent.
本発明に係る画像形成装置は、上記目的を達成するため、第1の給紙口および第2の給紙口と原稿台に積載された前記原稿を1枚ずつ前記第1の給紙口より給紙する給紙手段と、給紙された搬送経路内の前記原稿を搬送する複数の搬送手段と、を備える自動原稿搬送装置において、第2の給紙口は1枚のみ前記原稿がセット可能な給紙口であり、前記複数の搬送手段のうち前記第2の給紙口の近傍に設けられた1つの搬送手段は、前記第2の給紙口にセットされた前記原稿の保持も兼ねる保持搬送手段であり、前記保持搬送手段は、前記第2の給紙口に前記原稿がセットされると、前記原稿を保持した状態で待機し、所定の時間経過後に作動することで前記原稿を搬送し、前記第2の給紙口近傍に、前記第2の給紙口への原稿セット可否を通知する原稿セット可否通知手段を設けたことを特徴とする。 In order to achieve the above object, the image forming apparatus according to the present invention supplies the first sheet feeding port, the second sheet feeding port, and the originals loaded on the document table one by one from the first sheet feeding port. In an automatic document feeder provided with a sheet feeding unit that feeds paper and a plurality of conveyance units that transports the document in the fed conveyance path, only one sheet of the document can be set in the second sheet feeding port. One of the plurality of conveying means provided in the vicinity of the second sheet feeding port also serves to hold the original set in the second sheet feeding port. Holding and conveying means, and when the original is set in the second paper feed port, the holding and conveying means waits in a state where the original is held, and operates after a predetermined time to remove the original. The paper is conveyed, and a document set availability to the second paper feed port is passed near the second paper feed port. It characterized in that a document set whether notifying means for.
本発明によれば、自動原稿搬送装置の構成の大型化や複雑化を招くことなく、ジャム等の搬送不良の発生を防止することができる。 According to the present invention, it is possible to prevent the occurrence of a conveyance failure such as a jam without increasing the size and complexity of the configuration of the automatic document conveyance device.
まず、図1を参照して、本発明の実施の一形態に係る複写機の全体構成について説明する。 First, an overall configuration of a copying machine according to an embodiment of the present invention will be described with reference to FIG.
(第1の実施の形態)
図1に示すように、複写機1は、画像形成部3と、画像読取部4と、搬送部としての自動原稿搬送装置(以下、単に「ADF」とも称する)5と、を含んで構成されている。複写機1は本発明に係る画像形成装置を構成する。
(First embodiment)
As shown in FIG. 1, the
画像形成部3は、例えば露光ユニットと、複数の感光体ドラムと、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の4色のトナーを用いる現像装置と、転写ベルト、二次転写部および定着部等とを備えている。この画像形成部3は、画像読取装置6で読み取った読取画像又はPC等外部装置から送信される印刷データに基づき、例えば露光ユニットにより各色の感光体ドラムを露光して各感光体ドラム上に静電潜像を形成し、現像装置の各色の現像ユニットで各感光体ドラムの潜像上にトナーを供給して現像する。また、画像形成部3は、各色の感光体ドラム上のトナー像を転写ベルトに一次転写し、二次転写部で記録紙上に重ねて二次転写した後、定着部により記録紙上のトナー像を加熱および加圧して定着させ、カラー画像を形成することができるようになっている。
The
次に、図2を用いて自動原稿搬送装置5を含む画像読取装置6の構成について説明する。
Next, the configuration of the
画像読取装置6は、自動搬送中に原稿画像を読み取るDFスキャナモード(搬送原稿読取りモード)と、平坦なコンタクトガラス上に載置された原稿の画像を読み取るフラットベッドスキャナモード(載置原稿読取りモード)とに切替え可能に構成されている。
The
フラットベッドスキャナモードにおいて、画像読取部4は、フラットベッドコンタクトガラス41上の原稿(例えば原稿シート、厚紙、本等)の画像面に光を照射して、その画像面からの反射光を画像信号に変換することにより原稿画像を読み取ることができる。
In the flatbed scanner mode, the
また、DFスキャナモードにおいて、ADF5は、原稿載置台である原稿トレイ51上に積載された原稿束から原稿Sを1枚ずつ分離して原稿搬送経路52内に搬入し、原稿搬送経路52に沿って搬送する。そして、その搬送中、原稿Sが、その搬送方向の上流側部分から順次部分的に画像読取部4の上面側のDFコンタクトガラス42に対面するようになっている。すなわち、画像読取装置6は、ADF5により搬送される原稿S上の画像を画像読取部4のDFコンタクトガラス42上で順次読取りすることにより、DFスキャナの機能を発揮できるようになっている。
In the DF scanner mode, the
なお、ADF5は、装置本体1Mの上面側の後部(背面側の部分)に図示しないヒンジ等の開閉機構を介して取り付けられている。そして、ADF5は、装置本体1Mに対してフラットベッドコンタクトガラス41上を開放する開位置と、フラットベッドコンタクトガラス41上の原稿を押付け可能な閉位置とをとり得るようになっている。
The ADF 5 is attached to a rear part (a part on the back side) of the upper surface side of the apparatus
次に図3を用いて画像読取装置6に用いられる読取ユニットについて説明する。
Next, a reading unit used in the
フラットベッドコンタクトガラス41は、画像読取装置6がフラットベッドスキャナとして機能する場合であって読取対象の原稿Sが載置されるとき、その原稿S(以下、第1の原稿ともいう)の画像面に対面するようになっている。また、DFコンタクトガラス42は、画像読取装置6がDFスキャナとして機能する場合に、原稿搬送経路52の所定読取り位置を通過する原稿S(以下、第2の原稿ともいう)の画像面に対面するようになっている。さらに、DFコンタクトガラス42は、フラットベッドコンタクトガラス41に対して予め設定された傾斜角θをなすよう傾斜している。
The flat
画像読取部4の内部には、第1読取ユニット45(読取ユニット)と、図3中の左右方向に延びるガイドロッド46とが設けられている。第1読取ユニット45は、一体型光学走査ユニット47と、一体型光学走査ユニット47を保持するブラケット48と、一体型光学走査ユニット47およびブラケット48の間に圧縮状態で組み込まれた複数の圧縮コイルばね49(弾性部材)とで構成されている。
A first reading unit 45 (reading unit) and a
一体型光学走査ユニット47は、例えばモールドフレームに、等倍結像素子ルーフミラーレンズアレイ、光路分離ミラー、等倍イメージセンサ、照明光源等を保持させた密着イメージセンサとして構成されている。この一体型光学走査ユニット47は、画像を主走査方向に高解像でライン走査することができ、ブック原稿等の画像読取りにも対応可能な大きな焦点深度を有するように構成されている。なお、一体型光学走査ユニット47は、DFスキャナとフラットベットスキャナに対応できる構成であれば、特定の方式に限定されるものではない。主走査方向は、フラットベッドコンタクトガラス41の上面およびDFコンタクトガラス42の上面の双方に対して平行な方向である。
The integrated
ブラケット48は、ガイドロッド46に支持された下側スライダ部48aと、一体型光学走査ユニット47を保持する一対の保持腕部48bと、これら下側スライダ部48aおよび一対の保持腕部48bを一体に装着したブラケット本体部48dとを有している。ここで、下側スライダ部48aは、ブラケット本体部48dの長手方向中央の下部に固定された筒状体からなり、一対の保持腕部48bは、ブラケット本体部48dの両端側で図中上方側に突出する一対の板状体によって構成されている。これら一対の保持腕部48bは、一体型光学走査ユニット47の両端面から垂直に突出する両端突出部47aを長手方向軸線回りに姿勢変化可能におよび上下方向に変位可能に保持するよう、垂直方向の長穴(小判穴)48cを有している。
The
複数の圧縮コイルばね49は、一体型光学走査ユニット47の下面部分を主走査方向の複数箇所で上方側(フラットベッドコンタクトガラス41側、DFコンタクトガラス42側)に押し付けるようになっている。
The plurality of compression coil springs 49 press the lower surface portion of the integrated
また、一体型光学走査ユニット47の上部には、フラットベッドコンタクトガラス41およびDFコンタクトガラス42のうち少なくとも一方の下面に当接しつつ副走査方向に円滑に滑り動く矩形環状の上部スライダ部47bが装着されている。なお、この上部スライダ部47bは、一体型光学走査ユニット47の長手方向または短手方向に延在するとともに、その延在方向と直交する方向で互いに離間する突起状のものであってもよい。また、上部スライダ部47bは、複数の半球状の突起等で構成されてもよい。いずれの場合も、上部スライダ部47bは、フラットベッドコンタクトガラス41およびDFコンタクトガラス42の下面かそれに代わるガイド面に対し、低摩擦係数で摺動性・滑動性が良く、無潤滑にできる素材で形成されるのがよい。
In addition, a rectangular annular
一体型光学走査ユニット47は、また、ブラケット48の下方側に配置されたガイドロッド46によって副走査方向に移動自在に案内されている。そして、その副走査方向の位置に応じて、一体型光学走査ユニット47は、その上部でフラットベッドコンタクトガラス41およびDFコンタクトガラス42のうちいずれか片方または両方にスライド可能に当接する。これにより、第1読取ユニット45は、ガイドロッド46に沿って移動自在であるものの、ガイドロッド46の軸回りの傾きを規制される。
The integrated
この第1読取ユニット45は、フラットベッドコンタクトガラス41上の原稿の画像面を主走査方向にライン走査するとともに副走査方向に移動することで、原稿の画像を読み取ることができる。また、第1読取ユニット45は、DFコンタクトガラス42上を通過する搬送原稿の画像を主走査方向にライン走査することで、原稿の画像を読み取ることができる。なお、画像読取部4の内部には、無端のループ状でその周方向の一箇所に第1読取ユニット45のブラケット48が固定されたタイミングベルトが設けられている。また、画像読取部4の内部には、タイミングベルトが弛みなく掛け渡された複数のタイミングプーリと、いずれか1つのタイミングプーリを回転駆動するモータ等が設けられている。
The
フラットベットスキャナモードの読取動作を行う場合、第1読取ユニット45は、ホームポジションから副走査方向一方側に移動しながら、例えば図2に実線で示す停止位置付近のホームポジションから同図中の右側に移動する。そして、その微小移動距離毎に一体型光学走査ユニット47によるライン走査を実行して、フラットベッドコンタクトガラス41上の載置原稿の表面(下面)の画像を読み取る。また、その読取動作が終了すると、第1読取ユニット45は、再度ホームポジションに戻る。
When performing the reading operation in the flatbed scanner mode, the
DFスキャナモードの読取動作を行う場合、第1読取ユニット45は、図2に実線で示すように、ホームポジションからDFコンタクトガラス42の下方に移動する。すなわち、第1読取ユニット45は、ホームポジションから予め設定された距離だけ副走査方向他方側に移動してDFコンタクトガラス42の下方で停止し、DFコンタクトガラス42上を通過する搬送原稿の表面の画像を読み取る。
When performing the reading operation in the DF scanner mode, the
第1読取ユニット45は、このように、フラットベッドコンタクトガラス41の下方側とDFコンタクトガラス42の下方側とに位置し得るよう副走査方向に移動可能である。そして、一体型光学走査ユニット47は、その副走査方向位置に応じて、図3(a)に示すフラットベッドコンタクトガラス41を通して画像読取り可能な水平の第1読取姿勢と、図3(c)に示すDFコンタクトガラス42を通して画像読取り可能な傾斜した第2読取姿勢と、図3(b)に示す中間的な位置に姿勢変化する。
Thus, the
ADF5は、定型の原稿Sを載置可能な原稿載置台としての原稿トレイ51と、原稿Sを画像読取り可能に搬送する原稿搬送経路52と、画像読取り後の原稿Sをスタックする排紙トレイ53とを備えている。原稿トレイ51と排紙トレイ53とは、小型化を目的として、少なくともそれらの一部が離間する状態で上下に重ねて配置されている。
The
次に図4を用いてADF5の第1の給紙口59および反転搬送経路について説明する。
Next, the first
ADF5は、原稿トレイ51に載置された原稿束から最上位の原稿Sを1枚ずつ分離して反転搬送可能に折り返された反転搬送経路である原稿搬送経路52内に搬入し給紙する分離ユニット52aを有している。原稿搬送経路52は本発明に係る搬送経路を構成する。分離ユニット52aは本発明に係る給紙手段を構成する。
The
原稿Sは第1の給紙口59より原稿搬送経路52内に搬入される。ここで原稿搬送経路52とは、第1の給紙口59から排紙口56までの搬送経路を指す。原稿搬送経路52のうちローラ対52c以降の下流側部分は、後述するストレート搬送経路60も兼ねるようになっている。第1の給紙口59の入口部には、原稿セットセンサ58があり、第1の給紙口59から原稿Sが差し込まれたのを検知する。
The document S is carried into the
分離ユニット52aで1枚に分離された原稿Sは、ローラ対52b、52c、52dにより読取部へ向けて搬送され、レジストセンサ57によって読取のタイミングを原稿先端と合わせて表面読取部で表面の画像が読み取られ、その後裏面読取部69で裏面が読み取られた後に排紙ローラ52dによって排紙口56から排紙トレイ53に排紙される。ローラ対52b、52c、52dは本発明に係る搬送手段を構成する。
The original S separated into one sheet by the
次に図4および図5を用いてADF5の第2の給紙口72およびストレート搬送経路について説明する。
Next, the second
ADF5は、カードや厚紙など、反転搬送では搬送できない原稿Sを読み取るためのストレート搬送経路60を有している。図4に示すように、ストレート搬送経路60は、原稿搬送経路52の一部であるローラ対52c以降の下流側の搬送経路を含む経路であり、第2の給紙口72から排紙口56までの搬送経路を指す。ここにいうカードとは、IDカード(身分証明書カード)、交通系カード等である。よって、ここでの小サイズとは、例えば身分証明書カードの形状を定めた国際規格であるISO/IEC 7810のID−1、ID−2またはID−3のいずれか、またはそれと同程度のカードサイズである。
The
ストレート搬送経路60を使用する場合は、図5に示す第2の給紙口72から原稿Sを手差しで1枚ずつ差し込み挿入する。第2の給紙口72は開閉式の手差し原稿トレイ73を開放することで給紙可能となる。手差し原稿トレイ73は、本発明に係る原稿トレイ部を構成する。
When the
手差し原稿トレイ73は、常時は閉じていてカバー55の側面の一部を構成し、第2の給紙口72を開放するように回動可能となっている。第2の給紙口72の入口部には、手差しセット検知センサ74があり、第2の給紙口72から原稿Sが差し込まれたのを検知する。手差しセット検知センサ74で原稿Sの差込を検知すると、所定時間経過後にローラ対52cが回転し、原稿Sの先端をローラ対52cの下流にあるレジストセンサ57が検知したところでローラ対52cの回転を停止し、その状態で原稿Sを挟持し保持する。ローラ対52cは原稿Sを保持し待機した後、読み取り動作指令がなされると、原稿Sをストレート搬送経路60に搬送する。手差しセット検知センサ74は、本発明に係る原稿セット検知手段を構成する。
The
手差しセット検知センサ74による検知後に、すぐにローラ対52cを回転してしまうと、ユーザは回転したローラ対52cに原稿Sを差し込むことになるため、斜めの状態で原稿Sがローラ対52cに保持されてしまう懸念がある。そのため、手差しセット検知センサ74で検知してから一定時間経過した後にローラ対52cを回転させることで、ユーザが停止したローラ対52cのニップに原稿Sを突き当てるため、原稿Sの斜行を補正することができるようになる。
If the
ユーザによって、操作部150上から読み取り開始指示がされると、ローラ対52cが回転し、レジストセンサ57によって、読み取り開始タイミングと原稿先端とあわせて、一体型光学走査ユニット47および裏面読取部69にて読み取りがなされる。
When the user gives an instruction to start reading from the
図4に示したように、ローラ対52c以降の原稿搬送経路52およびローラ対は、反転搬送経路である原稿搬送経路52およびストレート搬送経路60で兼用になっている。ローラ対52cは、第2の給紙口72の近傍に設けられ、第2の給紙口72にセットされた原稿Sの保持も兼ねている。第2の給紙口72からの1枚手差しセット時の保持ローラとして反転搬送経路で使用されているローラ対52cを共通で使用することで、マシンサイズをUPすることなく、1枚手差し給紙が可能となる。ローラ対52cは本発明に係る保持搬送手段を構成している。
As shown in FIG. 4, the
第2の給紙口72からの1枚手差し時の保持ローラ対を反転搬送経路である原稿搬送経路52のローラ対52cと兼用で使用しているため、反転搬送経路で読み取りを行っている時には、ローラ対52cはずっと回転しており、1枚手差しの原稿Sが第2の給紙口72から差し込まれると、その原稿Sも搬送経路内に搬送されてしまい、ジャム等の搬送不良が生じる。
Since the holding roller pair when manually feeding one sheet from the second
また、第2の給紙口72から1枚手差しの読み取りを行っている場合には、前の原稿Sが排紙しきらないうちに、次の原稿Sをローラ対52cにセットすると、そのまま次の原稿Sも搬送経路内に搬送されてしまい、搬送不良が生じる。特に1つのモータですべてのローラを動作している場合は単独でモータを止められないので、前の原稿Sが排紙しきるまで、ローラを回し続けなければならず、より搬送不良の発生する可能性が増す。
In addition, when one sheet is manually read from the second
本実施の形態では、上記搬送不良を防止するために、図5に示すように第2の給紙口近傍に赤色LED75を設け、原稿搬送経路52(反転搬送経路)、ストレート搬送経路60のいずれかで読取動作が開始されている読取動作中には、赤色LED75を点灯させ、ユーザに第2の給紙口72に原稿セット不可であることを通知する手段を設けている。これにより、ユーザは赤色LED75が点灯している間は、1枚手差しの第2の給紙口72への原稿セットが不可であることを容易に認識できる。
In the present embodiment, in order to prevent the conveyance failure, a
また、赤色LED75に加えて他の色を発光する青色LED76を設け、第2の給紙口72への原稿セットが不可の場合には赤色LED75を点灯させ、原稿セットが可能であれば青色LED76を点灯するようになっている。これによりユーザにわかりやすく第2の給紙口への原稿セットの可否を通知することができる。本実施の形態ではユーザに第2の給紙口への原稿セットの可否を通知するLEDとして赤色LEDと青色LEDを用いているが他の色を発光するLEDを用いてもよい。赤色LED75および青色LED76は本発明に係る原稿セット可否通知手段を構成する。
Further, in addition to the
第2の給紙口72に原稿Sがセットされた場合は、読取動作指令により動作が開始される前でも、原稿Sがセットされた時点で赤色LED75を点灯(同時に青色LED76がある場合は青色LED76を消灯)してもよい。また、青色LED76のみを設け、第2の給紙口72に原稿セット可時に点灯させるようにしても、ユーザに視覚的にセットで可能であることを通知できる。
When the document S is set in the second
図6に示すように、複写機1は、自動原稿搬送制御用の制御部100と、装置本体制御用の本体制御部111と、本体制御部111に付帯する操作部150とを備えている。
As shown in FIG. 6, the copying
制御部100は、原稿セットセンサ58、手差しセット検知センサ74、レジストセンサ57の他、ホームポジションセンサ83、突当センサ85、原稿幅センサ86、読取入口センサ87、排紙センサ89等の各種センサの検知信号を取り込むようになっている。
The
制御部100は、分離ユニット52aのピックアップローラを駆動するピックアップモータ101、ローラ対52bを駆動する給紙モータ102およびローラ対52c、52dを駆動する読取モータ103を作動させるようになっている。また、制御部100は、排紙ローラを駆動する排紙モータを作動させるようになっている。
The
制御部100と本体制御部111とは、インターフェース107を介して接続されている。本体制御部111は、操作部150のプリントキーが押下されると、インターフェース107を介して制御部100に原稿給紙信号や読取開始信号を送信するようになっている。制御部100は、読取開始信号による読取動作の開始指令の有無によって、後述する赤色LED75や青色LED76の点灯制御を行うようになっている。
The
図7は本実施の形態におけるLED点灯制御のフロー図である。 FIG. 7 is a flowchart of LED lighting control in the present embodiment.
制御部100は、第2の給紙口72に原稿Sがセットされているか否かを判断する(ステップS1)。制御部100は、原稿Sが第2の給紙口72にセットされている場合、本体制御部111より読取動作の開始指令がなされているか否かを判断する(ステップS2)。制御部100は、読取動作の開始指令がなされている場合は赤色LED75を点灯させ、青色LED76消灯させる(ステップS3)。読取動作の開始指令がなされていない場合は、ステップS1に戻り再度第2の給紙口72に原稿Sがセットされているか否かを判断する。
The
次いで、制御部100は第2の給紙口72からストレート搬送経路60へ搬送させた原稿Sの読取を行わせ(ステップS4)、読取動作が完了すると赤色LED75を消灯させ、青色LED76を点灯させ(ステップS9)、ADF5は再度待機状態となる(ステップS10)。
Next, the
制御部100は、ステップS1において原稿Sが第2の給紙口72にセットされていない場合、第1の給紙口59に原稿Sがセットされているか否かを判断する(ステップS5)。制御部100は、第1の給紙口59に原稿Sがセットされていない場合は、ステップS1に戻り再度第2の給紙口72に原稿Sがセットされているか否かを判断する。制御部100は、第1の給紙口59に原稿Sがセットされている場合は、本体制御部111より読取動作の開始指令がなされているか否かを判断する(ステップS6)。
When the document S is not set in the second
制御部100は、読取動作の開始指令がなされている場合は赤色LED75を点灯させ、青色LED76消灯させる(ステップS7)。読取動作の開始指令がなされていない場合は、ステップS1に戻り再度第2の給紙口72に原稿Sがセットされているか否かを判断する。
The
次いで、制御部100は第1の給紙口59から反転搬送経路である原稿搬送経路52へ搬送させた原稿Sの読取を行わせ(ステップS8)、読取動作が完了すると赤色LED75を消灯させ、青色LED76を点灯させ(ステップS9)、ADF5は再度待機状態となる(ステップS10)。このように、第1の給紙口59と第2の給紙口72の両方に原稿Sがセットされている場合は、例えばクラッチなどで第1の給紙口59への伝達を遮断し、第2の給紙口72からのストレート搬送読み取りを優先するようにしてジャム等の搬送不良を防止している。
Next, the
以上のように、本実施の形態に係る複写機1は、自動原稿搬送装置5を備え、自動原稿搬送装置5は、第1の給紙口59および第2の給紙口72と原稿台に積載された原稿Sを1枚ずつ第1の給紙口59より給紙する分離ユニット52aと、給紙された原稿搬送経路52内の原稿Sを搬送する複数のローラ対52b、52c、52dと、を備えている。また、自動原稿搬送装置5における第2の給紙口72は1枚のみ原稿Sがセット可能な給紙口であり、複数のローラ対52b、52c、52dのうち第2の給紙口72の近傍に設けられたローラ対52cは、第2の給紙口72にセットされた原稿Sの保持も兼ねている。
As described above, the copying
また、自動原稿搬送装置5におけるローラ対52cは、第2の給紙口72に原稿Sがセットされると、原稿Sを保持した状態で待機し、所定の時間経過後に作動することで原稿Sを搬送し、第2の給紙口72近傍に、第2の給紙口72への原稿セット可否を通知する赤色LED75および青色LED76を設けるようになっている。赤色LEDは原稿セット不可時に点灯し、青色LED76は原稿セット可時に点灯するようになっている。
In addition, the
この構成により、ユーザは第2の給紙口72の近傍に第2の給紙口72への原稿セット可否を通知する赤色LED75と青色LED76が設けられているため、容易に第2の給紙口72への原稿セット可否を判断することができるので、第1の給紙口59より挿入された原稿Sが原稿搬送経路52内を搬送中に誤って原稿Sをセットしてジャム等の搬送不良の発生を防止することができる。
With this configuration, since the user is provided with the
また、第2の給紙口72の近傍に設けられたローラ対52cが原稿搬送経路52内の原稿Sを搬送する手段と第2の給紙口72にセットされた原稿Sの保持も兼ねるため、第2の給紙口72にセットされた原稿Sを保持するためにのみ新たなローラ等を追加する必要がなく、自動原稿搬送装置5の構成の大型化や複雑化を防止することができる。
Further, the
また、赤色LED75および青色LED76は、第1の給紙口59もしくは第2の給紙口72のいずれか一方の給紙された原稿Sの読取動作が開始された場合に、第2の給紙口72への原稿セット不可を通知するようにしてもよい。この構成により、ユーザは容易に第2の給紙口72への原稿セット可否を判断することができるので、第1の給紙口59より搬入された原稿Sが原稿搬送経路52内を搬送中に誤って原稿をセットしてジャム等の搬送不良の発生を防止することができる。
Further, the
(第2の実施の形態)
以下、第2の実施の形態に係る複写機および自動原稿搬送装置について説明する。
(Second Embodiment)
Hereinafter, a copying machine and an automatic document feeder according to the second embodiment will be described.
本実施の形態に係る複写機および自動原稿搬送装置は、第1の実施の形態とは、原稿セット可否通知手段としてLEDでなく原稿シャッターを用いる点で異なるが、他の構成は基本的に同様である。したがって、同一の構成要素については、図1〜図7に示した第1の実施形態と同一の符号を用いて説明し、特に相違点について説明する。 The copying machine and the automatic document feeder according to the present embodiment differ from the first embodiment in that a document shutter is used instead of an LED as document setting availability notification means, but other configurations are basically the same. It is. Therefore, the same components will be described using the same reference numerals as those of the first embodiment shown in FIGS. 1 to 7, and particularly the differences will be described.
図8に示すように、自動原稿搬送装置5のストレート搬送経路60の手差しセット検知センサ74よりも上流側にシャッター部材で構成される原稿シャッター77が設けられている。原稿シャッター77は本発明に係る原稿セット可否通知手段を構成する。原稿シャッター77は、第2の給紙口72への原稿セットが不可の場合、すなわち原稿搬送経路52(反転搬送経路)、ストレート搬送経路60のいずれかで読取動作が開始されている読取動作中は、第2の給紙口72に飛び出し、ユーザによる第2の給紙口72からローラ対52cへの原稿差込を防止するようになっている。原稿シャッター77の飛び出しにより、物理的に第2の給紙口72への原稿差込が防止されるとともに、視覚的にも原稿差込ができないことをユーザが容易に認識できる。
As shown in FIG. 8, a
また、原稿シャッター77を手差しセット検知センサ74よりも上流に配置することで、原稿シャッター77で差し込みを防止している原稿Sを手差しセット検知センサ74がセットされていると誤検知することをなくすことができる。
Further, by arranging the
図9に原稿セット禁止の場合の状態、図10に原稿セット可の場合の状態を示す。 FIG. 9 shows a state when the document setting is prohibited, and FIG. 10 shows a state when the document setting is possible.
図9に示すように原稿シャッター77は、駆動源であるソレノイド78によって作動される。ただし、原稿シャッター77の駆動源としてはソレノイドに限らず搬送モータの駆動を用いてもよい。駆動源への動作指令は制御部100が行うようになっている。図9に示す原稿セット禁止の場合では、ソレノイド78がONし、スプリング79の力に勝って原稿シャッター77を図中矢印方向に回転させる。この状態では、原稿シャッター77が第2の給紙口72の略中央部をふさぐため、原稿Sの差し込みが禁止される。
As shown in FIG. 9, the
図10に示す原稿セット可の場合では、ソレノイド78がOFFし、スプリング79の力によって、原稿シャッター77が図中矢印方向に回転し、第2の給紙口72から原稿シャッター77が退避するので、第2の給紙口72に原稿Sをセットできるようになる。
In the case where the document can be set as shown in FIG. 10, the
また図8に示すように、手差し原稿トレイ73を搬送方向に向けて上方に傾かせている。手差し原稿トレイ73の原稿Sを載置する面の傾斜は第2の給紙口72より搬送方向下流側のストレート搬送経路60における搬送面の傾斜と略等しくなっている。これにより、原稿シャッター77でセットを阻止された原稿Sは、手差し原稿トレイ73上で保持することができないため、ユーザは必ず一度原稿Sを引き抜いて、原稿セット可能状態になった時(原稿シャッター77が図10の状態になった時)に、再度挿入することになる。
Further, as shown in FIG. 8, the
原稿シャッター77でセットを阻止した時に、原稿Sが手差し原稿トレイ73上で保持できてしまうと、ユーザは引き抜かなくても済むため、原稿Sがセットできたと勘違いしてしまう懸念がある。この場合は、原稿セット可能状態になった時に、操作部上のアニメ等で、ユーザに原稿Sを再度差し込むように、誘導する必要が生じる。
If the document S is blocked by the
原稿シャッター77の動作制御としては反転搬送動作時の場合は読取動作開始と同時に原稿シャッター77をONとし、手差し部への原稿挿入を防止する。ストレート搬送動作時は動作開始と同時に原稿シャッター77をONとすると原稿シャッター77が原稿Sへ接触してしまうため、ストレート搬送中の原稿後端が手差しセットセンサを抜けた後にONとする。これにより、原稿シャッター77の原稿Sへの接触を防止することができる。
As the operation control of the
図11は原稿シャッターの開閉制御のフロー図である。 FIG. 11 is a flowchart of document shutter opening / closing control.
制御部100は、第2の給紙口72に原稿Sがセットされているか否かを判断する(ステップS11)。制御部100は、原稿Sが第2の給紙口72にセットされている場合、本体制御部111より読取動作の開始指令がなされているか否かを判断する(ステップS12)。制御部100は、読取動作の開始指令がなされている場合はストレート搬送経路60における読取を開始する(ステップS13)。読取動作の開始指令がなされていない場合は、ステップS11に戻り再度第2の給紙口72に原稿Sがセットされているか否かを判断する。
The
次いで制御部100は、第2の給紙口72からストレート搬送経路60へ搬送させた原稿Sの読取を開始させ(ステップS13)、手差しセット検知センサ74をオフとする(ステップS14)。次いで制御部100は原稿シャッター77をオンとし(ステップS15)第2の給紙口72への原稿セットを防止する。制御部100は、ストレート搬送経路60における読取が完了すると(ステップS16)、原稿シャッター77が第2の給紙口72を塞ぐ状態を解除し(ステップS21)、ADF5は再度待機状態となる(ステップS22)。
Next, the
制御部100は、ステップS11において原稿Sが第2の給紙口72にセットされていない場合、第1の給紙口59に原稿Sがセットされているか否かを判断する(ステップS17)。制御部100は、第1の給紙口59に原稿Sがセットされていない場合は、ステップS11に戻り再度第2の給紙口72に原稿Sがセットされているか否かを判断する。制御部100は、第1の給紙口59に原稿Sがセットされている場合は、本体制御部111より読取動作の開始指令がなされているか否かを判断する(ステップS18)。
When the document S is not set in the second
制御部100は、読取動作の開始指令がなされている場合は原稿シャッター77をオンとし(ステップS19)、原稿搬送経路52での反転搬送読取を行う(ステップS20)。制御部100は、反転搬送読取が完了すると原稿シャッター77が第2の給紙口72を塞ぐ状態を解除し(ステップS21)、ADF5は再度待機状態となる(ステップS22)。
When the reading operation start command is issued, the
以上のように本実施の形態に係る自動原稿搬送装置5は、原稿セット可否通知手段は、原稿セット不可時に、第2の給紙口72からローラ対52cへの原稿Sの挿入を防止する原稿シャッター77で構成されている。
As described above, in the
この構成により、ユーザは原稿セット不可時に第2の給紙口72から原稿Sを挿入できなくなるため、第1の給紙口59より挿入された原稿Sが原稿搬送経路52内を搬送中に誤って原稿Sをセットしてジャム等の搬送不良の発生を防止することができる。
With this configuration, the user cannot insert the document S from the second
また、自動原稿搬送装置5は、第2の給紙口72への原稿Sのセットを検知する手差しセット検知センサ74を有し、原稿シャッター77は、手差しセット検知センサ74よりも搬送方向上流側に設けられ、第2の給紙口72からローラ対52cへの原稿Sの挿入を防止するようにしてもよい。
The
この構成により、原稿シャッター77で差し込みを防止している原稿Sを手差しセット検知センサ74がセットされていると誤検知することをなくし、原稿Sの搬送不良をより防止することができる。
With this configuration, it is possible to prevent erroneous detection that the manual
また、第2の給紙口72から給紙する原稿Sを載置する手差し原稿トレイ73は、原稿Sを載置する面の傾斜が第2の給紙口72より搬送方向下流側のストレート搬送経路60における搬送面の傾斜と略等しくなるよう、上方に傾斜させてもよい。この構成により、原稿シャッター77でセットを阻止された原稿Sは手差し原稿トレイ73上で保持できず、ユーザが原稿Sがセットされたと勘違いすることにより生じる不便性を解消することができる。
In addition, the
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加え得ることは勿論である。 Although the embodiment of the present invention has been described above, the present invention is not limited to the above-described embodiment, and various modifications can be made without departing from the scope of the present invention.
本発明によれば、自動原稿搬送装置の構成の大型化や複雑化を招くことなく、ジャム等の搬送不良の発生を防止することができ自動原稿搬送装置および画像形成装置全般に有用である。 According to the present invention, it is possible to prevent the occurrence of a conveyance failure such as a jam without causing an increase in size and complexity of the configuration of the automatic document conveyance device, which is useful for an automatic document conveyance device and an image forming apparatus in general.
1 複写機
1M 装置本体
5 自動原稿搬送装置
51 原稿トレイ(原稿台)
52 原稿搬送経路(搬送経路)
52a 分離ユニット(給紙手段)
52b ローラ対(搬送手段)
52c ローラ対(搬送手段、保持搬送手段)
52d ローラ対(搬送手段)
59 第1の給紙口
60 ストレート搬送経路(搬送経路)
72 第2の給紙口
73 手差し原稿トレイ(原稿トレイ部)
74 手差しセット検知センサ(原稿セット検知手段)
75 赤色LED(原稿セット可否通知手段)
76 青色LED(原稿セット可否通知手段)
77 原稿シャッター(原稿セット可否通知手段)
S 原稿
DESCRIPTION OF
52 Document transport path (transport path)
52a Separation unit (paper feeding means)
52b Roller pair (conveying means)
52c Roller pair (conveying means, holding and conveying means)
52d Roller pair (conveying means)
59 First
72 Second
74 Manual feed set detection sensor (document set detection means)
75 Red LED (document setting availability notification means)
76 Blue LED (document setting availability notification means)
77 Document shutter (Document setting availability notification means)
S manuscript
Claims (10)
原稿台に積載された前記原稿を1枚ずつ前記第1の給紙口より給紙する給紙手段と、
給紙された搬送経路内の前記原稿を搬送する複数の搬送手段と、を備える自動原稿搬送装置において、
第2の給紙口は1枚のみ前記原稿がセット可能な給紙口であり、
前記複数の搬送手段のうち前記第2の給紙口の近傍に設けられた1つの搬送手段は、前記第2の給紙口にセットされた前記原稿の保持も兼ねる保持搬送手段であり、
前記保持搬送手段は、前記第2の給紙口に前記原稿がセットされると、前記原稿を保持した状態で待機し、所定の時間経過後に作動することで前記原稿を搬送し、
前記第2の給紙口近傍に、前記第2の給紙口への原稿セット可否を通知する原稿セット可否通知手段を設けたことを特徴とする自動原稿搬送装置。 A first sheet feeding port, a second sheet feeding port, and a sheet feeding unit that feeds the documents stacked on the document table one by one from the first sheet feeding port;
A plurality of conveying means for conveying the document in a fed conveyance path, and an automatic document conveying device comprising:
The second paper feed port is a paper feed port in which only one document can be set.
One conveying means provided in the vicinity of the second paper feeding port among the plurality of conveying means is a holding and conveying means that also serves to hold the document set in the second paper feeding port,
The holding and conveying means waits in a state where the original is held when the original is set in the second paper feed port, and operates after a predetermined time to convey the original.
An automatic document feeder comprising a document set availability notification means for notifying whether or not a document can be set in the second sheet feed port in the vicinity of the second sheet feed port.
前記原稿シャッターは、前記原稿セット検知手段よりも搬送方向上流側に設けられ、前記第2の給紙口から前記保持搬送手段への前記原稿の挿入を防止することを特徴とする請求項7に記載の自動原稿搬送装置。 A document set detecting means for detecting the setting of the document in the second paper feed port;
8. The document shutter according to claim 7, wherein the document shutter is provided upstream of the document set detection unit in a conveyance direction, and prevents the document from being inserted into the holding conveyance unit from the second sheet feeding port. The automatic document feeder described.
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JP2019163127A (en) * | 2018-03-19 | 2019-09-26 | 株式会社リコー | Document conveyance auxiliary device, automatic document conveyance apparatus, document reading apparatus and image formation apparatus |
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2015
- 2015-10-30 JP JP2015215202A patent/JP2017081750A/en active Pending
Cited By (2)
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