JP2017081258A - 車両用操作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な操作(音声入力)で機能カスタマイズが可能な一括操作可能なスイッチを備えた車両用操作装置を提供する。【解決手段】車両に搭載された複数の車載機器400の機能を一括操作するためのスイッチ101〜103と、車両の走行、停止状態等のシーン(場面)を判断するシーン判断部210と、シーンに応じて各車載機器の機能を一括操作する項目を登録する一括操作登録部220と、スイッチ101〜103の操作により一括操作に対応する複数機能を各車載機器に実行させる制御部230と、を有し、制御部230の動作は、スイッチ101〜103の特定のスイッチ操作により、一括操作の項目を変更する音声入力モードに遷移する制御を行なうように構成する。【選択図】図2

Description

本発明は、車両用操作装置に関する。
従来の技術として、ユーザが希望する一連の車載機器の操作を記憶させ、この記憶させた操作をユーザによる簡単な操作によって一括して実行する車両用操作装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この車両用操作装置は、それぞれ操作部を有する複数の車載機器と電気的に接続された車載制御装置であって、ユーザの操作によって操作部から複数の車載機器に対して動作の開始が指示されたときに、複数の車載機器の動作状態を監視する監視手段と、監視手段によって監視された複数の車載機器の動作状態を記憶する記憶手段と、所定の指示がなされたときに、記憶手段に記憶された複数の車載機器の動作状態に対応する操作指令を複数の車載機器に出力する出力手段とを有して構成されている。
この特許文献1の車両用操作装置は、ユーザの操作による複数の車載機器(エアコン、エアピュリファイヤ、オーディオ、シート、ドアロック、ウィンドウ開閉装置等)の動作状態を多重信号線を介して監視すると共に、この監視した動作状態を記憶する。そして、ユーザがスイッチを操作することで、記憶した複数の車載機器の動作状態に対応する操作指令を複数の車載機器に出力する。これにより、ユーザによる複数の車載機器の一連の操作を一括して簡単に実行することが可能になるとされている。
特開2003−312388号公報
特許文献1の車両用操作装置によれば、ユーザが希望する一連の車載機器の操作を一括で機能実行できるので、ユーザの状態やシーン(場面)に応じて車載機器の操作手数を減らすことができる。しかし、ユーザの状態やシーン(場面)によっては、一部の機能を実行させたくない場合も考えられる。特許文献1のような従来の技術においては、一部の機能を実行しないようにする機能カスタマイズ操作ができず、利便性が十分ではないという問題があった。
従って、本発明の目的は、簡単な操作(音声入力)で機能カスタマイズが可能な一括操作可能なスイッチを備えた車両用操作装置を提供することにある。
[1]上記目的を達成するため、車両に搭載された複数の車載機器の機能を一括操作するためのスイッチと、前記車両の走行、停止状態等のシーン(場面)を判断するシーン判断部と、前記シーンに応じて前記各車載機器の機能を一括操作する項目を登録する一括操作登録部と、前記スイッチの操作により前記一括操作に対応する複数機能を各車載機器に実行させる制御部と、を有し、前記制御部の動作は、前記スイッチの特定のスイッチ操作により、前記一括操作の項目を変更する音声入力モードに遷移することを特徴とする車両用操作装置を提供する。
[2]前記音声入力モードにおける前記項目の変更は、前記音声入力モードで認識した項目の削除又は追加であることを特徴とする上記[1]に記載の車両用操作装置であってもよい。
[3]また、前記スイッチの特定のスイッチ操作は、前記スイッチの長タッチ(長押し)操作であることを特徴とする上記[1]又は[2]に記載の車両用操作装置であってもよい。
本発明によれば、簡単な操作(音声入力)で機能カスタマイズが可能な一括操作が可能となる。
図1は、本発明の実施の形態に係る車両用操作装置のスイッチ部の配置例を説明するための車両のセンターコンソール付近の全体斜視図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る車両用操作装置の概略構成ブロック図である。 図3は、各シーン毎の実行機能表の例である。 図4は、本発明の実施の形態に係る車両用操作装置の動作を示すフローチャートである。
(本発明の実施の形態)
本発明の実施の形態に係る車両用操作装置は、一括操作スイッチの各スイッチに予め登録していた複数の車載機器を操作するそれぞれの機能を、所定のシーン(場面)においてそのスイッチを例えばタッチすることで一括実行する。また、そのスイッチを例えば長タッチすることにより、音声入力モードに遷移して、音声入力モードで認識した項目を実行せずに他の機能のみを実行することができる。これにより、簡単な操作(音声入力)で機能カスタマイズが可能で、複数の車載機器を一括操作することが可能になるものである。
図1は、本発明の実施の形態に係る車両用操作装置のスイッチ部の配置例を説明するための車両のセンターコンソール付近の全体斜視図である。また、図2は、本発明の実施の形態に係る車両用操作装置の概略構成ブロック図である。
(車両用操作装置1の構成)
本発明の実施の形態に係る車両用操作装置1は、車両5に搭載された複数の車載機器400の機能を一括操作するためのスイッチ(101〜103)と、車両5の走行、停止状態等のシーン(場面)を判断するシーン判断部210と、シーンに応じて各車載機器の機能を一括操作する項目を登録する一括操作登録部220と、スイッチ(101〜103)の操作により一括操作に対応する複数機能を各車載機器に実行させる制御部230と、を有し、制御部230の動作は、スイッチ(101〜103)の特定のスイッチ操作により、一括操作の項目を変更する音声入力モードに遷移する制御を行なうように構成されている。
(スイッチ101、102、103)
図1に示すように、スイッチ101、102、103は、一括操作スイッチ部100として、例えば、車両5のセンターコンソール2の一部に配置されている。各スイッチ(101、102、103)は、本実施の形態では、静電容量式のタッチ式のスイッチとするが、押圧接点式等のスイッチでもよい。各スイッチ(101、102、103)は、その表面に指等でタッチ操作することによりスイッチオンとして機能する。また、その表面に指等で長タッチ操作することにより、上記示したスイッチオン機能の他の機能である特定のスイッチ操作として機能させることができる。なお、押圧接点式のスイッチの場合は、長押し操作により特定のスイッチ操作として機能させることができる。また、長タッチ操作は、通常のタッチと区別できるタッチ操作の代表例であって、長タッチ操作以外に、ダブルタップ(2回連続タッチ)、2本/3本指で同時タッチ、等の他の操作であってもよい。また、各スイッチ101、102、103の表面は、表示部(101a、102a、103a)とされており、所定の条件で点灯する。この所定の条件は後述する。
各スイッチ101、102、103には、予め、車両に搭載された複数の車載機器の機能を一括操作する機能が割り当てられている。この一括操作機能は、後述するように、操作装置ECU200により、登録しておくことができる。
各スイッチ101、102、103は、一括操作スイッチ部100としてセンターコンソール2に配置されて操作装置ECU200に接続されている。
(操作装置ECU200)
操作装置ECU200は、例えば、プログラムに従って、演算処理を実行するCPU(Central Processing Unit)、半導体メモリであるRAM及びROM(Read Only Memory)等から構成されるマイクロコンピュータである。操作装置ECU200は、シーン判断部210、一括操作登録部220、制御部230、音声入力部240、記憶部250等を有している。なお、これらの処理部は、ECU内部に有していても、外付けにより備えていてもよい。特に、音声入力部240は、音声認識プロセッサとして別のチップとされたものでもよい。
シーン判断部210は、例えば、車載LAN300で接続されたGPS部310や車速センサ320からの情報を基にして、車両5のおかれたシーン(場面)を判断する。例えば、GPS部310の位置情報を取得することにより、予め登録された地図情報から、車両5が登録された自宅、ガソリンスタンド、ドライブスルー店等に位置していることを判断することができる。また、車速センサ320により車両5の速度を取得することにより、車両5が走行中か停車中かを判断することができる。これらの判断に基づいて、例えば、車両5が自宅に戻り停車した状態、車両5がガソリンスタンドに立ち寄って停車した状態、あるいは、ドライブスルー店に立ち寄って停車した状態等の種々のシーン(場面)を判断することができる。これらのシーン(場面)判断は、後述するフローチャートに従って判断される。
一括操作登録部220は、複数の車載機器400を操作するそれぞれの機能を実行する項目として、記憶部250に登録する。複数の車載機器400は、例えば、図2に示すように、ウインドウレギュレータ(全席)410、サンシェード420、ワイパー430、ドアロック440、ライト450、オーディオ460、フューエルリッド470等である。車両に搭載される車載機器であれば、一括操作の対象とすることができる。一括操作登録部220による登録の方法は種々の方法を用いることができる。例えば、工場出荷時に、種々の一括操作登録がされており、図1に示す表示部7に登録された一括操作メニューを表示して、その中から選択して記憶部250に登録することができる。あるいは、マニュアル設定により、図1に示す表示部7に登録する車載機器を表示させ、複数の車載機器を選択して一括操作の対象として登録することもできる。
音声入力部(音声認識部)240は、発話された音声を取得するマイクロフォン260からの音声入力、及び、入力された音声波形(情報)に対して音声認識処理を行い、音声認識処理の結果である音声認識情報を出力する。音声認識情報とは、音声認識処理を行って得られた語句の情報である。音声入力部240は、入力された音声波形を分割し、分割された区間をさらに母音、子音などの区間に分けた音声波形と、予め記憶されたひな形集に含まれる音声波形のひな形とのパターンマッチングを行う。例えば、HMM(Hidden Markov Model;隠れマルコフモデル)を用いて分割された区間ごとの音声認識処理を行い、その結果に基づいて候補語句の中から音声情報に対応する語句を選択する。
本実施の形態では、一括操作の項目を音声入力モードにより変更する。したがって、上記説明したように、音声認識処理を行い、その結果に基づいて候補語句の中から音声情報に対応する語句を選択し、その選択された語句に対応する一括操作の項目を変更対象とする。なお、この変更は、一括操作の項目の削除又は追加である。項目の削除によりその項目の車載機器を動作させないようにし、項目の追加により、その項目の車載機器を追加して動作させるようにする。本実施の形態では、以下の説明においては、この変更は、一括操作の項目の削除の場合について説明する。例えば、音声入力部240により、「ドアロック」という語句が音声認識された場合は、ドアロック操作が一括操作の項目から削除される。
マイクロフォン260は、ユーザの声を取得して音声入力部240へ出力する。本実施の形態では、図2に示すように、センターコンソール2の一部に配置される。なお、このマイクロフォン260は、他の車載機器と共用のものとして備えられるものであってもよい。
制御部230は、記憶部250に記憶されたプログラム、各シーン(場面)、一括操作登録された車載機器、音声情報に対応する語句、等に基づいて、後述するフローチャートに従って動作する。制御部230は、図2で示す、スイッチ(101〜103)のタッチ操作、又は長タッチ操作、音声入力モードへの遷移実行、車両5のおかれたシーン(場面)の判断、音声入力による一括操作の項目の変更(削除)、車載機器の一括操作、を実行する。
(GPS部310)
GPS(Global Positioning System)部310は、車両5の位置情報を取得するシステムであり、車載LAN300を介して操作装置ECU200と接続されている。GPS部310は、車両5の位置情報を取得し、GPS情報を生成する。このGPS情報は、車載LANを介して随時、操作装置ECU200が参照することができる。これにより、一括操作登録部220により登録された自宅、ガソリンスタンド、ドライブスルー店等の地図データと照合することが可能になる。
(車速センサ320)
車速センサ320は、車両5の運転速度を検出する検出部として機能し、車載LAN300を介して操作装置ECU200と接続されている。車速センサ320は、例えば、各輪に取り付けられた車輪速センサとスキッドコントロールコンピュータ等から構成され、車輪速センサが出力する車輪速パルス信号をスキッドコントロールコンピュータが車速矩形波パルス信号(車速信号)に変換して速度情報を算出する。操作装置ECU200は、車両5の運転状態を判断する際に、車載LAN300を介して車速センサ320から車両の速度情報を取得することができる。これにより、車両5が走行中か停車中かを判断することが可能になる。
(車両用操作装置1の動作)
図3は、各シーン(場面)毎の実行機能表の例である。一括操作登録部220により、例えば、シーン1が図1に示したスイッチ101、シーン2がスイッチ102、シーン3がスイッチ103に割り当てられて登録されている例である。
シーン1は、自宅での降車を想定したものである。このような場面においては、全席の窓を閉め、ワイパー動作をオフにし、サンシェードを開け、ドアをアンロックする。ユーザは、表示部101aが点灯したスイッチ101をタッチ操作するだけで、このような機能を一括して実行することができ、ユーザはドアを開けて降車することができる。
シーン2は、ガソリンスタンドでの給油を想定したものである。このような場面においては、D席の窓を開け、ワイパー動作をオフにし、ライトを消灯し、オーディオをオフにし、フューエルリッドを開ける。ユーザは、表示部102aが点灯したスイッチ102をタッチ操作するだけで、このような機能を一括して実行することができ、開いた窓から給油の指示を伝えることができる。
また、シーン3は、ドライブスルーでの商品注文を想定したものである。このような場面においては、D席の窓を開け、オーディオ音声出力をミュート状態にする。ユーザは、表示部103aが点灯したスイッチ103をタッチ操作するだけで、このような機能を一括して実行することができ、開いた窓から商品注文の指示を伝えることができる。
しかし、上記のようなシーン(場面)において、一括操作の項目から特定の車載機器の機能実行を削除(変更)したい場合が考えられる。例えば、シーン1において、一旦降車した後にまた乗車することを予定している場合に、全席の窓を閉めないでほしい場合がある。あるいは、シーン2において、オーディオをオフにしないでほしい場合がある、等である。このような場合に、音声入力により、特定の車載機器の機能実行を削除する。すなわち、簡単な操作(音声入力)で機能カスタマイズを可能とする。
図4は、本発明の実施の形態に係る車両用操作装置の動作を示すフローチャートである。以下、このフローチャートに従って説明する。
操作装置ECU200のシーン判断部210は、一括操作の条件を満たすかどうかを判断する。予め登録されたシーン1〜シーン3について、一括操作の条件を満たすかどうかを判断する(Step1)。シーン1の条件として、GPS部310の位置情報を取得することにより、予め登録された地図情報から、車両5が登録された自宅に位置しているかどうかを判断する。また、車速センサ320により車両5の速度を取得することにより、車両5が停車中かどうかを判断する。いずれの条件も満たす場合は、シーン1の条件を満たすと判断する。シーン2の条件として、GPS部310の位置情報を取得することにより、予め登録された地図情報から、車両5が登録されたガソリンスタンドに位置しているかどうかを判断する。また、車速センサ320により車両5の速度を取得することにより、車両5が停車中かどうかを判断する。いずれの条件も満たす場合は、シーン2の条件を満たすと判断する。シーン3の条件として、GPS部310の位置情報を取得することにより、予め登録された地図情報から、車両5が登録されたドライブスルー店に位置しているかどうかを判断する。また、車速センサ320により車両5の速度を取得することにより、車両5が停車中かどうかを判断する。いずれの条件も満たす場合は、シーン3の条件を満たすと判断する。登録されたシーンの条件を満たす場合は、一括操作の条件を満たすものとして、Step2へ進み、満たさない場合は、Step1を繰り返して実行する。
次に、操作装置ECU200の制御部230は、一括操作スイッチ部100の各スイッチ101、102、103の表示部(101a、102a、103a)を点灯させる(Step2)。例えば、Step1において、シーン1の条件をみたして一括操作の条件を満たすものと判断された場合は、スイッチ101の表示部101aを点灯させる。また、シーン2の条件をみたして一括操作の条件を満たすものと判断された場合は、スイッチ102の表示部102aを点灯させる。また、シーン3の条件をみたして一括操作の条件を満たすものと判断された場合は、スイッチ103の表示部103aを点灯させる。
次に、操作装置ECU200の制御部230は、点灯したスイッチ(101、102、103)がタッチされたかどうかを判断する。スイッチ(101、102、103)は静電容量式のタッチスイッチであり、その静電容量の変化量を検出することにより、そのスイッチにタッチ操作がされたかどうかを判断することができる(Step3)。タッチ操作がされた場合は、Step4へ進み、タッチ操作がされない場合は、Step5へ進む。
操作装置ECU200の制御部230は、点灯したスイッチのタッチ操作がされた場合、そのタッチされたスイッチに対応して割り当てられた車載機器の一括操作を実行する。すなわち、制御部230は、記憶部250に登録された複数の車載機器を、車載LANを介して、登録された機能項目として実行する(Step4)。シーン1の一括操作では、全席の窓を閉め、ワイパー動作をオフにし、サンシェードを開け、ドアをアンロックする。シーン2の一括操作では、D席の窓を開け、ワイパー動作をオフにし、ライトを消灯し、オーディオをオフにし、フューエルリッドを開ける。また、シーン3の一括操作では、D席の窓を開け、オーディオ音声出力をミュート状態にする。上記のような一括操作が実行されることにより、本フローは終了する(エンド)。
操作装置ECU200の制御部230は、点灯したスイッチ(101、102、103)が長タッチされたかどうかを判断する。通常のタッチ操作の時間に対して、長時間に設定された時間以上のタッチ時間が検出されたかどうかにより、長タッチの判断が可能である(Step5)。長タッチ操作がされた場合は、Step6へ進み、タッチ操作がされない場合は、本フローは終了する(エンド)。
制御部230の動作は、音声入力部(音声認識部)240及びマイクロフォン260をオン状態にして、音声入力モードに遷移する(Step6)。この音声入力モードにおいて、音声入力部(音声認識部)240は、ユーザの発話した音声をマイクロフォン260により取得する。
次に、音声入力部(音声認識部)240は、音声認識処理により、予め記憶された語句と一致する語句を選択し、その語句に対応する操作の特定項目を認識する(Step7)。音声入力部(音声認識部)240が特定項目を認識した場合は、Step8へ進み、特定項目を認識しない場合は、本フローは終了する(エンド)。
制御部230は、この認識された特定項目を、一括操作の項目から削除する。制御部230は、一括操作の項目から特定項目が削除されて変更された一括操作の項目を実行する(Step8)。例えば、音声入力部240により、「ドアアンロック」という語句が音声認識された場合は、ドアロック操作が一括操作の項目から削除される。また、「窓は閉めないで」という文章を分割して区間ごとの音声認識処理を行い、その結果に基づいて候補語句の中から音声情報に対応する語句を選択する高度な音声認識技術を用いることも可能である。
以上示したような一連のフローにより、本発明の実施の形態に係る車両用操作装置の動作が終了する(エンド)。
(本発明の実施の形態の効果)
(1)本実施の形態によれば、一括操作スイッチの各スイッチに予め登録していた複数の車載機器を操作するそれぞれの機能を、所定のシーン(場面)においてそのスイッチを例えばタッチすることで一括実行する。また、そのスイッチを例えば長タッチすることにより、音声入力モードに遷移して、音声入力モードで認識した項目を実行せずに他の機能のみを実行することができる。これにより、簡単な操作(音声入力)で機能カスタマイズが可能で、複数の車載機器を一括操作することが可能になる。
(2)本実施の形態では、特定のスイッチ操作である例えばスイッチの長タッチ(長押し)操作により、音声入力モードに遷移することができる。これにより、運転操作等に影響を与えずに機能カスタマイズを可能にすることができる。
(3)本実施の形態では、音声入力モードにより、特定項目を一括操作の項目から削除又は追加することができる。これにより、機能カスタマイズを画面を見ながら設定する事が不要で操作手数を減らすことが可能であり、運転しながらでも安全で簡単な設定操作が可能となる。
以上、本発明のいくつかの実施の形態を説明したが、これらの実施の形態は、一例に過ぎず、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。これら新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更等を行うことができる。また、これら実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない。さらに、これら実施の形態は、発明の範囲及び要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…車両用操作装置
2…センターコンソール
5…車両
7…表示部
100…一括操作スイッチ部
101、102、103…スイッチ
101a、102a、103a…表示部
200…操作装置ECU
210…シーン判断部
220…一括操作登録部
230…制御部
240…音声入力部
250…記憶部
260…マイクロフォン
300…車載LAN
310…GPS部
320…車速センサ
400…車載機器
410…ウインドウレギュレータ(全席)
420…サンシェード
430…ワイパー
440…ドアロック
450…ライト
460…オーディオ
470…フューエルリッド

Claims (3)

  1. 車両に搭載された複数の車載機器の機能を一括操作するためのスイッチと、
    前記車両の走行、停止状態等のシーン(場面)を判断するシーン判断部と、前記シーンに応じて前記各車載機器の機能を一括操作する項目を登録する一括操作登録部と、前記スイッチの操作により前記一括操作に対応する複数機能を各車載機器に実行させる制御部と、を有し、
    前記制御部の動作は、前記スイッチの特定のスイッチ操作により、前記一括操作の項目を変更する音声入力モードに遷移することを特徴とする車両用操作装置。
  2. 前記音声入力モードにおける前記項目の変更は、前記音声入力モードで認識した項目の削除又は追加であることを特徴とする請求項1に記載の車両用操作装置。
  3. 前記スイッチの特定のスイッチ操作は、前記スイッチの長タッチ(長押し)操作であることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用操作装置。
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