JP2017079699A - 収穫搬送装置 - Google Patents

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水野 修
Osamu Mizuno
修 水野
金田 正明
Masaaki Kaneda
正明 金田
川野 肇
Hajime Kawano
肇 川野
球夫 岡本
Tamao Okamoto
球夫 岡本
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Abstract

【課題】果実に損傷を与えることなく果実を収穫する収穫搬送装置を提供する。
【解決手段】収穫搬送装置500は、筒状で、エンドエフェクタ21から果実が落下する位置にある一方の端部に第1開口部22bを有し、構造体に固定される他方の端部に第2開口部22cを有し、エンドエフェクタと集積部との間に位置する移送部を備え、移送部は、弾性的に伸縮自在な筒状の筒状部22aを有し、筒状部の内部空間の長手方向に垂直な最小の断面の断面積は、無負荷状態では内部空間を通過する際の果実の長手方向に垂直な最大の断面の断面積より大きく、筒状部が長手方向に伸張した状態では果実の長手方向に垂直な最大の断面の断面積よりも小さい構成を採る。
【選択図】図2

Description

本発明は、果菜類等の農作物を収穫する収穫搬送装置に関する。
果菜類等の農作物の収穫作業は、一般に特定の時期に果実が生育するため、短期間に多くの労力を要する。また、収穫作業が行われる場所は作物が生育するのに適した環境であるため、人が収穫する作業条件としては良好と言えない状態も多い。これらのことから、農作物の収穫作業の自動化が望まれている。
従来、自動収穫を行う技術としては、例えば、特許文献1に記載される収穫搬送装置が知られている。図1は、従来の収穫搬送装置の概略構成図である。図1に示すように、従来の収穫搬送装置は、果実91を吸着等により枝95から分離する摘取部94を有し、摘取部94から果実収納部(図示せず)を備えた収穫搬送装置本体93に向け接続された輸送筒体92を有する。
果実91は、枝95から分離すると、自重により輸送筒体92を経て収穫搬送装置本体93に落下する。
特開昭59−31614号公報
しかしながら、上述した従来の収穫搬送装置は、果実91の高さにおける位置エネルギをほぼ運動エネルギに変換して収穫搬送装置本体93に至らせるため、その経路である輸送筒体92との摺動摩擦や、収穫搬送装置本体93内部での果実同士の衝突等により、果実91に摺動傷、打痕等が発生する等の課題があった。
また、これらの傷や打痕等から果汁が経路等に飛散する場合が有り、その結果として果実表面や輸送筒体等の経路にカビや雑菌等が繁殖し、またこれらが他の果実にも伝播し、果実の商品価値に影響する場合があった。
本発明は、この課題を解決するものであり、果実に損傷を与えることなく果実を収穫する収穫搬送装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の収穫搬送装置は、
果実を植物の他の部分から分離する機能を有するエンドエフェクタと、
一端に前記エンドエフェクタが接続された収穫アームと、
前記収穫アームの他端を固定する構造体と、
前記果実を集積する集積部と、
前記収穫アームを移動する制御、及び、前記エンドエフェクタに前記果実を分離させる制御を行う制御部と、
筒状で、前記エンドエフェクタから前記果実が落下する位置にある一方の端部に第1開口部を備え、前記構造体に固定される他方の端部に第2開口部を備え、前記エンドエフェクタと前記集積部との間に位置する移送部と、
を備え、
前記移送部は、
弾性的に伸縮自在な筒状の筒状部を有し、前記筒状部の内部空間の長手方向に垂直な最小の断面の断面積は、無負荷状態では前記内部空間を通過する際の前記果実の前記長手方向に垂直な最大の断面の断面積より大きく、前記筒状部が長手方向に伸張した状態では前記果実の前記長手方向に垂直な最大の断面の断面積よりも小さい、
ことを特徴とする。
以上のように、本発明の収穫搬送装置によれば、果実が植物本体から分離した際には果実の落下速度の大きさが移送部において緩和されるので、果実の落下に伴う損傷等を防ぐことができる。
従来の技術を示す図 本発明の実施の形態1にかかる収穫搬送装置を示す正面図 実施の形態1にかかる収穫搬送装置を示す側面図 実施の形態1にかかる収穫搬送装置を示す正面図 実施の形態1にかかる収穫対象とする果実の構成を示す図 実施の形態1にかかる収穫搬送装置と、房及び主茎との位置関係を示す図 実施の形態1にかかる収穫搬送装置の動作を示す図 実施の形態1にかかる収穫搬送装置の動作を示す図 実施の形態1にかかる収穫搬送装置の動作を示す図 実施の形態1にかかる収穫搬送装置の動作を示す図 実施の形態1にかかる収穫搬送装置の動作を示す図 実施の形態1にかかる収穫搬送装置の動作を示す図 本発明の実施の形態2にかかる収穫搬送装置を示す側面図 実施の形態2にかかる収穫搬送装置を示す正面図 実施の形態2にかかる要部斜視図 実施の形態2にかかる収穫搬送装置の動作を示す図 実施の形態2にかかる他の要部斜視図 本発明の実施の形態3にかかる収穫搬送装置を示す正面図 実施の形態3にかかる収穫搬送装置の動作を示す図 実施の形態3にかかる収穫搬送装置の動作を示す図 実施の形態3にかかる収穫搬送装置の動作を示す図 本発明の実施の形態4にかかる収穫搬送装置を示す正面図 実施の形態4にかかる収穫搬送装置のフローチャート 実施の形態4にかかる収穫搬送装置の動作を示す図 実施の形態4にかかる収穫搬送装置の動作を示す図 実施の形態4にかかる収穫搬送装置の動作を示す図 実施の形態4にかかる収穫搬送装置の動作を示す図 実施の形態4にかかる収穫搬送装置の動作を示す図 実施の形態4にかかる収穫搬送装置の動作を示す図 実施の形態4にかかる収穫搬送装置の他の例を示す図 本発明の実施の形態5にかかる収穫搬送装置を示す要部平面図 実施の形態5の動作を示す図 本発明の実施の形態6にかかる収穫搬送装置を示す要部側面図 実施の形態6にかかる動作を示す図 実施の形態6にかかる他の例を示す図 実施の形態6にかかる他の例の動作を示す図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、同じ構成要素には同じ符号を付しており、説明を省略する場合もある。
(実施の形態1)
図2〜図4は、本発明の実施の形態1にかかる収穫搬送装置を示す構成図である。各図において、右手直交座標系を図示のように定義する。便宜上、z軸の正の向きを上、負の向きを下と呼ぶことがある。
図2、図3において、移動ベース1には、車輪2を駆動するためのモータ(図示せず)が内蔵されている。上部構造体3に制御部4が固定されている。
可動部5aは、昇降ステージ5に対しz軸方向に駆動される。第1関節モータ6は、z軸に平行な軸w1を中心に回転し、一端が可動部5aに固定されている。伸縮軸7は、1段目7a、2段目7b、3段目7cの各部材から構成され、1段目7a、2段目7b、3段目7cは入れ子構造になっている。1段目7aは第1関節モータ6に接続されている。第2関節モータ8は、z軸に平行な軸w2を中心に回転し、一端が伸縮軸7の3段目7cに固定されている。
エンドエフェクタ21は、一端が第2関節モータ8に固定され、他端に果実より大きい穴21aが設けられた板状の部材である。
昇降ステージ5、第1関節モータ6、伸縮軸7、第2関節モータ8によって4自由度の収穫アーム100が構成される。収穫アーム100は、エンドエフェクタ21にx、y、z位置およびz軸回転角度の自由度を与える。
中空円筒軸11は、上部構造体3に設けられ、果実を通過させる穴を有し、軸w1とほぼ同軸位置に設けられている。
移送部22は、概ね筒状の形状であり、弾性筒部22aは弾性的に伸縮自在であって、弾性筒部22aの内部空間の長手方向に垂直な最小の断面の断面積は、無負荷状態(重力以外の力が働いていない状態)では上記内部空間を通過する際の収穫対象の果実の上記長手方向に垂直な最大の断面の断面積より大きく、弾性筒部22aが長手方向に伸張した状態では、弾性筒部22aは、上記内部空間の長手方向に垂直な最小の断面の断面積は、上記内部空間を通過する際の果実の長手方向に垂直な最大の断面の断面積よりも小さい。
開口部22b、22cは、少なくとも弾性筒部22aよりも剛性の高い材料で構成され、いずれの径も果実を通過させる径を有する。開口部22bは、エンドエフェクタ21の穴21aと同軸に結合され、開口部22cは、中空円筒軸11と同軸に結合されている。
コンベア9は、中空円筒軸11を通過した果実を受け、図3のy軸の負の側に果実を輸送する。コンベア9のy軸の負側の端には収穫箱10が設けられる。コンベア9によって輸送された果実は、収穫箱10に対し、果実を損傷しない程度の十分に低い高さから降下し、蓄積される。
弾性筒部22aのように、伸縮に伴い伸縮軸7と直交方向の寸法が変化する筒状の構造は、特殊なものではなく、繊維等の編み物構造では一般的であり、弾性を強調したものは医療用のストッキングとして知られている。
図2のように、伸縮軸7が伸びる、または昇降ステージ5の可動部5aが上昇する等して開口部22cと開口部22bが離れた場合は、弾性筒部22aはその内部空間の長手方向に垂直な断面の断面積は小さくなり、そのうち最小の断面の断面積は、内部空間を通過する際の果実の上記長手方向に垂直な最大の断面の断面積よりも小さくなる。また、図4に示すように、伸縮軸7が縮む、または可動部5aが降下等して開口部22cに開口部22bが接近すると、弾性筒部22aは長さが短くなり、その内部空間の長手方向に垂直な最小の断面の断面積は、内部空間を通過する際の果実の上記長手方向に垂直な最大の断面の断面積よりも大きくなる。
上記により、収穫搬送装置500を構成する。
図5は、実施の形態1にかかる収穫対象とする果実の構成を示す図である。ここでは、収穫対象とする果実の例としてトマトを挙げる。果実は、主茎80から分かれた果梗81に複数成っており、最も上にある果実84は萼83、小果梗82を介して果梗81に繋がっている。同様の構造が他の果実にも有り、全体で房200を形成する。
房200内には、果実84に隣接して他の果実、例えば果梗81を挟んで果実85が有り、果実84の下に果実86が有る。
一般に、房200内では最も上にある果実がまず赤熟する。収穫は、赤熟したものから順に行われる。よって、この場合は、まず果実84から収穫をはじめるべきである。その際に、果実85や果実86、果梗81、主茎80等の存在が障害になる場合がある。
図6は、収穫搬送装置500と、房及び主茎との位置関係を示す図である。収穫搬送装置500は、紙面に対して垂直方向であるy軸方向に多数有る主茎80(図6では2本の主茎80のみを示す)の間の通路を走行し、房200から個々の果実の収穫を行う。
収穫アーム100、車輪2、コンベア9の動作は、制御部4により、制御されている。
以上のように構成された収穫搬送装置500の動作について、以下に説明する。
図7〜図12は、収穫搬送装置500の動作を示す図である。
図7において収穫対象を果実84とする。収穫搬送装置500は、制御部4の指示により、果実84を目標として通路を車輪2によりy軸方向に沿って走行し、果実84の近傍に達する。その後、収穫搬送装置500は、エンドエフェクタ21のz軸位置を昇降ステージ5により収穫に適した高さに合わせる。すなわち、収穫搬送装置500は、エンドエフェクタ21を果実84に作用させるために、エンドエフェクタ21のz軸位置を果実84と下側の果実86の間に設定する。これにより、穴21aに果実84を入れられるようになる。
果実84に向けての伸縮軸7のz軸の周りの回転角度は第1関節モータ6によって合わせ、またエンドエフェクタ21のz軸の周りの回転角度は第2関節モータ8によって合わせ、x軸位置を伸縮軸7によって調整する。
図7は、果実84を穴21aに入れる直前の状態であり、伸縮軸7の伸びに伴い弾性筒部22aは伸張し、その内部空間の長手方向に垂直な断面の断面積が小さくなっている状態を示す。図8は、伸縮軸7を伸ばし、エンドエフェクタ21を果実84と果実86の間に挿入した状態を示す。果実が相互に密集している場合は、挿入を容易にするため、エンドエフェクタ21をできるだけ薄く構成するのが望ましい。
図9は、昇降ステージ5の上昇によりエンドエフェクタ21を上げた状態を示す。この状態で伸縮軸7を縮めると、果実84は小果梗82で分離して収穫され、図10の状態となる。図10は、理解を容易にするため、エンドエフェクタ21の先端近傍を断面で示している。図10の状態では、弾性筒部22aの内部空間の長手方向に垂直な断面の断面積が、上記内部空間を通過する際の果実84の上記長手方向に垂直な最大の断面の断面積より小さくなっており、果実84はエンドエフェクタ21近傍に保持されている。更に伸縮軸7が縮み図11の状態になると、弾性筒部22aが弾性復元により戻りはじめて果実84は下方に落ちていく。このとき、弾性筒部22aの内部空間の上記断面の断面積が、果実84が充分通過できる大きさになるまでは、果実84は途中経路で一時的に保持されつつ、または速度の大きさが十分小さい状態に速度制限されつつ降下する。
このように、伸縮軸7の短縮とともに、位置エネルギから変換された果実84の運動エネルギを弾性筒部22aが吸収するため、果実84は衝突等を起こすことなく徐々に速度の大きさを小さくしつつ降下する。そして、一部断面で示した図12の状態になると、果実84は、開口部22c、中空円筒軸11を通過してコンベア9に至り、図3に示した収穫箱10に運ばれ、集積される。
このようにして、本実施の形態にかかる収穫搬送装置500を用いることにより、移送経路において果実に損傷を及ぼすことなく果実の集積を行うことができる。
なお、上記説明では、図6の収穫搬送装置500の右側の果実収穫を例に述べたが、収穫搬送装置500の左側を収穫する際には、第1関節モータ6を回転させることで伸縮軸7を左側に旋回させて配置を変える。その場合も、動作が鏡像になるだけで、全く同等の効果が得られる。
また、果実が上の方にあった場合でも、開口部22bは開口部22cから離れ、弾性筒部22aの内部空間の長手方向に垂直な断面の断面積が小さくなるので、果実の落下に対しては上述したのと同様の速度の大きさの緩和効果が得られる。
また、弾性筒部22aの無負荷状態の長さに対して、エンドエフェクタ21の高さが十分低い場合、伸縮軸7が水平方向に縮んでも弾性筒部22aがたわんだままとなり、果実84が弾性筒部22aを通過しにくい場合がある。この場合は、更に昇降ステージ5を上昇させることでたわみを防止すればよい。
なお、本実施の形態では、果実と弾性筒部22aとの摩擦仕事により位置エネルギを散逸させる構成であるので、少なくとも弾性筒部22aの摩耗が起こりうる。そのため、移送部22の両端を比較的剛性の高い開口部22b、22cによって構成することにより、コネクタ等の機械的インタフェースが構成しやすくなり、弾性筒部22aに摩耗等が起こった場合でも交換が容易となる。
また、収穫アーム100の構成については、本実施の形態に限定する必要はなく、エンドエフェクタ21の位置姿勢を実現できれば、例えば伸縮軸をリンク構造にしてもよい。また、一般的な垂直多関節型アームを用いることも可能である。
また、本実施の形態では、果実としてトマトを挙げているが、移送部22の適切な設計により、他の球状果実にも対応可能である。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2にかかる収穫搬送装置について説明する。なお、本発明の実施の形態2では、本発明の実施の形態1にかかる収穫搬送装置と異なる部分についてのみ説明し、実施の形態1と同様の構成については説明を省略する。
図13〜図15は、本発明の実施の形態2にかかる収穫搬送装置を示す構成図である。各図において、右手直交座標系を図示のように定義する。便宜上、z軸の正の向きを上、負の向きを下と呼ぶことがある。
図13〜図15において、果実受け部23は、倒立させた錐台状であって、ここでは円錐台とする。果実受け部23は、その上面と下面がなく、上面の範囲に落下した果実を重力により下面の穴23aに導く。開口部22cは、x軸に沿って上部構造体3の両端に設けられた2個の突起24に対し、ばね25を介して弾性的に支持され、無負荷状態では穴23aの鉛直上方に位置する。また、ばね25は、収穫アーム100の可動範囲に対し、開口部22cが果実受け部23の上面の範囲を逸脱しない強度に設定される。
以上のように、収穫搬送装置501の構成は、概ね実施の形態1と同様であるが、エンドエフェクタ21の動きに伴う弾性筒部22aの変形に対し、開口部22cがばね25を変形させて変位し、図16に示すように、伸縮軸7が完全には戻らなくとも弾性筒部22aの内部空間の長手方向に垂直な断面の断面積が大きくなるため、果実をコンベア9への落下位置へ導くことができる。このため、収穫動作において、伸縮軸7の動作時間を短縮でき、収穫効率の大幅な向上が期待できる。
なお、開口部22cは剛性が高いので、ばね25による引っ張り等を受けてもほとんど変形せず、開口状態を維持する。
また、本実施の形態においては、開口部22cをばね25だけで支持した形態であるが、果実受け部23の周囲に開口部22cの可動範囲を制限する適切なストッパを設けてもよい。この場合は、ばね25のばね定数、強度の設定等が容易になるとともに、果実の果実受け部23への確実な落下が期待できる。
また、本実施の形態では、開口部22cの拘束をx軸方向に沿って設けられたばね25だけとしており、通常は果実が図6のようにx軸方向にあるため差し支えないが、必要に応じてy軸方向の拘束を付け加えてもよい。
また、本実施の形態では、開口部22cの拘束手段(突起24、ばね25)を上部構造体3に設けたが、果実受け部23内部に開口部22cの拘束手段を形成してもよい。
また、本実施の形態では、果実受け部23の上面を解放としているが、図17のように、果実受け部23の上面に回転自在な回転板26を設け、回転板26の外周に近い位置に開口部22cを接続してもよい。この場合、突起24、ばね25が不要になる。
また、果実受け部23を円錐台形状としているが、他の錐台形状等でもよく、例えば角錐台形状、上面が多面体かつ下面の穴が円形という形状でも何ら差し支えない。形状によらず、果実受け部23をコンベア9に至る錐台形状に形成すれば、集積を行うことができる。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3にかかる収穫搬送装置について説明する。なお、本発明の実施の形態3では、本発明の実施の形態1にかかる収穫搬送装置500と異なる部分についてのみ説明し、実施の形態1と同様の構成については説明を省略する。
図18は、本発明の実施の形態3にかかる収穫搬送装置502を示す構成図である。この図において、右手直交座標系を図示のように定義する。便宜上、z軸の正の向きを上、負の向きを下と呼ぶことがある。
図18において、エンドエフェクタ31は、収穫板31b、エンドエフェクタベース31cからなる。穴31aは、収穫板31bに設けられ、対象果実84より大きい穴である。収穫板31bは、エンドエフェクタベース31cに対し、x軸方向に駆動される。
開口部22bは、エンドエフェクタベース31cの下端に、収穫板31bから離間して設けられる。
以上のように構成された収穫搬送装置502の動作について、以下に説明する。
今、収穫対象は果実84であり、エンドエフェクタ31は、図18の状態から収穫板31bをx軸の負の側、すなわち、果実84側に駆動する。この結果、図19のように、収穫板31bは、果実84と下側の果実86の間に挿入され、穴31aが果実84の位置に到達する。実施の形態1のエンドエフェクタ21に比べ、開口部22bおよび弾性筒部22aを果実84と果実86の間に挿入する必要がなく、挿入する部材が収穫板31bだけになり、挿入抵抗は格段に低減される。
次に、図20のように、昇降ステージ5を上昇させると、一部断面で示すように、果実84は穴31aを通り、この状態で収穫板31bをエンドエフェクタベース31cによりx軸の正の側に引くと、図21のように果実84が植物本体から分離し、一部断面で示すように、開口部22bに落下する。これ以降は、実施の形態1と同様である。
上記のように本実施の形態によれば、収穫時に果実と果実との間に挿入する部材(ここでは収穫板31b)の厚さが、実施の形態1の場合に比べ格段に薄くなるので、果実と果実の間への収穫板31bの挿入が大変容易になり、収穫の時間的効率が向上する。
(実施の形態4)
次に、本発明の実施の形態4にかかる収穫搬送装置について説明する。なお、本発明の実施の形態4では、本発明の実施の形態3にかかる収穫搬送装置と異なる部分についてのみ説明し、実施の形態3と同様の構成については説明を省略する。
図22は、本発明の実施の形態4にかかる収穫搬送装置503を示す構成図である。この図において、右手直交座標系を図示のように定義する。便宜上、z軸の正の向きを上、負の向きを下と呼ぶことがある。
図22において、エンドエフェクタ32、穴32a、収穫板32b、エンドエフェクタベース32cは、それぞれ、実施の形態3のエンドエフェクタ31、穴31a、収穫板31b、エンドエフェクタ31cと同じ機能を果たす。
センサ33は、例えば、反射型フォトセンサであって、果実の表面に反応する。具体的には、センサ33は、図22のように、エンドエフェクタ32に対し果実が収穫可能な所定の位置になった場合に反応する。
図23は、本実施の形態にかかる収穫搬送装置の動作フローである。収穫搬送装置503の動作は、制御部4により制御される。まず、ステップS1において、制御部4は、対象とする果実に対し、収穫を試行する回数Nをセットする。これは、収穫が困難な対象に対し、時間の経済性を考慮して幾度リトライを許容するかを指定する整数である。プロセス中では、Nの値はリトライを行う度に1ずつ減算され、この値によって収穫試行回数の残回数が表される。
次に、ステップS2において、制御部4は、画像手段等(図示せず)によって果実84の位置を把握し、図22に示す収穫板32bを挿入するための位置に、収穫アーム100を合わせ、房200への収穫板32bの挿入動作を行う。この時、挿入が完了すれば、図24のように、果実84とその下の果実86の間に収穫板32bが位置するようになる。
その後、ステップS3において、制御部4は、昇降ステージ5により収穫板32bを所定量上昇させる。このとき、図25のように果実84が穴32aを通過していれば収穫可能であり、センサ33が反応する。ステップS4において、センサ33が反応した場合(YES)、ステップS5のプロセスに移行する。ステップS5において、制御部4は、収穫板32bを房200から離間させ、図26のように果実84を植物本体から分離させる。ステップS6において、制御部4は、収穫完了フラグを1として、収穫が完了した旨を記録する。
ステップS2における挿入動作が完了しなかった場合は、図27のように、果実84は主茎80とともに収穫板32bに押され、次のステップS3において収穫板32bを上昇させても、図28のように、果実84は穴32aを通過していないため所定の位置になく、センサ33が反応しない。
ステップS4において、センサ33が反応しない場合(NO)、ステップS7のプロセスに移行する。ステップS7において、制御部4は、図29のように、収穫板32bを房200から離間させる。ステップS8において、制御部4は図22のように、昇降ステージ5によって収穫板32bを所定量降下させて収穫直前の状態に戻る。
ステップS9において、制御部4は、収穫試行回数の残回数を1減らし、ステップS10において、残回数Nが0以下の場合(YES)、ステップS11のプロセスに移行する。
ステップS11において、制御部4は、収穫完了フラグを0として終了し、収穫が未完であることを記録する。ステップS10において、残回数が1より大きい場合(NO)、ステップS2のプロセスに戻る。
収穫完了フラグの結果により、制御部4は、現状の収穫戦略(具体的には、果実を収穫する優先順位、果実に対するz軸方向の位置等)の変更による再実行、次の果実への移動等を行う。特に、収穫が行われなかった場合は、弾性筒部22aに果実83を通過させる必要がないので、伸縮軸7を戻すことなく再実行等ができるため、動作時間の短縮を図ることができる。また、制御部4は、収穫完了フラグ1となった回数を計数することにより、収穫搬送装置が所定の個数の果実を分離したことが分かるので、所定の個数の果実を分離したら、エンドエフェクタ32を水平方向に移動させ、植物から離間させる。なお、このとき、エンドエフェクタ32を水平方向に移動させるとともに、垂直方向に上昇させてもよい。
このように、センサ33を配置することにより、たとえ果実84の収穫がうまくいかなかった場合でも、効率よく再度収穫を実行することができる。
なお、本実施の形態では、センサ33を反射型フォトセンサとしたが、本発明はこれに限るものではなく、例えば、超音波センサ、画像センサ等の種々のセンサを用いてもよい。
また、図30に示す収穫搬送装置504のように、房200への収穫板32bの挿入が完了した場合に反応するセンサ34を配置してもよい。この場合、図23におけるステップS2が終わった段階で挿入が完了したか否かを判断でき、再試行においては昇降ステージ5の動作が不要となり、更なる時間短縮を図ることができる。この場合も、センサ33は、確実な収穫位置に対する反応を返すため、昇降ステージ5の上昇の結果判断に有効に作用する。
(実施の形態5)
次に、本発明の実施の形態5にかかる収穫搬送装置について説明する。なお、本発明の実施の形態5では、本発明の実施の形態1にかかる収穫搬送装置と異なる部分についてのみ説明し、実施の形態1と同様の構成については説明を省略する。
図31(a)において、収穫アーム100は、実施の形態1と同一である。収穫アーム100は、果実84を収穫するにあたり、図31(a)の形態から主茎80、果梗81、他の主茎90等を回避し、最終的には、図31(c)の形態に至るとする。収穫アーム100の中間経路として、本実施の形態では、図31(b)のように、果梗81の中心(例えば、果梗81の重心)と果実84の中心(例えば、果実84の重心)とを通る線の水平面への投影線LN1に対して所定の相対角度で収穫を行うエンドエフェクタ21を収穫対象の果実に接近させる際、エンドエフェクタ21が上記投影線上に移動してはじめてエンドエフェクタ21が上記相対角度となるよう制御される。ここで、所定の相対角度とは、例えば、果実の収穫確率が最も高くなる角度である。さらに、エンドエフェクタ21と果実84との間の距離が所定の距離d1だけ離れるように制御される。d1の値としては、例えば、穴21aの半径と、果実84の半径、それに穴21aの縁からエンドエフェクタ21の先端に至る距離、すなわち、壁厚を加算した値を設定する。
そして、図31(c)において、第1関節モータ6は軸w1を中心に伸縮軸7を回転させ、第2関節モータ8は軸w2を中心にエンドエフェクタ21を回転させ、さらに伸縮軸7を駆動し、エンドエフェクタ21を投影線LN1に沿って移動させる。これにより、果実84を収穫しようとエンドエフェクタ21を果実84に接近させる際、果実84とエンドエフェクタ21が物理的に接触する直前にエンドエフェクタ21の角度を上記相対角度に調整することができる。そして、他の主茎90等との干渉を回避しながら、収穫確率を向上させることができる。
収穫動作にあたり、このように収穫アーム100を稼働させることにより、他のアプローチに対し、次のようなメリットが生じる。他のアプローチとは、すなわち、図32(a)〜図32(c)に示す形態であり、収穫アーム100の構成は実施の形態5と同じであるが、収穫アーム100の途中経路が異なる例である。図32(b)では、エンドエフェクタ21が上記投影線上に移動する前にエンドエフェクタ21が上記相対角度となるよう制御し、最後に伸縮軸7を伸ばして収穫を図るものであるが、経路上に他の主茎90が位置し、最終位置に到達できない。
本実施の形態では、このような課題を回避することができる。また、収穫アーム100が戻る経路もこの逆に移動することにより、他の主茎90等との干渉を回避することができる。
(実施の形態6)
次に、本発明の実施の形態6にかかる収穫搬送装置について説明する。なお、本発明の実施の形態6では、本発明の実施の形態3にかかる収穫搬送装置と異なる部分についてのみ説明し、実施の形態3と同様の構成については説明を省略する。
図33は、本発明の実施の形態6にかかる収穫搬送装置を示す構成図である。この図において、右手直交座標系を図示のように定義する。便宜上、z軸の正の向きを上、負の向きを下と呼ぶことがある。
図33において、収穫対象は果実84である。エンドエフェクタ41は、穴41a、収穫板41b、エンドエフェクタベース41cで構成され、機能は実施の形態3にかかるエンドエフェクタ31と同様である。
吸着カップ45aは、エア吸引等により、果実84を吸引する。吸着カップ45aはピン45bを介してロッド45cに接続される。吸着カップ45aは、y軸と平行なピン45bの軸を中心に回動自在である。並進駆動部45dは、ロッド45cを矢印A方向に並進駆動させるものであり、エンドエフェクタベース41cの上面に固定されている。このような各部材45a〜45dにより持ち上げ機構45は構成される。
以上のように構成された収穫搬送装置の主にエンドエフェクタ挿入動作について説明する。図33に示したように、吸着カップ45aは果実84を吸着する。ロッド45cは、並進駆動部45dにより、吸着カップ45aをピン45bを介して矢印Aの斜め上方向に駆動する。その結果、図34のように、果実84は、近似的に小果梗82と果梗81の結節点P近傍を中心とした疑似回転運動により、斜め上方向に引き上げられる。そして、果実84の下面と、下側の果実86との間の間隙が増大し、収穫板41bの挿入が格段に容易になる。
ロッド45cは、果実84を並進方向に引き上げるが、回動成分はピン45bで吸収される。ロッド45cと直交する変位成分は、果梗81、主茎80の弾性変形等により吸収される。
この果実84の斜め上方向への引き上げに伴い、矢印A方向に直交する変位成分が問題になる場合は、更に改良された持ち上げ機構(図35参照)等により対応可能である。
図35において、吸着カップ46aは、エア吸引等により、果実84を吸引する。吸着カップ46aは、ピン46bとカム板46eを介してロッド46cに接続され、吸着カップ46aは、y軸と平行なピン46bの軸を中心に回動自在である。また、カム板46eは、その長穴状のカム穴46fにより、ピン46bを紙面内で矢印A方向に直交する方向にも移動自在に支持する。並進駆動部46dは、並進駆動部45dと同じ物であり、このような各部材46a〜46fにより持ち上げ機構46は構成される。
本構成によれば、カム板46eの効果により、図36に示すように、果実84のA方向に直交する変位成分を吸収することができるため、果実84と果実86の間に更に大きな間隙を設け、収穫板41bの挿入を容易とするものである。
なお、A方向に直交する変位成分を吸収する更なる機構として、平行リンクを用いる等、種々の変更は目的に応じて可能である。
本発明の収穫搬送装置は、果梗等から分岐してなる多くの房状果実に適用することができ、有用である。
1 移動ベース
2 車輪
3 上部構造体
4 制御部
5 昇降ステージ
5a 可動部
6 第1関節モータ
7 伸縮軸
8 第2関節モータ
9 コンベア
10 収穫箱
11 中空円筒軸
21、31、32、41 エンドエフェクタ
22 移送部
21a、31a、32a、41a 穴
22a 弾性筒部
22b、22c 開口部
23 果実受け部
24 突起
25 ばね
26 回転板
31b、32b、41b 収穫板
31c、32c、41c エンドエフェクタベース
33、34 センサ
45、46 持ち上げ機構
45a、46a 吸着カップ
45b、46b ピン
45c、46c ロッド
45d、46d 並進駆動部
46e カム板
46f カム穴
100 収穫アーム
500、501、502、503、504 収穫搬送装置

Claims (10)

  1. 果実を植物の他の部分から分離する機能を有するエンドエフェクタと、
    一端に前記エンドエフェクタが接続された収穫アームと、
    前記収穫アームの他端を固定する構造体と、
    前記果実を集積する集積部と、
    前記収穫アームを移動する制御、及び、前記エンドエフェクタに前記果実を分離させる制御を行う制御部と、
    筒状で、前記エンドエフェクタから前記果実が落下する位置にある一方の端部に第1開口部を備え、前記構造体に固定される他方の端部に第2開口部を備え、前記エンドエフェクタと前記集積部との間に位置する移送部と、
    を備え、
    前記移送部は、
    弾性的に伸縮自在な筒状の筒状部を有し、前記筒状部の内部空間の長手方向に垂直な最小の断面の断面積は、無負荷状態では前記内部空間を通過する際の前記果実の前記長手方向に垂直な最大の断面の断面積より大きく、前記筒状部が長手方向に伸張した状態では前記果実の前記長手方向に垂直な最大の断面の断面積よりも小さい、
    収穫搬送装置。
  2. 前記第2開口部は、前記筒状部よりも剛性の高い開口部材で形成された、
    請求項1記載の収穫搬送装置。
  3. 前記第2開口部と前記集積部の間に設けられた果実受け部をさらに備え、
    前記果実受け部は2つの底面に相当する部分が開口した錐台形状を有し、
    前記2つの底面に相当する部分のうち面積の大きい方を入口側開口部、前記面積の小さい方を出口側開口部とし、
    前記出口側開口部は前記入り口側開口部に対し鉛直下方に位置し、
    前記開口部材は前記入り口側開口部の上方の範囲内に拘束されている、
    請求項2記載の収穫搬送装置。
  4. 前記入口側開口部の中心近傍に前記開口部材を弾性的に支持する、
    請求項3記載の収穫搬送装置。
  5. 前記エンドエフェクタの下部に設けられ、前記移送部よりも剛性が高く、前記果実を通過させる穴を有し、前記第1開口部と接続される部材をさらに備える、
    請求項1記載の収穫搬送装置。
  6. 前記エンドエフェクタに設けられ、前記植物から分離可能な所定の位置に前記果実が存在した場合に反応するセンサをさらに備え、
    前記制御部は、前記センサの反応の有無に基づいて、前記エンドエフェクタに前記果実を分離させる制御を行うか否かを決定する、
    請求項1記載の収穫搬送装置。
  7. 前記制御部は、果実中心と果梗中心とを通る線の水平面への投影線に対して所定の相対角度で収穫を行うエンドエフェクタを制御し、
    収穫対象果実へ前記エンドエフェクタを接近させる際、前記エンドエフェクタが前記投影線上に移動してはじめて前記エンドエフェクタが前記投影線に対して前記所定の相対角度となるよう制御する、
    請求項1記載の収穫搬送装置。
  8. 前記エンドエフェクタは、
    収穫対象果実の下部に挿入され、小果梗と前記収穫対象果実とを分離する分離手段と、
    前記分離手段を前記収穫対象果実の下部に挿入する前に前記収穫対象果実を上側に持ち上げる持ち上げ機構と、
    を備える請求項1記載の収穫搬送装置。
  9. 前記エンドエフェクタが所定の個数の果実を分離した後、前記エンドエフェクタを水平方向に移動させ、前記植物から離間させる、
    請求項1記載の収穫搬送装置。
  10. 前記エンドエフェクタが所定の個数の果実を分離した後、前記エンドエフェクタを水平方向に移動させ、植物から離間させるとともに、垂直方向に上昇させる、
    請求項9記載の収穫搬送装置。
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