JP2017073084A - 文書管理システム、文書管理サーバ、情報処理装置、文書管理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】クロスドメイン通信が不可能なブラウザであっても同一ページでの非同期のファイル登録を可能にする文書管理システムを提供する。【解決手段】文書管理サーバは、情報処理装置から受信したアップロード開始リクエストにクロスドメイン通信機能を有していないブラウザである旨のパラメータが含まれていると判定した場合、アップロード先を示す第1のURLとアップロード成功時に遷移する第2のURLとを含むレスポンスを、前記情報処理装置に送信する。情報処理装置は、前記レスポンスを受けて、ブラウザ内にフレームを生成し、第1のURLに対して、第2のURLを含むアップロードリクエストを送信して、ファイルをアップロードする。そして、フレームに表示中のURLが前記第2のURLに遷移したかを監視し、遷移したと判定した場合、ファイルアップロード完了通知を前記文書管理サーバへ送信する。【選択図】図5
Description
本発明は、文書管理システム、文書管理サーバ、情報処理装置、文書管理方法及びプログラムに関し、特にクラウド上でファイルを管理するシステムにおいて、ファイルをアップロードして登録・更新する文書管理システムに関する。
近年、クラウドサーバ上で業務データの管理や各種処理を行うシステムが普及し始めている。このシステムでは、まず、ユーザがクライアントコンピュータのブラウザからインターネットを介してクラウドサーバ(文書管理サーバ)のWebページにアクセスする。そして、クライアントコンピュータに保存されているファイルを選択してWebページからファイルのアップロードリクエストを行う。次に、クラウドサーバは、アップロードリクエストを受け付けると、ファイルのアップロード先を示すURLを生成し、クライアントコンピュータに返却する。そして、クライアントコンピュータが返却されたURLに対してファイルをアップロードする。ファイルアップロード完了後、クライアントコンピュータは、クラウドサーバにアップロード完了したことを通知する。なお、ユーザは、ファイルに対して各種属性(例えば、フレンドリー名やタグ、コメント等)を付与することができる。また、ユーザは、クラウドサーバにより提供されるWebページを表示した画面で、各種属性を指定してファイルを検索することができる。特許文献1には、ブラウザからWebサーバとDBにクロスドメイン、特にイントラネット上に存在するDBにアクセスするための方法が開示されている。
ファイルをアップロードするために、クライアントコンピュータのブラウザは、クラウドサーバに対して、ファイルのアップロードリクエストと、アップロードが完了したことを通知するリクエストの2回のリクエストを送信する必要がある。また、ブラウザは、ファイルを管理するストレージサーバに対し、ファイルの保存リクエストを送信する。これらのリクエストは、ブラウザで表示している同一ページ内において非同期で発生するため、クラウドサーバとストレージサーバのドメインが異なる場合、クロスドメイン通信が発生する。このとき、XMLHttpRequest Level2(以降、XHR2)非対応のブラウザを使用していた場合、クロスドメイン通信不可のためにストレージサーバへのアクセスができず、ファイルアップロードを行うことができない。
本発明は、上記課題を鑑みて、クロスドメイン通信が不可能なブラウザであっても同一ページでの非同期のファイル登録を可能にする文書管理システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の文書管理システムは、情報処理装置と文書管理サーバとがネットワークを介して接続された文書管理システムであって、前記情報処理装置は、クロスドメイン通信機能を有していないブラウザである旨のパラメータを含むアップロード開始リクエストを、前記文書管理サーバに送信する送信手段と、前記文書管理サーバから、アップロード先を示す第1のURLと、アップロード成功時に遷移する第2のURLとを含むレスポンスを受けて、前記ブラウザ内にフレームを生成する生成手段と、アップロード先を示す前記第1のURLに対して、前記第2のURLを含むアップロードリクエストを送信し、前記ファイルをアップロードするアップロード手段と、前記フレームに表示中のURLが前記第2のURLに遷移したか判定する第1の判定手段と、前記フレームに表示中のURLが前記第2のURLに遷移したと判定した場合、ファイルアップロード完了通知を前記文書管理サーバへ送信する通知手段と、を備え、前記文書管理サーバは、前記アップロード開始リクエストに前記クロスドメイン通信機能を有していないブラウザである旨のパラメータが含まれているか判定する第2の判定手段と、前記第2の判定手段で前記アップロード開始リクエストに前記クロスドメイン通信機能を有していないブラウザである旨のパラメータが含まれていると判定した場合、前記第1のアドレスと前記第2のアドレスとを含む前記レスポンスを前記情報処理装置に送信する応答手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、クロスドメイン通信が不可能なブラウザであっても同一ページでの非同期のファイル登録を可能にする文書管理システムを提供することができる。これにより、XHR2非対応のブラウザの場合であっても、ブラウザで表示するWebページ内に不可視のiframeを作成し、iframeの遷移先URLを監視することによりファイルアップロードの成否が判定される。そして、同一ページでの非同期ファイルアップロードが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面などを参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るシステム構成を示すブロック図である。本実施形態に係る文書管理システムは、クライアント装置101と、文書管理サーバ102と、ストレージサーバ103と、データベースサーバ104を含み、各構成要素は、インターネットを介してネットワーク100により通信可能に接続されている。クライアント装置(情報処理装置)101は、文書管理サーバ102およびストレージサーバ103に対してリクエストを発行する。文書管理サーバ102は、クライアント装置101からのリクエストに応じて、ファイル属性の表示や、ファイルの登録、更新または削除等を行う。また、文書管理サーバ102は、クライアント装置101からストレージサーバ103にアクセス可能なURLを生成する。ストレージサーバ103は、ファイルの保存と管理を行い、クライアント装置101や文書管理サーバ102からのファイルアップロード/ダウンロードのリクエストを受け付ける。データベースサーバ104は、ストレージサーバに保存されたファイルに関する各種属性の情報を保持する。
なお、本実施形態では、文書管理サーバ102〜データベースサーバ104の各サーバは、複数台のサーバで冗長化されたクラウドサービスとしてそれぞれ異なるドメインにインターネット上に公開される。しかしながら、これに限定することなく、例えば、それぞれ1台の構成であってもよい。ネットワーク100は、例えば、インターネット等のLAN、WAN、電話回線、専用デジタル回線、ATMやフレームリレー回線、ケーブルテレビ回線、データ放送用無線回線等のいずれかであってよい。また、これらの組み合わせにより実現される、いわゆる通信ネットワークであってよい。また、ネットワーク100は、データの送受信が可能であればよく、各サーバおよびクライアント装置間の通信手段が異なっていてもよい。
図2は、クライアント装置101、文書管理サーバ102、ストレージサーバ103、データベースサーバ104のいずれかとして利用可能なコンピュータのハードウェア構成を示すブロック図である。CPU(Central Processing Unit)201は、内部バスで接続される各デバイス(ROM、RAMなど)を直接または間接的に制御し、本実施形態に係る処理を実現するためのプログラムを実行する。ROM(Read Only Memory)202は、BIOSを格納している。RAM(Random Access Memory)203は、CPU201のワーク領域として利用され、本実施形態に係る処理を実現するためのソフトウェアモジュールをロードするための一時記憶として利用される直接記憶装置である。HDD204は、基本ソフトウェアであるOSやソフトウェアモジュールが記憶されているHDD(ハードディスクドライブ)、またはSSD(ソリッドステートドライブ)などの間接記憶装置である。入力装置205は、不図示のキーボードやポインティングデバイスなどの入力手段である。出力装置206は、ディスプレイなどの出力手段である。I/F207は、ネットワーク100に接続するためのインターフェースである。
各装置(サーバ)の起動後、CPU201によりBIOSが実行され、OSがHDD204からRAM203に実行可能にロードされる。そして、CPU201は、OSの動作に従って後述する各種ソフトウェアモジュールをHDD204からRAM203に、随時、実行可能にロードする。各種ソフトウェアモジュールは、上記各構成部品の協調により、CPU201によって実行されて動作する。また、I/F207は、ネットワーク100に接続されており、OSの動作に従ってCPU201により制御され、上述した通信手段による通信を実現している。
図3は、本実施形態に係る文書管理システムの全体構成を示す図である。なお、各ソフトウェアモジュールは、図2で示したHDD204に記憶されており、前述したようにCPU201によってRAM203にロードされ実行される。クライアント装置101は、ユーザインタフェースアプリケーションとしてWebブラウザ301を備えている。文書管理サーバ102は、Webサーバ302と、文書管理部303と、一時URL生成部304を備える。クライアント装置101は、Webブラウザ301を介してWebサーバ302にアクセスすることができる。Webサーバ302は、Webアプリケーションの機能を有し、Webブラウザ301からのリクエストに対してユーザインタフェース情報を返答する。
Webブラウザ301は、Webサーバ302から得られたユーザインタフェース情報をレンダリングし表示する。表示されたユーザインタフェース情報には、例えば、後述するストレージサーバ103が管理するファイルの一覧や、後述するデータベースサーバ104が管理する各ファイルの属性を表示するためのインターフェース等が含まれている。また、後述するファイルアップロード成功時に遷移するWebページも含まれている。文書管理部303は、クライアント装置101がストレージサーバ103にアップロードしたファイルの管理や、データベースサーバ104に対してファイル属性の登録や更新を行う。一時URL生成部304は、Webサーバ302が受け付けたファイルアップロードリクエストやファイルダウンロードリクエストに応じて、ストレージサーバ103にアクセス可能な一時URLの発行を行う。本実施形態において、一時URLとは、所定の期間(例えば、1時間)のみ有効で且つ該所定の期間が過ぎるとアクセス不可となる一時的なURLである。また、一時URLには、ファイルの保存先となるストレージサーバ103のアドレスに関する情報、ならびに、該所定の期間に基づいてアクセス制御するための制御情報(引数)などが含まれる。
ストレージサーバ103は、Webサーバ305と、アクセス制御部306と、ストレージ管理部307と、ストレージ308を備える。Webサーバ305は、Webアプリケーションの機能を有し、クライアント装置101は、Webブラウザ301を介してWebサーバ305にアクセスすることができる。また、ファイルアップロードリクエストにアップロード成功時URLが含まれており、ストレージ管理部307でのファイル保存に成功した場合、アップロード成功時URLへのリダイレクトレスポンスを返す。アクセス制御部306は、Webブラウザ301から指定された一時URLに含まれる制御情報に基づいて、Webブラウザ301からのリクエストを実行許可するか否かを判定する。アクセス制御部306が実行許可したリクエストは、ストレージ管理部307へ渡され、実行拒否と判定したリクエストは、エラーにする。ストレージ管理部307は、ファイル情報を管理し、アップロード/ダウンロードリクエストされたファイルの入出力を行う。ストレージ308は、ストレージサーバ103がWebブラウザから受信したファイルを格納する。
データベースサーバ104は、Webサーバ309と、アクセス制御部310と、ストレージ311を備える。ストレージ311には、文書管理サーバ102で管理しているファイルに関する属性などの情報が格納されており、キーバリュー形式で属性情報を管理する。Webサーバ309は、文書管理サーバ102の文書管理部303からのリクエストに対してユーザインタフェース情報を返答する。ユーザインタフェース情報には、例えば、指定されたキーに対するバリュー情報の返却や、バリュー情報の検索結果のインターフェース等が含まれている。
図4は、文書管理サーバ102がデータベースサーバ104に保存するファイル属性情報400のデータテーブルである。
ファイル属性情報400は、ファイル登録時に文書管理部303がレコードを生成し、データベースサーバ104に保持される。ファイルID401は、ファイルを一意に識別するIDである。本実施形態では、ユーザがアップロードするファイルのファイル名をファイルIDとしているが、これに限定することなく、例えば、文書管理サーバ102が独自のファイルIDを発行してもよい。フレンドリー名402およびタグ403は、ユーザがWebブラウザ301からファイルの管理や検索を容易にするためユーザが任意に指定可能な属性である。ファイルバージョン404は、ファイルのバージョンを表す属性であり、ファイルを更新するたびに文書管理サーバ102がファイルバージョン404の値を更新する。ファイルURL405は、ファイルが保存された場所を示すアドレスであり、ストレージサーバ103のURLから構成される。ファイルURL405は、文書管理サーバ102がファイルアップロードリクエスト受信時に、ストレージサーバ103でファイルを一意に特定できるように、ユニークな文字列で構成されるURLパスおよびファイルID401等を含めて生成される。
次に、本発明の実施例における文書管理システムを用いたファイルアップロードの手順について、図5を参照しながら詳細に説明する。図5は、XHR2非対応ブラウザでのファイルアップロード処理を示すシーケンス図である。XHR2対応ブラウザの場合の処理は後述する。ここで、XHR(XML Http Request)とは、JavaScript(登録商標)等のウェブブラウザ搭載のスクリプト言語であり、サーバとのHTTP通信を行うための組み込みオブジェクト(API)である。既に読み込んだページから、さらにHTTPリクエストを発することができ、ページ遷移することなしにデータを送受信できるAjaxの基幹技術である。なお、本実施形態において、ユーザは、不図示のログイン画面にて文書管理サーバ102にログイン済とする。
まず、ステップS501において、Webブラウザ301は、Webサーバ302に画面表示リクエストを送信する。次に、ステップS502において、Webサーバ302は、ファイル登録画面およびファイルアップロードスクリプトを送信し、ファイル登録画面がWebブラウザ301に表示される。そして、ユーザによりWebブラウザ301に表示された不図示のファイル登録画面で登録操作が行われる。次に、ステップS503において、Webブラウザ301は、文書管理サーバ102へXHR2不可(非対応)である(すなわち、クロスドメイン通信機能を有していない)旨のパラメータを含むファイルアップロード開始リクエストを送信する。
文書管理サーバ102のWebサーバ302がファイルアップロード開始リクエストを受け取ると、ステップS504において、一時URL生成部304は、ファイルをストレージサーバにアップロードするための一時URLを生成する。一時URL(第1のURL)は、所定の期間(例えば1時間)のみ有効で且つ該所定の期間が過ぎるとアクセス不可となる一時的なURLであり、ファイルのアップロード先を示すアップロード先URLである。さらに、文書管理サーバ102は、XHR2非対応ブラウザからのファイルアップロード開始リクエストである場合、ファイルアップロード成功時に遷移するURLであるアップロード成功時URL(第2のURL)を生成する。次に、ステップS505において、文書管理サーバ102は、ファイルアップロード成功時に遷移するURLであるアップロード成功時URL(第2のアドレス)と一時URL(第1のアドレス)をWebブラウザ301に返却する(応答する)。
レスポンスを受け取ったWebブラウザ301は、ステップS506において、インラインフレーム500(以降iframe)をページ内(ブラウザ内)に生成する。なお、iframe500は、不可視であってもよく、その場合、iframe500内に読み込まれたコンテンツは表示されない。次に、ステップS507において、Webブラウザ301は、iframe500の画面(URL)遷移を監視する。具体的には、iframe500の画面が遷移したタイミングで発生するonLoadイベントを監視するイベントリスナを登録する。なお、画面遷移を検知した際の処理については後述する。
次に、ステップS508において、Webブラウザ301は、ストレージサーバ103からのレスポンスがiframe500に表示されるように指定したファイルアップロードリクエストを、ステップS505で受け取った一時URLに対して送信する。このとき、S505で受信したアップロード成功時URLをファイルアップロードリクエストに含めてストレージサーバに送信する。そして、ファイルアップロードリクエストを受信したストレージサーバ103は、ストレージ管理部307を通じてファイルをストレージ308に保存する。
次に、保存が完了すると、ステップS509において、ストレージサーバ103は、ファイルアップロードリクエストに含まれていたアップロード成功時URLを用いて、アップロード成功時URLへのリダイレクトレスポンスをiframe500に返す。そして、アップロード成功時URLへのリダイレクトレスポンスを受け取ったiframe500は、ステップS510において、アップロード成功時URLへリダイレクトを行う。前述のとおり、本実施形態において、アップロード成功時URLは、文書管理サーバ内のWebページを指しており、ステップS511において、文書管理サーバ102のWebサーバ302は、アップロード成功画面のレスポンスを返す。
アップロード成功画面のレスポンスを受け取ったiframe500は、アップロード成功画面に遷移する。そして、ステップS507でiframe500の画面遷移を監視していたWebブラウザ301は、ステップS512において、iframe500の現在URLを取得する。取得したURLがアップロード成功時URLと一致している場合、ストレージサーバ103へのファイルアップロードに成功したと判定する。そして、ステップS513において、Webブラウザ301は、文書管理サーバ102へファイルアップロード完了通知リクエストを送信する。なお、ファイルアップロード完了通知リクエストには、アップロードしたファイルに関するファイル属性の情報が含まれる。次に、ファイルアップロード完了通知リクエストを受信した文書管理サーバ102は、ステップS514において、データベースサーバ104にファイル属性情報の保存リクエストを送信する。以上のシーケンスにより、文書管理システムは、XHR2非対応のブラウザでのファイル登録処理を実行する。
図6は、Webブラウザ301のファイル登録処理を示すフローチャートである。なお、図6の処理は、ユーザによりクライアント装置101のWebブラウザ301に表示された不図示のファイル登録画面で登録操作が行われることで開始される。まず、ユーザによりWebブラウザ301に表示された不図示のファイル登録画面で登録指示操作が行われると、ステップS601において、Webブラウザ301は、自身のブラウザがXHR2対応か否かを判定する。すなわち、クロスドメイン通信機能を有しているか否かを判定する。XHR2対応の場合(YES)、ステップS602に進み、ステップS602において、文書管理サーバ102へファイルアップロード開始リクエストを送信する。次に、文書管理サーバ102からファイルアップロード開始リクエストに対する成功レスポンスとしてファイルアップロード先を示す一時URLを受信する。そして、ステップS603において、この一時URLに対してXHR2による非同期ファイルアップロードリクエストを送信する。次に、一時URLにより指定されたストレージサーバにファイルのアップロードが完了し、ストレージサーバからファイルの保存に成功したことを示すレスポンスを受信する。そして、ステップS604において、Webブラウザ301は、文書管理サーバ102へファイルアップロード完了通知リクエストを送信する。
一方、ステップS601でWebブラウザ301がXHR2非対応である場合(NO)、ステップS605に進む。そして、ステップS605において、その旨を判別するためのパラメータとともに文書管理サーバ102へファイルアップロード開始リクエストを送信する。なお、ステップS605からステップS609の処理は、図5のステップS503、ステップS506からステップS508、ステップS512でそれぞれ説明済みのため、その詳細な説明を省略する。ステップS609において、監視中のiframe500での表示中URLがアップロード成功時URLに遷移したと判定した場合(YES)、ステップS604に進む。そして、ステップS604において、Webブラウザ301は、文書管理サーバ102へファイルアップロード完了通知を送信する。一方、iframe500に表示中のURLがアップロード成功時URLと異なるURLに遷移した場合(NO)、ステップS610に進む。そして、ステップS610において、アップロードに失敗したとみなして、Webブラウザ301は、登録エラー画面を表示する。以上の処理により、Webブラウザ301は、ファイル登録処理を実行する。
図7は、文書管理サーバ102がファイル登録を受け付けた際の処理を示すフローチャートである。なお、本実施形態において、ユーザは、不図示のログイン画面にて文書管理サーバ102にログイン済とし、Webブラウザ301には、Webサーバ302のファイル登録画面が表示されているものとする。
まず、ステップS701において、文書管理サーバ102は、ファイルアップロード開始リクエストを受信すると、一時URL生成部304にて、ファイルをストレージサーバ103にアップロードするための一時URLを生成する。次に、ステップS702において、文書管理サーバ102は、ファイルアップロード開始リクエストにXHR2使用不可のパラメータが含まれるか否かを判定する。そして、XHR2使用不可のパラメータが含まれない(すなわち、XHR2対応ブラウザからのファイルアップロード開始リクエストである)と判定した場合(NO)、ステップS703に進む。ステップS703において、文書管理サーバ102は、一時URLを含むレスポンスをWebブラウザ301に返却する。
一方、ステップS702で、ファイルアップロード開始リクエストにXHR2使用不可のパラメータが含まれる(すなわち、XHR2非対応ブラウザからのファイルアップロード開始リクエストである)と判定した場合(YES)、ステップS704に進む。ステップS704において、文書管理サーバ102は、ファイルアップロード成功時に遷移するURLであるアップロード成功時URLを生成して、一時URLおよびアップロード成功時URLを含むレスポンスをWebブラウザ301に返却する。以上の処理により、文書管理サーバ102は、ファイルアップロード開始リクエストを受け付けた際の処理を実行する。
なお、本実施形態では、ステップS702において、送信されてきたリクエストにXHR2が使用不可かどうかのパラメータの有無を判定しているが、リクエストに含まれるブラウザ情報(ユーザエージェント情報)によりXHR2の使用可否を判定してもよい。
以上、本実施形態によれば、クロスドメイン通信が不可能なブラウザ(XHR2非対応のブラウザ)であっても同一ページでの非同期のファイル登録を可能にする情報処理システムを提供することができる。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。
Claims (11)
- 情報処理装置と文書管理サーバとがネットワークを介して接続された文書管理システムであって、
前記情報処理装置は、
クロスドメイン通信機能を有していないブラウザである旨のパラメータを含むアップロード開始リクエストを、前記文書管理サーバに送信する送信手段と、
前記文書管理サーバから、アップロード先を示す第1のURLと、アップロード成功時に遷移する第2のURLとを含むレスポンスを受けて、前記ブラウザ内にフレームを生成する生成手段と、
アップロード先を示す前記第1のURLに対して、前記第2のURLを含むアップロードリクエストを送信し、前記ファイルをアップロードするアップロード手段と、
前記フレームに表示中のURLが前記第2のURLに遷移したか判定する第1の判定手段と、
前記フレームに表示中のURLが前記第2のURLに遷移したと判定した場合、ファイルアップロード完了通知を前記文書管理サーバへ送信する通知手段と、
を備え、
前記文書管理サーバは、
前記アップロード開始リクエストに前記クロスドメイン通信機能を有していないブラウザである旨のパラメータが含まれているか判定する第2の判定手段と、
前記第2の判定手段で前記アップロード開始リクエストに前記クロスドメイン通信機能を有していないブラウザである旨のパラメータが含まれていると判定した場合、前記第1のアドレスと前記第2のアドレスとを含む前記レスポンスを前記情報処理装置に送信する応答手段と、
を備える
ことを特徴とする文書管理システム。 - 前記第2の判定手段で前記アップロード開始リクエストに前記クロスドメイン通信機能を有していないブラウザである旨のパラメータが含まれていないと判定した場合、前記応答手段は、前記第1のURLをレスポンスとして前記情報処理装置に送信する
ことを特徴とする請求項1に記載の文書管理システム。 - 前記第1の判定手段により前記フレームに表示中のURLが前記第2のURLと異なるURLに遷移したと判定された場合、エラーを表示する表示手段を更に有する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の文書管理システム。 - ネットワークを介して接続された情報処理装置からファイルのアップロード開始リクエストを受信する受信手段と、
前記アップロード開始リクエストに前記クロスドメイン通信機能を有していないブラウザである旨のパラメータが含まれているか判定する判定手段と、
前記判定手段で前記アップロード開始リクエストに前記クロスドメイン通信機能を有していないブラウザである旨のパラメータが含まれていると判定した場合、前記ファイルのアップロード先を示す第1のURLと、アップロード成功時に遷移する第2のURLとを含むレスポンスを、前記情報処理装置に送信する応答手段と、
を備える
ことを特徴とする文書管理サーバ。 - 前記情報処理装置では、前記応答手段より送信された前記レスポンスを受けて前記ブラウザ内に生成したフレームを介して前記第1のURLに対して前記第2のURLを含むアップロードリクエストを送信して、前記ファイルをアップロードし、前記フレームに表示中のURLが前記第2のURLに遷移したと判定した場合に、ファイルアップロード完了通知を前記文書管理サーバに送信する
ことを特徴とする請求項4に記載の文書管理サーバ。 - 前記判定手段で前記アップロード開始リクエストに前記クロスドメイン通信機能を有していないブラウザである旨のパラメータが含まれていないと判定した場合、前記応答手段は、前記第1のURLをレスポンスとして前記情報処理装置に送信する
ことを特徴とする請求項4に記載の文書管理サーバ。 - ネットワークを介して文書管理サーバと接続された情報処理装置であって、
前記情報処理装置のブラウザがクロスドメイン通信機能を有しているブラウザであるか否かを判定する第1の判定手段と、
前記第1の判定手段で前記クロスドメイン通信機能を有していないブラウザであると判定した場合、クロスドメイン通信機能を有していないブラウザである旨のパラメータを含むアップロード開始リクエストを、前記文書管理サーバに送信する送信手段と、
前記文書管理サーバから、アップロード先を示す第1のURLと、アップロード成功時に遷移する第2のURLとを含むレスポンスを受けて、前記ブラウザ内にフレームを生成する生成手段と、
アップロード先を示す前記第1のURLに対して、前記第2のURLを含むアップロードリクエストを送信し、前記ファイルをアップロードするアップロード手段と、
前記フレームに表示中のURLが前記第2のURLに遷移したか判定する第2の判定手段と、
前記第2の判定手段で前記フレームに表示中のURLが前記第2のURLに遷移したと判定した場合、ファイルアップロード完了通知を前記文書管理サーバへ送信する通知手段と、
を備える
ことを特徴とする情報処理装置。 - 前記第2の判定手段により前記フレームに表示中のURLが前記第2のURLと異なるURLに遷移したと判定された場合、エラーを表示する表示手段を更に有する
ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。 - ネットワークを介して接続された情報処理装置と文書管理サーバとを含む文書管理システムにおける文書管理方法であって、
前記情報処理装置が、クロスドメイン通信機能を有していないブラウザである旨のパラメータを含むアップロード開始リクエストを前記文書管理サーバに送信する送信工程と、
前記文書管理サーバが、前記アップロード開始リクエストに前記クロスドメイン通信機能を有していないブラウザである旨のパラメータが含まれているか判定する第1の判定工程と、
前記文書管理サーバが、前記第1の判定工程で前記アップロード開始リクエストに前記クロスドメイン通信機能を有していないブラウザである旨のパラメータが含まれていると判定した場合、アップロード先を示す第1のURLとアップロード成功時に遷移する第2のURLとを含むレスポンスを、前記情報処理装置に送信する応答工程と、
前記情報処理装置が、前記文書管理サーバから前記第1のURLと前記第2のURLとを含むレスポンスを受けて、前記ブラウザ内にフレームを生成する生成工程と、
前記情報処理装置が、前記第1のURLに対して、前記第2のURLを含むアップロードリクエストを送信し、ファイルをアップロードするアップロード工程と、
前記情報処理装置が、前記フレームに表示中のURLが前記第2のURLに遷移したかを判定する第2の判定工程と、
前記情報処理装置が、前記第2の判定工程で前記フレームに表示中のURLが前記第2のURLに遷移したと判定した場合、ファイルアップロード完了通知を前記文書管理サーバへ送信する通知工程と、
を有する
ことを特徴とする文書管理方法。 - 請求項4乃至6のいずれか1項に記載の文書管理サーバの各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
- 請求項7または8に記載の情報処理装置の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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Cited By (3)
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2015
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CN112783837A (zh) * | 2021-01-12 | 2021-05-11 | 北京首汽智行科技有限公司 | 一种api文档查找方法 |
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CN114390044A (zh) * | 2021-12-29 | 2022-04-22 | 杭州华橙软件技术有限公司 | 一种文件上传方法、***、设备及存储介质 |
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