JP2017068538A - 電子レシート管理サーバー及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】買物客の商品の買い過ぎを防ぐ。【解決手段】実施形態の電子レシート管理サーバーは、取得手段、判断手段、生成手段及び送信手段を備える。取得手段は、一商取引毎にその対象となった商品に関する商品情報を含んだ商取引情報を取得する。判断手段は、商取引情報のうちの取得手段により取得した1つの対象商取引情報に含まれる商品情報で識別される商品について、対象商取引情報が関連付けられたユーザーに関する取引実績が予め定められた条件に合致するか否かを、対象商取引情報と対象商取引情報が関連付けられているのと同じユーザーに関連付けられた別の商取引情報とに基づいて判断する。生成手段は、判断手段により取引実績が条件に合致すると判断された場合に、その旨を前記ユーザーに通知するものとして電子レシート情報を生成する。送信手段は、電子レシート情報を情報端末に送信する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、電子レシート管理サーバー及びプログラムに関する。
買物客が受け取るレシートに記載される内容を電子化して買物客が操作する情報端末などに送信する電子レシートシステムが知られている。
このようなシステムでは、電子レシートシステムのユーザーに関連付けて、購入した物品及び金額などがデータベースとして電子的に記録されているので、これらデータを分析又は統計などに利用することが当該システムを使わない場合に比べ容易である。そのため、単にレシートを電子化するだけでなく、他の利用方法が模索されている。
さて、買物客によっては、一定期間内の買い物金額に上限を設ける、食事の内容を制限する、又はバランスの良い食事をとるなどの計画又は目標に基づいて買い物をしている場合がある。しかしながら、これら計画又は目標に則って買い物をするには購入した品目を自ら記録したり、購入金額又は栄養素の計算をしたりするなど手間が必要となる。また、その計画又は目標から外れる買い物をしてしまった場合に、実際に計算するまで気付かない場合もある。そのため、買物客が計画又は目標から外れた買い物をした場合に、そのことを買物客に気付かせることの出来る仕組みが求められている。
特開2014−194733号公報
本発明は、買物客が買い物に計画又は目標を設けている場合に、買物客が当該計画又は目標から外れた買い物をしたとき、電子レシートシステムを利用して買物客にそのことを気付かせる電子レシート管理サーバー及びプログラムを提供することを目的とする。
実施形態の電子レシート管理サーバーは、取得手段、判断手段、生成手段及び送信手段を備える。取得手段は、一商取引毎にその対象となった商品に関する商品情報を含んだ商取引情報を電子レシートサービスのユーザーに関連付けて記憶した第1の記憶手段から商取引情報を取得する。判断手段は、商取引情報のうちの取得手段により取得した1つの対象商取引情報に含まれる商品情報で識別される商品について、対象商取引情報が関連付けられたユーザーに関する取引実績が予め定められた条件に合致するか否かを、対象商取引情報と対象商取引情報が関連付けられているのと同じユーザーに関連付けられた別の商取引情報とに基づいて判断する。生成手段は、対象商取引情報に基づいて、商取引の内容についての閲覧画面を生成するための電子レシート情報を生成する生成手段であって、判断手段により取引実績が条件に合致すると判断された場合に、その旨を前記ユーザーに通知するものとして電子レシート情報を生成する。送信手段は、生成手段により生成された電子レシート情報を情報端末に送信する。
実施形態に係る電子レシートシステムの全体構成を示す構成図。 図1に示すPOS端末の要部回路構成を示すブロック図。 図1に示す電子レシート管理サーバーの要部回路構成を示すブロック図。 図3に示す補助記憶デバイスに記憶されるテーブルの構成の一例を示す図。 図3に示す補助記憶デバイスに記憶されるテーブルの構成の一例を示す図。 図1に示す情報端末の要部回路構成を示すブロック図。 情報端末の画面に表示される画像の一例を示す図。 図2中のPOS端末に設けられたCPUによる制御処理のフローチャート。 図3中の電子レシート管理サーバーに設けられたCPUによる制御処理のフローチャート。 電子レシートの一例を示す図。 図4中の情報端末に設けられたCPUによる制御処理のフローチャート。 情報端末の画面にプッシュ通知が表示されている状態を示す図。 図4中の情報端末に設けられたCPUによる制御処理のフローチャート。 情報端末の画面に表示される詳細表示の一例を示す図。
以下、実施形態に係る決済装置について図面を用いて説明する。なお、以下の各図面及びその説明において同一の要素には同一の符号を付している。
図1は、実施形態に係る電子レシートシステムの全体構成を示す構成図である。
店舗1にはPOS(point of sales)端末2及びルーター3が設置されている。POS端末2とルーター3とは通信路4によって接続されている。ルーター3は、ネットワーク5と接続されている。ネットワーク5にはルーター3の他、電子レシート管理サーバー6及び情報端末7が接続されている。
店舗1は一般に知られているような店舗で良く、例えば、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、百貨店若しくはその他の小売店又は卸売店などである。店舗1は複数あっても良く、これら複数の店舗1のそれぞれにPOS端末2及びルーター3が設置される。
POS端末2は、店舗1内に複数設置されていても良い。POS端末2は、POSシステムにおける商品の買上登録や決済などの業務のために設置され、店舗1の店員によって操作される。POS端末2は、商取引毎にその対象となった商品に関する商品情報を含む商取引情報を生成する。また、POS端末2は商取引情報を電子レシート管理サーバー6に送信する。なお、商取引情報の生成若しくは商取引情報の送信又はその両方を、POS端末2ではなくPOSシステムを管理するサーバーなどが行っても良い。
ルーター3は、通信路4とネットワーク5とを接続するための機器である。通信路4とネットワーク5とがルーター3によって接続されることで、POS端末2はルーター3及び通信路4を介してネットワーク5との接続が可能となる。ルーター3は、周知の構成のルーターで良い。
通信路4は、店舗1内のPOS端末2、ルーター3及びその他の機器を接続し、機器同士の通信を可能とするものである。その他の機器としてはPOSサーバーなどがある。通信路4は、例えばLANなどによって構成される。
ネットワーク5は、3G(3rd generation)若しくはLTE(long term evolution)等の携帯電話回線網、インターネット、専用線又はその他の通信回線などを含む通信網である。
電子レシート管理サーバー6は、商取引情報を記憶する。また、電子レシート管理サーバー6は、電子レシート情報を情報端末7に送信する。
情報端末7は、通信機能を備えた機器であり、例えばスマートフォン、携帯電話又はタブレットPC(personal computer)などの携帯情報端末である。情報端末7は、デスクトップPC等の据え置き型コンピューター又はノートPC又などであっても良い。電子レシートサービスのユーザーは、情報端末7を用いることで、ネットワーク5を介して電子レシート管理サーバー6から電子レシート情報を得ることができる。それにより、ユーザーは、電子レシートを閲覧することができる。
また、情報端末7は、電子レシートサービスのユーザーごとに関連付けられた個別のユーザーIDを出力することができる。出力の方法は、ユーザーIDを含むバーコードを画面に表示する、ユーザーIDを含むバーコードを印刷する、又はNFC(near field communication)等の近距離無線通信により他の機器に送信するなどである。
図2は、POS端末2の要部回路構成を示すブロック図である。
POS端末2は、CPU(central processing unit)21、メインメモリ22、補助記憶デバイス23、通信インターフェース24、バーコードスキャナー25及びプリンター26などを備える。これらは、バス27により接続されている。
CPU21は、コンピューターの中枢部分に相当する。CPU21は、メインメモリ22に記憶されたオペレーティングシステム及びアプリケーションソフトウェアなどのプログラムに基づいて、POS端末2の各種の機能を実現するべく各部を制御する。
メインメモリ22は、上記コンピューターの主記憶部分に相当する。メインメモリ22は、オペレーティングシステム及びアプリケーションソフトウェアなどのプログラムを記憶する。メインメモリ22が記憶するプログラムは、POS端末2を制御する制御プログラムを含む。またメインメモリ22は、CPU21が各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する。さらにメインメモリ22は、CPU21が各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアとして利用される。
補助記憶デバイス23は、上記コンピューターの補助記憶部分に相当する。補助記憶デバイス23は、例えばEEPROM(electric erasable programmable read-only memory)、HDD(hard disc drive)又はSSD(solid state drive)などである。補助記憶デバイス23は、CPU21が各種の処理を行う上で使用するデータ又はCPU21での処理によって生成されたデータなどを保存する。補助記憶デバイス23は、上記のオペレーティングシステム又はアプリケーションなどのプログラムを記憶する場合もある。
メインメモリ22又は補助記憶デバイス23に記憶されるプログラムには、後述する制御処理に関して記述した制御プログラムを含む。一例としてPOS端末2は、制御プログラムがメインメモリ22又は補助記憶デバイス23に記憶された状態で、利用者へと譲渡される。しかしながらPOS端末2は、制御プログラムがメインメモリ22又は補助記憶デバイス23に記憶されない状態で利用者に譲渡されても良い。そして、別途に利用者へと譲渡された制御プログラムが、利用者又はサービスマンなどによる操作の下にメインメモリ22又は補助記憶デバイス23へと書き込まれても良い。このときの制御プログラムの譲渡は、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリなどのようなリムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介したダウンロードにより実現できる。
通信インターフェース24は、POS端末2と通信路4とを接続するためのインターフェースであり、ルーター3及び通信路4を介してネットワーク5と接続する。
バーコードスキャナー25は、バーコードを読み取ってそのバーコードが表した情報を出力する。
プリンター26は、レシートなどを印刷する。プリンター26は、ドットインパクトプリンター、インクジェットプリンター、サーマルプリンター、レーザープリンター又はその他のプリンターなど種々の方式を用いることができる。
バス27は、アドレスバス及びデータバスなどを含み、POS端末2の各部が信号をやり取りするための伝送路である。
図3は、電子レシート管理サーバー6の要部回路構成を示すブロック図である。
電子レシート管理サーバー6は、CPU61、メインメモリ62、補助記憶デバイス63及びネットワークインターフェース64などを備える。これらは、バス65により接続されている。
CPU61は、コンピューターの中枢部分に相当する。CPU61は、メインメモリ62に記憶されたオペレーティングシステム及びアプリケーションソフトウェアなどのプログラムに基づいて、電子レシート管理サーバー6の各種の機能を実現するべく各部を制御する。
メインメモリ62は、上記コンピューターの主記憶部分に相当する。メインメモリ62は、オペレーティングシステム及びアプリケーションソフトウェアなどのプログラムを記憶する。メインメモリ62が記憶するプログラムは、電子レシート管理サーバー6を制御する制御プログラムを含む。またメインメモリ62は、CPU61が各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する。さらにメインメモリ62は、CPU61が各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアとして利用される。
補助記憶デバイス63は、上記コンピューターの補助記憶部分に相当する。補助記憶デバイス63は、例えばEEPROM、HDD又はSSDなどである。補助記憶デバイス63は、CPU61が各種の処理を行う上で使用するデータ又はCPU61での処理によって生成されたデータなどを保存する。補助記憶デバイス63は、上記のオペレーティングシステム又はアプリケーションなどのプログラムを記憶する場合もある。
メインメモリ62又は補助記憶デバイス63に記憶されるプログラムには、後述する制御処理に関して記述した制御プログラムを含む。一例として電子レシート管理サーバー6は、制御プログラムがメインメモリ62又は補助記憶デバイス63に記憶された状態で、利用者へと譲渡される。しかしながら電子レシート管理サーバー6は、制御プログラムがメインメモリ62又は補助記憶デバイス63に記憶されない状態で利用者に譲渡されても良い。そして、別途に利用者へと譲渡された制御プログラムが、利用者又はサービスマンなどによる操作の下にメインメモリ62又は補助記憶デバイス63へと書き込まれても良い。このときの制御プログラムの譲渡は、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリなどのようなリムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介したダウンロードにより実現できる。
補助記憶デバイス63には図4及び図5に示すようなテーブルも記憶されている。図4は、店舗1で販売されていた商品及び販売されている商品について、その商品の商品情報を関連付けて記憶したテーブルT1の一例を示した図である。テーブルT1は、カロリー、糖分、塩分、脂質、ビタミン若しくはその他の成分の量、商品ID、商品名、産地、製造者、消費期限、賞味期限、内容量、重量又はその他の商品情報から選択される複数の商品情報を1つのレコードとして記録する。テーブルT1は、第3の記憶手段の一例である。
図5は、店舗1で販売されていた商品及び販売されている商品について、その商品の性質を表すカテゴリーを関連付けて記憶したテーブルT2の一例を示した図である。例えば、商品がタバコであれば、「嗜好品」及び「タバコ」などのカテゴリーがテーブルT2に記憶されている。テーブルT2では、商品ID及びカテゴリーを1つのレコードとして記憶することで商品とカテゴリーとを関連付けている。テーブルT2は、第2の記憶手段の一例である。
ネットワークインターフェース64は、電子レシート管理サーバー6がネットワーク5と接続するためのインターフェースである。
バス65は、アドレスバス及びデータバスなどを含み、電子レシート管理サーバー6の各部が信号をやり取りするための伝送路である。
図6は、情報端末7の要部回路構成を示すブロック図である。
情報端末7は、CPU71、メインメモリ72、補助記憶デバイス73、ネットワークインターフェース74、タッチパネル75などを備える。これらは、バス76により接続されている。
CPU71は、コンピューターの中枢部分に相当する。CPU71は、メインメモリ72に記憶されたオペレーティングシステム及びアプリケーションソフトウェアなどのプログラムに基づいて、情報端末7の各種の機能を実現するべく各部を制御する。
メインメモリ72は、上記コンピューターの主記憶部分に相当する。メインメモリ72は、オペレーティングシステム及びアプリケーションソフトウェアなどのプログラムを記憶する。メインメモリ72が記憶するプログラムは、情報端末7を制御する制御プログラムを含む。またメインメモリ72は、CPU71が各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する。さらにメインメモリ72は、CPU71が各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアとして利用される。
補助記憶デバイス73は、上記コンピューターの補助記憶部分に相当する。補助記憶デバイス73は、例えばEEPROM、HDD又はSSDなどである。補助記憶デバイス73は、CPU71が各種の処理を行う上で使用するデータ又はCPU71での処理によって生成されたデータなどを保存する。補助記憶デバイス73は、上記のオペレーティングシステム又はアプリケーションソフトウェアなどのプログラムを記憶する場合もある。
メインメモリ72又は補助記憶デバイス73に記憶されるプログラムには、後述する制御処理に関して記述した制御プログラム及び電子レシートを閲覧等するためのアプリケーションソフトウェア(以下「電子レシート閲覧アプリ」という。)を含む。一例として情報端末7は、制御プログラムがメインメモリ72又は補助記憶デバイス73に記憶された状態で、利用者へと譲渡され、電子レシート閲覧アプリがメインメモリ72又は補助記憶デバイス73に記憶されない状態で利用者に譲渡される。そして、別途に利用者へと譲渡された電子レシート閲覧アプリが、利用者又はサービスマンなどによる操作の下にメインメモリ72又は補助記憶デバイス73へと書き込まれる。しかしながら、情報端末7は、制御プログラムがメインメモリ72又は補助記憶デバイス73に記憶されない状態で利用者に譲渡されても良い。また、情報端末7は、電子レシート閲覧アプリが情報端末に記憶された状態で利用者に譲渡されても良い。上述の制御プログラム若しくは電子レシート閲覧アプリ又はその両方の譲渡は、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリなどのようなリムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介したダウンロードにより実現できる。
ネットワークインターフェース74は、情報端末7がネットワーク5と接続するためのインターフェースである。
タッチパネル75は、情報端末7の操作者に各種情報を通知するための画面を表示する表示デバイスとして機能する。また、タッチパネル75は、当該操作者によるタッチ操作を受け付ける入力デバイスとして機能する。
バス76は、アドレスバス及びデータバスなどを含み、情報端末7の各部が信号をやり取りするための伝送路である。
本実施形態の電子レシートサービスでは、電子レシート管理サーバー6に記憶された商取引情報に含まれる商品についての取引実績が予め定めた条件(以下「実績条件」という)を満たしているとき、実績条件を満たしていることをユーザーに通知することができる。実績条件は、ユーザーが定めることができる。
実績条件は例えば、図7に示すような情報端末7に表示された設定画面100により定められる。情報端末7のCPU71は、設定画面100を表示することを要求する所定の操作が行われたならば、設定画面100に対応する画像を生成し、この画像を表示するようにタッチパネル75に指示する。
設定画面100は、期間入力欄101、カテゴリー入力欄102、対象入力欄103及び条件入力欄104の4つの入力欄、設定ボタン105並びにキャンセルボタン106を含む。
期間入力欄101は、どれぐらいの長さの期間に買った商品を実績条件の判断の対象とするかを入力する入力欄である。ここでは、期間入力欄101には、例として「1ヶ月」と入力されている。期間入力欄101は、ユーザーが任意の期間を入力できるようになっている。また、期間入力欄101は、例えば「過去10回」のように回数で期間を入力できるようになっていても良い。なお、期間入力欄101は、例えば「全期間」のように特定の期間を指定しないような入力をすることができるようになっていても良い。
カテゴリー入力欄102は、テーブルT2に設定されているような商品の区分であるカテゴリーを入力する入力欄である。ここでは、カテゴリー入力欄102には例として「タバコ」と入力されている。カテゴリー入力欄102は、1つのカテゴリーだけでなく、複数のカテゴリーからなる条件をユーザーが入力できるようになっていても良い。複数のカテゴリーからなる条件は、例えばA又はBのどちらかのカテゴリーを持つ商品、A及びBの2つのカテゴリーを持つ商品、AのカテゴリーであるがBのカテゴリーではない商品などのような条件である。なお、カテゴリー入力欄102は、特定のカテゴリーを指定せずに全ての商品を実績条件の判断の対象とすることができるようになっていても良い
対象入力欄103は、商取引情報又はテーブルT1に記録されているどの商品情報を条件の対象とするかを入力する入力欄である。ここでは対象入力欄103には例として「金額」と入力されている。対象入力欄103には「金額」の他に、例えば「カロリー」、「糖分」、「塩分」、「脂質」又はその他の商品情報を入力することができる。
条件入力欄104は、対象入力欄103に入力した商品情報に対する条件を入力する入力欄である。ここでは例として「10000円以上」と入力されている。条件入力欄104は、対象入力欄103に入力した内容がカロリーであれば10000キロカロリー以上、糖分であれば100グラム以上のように対応した単位を用いて入力する。また、条件入力欄104は、「以上」に代えて、「以下」、「未満」又は「越える」などと入力することができるようになっていてもよい。
すなわち、図7の例の場合であれば、1ヶ月間に購入したタバコを実績条件の判断の対象とし、取引実績におけるタバコの金額の合計が10000円以上のときに、実績条件が満たされる。
ユーザーは、期間入力欄101、カテゴリー入力欄102、対象入力欄103及び条件入力欄104に必要な事項を入力した後、設定ボタン105を押すことで実績条件の設定を完了することができる。ここで入力された内容は、設定ボタン105が押されたことに応じて、CPU71の制御の下に電子レシート管理サーバー6に送信され、補助記憶デバイス63に記憶される。すなわちCPU71は、設定ボタン105が押されると、期間入力欄101、カテゴリー入力欄102、対象入力欄103及び条件入力欄104に入力された内容を電子レシート管理サーバー6に送信するようネットワークインターフェース74に指示する。そしてCPU61は、ネットワークインターフェース64が当該内容を受信したことに応じて、受信した当該内容を補助記憶デバイス63に記憶する。
なお、ユーザーは、キャンセルボタン106を押すことで、実績条件の設定を中止することができる。すなわちCPU61は、キャンセルボタン106が押されると、設定画面100の表示を終了するようタッチパネル75に指示する。
補助記憶デバイス63は、ユーザーごとに複数の実績条件を記録することができる。
設定画面100は、実績条件の判断の対象となる商品を絞り込む条件として、期間及びカテゴリー以外にも、例えば商品名に特定の文字列が含まれる商品、特定の店舗で購入した商品又は商品を絞り込むことが出来るその他の条件を定められるような入力欄が設けられていても良い。
以下、POS端末2、電子レシート管理サーバー6及び情報端末7の動作を、図を用いて説明する。なお、以下に説明する処理の内容は一例であって、同様な結果を得ることが可能な様々な処理を適宜に利用できる。
買物客が商品を購入するときの、POS端末2の動作を図8に基づいて説明する。図8は、CPU21による制御処理のフローチャートである。
Act201においてCPU21は、ユーザーIDが読み込まれたか否かを確認する。すなわち、CPU21は、ユーザーIDを含んだバーコードがバーコードスキャナー25によって読み込まれたか否かを確認する。CPU21は、ユーザーIDが読み込まれないならばAct201においてNoと判定してAct202へと進む。CPU21は、ユーザーIDが読み込まれたならばAct201においてYesと判定してAct204へと進む。
Act202においてCPU21は、商品コードが読み込まれたか否かを確認する。すなわち、CPU21は、バーコードスキャナー25により、商品に付されたバーコードが読み込まれたか否かを確認する。CPU21は、商品コードが読み込まれないならば、Act202においてNoと判定してAct203へと進む。CPU21は、商品コードが読み込まれたならばAct202においてYesと判定してAct205へと進む。
Act203においてCPU21は、登録完了を指示する操作が行われたか否かを確認する。すなわち、CPU21は、小計ボタンを押すなどの登録完了を指示するための予め定められた操作が行われたか否かを確認する。なお、登録完了を指示する操作は、商品を1つ以上登録してから行うことを操作上のルールとしておく。商品が登録されていない状態での登録完了を指示する操作がなされた場合のCPU21の動作は、CPU21の制御プログラムの設計者により定められて良い。例えば、CPU21は、登録完了を指示する操作を無視する。あるいはCPU21は、商品が登録されていない状態では、登録完了を指示する操作自体ができないようにしても良い。
CPU21は、商品を1つ以上登録した状態で登録完了を指示する操作が行われたならば、Act202においてYesと判定し、Act206へと進む。CPU21は、登録完了を指示する操作が行われないならば、Act202においてNoと判定し、Act201へと戻る。かくしてCPU21は、バーコードが読み込まれるか、あるいは登録完了を指示する操作が行われるまでAct201〜Act203を繰り返す。
Act204においてCPU21は、読み込んだユーザーIDを補助記憶デバイス23に記憶しておく。なお、ユーザーIDが2回以上読み込まれた場合の動作については、CPU21の制御プログラムの設計者により定められて良い。例えば、CPU21は、記憶したユーザーIDを上書きする。CPU21は、Act204の後、Act201へと戻る。
Act205においてCPU21は、読み込んだ商品コードを登録する。すなわちCPU21は、Act202において読み込んだ商品コードを、補助記憶デバイス23に設けた商品リストに追加する。そして、CPU21は、Act201へと戻る。
Act206においてCPU21は、補助記憶デバイス23に記憶される商品リストに基づいて決済処理を行う。決済処理としては、周知の処理をそのまま利用できるので、この処理の説明は省略する。
Act207においてCPU21は、Act204で電子レシートサービスのユーザーIDがメインメモリ22に記憶されたか否かを確認する。CPU21は、電子レシートサービスのユーザーIDが記憶されている場合、Act207においてYesと判定してAct208へと進む。CPU21は、電子レシートサービスのユーザーIDが記憶されていない場合、Act207においてNoと判定してAct210へと進む。
Act208においてCPU21は、登録した商品の商品情報を含む商取引情報を生成する。商取引情報に含まれる商品情報は例えば、各商品についての商品ID、商品名、購入個数又は金額などである。商取引情報はさらに商取引に関する情報として、税金の金額、合計金額、支払金額、釣銭額、商取引の発生した日時、販売者ID、販売者名、販売店舗ID、販売店舗名、ユーザー名及びユーザーIDなどのうち、レシートの発行に必要なものを含む。
Act209においてCPU21は、商取引情報を電子レシート管理サーバー6に送信する。すなわち、CPU21は、通信インターフェース24を制御してAct208において生成した商取引情報を電子レシート管理サーバー6に送信する。そして、CPU21は、Act201へと戻る。
Act210においてCPU21は、紙のレシートを発行する。すなわち、CPU21は、プリンター26を制御してレシートを印刷する。そして、CPU21はAct201へと戻る。
POS端末2から送信されてくる商取引情報を受信するときの電子レシート管理サーバー6の動作を図9に基づいて説明する。図9は、CPU61による制御処理のフローチャートである。
Act601においてCPU61は、商取引情報を受信したか否かを確認する。すなわちCPU61は、POS端末2がAct208において送信した商取引情報をネットワークインターフェース64により受信したか否かを確認する。CPU61は、商取引情報を受信していないならば、Act601においてNoと判定し、Act611へと進む。CPU61は、商取引情報を受信したならば、Act601においてYesと判定し、Act602へと進む。なお、Act611及びAct612の処理についての説明は後述する。
Act602においてCPU61は、Act601で受信した商取引情報を、ユーザーIDと関連付けて補助記憶デバイス63に記憶する。このとき、補助記憶デバイス63は第1の記憶手段として動作する。商取引情報は例えば、XML(Extensible Markup Language)、HTML(Hypertext Markup Language)、JSON(JavaScript(登録商標) Object Notation)、CSV(Comma-Separated Values)又はTSV(Tab-Separated Values)などのテキスト形式で記憶する。また、商取引情報を記録することができるものであれば、その他のデータ形式で記録してもよい。
Act603においてCPU61は、取得手段として動作して、電子レシートを生成したい商取引に関する商取引情報(以下「対象商取引情報」という。)を取得する。すなわちCPU61は、補助記憶デバイス63より対象商取引情報を取得する。ここでは、Act602で記憶した商取引情報を取得する。
Act604においてCPU61は、対象商取引情報に含まれる商品に関連付けられているカテゴリーを補助記憶デバイス63に記憶されたテーブルT2より取得する。
Act605においてCPU61は、テーブルT2より取得したカテゴリーについて実績条件が設定されているか否かを補助記憶デバイス63に記憶した内容を元に確認する。CUP61は、実績条件が設定されていた場合にはAct605においてYesと判定してAct606へと進む。CPU61は、実績条件が設定されていない場合にはAct605においてNoと判定してAct607へと進む。
Act606においてCPU61は、テーブルT2より取得したカテゴリーについて実績条件が設定されていた場合には、判断手段として動作して当該実績条件を満たしているかどうかの判定を行う。すなわちCPU61は、図7の期間入力欄101に入力された内容に基づいて、補助記憶デバイス63に記憶された、対象商取引情報と同じユーザーIDが関連付けられた商取引情報からなる取引実績から、実績条件の判断の対象となる商取引情報を絞り込む。さらにCPU61は、その中から、カテゴリー入力欄102に入力されたカテゴリーが関連付けられている商品を絞り込み、実績条件の判断の対象とする。そしてCPU61は、実績条件の判断の対象となる商品が対象入力欄103及び条件入力欄104に入力された内容を満たしているかどうかの判定を行う。当該判定は、必要に応じてCPU61がテーブルT1又は取引実績から商品情報を取得して、当該商品情報に基づいて行う。また、実績条件の判定の際に、実績条件を満たしそうであるかどうかについての判定も行う。ここで、実績条件を満たしそうとは、例えば実績条件で設定した値に対して現在の値が一定割合まで達した場合である。この割合はユーザーが設定できるようになっていても良いし、CPU61の制御プログラムの設計者によって定められていても良い。
Act607においてCPU61は、生成手段として動作し、電子レシート情報を生成する。すなわち、CPU61は、図10に示すような電子レシートを表示するための情報である電子レシート情報を、対象商取引情報及びAct606の判定結果を基に生成する。
図10は、電子レシート200の一例を示す図である。
電子レシート200は領域210と領域220とを含む。
領域210に表されている内容は、商品名211を含む範囲に網掛け212及び網掛け213が施されている以外は周知のレシート又は周知の電子レシートと同様で良い。
網掛け212は、今回の商取引で実績条件を満たした商品について表示される。網掛け213は、実績条件を満たしそうな商品について表示される。また、今回の商取引より前から実績条件を満たしていた商品についても網掛けを行っても良い。なお、今回の商取引で実績条件を満たしたもの、今回の商取引より前から実績条件を満たしていたもの及び実績条件を満たしそうなもののいずれの網掛けであるかは網掛けの色やパターンを異ならせることにより区別可能とする。
領域220は、カテゴリー221ごとに、実績条件で定められた値と現在値とをグラフで比較できるようなインジケーター222を表示したものである。さらに、今回の商取引で新たに実績条件を満たしたものについては、「条件を満たしました。」のように警告文223を表示する。
なお、電子レシートに表示される、今回の商取引で実績条件を満たしたこと、今回の商取引より前から実績条件を満たしていたこと又は実績条件を満たしそうなことを示す通知は網掛け、インジケーター、又は警告文に限らない。いずれにしても、今回の商取引で実績条件を満たしたこと、今回の商取引より前から実績条件を満たしていたこと又は実績条件を満たしそうなことをユーザーに通知することができる表示であれば良い。
Act608においてCPU61は、電子レシートが発行されたことを通知するための情報(以下「発行通知」という。)を情報端末に送信する。実績条件を満たした商品がある場合にはそのことも通知する。発行通知には例えば、プッシュ通知を用いる。
電子レシート管理サーバー6から送信されてくる発行通知を受信するときの情報端末7の動作を図11に基づいて説明する。図11は、CPU71による制御処理のフローチャートである。
Act701においてCPU71は、発行通知を受信したか否かを確認する。すなわちCPU71は、電子レシート管理サーバー6がAct608で送信した発行通知をネットワークインターフェース74により受信したか否かを確認する。CPU71は、発行通知を受信していないならば、Act701においてYesと判定し、Act701を繰り返す。CPU71は、発行通知を受信したならば、Act701においてYesと判定し、Act702へと進む。
Act702においてCPU71は、プッシュ通知を実行する。すなわち、CPU71は、タッチパネルの表示デバイスの画面にプッシュ通知を表示する。
図12は、表示デバイスの画面に表示されたプッシュ通知の一例を示す図である。
画面300にはタイトル311、通知内容312、ボタン313及びボタン314を含むプッシュ通知310が表示されている。
タイトル311には、電子レシート閲覧アプリの名称又は通知の概要などが表示される。
通知内容312は、通知の内容を示す文字列が表示される。文字列の内容は例えば、「新しいレシートがあります。」のように新しい電子レシートが発行されたことを示す通知を表示する。さらに、当該新しいレシートに関する商取引の結果、新たに実績条件を満たした場合には「警告:条件を満たしました。」のように新たに実績条件を満たしたことを示す通知も表示される。また、実績条件を満たしそうである場合にも、実績条件を満たしそうであることを示す文字列を表示しても良い。また、当該取引より前に満たした実績条件がある場合にも、当該実績条件を満たしていることを示す文字列を表示しても良い。
ボタン313は、プッシュ通知310を閉じるためのボタンである。
ボタン314は、新しく発行された電子レシートを表示するためのボタンである。
Act703においてCPU71は、プッシュ通知を閉じる操作が行われたか否かを確認する。すなわちCPU71は、プッシュ通知を閉じるためのボタン313がタッチ操作されたか否かを確認する。CPU71は、ボタン313がタッチ操作されたならば、Act703においてYesと判定してAct705へと進む。CPU71は、ボタン313が操作されないならば、Act704へと進む。
Act704においてCPU71は、電子レシートを表示するための操作が行われたか否かを確認する。すなわちCPU71は、電子レシートを表示するためのボタン314がタッチ操作されたか否かを確認する。CPU71は、ボタン314がタッチ操作されたならば、Act704においてYesと判定し、Act705へと進む。CPU71は、ボタン314がタッチ操作されないならば、Act703へと戻る。かくしてCPU71は、ボタン313又はボタン314がタッチ操作されるまで、Act703及びAct704を繰り返す。
Act705においてCPU71は、プッシュ通知を閉じる。すなわち、CPU71はタッチパネルの表示デバイスの画面に表示されたプッシュ通知の表示を終了する。CPU71は、Act705の後、Act701へと戻る。
Act706においてCPU71は、電子レシートを表示するために電子レシート閲覧アプリを起動する。既に電子レシート閲覧アプリを起動している場合には、当該電子レシート閲覧アプリをタッチパネル75の画面内の最前面に表示する又はアクティブ状態にするなどしてタッチパネル75の表示デバイスの画面内に表示されるようにする。
なお、電子レシート閲覧アプリは専用のアプリケーションソフトウェアでも良いし、汎用のWebブラウザなどでも良い。CPU71は、Act706の後Act701へと戻る。また、CPU71は、Act706の後、電子レシート閲覧アプリにより電子レシート表示処理を行う。すなわち、CPU71は、図13に示す電子レシート閲覧アプリの制御処理を開始する。
Act711においてCPU71は、表示しようとしている電子レシートについての電子レシート情報を送信するよう電子レシート管理サーバー6に要求するための要求情報を送信する。すなわち、CPU71は、当該要求情報を送信するようネットワークインターフェース74に指示する。
一方、電子レシート管理サーバー6のCPU61は、図9中のAct611において、情報端末7から送信された要求情報を受信したか否かを確認している。すなわちCPU61は、情報端末7がAct711において送信した要求情報をネットワークインターフェース64により受信したか否かを確認する。CPU61は、当該要求情報を受信していないならば、Act611においてNoと判定し、Act601に戻る。かくしてCPU61は、商取引情報または当該要求情報を受信するまでAct601及びAct611を繰り返す。CPU61は、当該要求情報を受信したならば、Act611においてYesと判定し、Act612へと進む
Act612においてCPU61は、送信手段として動作し、Act611において受信した要求情報に基づいて、要求された電子レシート情報を情報端末7に送信する。そして、CPU61はAct601へと戻る。
図13中のAct712においてCPU71は、電子レシート管理サーバー6がAct612において送信した電子レシート情報を受信する。すなわち、CPU71は、ネットワークインターフェース74により当該情報を受信する。
Act713においてCPU71は、Act712で受信した電子レシート情報を基にした図10に示すような電子レシート200を電子レシート閲覧アプリ上に表示する。すなわち、CPU71は当該表示に対応した画像を生成し、この画像を表示するようにタッチパネル75に指示する。
Act714においてCPU71は、電子レシートに示された商品のいずれかが選択されたか否かを確認する。すなわち、CPU71は、領域210内のいずれかの商品名又は領域220のカテゴリー221若しくはインジケーター222がタッチされたか否かを確認する。CPU71は、このうちいずれかがタッチ操作されたならば、Act714においてYesと判定してAct716へと進む。CPU71は、このうちのいずれもタッチ操作されなかったならば、Act714においてNoと判定してAct715へと進む。
Act715においてCPU71は、電子レシートの表示を終了する操作が行われたか否かを確認する。CPU71は、電子レシートの表示を終了する操作が行われたならば、Act715においてYesと判定してAct721へと進む。CPU71は、電子レシートの表示を終了する操作が行われないならば、Act715においてNoと判定してAct714へと戻る。かくしてCPU71は、商品名がタッチ操作されるか電子レシートの表示を終了する操作が行われるまでAct714、Act715を繰り返す。
Act716においてCPU71は、Act714でタッチ操作された商品のカテゴリーに関しての過去の購入履歴などの詳細な情報を表示する画像を送信するよう電子レシート管理サーバー6に要求するための要求情報を送信する。すなわち、CPU71は、当該要求情報を送信するようネットワークインターフェ−ス74に指示する。
一方、CPU61は、ネットワークインターフェース64により当該要求情報を受信したならば図14に示すような画像を生成する。そして、CPU61は、当該画像を送信するようネットワークインターフェース64に指示する。
図13中のAct717においてCPU71は、ネットワークインターフェース64より送信された当該画像を受信する。すなわち、CPU71は、ネットワークインターフェース74により当該画像を受信する。
Act718においてCPU71は、当該画像を表示する。すなわち、CPU71は、当該画像を表示するようタッチパネル75に指示する。
図14は、過去の購入履歴などの詳細な情報を表示する詳細表示400の一例を示す図である。なお図14では、詳細表示400を途中から省略して示している。
詳細表示400には、そのカテゴリーの目標金額、現在の合計金額、目標に対して超過しているか否か、超過している場合にはどれだけ超過しているか及びそのカテゴリーの商品の過去の購入履歴が表示される。このとき表示される購入履歴は、予め設定した期間、すなわち期間入力欄101に入力して定めていた期間内のものである。なお、ここで目標金額とは実績条件で定められた金額のことを指す。
Act719においてCPU71は、元の画面に戻る操作が行われたか否かを確認する。すなわち、CPU71は、図示しない戻るためのボタンをタッチ操作する又は詳細表示400の任意の場所をタッチ操作するなどの元の画面に戻るための予め定められた操作が行われたか否かを確認する。ここで元の画面とは、電子レシート200を表示する画面である。
Act720においてCPU71は、詳細表示400を終了してAct713に戻る。すなわち、電子レシート200の表示に戻る。
Act721においてCPU71は、電子レシートの表示を終了する。すなわち、CPU71は、電子レシートの表示を終了するようタッチパネル75に指示する。そしてCPU71は、電子レシート表示処理を終了する。
以上の説明では、プッシュ通知を介して電子レシートを表示したが、電子レシート閲覧アプリにおいて電子レシートの一覧から表示したい電子レシートを選択するなどの操作により、電子レシート管理サーバー6が記憶している商取引情報から任意のものを対象商取引情報として選択して電子レシートとして表示することもできる。このときの電子レシートの表示はCPU71が図13の処理と同様にして行う。
以上のように電子レシート管理サーバー6は、取引実績を実績条件に合致させることになる商取引に関する電子レシートには、取引実績が実績条件に合致した旨を示す。これにより、この電子レシートを閲覧することによってユーザーは、計画又は目標から外れた買い物をしたことに気付くことができる。
電子レシート管理サーバー6はさらに、どの商品の取引によって取引実績が実績条件に合致することになったのかを電子レシートに示す。これにより、この電子レシートを閲覧することによってユーザーは、どの商品に関して計画又は目標から外れた買い物をしたのかを容易に認識できる。
電子レシート管理サーバー6はさらに、上記のような電子レシートを作成した場合には、その旨を情報端末7に対してプッシュ通知する。ユーザーは、このプッシュ通知に応じて電子レシートを閲覧することにより、計画又は目標から外れた買い物をしたことに速やかに気付くことができる。
電子レシート管理サーバー6はさらに、取引実績が実績条件に合致した旨をプッシュ通知に含める。これにより、計画又は目標から外れた買い物をしたことをプッシュ通知に寄ってユーザーに認識させることができる。これは、電子レシートの閲覧の重要性をユーザーに気付かせることとなり、電子レシートの速やかな閲覧をユーザーに促す効果が期待できる。
また、電子レシート管理サーバー6によれば、カテゴリー別に条件を設定できるので、同種の商品に対して簡単に条件を設定することができる。また、より細かな条件設定が可能となる。これにより、ユーザーの利便性が向上する。
また、電子レシート管理サーバー6によれば、商取引情報に含まれない商品情報を取得することができるので、レシートには現れない情報を基にした条件を設定することができる。
また、電子レシート管理サーバー6によれば、ユーザーが予め設定した条件に合致していない場合にもそのことが分かるように通知することができるので、当該条件を満たすまでにさらに商品を購入することができるか否かをユーザーが判断しやすくなる。
本実施形態は以下のような変形実施が可能である。
ユーザーIDは、バーコードを読取る以外の方法で読み込んでもよい。例えば、NFC等の近距離無線通信の読取装置をPOS端末2に設け、近距離無線通信によってユーザーIDを情報端末7から読み込んでも良い。また、店舗1の会員カード又はポイントカードなどとユーザーIDとを関連付け、ユーザーIDを読み込むことに代えて当該カードを読み込んでもよい。
CPU21は、Act201においてユーザーIDが2回以上読み込まれた場合、既にユーザーIDが登録されていることを通知してAct204の処理をスキップしても良い。
電子レシート情報の生成は、電子レシート管理サーバー6が商取引情報を受信したときに生成するのではなく、電子レシート発行の要求を受けたときに生成しても良い。すなわち、CPU61は、Act603〜Act607の処理を、Act602とAct608との間に行う代わりに、Act611とAct612との間に行う。なお、電子レシート発行の要求を受けたときに電子レシート情報を生成する場合には、プッシュ通知には実績条件に関する通知を含めない。
プッシュ通知に代えて、電子メール又はメッセージが送信可能なその他のアプリケーションソフトウェアを用いたメール又はメッセージによってユーザーへの通知を行っても良い。
店舗1は、インターネットを介して電子商取引を行うインターネット上の店舗であってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…店舗、2…POS端末、3…ルーター、5…ネットワーク、6…電子レシート管理サーバー、7…情報端末、21,61,71…CPU、22,62,72…メインメモリ、23,63,73…補助記憶デバイス、24…通信インターフェース、25…バーコードスキャナー、64,74…ネットワークインターフェース、75…タッチパネル、200…電子レシート、310…プッシュ通知、400…詳細表示、T1,T2…テーブル

Claims (5)

  1. 一商取引毎にその対象となった商品に関する商品情報を含んだ商取引情報を電子レシートサービスのユーザーに関連付けて記憶した第1の記憶手段から前記商取引情報を取得する取得手段と、
    前記商取引情報のうちの前記取得手段により取得した1つの対象商取引情報に含まれる前記商品情報で識別される商品について、前記対象商取引情報が関連付けられたユーザーに関する取引実績が予め定められた条件に合致するか否かを、前記対象商取引情報と前記対象商取引情報が関連付けられているのと同じユーザーに関連付けられた別の商取引情報とに基づいて判断する判断手段と、
    前記対象商取引情報に基づいて、商取引の内容についての閲覧画面を生成するための電子レシート情報を生成する生成手段であって、前記判断手段により前記取引実績が前記条件に合致すると判断された場合に、その旨を前記ユーザーに通知するものとして前記電子レシート情報を生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された前記電子レシート情報を情報端末に送信する送信手段と、
    を具備することを特徴とする電子レシート管理サーバー。
  2. 前記取得手段はさらに、商品の性質を表すカテゴリーを示すカテゴリー情報を各商品に関連付けて記憶した第2の記憶手段から前記カテゴリー情報を取得し、
    前記判断手段は、前記取引実績のうち予め定められたカテゴリーが関連付けられた商品のみを判断の対象として前記条件に合致するか否かの判断を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子レシート管理サーバー。
  3. 前記取得手段はさらに、商品の情報を示す商品情報を各商品に関連付けて記憶した第3の記憶手段から前記商品情報を取得し、
    前記判断手段は、前記第3の記憶手段から取得した前記商品情報を判断の基準とした条件を前記条件として定める
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子レシート管理サーバー。
  4. 前記判断手段は、商取引が行われたことに応じて、その商取引の商取引情報を前記対象商取引情報として、前記判断を開始し、
    前記判断手段により前記取引実績が前記条件に合致すると判断したとき、その旨を通知するための動作を前記情報端末に実行させるための情報を送信する手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電子レシート管理サーバー。
  5. 電子レシート管理サーバーを制御するコンピューターを、
    一商取引毎にその対象となった商品に関する商品情報を含んだ商取引情報を電子レシートサービスのユーザーに関連付けて記憶した第1の記憶手段から前記商取引情報を取得する取得手段と、
    前記商取引情報のうちの前記取得手段により取得された1つの対象商取引情報に含まれる前記商品情報で識別される商品について、前記対象商取引情報が関連付けられたユーザーに関する取引実績が予め定められた条件に合致するか否かを、前記対象商取引情報と前記対象商取引情報が関連付けられているのと同じユーザーに関連付けられた別の商取引情報とに基づいて判断する判断手段と、
    前記対象商取引情報に基づいて、商取引の内容についての閲覧画面を生成するための電子レシート情報を生成する生成手段であって、前記判断手段により前記取引実績が前記条件に合致すると判断された場合に、その旨を前記ユーザーに通知するものとして前記電子レシート情報を生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された前記電子レシート情報を情報端末に送信する送信手段と、
    して機能させるためのプログラム。
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