JP2017065905A - エレベータかごの送風装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】かご上で作業者が作業を行う場合に、送風装置本体によって発生した気流を作業者に当てることができるエレベータかごの送風装置を得る。
【解決手段】気流を発生させる送風装置本体21と、かご1の天井13に設けられた回動軸22と、回動軸22を中心に回動可能に設けられ、送風装置本体21を支持する支持部材23とを備え、送風装置本体21は、支持部材23が回動軸22を中心に回動することによって、送風装置本体21によって発生した気流がかご1の外側から内側に向かうかご内送風位置と、送風装置本体21によって発生した気流がかご1よりも上方の領域Aに向かうかご上送風位置との間で変位する。
【選択図】図1
【解決手段】気流を発生させる送風装置本体21と、かご1の天井13に設けられた回動軸22と、回動軸22を中心に回動可能に設けられ、送風装置本体21を支持する支持部材23とを備え、送風装置本体21は、支持部材23が回動軸22を中心に回動することによって、送風装置本体21によって発生した気流がかご1の外側から内側に向かうかご内送風位置と、送風装置本体21によって発生した気流がかご1よりも上方の領域Aに向かうかご上送風位置との間で変位する。
【選択図】図1
Description
この発明は、かごの外側から内側に向かって流れる気流を発生させるエレベータかごの送風装置に関する。
従来、気流を発生させる送風装置本体と、かごに設けられ、送風装置本体によって発生した気流がかごの外側から内側に向かうように送風装置本体を支持する支持部材とを備えたエレベータかごの送風装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、送風装置本体によって発生した気流をかごよりも上方の領域に向かわせることができないので、かご上で作業者が作業を行う場合に送風装置本体を駆動させても、送風装置本体によって発生した気流を作業者に当てることができないという問題点があった。
この発明は、かご上で作業者が作業を行う場合に送風装置本体によって発生した気流を作業者に当てることができるエレベータかごの送風装置を提供するものである。
この発明に係るエレベータかごの送風装置は、気流を発生させる送風装置本体を備え、送風装置本体は、送風装置本体によって発生した気流がかごの外側から内側に向かうかご内送風位置と、送風装置本体によって発生した気流がかごよりも上方の領域に向かうかご上送風位置との間で変位する。
この発明に係るエレベータかごの送風装置によれば、送風装置本体は、送風装置本体によって発生した気流がかごの外側から内側に向かうかご内送風位置と、送風装置本体によって発生した気流がかごよりも上方の領域に向かうかご上送風位置との間で変位するので、送風装置本体の位置をかご上送風位置にすることによって、かご上で作業者が作業を行う場合に送風装置本体によって発生した気流を作業者に当てることができる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るエレベータの要部を示す縦断面図である。図において、エレベータは、利用者が乗降するかご1と、かご1に設けられた送風装置(エレベータかごの送風装置)2Aと、かご1に立てられた手摺3とを備えている。
図1はこの発明の実施の形態1に係るエレベータの要部を示す縦断面図である。図において、エレベータは、利用者が乗降するかご1と、かご1に設けられた送風装置(エレベータかごの送風装置)2Aと、かご1に立てられた手摺3とを備えている。
かご1は、かご床11と、かご床11に立てられた側壁12と、側壁12の上部に取り付けられた天井13とを有している。天井13には、開口部131が形成されている。開口部131は、天井13を上方から視た場合に天井13の中央部分に配置されている。なお、開口部131は、天井13を上方から視た場合に天井13の中央部分以外の部分に配置されてもよい。
送風装置2Aは、気流を発生させる送風装置本体21と、天井13の上面に設けられた回動軸22と、回動軸22を中心に回動可能に設けられた支持部材23と、送風装置本体21によって発生した気流の向きを変えるルーバー24とを備えている。
回動軸22は、天井13に沿って配置されている。つまり、回動軸22は、水平方向に延びるように配置されている。また、回動軸22は、上方から視た場合に開口部131の内壁面に沿うように配置されている。
支持部材23は、開口部131を跨ぐように配置されている。支持部材23は、一端部が回動軸22に接続されている。支持部材23が回動軸22を中心に回動することによって、送風装置本体21は回動軸22を中心に回動しながら変位する。
ルーバー24は、送風装置本体21に取り付けられている。したがって、ルーバー24は、送風装置本体21が変位する場合に、送風装置本体21とともに変位する。
図2は図1の送風装置本体21が変位した状態を示す図である。送風装置本体21は、送風装置本体21によって発生した気流がかご1の外側から内側に向かうかご内送風位置と、送風装置本体21によって発生した気流がかご1よりも上方の領域Aに向かうかご上送風位置との間で変位する。送風装置本体21は、かご1の外側に配置されている。送風装置本体21の位置がかご内送風位置である場合には、送風装置本体21によって発生した気流は、開口部131を通って、かご1の内側に送られる。
送風装置2Aは、送風装置本体21の位置がかご上送風位置である場合に手摺3に対して支持部材23を固定する固定部材25と、送風装置本体21の位置がかご上送風位置である場合に開口部131を塞ぐ開口部カバー26とをさらに備えている。
固定部材25が支持部材23を手摺3に対して固定することによって、送風装置本体21は、送風装置本体21の位置がかご上送風位置である状態で手摺3に対して固定される。その結果、送風装置本体21の位置は、かご上送風位置の状態で維持される。
開口部カバー26は、天井13に着脱可能となっている。送風装置本体21の位置がかご上送風位置である場合に、開口部カバー26は、開口部131を塞ぐように配置される。開口部カバー26が開口部131を塞ぐことによって、作業者100が開口部131に入ることを防止することができる。
次に、作業者100がかご1上で作業を行う手順について説明する。まず、作業者100は天井13の上部に立ち、支持部材23を持ち上げて送風装置本体21をかご内送風位置からかご上送風位置に変位させる。その後、固定部材25を用いて支持部材23を手摺3に対して固定し、開口部カバー26を用いて開口部131を塞ぐ。その後、作業者100は、送風装置本体21の駆動開始の釦を操作して、かご1上で作業を行う。
かご1上での作業者100の作業が終了すると、作業者100は、開口部カバー26を開口部131から取り出し、固定部材25による支持部材23の手摺3への固定を解除する。その後、作業者100は、送風装置本体21の駆動終了の釦を操作して、支持部材23を下して送風装置本体21をかご上送風位置からかご内送風位置に変位させる。以上により、作業者100によるかご1上での作業が終了する。
以上説明したように、この発明の実施の形態1に係るエレベータかごの送風装置2Aによれば、気流を発生させる送風装置本体21を備え、送風装置本体21は、送風装置本体21によって発生した気流がかご1の外側から内側に向かうかご内送風位置と、送風装置本体21によって発生した気流がかご1よりも上方の領域Aに向かうかご上送風位置との間で変位するので、送風装置本体21の位置をかご上送風位置にすることによって、かご1上で作業者100が作業を行う場合に送風装置本体21によって発生した気流を作業者100に当てることができる。これにより、かご1上に作業者用送風装置を設置する必要がなくなるので、かご1上での作業効率を向上させることができる。また、かご1上に作業者用送風装置が設置されていない場合と比較して、作業者の作業環境を向上させることができるので、作業者の作業効率を向上させることができ、作業時間の短縮化を図ることができ、エレベータ停止時間の短縮化を図ることができる。
また、このエレベータかごの送風装置2Aは、かご1の天井13に設けられた回動軸22と、回動軸22を中心に回動可能に設けられ、送風装置本体21を支持する支持部材23とをさらに備え、送風装置本体21は、支持部材23が回動軸22を中心に回動することによって、かご内送風位置とかご上送風位置との間で変位するので、送風装置本体21を簡単に変位させることができる。
なお、上記実施の形態1では、ルーバー24が送風装置本体21に取り付けられており、送風装置本体21が変位する場合に、ルーバー24が送風装置本体21とともに変位する構成について説明したが、ルーバー24が送風装置本体21ではなく天井13に取り付けられ、送風装置本体21が変位する場合であっても、ルーバー24が天井13に取り付けらたままとなる構成であってもよい。この場合、送風装置2Aは、送風装置本体21の位置がかご上送風位置である場合に、送風装置本体21のプロペラファンにおける吹出側部分を覆うカバーをさら備えてもよい。このカバーは、送風装置本体21によって発生した気流が通過可能である。これにより、かご1上の作業者100がプロペラファンに触れてしまうことを防止することができる。
実施の形態2.
図3はこの発明の実施の形態2に係るエレベータの要部を示す縦断面図である。図において、エレベータは、かご1と、かご1に設けられた送風装置2Bと、かご1を支持するかご枠4と、かご枠4に端部が接続された複数本の主ロープ5とを備えている。図3では、かご枠4における上枠41のみを示している。
図3はこの発明の実施の形態2に係るエレベータの要部を示す縦断面図である。図において、エレベータは、かご1と、かご1に設けられた送風装置2Bと、かご1を支持するかご枠4と、かご枠4に端部が接続された複数本の主ロープ5とを備えている。図3では、かご枠4における上枠41のみを示している。
送風装置2Bは、送風装置本体21と、送風装置本体21によって発生した気流の向きを変えるルーバー24とを備えている。
送風装置本体21は、プロペラファン211と、プロペラファン211を駆動させる駆動部212と、駆動部212が取り付けられる固定板213と、固定板213に設けられ、取付ビス(図示せず)を用いて天井13に固定される複数の脚部214とを有している。
図4は図3の送風装置本体21が変位した状態を示す図である。送風装置2Bは、送風装置本体21の位置がかご上送風位置である場合に送風装置本体21を覆うカバー27と、送風装置本体21の位置がかご上送風位置である場合に主ロープ5に送風装置本体21を吊り下げるための支持部材28をさらに備えている。
支持部材28は、2本の主ロープ5に渡って設けられる架渡部281と、カバー27に設けられ、架渡部281に引っ掛けられるフック282とを有している。支持部材28は、架渡部281の高さ方向の位置を変化させることによって、かご1に対する高さ方向の位置を変化させることができる。
図5は図4の送風装置本体21とカバー27とを示す正面図である。送風装置本体21は、天井13に脚部214を固定する際に用いられていた取付ビスを流用して脚部214をカバー27に固定することによって、カバー27に取り付けられる。カバー27は、送風装置本体21のプロペラファン211における吹出側部分を覆う。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
次に、作業者100がかご1上で作業を行う手順について説明する。まず、作業者100は、天井13の上部に立ち、架渡部281を2本の主ロープ5に渡って取り付ける。その後、天井13から送風装置本体21を切り離し、切り離された送風装置本体21をカバー27に取り付ける。その後、フック282を架渡部281に引っ掛けて、開口部カバー26を用いて開口部131を塞ぐ。その後、作業者100は、送風装置本体21の駆動開始の釦を操作して、かご1上で作業を行う。
かご1上での作業者100の作業が終了すると、作業者100は、開口部カバー26を開口部131から取り出し、送風装置本体21の駆動終了の釦を操作する。その後、架渡部281からフック282を取り外し、送風装置本体21をカバー27から取り外す。その後、送風装置本体21をかご上送風位置からかご内送風位置に変位させる。その後、架渡部281を主ロープ5から取り外す。以上により、作業者100によるかご1上での作業が終了する。
以上説明したように、この発明の実施の形態2に係るエレベータかごの送風装置2Bによれば、かご1に接続された主ロープ5に設けられ、送風装置本体21の位置がかご上送風位置である場合に送風装置本体21を支持する支持部材28をさらに備えているので、主ロープ5に対する支持部材28の高さ方向についての取付位置を変化させることによって、送風装置本体21の位置がかご上送風位置である場合に送風装置本体21の高さ方向の位置を調節することができる。
また、このエレベータかごの送風装置2Bは、送風装置本体21の位置がかご上送風位置である場合に、送風装置本体21のプロペラファン211における吹出側部分を覆うカバー27をさらに備え、カバー27は、送風装置本体21によって発生した気流が通過可能となっているので、かご1上の作業者100がプロペラファン211に触れてしまうことを防止することができる。
なお、各上記実施の形態では、作業者100が送風装置本体21の駆動開始の釦および駆動停止の釦を操作する構成について説明したが、送風装置本体21の位置を検出する検出装置と、検出装置の検出結果に基づいて、送風装置本体21の駆動を制御する送風制御装置とを送風装置がさらに備えた構成であってもよい。この場合、例えば、送風装置本体21の位置がかご上送風位置である場合に、検出装置が送風装置本体21の位置がかご上送風位置であることを検出し、送風制御装置が送風装置本体21を連続駆動させてもよい。これにより、作業者100による作業量を低減させることができる。
1 かご、2A、2B 送風装置(エレベータかごの送風装置)、3 手摺、4 かご枠、5 主ロープ、11 かご床、12 側壁、13 天井、21 送風装置本体、22 回動軸、23 支持部材、24 ルーバー、25 固定部材、26 開口部カバー、27 カバー、28 支持部材、41 上枠、131 開口部、211 プロペラファン、212 駆動部、213 固定板、214 脚部、281 架渡部、282 フック。
Claims (4)
- 気流を発生させる送風装置本体を備え、
前記送風装置本体は、前記送風装置本体によって発生した気流がかごの外側から内側に向かうかご内送風位置と、前記送風装置本体によって発生した気流が前記かごよりも上方の領域に向かうかご上送風位置との間で変位するエレベータかごの送風装置。 - 前記かごの天井に設けられた回動軸と、
前記回動軸を中心に回動可能に設けられ、前記送風装置本体を支持する支持部材をさらに備え、
前記送風装置本体は、前記支持部材が前記回動軸を中心に回動することによって、前記かご内送風位置と前記かご上送風位置との間で変位する請求項1に記載のエレベータかごの送風装置。 - 前記かごに接続された主ロープに設けられ、前記送風装置本体の位置が前記かご上送風位置である場合に前記送風装置本体を支持する支持部材をさらに備えた請求項1に記載のエレベータかごの送風装置。
- 前記送風装置本体の位置が前記かご上送風位置である場合に、前記送風装置本体のプロペラファンにおける吹出側部分を覆うカバーをさらに備え、
前記カバーは、前記送風装置本体によって発生した気流が通過可能となっている請求項1から請求項3までの何れか一項に記載のエレベータかごの送風装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015195723A JP2017065905A (ja) | 2015-10-01 | 2015-10-01 | エレベータかごの送風装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017065905A true JP2017065905A (ja) | 2017-04-06 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110194406A (zh) * | 2018-02-26 | 2019-09-03 | 三菱电机大楼技术服务株式会社 | 电梯的改造辅助装置及电梯的改造方法 |
-
2015
- 2015-10-01 JP JP2015195723A patent/JP2017065905A/ja active Pending
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CN110194406A (zh) * | 2018-02-26 | 2019-09-03 | 三菱电机大楼技术服务株式会社 | 电梯的改造辅助装置及电梯的改造方法 |
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