JP2017063978A - 眼科装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】眼屈折力を把握していなくても角膜形状を適切に測定できる眼科装置を提供する。
【解決手段】被検眼Eに視標を呈示する視標投影系22と、被検眼Eの眼底に光束を投光しかつ被検眼Eの眼底からの反射光を受光する第1測定系23と、被検眼Eの前眼部に光束を投光しかつその前眼部からの反射光から前眼部の情報を取得する第2測定系27と、第1測定系と第2測定系とによる測定との処理を実行する処理部17と、を備える眼科装置10である。視標投影系22では、被検眼Eに、第1視標と、その第1視標よりも視角の小さな第2視標と、を切り替えて呈示する。
【選択図】図3

Description

本発明は、眼科装置に関する。
眼科装置では、被検眼に測定光を投光することで、被検眼の眼特性としての眼屈折力と角膜形状とを測定する眼科装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この眼科装置では、被検眼に対して固視標を投影して当該被検眼の視線を固定した状態で眼屈折力や角膜形状を測定(検査)する。
実公平03−042885号公報
ここで、上記した従来の眼科装置では、角膜形状を測定する際に被検眼の眼屈折力を把握していないと、その被検眼の眼屈折力に適合する位置に固視標を投影できず、その固視標を適切に認識させることができない。このため、眼科装置では、被検眼の視線を適切に固定できない状態で角膜形状を測定する虞があり、角膜形状の良好ではない測定結果の取得を招いてしまったり、測定のやり直しを招いてしまったりする。
本発明は、上記の事情に鑑みて為されたもので、第1測定系での測定値(例えば眼屈折力)を把握していなくても第2測定系による測定(例えば角膜形状)を適切に実行できる眼科装置を提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために、本願発明の眼科装置は、被検眼に視標を呈示する視標投影系と、前記被検眼の眼底に光束を投光しかつ前記被検眼の眼底からの反射光を受光する第1測定系と、前記被検眼の前眼部に光束を投光しかつその前眼部からの反射光から前眼部の情報を取得する第2測定系と、前記第1測定系と前記第2測定系とによる測定の処理を実行する処理部と、を備え、前記視標投影系では、前記被検眼に、第1視標と、前記第1視標よりも視角の小さな第2視標と、を切り替えて呈示することを特徴とする。
本発明の眼科装置によれば、第1測定系での測定値(例えば眼屈折力)を把握していなくても第2測定系による測定(例えば角膜形状)を適切に実行できる。
本発明に係る眼科装置の一例としての実施例1の眼科装置10の全体構成を示す説明図である。 眼科装置10の制御系の構成をブロック図で示す説明図である。 眼科装置10の光学的な構成を説明するための説明図である。 固視標31を示す説明図である。 点状視標32を示す説明図である。 処理部17にて実行される眼特性測定処理(眼特性測定方法)を示すフローチャートである。 本発明に係る眼科装置の一例としての実施例2の眼科装置10Aの光学的な構成を説明するための図3と同様の説明図である。 眼科装置10Aの視標投影系22Aのターレット部22tのターレット板22uの構成を説明するための説明図である。 本発明に係る眼科装置の一例としての実施例3の眼科装置10Bの光学的な構成を説明するための図3および図7と同様の説明図である。 眼科装置10Bの視標投影系22Bの分岐光路22mにおける各グレア光源22kの周辺構成を説明すべくその各グレア光源22kの周辺を拡大して示す説明図である。
以下に、本願発明に係る眼科装置の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
実施例1では、眼科装置の一例として、自覚検査として、遠用検査、近用検査、コントラスト検査、グレア検査等を実行でき、他覚検査として、眼屈折測定、角膜形状測定等を実行できる検眼装置(眼科装置10)を示す。なお、本発明に係る眼科装置は、実施例1の眼科装置10の構成に限定されない。
実施例1の眼科装置10は、ベース11と架台12とヘッド部13と顔受け部14と操作レバー15と表示部16とを有する。この眼科装置10では、ベース11に対して架台12を前後左右上下に移動可能とし、そのベース11に顔受け部14を設け、架台12にヘッド部13を設ける。その顔受け部14は、顎受け14aと額当て14bとを有し、被検者の顔を固定する。操作レバー15は、架台12に設けられ、傾倒されることでヘッド部13の前後左右方向への移動操作となり、軸線を回転中心として回転されることでヘッド部13の上下方向への移動操作となる。表示部16は、ヘッド部13に設けられ、一例として液晶表示装置(LCDモニタ)で構成してタッチパネル式の表示画面16a(図3参照)を有する。
ヘッド部13には、眼科装置10の各部を統括的に制御する処理部17を設ける。その処理部17は、図2に示すように、接続された記憶部18もしくは内蔵する内部メモリ17aに記憶したプログラムに基づき、眼科装置10の動作を統括的に制御する。この処理部17は、後述する各光学系のグレア光源22k、レフ測定光源23g、アライメント光源25a、アライメント光源26aおよびケラトリング光源27bが接続され、適宜それらを点灯および消灯させる。また、処理部17は、後述する各光学系の動作部(撮像素子21g、ディスプレイ22a、合焦レンズ22e、VCC22h、ピンホール板22p、レフ光源ユニット部23aおよび合焦レンズ23t(それらの駆動部))が接続され、適宜それらを駆動(移動も含む)させる。さらに、処理部17は、ヘッド部13(架台12(その移動機構))、操作レバー15および表示部16が接続され、操作レバー15や表示部16の表示画面16aに為された操作やプログラムに従い、撮像素子21gで取得した画像を表示部16に適宜表示させ、上記した各光源や各動作部を適宜制御する。この処理部17(眼科装置10)には、任意の機器(装置)である外部機器19が接続される。その外部機器19は、実施例1では、レンズの光学特性を測定する眼鏡レンズ測定装置であり、被検者が用いる眼鏡レンズの測定データとしてのレンズ度数等が入力される。なお、外部機器19は、他の任意の眼科装置や、記録媒体への読み書きを可能とする機器、医療機関内で用いる病院情報システム(HIS)サーバ、DICOMサーバ、医師端末等の院内コンピュータ、医療機関外で用いるモバイル端末、個人端末、眼科装置10のメーカ側のサーバや端末、クラウドサーバ等の院外コンピュータでもよく、実施例1に限定されない。
ヘッド部13には、被検眼の検査を行うための光学系を設ける。その光学系は、図3に示すように、観察系21と視標投影系22と眼屈折力測定系23と自覚式検査系24とアライメント系25とアライメント系26とケラト系27とを有する。その観察系21は、被検眼Eの前眼部を観察し、視標投影系22は、被検眼Eに視標を呈示し、眼屈折力測定系23は、眼屈折力の測定を行い、自覚式検査系24は、自覚検査を行う。その眼屈折力測定系23は、実施例1では、被検眼Eの眼底Efに所定の測定パターンを投影する機能と、眼底Efに投影した測定パターンの像を検出する機能と、を有する。このため、眼屈折力測定系23は、被検眼Eの眼底Efに光束を投光しかつその眼底Efからの反射光を受光する第1測定系として機能する。また、自覚式検査系24は、実施例1では、被検眼Eに視標を呈示する機能を有し、光学系を構成する光学素子を視標投影系22と共用する。アライメント系25およびアライメント系26は、被検眼Eに対する光学系の位置合わせ(アライメント)を行い、アライメント系25が観察系21の光軸に沿う方向(前後方向)の、かつアライメント系26が当該光軸に直交する方向(上下方向、左右方向)のアライメントをそれぞれ行う。
観察系21は、対物レンズ21aとダイクロイックフィルタ21bとハーフミラー21cとリレーレンズ21dとダイクロイックフィルタ21eと結像レンズ21fと撮像素子(CCD)21gとを有する。観察系21では、被検眼E(前眼部)で反射された光束を、対物レンズ21aを経て結像レンズ21fにより撮像素子21g上に結像する。このため、撮像素子21g上には、後述するケラトリング光束やアライメント光源25aの光束やアライメント光源26aの光束(輝点像Br)が投光(投影)された前眼部像E′が形成される。処理部17は、撮像素子21gから出力される画像信号に基づく前眼部像E′等を表示部16の表示画面16aに表示させる。この対物レンズ21aの前方に、ケラト系27を設ける。
そのケラト系27は、ケラト板27aとケラトリング光源27bとを有する。そのケラト板27aは、観察系21の光軸に関して同心状のスリットが設けられた板状を呈し、対物レンズ21aの近傍に設けられる。ケラトリング光源27bは、ケラト板27aのスリットに合わせて設けられる。このケラト系27では、点灯したケラトリング光源27bからの光束がケラト板27aのスリットを経ることで、被検眼E(角膜Ec)に角膜形状の測定のためのケラトリング光束(角膜曲率測定用リング状指標)を投光(投影)する。そのケラトリング光束は、被検眼Eの角膜Ecで反射されることで、観察系21により撮像素子21g上に結像される。これにより、撮像素子21gがリング状のケラトリング光束の像(画像)を検出(受像)し、処理部17が、その測定パターンの像を表示画面16aに表示させ、かつ当該画像(撮像素子21g)からの画像信号)に基づき角膜形状(曲率半径)を周知の手法により測定する。このため、ケラト系27は、被検眼Eの前眼部(角膜Ec)に光束を投光しかつその前眼部(角膜Ec)からの反射光から当該前眼部(角膜Ec)の情報を取得する第2測定系であって被検眼Eの角膜形状を測定する角膜形状測定系として機能する。なお、実施例1では、角膜形状測定系として、リングスリットが1重から3重程度で角膜の中心付近の曲率測定を行うケラト板27aを用いる例(ケラト系27)を示しているが、角膜形状を測定するものであれば、多重のリングを有し角膜全面の形状を測定可能なプラチド板を用いるものでもよく、他の構成でもよく、本実施例の構成に限定されない。このケラト系27(そのケラト板27a)の後方に、アライメント系25を設ける。
そのアライメント系25は、一対のアライメント光源25aと投影レンズ25bとを有し、各アライメント光源25aからの光束を各投影レンズ25bで平行光束とし、ケラト板27aに設けたアライメント用孔を通して被検眼Eの角膜Ecに当該平行光束を投光(投影)する。処理部17または検者は、角膜Ecに投光(投影)された輝点(輝点像)に基づき、ヘッド部13を前後方向に移動させることで、観察系21の光軸に沿う方向(前後方向)のアライメントを行う。この前後方向のアライメントは、センサ21g上のアライメント光源25aによる2個の点像の間隔とケラトリング像の直径の比を所定範囲内とするようにヘッド部13の位置を調整して行う。ここで、処理部17は、当該比率からアライメントのずれ量を求めて、このアライメントのずれ量を表示画面16aに表示させても良い。なお、前後方向のアライメントは、後述するアライメント光源26aによる輝点像Brのピントが合うようにヘッド部13の位置を調整することで行ってもよい。
また、観察系21にアライメント系26を設けている。そのアライメント系26は、アライメント光源26aと投影レンズ26bとを有し、ハーフミラー21c、ダイクロイックフィルタ21bおよび対物レンズ21aを観察系21と共用する。アライメント系26は、アライメント光源26aからの光束を、対物レンズ21aを経て平行光束として角膜Ecに投光(投影)する。処理部17または検者は、角膜Ecに投光(投影)された輝点(輝点像)に基づき、ヘッド部13を前後方向に移動させることで、観察系21の光軸に直交する方向(上下方向、左右方向)のアライメントを行う。このとき、処理部17は、輝点像Brが形成された前眼部像E′に加えて、アライメントマークの目安となるアライメントマークALを表示画面16aに表示させる。処理部17は、アライメントが完了すると測定を開始するように制御する構成としてもよい。
視標投影系22(自覚式検査系24)は、ディスプレイ22aとハーフミラー22bとリレーレンズ22cと反射ミラー22dと合焦レンズ22eとリレーレンズ22fとフィールドレンズ22gとバリアブルクロスシリンダレンズ(VCC)22hと反射ミラー22iとダイクロイックフィルタ22jとを有し、ダイクロイックフィルタ21bおよび対物レンズ21aを観察系21と共用する。また、自覚式検査系24は、ディスプレイ22a等に至る光路とは別の光路で光軸を取り巻く位置に、被検眼Eにグレア光を照射する少なくとも2つのグレア光源22kを有する。ディスプレイ22aは、被検眼Eの視線を固定すべく視標としての固視標31(図4参照)や点状視標32(図5参照)を呈示したり、被検眼Eの眼特性(視力値や矯正度数(遠用度数、近用度数)等)を自覚的に検査するための自覚検査視標(図8の符号22z参照)を呈示したりする。その固視標31は、固視のために被検者に呈示する視標であり、被検眼Eがピントのズレ(ボケ具合)を明確に認識できる一定以上の視角を有する図柄である(図4参照)。固視標31は、実施例1では注視し易い箇所を含みかつ自然に遠方視ができる風景視標とする(図4参照)。点状視標32は、視標投影系22の光軸上を示す固視標31よりも小さな視角の視標であり、実施例1では背景(視標を取り巻く部分)を暗闇(一面が黒い状態)とする中心位置(光軸上)で円形の点状を呈する図柄とする(図5参照)。その固視標31は、第1視標として機能し、点状視標32は、第1視標(固視標31)よりも小さな視角の第2視標として機能する。このディスプレイ22aは、EL(エレクトロルミネッセンス)や液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display(LCD))で形成することができ、処理部17の制御下で任意の画像を表示する。ディスプレイ22aは、視標投影系22(自覚式検査系24)の光路上において被検眼Eの眼底Efと共役となる位置に光軸に沿って移動可能に設けられる。
また、視標投影系22(自覚式検査系24)では、光路上において被検眼Eの瞳孔と略共役となる位置にピンホール板22p(その貫通孔)を設ける。このピンホール板22pは、板部材に貫通孔を設けて形成し、視標投影系22(自覚式検査系24)の光路への挿入と当該光路からの離脱とを可能とし、光路に挿入されると貫通孔を光軸上に位置させる。ピンホール板22pは、自覚検査モードにおいて光路に挿入されることで、被検眼Eの眼鏡による矯正が可能であるか否かを判別するピンホールテストを行うことを可能とする。このピンホール板22pは、実施例1では、フィールドレンズ22gとVCC22hとの間に設け、処理部17の制御下で挿入および離脱される。なお、ピンホール板22pを設ける位置は、光路上において被検眼Eの瞳孔と略共役となる位置に設ければよく、実施例1に限定されない。
眼屈折力測定系23は、被検眼Eの眼底Efにリング状の測定パターンを投影するリング状光束投影系23Aと、その眼底Efからのリング状の測定パターンの反射光を検出(受像)するリング状光束受光系23Bと、を有する。そのリング状光束投影系23Aは、レフ光源ユニット部23aとリレーレンズ23bと瞳リング絞り23cとフィールドレンズ23dと穴開きプリズム23eとロータリープリズム23fとを有し、ダイクロイックフィルタ22jを視標投影系22(自覚式検査系24)と共用し、ダイクロイックフィルタ21bおよび対物レンズ21aを観察系21と共用する。レフ光源ユニット部23aは、例えばLEDを用いたレフ測定用のレフ測定光源23gとコリメータレンズ23hと円錐プリズム23iとリングパターン形成板23jとを有し、それらが処理部17の制御下で眼屈折力測定系23の光軸上を一体的に移動可能とされる。
リング状光束受光系23Bは、穴開きプリズム23eの穴部23pとフィールドレンズ23qと反射ミラー23rとリレーレンズ23sと合焦レンズ23tと反射ミラー23uとを有し、対物レンズ21a、ダイクロイックフィルタ21b、ダイクロイックフィルタ21e、結像レンズ21fおよび撮像素子21gを観察系21と共用し、ダイクロイックフィルタ22jを視標投影系22(自覚式検査系24)と共用し、ロータリープリズム23fおよび穴開きプリズム23eをリング状光束投影系23Aと共用する。
次に、眼屈折力測定モードの際の動作について説明する。処理部17は、レフ測定光源23gを点灯させ、かつリング状光束投影系23Aのレフ光源ユニット部23aとリング状光束受光系23Bの合焦レンズ23tとを光軸方向に移動させる。そのリング状光束投影系23Aでは、レフ光源ユニット部23aがリング状の測定パターンを出射し、その測定パターンをリレーレンズ23b、瞳リング絞り23cおよびフィールドレンズ23dを経て穴開きプリズム23eに進行させ、その反射面23vで反射し、ロータリープリズム23fを経てダイクロイックフィルタ22jに導く。リング状光束投影系23Aでは、当該測定パターンをダイクロイックフィルタ22jおよびダイクロイックフィルタ21bを経て対物レンズ21aに導くことで、被検眼Eの眼底Efにリング状の測定パターンを投影する。
リング状光束受光系23Bでは、眼底Efに形成されたリング状の測定パターンを、対物レンズ21aで集光し、ダイクロイックフィルタ21b、ダイクロイックフィルタ22jおよびロータリープリズム23fを経て穴開きプリズム23eの穴部23pに進行させる。リング状光束受光系23Bでは、当該測定パターンを、フィールドレンズ23q、反射ミラー23r、リレーレンズ23s、合焦レンズ23t、反射ミラー23u、ダイクロイックフィルタ21eおよび結像レンズ21fを経ることで、撮像素子21gに結像させる。これにより、撮像素子21gがリング状の測定パターンの像を検出し、処理部17は、その測定パターンの像を表示画面16aに表示させ、その画像(撮像素子21g)からの画像信号)に基づき、眼屈折力としての球面度数、円柱度数、軸角度を周知の手法により測定する。
また、眼屈折力測定モードでは、処理部17は、視標投影系22において、ディスプレイ22aを点灯させて固視標31(図4参照)を表示させる。その視標投影系22では、ディスプレイ22aからの固視標31の光束を、ハーフミラー22b、リレーレンズ22c、反射ミラー22d、合焦レンズ22e、リレーレンズ22f、フィールドレンズ22g、VCC22h、反射ミラー22i、ダイクロイックフィルタ22j、ダイクロイックフィルタ21b、対物レンズ21aを経て、被検眼Eの眼底Efに投光(投影)する。検者または処理部17は、呈示した固視標31を被検者に固視させた状態でアライメントを行い、眼屈折力(レフ)の仮測定の結果に基づいて被検眼Eの遠点に合焦レンズ22eを移動させた後にさらに雲霧状態として、調節休止時の眼屈折力を測定する。
次に、自覚検査モードの際の動作について説明する。処理部17は、自覚式検査系24において、ディスプレイ22aを点灯させて測定内容に応じる視標を表示させ、眼屈折力測定モードで測定した被検眼Eの眼屈折力に適合する位置に合焦レンズ22eを移動し、その眼屈折力測定モードで測定した被検眼Eの乱視状態を矯正する姿勢にVCC22hを設定する。その自覚式検査系24では、ディスプレイ22aからの視標の光束を、固視標31の光束と同様に、被検眼Eの眼底Efに投光(投影)する。検者または処理部17は、呈示した指標の見え方を被検者に質問し、その応答に応じた視標の選択と質問とを繰り返すことで処方値を決定する。この自覚検査モードでは、グレア検査(グレアテスト)を行う場合、処理部17の制御下でグレア光源22kを点灯させて自覚検査を行う。
なお、眼屈折力測定系23、自覚式検査系24、アライメント系25、アライメント系26およびケラト系27等の構成や、眼屈折力(レフ)、自覚検査および角膜形状(ケラト)の測定原理等は、公知であるので、詳細な説明は省略する。
本発明に係る眼科装置10では、ケラト系27で角膜形状(ケラト)を測定する際、処理部17が視標投影系22のディスプレイ22aにおいて視角の小さな点状視標32(図5参照)を表示させる。その視標投影系22では、ディスプレイ22aからの点状視標32の光束を、固視標31等の光束と同様に、被検眼Eの眼底Efに投光(投影)する。検者または処理部17は、被検者に点状視標32を注視(固視)させた状態でアライメントを行い、その後にケラト系27を用いて角膜形状の測定を行う。
このように、本発明に係る眼科装置10では、視標投影系22において、角膜形状を測定する際には視角の小さな点状視標32(図5参照)を呈示し、眼屈折力を測定する際には視角の大きな固視標31(図4参照)を呈示する。これは以下のことによる。眼屈折力の測定の際には、被検眼Eに対して雲霧を行い調節休止状態として屈折力を測定するため、固視標31では実施例1の風景視標のように視角が大きくボケが認識し易いものが望ましい。これに対し、角膜形状の測定の際には、被検眼Eの調節の影響を受けないため調節の誘導(雲霧等)が不要であるので、視標のボケ具合の認識は不要であり、被検眼Eの視線を定めることができればよい。ここで、角膜形状の測定の際にも固視標31を呈示することが考えられるが、被検眼Eの眼屈折力(屈折状態の程度)によっては呈示した固視標31がボケて固視すべき中央部の視標(図4の例では家)が認識できず、被検眼Eの視線を定められなくなる虞がある。また、被検眼Eの眼屈折力に適合する位置に合焦レンズ22eを移動することが考えられるが、角膜形状の測定を先に行うことが一般的であり、角膜形状の測定の際には被検眼Eの眼屈折力が判らず、合焦レンズ22eを移動できない。これに対し、本発明に係る眼科装置10では、角膜形状の測定の際には点状視標32を呈示する。この点状視標32は、図柄とは異なり視界の中の一点で輝いているので、被検眼Eの眼屈折力に起因して呈示した点状視標32(その像)がボケた場合であっても、当該点状視標32の位置は認識し易い。このため、眼科装置10では、点状視標32を呈示して角膜形状の測定を行うことで、被検眼Eの眼屈折力に拘わらず当該被検眼Eの視線を定めることができる。
次に、眼科装置10において、処理部17の制御下で被検眼Eの眼特性(角膜形状および眼屈折力)を測定する眼特性測定処理について、図6を用いて説明する。その図6は、実施例1における処理部17にて実行される眼特性測定処理(眼特性測定方法)を示すフローチャートである。この眼特性測定処理は、処理部17の内部メモリ17aもしくは記憶部18に記憶されたプログラムに基づいて、処理部17が実行する。以下では、この図6のフローチャートの各ステップ(各工程)について説明する。この図6のフローチャートは、眼科装置10において眼特性の測定を開始する旨の操作が為されることにより開始される。
ステップS1では、点状視標32(図5参照)を呈示して、ステップS2へ進む。このステップS1では、視標投影系22のディスプレイ22aに点状視標32を表示させる。このとき、視標投影系22では、被検眼Eから見て光学的に略無限遠方にディスプレイ22a(そこが表示する点状視標32)を呈示するように、合焦レンズ22eを位置させている(以下では、0D位置ともいう)。なお、合焦レンズ22eは、被検眼Eの眼屈折力に拘わらず所定の位置で点状視標32(第2視標)を呈示すべく視標投影系22の光軸上における所定の位置とされるものであれば、例えば、点状視標32(第2視標)を被検眼Eから見て光学的に有限距離に呈示させる位置でもよく、実施例1に限定されない。
ステップS2では、ステップS1での点状視標32の呈示に続き、ピンホール板22pを挿入して、ステップS3へ進む。このステップS2では、視標投影系22においてピンホール板22pを光路に挿入する。なお、このステップS1およびステップS2は、いずれから先に行うものとしてもよく、実施例1の順番に限定されない。
ステップS3では、ステップS2でのピンホール板22pの挿入に続き、アライメントを行い、ステップS4へ進む。このステップS3では、アライメント系25で観察系21の光軸に沿う方向(前後方向)のアライメントを行うとともに、アライメント系26で当該光軸に直交する方向(上下左右方向)のアライメントを行う。
ステップS4では、ステップS3でのアライメントを行うことに続き、角膜形状(ケラト)を測定して、ステップS5へ進む。このステップS4では、視標投影系22で形成した点状視標32を固視させつつ、ケラト系27と観察系21とを用いて上記したように角膜形状を測定する。
ステップS5では、ステップS4での角膜形状の測定に続き、点状視標32の呈示を止めて、ステップS6へ進む。このステップS5では、視標投影系22のディスプレイ22aを消灯させる。
ステップS6では、ステップS5での点状視標32の呈示を止めることに続き、ピンホール板22pを離脱させて、ステップS7へ進む。このステップS6では、視標投影系22においてピンホール板22pを光路から離脱させる。なお、このステップS5およびステップS6は、いずれから先に行うものとしてもよく、実施例1の順番に限定されない。
ステップS7では、ステップS6でのピンホール板22pの離脱に続き、固視標31(図4参照)を呈示して、ステップS8へ進む。このステップS7では、視標投影系22のディスプレイ22aに固視標31を表示させる。このとき、視標投影系22では、合焦レンズ22eを0D位置としている。
ステップS8では、ステップS7での固視標31の呈示に続き、眼屈折力(レフ)を仮測定して、ステップS9へ進む。このステップS8では、視標投影系22で呈示した風景視標である固視標31を固視させつつ、眼屈折力測定系23(リング状光束投影系23Aおよびリング状光束受光系23B)を用いて上記したように眼屈折力を仮測定する。この仮測定では、被検眼Eの眼特性に拘わらず合焦レンズ22eを0D位置として眼屈折力を測定する。
ステップS9では、ステップS8での眼屈折力の仮測定に続き、合焦レンズ22eを被検眼Eの眼屈折力に適合する位置に移動させて、ステップS10へ進む。このステップS9では、視標投影系22において、ステップS8で仮測定により取得した被検眼Eの眼屈折力(仮測定で得られたD(ディオプタ―)値)に適合する位置に合焦レンズ22eを移動させる(眼屈折力に適合する状態)。これにより、被検眼Eの眼屈折力に拘わらず、当該被検眼Eに視標投影系22が形成する固視標31をはっきりと視認させる(ピントを合わせる)ことができる。
ステップS10では、ステップS9での合焦レンズ22eの被検眼Eの眼屈折力に適合する位置への移動に続き、雲霧状態として、ステップS11へ進む。このステップS10では、視標投影系22において、合焦レンズ22eを被検眼Eの眼屈折力に適合する位置からD(ディオプタ―)値でのプラス側に所定の量(実施例1では+1.5D)だけ移動させる。すると、被検眼Eでは、固視標31をはっきりと視認する(ピントが合う)状態から、固視標31にピントが合せられない雲霧状態となる。
ステップS11では、ステップS10での雲霧状態とすることに続き、眼屈折力(レフ)を本測定して、この眼特性測定処理を終了する。このステップS11では、ステップS10による雲霧状態において、眼屈折力測定系23(リング状光束投影系23Aおよびリング状光束受光系23B)を用いて上記したように眼屈折力を本測定する。この本測定では、被検眼Eに固視標31を視認させた状態から雲霧での調節の誘導により調節休止状態として眼屈折力を測定する。
このように、眼科装置10では、眼特性測定処理を行うことで被検眼Eの角膜形状と眼屈折力とを測定する。この眼科装置10では、角膜形状(ケラト)を測定する際には視標投影系22で点状視標32(図5参照)を呈示するので、被検眼Eの眼屈折力に拘わらず点状視標32の位置を適切に認識させることができ、その点状視標32を固視させることで当該被検眼Eの視線を定めることができる。また、眼科装置10では、眼屈折力(レフ)を測定する際には視標投影系22で固視標31(図5参照)を呈示するので、視標のボケを認識することが容易となり、その固視標31を固視させることで当該被検眼Eの調整を誘導しつつ視線を定めることができる。
本発明に係る眼科装置の一実施例としての眼科装置10では、視標投影系22が光軸上に視角の小さな第2視標(点状視標32)を呈示することと視角の大きな第1視標(固視標31)を呈示することとの切り替えが可能である。このため、眼科装置10では、調節の誘導が不要で視線を視標投影系22の測定光軸と合わせたい場面では視角の小さな第2視標(点状視標32)を呈示でき、眼屈折力測定のように調節の誘導を必要とする場面では視角の大きな第1視標(固視標31)を呈示できる。これにより、眼科装置10では、場面に応じて呈示する視標(点状視標32または固視標31)すなわち視角(その大きさ)を切り替えることで被検眼Eをより適切に固視させることができ、当該被検眼Eの眼特性をより適切に測定できる。
また、眼科装置10では、視標投影系22において、第2測定系(ケラト系27)で被検眼E(その角膜形状)を測定する際には視角の小さな第2視標(点状視標32)を呈示する。このため、眼科装置10では、被検眼Eの眼屈折力が判らない状態で角膜形状の測定を実施しても、第2視標(点状視標32)を呈示するので、被検眼Eが当該第2視標(点状視標32)に明瞭に調節できない場合であってもその第2視標(点状視標32)の位置を認識させることができる。特に、眼科装置10では、角膜形状を測定する際には0D位置で第2視標(点状視標32)を呈示するが、0Dに調節できない被検眼Eに対しても当該第2視標(点状視標32)の位置を認識させることができるので、すべての被検眼Eの視線を適切に固定できる。これにより、眼科装置10では、被検眼Eの角膜形状を適切に測定できる。
さらに、眼科装置10では、視標投影系22において、第1測定系(眼屈折力測定系23)で被検眼E(その眼屈折力)を測定する際には視角の大きな第1視標(固視標31)を呈示する。このため、眼科装置10では、第1視標(固視標31)を呈示することでしっかりと調節を誘導することができ、被検眼Eを適切に固視させることができる。特に、眼科装置10では、被検眼Eの眼屈折力を測定する際には被検眼Eの眼屈折力に適合する位置に第1視標(固視標31)を呈示した後に雲霧するため、はっきりと認識した状態とした後に雲霧状態とするので、被検眼Eを調節休止状態へと適切に誘導できる。これにより、眼科装置10では、被検眼Eの眼屈折力を適切に測定できる。
眼科装置10では、視標投影系22に、被検眼Eの瞳孔と共役位置に挿入および離脱可能なピンホール板22pを設けている。このため、眼科装置10では、自覚検査においてピンホールテストを行うことができ、かつピンホール板22pを挿入することで焦点深度を大きくして正視ではない被検眼Eであっても視標(点状視標32や固視標31)の認識を容易とする。特に、眼科装置10では、視角の小さな第2視標(点状視標32)を呈示する際にピンホール板22pを挿入するので、被検眼Eの眼屈折力に拘わらず第2視標(点状視標32)をより適切に認識させることができる。また、眼科装置10では、視角の大きな第1視標(固視標31)を呈示する際にはピンホール板22pを離脱するので、被検眼Eの眼屈折力に適合する位置で呈示した第1視標(固視標31)のボケ状態の認識の妨げとなることを防止できる。これは、ピンホール板22pを挿入すると、焦点深度が深くなりピントが多少ずれてもボケを認識し辛くなることによる。これにより、眼科装置10では、被検眼Eの角膜形状や眼屈折力をより適切に測定できる。
眼科装置10では、視標投影系22において、視角の大きな第1視標(固視標31)を呈示する光路と、視角の小さな第2視標(点状視標32)を呈示する光路と、共用させている。このため、眼科装置10では、小型化しつつ、呈示する視標(点状視標32または固視標31)すなわち視角(その大きさ)を切り替えることができる。
眼科装置10では、視標投影系22において、被検眼Eの眼底Efと共役な位置にディスプレイ22aを設け、ディスプレイ22aの表示を切り替えることで視角の大きな第1視標(固視標31)および視角の小さな第2視標(点状視標32)を呈示する。このため、眼科装置10では、単一の光路で第1視標(固視標31)と第2視標(点状視標32)との呈示の切り替えが可能であり、簡易な構成で小型化することができる。
眼科装置10では、視標投影系22において、呈示する視角の大きな第1視標を固視標31とし、呈示する視角の小さな第2視標を点状視標32としている。このため、眼科装置10では、視角の大きな第1視標として固視標31を呈示することで、ピントのズレ(ボケ具合)をより明確に認識させることができる。また、眼科装置10では、視角の小さな第2視標として点状視標32を呈示することで、その点状視標32がボケた場合であっても、当該点状視標32の位置をより認識し易くすることができる。
眼科装置10では、視標投影系22が呈示する視角の小さな第2視標としての点状視標32の背景を暗闇としているため、点状視標32と背景とのコントラストを高めることができるので、被検眼Eの眼屈折力に起因して呈示した点状視標32がボケる場合であっても、当該点状視標32の位置をより適切にかつ容易に認識させることができる。
眼科装置10では、視標投影系22が被検眼Eの眼特性を自覚的に測定するための自覚検査視標を呈示可能であるので、簡易な構成で小型化しつつ被検眼Eの眼特性を他覚的および自覚的に測定できる。
したがって、本発明に係る眼科装置の一実施例としての眼科装置10では、第1測定系での測定値(実施例1では眼屈折力)を把握していなくても第2測定系による測定(実施例1では角膜形状)を適切に実行できる。このため、眼科装置10では、第1測定系での測定値(眼屈折力)が既知であるか否かに拘わらず、移動レンズ22eを移動することなく速やかに第2測定系による測定(角膜形状)を実施できる。
次に、本発明の実施例2の眼科装置としての眼科装置10Aについて、図7および図8を用いて説明する。この実施例2の眼科装置10Aは、視標投影系22Aにおける固視標31(第1視標)および点状視標32(第2視標)を呈示する構成が、実施例1の眼科装置10とは異なる例である。この実施例2の眼科装置10Aは、基本的な構成および動作は上記した実施例1の眼科装置10と同様であるので、等しい構成の個所には同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。なお、図8では、ターレット板22uを模式的に示しているが、実際の態様と必ずしも一致するものではない。
実施例2の眼科装置10Aでは、図7に示すように、視標投影系22Aにおいて、ディスプレイ22aに替えて、白色光を発生するLED光源22qと色補正フィルタ22rとコリメータレンズ22sとターレット部22tとを設ける。そのターレット部22tは、視標投影系22Aが被検眼Eの眼底Efに投影(被検眼Eに呈示)する視標を切り替えるものであり、実施例2では、ターレット板22uと切替駆動部22vとを有する。そのターレット板22uは、回転軸22wを回転中心として回転可能に設けられ、その回転方向で見て複数の視標を支持し、回転姿勢に応じて各視標のうちのいずれか1つを視標投影系22Aの光軸上の被検眼Eの眼底Efと共役な位置に存在させることで、その光軸に一致させて被検眼Eに呈示する。切替駆動部22vは、回転軸22wを介してターレット板22uを回転させて、そのターレット板22uの回転姿勢を変化させる。
ターレット板22uは、実施例2では、図8に示すように、各視標として、風景チャート22xと点状チャート22yと各種の自覚検査用チャート22zとを支持する。その風景チャート22xは、風景視標である固視標31(図4参照)を形成する図柄であり、点状チャート22yは、点状視標32(図5参照)を形成する円形の微小な開口である。このため、風景チャート22xは、第1視標(固視標31)を形成する第1視標チャートとして機能し、点状チャート22yは、第2視標(点状視標32)を形成する第2視標チャートとして機能する。自覚検査用チャート22zは、被検者に見え方を問うこと(自覚検査)で被検眼Eの眼特性(光学特性)を測定するための自覚検査視標としての検眼用チャートを形成する図柄である。このターレット板22uでは、一例として風景チャート22xの隣に位置する自覚検査用チャート22zを視力検査のための視力チャートとする。他の自覚検査用チャート22zとしては、視力検査チャートを含め、例えば、偏光レッドグリーン(R&D)テストチャート、精密立体視テストチャート、立体視テストチャート、十字斜位テストチャート、不等像視テストチャート、回旋斜位テストチャート等を適宜設ける。
このLED光源22qとターレット部22tの切替駆動部22vとは、処理部17に接続される。その処理部17の制御下で、適宜LED光源22qが点灯され、かつ切替駆動部22vの駆動により各視標のうちのいずれか1つが視標投影系22Aの光軸上に位置される。視標投影系22Aでは、LED光源22qから出射されて色補正フィルタ22rにより補正された光(光束)が、ターレット板22uのうちの光軸上に位置された視標を透過することで、当該視標を被検眼Eの眼底Efに呈示する。この眼科装置10Aでは、視標投影系22Aにおいて、ターレット部22tの回転姿勢を制御して、風景チャート22xを光軸上に位置させると固視標31(図4参照)を呈示し、点状チャート22yを光軸上に位置させると点状視標32(図5参照)を呈示する。
実施例2の眼科装置10Aでは、基本的に実施例1の眼科装置10と同様の構成であるので、基本的に実施例1と同様の効果を得ることができる。
それに加えて、実施例2の眼科装置10Aでは、ターレット部22tの回転姿勢を変化させるだけで第1視標(固視標31)の呈示と第2視標(点状視標32)の呈示とを切り替えることができる。このため、眼科装置10Aでは、単一の光路で第1視標(固視標31)と第2視標(点状視標32)との呈示の切り替えが可能であり、かつ簡易な構成で小型化することができる。
また、眼科装置10Aでは、従来の構成が固視標31および自覚検査用チャート22zを呈示すべくターレット部22tを有するものであれば、そのターレット板22uに点状チャート22y(第2視標チャート)を設けるだけでよく、その従来の構成からの設計変更を最小限に留めて第1視標(固視標31)と第2視標(点状視標32)との呈示の切り替えを可能にできる。
したがって、本発明に係る眼科装置としての実施例2の眼科装置10Aでは、第1測定系での測定値(実施例2では眼屈折力)を把握していなくても第2測定系による測定(実施例2では角膜形状)を適切に実行できる。
次に、本発明の実施例3の眼科装置としての眼科装置10Bについて、図9を用いて説明する。この実施例3の眼科装置10Bは、視標投影系22Bにおける固視標31(第1視標)および点状視標32(第2視標)を呈示する構成が、実施例1の眼科装置10および実施例2の眼科装置10Aとは異なる例である。この実施例3の眼科装置10Bは、基本的な構成および動作は上記した実施例2の眼科装置10Aと同様であるので、等しい構成の個所には同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
実施例3の眼科装置10Bでは、図9に示すように、視標投影系22Bにおいて、実施例2と同様に、ディスプレイ22aに替えて、LED光源22qと色補正フィルタ22rとコリメータレンズ22sとターレット部22tBとを設ける。そのターレット部22tBは、基本的に実施例2のターレット部22tと同様の構成であるが、ターレット板22uとは異なりターレット板22uBに点状チャート22y(図8参照)が設けられていない。そして、視標投影系22Bでは、固視標31(図4参照)の呈示のためのターレット部22tB等に至る光路から分岐された各グレア光源22kに至る光路を分岐光路22mとして、その分岐光路22mにおける被検眼Eの眼底Efと共役な位置に点光源22nを設けている。
その点光源22nは、分岐光路22mの光軸上に設け、当該光軸を取り巻く各グレア光源22kの中央に位置し、処理部17に接続されて当該処理部17の制御下で適宜点灯される。この視標投影系22Bでは、点光源22nが点灯されると、そこからの光(光束)を、ハーフミラー22b、リレーレンズ22c、反射ミラー22d、合焦レンズ22e、リレーレンズ22f、フィールドレンズ22g、VCC22h、反射ミラー22i、ダイクロイックフィルタ22j、ダイクロイックフィルタ21b、対物レンズ21aを経て、被検眼Eの眼底Efに呈示させる。この眼科装置10Bでは、視標投影系22Bにおいて、ターレット部22tBの回転姿勢を制御して風景チャート22xを光軸上に位置させつつLED光源22qを点灯させると固視標31(図4参照)を呈示し、点光源22nを点灯させると点状視標32(図5参照)を呈示する。このため、点光源22nは、第2視標(点状視標32)を形成する第2視標光源として機能する。
実施例3の眼科装置10Bでは、基本的に実施例2の眼科装置10Aと同様の構成であるので、基本的に実施例2と同様の効果を得ることができる。
それに加えて、実施例3の眼科装置10Bでは、LED光源22qと点光源22nとの点灯を切り替えるだけで第1視標(固視標31)の呈示と第2視標(点状視標32)の呈示とを切り替えることができる。このため、眼科装置10Bでは、単一の光路で第1視標(固視標31)と第2視標(点状視標32)との呈示の切り替えが可能であり、簡易な構成で小型化することができる。
また、眼科装置10Bでは、従来の構成が固視標31(図4参照)の呈示のためのターレット部22tB等に至る光路から分岐された分岐光路22mに各グレア光源22kを有するものであれば、その分岐光路22mの光軸上に点光源22n(第2視標光源)を設けるだけでよく、その従来の構成からの設計変更を最小限に留めて第1視標(固視標31)と第2視標(点状視標32)との呈示の切り替えを可能にできる。
したがって、本発明に係る眼科装置としての実施例3の眼科装置10Bでは、第1測定系での測定値(実施例3では眼屈折力)を把握していなくても第2測定系による測定(実施例3では角膜形状)を適切に実行できる。
なお、実施例3の眼科装置10Bでは、各グレア光源22kの中央に点光源22n(第2視標光源)を設けているが、各グレア光源22kの大きさ寸法によっては、それらの間(中央)に点光源22nを設けるための空間が確保できない場合がある。この場合には、図10に示すように、各グレア光源22kよりも後方(ハーフミラー22bから遠ざかる位置)に点光源22nを設け、その出射面22naに対向させて導光部材33を設ける構成としてもよい。これは、点光源22nは、求められる光量がグレア光源22kと比較して小さいことによる。その導光部材33は、透明な樹脂材料からなる柱状の部材や光ファイバー等を用いて構成できる。図10に示す例では、各グレア光源22kを基板34に設けるとともに、その基板34に設けた貫通孔34aに導光部材33を通している。このような構成であっても、各グレア光源22kを用いたグレア検査(グレアテスト)を可能としつつ、導光部材33を介して点状視標32を呈示することができる。
なお、上記した各実施例では、本発明に係る眼科装置の各実施例としての眼科装置10、10A、10Bについて説明したが、被検眼に視標を呈示する視標投影系と、前記被検眼の眼底に光束を投光しかつ前記被検眼の眼底からの反射光を受光する第1測定系と、前記被検眼の前眼部に光束を投光しかつその前眼部からの反射光から前眼部の情報を取得する第2測定系と、前記第1測定系と前記第2測定系とによる測定の処理を実行する処理部と、を備え、前記視標投影系では、前記被検眼に、第1視標と、前記第1視標よりも視角の小さな第2視標と、を切り替えて呈示する眼科装置であればよく、上記した各実施例に限定されない。
また、上記した各実施例では、視標投影系22、22A、22Bを上記した構成としているが、その点状視標32(第2視標)の輝度を調整可能な構成としてもよい。その場合、例えば、実施例1の眼科装置10ではディスプレイ22aの輝度を変更すればよく、実施例2の眼科装置10AではLED光源22qの輝度を変更すればよく、実施例3の眼科装置10Bでは点光源22nの輝度を変更すればよい。このような構成とする場合、ピンホール板22pを挿入する際に点状視標32の輝度を高めることで、その点状視標32(それが示す位置)の認識をより容易にできる。これは、ピンホール板22pを挿入すると光量の減少も招いてしまうので、点状視標32が暗くなることによる。このため、このような構成とすると、正視ではない被検眼Eに対しても当該点状視標32の位置をより適切に認識させることができ、被検眼Eの角膜形状をより適切に測定できる。
さらに、上記した各実施例では、視標投影系22、22A、22Bを上記した構成としているが、被検眼Eに視角の大きな第1視標(固視標31)と視角の小さな第2視標(点状視標32)とを切り替え可能に呈示するものであれば、他の態様でもよく、上記した各実施例に限定されない。そのとき、ディスプレイ22aやターレット部22tB(風景チャート22x、点状チャート22y)や点光源22nは、被検眼Eの眼底Efと共役な位置であれば、他の位置に設けてもよく、上記した各実施例に限定されない。
上記した各実施例では、第1視標として固視標31を呈示しているが、ピントのズレ(ボケ具合)を明確に認識させることができるものであり視角の大きな視標であればよく、上記した各実施例に限定されない。
上記した各実施例では、第2視標として点状視標32を呈示しているが、第2視標がボケた場合であっても当該第2視標の位置を認識し易くすることができるものであり視角の小さな視標であればよく、上記した各実施例に限定されない。
上記した各実施例では、第1測定系としての眼屈折力測定系23を上記した構成としているが、被検眼Eの眼底Efに光束を投光しかつその眼底Efからの反射光を受光するものであり、被検眼Eの調節を誘導して測定するものであれば、他の態様でもよく、上記した各実施例に限定されない。この第1測定系は、より好適には被検眼Eを固視させて雲霧させつつ眼屈折力を測定する眼屈折力測定系とする。
上記した各実施例では、第2測定系としてのケラト系27を上記した構成としているが、被検眼Eの前眼部に光束を投光しかつその前眼部からの反射光から前眼部の情報を取得するものであり、被検眼Eの調節が影響しない測定を行うものであれば、他の態様でもよく、上記した各実施例に限定されない。この第2測定系は、より好適には被検眼Eを固視させつつ角膜形状を測定する角膜形状測定系とする。
上記した各実施例では、視標投影系22、22A、22Bにおいて点状視標32を呈示する際にピンホール板22pを光路上に挿入しているが、ピンホール板22pを挿入することなく点状視標32を呈示してもよく、上記した各実施例に限定されない。ピンホール板22pを挿入せずに点状視標32を呈示しても、被検眼Eの眼屈折力に起因してボケた場合であっても当該点状視標32の位置を認識させることができ、被検眼Eを固視させることができる。
上記した各実施例では、視標投影系22、22A、22Bが被検眼Eの眼特性を自覚的に測定するための自覚検査視標を呈示可能であるが、被検眼Eに視角の大きな第1視標(固視標31)と視角の小さな第2視標(点状視標32)とを切り替え可能に呈示するものであれば、他の態様でもよく、上記した各実施例に限定されない。
以上、本発明の眼科装置を各実施例に基づき説明してきたが、具体的な構成については各実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
10 眼科装置
17 処理部
22、22A、22B 視標投影系
22a ディスプレイ
22k グレア光源
22m 分岐光路
22n (第2視標光源の一例としての)点光源
22p ピンホール板
22t ターレット部
22x (第1視標チャートの一例としての)風景チャート
22y (第2視標チャートの一例としての)点状チャート
23 (第1測定系の一例としての)眼屈折力測定系
27 (第2測定系としての角膜形状測定系の一例としての)ケラト系
31 (第1視標としての風景視標の一例としての)固視標
32 (第2視標の一例としての)点状視標
E 被検眼

Claims (14)

  1. 被検眼に視標を呈示する視標投影系と、前記被検眼の眼底に光束を投光しかつ前記被検眼の眼底からの反射光を受光する第1測定系と、前記被検眼の前眼部に光束を投光しかつその前眼部からの反射光から前眼部の情報を取得する第2測定系と、前記第1測定系と前記第2測定系とによる測定の処理を実行する処理部と、を備え、
    前記視標投影系では、前記被検眼に、第1視標と、前記第1視標よりも視角の小さな第2視標と、を切り替えて呈示することを特徴とする眼科装置。
  2. 前記視標投影系では、前記第1測定系で測定する際には前記第1視標を呈示し、前記第2測定系で測定する際には前記第2視標を呈示することを特徴とする請求項1に記載の眼科装置。
  3. 前記第1測定系は、前記被検眼の眼屈折力を測定する眼屈折力測定系であり、
    前記第2測定系は、前記被検眼の角膜形状を測定する角膜形状測定系であることを特徴とする請求項2に記載の眼科装置。
  4. 前記視標投影系では、前記角膜形状測定系で測定する際には光軸上で前記第2視標を呈示し、前記眼屈折力測定系で測定する際には前記被検眼の眼屈折力に適合する状態で前記第1視標を呈示した後に雲霧状態とすることを特徴とする請求項3に記載の眼科装置。
  5. 前記視標投影系では、前記被検眼の瞳孔と略共役位置に挿入および離脱可能なピンホール板を有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の眼科装置。
  6. 前記視標投影系では、前記第2視標を呈示する際には前記ピンホール板を挿入し、前記第1視標を呈示する際には前記ピンホール板を離脱することを特徴とする請求項5に記載の眼科装置。
  7. 前記視標投影系では、前記ピンホール板を挿入する際には前記第2視標の輝度を高めることを特徴とする請求項6に記載の眼科装置。
  8. 前記視標投影系では、前記第1視標を呈示する光路と前記第2視標を呈示する光路とを共用することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の眼科装置。
  9. 前記視標投影系では、表示内容を変更可能なディスプレイを光軸上に設け、前記ディスプレイの表示を前記第1視標と前記第2視標とで切り替えることを特徴とする請求項8に記載の眼科装置。
  10. 前記視標投影系では、前記第1視標を形成する第1視標チャートと前記第2視標を形成する第2視標チャートとが設けられて回転可能なターレット部を有し、
    前記ターレット部は、回転姿勢を変化させることで、前記視標投影系の光軸上に前記第1視標チャートまたは前記第2視標チャートを位置させることを特徴とする請求項8に記載の眼科装置。
  11. 前記視標投影系では、前記被検眼の眼底と共役な位置に前記第1視標を形成する第1視標チャートを設け、かつ前記第1視標チャートに至る光路から分岐された分岐光路において前記被検眼の眼底と共役な位置に前記第2視標を形成する第2視標光源を設け、
    前記分岐光路では、光軸を取り巻く位置に少なくとも2つのグレア光源を設け、前記各グレア光源の間に前記第2視標光源が位置することを特徴とする請求項8に記載の眼科装置。
  12. 前記第1視標は、風景視標であり、
    前記第2視標は、点状視標であることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の眼科装置。
  13. 前記視標投影系では、前記点状視標の背景を暗闇とすることを特徴とする請求項12に記載の眼科装置。
  14. 前記視標投影系は、前記被検眼の眼特性を自覚的に測定するための自覚検査視標を呈示可能であることを特徴とする請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の眼科装置。
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