JP2017063952A - モータ駆動装置およびこれを用いた洗濯機又は洗濯乾燥機 - Google Patents
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Abstract
【課題】加速度センサにより洗濯兼脱水槽の振動を検出する洗濯機等に用いるモータ駆動装置において、安価で精度の高い振動検出方法を備えるモータ駆動装置を提供する。
【解決手段】電源1、2と、電源に接続した回路により駆動され、洗濯兼脱水槽5を駆動するモータ4と、洗濯兼脱水槽5の回転状態を検出するロータ位置検出出手段4aと、制御部6とを備え、洗濯兼脱水槽5に取り付けた加速度センサ7の出力により、洗濯兼脱水槽5の振動振幅を演算により検出するモータ駆動装置において、制御部6は、加速度センサ7のサンプリング周波数を、洗濯兼脱水槽5の回転数に応じて複数の値に切り替える通信を実施することで、安価でノイズの影響を受けにくい高精度な振動検出を可能とする。
【選択図】図1
【解決手段】電源1、2と、電源に接続した回路により駆動され、洗濯兼脱水槽5を駆動するモータ4と、洗濯兼脱水槽5の回転状態を検出するロータ位置検出出手段4aと、制御部6とを備え、洗濯兼脱水槽5に取り付けた加速度センサ7の出力により、洗濯兼脱水槽5の振動振幅を演算により検出するモータ駆動装置において、制御部6は、加速度センサ7のサンプリング周波数を、洗濯兼脱水槽5の回転数に応じて複数の値に切り替える通信を実施することで、安価でノイズの影響を受けにくい高精度な振動検出を可能とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、洗濯兼脱水槽に振動検出センサを備えた洗濯機等に用いられるモータ駆動装置およびこれを用いた洗濯機又は洗濯乾燥機に関するものである。
洗濯機等において、脱水動作中の衣類のアンバランス状態を検出するため、洗濯兼脱水槽の振動を検出するために加速度センサが用いられる(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、洗濯兼脱水槽の振動を精度よく検出するために、洗濯兼脱水槽の回転数が低速である時には、増幅率を大きく設定し、回転数が高速である時には、増幅率を小さく設定する洗濯兼脱水槽の振動検出機構をもつ構成が開示されている。
しかしながら、昨今の洗濯機等のモータ制御駆動部は、マイコン等のデジタル制御方式を用いられることが多いため、振動検出センサがアナログ方式の場合、マイコン側に高精度なAD変換機能が必要で、安価なマイコンが使えなかった。また、振動検出センサがデジタル方式の場合、センサ自身のサンプリング周波数は洗濯兼脱水槽の最高回転数以上に設定される必要があり、サンプリング周波数を一定にした場合、低速運転時は、サンプリング周波数が高すぎるため、本来検出したい洗濯兼脱水槽の振動周波数成分を抽出するためのフィルタが必要となるほか、フィルタ演算のために遅延が発生するという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、より安価なマイコン制御装置を選定可能で、かつ検出に遅延なく制御することが可能な振動センサを搭載したモータ駆動装置およびこれを用いた洗濯機または洗濯乾燥機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係るモータ駆動装置は、電源と、前記電源に接続した回路により駆動され負荷を駆動するモータと、前記負荷の回転状態を検出する回転状態検出手段と、前記回路を制御する制御手段とを備え、前記負荷に取り付けた加速度センサの出力により、前記負荷の振動振幅を演算により検出するモータ駆動装置において、前記制御手段は、前記加速度センサのサンプリング周波数を、前記負荷の回転数に応じて複数の値に切り替える通信を実施することを特徴とする。
本発明のモータ駆動装置により、加速度センサの加速度検出値から、負荷の振動振幅を計算する際に、複雑なフィルタ演算を行うことなく、また時間遅れや検出誤差が少ない高精度な振幅検出が可能となる。また、安価なマイコン制御部を採用する事ができる。
第1の発明は、電源と、前記電源に接続した回路により駆動され負荷を駆動するモータと、前記負荷の回転状態を検出する回転状態検出手段と、前記回路を制御する制御手段とを備え、前記負荷に取り付けた加速度センサの出力により、前記負荷の振動振幅を演算により検出するモータ駆動装置において、前記制御手段は、前記加速度センサのサンプリング周波数を、前記負荷の回転数に応じて複数の値に切り替える通信を実施することを特徴とする。
この構成により、負荷の振動振幅を計算する際に、複雑なフィルタ演算を行う必要が無いため、安価な制御部を採用でき、また時間遅れなく、誤差の少ない負荷の振動検出を可能にするモータ駆動装置を実現できる。
第2の発明は、上記第1の発明において、切り替える通信を実施する時期を、前記負荷の回転数をN[Hz]とするとき、前記加速度センサのサンプリング周波数が、常時7×N[Hz]以上となるように設定する構成とする。
この構成により、負荷の振動振幅を計算する際に、複雑なフィルタ演算を行う必要が無いため、安価な制御部を採用でき、また、サンプリングの開始位相に依存せずに、時間遅れなく、誤差の少ない負荷の振動検出を可能にするモータ駆動装置を実現できる。
第3の発明は、上記第1または第2の発明において、前記加速度センサのサンプリング周波数の切替周波数は2種類であることを特徴とする。
この構成により、サンプリング周波数の設定が簡単で、設定変更の通信回数の少ないモータ駆動装置を提供することができる。
第4の発明は、上記第3の発明において、前記加速度センサのサンプリング周波数の2種類の設定値は、サンプリング周波数の高位の設定周波数が低位の設定周波数の2倍以上であるように構成する。
この構成により、2種類ではあるが、負荷を広範囲な回転数で駆動した際にも精度よく振動を検出できるモータ駆動装置を提供することができる。
第5の発明は、上記第3または第4の発明において、前記加速度センサのサンプリング周波数は、前記負荷を起動開始する時は低位のサンプリング周波数を設定し、あらかじめ決められた回転数に達した後に、高位のサンプリング周波数に設定することを特徴とする。
この構成により、特に負荷の回転数変化および負荷変動に適切に対応して精度よく振動を検出できるモータ駆動装置を提供することができる。
第6の発明は、上記第1〜第5のいずれかの発明のモータ駆動装置を用いて洗濯機を構成したものである。
第7の発明は、上記第1〜第5のいずれかの発明のモータ駆動装置を用いて洗濯乾燥機を構成したものである。
この構成により、モータによって駆動される洗濯兼脱水槽内の被洗濯物の容量や偏りに応じて変動する洗濯兼脱水槽の振動状態を正しく検出することができる。また、多様な洗濯、すすぎ、乾燥の条件に応じてきめ細かく、効率的に洗濯兼脱水槽の振動状態を検出し、モータの回転数を制御することができるので、多機能で使い勝手の良い洗濯機、洗濯乾燥機を提供することができる。さらに、複雑なフィルタリング処理を必要としないため、マイコン制御部を簡素化でき、安価な洗濯機、洗濯乾燥機を提供することができる。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1のモータ駆動装置のブロック回路図である。図1に示すように、交流電源1は、整流回路2に交流電圧を加え、整流回路2は、交流電圧を整流して直流電圧をインバータ回路3(回路)に加える。交流電源1と整流回路2を合わせて、電源と称する。
図1は、本発明の実施の形態1のモータ駆動装置のブロック回路図である。図1に示すように、交流電源1は、整流回路2に交流電圧を加え、整流回路2は、交流電圧を整流して直流電圧をインバータ回路3(回路)に加える。交流電源1と整流回路2を合わせて、電源と称する。
インバータ回路3は、6個のパワースイッチング半導体と逆並列ダイオードよりなる3相フルブリッジインバータ回路により構成し、通常、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)と逆並列ダイオードおよびその駆動回路と保護回路を内蔵したインテリジェントパワーモジュール(IPM)で構成している。パワースイッチング半導体は、IGBTの他、金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)などで構成しても良い。このインバータ回路3の構成は、よく知られたものと同様であるので、詳しい説明は省略する。
インバータ回路3の出力端子にモータ4を接続し、モータ4により洗濯機または洗濯乾燥機の撹拌翼(図示せず)、または洗濯兼脱水槽5等の負荷を駆動する。モータ4は、ブラシレスモータにより構成し、回転子(ロータ)を構成する永久磁石と固定子との相対位置(回転子位置)をロータ位置検出手段4a(回転状態検出手段)により検出する。ロータ位置検出手段4aは、通常、3個のホールICにより構成し、電気角60度ごとの位置出力基準信号を検出する。
なお、ロータ位置検出手段4aは、3つの位置出力基準信号を元にロータの位置を検出しているが、ホールICを用いず、モータの相電流と3相モータ駆動制御電圧からロータ位置を演算により検出する方法でもよい。
インバータ回路3の動作を制御するマイコン制御部12(制御手段)は、制御部6、センサ設定部9、速度検出部10、通信部8、振動振幅検知部11を備える。
制御部6は、モータ4のロータの回転状態検知によって洗濯兼脱水槽5の回転数等の回転状態を検出するロータ位置検出手段4a(回転状態検出手段)とモータ4の巻線に流れ
る電流を検出する電流検出手段によりインバータ回路3をベクトル制御してモータ4の回転を制御するものである。制御部6は、マイクロコンピュータと、マイクロコンピュータに内蔵したインバータ制御タイマー(PWMタイマー)、高速AD変換回路、メモリ回路(ROM、RAM)等より構成し、ロータ位置検出手段4aの出力信号より電気角を検知する電気角検知手段と、電流検出手段の出力信号と電気角検知手段の信号より磁束に対応した電流成分Id(d軸電流)とトルクに対応した電流成分(トルク電流)Iq(q軸電流)に分解する3相/2相dq変換部と、静止座標系から回転座標系に変換、あるいは逆変換するのに必要な正弦波データ(sin、cosデータ)を格納する記憶手段と、磁束に対応した電圧成分Vdとトルクに対応した電圧成分Vqを3相モータ駆動制御電圧Vu、Vv、Vwに変換する2相/3相dq逆変換手段と、3相モータ駆動制御電圧Vu、Vv、Vwに応じてインバータ回路3のIGBTのスイッチングを制御するPWM制御手段などを備えている(詳細構成については図示せず)。
る電流を検出する電流検出手段によりインバータ回路3をベクトル制御してモータ4の回転を制御するものである。制御部6は、マイクロコンピュータと、マイクロコンピュータに内蔵したインバータ制御タイマー(PWMタイマー)、高速AD変換回路、メモリ回路(ROM、RAM)等より構成し、ロータ位置検出手段4aの出力信号より電気角を検知する電気角検知手段と、電流検出手段の出力信号と電気角検知手段の信号より磁束に対応した電流成分Id(d軸電流)とトルクに対応した電流成分(トルク電流)Iq(q軸電流)に分解する3相/2相dq変換部と、静止座標系から回転座標系に変換、あるいは逆変換するのに必要な正弦波データ(sin、cosデータ)を格納する記憶手段と、磁束に対応した電圧成分Vdとトルクに対応した電圧成分Vqを3相モータ駆動制御電圧Vu、Vv、Vwに変換する2相/3相dq逆変換手段と、3相モータ駆動制御電圧Vu、Vv、Vwに応じてインバータ回路3のIGBTのスイッチングを制御するPWM制御手段などを備えている(詳細構成については図示せず)。
振動センサ7(加速度センサ)は、いわゆる加速度検出センサICを内部に備え、洗濯兼脱水槽5に取り付けられている。加速度検出センサIC内部には、加速度の検出部と、検知した加速度を電圧に変換しさらにAD変換する変換部と、デジタル変換された加速度値を通信により外部へ送信若しくは、外部からの信号に応じてIC内部の設定値を変更する制御部を有する(詳細構成については図示せず)。内部のAD変換のサンプリング速度(サンプリング周波数)は、外部からの信号により、複数の値を設定することが一般的であり、例えば、50Hz、100Hz、400Hz、1000Hzなどから設定可能な加速度検出センサICが存在する。
通信部8は、振動センサ7からの加速度検出値信号を受信し、振動振幅検知部11へ加速度検出値を送信する。また、通信部8は、センサ設定部9からの設定情報を振動センサ7へ送信する。
センサ設定部9は、振動センサ7への設定情報をあらかじめ設定した選択方法、若しくは、制御部6から得られたモータ4の速度情報から、数式による演算により選択した設定方法を決定し、通信部8に出力する。
以上のように構成したモータ駆動装置について、その動作、作用を説明する。
図2は、センサ設定部9によるセンサ設定値の変更の動作ステップを示す図である。
ステップ200において、センサ設定値変更処理が開始されると、ステップ201において、洗濯兼脱水槽5の回転数をあらかじめ決められた規定値と比較し、低い場合は、ステップ203に、高い場合は、ステップ202に移行する。
ステップ202では、振動センサ7の加速度検出センサのAD変換周波数を高速に設定し、ステップ204に移行し、センサ設定値の決定出力を実施する。
ステップ203では、振動センサ7の加速度検出センサのAD変換周波数を低速に設定し、ステップ204に移行し、センサ設定値の決定出力を実施する。
速度検出部10は、ロータ位置検出手段4aからの信号の変化する時間間隔を計測することでモータ4の速度(回転数)を検出する。検出結果は、制御部6と、振動振幅検知部11へそれぞれ出力する。
振動振幅検知部11は、通信部8から受信した振動センサ7で検出した加速度値と、速度検出部10で検出した速度に応じて、洗濯兼脱水槽5の振幅値を数式1により算出し、
制御部6に送信する。
制御部6に送信する。
この時、周波数fは、洗濯兼脱水槽5の回転周期を指す。周波数fは、洗濯兼脱水槽と同軸に駆動モータを備える所謂ダイレクトドライブ方式の場合は、モータ回転速度と等価であるが、直径の異なる複数のプーリとベルトを用いた減速機構を備えたベルト駆動方式の場合は、モータ回転数を減速比で除した値である。
振動振幅検知部11では、速度検出部10で洗濯兼脱水槽5が機械角で1回転したことを判定し、加速度値の最小値と最大値を計算する。具体的な算出方法を図4を用いて説明する。
図4は、センサ振幅(洗濯兼脱水槽5の振幅値)の計算を実施するステップ図である。
ステップ400において、センサ振幅計算を開始し、ステップ401において、洗濯兼脱水槽5が1回転したか否かを判定する。
洗濯兼脱水槽5が1回転に達しない場合は、ステップ402に移行し、現在の検出加速度結果が、ステップ400開始後の最大値以上か否かを判定する。現在の検出加速度が最大値以上の場合は、ステップ405に移行し、検出加速度の最大値を更新し、再びステップ401に移行する。ステップ402において、検出加速度値が最大値以下だった場合には、ステップ403に移行し、ステップ400開始後の最小値未満か否かを判定する。最小値未満だった場合、ステップ406に移行して検出加速度の最小値を更新し、再びステップ401に移行する。
ステップ403において、検出加速度値が最小値以上だった場合は、何も処理せずステップ401に移行する。
以上の動作を洗濯兼脱水槽5が1回転するまでの間繰り返し処理することで、洗濯兼脱水槽5の1回転の中の加速度の最大値、最小値が求められる。
ステップ401において、洗濯兼脱水槽5が1回転したことを判定した場合には、ステップ407に移行して、加速度の最大値と最小値の差を検出し、本計算ステップを完了する。
なお、最大値及び最小値を更新するステップ405、406において、前回値に比べて明らかに高い値(例えば3倍以上など)を検出した場合や、前回値に比べて明らかに低い値(たとえば1/3以下)を検出した場合には、その値をノイズ成分と判定し、最大値と最小値をそれぞれ更新しないなどのノイズリミッタ機能を持たせても良い。
図3は、上記センサ振幅算出の具体例を示したもので、計算回転数1000[r/min]相当の正弦波信号(振幅を±1と仮定した場合)をサンプリング周波数400[Hz]で検出した場合の波形である。信号の基本周波数成分は、16.67[Hz]であり、サンプリング速度は、その24倍と十分高い値であるため、加速度検出値の最大値(点a)と最小値(点b)をそれぞれ正しく検出できていることが分かる。
次に、サンプリング周波数によって加速度検出値の最大値及び最小値の検出精度がどの程度変化するかについて見てみる。洗濯兼脱水槽5が比較的高速で回転している場合を想定している。
図7は、図3と同じく回転数1000[r/min]相当の正弦波信号を、図7(a)は、サンプリング周波数を100[Hz]で検出した時の波形で、図7(b)は、サンプリング周波数を400[Hz]として検出した時の波形である。図7のそれぞれの波形において、正弦波信号の位相とサンプリング開始タイミングの位相を変化させて加速度検出値の最大値及び最小値の検知状況を比較する。
図7(a)では、サンプリングの開始位相に応じて、最大値を検出できる場合とそうでない場合が混在しており、最大値―最小値の検出誤差は、ワースト値で13%低く検出される。つまり、信号周波数に対してサンプリング周波数が6倍程度で検出する場合は、振動振幅値の検出誤差が最大で13%となることが分かる。
図7(b)では、サンプリングの開始位相に依存せず、最大値及び最小値を検出できることを示しており、信号周波数に対してサンプリング周波数が24倍程度で検出する場合は、振動振幅値が誤差を含まず、正しく検出できることを示している。
図6は、サンプリング周波数を信号周波数に対して、7倍、11倍、50倍、100倍と、その比率を変化させた場合に、洗濯兼脱水槽5の振幅値の演算値の誤差がどのように変化するかを示す図である。横軸は、検出信号に対するサンプリング開始タイミングの位相差を示す。
図6より、検出したい誤差を5%以下としたい場合であれば、サンプリング周波数は、信号周波数の少なくとも7倍以上に設定すれば良いことを示しており、同様に検出誤差を2.5%以下に設定したい場合は、サンプリング周波数を11倍以上に設定すればよいことが分かる。また、サンプリング周波数を100倍以上に設定すれば、検出誤差をほぼゼロにすることが可能である。つまり、サンプリング周波数は、高ければ高いほど検出誤差がゼロに近づく特性となる。
次に、洗濯兼脱水槽5が上記に比べて低速で回転している場合について以下に述べる。
図9(a)は、サンプリング周波数400[Hz]とし、洗濯兼脱水槽5の回転速度を2.5[Hz](150[r/min])とした時の実際の加速度検出値の一例を示している。
図9(a)において、加速度検出値の最大値と最小値を前述の図4のステップにより検出する場合、最大値は点c、最小値は点dと検出される。例えば、点cを200[mG]、点dを−200[mG]として、数式1を用いて計算すると、振幅値の演算結果は、31.77[mm]となる。しかしながら、この時の実測振幅値は0.08[mm]であり、大きく値が異なる。
この差の理由は、数式1の周波数の取り扱い方法であり、数式1で示す周波数fの定義は、図7(b)に示す加速度検出波形の周波数であり、検出加速度振幅の基本波成分の周波数を指す。つまり、図9(a)のような急峻なノイズ的な波形の周波数ではないため、この急峻な加速度変化の周波数(約50Hz)を誤って洗濯兼脱水槽5の回転数の基本波成分(2.5[Hz])として演算することで、実際の洗濯兼脱水槽5の回転速度の20倍の変化率となり、振幅の計算結果として、その2乗の400倍と誤検知してしまうから
である。
である。
つまり、加速度検出値の最大値および最小値の検出誤差を小さくするという観点からは、サンプリング周波数は高い方が望ましいが、サンプリング周波数を必要以上に高く設定すると、実際の洗濯兼脱水槽5の回転周期に対して、急峻なノイズ成分を持つ加速度値をも検出してしまうため、図9(a)のような僅かな振動波形にもかかわらず、洗濯兼脱水槽5の振幅値としては実際の振動よりも異常に大幅な値を誤検知してしまう副作用が発生する。
ここで、サンプリング周波数を、たとえば400[Hz]に固定する場合、振動センサ7の加速度検出センサの検出信号の周波数が低くなる洗濯兼脱水槽5の回転が低い時に、前述のノイズ成分を持つ加速度検出を発生しやすいため、洗濯兼脱水槽5の回転速度に応じて、サンプリング周波数を低い値に切り替え、最適に選択することで、前述の課題を解決することが可能となる。
本発明の実施の形態1におけるモータ駆動装置では、洗濯兼脱水槽5の回転数に応じて必要以上にサンプリング周波数を高めないことを目的として、前述のセンサ設定部9により、サンプリング周波数を洗濯兼脱水槽5の回転速度に応じて切り替え、通信部8を通じて通信を行うことが特徴である。以下、その一具体例について説明する。
図5は、脱水運転をした場合の洗濯兼脱水槽5の回転数の変化に伴ってセンサ設定部9が実行するサンプリング周波数切り替えのタイミングの一例を示すグラフである。
この時、低速運転時、例えば規定回転数を200[r/min]と設定する場合、洗濯兼脱水槽5の回転速度が200[r/min]未満の場合には、センサ設定部9は、サンプリング周波数は低速設定の100[Hz]を選択し、例えば200[r/min]以上の高速運転時には、センサ設定部9は、サンプリング周波数を400[Hz]に設定変更する通信を通信部8を経由して振動センサ7に送信することで実現できる。
図8(b)は、センサ設定部9がサンプリング周波数を低速設定の100[Hz]から高速設定の400[Hz]に設定変更する直前の加速度検出波形を示しており、洗濯兼脱水槽5の回転速度が200[r/min](信号周波数=3.333[Hz])において、サンプリングの開始位相に依存せず、加速度の最大値及び最小値を正確に検出できることを示している。
洗濯兼脱水槽5の回転速度が規定回転数の200[r/min]以上になっても、サンプリング周波数を低速設定の100[Hz]のまま変更しないで運転を続けると、図7(a)に示したような、サンプリングの開始位相によっては、加速度の最大値―最小値の検出誤差が非常に大きい状態となってしまうが、サンプリング周波数を高速設定の400[Hz]に設定変更することにより、図7(b)に示したような、サンプリングの開始位相に依存せず、加速度の最大値及び最小値を正確に検出できる状態とすることができる。
なお、図8(a)は、低速設定のサンプリング周波数をあまりに低く設定しすぎると、サンプリングの開始位相によっては、加速度の最大値―最小値の検出誤差が非常に大きい状態となってしまうことを示している。
ここで、上記の規定回転数の設計例について述べる。図6を参照して説明した前述のサンプリングによる検出誤差の関係から、検出誤差を5%以下に設計したい場合、サンプリング速度は、洗濯兼脱水槽5の回転数の7倍以上が望ましい。つまり、低速側のサンプリング周波数設定値を100[Hz]とするならば、0〜857[r/min]未満の領域
で切り替えを実施することで実現できる。
で切り替えを実施することで実現できる。
なお、検出誤差の設計値に応じて、判定したい振動振幅の閾値を検出バラつき誤差として考慮し、調整することで、5%以上の検出誤差、つまりサンプリング速度を洗濯兼脱水槽5の回転数の7倍未満として設定することも可能である。具体的には、サンプリング周波数を洗濯兼脱水槽5の回転数の6倍に設定すると、検出誤差がマイナス13%となるので、振動振幅の許容閾値を13%低く設定することにより、使用することが可能である。但し、検出振幅は13%のバラつきを含む副作用がある。
なお、前述の図9(a)に示したような急峻なノイズ成分の加速度検出結果に対して、前述の検出方法に加えて、ローパスフィルタを構成することも可能である。ローパルフィルタの方式には、様々な方法がある。例えば、前回との差分をある比率で加算しながら演算する方式の場合、値を確定するため複数の値の取得が必要となるため、ある程度の時間が必要となるが、許容範囲内の遅延時間であれば、ローパスフィルタを併用しても良い。
以上のように、本実施の形態の構成によれば、洗濯兼脱水槽5の振動振幅を計算する際に、複雑なフィルタ演算を行うことなく、時間遅れなく、検出誤差の少ない洗濯兼脱水槽5の振動検出を可能にするモータ駆動装置を実現できる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、加速度センサのサンプリング周波数を2種類から選定する方式について述べたが、さらに多くの設定値を選択することができる。本実施の形態2では、4種類から選定する方式について述べる。
実施の形態1では、加速度センサのサンプリング周波数を2種類から選定する方式について述べたが、さらに多くの設定値を選択することができる。本実施の形態2では、4種類から選定する方式について述べる。
本実施の形態2のモータ駆動装置は、実施の形態1の構成の中で、センサ設定部におけるセンサ設定値変更の動作ステップが異なるほかは実施の形態1の構成と同じである。以降、実施の形態1と異なる部分について説明し、その他の構成については、説明を省略する。
図10は、本実施の形態2におけるセンサ設定部9によるセンサ設定値の変更の動作ステップを示す図である。ステップ300において、設定変更が開始され、ステップ301において、洗濯兼脱水槽5の回転数が規定値1よりも低いか否かを判定する。洗濯兼脱水槽5の回転数が規定値1よりも低い場合は、ステップ304に移行し、規定値1よりも高い場合は、ステップ302に移行する。
ステップ304では、サンプリング周波数を設定1として、加速度センサのサンプリング周波数を設定し、ステップ308に移行する。
ステップ302では、洗濯兼脱水槽5の回転数が規定値2より低いか否かを判定する。規定値2より低い場合は、ステップ305に移行し、規定値2より高い場合は、ステップ303に移行する。
ステップ305では、サンプリング周波数を設定2として加速度センサの設定をし、ステップ308に移行する。
ステップ303では、洗濯兼脱水槽5の回転数が規定値3より低いか否かを判定する。規定値3より低い場合は、ステップ306に移行し、規定値3より高い場合は、ステップ307に移行する。
ステップ306では、サンプリング周波数を設定3として加速度センサの設定をし、ス
テップ308に移行する。
テップ308に移行する。
ステップ307では、サンプリング周波数を設定4として加速度センサの設定をし、ステップ308に移行する。
ステップ308では、センサ設定部9は、上記設定1〜設定4のいずれかに設定されたサンプリング周波数をセンサ設定値の決定値として、振動センサ7に向けて出力する。
図10のステップ301〜303における、回転数規定値の大小関係については、規定値1は、規定値2より低く、規定値3は、規定値2より大きい範囲で設定可能である。また、ステップ304〜307で設定されるサンプリング周波数は、設定1は、設定2より低く、設定2は、設定3より低く、設定3は、設定4より低い値を設定する。
つまり、洗濯兼脱水槽5の回転数が上昇している時には、サンプリング周波数が設定1→設定2→設定3→設定4の順に選択され周波数は、徐々に大きく切り替え設定され、逆に洗濯兼脱水槽5の回転数が減少している時には、設定4→設定3→設定2→設定1の順にサンプリング周波数が小さい設定に変更される。
本実施の形態2の設定方法により、洗濯兼脱水槽5の回転数の範囲が実施の形態1に比べて広い場合においても、より細かくサンプリング周波数を切り替え選択することができるので、検出誤差を少なくしながらも、ノイズ等の影響を受けにくく、遅延を生ずることなく、洗濯兼脱水槽5の振動振幅を検出することが可能となる。
上記実施の形態1または実施の形態2のモータ駆動装置を用いた洗濯機または洗濯乾燥機は、モータによって駆動される洗濯兼脱水槽内の被洗濯物の容量や偏りに応じて変動する洗濯兼脱水槽の振動状態を正しく検出することができる。また、多様な洗濯、すすぎ、脱水、乾燥の条件に応じてきめ細かく、効率的に洗濯兼脱水槽の振動状態を検出し、モータの回転数を制御することができるので、多機能で使い勝手の良い洗濯機、または洗濯乾燥機を提供することができる。
また、複雑なフィルタリング処理を必要としないため、マイコン制御部を簡素化でき、安価な洗濯機、または洗濯乾燥機を提供することができる。
本発明に係るモータ駆動装置は、加速度検出により洗濯兼脱水槽の振幅を演算する方式において、複雑なフィルタリング処理を不要とし、時間遅れなく振幅計算ができるので、洗濯兼脱水槽の振幅を任意の範囲に検出遅れなく制御する必要がある洗濯機、洗濯乾燥機等のモータ駆動装置として好適に利用することができる。
1 交流電源(電源)
2 整流回路(電源)
3 インバータ回路(回路)
4 モータ
4a ロータ位置検出手段(回転状態検出手段)
5 洗濯兼脱水槽
6 制御部
7 振動センサ(加速度センサ)
8 通信部
9 センサ設定部
10 速度検出部
11 振動振幅検知部
2 整流回路(電源)
3 インバータ回路(回路)
4 モータ
4a ロータ位置検出手段(回転状態検出手段)
5 洗濯兼脱水槽
6 制御部
7 振動センサ(加速度センサ)
8 通信部
9 センサ設定部
10 速度検出部
11 振動振幅検知部
Claims (7)
- 電源と、前記電源に接続した回路により駆動され負荷を駆動するモータと、前記負荷の回転状態を検出する回転状態検出手段と、前記回路を制御する制御手段とを備え、前記負荷に取り付けた加速度センサの出力により、前記負荷の振動振幅を演算により検出するモータ駆動装置において、前記制御手段は、前記加速度センサのサンプリング周波数を、前記負荷の回転数に応じて複数の値に切り替える通信を実施することを特徴とするモータ駆動装置。
- 前記切り替える通信を実施する時期を、前記負荷の回転数をN[Hz]とするとき、前記加速度センサのサンプリング周波数が常時7×N[Hz]以上となるように設定することを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動装置。
- 前記加速度センサのサンプリング周波数の切替周波数は2種類であることを特徴とする請求項1または2に記載のモータ駆動装置。
- 前記加速度センサのサンプリング周波数の2種類の設定値は、サンプリング周波数の高位の設定周波数が低位の設定周波数の2倍以上であることを特徴とする請求項3に記載のモータ駆動装置。
- 前記加速度センサのサンプリング周波数は、前記負荷を起動開始する時は低位のサンプリング周波数を設定し、あらかじめ決められた回転数に達した後に、高位のサンプリング周波数に設定することを特徴とする請求項3または4に記載のモータ駆動装置。
- 前記請求項1〜5のいずれか1項に記載のモータ駆動装置を用いた洗濯機。
- 前記請求項1〜5のいずれか1項に記載のモータ駆動装置を用いた洗濯乾燥機。
Priority Applications (1)
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JP2015191473A JP2017063952A (ja) | 2015-09-29 | 2015-09-29 | モータ駆動装置およびこれを用いた洗濯機又は洗濯乾燥機 |
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