JP2017059981A - トランスインピーダンス増幅回路、及びその半導体装置 - Google Patents

トランスインピーダンス増幅回路、及びその半導体装置 Download PDF

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Abstract

【課題】キャパシタを配設することなく差動出力を得る。【解決手段】入力端子Iinに流れ込む入力電流を電圧に変換し、変換された電圧を差動出力するトランスインピーダンス増幅回路であって、一端が前記入力端子に接続される抵抗器10と、第1負荷11と第1トランジスタT4と第2負荷T3との直列回路とを備え、前記抵抗器の他端は、前記第1トランジスタと前記第2負荷T3とを接続する第1接続点に接続され、前記第1負荷と前記第1トランジスタとを接続する第2接続点と、前記第1接続点との双方から電圧が出力される。【選択図】図2

Description

本発明は、トランスインピーダンス増幅回路、及びその半導体装置に関し、特に、フォトダイオードの出力電流を電流−電圧変換するトランスインピーダンス増幅回路、及びその半導体装置に関する。
光信号を送受信する通信システムは、PON(Passive Optical Network)システムが例示される。PONシステムは、複数の加入者宅の端末(ONU:Optical Network Unit)と局(OLT:Optical Line Terminal)とを光ファイバで接続するものであり、各々の加入者宅と局との距離が大きく異なっている。このため、OLTの光受信機は、振幅が異なる光信号を電気信号に変換する必要があり、光信号を受信するフォトダイオード、及び該フォトダイオードの出力電流を電流−電圧変換するトランスインピーダンス増幅回路を備えている。
特許文献1〜4は、フォトダイオードの出力電流信号をトランスインピーダンス増幅回路により電圧変換し、該シングルエンド信号を差動増幅回路の入力端子に入力するシングルエンド−差動(S−D)変換技術が開示されている。例えば、特許文献1,2は、差動増幅回路の一方の入力端子に、シングルエンド出力端子を接続し、他方の入力端子にローパスフィルタでシングルエンド出力を平滑した直流電圧を印加し、他方のDCレベルを決定している。特許文献3は、差動増幅回路の一方の入力端子に、シングルエンド出力端子を接続し、他方の入力端子に差動増幅器の差動出力をDCフィードバックにより生成した直流電圧を印加し、他方のDCレベルを決定している。このDCフィードバックには、ローパスフィルタと差動増幅回路を用いている。特許文献4は、シングルエンド出力端子と差動増幅器の一方の入力端子とをキャパシタを介して接続している。
特開2012−28879号公報(図1) 特開2011−217237号公報(図1) 特開2010−136169号公報(図1、段落0033) 特開2008−306614号公報(図6)
特許文献1〜4に記載の技術は、差動増幅回路の入力端子にキャパシタを配設している。半導体プロセスで形成することができるキャパシタは、単位面積あたりの容量が2[fF/μm]程度であり、小型化や低コスト化の観点から現実的な容量の上限は、10pF程度である。また、トランジスタ素子が多数並ぶコア回路部は、キャパシタを形成できる領域が無く、約100fFが限度である。
特に、特許文献3の技術は、遮断周波数100kHzで100nF程度のキャパシタを必要としている。このようなキャパシタをチップ上に形成することは現実的でない。特許文献3の技術は、キャパシタの容量が足りないと、DCレベルが安定せず、正しい信号増幅が行われず、出力信号波形が歪んでしまう。また、特許文献4の技術は、数百nFオーダーの容量がなければ、信号の低周波成分が遮断されてしまう。この信号の遮断により、特許文献4の技術は、論理レベルで0レベルや、1レベルが連続したときに、信号が正しく伝達できなくなってしまう。
そこで、本発明は、キャパシタを配設することなく差動出力を得ることができるトランスインピーダンス増幅回路、及びその半導体装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、第1発明は、入力端子(Iin)に流れる入力電流を電圧に変換し、変換された電圧を差動出力するトランスインピーダンス増幅回路であって、一端が前記入力端子に接続される抵抗器(10)と、第1負荷(11)と第1トランジスタ(T4)と第2負荷(T3)との直列回路とを備え、前記抵抗器の他端は、前記第1トランジスタと前記第2負荷(T3)とを接続する第1接続点に接続され、前記第1負荷と前記第1トランジスタとを接続する第2接続点と、前記第1接続点との双方から電圧が出力されることを特徴とする。但し、( )内の符号や文字は例示である。
本発明は、キャパシタを配設することなく差動出力を得ることができる。このため、占有面積の少ない半導体装置を形成することができる。
本発明の第1実施形態であるトランスインピーダンス増幅回路を使用した光受信機の構成図である。 本発明の第1実施形態であるトランスインピーダンス増幅回路の回路図である。 本発明の第1実施形態であるトランスインピーダンス増幅回路の波形図(1)である。 本発明の第1実施形態であるトランスインピーダンス増幅回路の波形図(2)である。 本発明の第1実施形態であるトランスインピーダンス増幅回路のアイパターン(1)である。 本発明の第1実施形態であるトランスインピーダンス増幅回路のアイパターン(2)である。 本発明の第1実施形態であるトランスインピーダンス増幅回路の周波数特性図である。 本発明の第1実施形態であるトランスインピーダンス増幅回路が使用されるPONシステムの全体構成図である。 本発明の第2実施形態であるトランスインピーダンス増幅回路の回路図である。 本発明の第3実施形態であるトランスインピーダンス増幅回路の回路図である。 本発明の第1比較例である光受信機の回路図である。 本発明の第2比較例である光受信機の回路図である。 本発明の第3比較例である光受信機の回路図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態(以下、「本実施形態」と称する)につき詳細に説明する。なお、各図は、本発明を十分に理解できる程度に、概略的に示してあるに過ぎない。よって、本発明は、図示例のみに限定されるものではない。また、各図において、共通する構成要素や同様な構成要素については、同一の符号を付し、それらの重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態であるトランスインピーダンス増幅回路を使用した光受信機の構成図である。
光受信機500は、トランスインピーダンス増幅回路200と、差動増幅回路110と、フォトダイオード300とを備え、トランスインピーダンス増幅回路200は、トランスインピーダンス増幅回路100と、差動増幅回路110とを有する。また、トランスインピーダンス増幅回路200は、半導体製造プロセスにより形成された半導体装置として構成されている。
トランスインピーダンス増幅回路100は、一つの電流入力端子Iin、及び2つの出力電圧端子Vout,VoutBを備えており、出力電圧端子Vout,VoutBが差動出力端子として機能する。差動増幅回路110は、トランスインピーダンス増幅回路100の出力電圧端子Vout,VoutBに接続された差動入力端子と差動出力端子とを備え、差動入力端子と差動出力端子との差分電圧をゲインGで増幅する増幅回路である。なお、各図は、差動増幅回路110の反転入力端子、及び反転出力端子に「○」の記号を付し、非反転入力端子、及び非反転出力端子には、「○」の記号を付さないことにより、双方を区別している。
フォトダイオード300は、光の強度を電流に変換する素子であり、カソード端を電源端子VDDに接続し、アノード端を電流入力端子Iinに接続している。なお、電源端子VDDは接地電位よりも正の電圧が印加される。
これらの構成により、光受信機500は、フォトダイオード300が光信号を電流信号に変換し、変換された電流信号をトランスインピーダンス増幅回路100が電圧信号に変換し、変換された電圧信号を差動増幅回路110が論理レベルまで増幅し、差動増幅回路110が次段の信号処理回路に信号を伝達するように構成されている。ここで、トランスインピーダンス増幅回路100は、フォトダイオード300によるシングルエンド電流信号を入力し、出力電圧端子Vout,VoutBから差動電圧信号が出力される。
トランスインピーダンス増幅回路100が差動電圧信号を出力する理由は、信号のノイズ耐性を強化させるためや、差動増幅回路110を使用し、半導体プロセス上の素子間の特性バラツキを抑制するためである。
図2は、本発明の第1実施形態であるトランスインピーダンス増幅回路の回路図である。
トランスインピーダンス増幅回路100は、PチャネルのトランジスタT2,T7,T8と、NチャネルのトランジスタT1,T3,T4,T5,T6と、抵抗器10,11とを備えて構成される。また、トランスインピーダンス増幅回路100は、半導体装置として形成される回路でもある。ここで、特許請求の範囲において、トランジスタT1が第3トランジスタであり、トランジスタT2が第4トランジスタであり、トランジスタT3が第2トランジスタであり、トランジスタT4が第1トランジスタである。
また、トランスインピーダンス増幅回路100は、電源端子VDD,VSSと、電流入力端子Iinと、出力電圧端子Vout,VoutBと、制御電圧端子VC1,VC2とを備えている。電源端子VDDは、接地電位に対して、正の電源電圧が印加され、電源端子VSSは接地電位、若しくは仮想接地点に接続される。
電流入力端子Iinは、2つのトランジスタT1,T2のゲートに接続され、トランジスタT2のソースとトランジスタT1のドレインとが接続されている。また、トランジスタT1のソースは電源端子VSSに接続され、トランジスタT2のドレイン及び基板端子は電源端子VDDに接続されている。なお、トランジスタT1の基板端子は、電源端子VSSに接続されている。
これらの接続により、トランジスタT1,T2は、インバータとして機能し、トランジスタT1,T2は、そのゲート電圧v(t)と、トランジスタT2のソースとトランジスタT1のドレインとの接続点Pの電位とが反転する。
トランジスタT4は、そのゲートがトランジスタT2のソースとトランジスタT1のドレインとの接続点Pに接続され、ドレインが抵抗器11の一端に接続されている。また、抵抗器11の他端は電源端子VDDに接続されている。一方、トランジスタT3は、そのゲートが制御電圧端子VC1に接続され、ドレインがトランジスタT4のソース、及び抵抗器10の一端と接続され、ソースが電源端子VSSに接続されている。抵抗器10の他端は、電流入力端子Iinに接続されている。なお、トランジスタT3,T4の基板端子は、電源端子VSSに接続されている。
これらの接続により、抵抗器10は、帰還抵抗器として機能し、電流入力端子Iinに流れ込む入力電流iin(t)と抵抗器10の抵抗値Rとの積は、トランジスタT1,T2のゲート電圧v(t)からトランジスタT3のドレインとトランジスタT4のソースと抵抗器10の一端との接続点(X点)の電圧v(t)を減じた値に等しい。つまり、電流入力端子Iinに流れ込む入力電流iin(t)とトランジスタT1,T2のゲート電圧v(t)とは、同相である。
トランジスタT4は、電圧v(t)の変化と逆相の逆相電流を抵抗器11に流す。そして、トランジスタT4は、抵抗器11を抵抗負荷として、正相のドレイン電圧v(t)が取り出され、トランジスタT3を電流源として、X点のソース電圧v(t)が逆相で取り出される。
また、トランジスタT4は、トランジスタT3を電流源とするソースフォロア回路として機能し、ソース電圧v(t)が低インピーダンスで取り出される。つまり、抵抗器10と、ソースフォロア回路とは、電流入力端子Iinに流れ込む入力電流iin(t)を電圧v(t)に変換するトランスインピーダンス増幅器として機能する。また、トランジスタT4は、抵抗器11を抵抗負荷とするソース接地回路としても機能する。このため、ソース電圧v(t)とドレイン電圧v(t)とは、振幅が異なる逆相の関係になる。
また、トランジスタT4のゲート電圧とドレイン電圧v(t)とは互いに反転する。また、トランジスタT1,T2は、インバータとして機能するので、ゲート電圧v(t)とトランジスタT4のドレイン電圧v(t)とは、同相になる。つまり、電流入力端子Iinに流れ込む入力電流iinとトランジスタT4のドレイン電圧v(t)とは、同相になる。
トランジスタT6は、ゲートがトランジスタT4のドレインと抵抗器11の他端との接続点(第2接続点)に接続され、ソースがトランジスタT5のドレイン、及び出力電圧端子Voutに接続され、ドレインが電源端子VDDに接続されている。トランジスタT5は、ゲートが制御電圧端子VC1に接続され、ソースが電源端子VSSに接続されている。これにより、トランジスタT6は、トランジスタT5を電流源としたソースフォロア回路を構成し、トランジスタT4のドレイン電圧v(t)が同相で出力電圧端子Voutから取り出される。この出力電圧端子Voutの電圧を電圧v(t)とする。
トランジスタT7は、そのゲートがトランジスタT3のドレインとトランジスタT4のソースと抵抗器10の一端との接続点(X点、第1接続点)に接続されており、ドレインが電源端子VSSに接続されており、ソースがトランジスタT8のドレイン、及び出力電圧端子VoutBに接続されている。トランジスタT8は、そのゲートが制御電圧端子VC2に接続されており、ソースが電源端子VDDに接続されている。なお、トランジスタT7の基板端子とトランジスタT8の基板端子とは電源端子VDDに接続されている。
これにより、トランジスタT7は、トランジスタT8を電流源としたソースフォロア回路を構成し、トランジスタT3のドレイン電圧v(t)が同相で出力電圧端子VoutBから取り出される。この出力電圧端子VoutBの電圧を電圧v(t)とする。トランジスタT3のドレイン電圧v(t)とトランジスタT4のドレイン電圧v(t)とは逆相なので、出力電圧端子VoutBの電圧v(t)と出力電圧端子Voutの電圧v(t)とは逆相になる。
また、制御電圧端子VC1,VC2は、出力電圧端子VoutBの電圧v(t)のDCレベルと出力電圧端子Voutの電圧v(t)のDCレベルとの差分電圧が0Vになるように設定する。
(シミュレーション結果)
図3、及び図4は、本発明の第1実施形態であるトランスインピーダンス増幅回路の波形図である。
図3(a)は、電圧v(t)の波形であり、図3(b)は、電圧v(t)の波形であり、図3(c)は、電圧v(t)の波形である。また、図4(a)は、電圧v(t)の波形であり、図4(b)は、電圧v(t)の波形である。なお、横軸は時間[nsec]であり、縦軸は論理値「1」や「0」をVnmaxやVnmin(nは、1〜5)で表現している。
図3(a)の電圧v(t)が上昇すると図3(b)の電圧v(t)が下降し、電圧v(t)が下降すると電圧v(t)が上昇している。つまり、電圧v(t)と電圧v(t)とは、反転している。ここで、帰還抵抗器としての抵抗器11の電圧降下は、{v(t)−v(t)}であり、入力電流iin(t)の位相と電圧v(t)の位相とは同相である。
図3(c)の電圧v(t)は、図3(a)のv(t)と同相になっているので、入力電流iin(t)の位相と同相である。図4(a)の電圧v(t)は、電圧v(t)と同相であるので、入力電流iin(t)の位相と同相である。図4(b)の電圧v(t)は、電圧v(t)と逆相であるので、入力電流iin(t)の位相と逆相である。つまり、出力電圧端子Voutは、入力電流iin(t)の位相と同相の電圧を出力し、出力電圧端子VoutBは、入力電流iin(t)の位相と逆相の電圧を出力する。
図5、及び図6は、本発明の第1実施形態であるトランスインピーダンス増幅回路のアイパターンである。横軸は時間「psec」であり、縦軸は論理値「1」又は「0」をVnmax、やVnminで表現している。
図5(a)は、電圧v(t)のアイパターンであり、図5(b)は、電圧v(t)のアイパターンであり、図5(c)は、電圧v(t)のアイパターンである。また、図6(a)は電圧v(t)のアイパターンであり、図6(b)は、電圧v(t)のアイパターンである。
アイパターンとは、信号波形の遷移を多数サンプリングし、重ね合わせてグラフィカルに表示したものである。波形が同じ位置(タイミング・電圧)で複数重ね合っていれば、品質の良い波形である。逆に、波形の位置(タイミング・電圧)がずれている場合は、品質の悪い波形であり、ジッターが悪くなる。図5、及び図6は、目が開いているので、品質が良い波形であることを示している。
図7は、本発明の第1実施形態であるトランスインピーダンス増幅回路の周波数特性図である。実線は、出力電圧端子Voutの電圧v(t)のゲインの周波数特性を示し、破線は、出力電圧端子VoutBの電圧v(t)のゲインの周波数特性を示す。なお、縦軸は、トランスインピーダンス[dBohm]であり、横軸は、周波数[100MHz〜20GHz]である。
トランスインピーダンス増幅回路100は、全周波数範囲で、電圧v(t)も電圧v(t)も所定のトランスインピーダンスを有している。出力電圧端子VoutBの電圧v(t)は、出力電圧端子Voutの電圧v(t)よりもゲインが高い。このゲインの不一致は、差動増幅回路110にゲイン制限機能を設ければ問題無い。
また、周波数が高くなるにつれて、双方のトランスインピーダンスが略等しくなるが(Δv(t)≒−Δv(t))、トランジスタT4のゲインが周波数の上昇と共に低下するからである。ここで、Δv(t)やΔv(t)は、v(t)やv(t)の交流分を示す。なお、周波数が高いときのトランスインピーダンスは、抵抗器10の抵抗値Rが支配的である。
トランスインピーダンス増幅回路100の次段に接続される差動増幅回路110(図1)のゲインとゲイン制限機能により出力電圧vo(t)は決まる。
(PONシステム)
図8は、本発明の第1実施形態であるトランスインピーダンス増幅回路200が使用されるPONシステムの全体構成図である。
PONシステム800は、複数の加入者宅の端末700,701,702と、局600と、スプリッタ750とを備え、局600と複数の加入者宅の端末700,701,702とがスプリッタ750を介して、通信可能に接続されている。ここで、局600(OLT)に設置される受信機は、光信号を電流に変換するフォトダイオード(PD:Photo Diode)300と、フォトダイオード300が出力する出力電流を差動電圧に変換するトランスインピーダンス増幅回路200とを備える。
局(OLT)から、加入者宅の端末(ONU)に送信される下りデータは、連続信号であるが、加入者宅の端末(ONU)から局(OLT)に送信される上りデータは、データとデータとの間に信号が存在しないバースト信号になっている。また、加入者宅の端末700,701,702から送信される信号の振幅は一定であるが、加入者宅の端末700,701,702と局600との距離はまちまちなので、局600がバースト信号を受信する際には、特定の加入者宅の端末700からのバースト信号は強くなり、異なる加入者宅701からのバースト信号が弱くなることがある。このため、局(OLT)は、これらの強度やタイミングの異なる光バースト信号を強度が一定の電気信号に変える光受信機500(図1)が必要である。
(第2実施形態)
前記第1実施形態のトランスインピーダンス増幅回路100は、抵抗負荷としての抵抗器11を用いたが、能動負荷に変更することができる。
図9は、本発明の第2実施形態であるトランスインピーダンス増幅回路の回路図である。
トランスインピーダンス増幅回路101は、図2に示すトランスインピーダンス増幅回路100に対して、その抵抗器11(図2)を第4トランジスタとしてのトランジスタT9に変更したものである。
つまり、トランジスタT9は、そのソースがトランジスタT4のドレイン、及びトランジスタT6のゲートとの接続点に接続され、ドレインが電源端子VDDに接続され、ゲートがVC2に接続されている。なお、トランジスタT9の基板端子は電源端子VDDに接続される。
この接続により、トランジスタT9は、トランジスタT4の能動負荷として機能する。
能動負荷は定電流源に近い動作を行い、抵抗負荷のときよりも電圧変化が大きくなるので、トランジスタT4の増幅率は高くなる特徴がある。また、トランスインピーダンス増幅回路101は、抵抗器11(図2)を使用しないので、全トランジスタのゲート幅サイズ、及びその素子間のサイズ比で回路特性が決まるため、素子間の特性バラツキが抑制される。
(第3実施形態)
前記第1実施形態のトランスインピーダンス増幅回路100は、トランジスタT1,T2のゲートを互いに接続して、インバータ回路の構成としたが、トランジスタT2を能動負荷とすることができる。
図10は、本発明の第3実施形態であるトランスインピーダンス増幅回路の回路図である。
トランスインピーダンス増幅回路102は、トランスインピーダンス増幅回路101(図9)と比較して、トランジスタT2の接続を変更し、トランジスタT10としている。つまり、第4トランジスタとしてのトランジスタT10は、ドレインが電源端子VDDに接続され、ゲートが制御電圧端子VC2に接続され、ソースがトランジスタT1のドレイン及びトランジスタT4のゲートに接続され、基板端子が電源端子VDDに接続されている。
トランスインピーダンス増幅回路102は、電流入力端子Iinに接続されているゲートがトランジスタT1のみである。
(第1比較例)
図11は、本発明の第1比較例である光受信機の回路図である。
光受信機501は、フォトダイオード300と、トランスインピーダンス増幅回路201とを備え、トランスインピーダンス増幅回路201は、トランスインピーダンス増幅回路103と、差動増幅回路110と、抵抗器12と、キャパシタ20とを有する。
フォトダイオード300は、カソードが電源端子VDDに接続されており、アノードがトランスインピーダンス増幅回路103の入力端子に接続されている点は、前記第1実施形態の図1と同様である。トランスインピーダンス増幅回路103は、シングルエンド出力の増幅回路である点で、トランスインピーダンス増幅回路100(図1,2)と相違する。なお、トランスインピーダンス増幅回路103は、汎用オペアンプに帰還抵抗器を外部接続しても構成し得るが、該汎用オペアンプは内部に位相補償用のキャパシタが備えられている。
トランスインピーダンス増幅回路103のシングルエンド出力端子は、差動増幅回路110の非反転入力端子に接続されている。差動増幅回路110は、非反転入力端子と反転入力端子との間に抵抗器12が接続されており、反転入力端子と抵抗器12との接続点には、キャパシタ20の一端が接続されている。なお、キャパシタ20の他端は、接地されている。つまり、抵抗器12、及びキャパシタ20は、ローパスフィルタを構成しており、トランスインピーダンス増幅回路103の出力電圧の交流成分(高周波成分)を除去し、直流成分のみを差動増幅回路110の反転入力端子に印加する機能を有する。
差動増幅回路110は、非反転入力端子に印加された電圧と反転入力端子に印加された電圧との差分電圧を増幅する回路である。このため、差動増幅回路110は、トランスインピーダンス増幅回路103のシングルエンド出力端子の出力電圧の直流成分を打ち消し、交流成分のみを増幅して出力する。
ところで、キャパシタ20は比較的大きな容量が必要なので、トランスインピーダンス増幅回路201は、集積化が困難である。これに対して、前記第1実施形態のトランスインピーダンス増幅回路200は、キャパシタを備えていないので、少ない占有面積で集積化することができる。また、トランスインピーダンス増幅回路100(図2)は、無信号時の出力電圧端子Vout,VoutBの直流電位を揃えることができるので、差動増幅回路110は、揃えられた直流電位を打ち消し、交流成分のみを増幅することができる。
(第2比較例)
図12は、本発明の第2比較例である光受信機の回路図である。
光受信機502は、フォトダイオード300と、トランスインピーダンス増幅回路202とを備え、トランスインピーダンス増幅回路202は、トランスインピーダンス増幅回路103と、二つの差動増幅回路110,111と、抵抗器13と、キャパシタ21とを有する。差動増幅回路110は、差動出力端子を有しているのに対し、差動増幅回路111は、シングルエンド出力端子を有している。
フォトダイオード300、及びトランスインピーダンス増幅回路103は、第1比較例と同様の接続であり、トランスインピーダンス増幅回路103のシングルエンド出力端子が差動増幅回路110の非反転入力端子に接続されている。
差動増幅回路110は、その差動出力端子と差動増幅回路111の差動入力端子とが接続されている。差動増幅回路111のシングルエンド出力端子は、抵抗器13の一端に接続されている。抵抗器13の他端は、キャパシタ21の一端、及び差動増幅回路の反転入力端に接続されている。キャパシタ21の他端は、接地されている。抵抗器13、及びキャパシタ21は、ローパスフィルタを構成しており、差動増幅回路111のシングルエンド出力端子の直流成分を差動増幅回路110の反転入力端子に印加する。これにより、差動増幅回路110,111、抵抗器13、及びキャパシタ21の閉回路は、差動増幅回路111の非反転入力端子の電位の直流成分と反転入力端子の電位(直流電位)とが一致するように機能し、DCフィードバック回路を構成する。
したがって、トランスインピーダンス増幅回路202は、トランスインピーダンス増幅回路103の出力電圧の直流成分を打ち消し、差動増幅回路110が交流成分(高周波成分)のみを増幅する。ところで、キャパシタ21は比較的大きな容量が必要なので、トランスインピーダンス増幅回路202は、集積化が困難である。これに対して、前記第1実施形態のトランスインピーダンス増幅回路200は、キャパシタを備えていないので、少ない占有面積で集積化することができる。
(第3比較例)
図13は、本発明の第3比較例である光受信機の回路図である。
光受信機503は、フォトダイオード300と、トランスインピーダンス増幅回路203とを備え、トランスインピーダンス増幅回路203は、トランスインピーダンス増幅回路103と、差動増幅回路110と、4つの抵抗器14,15,16,17とキャパシタ22とを有する。
フォトダイオード300は、第1比較例と同様の接続であるが、トランスインピーダンス増幅回路103は、シングルエンド出力端子がキャパシタ22を介して差動増幅回路110の非反転入力端子に接続されている点で相違する。また、差動増幅回路110は、2本の抵抗器14,15を用いて、非反転入力端子に直流バイアスを掛けている。つまり、トランスインピーダンス増幅回路103と差動増幅回路110とは、AC結合されている。また、差動増幅回路110は、2本の抵抗器16,17を用いて、反転入力端子に直流バイアスを掛けている。
つまり、キャパシタ22は、トランスインピーダンス増幅回路103のシングルエンド出力端子と、差動増幅回路110の非反転入力端子とに接続されている。また、抵抗器14,15の直列回路、及び抵抗器16,17の直列回路は、電源端子VDD、及び電源端子VSSに接続されている。抵抗器14,15の直列回路の接続点は、キャパシタ22の一端、及び差動増幅回路110の非反転入力端子に接続されている。また、抵抗器16,17の直列回路の接続点は、差動増幅回路110の反転入力端子に接続されている。
これらの接続により、差動増幅回路110は、トランスインピーダンス増幅回路103の出力電圧の交流成分、及び抵抗器14,15の分圧電圧(直流電圧)が非反転入力端子に印加され、抵抗器16,17の分圧電圧(直流電圧)が反転入力端子に印加される。ここで、抵抗器14,16の抵抗値を揃え、抵抗器15,17の抵抗値を揃えれば、抵抗器16,17の分圧電圧と抵抗器16,17の分圧電圧とが等しくなる。この結果、差動増幅回路110は、抵抗器16,17の分圧電圧と抵抗器16,17の分圧電圧とを打ち消し、トランスインピーダンス増幅回路103の出力電圧の交流成分のみ増幅する。
ところで、キャパシタ22は比較的大きな容量が必要なので、トランスインピーダンス増幅回路203は、集積化が困難である。これに対して、前記第1実施形態のトランスインピーダンス増幅回路200は、キャパシタを備えていないので、少ない占有面積で集積化することができる。
(変形例)
(1)前記第1実施形態のトランスインピーダンス増幅回路100は、トランジスタT1,T2,T4を用いて、トランジスタT1のゲート電圧v(t)の変化と逆相のトランジスタT4のドレイン電流を流している。しかしながら、トランジスタT1,T2,T4は、単一の増幅回路と見なすことができる。つまり、トランジスタT4は、電流入力端子Iinの電圧の変化と逆相のドレイン電流を抵抗器11に流しているとみなすことができる。
(2)前記各実施形態のインピーダンス増幅回路100,101,102は、ソースフォロア回路T5,T6、及びソースフォロア回路T7,T8を介して、出力電圧端子Vout,VoutBから差動出力電圧を得ていた。しかしながら、次段の差動増幅回路110の入力インピーダンスが高いのが通常なので、ソースフォロア回路T5,T6、及びソースフォロア回路T7,T8が不要になることが多い。つまり、トランスインピーダンス増幅回路100のトランジスタT4のドレインと差動増幅回路の非反転入力端子とが接続され、トランスインピーダンス増幅回路100のトランジスタT3のドレインと差動増幅回路の反転入力端子とが接続される。
(3)前記第3実施形態のインピーダンス増幅回路102(図10)は、能動負荷としてトランジスタT9を用いていたが、トランジスタT9の代わりに抵抗負荷を用いることもできる。また、前記各実施形態のトランジスタT3は、ソースフォロアとしてX点の電圧v2(t)の電圧を取り出す電流源として使用したが、抵抗負荷とすることもできる。
10 抵抗器
11 抵抗器(抵抗負荷)
12,13,14,15,16,17 抵抗器
20,21,22 キャパシタ
100,101,102,103,200,201,202,203 トランスインピーダンス増幅回路(半導体装置)
110,111 差動増幅回路
300 フォトダイオード(PD)
500,501,502,503 光受信機
600 局
700,701,702 加入者宅
750 スプリッタ
800 PONシステム
T1 トランジスタ(第3トランジスタ、Nチャネルトランジスタ)
T2 トランジスタ(第4トランジスタ、Pチャネルトランジスタ)
T3 トランジスタ(第2負荷、第2トランジスタ、Nチャネルトランジスタ)
T4 トランジスタ(第1トランジスタ、Nチャネルトランジスタ)
T5,T6 トランジスタ(第2ソースフォロア回路、Nチャネルトランジスタ)
T7,T8 トランジスタ(第1ソースフォロア回路、Pチャネルトランジスタ)
T9 (第4トランジスタ、Pチャネルトランジスタ、能動負荷)
T10 トランジスタ(第4トランジスタ、Pチャネルトランジスタ、能動負荷)
DD 電源端子
SS 電源端子
C1,VC2 制御電圧端子
in 電流入力端子
out,VoutB 出力電圧端子
(t)、v(t),v(t),v(t),v(t) 電圧
in 入力電流

Claims (9)

  1. 入力端子に流れ込む入力電流を電圧に変換し、変換された電圧を差動出力するトランスインピーダンス増幅回路であって、
    一端が前記入力端子に接続される抵抗器と、
    第1負荷と第1トランジスタと第2負荷との直列回路とを備え、
    前記抵抗器の他端は、前記第1トランジスタと前記第2負荷とを接続する第1接続点に接続され、
    前記第1負荷と前記第1トランジスタとを接続する第2接続点と、前記第1接続点との双方から電圧が出力される
    ことを特徴とするトランスインピーダンス増幅回路。
  2. 請求項1に記載のトランスインピーダンス増幅回路であって、
    前記直列回路は、所定電圧が印加され、
    前記第1トランジスタは、前記入力電流と逆相に変化する逆相電流を前記第1負荷に流し、
    前記第2負荷は、ゲートに所定電圧を印加した第2トランジスタである
    ことを特徴とするトランスインピーダンス増幅回路。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のトランスインピーダンス増幅回路であって、
    前記第1接続点の電圧は、第1ソースフォロア回路を介して出力され、
    前記第2接続点の電圧は、第2ソースフォロア回路を介して出力される
    ことを特徴とするトランスインピーダンス増幅回路。
  4. 請求項3に記載のトランスインピーダンス増幅回路であって、
    前記第1ソースフォロア回路の出力電圧と、前記第2ソースフォロア回路の出力電圧とは、前記電流入力が無信号状態であるときの直流電圧レベルが揃えられている
    ことを特徴とするトランスインピーダンス増幅回路。
  5. 請求項4に記載のトランスインピーダンス増幅回路であって、
    前記第1ソースフォロア回路の出力電圧と前記第2ソースフォロア回路の出力電圧とが差動入力される差動増幅回路をさらに備える
    ことを特徴とするトランスインピーダンス増幅回路。
  6. 請求項1又は請求項2に記載のトランスインピーダンス増幅回路であって、
    前記第1接続点の電圧と前記第2接続点の電圧とが差動入力される差動増幅回路をさらに備える
    ことを特徴とするトランスインピーダンス増幅回路。
  7. 請求項1に記載のトランスインピーダンス増幅回路であって、
    前記第1負荷は、抵抗器、又は能動負荷である
    ことを特徴とするトランスインピーダンス増幅回路。
  8. 請求項2に記載のトランスインピーダンス増幅回路であって、
    前記入力端子と前記帰還抵抗器との接続点にゲートが接続され、ソースが前記第2トランジスタのソースに接続された第3トランジスタと、
    前記第3トランジスタのドレイン、及び前記第1トランジスタのゲートにソースが接続された第4トランジスタとをさらに備え、
    前記第4トランジスタのゲートは、前記第3トランジスタのゲート、又は前記第4トランジスタのドレインに接続されている
    ことを特徴とするトランスインピーダンス増幅回路。
  9. 入力端子に流れ込む入力電流を電圧に変換し、変換された電圧を差動出力するトランスインピーダンス増幅回路が形成された半導体装置であって、
    一端が前記入力端子に接続される抵抗器と、
    第1負荷と第1トランジスタと第2負荷との直列回路とを備え、
    前記抵抗器の他端は、前記第1トランジスタと前記第2負荷とを接続する第1接続点に接続され、
    前記第1負荷と前記第1トランジスタとを接続する第2接続点と、前記第1接続点との双方から電圧が出力される
    ことを特徴とする半導体装置。
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