JP2017057122A - セメントキルン排ガス処理装置及び処理方法 - Google Patents

セメントキルン排ガス処理装置及び処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】エコセメントキルン排ガスの熱エネルギーを有効利用しながら、効率よく低コストでセメントキルン排ガスを処理する。【解決手段】エコセメントキルン2の排ガスG1から熱回収する熱回収装置(ボイラ)4と、熱回収装置4の排ガスG2を集塵し、少なくとも350℃以上の耐熱性を有する高温集塵装置(高温バグフィルタ)6と、高温集塵装置6の排ガスG4中の有害物質を除去する触媒装置7と、触媒装置7の排ガスG5にカルシウム系薬剤を添加するカルシウム系薬剤添加装置8と、カルシウム系薬剤が添加された排ガスG6を集塵する集塵装置(高温バグフィルタ)9とを備えるセメントキルン排ガス処理装置1。集塵装置9の排ガスG8に活性炭ACを添加する活性炭添加装置11と、活性炭ACが添加された排ガスG9を集塵する第2の集塵装置(湿式スクラバ)12とを備えることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、エコセメントを製造するエコセメントキルンの排ガスを処理する装置及び方法に関する。
エコセメントは、都市ごみや下水汚泥の焼却灰と、従来のセメント原料とを用いて製造される。このエコセメントの焼成装置は、図2に示すように、セメントキルン2と、セメントキルン2で製造されたセメントクリンカを冷却するクリンカクーラ3とを備えるが、ダイオキシン類の再合成を抑制するため、セメントキルン2の排ガスG11の全量を排ガス冷却設備22で冷却する。
また、排ガス冷却設備22の排ガスG12から塩素分や、焼却灰に含まれる重金属類等に由来する有害物質を除去するため、排ガスG12をサイクロン5で粗粉Cと、微粉を含む排ガスG13とに分離し、ろ過式集塵装置23で排ガスG13から微粉Fを除去し、微粉Fを除去した排ガスG14に消石灰添加装置24によって消石灰を添加し、ろ過式集塵装置25で塩素分、SOx等の酸性成分Aを除去し、酸性成分Aを除去した排ガスG15からSOx、NOx、水銀、ダイオキシン類等を活性コークス塔26で除去し、活性コークス塔26の排ガスG16を煙突13から大気に放出する。
しかし、上記排ガス処理装置21では、セメントキルン2の排ガスG11の全量を冷却しているため、多量の熱エネルギーの損失になる。また、消石灰の添加による脱硫は効率的ではなく、活性コークス塔26においても脱硫を行っていた。さらに、活性コークス塔26における活性コークスの運転コストが高く、活性コークスの再生により生じた粉塵が煙突13から排出されたり、粉塵爆発の可能性もないとは言えず、改善の余地があった。
そこで、本発明は、上記従来技術における問題点に鑑みてなされたものであって、エコセメントキルン排ガスの熱エネルギーを有効利用しながら、効率よく低コストでセメントキルン排ガスを処理することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、エコセメントキルンの排ガスから熱回収する熱回収装置と、該熱回収装置の排ガスを集塵し、少なくとも350℃以上の耐熱性を有する高温集塵装置と、該高温集塵装置の排ガス中の有害物質を除去する触媒装置と、該触媒装置の排ガスにカルシウム系薬剤を添加するカルシウム系薬剤添加装置と、該カルシウム系薬剤が添加された排ガスを集塵する集塵装置とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、触媒装置で排ガス中のNOx、ダイオキシン類等の有害物質を除去すると共に、排ガス中の水銀と塩化水素とによる塩化水銀の生成反応を促進させ、触媒装置の排ガスにカルシウム系薬剤を添加して塩化水銀をカルシウム系薬剤に吸着させると共に、排ガス中のSOxとカルシウム系薬剤とを反応させて石膏にし、カルシウム系薬剤と石膏とを集塵装置で回収することで、効率よく低コストでセメントキルン排ガスを処理することができる。
また、触媒装置の前段に350℃以上の耐熱性を有する高温集塵装置を備えることで、熱回収装置で回収した熱等で排ガスを再加熱せずに高温の排ガスを触媒装置に導入し、触媒装置の触媒を活性させると共に、集塵装置において回収するダスト中のカルシウム系薬剤と石膏の濃度を高めることができる。
上記セメントキルン排ガス処理装置は、前記集塵装置の排ガスに活性炭を添加する活性炭添加装置と、該活性炭が添加された排ガスを集塵する第2の集塵装置とを備えることができる。これにより、排ガス中の水銀やダイオキシン類等の有害物質をより確実に除去することができる。尚、活性炭には、未使用のものの他に使用済みのものを用いることができる。
さらに、前記第2の集塵装置は湿式集塵装置であって、該湿式集塵装置から排出されたスラリーを固液分離する固液分離装置を備えることができる。これにより、有害物質を吸着した活性炭が湿式集塵装置内で洗浄されて有害物質を脱着し、有害物質脱着後の活性炭が固液分離装置で固体側に排出されるため、排出された活性炭を活性炭添加装置やその他の装置で再利用することができる。
また、前記熱回収装置の排ガスを粗粉と、微粉を含むガスとに分離し、該微粉を含むガスを前記高温集塵装置に供給する分級装置を備えることができる。
さらに、本発明は、セメントキルン排ガス処理方法であって、エコセメントキルンの排ガスから熱回収し、該熱回収した350℃以上の排ガスを集塵し、該集塵後の排ガス中の有害物質を触媒を用いて除去し、該有害物質を除去した排ガスにカルシウム系薬剤を添加し、該カルシウム系薬剤を添加した排ガスを集塵することを特徴とする。
本発明によれば、上記発明と同様に、触媒によって排ガス中のNOx、ダイオキシン類等の有害物質を除去すると共に、排ガス中の水銀と塩化水素とによる塩化水銀の生成反応を促進させ、触媒処理後の排ガスにカルシウム系薬剤を添加して塩化水銀をカルシウム系薬剤に吸着させると共に、排ガス中のSOxとカルシウム系薬剤とを反応させて石膏にし、カルシウム系薬剤と石膏とを集塵によって回収することで、効率よく低コストでセメントキルン排ガスを処理することができる。
また、350℃以上の排ガスを集塵することで、回収した熱等で排ガスを再加熱せずに高温の排ガスを触媒処理し、触媒を活性させると共に、カルシウム系薬剤を添加した排ガスを集塵して得られたダスト中のカルシウム系薬剤と石膏との濃度を向上させることができる。
以上のように、本発明によれば、エコセメントキルン排ガスの熱エネルギーを有効利用しながら、効率よく低コストでセメントキルン排ガスを処理することができる。
本発明に係るセメントキルン排ガスの処理装置の一実施の形態を示す全体構成図である。 従来のセメントキルン排ガスの処理装置の一例を示す全体構成図である。
次に、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明に係るセメントキルン排ガス処理装置の一実施の形態を示し、この処理装置1は、セメントキルン2及びクリンカクーラ3等を備えるエコセメント製造装置に付設され、セメントキルン2の排ガスG1から熱回収するボイラ4と、ボイラ4の排ガスG2を粗粉Cと、微粉を含む排ガスG3とに分離するサイクロン5と、サイクロン5の排ガスG3を集塵する高温バグフィルタ6と、高温バグフィルタ6の排ガスG4から有害物質を除去する触媒装置7と、触媒装置7の排ガスG5にカルシウム系薬剤(以下「Ca系薬剤」という。)を添加するCa系薬剤添加装置8と、Ca系薬剤添加装置8からCa系薬剤が添加された排ガスG6を集塵する高温バグフィルタ9とを備える。
また、処理装置1は、高温バグフィルタ9の排ガスG7から熱回収する熱回収装置10と、熱回収装置10の排ガスG8に活性炭ACを添加する活性炭添加装置11と、活性炭ACが添加された排ガスG9を湿式集塵する湿式スクラバ12と、湿式スクラバ12の排ガスG10を大気に放出する煙突13と、湿式スクラバ12から排出されたスラリーSをケーキCAとろ液Lとに分離する固液分離装置14と、ろ液Lを排水処理する排水処理装置15とを備える。
ボイラ4は、セメントキルン2の排ガスG1から熱回収するために設けられる。このボイラ4は、800℃程度の排ガスG1を400℃以下に急冷する能力を有する。発生した蒸気は、エコセメント製造装置や他の装置で利用することができる。
サイクロン5は、ボイラ4の排ガスG2を比較的塩素濃度の低い粗粉Cと、塩素濃度の高い微粉を含む排ガスG3とに分離するために備えられ、サイクロン以外の分級装置を用いることもできる。
高温バグフィルタ6は、排ガスG3中の微粉Fを回収するために備えられる。この高温バグフィルタ6には、900℃程度までの耐熱性を有し、複数の棒状のセラミック管からなるフィルタを備えるものなどを用いることができる。また、少なくとも350℃の耐熱性を有する高温集塵装置であれば、高温バグフィルタ以外の装置を用いることができる。
触媒装置7は、高温バグフィルタ6の排ガスG4に含まれるNOx、ダイオキシン類等の有害物質を除去すると共に、排ガスG4中の水銀と塩化水素とによる塩化水銀の生成反応を促進させるために備えられ、チタン・バナジウム系の脱硝触媒等を用いることができる。
Ca系薬剤添加装置8は、触媒装置7の排ガスG5にCa系薬剤を添加し、排ガスG5中の塩化水銀を吸着させると共に、排ガスG5に含まれるSOxをCa系薬剤と反応させて石膏(CaSO4)にするために備えられる。
高温バグフィルタ9は、Ca系薬剤が添加された排ガスG6を集塵して石膏と、塩化水銀を吸着したCa系薬剤とを回収するために備えられる。尚、高温バグフィルタ9以外の高温集塵装置を用いることもでき、高温集塵装置以外の集塵装置を用いることもできる。
熱回収装置10は、高温バグフィルタ9の排ガスG7から熱回収し、排ガスG7の温度を湿式スクラバ12に導入するのに適した温度まで低下させるために備えられる。熱回収装置10は、排ガスG7と排ガスG10との熱交換を行うガスガスヒータとすることができるが、排ガスG7と排ガスG10以外の箇所との熱交換を行うものでもよい。また、ガスガスヒータ以外の熱交換器を用いてもよい。さらに、熱回収装置10に代えて排ガスG7を冷却する冷却装置を用いることもできる。
活性炭添加装置11は、熱回収装置10の排ガスG8に活性炭ACを添加し、触媒装置7や高温バグフィルタ9で除去しきれなかった水銀やダイオキシン類等の有害物質を吸着させるために備えられる。活性炭ACは、ハロゲン族元素を含有するか否かに関わらず用いることができるが、含有するものを用いることで水銀の吸着効率を向上させることができる。また、活性炭ACの添加量は、活性炭原単位で10〜40mg/Nm3とすることが好ましく、これにより効果的にダイオキシン類及び水銀を吸着除去することができる。
湿式スクラバ12は、活性炭ACが添加された排ガスG9を湿式集塵して排ガスG10とスラリーSとに分離して排出するために備えられる。尚、湿式スクラバ以外の湿式集塵装置を用いることもでき、湿式集塵装置以外の集塵装置を用いることもできる。
固液分離装置14は、湿式スクラバ12から排出されたスラリーSを固液分離するために備えられ、フィルタプレス、ベルトフィルタ等を用いることができる。また、排水処理装置15は、ろ液Lに硫化剤やキレート剤等を添加して排水処理をするために備えられる。
次に、上記構成を有する処理装置1を用いたセメントキルン排ガス処理方法について、図1を参照しながら説明する。
セメントキルン2の窯尻に、都市ごみや下水汚泥の焼却灰と、セメント原料とを供給してセメントクリンカを焼成する。焼成したセメントクリンカをクリンカクーラ3で冷却し、得られたエコセメントクリンカを仕上ミル(不図示)で石膏等と共に粉砕してエコセメントを製造する。
一方、セメントキルン2の排ガスG1をボイラ4に供給し、ボイラ4の排ガスG2の温度が350℃〜400℃になるように排ガスG1から熱回収する。
排ガスG2をサイクロン5で分級して粗粉Cを分離し、セメントキルン2に戻してセメント原料とする。サイクロン5で分離された微粉を含む排ガスG3を高温バグフィルタ6に導入して微粉Fを回収する。350℃程度の高温バグフィルタ6の排ガスG4を触媒装置7に導入し、排ガスG4中のNOx、ダイオキシン類等の有害物質を除去すると共に、排ガスG4中の水銀と塩化水素とによる塩化水銀の生成反応を促進させる。
触媒装置7の排ガスG5にCa系薬剤添加装置8から消石灰等を含むCa系薬剤を添加し、Ca系薬剤と排ガスG5中のSOxとを反応させて石膏を生成させると共に、Ca系薬剤に排ガスG5中の塩化水銀を吸着させる。ここで、塩化水銀はCa系薬剤に吸着しやすい性質を有するため、効率的に水銀を吸着させることができる。
また、Ca系薬剤は、排ガスG5中のSOxに対してCa系薬剤に含まれるCaがモル比で4.0以下、好ましくは1.5〜2.0とする。これにより、Ca系薬剤と排ガスG5中のSOxとを効率よく反応させることができる。
Ca系薬剤を添加した排ガスG6を高温バグフィルタ9に導入し、塩化水銀を吸着したCa系薬剤と石膏とをダストDとして回収する。高温バグフィルタ9の排ガスG7を熱回収装置10に導入して熱回収し、熱回収後の排ガスG8に活性炭添加装置11から活性炭ACを添加し、排ガスG8に残留する水銀やダイオキシン類等の有害物質を活性炭ACに吸着させる。
有害物質を吸着した活性炭を含む排ガスG9を湿式スクラバ12に導入し、湿式集塵によって排ガスG10とスラリーSとに分離する。活性炭を除去した排ガス10を煙突13から大気に放出し、活性炭を含むスラリーSを固液分離装置14でケーキCAとろ液Lとに固液分離する。ここで、活性炭に吸着した有害物質は湿式スクラバ12において活性炭から脱着するため、ケーキCAから得られる活性炭には有害物質が吸着されておらず、ケーキCAから得られる活性炭を活性炭添加装置11やその他の場所で再利用することができる。また、ろ液Lを排水処理装置15に供給して排水処理する。
以上のように、本実施の形態によれば、触媒装置7で排ガスG4中のNOx、ダイオキシン類等の有害物質を除去すると共に、排ガスG4中の水銀と塩化水素とによる塩化水銀の生成反応を促進させ、触媒装置7の排ガスG5にCa系薬剤を添加し、塩化水銀をCa系薬剤に吸着させると共に、排ガスG5中のSOxとCa系薬剤とを反応させて石膏にし、Ca系薬剤と石膏とを高温バグフィルタ9で回収することで、効率よく低コストでセメントキルン排ガスを処理することができる。
また、触媒装置7の前段に350℃以上の耐熱性を有する高温バグフィルタ6を備えることで、ボイラ4で回収した熱等で排ガスG4を再加熱せずに高温の排ガスG4を触媒装置7に導入し、触媒装置7の触媒を活性させると共に、高温バグフィルタ9において回収するダストD中のCa系薬剤と石膏との濃度を向上させることができる。
尚、本実施の形態では、熱回収装置としてボイラ4を用いたが、その他の装置を用いて熱回収してもよく、サイクロン5を用いて排ガスG2から微粉を回収することなく排ガスG2を処理することもできる。
1 セメントキルン排ガス処理装置
2 セメントキルン
3 クリンカクーラ
4 ボイラ
5 サイクロン
6 高温バグフィルタ
7 触媒装置
8 Ca系薬剤添加装置
9 高温バグフィルタ
10 熱回収装置
11 活性炭添加装置
12 湿式スクラバ
13 煙突
14 固液分離装置
15 排水処理装置
AC 活性炭
C 粗粉
Ca Ca系薬剤
CA ケーキ
D ダスト
F 微粉
G1〜G10 排ガス
L ろ液
S スラリー

Claims (5)

  1. エコセメントキルンの排ガスから熱回収する熱回収装置と、
    該熱回収装置の排ガスを集塵し、少なくとも350℃以上の耐熱性を有する高温集塵装置と、
    該高温集塵装置の排ガス中の有害物質を除去する触媒装置と、
    該触媒装置の排ガスにカルシウム系薬剤を添加するカルシウム系薬剤添加装置と、
    該カルシウム系薬剤が添加された排ガスを集塵する集塵装置とを備えることを特徴とするセメントキルン排ガス処理装置。
  2. 前記集塵装置の排ガスに活性炭を添加する活性炭添加装置と、
    該活性炭が添加された排ガスを集塵する第2の集塵装置とを備えることを特徴とする請求項1に記載のセメントキルン排ガス処理装置。
  3. 前記第2の集塵装置は湿式集塵装置であって、該湿式集塵装置から排出されたスラリーを固液分離する固液分離装置を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のセメントキルン排ガス処理装置。
  4. 前記熱回収装置の排ガスを粗粉と、微粉を含むガスとに分離し、該微粉を含むガスを前記高温集塵装置に供給する分級装置を備えることを特徴とする請求項1、2又は3に記載のセメントキルン排ガス処理装置。
  5. エコセメントキルンの排ガスから熱回収し、
    該熱回収した350℃以上の排ガスを集塵し、
    該集塵後の排ガス中の有害物質を触媒を用いて除去し、
    該有害物質を除去した排ガスにカルシウム系薬剤を添加し、
    該カルシウム系薬剤を添加した排ガスを集塵することを特徴とするセメントキルン排ガス処理方法。
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