JP2017056934A - Flight device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、飛行装置に関する。 The present invention relates to a flying device.
従来、複数のスラスタを備える飛行装置が公知である。例えば、特許文献1の場合、8つのスラスタを備える飛行装置を開示している。このように、飛行装置に複数のスラスタを設けることにより、飛行装置は、いずれか一つのスラスタに異常が生じても、他のスラスタを用いて飛行姿勢を維持し、飛行姿勢の安定化を図っている。また、スラスタの数が増えることによりいわゆるペイロードが増大し、飛行装置はより重量の大きな物体の運搬も可能となる。 Conventionally, a flight apparatus including a plurality of thrusters is known. For example, Patent Document 1 discloses a flying device including eight thrusters. In this way, by providing a plurality of thrusters in the flying device, even if any one of the thrusters malfunctions, the flying device maintains the flying posture using the other thrusters to stabilize the flying posture. ing. In addition, as the number of thrusters increases, so-called payload increases, and the flying device can carry a heavier object.
しかしながら、特許文献1のようにスラスタの数を増す場合、複数のスラスタは互いに干渉しないように配置する必要がある。そのため、特許文献1のように内周側のスラスタの外周側にスラスタを配置する場合、干渉を防止するために十分な間隔を確保が求められる。その結果、平面視における投影面積が拡大するなど、飛行装置の大型化を招くという問題がある。 However, when the number of thrusters is increased as in Patent Document 1, it is necessary to arrange a plurality of thrusters so as not to interfere with each other. Therefore, when a thruster is disposed on the outer peripheral side of the inner peripheral thruster as in Patent Document 1, it is required to secure a sufficient interval to prevent interference. As a result, there is a problem that the flying device is increased in size, for example, the projected area in plan view is enlarged.
そこで、本発明の目的は、大型化を招くことなく、ペイロードが増加し、姿勢の安定性が向上する飛行装置を提供することにある。 Accordingly, an object of the present invention is to provide a flying device that increases the payload and improves the stability of the posture without causing an increase in size.
請求項1記載の発明では、複数の飛行ユニットは、一体に設けられている。そのため、例えば2つ以上の飛行ユニットを一体にしたとき、複数の飛行ユニットのスラスタが生成する推進力は合成される。これにより、飛行装置の全体としての推進力は、1つの飛行ユニットの推進力よりも大きくなる。その結果、ペイロードは1つの飛行ユニットよりも大きくなる。したがって、大型化を招くことなく、ペイロードを増加させることができる。 In the invention described in claim 1, the plurality of flight units are provided integrally. Therefore, for example, when two or more flight units are integrated, the thrust generated by the thrusters of the plurality of flight units is synthesized. Thereby, the propulsive force as a whole of the flying device becomes larger than the propulsive force of one flight unit. As a result, the payload is larger than one flight unit. Therefore, the payload can be increased without increasing the size.
以下、飛行装置の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、複数の実施形態において実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第1実施形態)
第1実施形態による飛行装置を図1および図2に示す。第1実施形態の場合、飛行装置10は、2つの飛行ユニット11および飛行ユニット12を備えている。飛行ユニット11および飛行ユニット12は、いずれも同一の構成である。第1実施形態では、これら同一の構成の飛行ユニット11および飛行ユニット12は、ヨー軸方向すなわち天地方向に重ねられている。また、これら同一の構成の飛行ユニット11と飛行ユニット12とは、ヨー軸を中心に相対的な回転が可能に重ねられている。すなわち、飛行ユニット11と飛行ユニット12とは、外力または自身が有する駆動力によって、ヨー軸回りの相対的な回転が許容される。例えば、ヨー軸回りに飛行ユニット11の回転が固定しているとみなすとき、飛行ユニット12は固定された飛行ユニット11に対してヨー軸回りに回転する。第1実施形態の場合、これら2つの飛行ユニット11と飛行ユニット12とは、ヨー軸回りに45°ずらした状態で重ねられ、この位置を初期位置としている。
Hereinafter, a plurality of embodiments of a flying device will be described based on the drawings. Note that, in a plurality of embodiments, substantially the same components are denoted by the same reference numerals, and description thereof is omitted.
(First embodiment)
A flying device according to a first embodiment is shown in FIGS. In the case of the first embodiment, the
飛行ユニット11は、機体本体21を備えている。機体本体21は、基体部22および腕部23を有している。腕部23は、基体部22から外側へヨー軸回りに等間隔に突出している。第1実施形態の場合、機体本体21は、放射状に4本の腕部23を有している。飛行ユニット11は、4つのスラスタ24、スラスタ25、スラスタ26およびスラスタ27を備えている。これら4つのスラスタ24、スラスタ25、スラスタ26およびスラスタ27は、それぞれ腕部23の基体部22とは反対側の端部に設けられている。これら4つのスラスタ24、スラスタ25、スラスタ26およびスラスタ27は、それぞれプロペラ241、プロペラ251、プロペラ261およびプロペラ271と、これを駆動する図示しないモータを有している。4つのスラスタ24、スラスタ25、スラスタ26およびスラスタ27は、空気の流れを形成することにより、推進力を発生する。
The
飛行ユニット12は、上述のように飛行ユニット11と同一の構成である。すなわち、飛行ユニット12は、機体本体31を備えている。機体本体31は、基体部32および腕部33を有している。腕部33は、基体部32から外側へヨー軸回りに等間隔に突出している。第1実施形態の場合、機体本体31は、放射状に4本の腕部を有している。飛行ユニット12は、4つのスラスタ34、スラスタ35、スラスタ36およびスラスタ37を備えている。これら4つのスラスタ34、スラスタ35、スラスタ36およびスラスタ37は、それぞれ腕部の基体部とは反対側の端部に設けられている。これら4つのスラスタ34、スラスタ35、スラスタ36およびスラスタ37は、それぞれプロペラ341、プロペラ351、プロペラ361およびプロペラ371と、これを駆動する図示しないモータを有している。4つのスラスタ34、スラスタ35、スラスタ36およびスラスタ37は、空気の流れを形成することにより、推進力を発生する。
The
飛行装置10は、接続機構部39を備えている。接続機構部39は、飛行ユニット11と飛行ユニット12との間に設けられ、飛行ユニット11と飛行ユニット12とを接続する。接続機構部39は、例えば飛行ユニット11または飛行ユニット12の一方に設けられている噛み合い部と、他方に設けられている噛み合い部とを噛み合わせることにより飛行ユニット11と飛行ユニット12とを接続する。また、接続機構部39は、例えば磁石あるいは螺子などのように、2つの飛行ユニット11と飛行ユニット12とを接続できる構成であれば任意に適用することができる。
The
第1実施形態の場合、接続機構部39で接続されている飛行ユニット11と飛行ユニット12とは、ヨー軸を中心に相対的に回転可能である。そして、接続機構部39は、これら飛行ユニット11と飛行ユニット12との相対的な角度が変更するように回転駆動する。すなわち、接続機構部39は、ヨー軸を中心として飛行ユニット11と飛行ユニット12とを相対的に回転駆動する。接続機構部39は、例えばターンテーブルやサーボモータなどを有しており、接続する飛行ユニット11と飛行ユニット12との間を相対的に回転駆動する。接続機構部39は、ターンテーブルで回転駆動する場合、飛行ユニット11と飛行ユニット12とがなす角度を固定するためのストッパを有している。なお、接続機構部39は、回転のための駆動力を発生する機構として、ターンテーブルおよびサーボモータに限らず、任意の機構を適用することができる。
In the case of the first embodiment, the
以上のように、2つの飛行ユニット11および飛行ユニット12をヨー軸方向へ重ねることにより、飛行ユニット11と飛行ユニット12とが一体となった飛行装置10は、単体の飛行ユニット11および飛行ユニット12よりもいわゆるペイロードが増大する。そのため、飛行装置10は、単体の飛行ユニット11および飛行ユニット12に比較して、より大重量の対象物を運搬することができる。
As described above, the two
飛行ユニット11は、図1に示すように制御部41を備えている。制御部41は、機体本体21の基体部22に収容されている。また、飛行ユニット11は、4つのスラスタ24、スラスタ25、スラスタ26およびスラスタ27の電源となる蓄電池42を備えている。この蓄電池42も、制御部41とともに基体部22に収容されている。制御部41は、慣性計測部43および演算部44などを有している。慣性計測部43は、例えば図示しない3軸の加速度センサ、3軸の角速度センサ、3軸の地磁気センサ、および高度センサなどを有しており、飛行ユニット11を含む飛行装置10の飛行姿勢や飛行位置を検出する。演算部44は、例えばマイクロコンピュータなどを有しており、慣性計測部43で計測した飛行姿勢や飛行位置に基づいて、4つのスラスタ24、スラスタ25、スラスタ26およびスラスタ27を制御する。蓄電池42は、例えばリチウムイオン電池などで構成されており、制御部41を通して4つのスラスタ24、スラスタ25、スラスタ26およびスラスタ27へ電力を供給する。
The
同様に、飛行ユニット12は、制御部51を備えている。制御部51は、機体本体31の基体部32に収容されている。また、飛行ユニット12は、4つのスラスタ34、スラスタ35、スラスタ36およびスラスタ37の電源となる蓄電池52を備えている。この蓄電池52も、制御部51とともに基体部32に収容されている。制御部51は、慣性計測部53および演算部54などを有している。慣性計測部53は、例えば図示しない3軸の加速度センサ、3軸の角速度センサ、3軸の地磁気センサ、および高度センサなどを有しており、飛行ユニット12を含む飛行装置10の飛行姿勢や飛行位置を検出する。演算部54は、例えばマイクロコンピュータなどを有しており、慣性計測部43で計測した飛行姿勢や飛行位置に基づいて、4つのスラスタ34、スラスタ35、スラスタ36およびスラスタ37を制御する。蓄電池52は、例えばリチウムイオン電池などで構成されており、制御部51を通して4つのスラスタ34、スラスタ35、スラスタ36およびスラスタ37へ電力を供給する。
Similarly, the
飛行ユニット11の制御部41と飛行ユニット12の制御部51との間は、互いに通信可能に接続されている。制御部41と制御部51との間は、例えば有線または無線によって通信可能に接続されている。このように、制御部41と制御部51との間を通信可能に接続することにより、制御部41は、自身が設けられている飛行ユニット11だけでなく、他の飛行ユニット12についても制御することができる。すなわち、飛行ユニット11の制御部41は、自身が設けられている飛行ユニット11の4つのスラスタ24、スラスタ25、スラスタ26およびスラスタ27だけでなく、自身が設けられていない飛行ユニット12の4つのスラスタ34、スラスタ35、スラスタ36およびスラスタ37も制御することができる。以上のように、飛行ユニット11の制御部41は、同ユニットスラスタである4つのスラスタ24、スラスタ25、スラスタ26およびスラスタ27だけでなく、異ユニットスラスタである4つのスラスタ34、スラスタ35、スラスタ36およびスラスタ37も制御することができる。
The
同様に、飛行ユニット12の制御部51は、自身が設けられている飛行ユニット12だけでなく、他の飛行ユニット11についても制御することができる。すなわち、飛行ユニット12の制御部51は、自身が設けられている飛行ユニット12の4つのスラスタ34、スラスタ35、スラスタ36およびスラスタ37だけでなく、自身が設けられていない飛行ユニット11の4つのスラスタ24、スラスタ25、スラスタ26およびスラスタ27も制御することができる。以上のように、飛行ユニット12の制御部51は、同ユニットスラスタである4つのスラスタ34、スラスタ35、スラスタ36およびスラスタ37だけでなく、異ユニットスラスタである4つのスラスタ24、スラスタ25、スラスタ26およびスラスタ27も制御することができる。
Similarly, the
制御部41および制御部51がいずれも正常であるとき、飛行ユニット11の制御部41は、飛行ユニット11の4つのスラスタ24〜27を制御する。同様に、飛行ユニット12の制御部51は、飛行ユニット12の4つのスラスタ34〜37を制御する。このように、制御部41および制御部51がいずれも正常であるとき、制御部41および制御部51は、互いに協調しながら飛行ユニット11および飛行ユニット12を個別に制御する。
When both the
上記の構成による飛行装置10について、異常が生じたときの飛行の制御について説明する。本明細書中において、図2に示すようにスラスタ24を前方とする。そのため、スラスタ24とスラスタ26とを結ぶ軸が飛行装置10のロール軸となる。また、スラスタ25とスラスタ27とを結ぶ軸が飛行装置10のピッチ軸となる。飛行装置10は、これらヨー軸、ロール軸およびピッチ軸を中心として姿勢が変化する。
Control of flight when an abnormality occurs in the flying
(スラスタの異常)
ここで、図3に示すように飛行ユニット12のスラスタ34に故障や損傷による異常が生じた例について説明する。スラスタ34に異常が生じると、スラスタ34が発生する推進力が低下する。そのため、ヨー方向の推進力すなわち上昇方向の力が低下するとともに、飛行装置10の飛行姿勢が不安定化する。このとき、飛行ユニット11の制御部41は4つのスラスタ24〜27を制御するとともに、飛行ユニット12の制御部51は4つのスラスタ34〜37のうち正常な3つのスラスタ35、スラスタ36およびスラスタ37を制御する。ここで、スラスタ24、スラスタ26、スラスタ34およびスラスタ36のプロペラの回転方向は時計回りとし、スラスタ25、スラスタ27、スラスタ35およびスラスタ37のプロペラの回転方向は反時計回りとする。
(Thruster abnormality)
Here, an example in which an abnormality due to a failure or damage has occurred in the
具体的には、制御部41はスラスタ25の回転数を増大させるとともに、制御部51はスラスタ35の回転数を増大させる。これにより、制御部41および制御部51は、スラスタ34の異常によって飛行装置10に生じるピッチ方向における姿勢の変化を補正する。また、制御部41はスラスタ24およびスラスタ26の回転数を増大させるとともに、制御部51はスラスタ36の回転数を増大させる。これにより、制御部41および制御部51は、スラスタ34の異常によって飛行装置10に生じるヨー方向における姿勢の変化を補正する。さらに、制御部41はスラスタ24の回転数を増大させるとともに、制御部51はスラスタ37の回転数を増大させる。これにより、制御部41および制御部51は、スラスタ34の異常によって飛行装置10に生じるロール方向における姿勢の変化を補正する。
Specifically, the
このように制御部41および制御部51は、それぞれ正常な4つのスラスタ24〜27および3つのスラスタ35〜37を制御することにより、飛行装置10の飛行姿勢を制御する。制御部41および制御部51は、飛行装置10の飛行姿勢が安定すると、互いに協調して飛行ユニット11のスラスタ24〜27、および飛行ユニット12のスラスタ35〜37を制御し、飛行装置10を安定した姿勢でホバリングまたは着陸させる。このとき、飛行ユニット12は、異常が生じたスラスタ34の停止によって蓄電池52の負荷が低下する。そこで、制御部51は、制御部41と協調することにより、飛行ユニット12の3つのスラスタ35〜37の回転数を増大させるように制御してもよい。これにより、蓄電池42と蓄電池52との消費量のばらつきを抑えることができる。
Thus, the
(隣り合うスラスタおよびスラスタの異常)
図4に示すように互いに隣り合っている飛行ユニット11のスラスタ25と飛行ユニット12のスラスタ34とに異常が生じた例について説明する。隣り合う2つのスラスタ25およびスラスタ34に異常が生じたとき、飛行ユニット12のスラスタ35の負荷が増大する。そこで、接続機構部39は、上側の飛行ユニット12を下側の飛行ユニット11に対して相対的に回転させる。このとき、異常が生じている上側の飛行ユニット12のスラスタ34と下側の飛行ユニット11のスラスタ25とができる限り離れるように回転することが好ましい。このように、異常が生じているスラスタ25とスラスタ34とがヨー軸を対象点として点対称に近い位置となるように飛行ユニット11と飛行ユニット12とを相対的に回転させることにより、特定のスラスタへの負荷の集中が回避される。また、接続機構部39は、飛行ユニット11と飛行ユニット12とを相対的に回転させ、飛行ユニット12において異常が生じていないスラスタ35〜37を、異常が生じているスラスタ25に近い位置へ回転させてもよい。この場合、異常によって不足するスラスタ25の推進力は、回転によって移動したスラスタ35〜37のいずれかによって補完される。
(Adjacent thrusters and thruster abnormalities)
An example in which an abnormality has occurred in the
このように制御部41および制御部51は、正常な3つのスラスタ24、26、27および3つのスラスタ35、36、37を制御することにより、飛行装置10の飛行姿勢を制御する。制御部41および制御部51は、飛行装置10の飛行姿勢が安定すると、互いに協調して飛行ユニット11のスラスタ24、26、27および飛行ユニット12のスラスタ35、36、37を制御し、飛行装置10を安定した姿勢でホバリングまたは着陸させる。
In this manner, the
(制御部の異常)
図5に示すように飛行ユニット11の制御部41に異常が生じた例について説明する。飛行ユニット11の制御部41に異常が生じると、制御部41は飛行ユニット11の4つのスラスタ24〜27を制御できない。そこで、異常が生じていない飛行ユニット12の制御部51は、飛行ユニット11の制御部41に代わって、飛行ユニット11の4つのスラスタ24〜27についても制御する。
(Abnormal control)
An example in which an abnormality has occurred in the
すなわち、飛行ユニット12の制御部51は、自身が設けられている飛行ユニット12の4つのスラスタ34〜37に加え、自身が設けられていない飛行ユニット11の4つのスラスタ24〜27も制御する。このように、制御部51は、飛行ユニット11の4つのスラスタ24〜27、および飛行ユニット12の4つのスラスタ34〜37を制御することにより、飛行装置10の飛行姿勢を制御する。制御部51は、飛行装置10の飛行姿勢が安定すると、飛行ユニット11の4つのスラスタ24〜27、および飛行ユニット12の4つのスラスタ34〜37を制御し、飛行装置10を安定した姿勢でホバリングまたは着陸させる。
That is, the
(制御部およびスラスタの異常)
図6に示すように飛行ユニット11の制御部41と飛行ユニット12のスラスタ34に異常が生じた例について説明する。
この場合も、正常な飛行ユニット12の制御部51は、飛行ユニット11の4つのスラスタ24〜27に加え、飛行ユニット12において異常が生じたスラスタ34を除く3つのスラスタ35〜37を制御する。このように、制御部51は、自身が設けられている飛行ユニット12の3つのスラスタ35〜37と、自身が設けられていない飛行ユニット11の4つのスラスタ24〜27を制御する。制御部51は、飛行ユニット12の3つのスラスタ35〜37と、飛行ユニット11の4つのスラスタ25〜27を制御することにより、飛行装置10を安定した姿勢でホバリングまたは着陸させる。
(Control unit and thruster abnormalities)
An example in which an abnormality has occurred in the
Also in this case, the
以上、説明した第1実施形態では、2つの飛行ユニット11および飛行ユニット12は、それぞれ同一の構成であり、ヨー軸方向へ重ねられている。そのため、例えば第1実施形態のように飛行ユニット11と飛行ユニット12とを重ねたとき、ペイロードは、飛行ユニット11または飛行ユニット12の単体の約2倍となる。また、2つの飛行ユニット11および飛行ユニット12は、ヨー軸方向へ重ねられるため、飛行ユニット11のスラスタ24〜27と飛行ユニット12のスラスタ34〜37との間で接触などの機械的な干渉、および空力的な干渉が低減される。したがって、大型化を招くことなく、ペイロードを増加させることができる。
As described above, in the first embodiment described above, the two
また、第1実施形態では、飛行ユニット11に設けられている制御部41と飛行ユニット12に設けられている制御部51とは、互いに通信可能に接続されている。そのため、飛行ユニット11と飛行ユニット12とは、制御部41と制御部51とが互いに協調して飛行装置10の飛行姿勢を制御する。その結果、飛行ユニット11のスラスタ24〜27もしくは制御部41、または飛行ユニット12のスラスタ34〜37もしくは制御部51に異常が生じても、他方によって機能が補完される。したがって、姿勢変化への冗長性が向上し、姿勢の安定性および安全性を高めることができる。
Moreover, in 1st Embodiment, the
(第2実施形態)
第2実施形態による飛行装置の電気的な構成を図7に示す。
第2実施形態では、飛行ユニット11の蓄電池42と飛行ユニット12の蓄電池52とは並列に接続されている。このように、蓄電池42と蓄電池52とを並列に接続することにより、蓄電池42および蓄電池52は飛行ユニット11または飛行ユニット12の負荷にかかわらず、ほぼ均等に電力が消費される。すなわち、蓄電池42および蓄電池52の消費量のばらつきは低減される。
(Second Embodiment)
The electrical configuration of the flying device according to the second embodiment is shown in FIG.
In the second embodiment, the
また、蓄電池42と蓄電池52とを並列に接続することにより、蓄電池42または蓄電池52の一方に異常が生じても、飛行ユニット11および飛行ユニット12の双方に電力の供給が継続される。したがって、安全性をより高めることができる。
さらに、第2実施形態では、蓄電池42と蓄電池52との間には、抵抗61および開閉器62を設けてもよい。蓄電池42と蓄電池52とを接続するとき、抵抗61を先行して接続してから開閉器62で接続することにより、蓄電池42と蓄電池52との間の電圧の差にともなう大きな電流の流れを低減することができる。
Further, by connecting the
Furthermore, in the second embodiment, a
(第3、第4実施形態)
第3実施形態の飛行装置10は、図8に示すように飛行ユニット11のスラスタ24〜27と飛行ユニット12のスラスタ34〜37とが互いに重なるように配置されている。すなわち、第1実施形態では、飛行ユニット11と飛行ユニット12とをヨー軸回りに45°ずらして配置している。これに対し、第3実施形態では、飛行ユニット11と飛行ユニット12のヨー軸回りのずれが0°である。
第3実施形態では、推進力を発生する飛行ユニット11のスラスタ24〜27と飛行ユニット12のスラスタ34〜37との位置が同一であるため、飛行姿勢を安定化させるための制御を簡略化することができる。
(Third and fourth embodiments)
The flying
In the third embodiment, the
第4実施形態の飛行装置10は、図9に示すように飛行ユニット11および飛行ユニット12に加え、飛行ユニット70がヨー軸方向に重ねられている。すなわち、第4実施形態の飛行装置10は、3つの飛行ユニット11、12、70がヨー軸方向に重ねられている。第4実施形態の場合、飛行ユニット11と飛行ユニット12との間、および飛行ユニット12と飛行ユニット70との間は、それぞれ接続機構部39で相対的に回転可能に接続されている。このように、ヨー軸方向に重ねる飛行ユニット11、12、70は、2つまたは3つに限らず、4つ以上であってもよい。これにより、ペイロードの増加を図ることができるとともに、故障などの異常に対する冗長性をより高めることができる。また、この場合、図9に示すように3つの飛行ユニット11、12、70を互いにヨー軸回りにずらすことなく配置してもよく、ヨー軸回りにずらして配置してもよい。
In the flying
(第5実施形態)
第5実施形態による飛行装置を図10に示す。
第5実施形態では、飛行装置10を構成する飛行ユニット11の制御部41と飛行ユニット12の制御部51とは、接続されていない。すなわち、第5実施形態の場合、飛行ユニット11の制御部41は、飛行ユニット12の制御部51と連携することなく、飛行ユニット11を制御する。同様に、飛行ユニット12の制御部51は、飛行ユニット11の制御部41と連携することなく、飛行ユニット11を制御する。このように、第5実施形態の飛行装置10は、飛行ユニット11および飛行ユニット12が個別に制御される。
(Fifth embodiment)
FIG. 10 shows a flying device according to the fifth embodiment.
In the fifth embodiment, the
第5実施形態の飛行装置10は、別体に設けられている1台の送信機80によって飛行の指示が送信される。飛行ユニット11は送信機80と通信可能な受信部81を有しており、飛行ユニット12は送信機80と通信可能な受信部82を有している。これにより、送信機80から送信される飛行の指示は、飛行ユニット11の受信部81および飛行ユニット12の受信部82において個別に受信される。飛行ユニット11の制御部41は、受信部81で受信した飛行の指示にしたがって飛行ユニット11のスラスタ24〜27を制御する。同様に、飛行ユニット12の制御部51は、受信部82で受信した飛行の指示にしたがって飛行ユニット12のスラスタ34〜37を制御する。
In the flying
このように、飛行装置10を個別に制御する場合、飛行ユニット11および飛行ユニット12の進行方向前方を一致させる必要がある。そのため、使用者は、飛行装置10の飛行を開始する前に、飛行ユニット11と飛行ユニット12とを接続機構部39で接続した初期状態で進行方向前方を設定することが好ましい。使用者は、この設定した進行方向前方を基準として、送信機80から飛行ユニット11および飛行ユニット12へ飛行の指示を入力する。
Thus, when individually controlling the flying
第5実施形態では、飛行装置10を構成する飛行ユニット11および飛行ユニット12は、外部の送信機80から送信された指示によって個別に制御される。そのため、飛行ユニット11と飛行ユニット12とを接続するための接続機構部39は、機械的な接続を達成すればよく、通信のための構成が不要となり構造が簡略化される。したがって、簡単な構成でペイロードの増加を図ることができる。
In the fifth embodiment, the flying
また、第5実施形態では、飛行装置10を構成する飛行ユニット11および飛行ユニット12は、外部の1つの送信機80から送信された指示によって個別に制御される。そのため、飛行装置10は、2つの飛行ユニット11および飛行ユニット12で構成される場合でも、1人の使用者が使用する1つの送信機80によって指示が入力される。したがって、取り扱いのための人員の増加を招くことがない。
In the fifth embodiment, the
(第6実施形態)
第6実施形態による飛行装置10を図11に示す。
図11に示す第6実施形態は、2つの飛行ユニット11と飛行ユニット12とがヨー軸に対して垂直な方向に連結されている。すなわち、第6実施形態の場合、飛行装置10は、飛行ユニット11の腕部23と飛行ユニット12の腕部33との間に接続機構部39を備えている。これにより、飛行ユニット11と飛行ユニット12とは、ヨー軸方向ではなく、ヨー軸と垂直な方向に連結される。この場合、接続機構部39は、飛行ユニット11と飛行ユニット12との間の相対的な回転を許容しない。すなわち、接続機構部39は、飛行ユニット11と飛行ユニット12とを単に接続するにとどまる。このような第6実施形態の場合、飛行ユニット11が発生する推進力と飛行ユニット12がヨー軸方向へ発生する推進力との和は、単一の飛行ユニットの場合よりも増加する。
(Sixth embodiment)
A flying
In the sixth embodiment shown in FIG. 11, two
第6実施形態では、推進力の和が増加することにより、ペイロードの増加を図ることができる。また、第6実施形態では、飛行ユニット11および飛行ユニット12にカメラやセンサなどの監視機器をそれぞれ設けることにより、同時に複数の箇所の監視を行なうことができる。
なお、第6実施形態では、2つの飛行ユニット11および飛行ユニット12を個別に制御する例について示した。しかし、第1実施形態などと同様に2つの飛行ユニット11および飛行ユニット12は、互いに通信可能に接続し、連携して飛行姿勢を制御する構成としてもよい。
In the sixth embodiment, the payload can be increased by increasing the sum of the propulsive forces. In the sixth embodiment, by providing monitoring devices such as cameras and sensors in the flying
In the sixth embodiment, an example in which the two flying
(第7、第8実施形態)
第7実施形態、第8実施形態による飛行装置10を、それぞれ図12、図13に示す。
図12に示す第7実施形態では、飛行装置10は、3つの飛行ユニット11、飛行ユニット12および飛行ユニット70を備えている。これら、3つの飛行ユニット11、飛行ユニット12および飛行ユニット70は、ヨー軸方向に対して重ねるだけでなく、ヨー軸に対して垂直な方向にも連結されている。3つの飛行ユニット11、飛行ユニット12および飛行ユニット70は、接続機構部39で接続されている。
(Seventh and eighth embodiments)
The flying
In the seventh embodiment shown in FIG. 12, the flying
第7実施形態の場合、接続機構部39は、第一機構部391および第二機構部392を有している。第一機構部391は、飛行ユニット11と第二機構部392との間に設けられている。第一機構部391は、飛行ユニット11のヨー軸を中心とした飛行ユニット11と第二機構部392との相対的な回転を許容する。また、第二機構部392は、飛行ユニット12と飛行ユニット70との間をヨー軸と垂直な方向で接続している。第二機構部392は、飛行ユニット12と飛行ユニット70との間の回転を許容することなく接続している。このように、接続機構部39は、3つの飛行ユニット11、飛行ユニット12および飛行ユニット70を接続している。
第7実施形態では、3つの飛行ユニット11、飛行ユニット12および飛行ユニット70を接続することにより、飛行装置10が全体としてヨー軸方向へ発生する推進力の和は、単一の飛行ユニットの場合よりも増加する。
In the case of the seventh embodiment, the
In the seventh embodiment, by connecting the three
図13に示す第8実施形態では、飛行装置10は、3つの飛行ユニット11、飛行ユニット12および飛行ユニット70を備えている。これら、3つの飛行ユニット11、飛行ユニット12および飛行ユニット70は、ヨー軸に対して傾斜して連結されている。すなわち、飛行ユニット11のヨー軸に対して、飛行ユニット12および飛行ユニット70の推進力が発生する方向は傾斜している。3つの飛行ユニット11、飛行ユニット12および飛行ユニット70は、接続機構部39で接続されている。この第8実施形態の場合、接続機構部39は、飛行ユニット11と飛行ユニット12または飛行ユニット70との間を、接続機構部39の軸を中心に回転可能に接続してもよく、回転を規制して接続してもよい。このような第8実施形態による構成の場合も、飛行ユニット11、飛行ユニット12および飛行ユニット70がヨー軸方向へ発生する推進力の和は、単一の飛行ユニットの場合よりも増加する。
In the eighth embodiment shown in FIG. 13, the flying
これら第7実施形態および第8実施形態のように、複数の飛行ユニット11、飛行ユニット12および飛行ユニット70は、ヨー軸方向に重ねるだけでなく、必要に応じた任意の配置が可能である。このように、複数の飛行ユニット11、飛行ユニット12および飛行ユニット70の配置を組み合わせることにより、検査対象や飛行する空間の条件にあわせて飛行装置10を適切な形状にすることができる。
なお、第7実施形態および第8実施形態では、3つの飛行ユニット11、飛行ユニット12および飛行ユニット70を個別に制御する例について示した。しかし、第1実施形態などと同様に3つの飛行ユニット11、飛行ユニット12および飛行ユニット70は、互いに通信可能に接続し、連携して飛行姿勢を制御する構成としてもよい。
Like these 7th Embodiment and 8th Embodiment, the
In the seventh embodiment and the eighth embodiment, the example in which the three
以上説明した本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。
すなわち、上述の複数の実施形態では、個別に飛行装置10に適用する例について説明した。しかし、複数の実施形態は、組み合わせて飛行装置10に適用してもよい。また、上述の複数の実施形態では、飛行装置10が2つの飛行ユニット11および飛行ユニット12を備える例、または飛行装置10が3つの飛行ユニット11、飛行ユニット12および飛行ユニット70を備える例について説明した。しかし、飛行装置10は、4つ以上の飛行ユニットを備えてもよい。このように飛行装置10が4つ以上の飛行ユニットを備える場合でも、各種の実施形態を個別、または組み合わせて適用することができる。さらに、上記の複数の実施形態では、飛行ユニット11、12、70が概ね同一の構造である例について説明したが、飛行ユニット11、12、70はそれぞれ異なる構造であってもよい。例えば、飛行ユニット11と飛行ユニット12とでは、形状が異なっていてもよく、スラスタ24〜27、34〜37の数が異なっていてもよい。このように飛行ユニット11、12、70が異なる場合でも、複数の飛行ユニット11、12、70を連結することにより、飛行装置10の推進力は単体よりも増加する。したがって、大型化を招くことなくペイロードの増加を達成することができる。
The present invention described above is not limited to the above-described embodiment, and can be applied to various embodiments without departing from the gist thereof.
That is, in the above-described plurality of embodiments, the example in which the flying
図面中、10は飛行装置、11、12、70は飛行ユニット、24〜27、34〜37はスラスタ、39は接続機構部、41、51は制御部、42、52は蓄電池を示す。
In the drawings, 10 is a flying device, 11, 12 and 70 are flying units, 24 to 27 and 34 to 37 are thrusters, 39 is a connection mechanism section, 41 and 51 are control sections, and 42 and 52 are storage batteries.
Claims (11)
複数の前記飛行ユニット(11、12、70)は、それぞれ、推進力を発生するスラスタ(24〜27)を備え、
前記飛行ユニット(11、12、70)は、相互の推進力が合成されるように、一体に設けられている飛行装置。 A flying device (10) in which a plurality of flying units (11, 12, 70) are connected,
Each of the plurality of flight units (11, 12, 70) includes a thruster (24-27) for generating a propulsive force,
The flight unit (11, 12, 70) is a flight device provided integrally so that mutual thrusts are combined.
複数重ねられている前記飛行ユニット(11、12、70)は、前記接続機構部(39)においてヨー軸を中心に相対的に回転可能である請求項3記載の飛行装置。 A connection mechanism (39) for integrally connecting the plurality of flight units (11, 12, 70);
The flying device according to claim 3, wherein a plurality of the flying units (11, 12, 70) are relatively rotatable around the yaw axis in the connection mechanism (39).
複数の前記飛行ユニット(11、12、70)にそれぞれ設けられているバッテリ(42、52)は、そのバッテリ(42、52)と同一の飛行ユニット(11、12、70)に設けられている同ユニットスラスタだけでなく、そのバッテリ(42、52)とは別の飛行ユニット(11、12、70)に設けられている異ユニットスラスタにも電力を供給する請求項1から10のいずれか一項記載の飛行装置。
The plurality of flight units (11, 12, 70) each have a battery (42, 52) for supplying power to the thrusters (24-27, 34-37),
The batteries (42, 52) provided in each of the plurality of flight units (11, 12, 70) are provided in the same flight unit (11, 12, 70) as the batteries (42, 52). The power is supplied not only to the unit thruster but also to a different unit thruster provided in a flight unit (11, 12, 70) different from the battery (42, 52). The flying device according to the item.
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