JP2017056440A - 空気清浄機 - Google Patents

空気清浄機 Download PDF

Info

Publication number
JP2017056440A
JP2017056440A JP2015185428A JP2015185428A JP2017056440A JP 2017056440 A JP2017056440 A JP 2017056440A JP 2015185428 A JP2015185428 A JP 2015185428A JP 2015185428 A JP2015185428 A JP 2015185428A JP 2017056440 A JP2017056440 A JP 2017056440A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brush
cleaning unit
filter
collection
air cleaner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015185428A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6138206B2 (ja
Inventor
阿部 利浩
Toshihiro Abe
利浩 阿部
漆原 篤彦
Atsuhiko Urushibara
篤彦 漆原
井岡 愛治
Aiji Ioka
愛治 井岡
山本 亘
Wataru Yamamoto
亘 山本
蛭田 康之
Yasuyuki Hiruta
康之 蛭田
山下 太一郎
Taichiro Yamashita
太一郎 山下
研一 浜田
Kenichi Hamada
研一 浜田
山田 浩嗣
Hiroshi Yamada
浩嗣 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Appliances Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Appliances Inc filed Critical Hitachi Appliances Inc
Priority to JP2015185428A priority Critical patent/JP6138206B2/ja
Priority to CN201620417553.1U priority patent/CN205783443U/zh
Publication of JP2017056440A publication Critical patent/JP2017056440A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6138206B2 publication Critical patent/JP6138206B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

【課題】塵埃の飛散を抑えつつ短時間でフィルタを清浄化することが可能な空気清浄機を提供する。【解決手段】送風機構10及びこの送風機構10の上流側に設けられるプレフィルタ8aを有する空気清浄機本体100と、プレフィルタ8aと対向するように空気清浄機本体100に設けられるリアパネル20と、プレフィルタ8aとリアパネル20との間に設けられ、プレフィルタ8aを清掃する清掃ユニット30と、プレフィルタ8aの被清掃面に沿って清掃ユニット30を往復移動させる動力伝達機構40と、動力伝達機構40に駆動力を与える駆動用モータユニット9と、を備え、清掃ユニット30は、被清掃面に接して塵埃を取り除くブラシロータ32と、ブラシロータ32で取り除いた塵埃を回収する回収機構70と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、空気清浄機に関する。
特許文献1には、吸引される空気内の塵埃を捕捉する集塵フィルタ(プレフィルタ)と、集塵フィルタが装着される空気清浄機本体と、集塵フィルタの上流側の表面に沿って移動して、集塵フィルタに付着した塵埃を除去するブラシと、集塵フィルタから除去された塵埃を貯留する集塵ケースと、を備えたものが記載されている。
特開2008−246463号公報
しかしながら、従来の技術では、埃を集めるブラシと集めた埃を回収する集塵ケースとが別々に設けられているため、フィルタに付着した埃の量が多過ぎると、ブラシに付着した埃を一旦集塵ケースに戻して回収する必要がある。このため、フィルタの清掃が完了するまで長い時間を要する。また、ブラシを集塵フィルタに戻す際に、ブラシに付着した埃が清掃されたフィルタに付着するおそれもあり、またブラシと集塵ケースとが別々であるため埃が飛散し易くなる。
本発明は、前記従来の問題を解決するものであり、塵埃の飛散を抑えつつ短時間でフィルタを清浄化することが可能な空気清浄機を提供することを目的とする。
本発明は、
送風機構及びこの送風機構の上流側に設けられるフィルタを有する空気清浄機本体と、前記フィルタと対向するように前記空気清浄機本体に設けられるパネルと、前記フィルタと前記パネルとの間に設けられ、前記フィルタを清掃する清掃ユニットと、前記フィルタの被清掃面に沿って前記清掃ユニットを往復移動させる動力伝達機構と、前記動力伝達機構に駆動力を与える駆動源と、を備え、前記清掃ユニットは、前記被清掃面に接して塵埃を取り除く清掃体と、前記清掃体で取り除いた塵埃を回収する回収機構と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、塵埃の飛散を抑えつつ短時間でフィルタを清浄化することが可能な空気清浄機を提供できる。
本発明の実施形態に係る空気清浄機の外観斜視図である。 本発明の実施形態に係る空気清浄機の分解斜視図である。 図1のA−A線断面図である。 本発明の実施形態に係る清掃ユニットを搭載したリアパネルを示す斜視図である。 動力伝達機構を示す斜視図である。 プレフィルタを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る空気清浄機からリアパネルを取り外した背面斜視図である。 動力伝達機構のジョイントを示す図5の拡大図である。 ジョイントと連結される駆動軸カップリングを示す図7の拡大図である。 清掃ユニットを示す分解斜視図である。 清掃ユニットを示す背面斜視図である。 清掃体を示す背面斜視図である。 清掃ユニットを前側から見たときの斜視図である。 図13のB−B線断面図である。 フィルタ清掃時の清掃ユニットの動作を示す断面図である。 フィルタ清掃時の転向ブラシの動作を示す側面図である。
次に、本発明の実施形態の空気清浄機について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明における前後上下左右の方向は、図1に示す前後上下左右の方向を基準とする。
図1は、本発明の実施形態に係る空気清浄機の外観斜視図である。
図1に示すように、空気清浄機1は、空気清浄機本体100と、空気清浄機本体100の後部に着脱可能に設けられるリアパネル(パネル)20と、を有する。
空気清浄機本体100は、略箱形状のハウジング2と、加湿機構3と、を備えている。
ハウジング2は、フロントパネル2aと、一対のサイドパネル2b,2b(図1には、左側のサイドパネル2bのみ図示)と、アッパケース2cと、を備えている。また、ハウジング2は、水タンク3c(図2参照)が引き出し可能に収容されるタンクベース4と、タンクベース4に取り付けられるリアケース2d(図2参照)と、を介して組み立てられている。
また、ハウジング2の上部には、開閉角度の調節が可能なフラップ5が設けられている。フラップ5は、後縁側を軸にして前縁側が持ち上がるように回動して開く構成となっている。なお、図1は、フラップ5が閉じた状態である。
加湿機構3は、ハウジング2内に、加湿フィルタ3aと、給水機構3bと、水タンク3cと、を備えている。なお、図1の左側のサイドパネル2bには、加湿フィルタ3aをハウジング2から取り出す際の開閉蓋2eが設けられている。
なお、本実施形態では、加湿機構3を備えた空気清浄機1を例に挙げて説明したが、加湿機構3を備えていない空気清浄機であってもよい。
図2は、本発明の実施形態に係る空気清浄機の分解斜視図である。
図2に示すように、空気清浄機1のハウジング2には、リアパネル20が取り付けられる側(後側)からフロントパネル2a側(前側)に向かって、フィルタ部材8と、加湿フィルタ3aと、送風機構10と、がこの順番で配置されている。フィルタ部材8は、ハウジング2から着脱可能である。このように本実施形態に係る空気清浄機1は、背面から空気を取り込むタイプである。
フィルタ部材8は、送風機構10によりハウジング2内に吸い込んだ空気を浄化するために設けられるものであり、送風機構10の上流側に設けられている。また、フィルタ部材8は、プレフィルタ8aと、集塵フィルタ8bと、脱臭フィルタ8cとで主に構成されている。また、フィルタ部材8は、リアパネル20側からフロントパネル2a側に向かって、プレフィルタ8aと、集塵フィルタ8bと、脱臭フィルタ8cとがこの順番で配置される。なお、プレフィルタ8aが、特許請求の範囲に記載の「フィルタ」に対応する。
プレフィルタ8aは、綿ゴミ等の比較的大きなゴミ(塵埃)を捕集するものである。後述する清掃性を高めるため、プレフィルタ8aは、例えば、ポリエステル樹脂で平織りネットにした表面にSUS(ステンレス)を蒸着しており、これを枠にインサート成形し一体としたものである。
このように、金属(SUS)を蒸着することで、剛性を高くできる。また、蒸着によって表面が滑り易くなるので、付着した汚れが取れ易くなる。また、菌の発生を抑制することができ、油煙を含んだ埃も落ち易くなる。
集塵フィルタ8bは、チリ、ホコリ、花粉等の比較的小さな微粒子を捕集するものである。
脱臭フィルタ8cは、臭いの元となる化学物質を吸着するものである。
加湿機構3は、空気清浄機本体100内を通流するフィルタ部材8で清浄化後の空気の湿度を高めるものである。
送風機構10は、スクロール12内に配置される遠心ファン11と、この遠心ファン11を回転させるモータ13と、で主に構成されている。
スクロール12は、遠心ファン11が収納される本体部12aと、この本体部12aの背面側(後側)の開口を塞ぐカバー12bと、このカバー12bに形成された円形の通気孔12b1に取り付けられる通気用カバー12cと、を備えている。スクロール12の上面には、吸込んだ空気を吐き出す吐出口12a2が形成されている。
モータ13は、本体部12aの凹部12a1に収容され、固定プレート13aを介して凹部12a1内に固定されている。また、モータ13は、電線13bを介して制御基板(不図示)が収められた電気箱14に接続されている。
リアパネル20は、略板形状の部材であり、フィルタ部材8の全体を覆う形状を有している。また、リアパネル20は、縦長スリット状の吸気口21aと、リアパネルロック爪21bと、を有する。
また、リアパネル20は、空気清浄機本体100(図1参照)に取り付けられた状態でフィルタ部材8と対向する。また、リアパネル20は、フィルタ部材8と対向する面に、プレフィルタ8aを清掃する清掃ユニット30と、清掃ユニット30をプレフィルタ8aに対し上下方向に往復移動させる動力伝達機構40と、を備える。
図3は、図1のA−A線断面図である。
図3に示すように、送風機構10の遠心ファン11が回転することによって、リアパネル20に形成されたスリット状の吸気口21a(図2参照)からハウジング2内に外部の空気が流入する。そして、流入した空気は、フィルタ部材8と、加湿フィルタ3aと、をこの順番で通流し、加湿空気となる。その後、加湿空気は、遠心ファン11が収納されるスクロール12内に吸い込まれて、そして、スクロール12の吐出口12a2からフィルタ15及びフラップ5を介して空気清浄機1の外に送り出される。
図4は、本発明の実施形態に係る清掃ユニットを搭載したリアパネルを示す斜視図、図5は、動力伝達機構を示す斜視図である。
図4に示すように、リアパネル20は、背面(後面)21cが後方に向けて凸状に湾曲した形状を有している。吸気口21aは、上端から下端に向けて細長いスリット形状であり、左右方向(幅方向)の中央から外側に向けて複数列に配置されている。すなわち、リアパネル20を左方向(右方向)から側面視したときに、左右方向の中央の吸気口21aが最も後方に位置し、左右側方に向けて吸気口21aの位置が徐々に前方側に位置するようになっている。これにより、リアパネル20の側方(横方向)から空気を取り込むことができ、空気清浄機1が壁際に設置された場合であっても、空気清浄機1内に多くの空気を取り込むことが可能になる。
清掃ユニット30は、リアパネル20に取り付けられ、動力伝達機構40によって上下方向に往復動作するように構成されている。また、清掃ユニット30は、リアパネル20の左端から右端にかけて延在する略直方体形状のものであり、清掃体(回転清掃体)としての捕集ブラシ32dと、捕集ブラシ32dで捕集した塵埃(ほこり、ゴミ)を回収する回収機構70と、を備えている。すなわち、清掃ユニット30が最下端の位置(後述するホームポジション)に位置した際には、歯部22aと平歯車35bとは噛み合わないように構成されている。
リアパネル20の裏面中央には、動力伝達機構40が設けられている。また、リアパネル20の裏面の左右両側には、清掃ユニット30をガイドするガイドレール22(右側のみ図示)が設けられている。ガイドレール22は、ラックギヤ41aと平行に形成され、ラック形状の歯部22aが形成されている。歯部22aの下端の高さ位置は、ラックギヤ41aの下端の高さ位置よりも高い位置に設定されている。
図5に示すように、動力伝達機構40は、ラックギヤ41aが形成されたラックギヤケース41と、シャフト42と、ウォームギヤ43と、シャフト軸受44と、ジョイント45と、を備えて構成されている。
ラックギヤケース41は、リアパネル20(図4参照)の上端から下端にかけて上下方向に沿って形成されている。ラックギヤ41aは、ラックギヤケース41のプレフィルタ8a(図3参照)と対向する面に形成されている。また、ラックギヤ41aの上端は、清掃ユニット30をプレフィルタ8aの上端に搬送できる位置まで形成され、ラックギヤ41aの下端は、プレフィルタ8aの下端よりも下方に清掃ユニット30を搬送できる位置まで形成されている(図3参照)。
シャフト42は、断面が四角又は六角形状を呈し、ラックギヤ41aの前方において、ラックギヤ41aに沿って上下方向に延在して構成されている。
ウォームギヤ43は、シャフト42が上下方向に貫通してシャフト42に取り付けられるとともに、ラックギヤ41aと噛み合っている。なお、図5は、ウォームギヤ43に、清掃ユニット30(図4参照)を着脱可能に取り付けるためのホルダ50が取り付けられた状態を図示している。シャフト42が回転して、ウォームギヤ43が回転することで、ウォームギヤ43がラックギヤ41aと噛み合いながら上昇又は下降するように構成されている。
シャフト軸受44は、ラックギヤケース41の上部に設けられ、シャフト42を回転自在に支持している。
ジョイント45は、シャフト42の下側先端に設けられるかさ歯車45a(あるいはユニバーサルジョイント)によって、直角に回転方向を変える駆動部を有している(内部については図示省略)。また、ジョイント45は、カップリング機構45bにより、空気清浄機本体100(図3参照)側に設けられた駆動用モータユニット(駆動用モータ)9(図3参照)の駆動軸カップリング9a(図3参照)と着脱可能に連結される。
清掃ユニット30(図4参照)を着脱可能に保持するホルダ50は、ウォームギヤ43に取り付けられており、ウォームギヤ43が回転することによって、ウォームギヤ43とともにホルダ50が上下するようになっている。
また、ホルダ50は、清掃ユニット30の左右方向中央の下面を保持する下側保持部51と、清掃ユニット30の左右方向中央の上面を保持する上側保持部52と、清掃ユニット30を位置決めする位置決め穴53,53と、を備えている。
図6は、プレフィルタを示す斜視図である。なお、図6は、外側(後面側)を向く面から見た状態を示している。なお、図6では、網目状ネットの図示を省略している(図7についても同様)。
図6に示すように、プレフィルタ8aは、格子状に区画された枠体18aと、この枠体18aの左右両端において側方に突出する一対の固定部18b,18bと、枠体18aの下端において下方に突出する一対の突片部18c,18cと、を有している。枠体18aの外側は、内側よりも太い幅で形成されている。固定部18bは、矩形状を呈し、上側に位置する一部が一段低い薄肉部18b1を有している。
また、左右両端において上下方向に延在する枠部18A,18Aには、上下方向(清掃ユニット30の移動方向)に沿って、間隔を置いて複数の突起部18d,18d・・・が形成されている。突起部18dは、左右方向(清掃ユニット30の動作方向に対して直交する方向)に延在する線状のものであり、枠体18aの表面から約1mm程度突出している。また、突起部18dは、枠部18A,18Aの幅と略同じ長さLで形成され、隣り合う突起部18dの間隔Sはすべて同じに形成されている。
図7は、本発明の実施形態に係る空気清浄機からリアパネルを取り外した背面斜視図である。
図7に示すように、空気清浄機本体100のリアケース2dには、プレフィルタ8aの固定部18(図6参照)が収容される凹部2d1,2d1と、突片部18c,18cが挿入される挿入穴2d2,2d2が形成されている。
凹部2d1の上方には、上下方向にスライド可能なスライド部材2fが取り付けられている。スライド部材2fが上側に位置して薄肉部18b1と重なっていない場合には、図7の左側のスライド部材2fに示すように、ロック解除状態となり、プレフィルタ8aを着脱することが可能になる。また、スライド部材2fが下側に位置して薄肉部18b1と重なっている場合には、図7の右側のスライド部材2fに示すように、ロック状態となる。なお、本実施形態では、スライド部材2fを用いてプレフィルタ8aをロックする構成を例に挙げて説明したが、単に突片部18cと同様な突片を設けて、プレフィルタ8aを撓ませて突片を孔に挿入して取り付ける構成であってもよい。
また、リアケース2dには、駆動用モータユニット9が設けられている。この駆動用モータユニット9は、駆動源としてのステッピングモータ(図示なし)と、ステッピングモータの回転を伝える駆動軸カップリング9aと、位置センサ9bと、を有している。また、リアケース2dには、リアパネル20のリアパネルロック爪21b,21b(図4参照)が係合する係合穴2d3,2d3が設けられている。
図8は、動力伝達機構のジョイントを示す拡大斜視図、図9は、ジョイントと連結される駆動軸カップリングを示す拡大斜視図である。
図8に示すように、ジョイント45のカップリング機構45bは、円筒部45b1と、一対の係合片45b2,45b2と、を有している。係合片45b2は、略板状に形成され、係合片45b2の外周が円筒部45b1の内壁と一体に形成されている。また、各係合片45b2の先端45b3は、外側(前方)に向けて先細り形状となるように形成されている。
図9に示すように、駆動軸カップリング9aは、一対の係合突起9a1,9a1を備えている。係合突起9a1は、略円柱状に形成され、係合突起9a1の先端9a2が、外側(後方)に向けて先細り形状となるように形成されている。
空気清浄機本体100にリアパネル20を取り付ける場合には、リアパネル20の上部に形成された突起(不図示)を空気清浄機本体100のリアケース2dに形成された凹部2d4(図7参照)に上方から嵌合させた後、リアパネル20を空気清浄機本体100に向けて回動させることで、リアパネルロック爪21bを係合穴2d3に挿入する。これにより、リアパネルロック爪21bが係合穴2d3と係合するとともに、係合突起9a1,9a1が円筒部45b1内に挿入されることで、ジョイント45が駆動軸カップリング9aと連結される。この場合において、ジョイント45の先端45b3と駆動軸カップリング9aの先端9a2とがそれぞれ先細り状に形成されているので、係合片45b2と係合突起9a1とが突き当たったとしても、先端45b3と先端9a2のいずれか(又は双方)が周方向(回転方向)に逃げることができ、ジョイント45と駆動軸カップリング9aとの連結が阻害されるのを防止できる。
図10は、清掃ユニットを示す分解斜視図である。
図10に示すように、清掃ユニット30は、ユニットケース31と、ブラシロータ32(清掃体)と、回収ブラシステー33と、ケース蓋34と、ガイド軸35と、を備えて構成されている。なお、本実施形態では、ユニットケース31と、回収ブラシステー33と、ケース蓋34とによって、回収機構70が構成されている。
ユニットケース31は、上面部31a、下面部31b、右側面部31c、左側面部31d及び後面部31eを有し、前面が矩形状に開口する形状を有している。上面部31aは、下面部31bよりも前後方向の寸法が短くなるように形成されている。
下面部31bには、下方に向けて突出する被検出突起31b1が形成されている。この被検出突起31b1は、上下方向において位置センサ9b(図7参照)と対向する位置に形成され、清掃ユニット30が下降して、被検出突起31b1が位置センサ9bのセンサ孔9b1(図7参照)内に入り込むことで、センサ孔9b1内のスイッチ(不図示)がONになり、清掃ユニット30がホームポジションに位置していることを検知できる。
また、下面部31bには、ホルダ50(図5参照)の下側保持部51(図5参照)が嵌合する窪み部31b2が形成されている。窪み部31b2の天井面には、下側保持部51に形成された矩形状の角孔51a(図5参照)に挿入されるロック突起31b3が形成されている。なお、下側保持部51の下面には、角孔51aから突出したロック突起31b3をロック可能にするスライド式のロック部材(不図示)が取り付けられている。
右側面部31cには、ブラシロータ32の右端の軸部32aが回転自在に支持される円形の貫通孔からなる軸受部31c1が形成されている。また、右側面部31cには、ケース蓋34の右端に設けられた係止爪34aが進退自在に挿入される係止孔31c2,31c2が形成されている。
左側面部31dには、ブラシロータ32の左端の軸部32bが回転自在に支持される軸受部31d1が形成されている。この軸受部31d1は、前側が開放する切欠部31d2が形成されている。ブラシロータ32をユニットケース31に取り付ける場合には、軸部32aを軸受部31c1に挿入した後に、軸部32bを切欠部31d2を介して軸受部31d1に押し込むことで、ブラシロータ32がユニットケース31に回転自在に支持される。このような構成により、ユニットケース31に対してブラシロータ32を着脱することができるようになり、ブラシロータ32を取り外して清掃することができる。また、左右の軸部32a,32bの形状を変えることで、ユニットケース31への取付け時の向きの誤りを防止できる。
また、左側面部31dの下部には、ケース蓋34の左端に形成された係合突起34bが挿入される係合孔31d3が形成されている。また、左側面部31dの上部には、回収ブラシステー33の左端部に形成された軸部33bが軸支される軸受部31d4が形成されている。
後面部31eの内壁面には、左右両側に、前方に向けて突出し、ブラシロータ32の回動動作を所定の回動範囲内に規制する回動規制突起31e1,31e1が形成されている。回動規制突起31e1は、左右方向の側面視において、四角形状を呈し、前縁31sと上縁31tとを有している。
ブラシロータ32は、左右方向に延在する略半円筒形状の回転体32cを有し、回転体32cの左右両端に軸部32a,32bが形成されている。また、ブラシロータ32は、軸方向(左右方向)に沿って捕集ブラシ32dが形成されている。
捕集ブラシ32dは、略半円筒形状の回転体32cの外面に取り付けられている。また、捕集ブラシ32dは、回転体32cの回転方向に対して傾斜して配置される傾斜植毛32d1を有している。これにより、ブラシロータ32を一方向に(移動させる方向にブラシの先端が向くように)移動させることで、塵埃を捕集することができる。また、捕集ブラシ32dは、プレフィルタ8aの左右両端の枠部18A(図6参照)を除く長さL1(図6参照)となるように構成されている。
回転体32cの左右両端には、回転体32cを転向させる転向ブラシ32e,32eが取り付けられている。この転向ブラシ32eは、捕集ブラシ32dと同様の素材のものであり、捕集ブラシ32dの傾斜植毛32d1とは植毛方向が逆向きとなるように構成されている。
回収ブラシステー33は、捕集ブラシ32dに付着した塵埃を移し取る回収ブラシ33cを備え、捕集ブラシ32dの天井側に軸方向(左右方向)に沿って形成されている。また、回収ブラシステー33の下面(捕集ブラシ32d側の面)は、捕集ブラシ32dの曲率とほぼ同じ曲率を有するように形成され、捕集ブラシ32dと回収ブラシ33cとが面接触するように構成されている。
回収ブラシ33cは、捕集ブラシ32dや転向ブラシ32eと同様の構成のブラシであり、回転体32cの回転方向に対して傾斜して配置される傾斜植毛33c1(図14参照)を有している。傾斜植毛33c1の植毛方向は、ブラシの先端がユニットケース31の奥側を向くように設定されている。
また、回収ブラシ33cは、回転体32cの軸方向の長さと略同じ長さに形成されている。また、回収ブラシステー33には、回収ブラシ33cを回転体32c側に付勢する付勢部材(ねじりコイルばねなど)33dが設けられている。
ケース蓋34は、ユニットケース31の前面下部を塞ぐものであり、捕集ブラシ32dと略同じ長さの板状部材で構成されている。また、ケース蓋34の右端には、係止爪34aが形成され、ケース蓋34の左端には、係合突起34bが形成されている。ケース蓋34をユニットケース31に取り付ける場合には、先に係合突起34bを係合孔31d3に挿入した後に係合爪34aをユニットケース31に押し込むことで、係合爪34aが係合孔31c2に嵌合する。また、係合爪34aを係合孔31c2から抜け出るように退避させることで、ケース蓋34を取り外すことができる。このように構成することで、ケース蓋34をユニットケース31に対して容易に着脱することができ、ユニットケース31内に回収された塵埃の排出が容易になる。
ガイド軸35は、清掃ユニット30がガイドするものであり、ユニットケース31の後側に取り付けられている。また、ガイド軸35は、左右方向に延在するシャフト35aと、このシャフト35aの左右両端に固定される平歯車35b,35bと、を有している。平歯車35bは、リアパネル20に設けられたガイドレール22の歯部22a(図4参照)と噛み合うように構成されている。これにより、清掃ユニット30の軸回りのガタツキを抑えることができる。また、ガイド軸35を設けることで清掃ユニット30が平行に移動するので、捕集ブラシ32dがプレフィルタ8aに均一に当たり易くなる。
また、清掃ユニット30の最下端であるホームポジジョンにおいて、平歯車35bと歯部22aとは噛み合わないように構成されている。したがって、ユーザーが清掃ユニット30を一旦取り外して清掃した後ホルダ50に再度取り付ける際に、清掃ユニット30が傾斜していても、ガイド軸35の両端に設けられた平歯車35b、35bと歯部22a、22aとは左右で位置のずれた歯が噛み合わされることがない。そのため、清掃ユニット30は確実に水平に取り付けられるので、取付けが安定する。
図11は、清掃ユニットを示す背面斜視図である。
図11に示すように、ユニットケース31の後面部31eには、左右方向(幅方向)の中央に、ホルダ50(図5参照)と嵌合する窪み部31e2が形成されている。この窪み部31e2には、位置決め穴53(図5参照)に嵌合する位置決め突起31e3,31e3が突出して形成されている。
また、ユニットケース31の後面には、ガイド軸35のシャフト35aが収容されるシャフト収容凹部31e4が形成されている。このシャフト収容凹部31e4は、ユニットケース31の内側に膨出するようにして形成されている(図10参照)。また、シャフト35aは、シャフト収容凹部31e4内に形成された複数のシャフト保持部31e5によってシャフト35aが保持され、シャフト35aがユニットケース31から脱落しないようになっている。
また、ユニットケース31の後面には、平歯車35b,35bが収容される歯車収容凹部31e6,31e6が形成されている。この歯車収容凹部31e6は、ユニットケース31の内側に膨出するようにして形成されている。また、歯車収容凹部31e6からは、平歯車35bの一部が突出し、ガイドレール22(図4参照)と噛み合うように構成されている。
図12は、捕集ブラシを示す背面斜視図である。
図12に示すように、略円柱状(略円筒状)の回転体32cの左右両端には、略半円状の端板32f,32fが一体に形成され、この端板32f,32fに軸部32a,32bが一体に形成されている。また、回転体32cには、周方向の一端(図示下側)に縁部32c1が形成され、縁部32c1と略180度反対側の他端(図示上側)に縁部32c2が形成されている。
回転体32cの左右両端に設けられた転向ブラシ32e,32eは、捕集ブラシ32d(図10参照)よりも周方向に長く形成されている。
図13は、清掃ユニットを前方から見たときの斜視図である。
図13に示すように、捕集ブラシ32dと転向ブラシ32eは、周方向の一端が一致するように回転体32cに設けられている。なお、図13に示す捕集ブラシ32dは、プレフィルタ8aに付着した塵埃の捕集を開始するときの位置である。
ユニットケース31の上部には、捕集ブラシ32dが回動自在となるように支持され、捕集ブラシ32dの上部に回収ブラシステー33が捕集ブラシ32dを押圧可能に取り付けられている。また、ユニットケース31の下部前面には、ケース蓋34が着脱自在に取り付けられている。
図14は、図13のB−B線断面図である。
図14に示すように、捕集ブラシ32dは、ブラシロータ32の回転方向Wに対して傾斜方向A1が傾斜した傾斜植毛32d1を有している。なお、図14に示す状態において、捕集ブラシ32dの先端が上側を向くように構成されている。
転向ブラシ32eは、ブラシロータ32の回転方向Wに対して傾斜した傾斜植毛32e1を有している。傾斜植毛32e1の傾斜方向A2は、前記捕集ブラシ32dの傾斜植毛32d1の傾斜方向A1とは逆向きとなるように構成されている。
回収ブラシ33cは、ブラシロータ32の回転方向Wに対して傾斜した傾斜植毛33c1を有している。傾斜植毛33c1の傾斜方向A3は、ユニットケース31の奥側を向くように設定されている。
次に、空気清浄機1におけるプレフィルタ8aの清掃動作について、図15及び図16を参照(適宜他の図面を参照)しながら説明する。図15は、フィルタ清掃時の清掃ユニットの動作を示す断面図、図16は、フィルタ清掃時の転向ブラシの動作を示す側面図である。図15(a)は、プレフィルタ8aの清掃を開始する前の状態、図15(b)は、プレフィルタ8aに付着した塵埃を捕集した直後の状態、図15(c)は、ブラシロータを転向させた後の状態、図15(d)は、回収ブラシに塵埃を移した後の状態、図15(e)は、塵埃を回収ボックスに回収する状態を示している。また、図15(a),(b),(d)は、第1の位置、図15(c),(e)は第2の位置に対応する。なお、図15において、塵埃(ゴミ、ほこり)DSを模式的に図示している。
空気清浄機1としてある一定時間、リアパネル20の吸気口21aから空気を取り込みろ過清浄してフラップ5から排気することで、空気取込み面に配置されたプレフィルタ8aの網上には、設置空間と運転時間に比例した量のホコリが堆積する。そこで、積算運転時間を計測してある決められた時間を経過後、電源スイッチにより運転停止の操作がされた場合、機器本体が停止後、フロントパネル2aに「清掃中」であることを示すLEDランプが点灯して、空気清浄機本体100に設置された位置センサ9bで清掃ユニット30がセンサ検出位置(ホームポジション)にあるかどうかを判定する。
この位置センサ9bの検出位置は清掃ユニット30が上下移動する下死点に設定されているので、清掃ユニット30の位置を検出できない場合は、プレフィルタ8aの面上のどこか途中に位置していることになり、位置センサ9b(図7参照)で検出できるまで下降させる方向に駆動用モータユニット9を駆動させる。片道分のステップ数を駆動しても清掃ユニット30の位置検出ができない場合、何らかの異常により清掃ユニット30が脱落したか、あるいは動力伝達機構40が故障したものとしてフロントパネル2aにエラーを表示する。
清掃ユニット30の位置が位置センサ9bによって検出された場合、直ちに駆動用モータユニット9内のモータが起動し、清掃ユニット30を上昇させる方向に駆動シャフト42を回転させる。なお、モータとしてステッピングモータを用いて、ステップ数を検知することで、清掃ユニット30の現在位置(高さ位置)を検知することができる。
図15(a)に示すように、プレフィルタ8aの清掃前において、清掃ユニット30は、反時計回り方向に回動し、捕集ブラシ32dがユニットケース31から露出した状態(第1の位置)である。このとき、回転体32cの縁部32c1は、回動規制突起31e1の前縁31sに当接し、また、清掃ユニット30の捕集ブラシ32dは、プレフィルタ8aの被清掃面8a1に接触している。図15(a)に示す状態(第1の位置)において、駆動用モータユニット9(図7参照)からの駆動力が、駆動軸カップリング9a(図9参照)からジョイント45に伝達され、ジョイント45からシャフト42に伝達される。シャフト42が正方向に回転することで、ウォームギヤ43が回転し、ホルダ50が上昇する。ホルダ50が上昇することで、清掃ユニット30がS1方向に上昇する。
清掃ユニット30がS1方向に上昇すると、回転体32cの位置(角度)はそのままの状態で、被清掃面8a1に付着した塵埃DSが捕集ブラシ32dによって捕集され、図15(b)の状態に至る。つまり、捕集ブラシ32dは、傾斜植毛32d1(図14参照)が上向きで、被清掃面8a1に対して逆目の状態になるので、被清掃面8a1の塵埃を捕集することができる。また、清掃ユニット30が上昇することによって、回転体32cを反時計回り方向に回動させる力が作用するが、回転体32cの縁部32c1がすでに回動規制突起31e1の前縁31sに当接しており、回転体32cが回転することがないので、捕集ブラシ32dが外部に露出した状態(第1の位置)を維持することができる。このため、プレフィルタ8aの被清掃面8a1に付着した塵埃を、清掃ユニット30の移動方向に沿って取り除くことができる。なお、清掃ユニット30を上昇させる移動量は、捕集ブラシ32dに塵埃DSを付着させることができる許容量の範囲内とすることが好ましい。
また、清掃ユニット30は、駆動用モータユニット9の駆動によりウォームギヤ43が回転することで、ウォームギヤ43とリアパネル20の裏面中央に設置されたラックギヤ41aとがかみ合い、プレフィルタ8aに対して並行となるよう、リアパネル20の裏面の左右に設けられたガイドレール22に沿って、上下に移動する。
そして、図15(b)に示す状態において、清掃ユニット30をS2方向に下降させる。これにより、回転体32cが転向し(時計回り方向W1に回動し)、図15(c)に示すように、捕集ブラシ32dがユニットケース31内の奥側に搬送される(第2の位置)。すなわち、清掃ユニット30がS2方向に下降すると、図16(a)に示すように、転向ブラシ32eがプレフィルタ8aの枠部18Aに形成された突起部18dに引っ掛かりながら移動することで、転向ブラシ32eが時計回り方向W1に回動する。
また、捕集ブラシ32dは、回収ブラシ33cと接触しながら時計回り方向W1に回動するが、捕集ブラシ32dと回収ブラシ33cとがブラシの傾斜方向A1,A2(図14参照)が順目になるように形成されているので、塵埃DSが回収ブラシ33cに捕捉されることなく、図15(c)に示すように、ユニットケース31の奥側に搬送される。
また、捕集ブラシ32dがユニットケース31内に時計回り方向W1に向けて回動して搬送されると、図15(c)に示すように、回転体32cの縁部32c2が回動規制突起31e1の上縁31tに当接し、捕集ブラシ32dの回動動作が規制される。このとき、捕集ブラシ32dの周方向の外側端部32d2が回収ブラシ33cの周方向の外方端部33c2よりも奥側に位置している。このような位置関係に設定することで、捕集ブラシ32dに付着した塵埃DSのすべてを回収ブラシ33cに捕捉させることができる。なお、外側端部32d2が外方端部33c2よりも奥側に位置する構成に限定されるものではなく、外側端部32d2が外方端部33c2と同じ位置になる構成であってもよい。
そして、清掃ユニット30を図15(c)の状態(第2の位置)からS1方向に上昇させる。これにより、図16(b)に示すように、転向ブラシ32eが枠部18Aの突起部18dに接触することによって、回転体32cが反時計回り方向W2に回動して、図15(d)に示す状態(第1の位置)に至る。このとき、捕集ブラシ32dに付着した塵埃DSが回収ブラシ33cに捕捉される(受け渡される)。つまり、捕集ブラシ32dに対して回収ブラシ33cが逆目の状態になるので、捕集ブラシ32dに付着した塵埃DSが回収ブラシ33cに捕捉される。
また、回転体32cが図15(c)の状態から反時計回り方向W2に回動すると、回転体32cの縁部32c1が、回動規制突起31e1の前縁31sに当接し、回転体32cの回動動作が規制される。また、このとき、回転体32cの縁部32c2が、回収ブラシ33cの外方端部33c2と略重なる位置になる(図15(d)参照)。
そして、清掃ユニット30を図15(d)の状態からS2方向に下降させる。これにより、図16(a)で説明した場合と同様に、プレフィルタ8aの突起部18dに転向ブラシ32eが引っ掛かることで、回転体32cが時計回り方向W1に回動し、図15(e)に示す状態(第2の位置)に至る。このとき、回転体32cの縁部32c2によって、回収ブラシ33cに付着した塵埃DSが掻き出され(分離され)、回収ブラシ33cから後方に押し出される。回収ブラシ33cから分離された塵埃DSは、ユニットケース31の底に設けられた回収ボックスQ(図14参照)に回収される。なお、図15(d)から図15(e)に至る動作は、1回に限定されるものではなく、複数回連続して行うようにしてもよい。
このように、図15(a)〜図15(e)の一連の動作を行うことで、清掃ユニット30の回収ボックスQに塵埃DSを回収しながら清掃を継続することができる。例えば、プレフィルタ8aを図6に示すE1,E2,E3,E4の領域に区画して、それぞれの領域E1,E2,E3,E4において、図15(a)〜図15(e)の動作を実行することで、プレフィルタ8aの全面を清浄化することができる。
プレフィルタ8aのすべての被清掃面8a1の清掃が完了すると、駆動用モータユニット9内のモータを反転駆動し、清掃ユニット30を下降させる。そして、下限位置である位置センサ9bの検出位置で清掃ユニット30が検出できたところで駆動用モータユニット9を停止し、フロントパネル2aの[清掃中]表示LEDを消灯し、自動清掃のプロセスを終了する。
また、電源スイッチの操作をほとんどせずに、昼夜連続で運転し使用するユーザーも考えられる。この場合の自動清掃のシーケンスとしては、連続運転時間を計測して決められた時間経過後、自動で機器を停止させ前述の自動清掃運転のプロセスを実行させる。自動清掃終了後は、それ以前の運転状態に自動復帰する。
さらに、自動実行以外にもユーザーが自動清掃を実行させたい場合、もしくは自動清掃を始めてしまった機器を停止させたい場合が考えられるので、フロントパネル2aの操作パネル上に設置した「自動清掃」ボタンを押すことで「自動清掃」を開始、あるいは停止させることができる。
以上説明したように、本実施形態の空気清浄機1では、送風機構10及びこの送風機構10の上流側に設けられるプレフィルタ8aを有する空気清浄機本体100と、プレフィルタ8aと対向するように空気清浄機本体100に設けられるリアパネル20と、プレフィルタ8aとリアパネル20との間に設けられ、プレフィルタ8aを清掃する清掃ユニット30と、プレフィルタ8aの被清掃面8a1に沿って清掃ユニット30を往復移動させる動力伝達機構40と、動力伝達機構40に駆動力を与える駆動用モータユニット9と、を備え、清掃ユニット30が被清掃面8a1に接して塵埃DSを取り除く捕集ブラシ32dと、捕集ブラシ32dで取り除いた塵埃DSを回収する回収機構70と、を備えている。これによれば、清掃ユニット30に捕集ブラシ32dと回収機構70とを備えることで、プレフィルタ8aの清掃途中で捕集ブラシ32dに付着した塵埃を直ちに回収でき、従来のようにプレフィルタ8aから外れた回収ボックスまで戻る必要がないので、プレフィルタ8aの清掃時間を短縮化できる。また、清掃ユニット30に捕集ブラシ32dと回収機構70とを備えることで、清掃時の塵埃DSの飛散を抑えることができる。さらに清掃が終了したプレフィルタ8a上を塵埃DSの付いたブラシが移動することがないので、清掃後のプレフィルタ8aに塵埃DSが付着するのを防止できる。
また、本実施形態では、ブラシロータ32は回転式であって、ブラシロータ32の回転方向に対して傾斜して植毛された傾斜植毛32d1を有する捕集ブラシ32dを備え、塵埃DSを捕集した捕集ブラシ32dを転向させるブラシ転向機構60(転向ブラシ32eおよびプレフィルタ8aの突起部18d、図16(a)参照)を備えている。これによれば、清掃ユニット30に転向させるモータなどの動力機構を設けることが不要になり、清掃ユニット30の構成を簡略化できる。また、清掃ユニット30を備えたリアパネル20と空気清浄機本体100とを電気的に接続することが不要になる。
また、本実施形態では、ブラシ転向機構60が、プレフィルタ8aの枠部18Aに清掃ユニット30の移動方向(上下方向)に沿って設けられる複数の突起部18dと、突起部18dと対向する位置において捕集ブラシ32d(傾斜植毛32d1)の植毛方向(傾斜方向A1)とは逆向きに設けられる転向ブラシ32eと、を備えて構成されている。これによれば、簡単な構成で捕集ブラシ32dを転向させる(反転させる)ことができる。
また、本実施形態では、回収機構70が、捕集ブラシ32dが転向したときに、捕集ブラシ32dに付着した塵埃DSを捕捉する回収ブラシ33cと、回収ブラシ33cを捕集ブラシ32dに向けて付勢する付勢部材33dと、を備え、回収ブラシ33cが回転方向W(図14参照)に対して傾斜して植毛された傾斜植毛33c1を有する。これによれば、複雑な機構を用いることなく、捕集ブラシ32dに付着した塵埃DSを回収ブラシ33cに捕捉させることができる。
また、本実施形態では、清掃ユニット30が、捕集ブラシ32dを、プレフィルタ8aと対向する第1の位置と、回収ブラシ33cと対向する第2の位置に規制する回動規制突起を備える。これによれば、第1の位置に規制することで、プレフィルタ8aに付着した塵埃DSを確実に捕集することができ、第2の位置に規制することで、第1の位置に転向させたときに、捕集ブラシ32dに付着した塵埃DSを回収ブラシ33cに確実に捕捉させることができる。
また、本実施形態では、動力伝達機構40に清掃ユニット30を移動可能に保持するホルダ50が備えられ、清掃ユニット30がホルダ50に着脱自在に取り付けられている。これによれば、清掃ユニット30を容易に着脱することが可能になり、清掃ユニット30の洗浄などを容易に行うことが可能になる。
また、本実施形態では、プレフィルタ8aを清掃していない場合、清掃ユニット30が被清掃面8a1と重ならない位置(前後方向において重ならない位置)に退避している(図3参照)。これによれば、空気清浄を行う運転時においてプレフィルタ8aを通る空気が清掃ユニット30によって阻害されることがないので、プレフィルタ8aの全面を有効に利用できる。
また、その他の効果として、ホルダ50(清掃ユニット30)が駆動される部分である接合部位をホルダ50(清掃ユニット30)の略中央に配置することで、上下移動の際に左右の移動抵抗のバランスがとりやすく、ひっかかりやこじりといった現象が起きにくい。
またリアパネル20にウォームギヤ43や清掃ユニット30が設けられていることにより、駆動ギヤの反力が直にリアパネル20の面外方向に働くことがないので、シャフト42の回転時にもリアパネル20に与える振動は軽微であり、静かな駆動を実現できる。
また、ガイド軸35を設け、平歯車35b、35bと歯部22a、22aとを噛み合わせることで、清掃ユニット30が平行に移動するので、捕集ブラシ32dがプレフィルタ8aに均一に当たり易くなる。
さらに、清掃ユニット30の最下端であるホームポジジョンにおいて、平歯車35bと歯部22aとは噛み合わないように構成されているので、清掃ユニット30をホルダ50に取り付けた際に平歯車35b、35bと歯部22a、22aとは左右でずれた歯が噛み合わされることがない。そのため、清掃ユニット30は確実に水平に取り付けられるので、取付けが安定する。
また、駆動用モータユニット9が空気清浄機本体100に固定されているので、モータのハーネスに繰り返し外力が加わるようなこともなく、製品としての信頼性を確保できる。また、駆動用モータユニット9が空気清浄機本体100側に設けられることで、リアパネル20を軽量化でき、リアパネル20の着脱を容易に行うことができる。
ところで、仮に、ブラシロータ32の軸端部にギヤ等を配置してブラシロータ32を回転させる場合、相手ギヤとの駆動反力により、ブラシロータ32がプレフィルタ8aのネット面から離れる方向に力が働く。そして、プレフィルタ8aとの接触寸法が変化して清掃効果が低下したり、ギヤピッチがずれて振動を起こし異音が生じるといった現象が生じ易い。本実施形態では、ブラシロータ32の軸部32a,32bにギヤ等を配置していないので、振動によって異音が生じるといた現象が生じ難い。
本発明は、前記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない範囲において種々変更することができる。例えば、傾斜植毛32d1を備えた捕集ブラシ32dを備えたブラシロータ32を例に挙げて説明したが、円筒形状のブラシロータの全面にブラシが設けられた構成であってもよい。この場合、ブラシロータがプレフィルタ8aに対して上昇移動時にプレフィルタ8aに食い込む方向となるように設定することで、プレフィルタ8aの網目にブラシローラの毛が引っ掛かるため、ブラシロータをギヤなどで強制的に回転させなくても、ユニットケース31の上下移動により、プレフィルタ8a上を回転しながら移動させることができる。そのためブラシロータを駆動させるためのギヤ等は不要であり、ギヤ等による振動等は発生しないという効果を奏する。また、プレフィルタ8aの網目にブラシロータの毛が食い込むことでプレフィルタ8aの網上に堆積したホコリをしっかりと捕らえる効果も奏する。
また、本実施形態では、プレフィルタ8aに付着した塵埃を捕集する清掃ユニット30について説明したが、これに限らず、集塵フィルタ8b、脱臭フィルタ8cにそれぞれ付着した塵埃を捕集するために、清掃ユニット30を設けてもよい。この場合、駆動用モータユニット9(駆動軸カップリング9a)、ジョイント45、シャフト42、ラックギヤ41a、ラックギヤケース41等の駆動系の各構成部品については、先の実施形態で説明した構成を適宜転用、変更して組み合わせることができる。
また、本実施形態では、清掃ユニット30がリアパネル20に設けられている場合を例に挙げて説明したが、別の実施形態として、清掃ユニット30を空気清浄機本体100側に設ける構成であってもよい。この場合、先の実施形態においてリアパネル20側に設けたガイドレール22を、リアケース2d側に設けてもよい。リアケース2d側にガイドレール22を設ける場合、プレフィルタ8a(及び枠部18A)の外側の上下方向にガイドレール22を配置することで、プレフィルタ8aの着脱を阻害することがない。
また、駆動用モータユニット9(駆動軸カップリング9a)以外に、ジョイント45、シャフト42、ラックギヤ41a、ラックギヤケース41等をリアケース2d側に設けてもよい。これら駆動系の各構成部品をリアケース2d側の左右方向中央寄りに設ける場合、プレフィルタ8a、集塵フィルタ8b、脱臭フィルタ8c等の各種フィルタを左右で分割する構成とすれば、各種フィルタの着脱が容易となり、取り扱い性が向上する。
この構成以外に、プレフィルタ8a、集塵フィルタ8b、脱臭フィルタ8c等の各種フィルタの着脱を考慮して、リアケース2d側の左右の少なくともどちらか寄り(左側及び右側の少なくともいずれか、又は両側)に駆動系の各構成部品を設ける構成であってもよい。この構成であれば、プレフィルタ8a、集塵フィルタ8b、脱臭フィルタ8c等の各種フィルタを着脱する際に、上下方向に延在するシャフト42がその動作を阻害しにくいので、取り扱い性が向上する。
また、先の実施形態では駆動用モータユニット9(駆動軸カップリング9a)の駆動力をジョイント45に伝達してシャフト42を回動する機構としているが、これに限らず、駆動用モータユニット9にシャフト42を直結させて、シャフト42が回動する構成であってもよい。
なお、清掃ユニット30を空気清浄機本体100側に設ける場合、ここで説明した以外の各種構成は、先の実施形態の構成を適宜転用、変更して組み合わせることができる。
また、清掃ユニット30に塵埃の量を検知するセンサを設けて、塵埃DSが溜まったら報知手段(ランプなど)で知らせるようにしてもよい。
また、たばこを吸う、吸わないなどの使用環境に応じて、清掃ユニット30を運転させる頻度を切り替えるようにしてもよい。
また、ユニットケース31を透明にして、内部の塵埃DSをケース蓋34を開けることなく確認することができる。
また、空気清浄機1では、塵埃DSの付き方が一様ではなく、送風機構10の吸込口に対向する位置には塵埃DSが付き易くなり、プレフィルタ8aの下の端とか上の端は、塵埃が付き難くなるので、塵埃DSが付き易い所については繰り返し動作を多くし、塵埃DSの付き難い所については繰り返し動作を少なくしてもよい。繰り返しを少なくすることで、清掃時間を短縮することができる。
1 空気清浄機
2 ハウジング
2d リアケース
8 フィルタ部材
8a プレフィルタ(フィルタ)
8b 集塵フィルタ
8c 脱臭フィルタ
9 駆動用モータユニット
9a 駆動軸カップリング
9b 位置センサ
10 送風機構
18A 枠部(枠)
18d 突起部
20 リアパネル(パネル)
21a 吸気口
21b リアパネルロック爪
22 ガイドレール
22a 歯部
30 清掃ユニット
31 ユニットケース
31b1 被検出突起
31e1 回動規制突起
32 ブラシロータ(清掃体)
32a,32b 軸部
32c 回転体
32d 捕集ブラシ
32d1 傾斜植毛
32e 転向ブラシ
32e1 傾斜植毛
33 回収ブラシステー
33a,33b 軸部
33c 回収ブラシ
33c1 傾斜植毛
33d 付勢部材
34 ケース蓋
35 ガイド軸
40 動力伝達機構
41 ラックギヤケース
41a ラックギヤ
42 シャフト
43 ウォームギヤ
44 シャフト軸受
45 ジョイント
50 ホルダ
60 ブラシ転向機構
70 回収機構
100 空気清浄機本体
A1,A2,A3 傾斜方向
Q 回収ボックス
本発明は送風機構及びこの送風機構の上流側に設けられるフィルタを有する空気清浄機本体と、前記フィルタと対向するように前記空気清浄機本体に設けられるパネルと、前記フィルタと前記パネルとの間に設けられ、前記フィルタの被清掃面に接して塵埃を取り除く捕集ブラシを備えた清掃ユニットと、前記フィルタの被清掃面に沿って前記清掃ユニットを往復移動させる動力伝達機構と、前記動力伝達機構に駆動力を与える駆動源と、前記フィルタの枠に前記清掃ユニットの移動方向に沿って設けられる複数の突起部、および前記突起部と対向する位置において前記捕集ブラシの植毛方向とは逆向きに植毛された転向ブラシによって構成されたブラシ転向機構と、を備え、前記清掃ユニットは、当該清掃ユニットが移動する際に前記転向ブラシが前記突起部に接触して回動することで、前記捕集ブラシで取り除いた塵埃を回収する回収機構を備えることを特徴とする。
ガイド軸35は、清掃ユニット30ガイドするものであり、ユニットケース31の後側に取り付けられている。また、ガイド軸35は、左右方向に延在するシャフト35aと、このシャフト35aの左右両端に固定される平歯車35b,35bと、を有している。平歯車35bは、リアパネル20に設けられたガイドレール22の歯部22a(図4参照)と噛み合うように構成されている。これにより、清掃ユニット30の軸回りのガタツキを抑えることができる。また、ガイド軸35を設けることで清掃ユニット30が平行に移動するので、捕集ブラシ32dがプレフィルタ8aに均一に当たり易くなる。
また、清掃ユニット30の最下端であるホームポジジョンにおいて、平歯車35bと歯部22aとは噛み合わないように構成されている。したがって、ユーザーが清掃ユニット30を一旦取り外して清掃した後ホルダ50に再度取り付ける際に、清掃ユニット30が傾斜していても、ガイド軸35の両端に設けられた平歯車35b、35bと歯部22a、22aとは左右で位置のずれた歯が噛み合わされることがない。そのため、清掃ユニット30は確実に水平に取り付けられるので、取付けが安定する。

Claims (7)

  1. 送風機構及びこの送風機構の上流側に設けられるフィルタを有する空気清浄機本体と、
    前記フィルタと対向するように前記空気清浄機本体に設けられるパネルと、
    前記フィルタと前記パネルとの間に設けられ、前記フィルタを清掃する清掃ユニットと、
    前記フィルタの被清掃面に沿って前記清掃ユニットを往復移動させる動力伝達機構と、
    前記動力伝達機構に駆動力を与える駆動源と、を備え、
    前記清掃ユニットは、前記被清掃面に接して塵埃を取り除く清掃体と、前記清掃体で取り除いた塵埃を回収する回収機構と、を備えることを特徴とする空気清浄機。
  2. 前記清掃体は、回転式であって、前記清掃体の回転方向に対して植毛方向が傾斜して形成された捕集ブラシを備え、
    塵埃を捕集した前記捕集ブラシを転向させるブラシ転向機構を備えることを特徴とする請求項1に記載の空気清浄機。
  3. 前記ブラシ転向機構は、
    前記フィルタの枠に前記清掃ユニットの移動方向に沿って設けられる複数の突起部と、
    前記突起部と対向する位置において前記捕集ブラシの植毛方向とは逆向きに植毛された転向ブラシと、を備えて構成されていることを特徴とする請求項2に記載の空気清浄機。
  4. 前記回収機構は、前記捕集ブラシが転向したときに、前記捕集ブラシに付着した塵埃を捕捉する回収ブラシと、前記回収ブラシを前記捕集ブラシに向けて付勢する付勢部材と、を備え、
    前記回収ブラシは、前記回転方向に対して傾斜して植毛された傾斜植毛を有することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の空気清浄機。
  5. 前記清掃ユニットは、前記捕集ブラシを、前記フィルタと対向する第1の位置と、前記回収ブラシと対向する第2の位置に規制する回動規制突起を備えることを特徴とする請求項4に記載の空気清浄機。
  6. 前記動力伝達機構は、前記清掃ユニットを移動可能に保持するホルダを備え、
    前記清掃ユニットは、前記ホルダに着脱自在に取り付けられていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の空気清浄機。
  7. 前記清掃ユニットは、前記フィルタを清掃していない場合、前記被清掃面と重ならない位置に退避していることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の空気清浄機。
JP2015185428A 2015-09-18 2015-09-18 空気清浄機 Active JP6138206B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015185428A JP6138206B2 (ja) 2015-09-18 2015-09-18 空気清浄機
CN201620417553.1U CN205783443U (zh) 2015-09-18 2016-05-10 空气净化机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015185428A JP6138206B2 (ja) 2015-09-18 2015-09-18 空気清浄機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017056440A true JP2017056440A (ja) 2017-03-23
JP6138206B2 JP6138206B2 (ja) 2017-05-31

Family

ID=57411661

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015185428A Active JP6138206B2 (ja) 2015-09-18 2015-09-18 空気清浄機

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6138206B2 (ja)
CN (1) CN205783443U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3701196A4 (en) * 2018-01-15 2020-12-09 Samsung Electronics Co., Ltd. AIR CONDITIONER
KR102428136B1 (ko) * 2022-05-08 2022-08-03 주식회사 팍스디앤엠 카페용 집진 시스템
CN115193175A (zh) * 2022-07-07 2022-10-18 江苏泽宇森碳纤维科技股份有限公司 一种基于pet骨架布技术的空气过滤用设备

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111735141B (zh) * 2020-06-30 2021-12-14 泉州贝莱邦机械科技有限公司 一种空气净化用消除异味机

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007107764A (ja) * 2005-10-11 2007-04-26 Fujitsu General Ltd 空気調和機
JP2008029912A (ja) * 2006-07-26 2008-02-14 Tsuchiya Tsco Co Ltd フィルタ用清掃装置
JP2009168386A (ja) * 2008-01-18 2009-07-30 Fujitsu General Ltd 空気調和機
JP2010032172A (ja) * 2008-07-30 2010-02-12 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 空気調和機
JP2010223453A (ja) * 2009-03-19 2010-10-07 Fujitsu General Ltd 空気調和機

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007107764A (ja) * 2005-10-11 2007-04-26 Fujitsu General Ltd 空気調和機
JP2008029912A (ja) * 2006-07-26 2008-02-14 Tsuchiya Tsco Co Ltd フィルタ用清掃装置
JP2009168386A (ja) * 2008-01-18 2009-07-30 Fujitsu General Ltd 空気調和機
JP2010032172A (ja) * 2008-07-30 2010-02-12 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 空気調和機
JP2010223453A (ja) * 2009-03-19 2010-10-07 Fujitsu General Ltd 空気調和機

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3701196A4 (en) * 2018-01-15 2020-12-09 Samsung Electronics Co., Ltd. AIR CONDITIONER
US11022325B2 (en) 2018-01-15 2021-06-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Air conditioner
KR102428136B1 (ko) * 2022-05-08 2022-08-03 주식회사 팍스디앤엠 카페용 집진 시스템
KR102478660B1 (ko) * 2022-05-08 2022-12-19 주식회사 팍스디앤엠 제연 및 집진 시스템
CN115193175A (zh) * 2022-07-07 2022-10-18 江苏泽宇森碳纤维科技股份有限公司 一种基于pet骨架布技术的空气过滤用设备
CN115193175B (zh) * 2022-07-07 2024-01-02 江苏泽宇森碳纤维科技股份有限公司 一种基于pet骨架布技术的空气过滤用设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP6138206B2 (ja) 2017-05-31
CN205783443U (zh) 2016-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4757730B2 (ja) 空気調和機
JP6138206B2 (ja) 空気清浄機
US11666849B2 (en) Filter module and air purifier having the same
JP4840565B2 (ja) 空気調和機
US20100192768A1 (en) Air cleaner and controlling method thereof
JP5129357B2 (ja) 空気調和機
JP5099030B2 (ja) 空気調和機
JP5225601B2 (ja) 空気調和機
JP5424185B2 (ja) 空気調和機
JP4780326B2 (ja) 空気調和機
JP5108118B2 (ja) フィルタ清掃装置、ダストボックスおよび空気調和機
JP5108119B2 (ja) ダストボックス、フィルタ清掃装置および空気調和機
JP4894272B2 (ja) 空気調和機
JP6476106B2 (ja) 空気清浄機
TWI661165B (zh) 空氣清淨機
JP4876590B2 (ja) 空気調和機
JP6464019B2 (ja) 空気清浄機
JP2004353900A (ja) 空気調和機
JP4428031B2 (ja) 空気調和機
JP5387855B2 (ja) 空気調和機
JP2011163722A (ja) 空気調和機
JP2015111043A (ja) 空気調和機
JP5679265B2 (ja) エアーフィルター清掃機構及びプロジェクター装置
JP2004245448A (ja) 空気調和機
JP4252927B2 (ja) 電気掃除機

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170322

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170404

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170425

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6138206

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350