JP2017053320A - 発電装置 - Google Patents

発電装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017053320A
JP2017053320A JP2015179751A JP2015179751A JP2017053320A JP 2017053320 A JP2017053320 A JP 2017053320A JP 2015179751 A JP2015179751 A JP 2015179751A JP 2015179751 A JP2015179751 A JP 2015179751A JP 2017053320 A JP2017053320 A JP 2017053320A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
peripheral wall
power generation
power
water
windmill
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015179751A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6675633B2 (ja
Inventor
磯田 和彦
Kazuhiko Isoda
和彦 磯田
健司 嶋田
Kenji Shimada
健司 嶋田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimizu Construction Co Ltd, Shimizu Corp filed Critical Shimizu Construction Co Ltd
Priority to JP2015179751A priority Critical patent/JP6675633B2/ja
Publication of JP2017053320A publication Critical patent/JP2017053320A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6675633B2 publication Critical patent/JP6675633B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/70Wind energy
    • Y02E10/72Wind turbines with rotation axis in wind direction
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/70Wind energy
    • Y02E10/728Onshore wind turbines
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/16Mechanical energy storage, e.g. flywheels or pressurised fluids

Landscapes

  • Other Liquid Machine Or Engine Such As Wave Power Use (AREA)
  • Wind Motors (AREA)

Abstract

【課題】水力発電で発電された電力を、外部への供給電力に有効に活用することができるようにする。【解決手段】水面WLよりも低く位置する基盤2と、水面WLよりも高く延びるように基盤2に設けられる周壁部3と、周壁部3の下部に設けられ、水圧によって周壁部3の外側の水を周壁部3の内側に導入する導入部4と、導入部4における水流を利用して水力発電する水力発電ユニット5と、水力発電ユニット5で得られた電力とは別の再生可能エネルギーによって駆動する動力部6と、動力部6の動力を利用して周壁部3の内側に貯留された水を周壁部3の外側に排出する排水ユニット7と、を備える発電装置1を提供する。【選択図】図2

Description

本発明は、発電装置に関する。
一般に、水力や風力、太陽光、潮流、海流などの自然エネルギー(再生可能エネルギー)を利用した発電手法がある。
太陽光発電や風力発電などの発電量の変動が激しい発電手法では、安定した電力供給が困難であるため、太陽光発電や風力発電はベースロード電源として活用することが難しい。従来では、太陽光発電や風力発電で発電された電力を蓄電池や水素貯蔵等で(一時的に)蓄電するシステムを構築することで、安定した電力供給を実現することも考えられているが、この種のシステムは、初期導入コストや、水素の回収コスト、設備の維持管理の観点から実用化が困難である。
一方、発電量の変動が小さい水力発電は、安定した電力供給が可能であり、ベースロード電源として活用されることが多い。
また、従来の発電手法には、例えば特許文献1のように、山間部や傾斜地などを利用して上池(貯水池など)と下池(貯水池、川、海など)を設けた上で、揚水ポンプ等を用いて水を下池から上池に揚水し、揚水された上池の水を下池に向けて流すことで発電する揚水式水力発電がある。揚水式水力発電では、電力需要が小さいとき(例えば夜間等)に水を上池に揚水することで発電能力を蓄え(蓄電し)、電力需要が大きいとき(例えば昼間等)に上池から下池に水を流すことで発電して外部に電力供給することができる。すなわち、揚水式水力発電では外部の需要に応じた電力供給が可能である。
特開2004−183521号公報
しかしながら、上記従来の揚水式水力発電では、上池や下池が必要となるため、発電装置としての設置場所が山間部や傾斜地などに限られてしまう、すなわち、発電装置が設置場所の制約を受ける、という問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、設置場所の制約を受けることなく、変動が小さく安定した電力を、外部の需要に応じて供給することが可能な発電装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る発電装置は、水面よりも低く位置する基盤と、前記水面よりも高く延びるように前記基盤に設けられる周壁部と、前記周壁部の下部に設けられ、水圧によって前記周壁部の外側の水を前記周壁部の内側に導入する導入部と、前記導入部における水流を利用して水力発電する水力発電ユニットと、前記水力発電ユニットで得られた電力とは別の再生可能エネルギーによって駆動する動力部と、前記動力部の動力を利用して前記周壁部の内側に貯留された水を前記周壁部の外側に排出する排水ユニットと、を備えることを特徴とする。
上記の発電装置によれば、水力発電ユニットにおいて周壁部の内外の水位差によって導入部を通過した水流を利用して水力発電することができる。すなわち、水力発電で得られる発電量の変動が小さく安定した電力を、外部に供給することができる。
また、周壁部の内側に貯留された水は、水力発電ユニットで得られた電力とは別の再生可能エネルギーによって駆動する動力部の動力を利用して周壁部の外側に排出される。これにより、周壁部の内外の水位差が大きくなり、発電能力を蓄える(蓄電する)ことができる。すなわち、電力を外部の需要に応じて供給することが可能となる。
また、上記の発電装置は、海や池、河川、湖等に設置することが可能である。すなわち、上池や下池を利用する従来の揚水式水力発電と比べて、山間部や傾斜地等の設置場所に限られずに設置することができる。
前記発電装置においては、前記動力部が、前記周壁部の内側において前記基盤上に設けられる風車であり、前記風車が、風力によって回転駆動する風車本体と、前記基盤上に設けられて前記風車本体を支持する支持構造部と、を備え、前記支持構造部が、前記基盤から前記周壁部よりも高く延出し、前記風車本体が、前記支持構造部の延出方向先端に配されてもよい。
上記の発電装置によれば、風車の風車本体を周壁部の上端部よりも高く位置させることができる。このため、風車に作用する風が周壁部に邪魔されることなく、風車本体を風力によって効率よく回転させることができる。すなわち、排水ユニットによる周壁部の内側の水を効率よく排出することができる。
また、風車が周壁部の内側に配されるため、風車(特に支持構造部)には周壁部の外側の水の流れや波による荷重が作用しない。すなわち、風車を好適に保護することができる。
前記発電装置においては、前記周壁部が、円筒状に形成されてもよい。
上記の発電装置によれば、周壁部の外側の水圧による周壁部の変形を防ぐことができる。すなわち、周壁部を好適に保護することができる。
前記発電装置においては、前記水力発電ユニットが、前記導入部に設けられ、前記導入部における水流によって回転する水車と、前記水車の回転によって駆動される発電機と、前記水車の回転を前記発電機に伝達する伝達部と、を備え、前記発電機が、前記周壁部の上端部に配されてもよい。
上記の発電装置によれば、水力発電ユニットが伝達部を備えることで、発電機を水車から離れて位置させることができる。そして、発電機が周壁部の上端部に配されるため、発電機が周壁部の内側に貯留される海水に常時水没することを防ぐことができる。言い換えれば、発電機の水密性を簡易にし、発電装置を安価に構成できる。
前記発電装置においては、前記排水ユニットが、前記周壁部の内側に貯留された水を、前記水面よりも上方に汲み上げる揚水部を備えてもよい。
本発明によれば、設置場所の制約を受けることなく、変動が小さく安定した電力を、外部の需要に応じて供給することができる。
本発明の一実施形態に係る発電装置の概略示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る発電装置の概略を示す側断面図である。 図2のIII−III線断面図である。 水力発電ユニットの構成例を示す図である。 揚水部の変形例を示す図である。
以下、図1〜4を参照して本発明の一実施形態について説明する。
図1〜3に示すように、本実施形態に係る発電装置1は、海に設置される。発電装置1は、基盤2と、周壁部3と、導入部4と、水力発電ユニット5と、動力部6と、排水ユニット7と、を備える。
基盤2は、海面(水面)WLよりも低く位置する。基盤2は、例えば岩盤などの支持層BS自体であってもよいが、本実施形態では人工的に構築された人工地盤である。基盤2は、図示例のように海底(水底)GLに打設されるコンクリート製の基礎地盤が採用されてもよいが、例えば杭基礎としてもよい。本実施形態において、基盤2は、上方から見た平面視で円形状に形成されている。
本実施形態において、基盤2の下側(基盤2と支持層BSとの間)には、砂や砂礫を敷き詰めた透水層8が設けられている。
周壁部3は、海面WLよりも高く延びるように基盤2に設けられる。周壁部3は、例えば基盤2の上面2aの一部領域を囲むように設けられてもよいが、本実施形態では基盤2の上面2aのほぼ全体を囲むように設けられる。また、本実施形態の周壁部3は、円筒状(上方から見た平面視で円形状)に形成されている。周壁部3の直径は、例えば50〜200mである。
本実施形態の周壁部3は、シートパイル(鋼矢板)11及び鉄筋コンクリートからなるRC壁12によって構成されている。
シートパイル11は、円筒状に形成され、支持層BSに対して透水層8よりも深く打設されている。基盤2や透水層8は、このシートパイル11によって囲まれる。シートパイル11が打設される深さが深いほど、下方(支持層BS側)から透水層8への湧水を効果的に抑制できる。
RC壁12は、基盤2上においてシートパイル11の内側に重ねて配される。このため、RC壁12は、シートパイル11よりも一回り小さい円筒状に形成される。RC壁12の壁厚はシートパイル11の厚みよりも大きく、例えば0.5〜2mである。RC壁12は、シートパイル11をその内側から支持し、周壁部3の外側からの水圧によってシートパイル11が変形することを防ぐ。RC壁12は、例えば基盤2に一体化されてもよい。
RC壁12は、例えば現場打ちで形成されてもよいが、RC壁12を周方向や軸方向に分割してなる複数のプレキャスト壁(PCa壁)をシートパイル11の内側に配置した上で、プレキャスト壁同士の隙間をグラウト充填することで形成されてもよい。
本実施形態の発電装置1では、上記した基盤2及び周壁部3を含む容器構造物に対し、例えば基盤2に釜場(不図示)を形成し、この釜場に、下方から透水層8に浸透した湧水を周壁部3の外側に排出するための湧水排出部を設けてもよい。湧水排出部は、例えば後述する排水ユニット7で兼用してもよいが、例えば排水ユニット7と別個に設けられてもよい。発電装置1が湧水排出部を備えることで、湧水による浮力が基盤2に作用することを抑制又は防止し、基盤2の浮き上がりや損傷、転倒を防止することができる。
導入部4は、周壁部3の下部に設けられ、水圧によって周壁部3の外側の海水(水)Wを周壁部3の内側に導入する。導入部4は、例えば周壁部3の内側から外側に貫通する導入孔を備えてもよいが、本実施形態では両端が周壁部3の内外に開口すると共に周壁部3の径方向に延びる導入管13を備える。導入管13は、図示例のように周壁部3の内外に突出してもよいが、これに限ることはない。本実施形態の導入部4は、複数(図示例では三つ)の導入管13を有する。複数の導入管13は、周壁部3の周方向に等間隔で配されている。
導入部4には、例えば導入部4を開閉するバルブ(不図示)が設けられてもよい。バルブは、例えば導入部4の開度を調整するように構成されてもよい。これにより、導入部4を流れる海水Wの流量を発電需要に応じて自由に調整することができる。
導入部4を通じて周壁部3の内側に導入された海水Wは、周壁部3の内側に位置する基盤2上に貯留される。
水力発電ユニット5は、導入部4における水流を利用して水力発電する。本実施形態の水力発電ユニット5は、図2〜4に示すように、水車21と、発電機22と、伝達部23と、を備える。
水車21は、導入部4の各導入管13内に設けられ、各導入管13内における水流によって回転する。水車21は、任意に構成されてよいが、本実施形態の水車21は、導入管13内に固定される支持部24と、支持部24に対して回転自在に支持される羽根車25(ランナ)と、を有する。
支持部24は、整流板26を介して導入管13に固定され、導入管13内の中央に配されている。このため、海水は図4に示す矢印Fのように支持部24と導入管13の内周面との間を流れる。整流板26は、支持部24と導入管13の内周面との間で海水が支持部24(導入管13)の周方向に流れることを規制し、導入管13内における海水の流れの乱れを抑える。
羽根車25は、その軸方向が導入管13内における海水Wの流れ方向に沿うように配されている。羽根車25は、回転軸27と、回転軸27に固定された複数のブレード28と、を備える。図示例において、複数のブレード28は、前述した支持部24や整流板26よりも下流側に配されているが、例えば支持部24や整流板26よりも上流側に配されてもよい。
発電機22は、上記した水車21の回転によって駆動される。本実施形態において、発電機22は周壁部3の上端部に配される。発電機22は、例えば周壁部3の上端に配されてもよいが、本実施形態では、周壁部3の上端において内側に張り出して設けられた設置台30上に配される。発電機22は、例えば複数の水車21に対して一つだけ設けられてもよいが、本実施形態では、各水車21に対して一つずつ設けられる。
伝達部23は、水車21の回転を発電機22に伝達するものである。伝達部23は、例えばギヤ等であってもよいが、本実施形態では水車21の回転軸27と発電機22の回転軸29とに巻き掛けられるベルトである。本実施形態では、水車21が周壁部3の下端部に配され、発電機22が周壁部3の上端部に配されるため、伝達部23であるベルトが周壁部3の高さ方向に延びるように配される。
以上のように構成される水力発電ユニット5において発電された電力は、例えば外部(電力消費地)に供給される。
図1〜3に示すように、動力部6は、前述した水力発電ユニット5で得られた電力(導入部4における水流)とは別の再生可能エネルギーによって駆動する。本実施形態の動力部6は、周壁部3の内側において基盤2上に設けられる風車40である。風車40は、風力によって回転駆動する風車本体41と、基盤2上に設けられて風車本体41を支持する支持構造部42と、を備える。
支持構造部42は、基盤2から周壁部3よりも高く延出する。支持構造部42は、図示例のように棒状に形成されてもよいが、これに限ることはない。風車本体41は、支持構造部42の延出方向先端に配される。支持構造部42の高さは、例えば軸部43及びブレード44を含む風車本体41全体が周壁部3の上端よりも高く位置するように設定されるとよいが、これに限ることはない。例えば、風車本体41の一部(例えば軸部43よりも下方に位置するブレード44)が周壁部3の上端よりも低く位置してもよい。
本実施形態の風車40は、風車本体41が風力によって回転することで発電する風力発電ユニットである。風車40において発電された電力は、少なくとも後述する排水ユニット7に供給されればよいが、例えば水力発電ユニット5において発電された電力と共に外部(電力消費地)に供給されてもよい。
風車40は、例えば周壁部3の内側に複数配されてもよいが、本実施形態では一つだけ配されている。また、風車40は、周壁部3の内側の任意の位置に配されてよいが、本実施形態では平面視した基盤2の中央部に配されている。
本実施形態の風車40は、基盤2上に形成された風車基礎部9によって支持される。本実施形態において、風車基礎部9は、周壁部3の内側に多少の海水Wが貯留されても風車40(特に支持構造部42)が海水Wに浸からないように、基盤2よりも高く(例えば数mの高さに)形成されている。また、風車基礎部9の高さは、図示例のように周壁部3の上端よりも低く設定されてよい。
排水ユニット7は、風車40において発電された電力(動力部6の動力)を利用して周壁部3の内側に貯留された海水Wを周壁部3の外側に排出する。本実施形態の排水ユニット7は、周壁部3の内側に貯留された海水Wを、海面WLよりも上方に汲み上げる揚水部45を備える。
本実施形態の排水ユニット7は、複数(図示例では三つ)の揚水部45を有する。複数の揚水部45は、周壁部3の周方向に等間隔で配される。図示例では、複数の揚水部45と複数の導入部4とが周壁部3の周方向に交互に配列されているが、これに限ることはない。
各揚水部45の構成は任意であってよいが、本実施形態の揚水部45は、基盤2に設けられる排水ポンプ46と、排水ポンプ46に接続された排水管47と、を備える。排水ポンプ46は、風車40において発電された電力によって駆動する。図示例において、排水ポンプ46は基盤2の外周部に配されているが、これに限ることはない。排水管47は、排水ポンプ46から周壁部3よりも上方に延びた上で、周壁部3の内側から外側に延びている。排水管47の吐出口は、少なくとも周壁部3の外側に向いていればよいが、本実施形態では、周壁部3の外側において下方(海面WL)に向いている。
本実施形態の排水ユニット7では、排水ポンプ46が駆動することで、周壁部3の内側の海水Wが排水管47内で上方に流れ、排水管47の吐出口から周壁部3の外側の海面WLに向けて吐出される。
以上のように構成される本実施形態の発電装置1は、水中に橋脚基礎(ピア)を建設する工事などと同様に、従来周知の建設技術の組み合わせによって施工することができる。
次に、本実施形態の発電装置1の動作の一例について説明する。
例えば、周壁部3の内側に海水Wが貯留されていない状態、又は、周壁部3の内側における海水Wの水位が、周壁部3の外側における海面WLの水位よりも低い状態では、周壁部3の内外の水位差に基づく水圧によって周壁部3の外側の海水Wが、導入部4を通じて周壁部3の内側に導入される。この際、水力発電ユニット5では、導入部4に生じる水流を利用した水力発電が行われる。水力発電は、周壁部3の内側における海水Wの水位が周壁部3の外側における海面WLの水位と同等になるまで行うことができる。
ここで、水力発電ユニット5において発電可能な電力貯蔵容量Uは、周壁部3の内側に貯留可能(周壁部3の外側から内側に流入可能)な水量Vと周壁部3の内外の水位差に比例する。そして、水量Vを周壁部3の内側に流入できる状態は、水量Vと周壁部3の内外の水位差に比例する電力貯蔵容量Uが発電装置1に蓄電されていることを意味する。すなわち、本実施形態の発電装置1は、一種の蓄電装置として機能する、言い換えれば、巨大な電力貯蔵(蓄電)施設として機能させることができる。
また、本実施形態の発電装置1では、導入部4に設けられるバルブ等によって、単位時間当たりに導入部4を流れる海水Wの流量Qを調整することができる。ここで、水力発電ユニット5における発電出力P(発電容量)は、導入部4における海水Wの流量Qと周壁部3の内外の水位差に比例する。また、水力発電ユニット5における発電継続時間Tは、水量Vが一定とすると発電出力Pや流量Qに反比例する。このため、例えば、流量Qを1/2にした場合には、発電出力Pを1/2とし、発電継続時間Tを2倍とすることができる。
以上のことから、本実施形態の発電装置1では、導入部4を流れる海水Wの流量Qを調整することで、発電出力Pや発電継続時間Tを調整することができる。
また、本実施形態の発電装置1では、周壁部3の内側に海水Wが貯留されている状態で、風車40の風車本体41が風力によって回転駆動した際には、排水ユニット7の排水ポンプ46が風車40で発電された電力を利用して駆動され、周壁部3の内側の海水Wが排水管47を通じて周壁部3の外側に排出される。これにより、周壁部3の内側に貯留可能(周壁部3の外側から内側に流入可能)な水量Vが増加する。すなわち、風力などの変動の激しい再生可能エネルギーで水を移動することにより、水力発電ユニット5において発電可能な電力貯蔵容量Uが増加する。
本実施形態の発電装置1における電力貯蔵容量Uの具体例を示す。
周壁部3の内径が100m、基盤2の上面2aから周壁部3の上端までの高さ(周壁部高さ)が35mであり、基盤2の上面2aから海面WLまでの高さ(海面高さ)を30mとすると、周壁部3の内側に貯留可能な水量Vは、以下のようになる。
V=π/4×100×30=235,600m
また、有効落差hを30m(海面高さ)/2=15m、導入部4を流れる海水Wの流量Qを30m/sec(各導入管13を流れる海水Wの流量を10m/sec)とし、重力加速度gを9.8m/sec、発電効率ηを0.8とすると、水力発電ユニット5における発電出力Pは、以下のようになる。
P=h×Q×g×η=15×30×9.8×0.8=3,528kW
また、水力発電ユニット5における発電継続時間Tは、水量Vと流量Qによって、以下のように求められる。
T=V/Q=235,600/30=7,853sec=2.18時間
そして、電力貯蔵容量Uは、下記の通りになる。
U=P×T=3,528×2.18=7,691kWh
この電力貯蔵容量Uは、一般家庭3400世帯分の電力を2時間まかなうことができる量である。
以上説明したように、本実施形態の発電装置1によれば、設置場所の制約を受けることなく、変動が小さく安定した電力を、外部(電力消費地)の需要に応じて供給することが可能となる。
具体的には、水力発電ユニット5において周壁部3の内外の水位差によって導入部4を通過した水流を利用して発電された電力、すなわち、発電量の変動が小さく安定した電力を外部に供給することができる。本実施形態では、風車40で発電された電力(変動の激しい再生可能エネルギーで発電された電力)が外部に供給されないため、特に安定した電力供給を可能とする。
また、周壁部3の内側に貯留された海水Wは、風車40において発電された電力を利用して周壁部3の外側に排出される。これにより、周壁部3の内外の水位差が大きくなり、発電能力を蓄える(蓄電する)ことができる。すなわち、電力を外部の需要に応じて供給することが可能となる。
さらに、本実施形態の発電装置は、海に設置できるため、従来のような山間部や傾斜地等に限定されず、様々な場所に設置することが可能である。
また、本実施形態の発電装置1によれば、風車40において発電された電力が排水ユニット7の動力として利用されるため、水力発電ユニット5において発電された電力を排水ユニット7の動力として消費する必要が無くなる。したがって、水力発電ユニット5において発電された電力を、外部への供給電力に有効に活用することができる。
また、本実施形態の発電装置1によれば、風車40の風車本体41が周壁部3の上端部よりも高く位置するため、風車40に作用する風が周壁部3に邪魔されることなく、風車本体41を風力によって効率よく回転させることができる。すなわち、排水ユニット7による周壁部3の内側の水を効率よく排出することができる。
また、本実施形態の発電装置1によれば、風車40が周壁部3の内側に配されるため、風車40(特に支持構造部42)に周壁部3の外側の海流や潮流による荷重が作用することを抑制又は防止できる。すなわち、周壁部3は防波堤と同様な波除けの役割を果たし、風車40の支持構造部42に作用する荷重を、従来の洋上風車の場合と比較して、大幅に軽減することができ、風車40を好適に保護することができる。
また、本実施形態における風車40の設置構造によれば、着床式風車で問題となる洗掘も防ぐことができる。
また、風車40(特に支持構造部42)や風車基礎部9に、周壁部3の外側の波や海流、潮流等の流れによる荷重がほとんど作用しないことで、風車基礎部9の基礎形式の簡略化を図ることができる。具体的には、風車基礎部9の基礎形式として、必ずしも従来の洋上風車の基礎形式(例えば重力式、モノパイル式、ジャケット式)を採用する必要がなく、例えば陸上風車の基礎形式程度の簡易な基礎形式も採用可能となる。
また、本実施形態の風車40は、陸上風車と同様の手順で容易に施工できるため、洋上風車の施工と比べて工費や工期の点でも有利となる。
例えば従来の洋上風車の施工では、SEP(Self Elevation Platform)のような特殊な作業船を用いる必要があり、傭船費が工事費に上乗せされ工費が陸上風車より嵩む。さらに、洋上風車の工事は気象条件や海象条件に左右されやすく工期が延びるおそれもある上、一年の内で施工できる季節も限られる。
これに対し、本実施形態の風車40は、周壁部3の内側から海水Wが排出された基盤2上、または、風車基礎部9と周壁部3との間に設けた仮設床上で、陸上風車と同様に組み立てることができる。すなわち、洋上風車と比較して、海上の気象条件、海象条件、季節的な条件に左右され難く、工費や工期をコンパクトに抑えることができる。
また、風車40のメンテナンスも、洋上風車と比較して、海上の気象条件、海象条件、季節的な条件に左右されずに、周壁部3の内側で行うことができるため、メンテナンスの作業性向上や、メンテナンスの作業員の安全性向上も図ることができる。
また、風車40が周壁部3の外側の海水W(外海)に直接接しないため、風車40が船舶と接触するような事故も防止できる。
また、本実施形態の発電装置1によれば、周壁部3が円筒状に形成されているため、周壁部3の外側の水圧による周壁部3の変形を防ぐことができる。具体的に説明すれば、円筒状の周壁部3に対して周壁部3の外側の海水Wの水圧が作用しても、水圧による応力は周壁部3の周方向の圧縮力となるため、周壁部3に曲げ応力が生じない。その結果、周壁部3の変形を防ぐことができる。したがって、周壁部3を好適に保護することができる。また、周壁部3に曲げ応力が生じないことで、周壁部3を構成するRC壁12の配筋を最小配筋とすることもできる。
また、円筒状の周壁部3であれば、周壁部3の外側の波による抗力も小さくできる。例えば、周壁部3が平面視正方形状である場合と比較して、抗力を4割程度低減できる。
また、周壁部3を通常の設計基準強度で構成しても、水圧によって周壁部3に生じる周方向の圧縮応力に十分対応できる。例えば、直径100mで壁厚1mの周壁部3に水深30mの水圧が作用した際、周壁部3の周方向の圧縮応力度σは、以下のようになる。
σ=9.8×30×100/2=14,700kN/m=14.7N/mm
通常の設計基準強度Fcは60N/mmであるため、周壁部3の周方向の圧縮応力に十分に対応できる。
また、本実施形態の発電装置1によれば、水力発電ユニット5が伝達部23を備えることで、発電機22を水車21から離れて位置させることができる。そして、水力発電ユニット5の発電機22が周壁部3の上端部に配されるため、発電機22が周壁部3の内側に貯留される海水Wに常時水没することを防止できる。言い換えれば、発電機22の水密性を簡易にし、発電装置1を安価に構成できる。
また、本実施形態の発電装置1によれば、排水ユニット7が周壁部3の内側に貯留された海水Wを、海面WLよりも上方に汲み上げる揚水部45を備える。このため、周壁部3の外側の水圧を受けることなく、周壁部3の内側に貯留された水を周壁部3の外側に排出することができる。したがって、風車40において発電される電力(動力部6の動力)が小さくても周壁部3の内側の水を効率よく周壁部3の外側に排出することが可能となる。
また、本実施形態の発電装置1によれば、風車基礎部9が基盤2よりも高く位置している。これにより、風車基礎部9よりも低い水位(例えば数m程度)であれば、海水Wを周壁部3の内側に常時貯留できるため、周壁部3の内側において外海から隔離された海水Wを利用して魚の養殖などを行うこともできる。
また、本実施形態の発電装置1によれば、周壁部3のうち海面WL上に突出する部位を小さく設定できる。したがって、発電装置1の設置による海面WL上の景観阻害を小さく抑えることができる。発電装置1の設置に伴う環境影響評価には、視覚的環境影響の評価も含まれるため有効である。
また、本実施形態の発電装置1は、山間部や傾斜地に頼らない水力発電であるため、設置場所の制約がなく、平地を含む電力消費地の近郊に設けることができる。したがって、送電によるロスを小さく抑えることが可能となる。
また、本実施形態の発電装置1によれば、大きな電力量を貯蔵することも可能であるため、風力発電などの発電量の変動が大きい再生可能エネルギーと組み合わせることで、安定した電力供給を行うこともできる。
また、本実施形態の発電装置1は、その設置場所での電力貯蔵(蓄電)によるエネルギーバッファー(電力需要の変動に対応する供給源)としてだけではなく、スマートグリッドを介して、周辺地域の再生可能エネルギーのバッファーとして利用することもできる。
また、本実施形態の発電装置1における発電は、COや有毒ガスを排出しないタイプの発電(水力発電や風力発電)であるため、発電装置1の設置に伴う環境影響評価にも有利である。
以上、本発明の詳細について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることができる。
例えば、周壁部3は、円筒状に形成されることに限らず、少なくとも筒状に形成されればよい。すなわち、周壁部3は、例えば上方から見て正方形状や六角形状などの多角形状に形成されてもよい。
例えば図5に示すように、排水ユニットに備える揚水部45Aは、螺旋水車機構51であってもよい。螺旋水車機構51は、基盤2の上面2aから周壁部3の上端部まで傾斜状態で延びる傾斜水路部52と、傾斜水路部52に配され、傾斜水路部52に沿って延びるスクリュー部53と、周壁部3の上端部において周壁部3を貫通して形成され、傾斜水路部52の上端に連なる排水路部54と、を備える。
スクリュー部53は、傾斜水路部52に沿って延びる軸体55の外周に螺旋状のブレード56を形成して構成されている。軸体55は、その両端が基盤2上及び周壁部3上に配された軸受57によって回転自在に支持されている。軸体55は、例えば風車40において発電された電力を利用して駆動装置58でトルクを発生させ、回転する。
排水路部54は、海面WLよりも高い位置において周壁部3の外側に開口する。排水路部54は、図示例のように水平方向に延びてもよいが、例えば周壁部3の内側から外側に向かうにしたがって下方に傾斜していてもよい。
図5に例示する構成では、スクリュー部53が回転することで周壁部3の内側の海水Wが傾斜水路部52の下端から上端に向けて汲み上げられる。傾斜水路部52の上端に到達した海水Wは、排水路部54に流れ込み、排水路部54から周壁部3外側の海面WLに放流される。
排水ユニットにおいて利用される風車40の動力は、電力に限らず、例えば風車本体41の回転トルクであってもよい。例えば排水ユニットが図5に例示した螺旋水車機構51を備える場合には、風車本体41の回転トルクをスクリュー部53の軸体55に伝達することでスクリュー部53を回転させてもよい。風車40の風車本体41と螺旋水車機構51のスクリュー部53とは、ベルトやギヤ等の伝達構造によって接続されればよい。また、周壁部3の内側に配された風車本体41とスクリュー部53との接続が困難である場合には、上記実施形態とは別の風車を周壁部3の上端に配し、この風車とスクリュー部53とを接続してもよい。
上記のことから、風車40は、電力のみを出力することに限らず、回転トルクのみを出力してもよいし、回転トルクと電力の両方を出力してもよい。
動力部6は、風力によって駆動する風車に限らず、少なくとも導入部4における水流とは別の再生可能エネルギー(例えば太陽光、海流、潮流など)によって駆動するものであればよい。したがって、動力部6は、例えば太陽光によって駆動する太陽光発電ユニット、潮流や海流によって駆動する潮流発電ユニット、海流発電ユニットなどであってもよいし、例えば風車40、太陽光発電ユニット、潮流発電ユニット、海流発電ユニットなどを適宜組み合わせたものであってもよい。動力部6が太陽光発電ユニットを含む場合、太陽光発電ユニットのソーラーパネルは、例えば周壁部3の上端開口を覆うように配されてもよい。
排水ユニットは、例えば揚水部を備えなくてもよい。排水ユニットは、例えば周壁部3の内側の海水Wをポンプ等によって周壁部3を貫通して外側の水中に排出するように構成されてもよい。
発電装置1では、基盤2上の空いたスペースを利用して、水上施設や水中施設などの各種施設を構築することも可能である。ただし、各種施設が水上施設である場合、各種施設は少なくとも海面WLよりも高い位置に配されるとよい。各種施設は、海上などで市街地から離れた施設とすることができるため、例えば、騒音を発生する工場やカジノ施設、観光客相手の商業施設としたり、魚類や牡蠣の加工場など漁業関係施設としたりすることもできる。また、各種施設は、例えば荒天時などに利用可能な避難施設であってもよい。また、各種施設の屋根は、例えば前述した太陽光発電ユニットのソーラーパネルによって構成されてもよい。
発電装置1は、例えば基盤2及び周壁部3を含む容器構造物を複数備え、複数の容器構造物の周壁部3の内側同士が配管等によって繋がっていてもよい。この場合、風車40等の動力部6は、例えば全ての周壁部3の内側に配されてもよいが、例えば一部の周壁部3の内側のみに配されてもよい。このような構成であれば、発電装置1をより巨大な電力貯蔵(蓄電)施設として機能させることができる。
本発明の発電装置は、海に限らず、例えば池や湖等に設置されてもよい。すなわち、本発明の発電装置において取り扱う水は、海水に限らず、淡水であってもよい。また、自然に溜められている水に限らず、人工的に構築された池、プール、貯水槽などに溜められた水であってもかまわない。
1 発電装置
2 基盤
3 周壁部
4 導入部
5 水力発電ユニット
6 動力部
7 排水ユニット
21 水車
22 発電機
23 伝達部
40風車
41 風車本体
42 支持構造部
45,45A 揚水部
W 海水(水)
WL 海面(水面)

Claims (5)

  1. 水面よりも低く位置する基盤と、
    前記水面よりも高く延びるように前記基盤に設けられる周壁部と、
    前記周壁部の下部に設けられ、水圧によって前記周壁部の外側の水を前記周壁部の内側に導入する導入部と、
    前記導入部における水流を利用して水力発電する水力発電ユニットと、
    前記水力発電ユニットで得られた電力とは別の再生可能エネルギーによって駆動する動力部と、
    前記動力部の動力を利用して前記周壁部の内側に貯留された水を前記周壁部の外側に排出する排水ユニットと、を備える発電装置。
  2. 前記動力部が、前記周壁部の内側において前記基盤上に設けられる風車であり、
    前記風車が、風力によって回転駆動する風車本体と、前記基盤上に設けられて前記風車本体を支持する支持構造部と、を備え、
    前記支持構造部が、前記基盤から前記周壁部よりも高く延出し、
    前記風車本体が、前記支持構造部の延出方向先端に配されている請求項1に記載の発電装置。
  3. 前記周壁部が、円筒状に形成されている請求項1又は請求項2に記載の発電装置。
  4. 前記水力発電ユニットが、前記導入部に設けられ、前記導入部における水流によって回転する水車と、前記水車の回転によって駆動される発電機と、前記水車の回転を前記発電機に伝達する伝達部と、を備え、
    前記発電機が、前記周壁部の上端部に配される請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の発電装置。
  5. 前記排水ユニットが、前記周壁部の内側に貯留された水を、前記水面よりも上方に汲み上げる揚水部を備える請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の発電装置。
JP2015179751A 2015-09-11 2015-09-11 発電装置 Active JP6675633B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015179751A JP6675633B2 (ja) 2015-09-11 2015-09-11 発電装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015179751A JP6675633B2 (ja) 2015-09-11 2015-09-11 発電装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017053320A true JP2017053320A (ja) 2017-03-16
JP6675633B2 JP6675633B2 (ja) 2020-04-01

Family

ID=58317488

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015179751A Active JP6675633B2 (ja) 2015-09-11 2015-09-11 発電装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6675633B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022170765A (ja) * 2021-04-29 2022-11-11 陳 純輝 自然エネルギー発電における相互融通システム
KR20230066713A (ko) * 2021-11-08 2023-05-16 김한영 풍력 양수발전 시스템

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022170765A (ja) * 2021-04-29 2022-11-11 陳 純輝 自然エネルギー発電における相互融通システム
KR20230066713A (ko) * 2021-11-08 2023-05-16 김한영 풍력 양수발전 시스템
KR102544893B1 (ko) * 2021-11-08 2023-06-16 김한영 풍력 양수발전 시스템

Also Published As

Publication number Publication date
JP6675633B2 (ja) 2020-04-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2018214114B2 (en) Coastal Protection and Wave Generation System
JP6108401B2 (ja) 揚水発電所
US8274168B2 (en) Generating hydroenergy
KR101042700B1 (ko) 수력 발전기
US20130152839A1 (en) System of anchoring and mooring of floating wind turbine towers and corresponding methods for towing and erecting thereof
WO2010060504A2 (en) Energy accumulation system and method
KR20100131078A (ko) 부유식 수력발전기
US11639590B2 (en) Methods and water reservoir systems for generating, accumulating, storing, and releasing electrical energy
GB2445284A (en) A hydro-electric generator arrangement for underwater placement
JP6675633B2 (ja) 発電装置
CA3028920C (en) A system and method for extracting power from tides
JP6719224B2 (ja) 発電システム
WO2023133290A1 (en) Circular dams, water reservoir systems and methods providing consistent electrical energy
WO2011141691A2 (en) Tidal or wave energy harnessing device
US20230323849A1 (en) An Improved Apparatus And Method For Extracting Energy From A Fluid
Tong et al. Advanced materials and devices for hydropower and ocean energy
JP5787943B2 (ja) 電力貯蔵システムおよび電力貯蔵方法
US11840815B2 (en) Circular dam and methods for generating, accumulating, storing, and releasing electrical energy
JP2014051970A5 (ja)
US20110217122A1 (en) Method, system and device for harnessing hydraulic head in large bodies of water
CA2694150A1 (en) The helical pathway system and method for harvesting electrical power from water flows using oval helical turbines
JP2024011086A (ja) 連続発電装置及び連続発電システム
IES86300B2 (en) Energy accumulation system and method
IE20130064U1 (en) Energy accumulation system and method
IES86300Y1 (en) Energy accumulation system and method

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180615

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20181005

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190514

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190708

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191112

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200107

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200227

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6675633

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150