JP2017048593A - 既存柱の補強構造および補強方法 - Google Patents

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【課題】 既存柱の面積の増加を最低限とする既存柱の補強構造等を提供する。
【解決手段】 柱の補強構造1は、既存柱3の外周に形成された補強柱5等から構成される。既存柱3の柱脚下端とベースプレート11は、覆工コンクリート25によって埋設される。覆工コンクリート25の上面が床面となる。既存柱3の外側であって、覆工コンクリート25上に補強板9が配置される。補強板9上には、補強柱5が接合される。補強柱5が設置された後、隣り合う補強柱5同士が、所定の間隔で接合板7によって連結される。接合板7は、補強柱5の座屈防止の機能を発揮する。
【選択図】図1

Description

本発明は、既存の柱を耐震補強するための補強構造等に関するものである。
地震による構造体の倒壊等を防ぐため、柱等の構造体に対しては、所定以上の耐震強度が要求されている。しかし、現在の耐震基準となる前に建設された構造体には、現在のような厳しい耐震強度が要求されていなかったため、古い構造体は、現在の耐震基準を満たしていない場合がある。
しかし、柱等の構造体のすべてを新たに再構築するのは時間もコストもかかる。このため、既存の柱を補強する方法がとられる。
このような既存の柱を補強する方法としては、既存柱の柱脚部の周囲にコンクリートを打設して、鉄筋コンクリート根巻き部を構築する方法がある(例えば特許文献1)。
特開平10−018424号公報
図11は、柱の補強構造100を示す側面図である。既存柱101は、例えば組立柱(トラス柱)であり、ベースプレート103上に配置される。ベースプレート103は、アンカーボルト105によって基礎107に固定される。また、ベースプレート103には補強リブ109が設けられる。ベースプレート103および既存柱101の柱脚部の下端は、覆工コンクリート115で覆われる。覆工コンクリート115の上面が工場などの床面となる。柱の補強構造100は、覆工コンクリート115の上に、既存柱101の柱脚部の所定の高さに対して、基礎107まで達する鉄筋111を埋設したコンクリート113で覆うものである。
しかし、このような根巻柱脚工法では、コンクリート113の断面積を既存柱部分の断面の2倍以上とし、コンクリート113の高さも2m程度とすることが一般的である。このため、工場などにおいて、既存柱101の周囲の使用可能な範囲が制限され、通路が狭くなるなどの問題がある。
また、コンクリート113によって完全に埋設されるため、例えば既存柱101が図示したような組立柱の場合であっても、視界が遮られ、既存柱の向こう側を視認することができなくなる。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、既存柱の面積の増加を最低限とする既存柱の補強構造等を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するため、第1の発明は、既存柱のベースプレートが固定された基礎に固定される補強板と、前記補強板に接合され、前記既存柱の外側に配置される少なくとも一対の補強柱と、前記補強柱同士を連結し、かつ、前記既存柱の外面の少なくとも一部に接合される接合板と、を具備することを特徴とする既存柱の補強構造である。
前記ベースプレートは、覆工コンクリートで覆われており、前記補強板は、前記覆工コンクリート上に配置されてもよい。
前記補強板および前記補強柱の下部を覆うようにさらにコンクリートが打設されてもよい。
この場合、前記補強板は、複数のアンカーボルトで前記基礎に固定され、前記アンカーボルトに対して略垂直な方向に鉄筋が設置され、前記鉄筋が、前記コンクリートに埋設されてもよい。
前記既存柱は、組立柱であってもよい。
第1の発明によれば、既存柱の外側に新たな補強柱を設け、補強柱と既存柱との一部を接合することで、既存柱が受ける応力の一部を補強柱に伝達することができるため、既存柱を補強することができる。この際、コンクリートで補強を行う根巻柱脚工法と異なり、補強柱で補強するため、既存柱のすぐ外周部に構築することができる。このため、柱の断面積の増加を最低限に抑えることができる。
また、補強板を覆うようにコンクリートを打設することで、補強板と補強柱との接合部の補強を行うことができる。なお、この場合、補強板等を覆うことができれば良いので、根巻柱脚工法のように数mもの高さでコンクリートを打設する必要がない。
また、コンクリートに鉄筋を埋設することで、補強柱下部の補強を、より確実に行うことができる。
また、既存柱が組立柱の場合、補強柱によって視界が遮られることがない。
第2の発明は、既存柱のベースプレートが固定された基礎に、少なくとも一対の補強柱が固定された補強板を固定し、前記既存柱の外側に配置する工程aと、前記補強柱同士を接合板で連結し、前記接合板を前記既存柱の外面の少なくとも一部に接合する工程bと、を具備することを特徴とする既存柱の補強方法である。
さらに、前記ベースプレートが、覆工コンクリートで覆われており、前記工程aでは、前記補強板を、前記覆工コンクリート上に配置して前記基礎に固定し、前記工程aの後、前記補強板および前記補強柱の下部を覆うように、さらにコンクリートを打設する工程cを具備してもよい。
前記工程cの前に、前記補強板を前記基礎に固定するアンカーボルト同士を、鉄筋で連結する工程dを具備し、前記工程cでは、前記鉄筋を、前記コンクリートに埋設してもよい。
第2の発明によれば、容易に既存柱を補強することができる。この際、柱の断面積の増加を最低限に抑えることができる。
また、覆工コンクリート上に、補強板を覆うようにコンクリートを打設することで、補強板と補強柱との接合部の補強を行うことができる。
また、コンクリートに鉄筋を埋設することで、補強柱下部の補強を、より確実に行うことができる。
本発明によれば、既存柱の面積の増加を最低限とする既存柱の補強構造等を提供することができる。
柱の補強構造1を示す側面図。 図1のA−A線断面図であって、柱の補強構造1を示す断面図。 柱の補強構造1aを示す側面図。 図3のB−B線断面図であって、柱の補強構造1aを示す断面図。 柱の補強構造1bを示す断面図。 柱の補強構造1cを示す側面図。 図6のE−E線断面図であって、柱の補強構造1cを示す断面図。 柱の補強構造1dを示す側面図。 図8のF−F線断面図であって、柱の補強構造1dを示す断面図。 柱の補強構造1eを示す断面図。 従来の柱の補強構造100を示す図。
以下、本発明の実施の形態にかかる柱の補強構造1について説明する。図1は、柱の補強構造1を示す側面図であり、図2は、図1のA−A線断面図である。柱の補強構造1は、既存柱3の外周に形成された補強柱5等から構成される。
既存柱3は、例えば複数のトラスによって構成される組立柱であるが、角柱やH鋼柱であってもよい。既存柱3が組立柱である場合には、柱の背面側を視認することができる。
既存柱3は、基礎23上に構築されている。基礎23上には、ベースプレート11がアンカーボルト13で固定される。ベースプレート11上には、補強リブ21が縦横に接合されるとともに、補強リブ21の内側に、略L字状の断面形状の既存柱3が接合される。なお、既存柱3が組立柱の場合には、既存柱3同士がさらに複数のトラスで接合される。
既存柱3の柱脚下端とベースプレート11は、覆工コンクリート25によって埋設される。覆工コンクリート25の上面が工場等の床面となる。なお、ベースプレート11と基礎23との隙間には、モルタルが充填される。
このようにして構成される既存柱3の外側であって、覆工コンクリート25上に補強板9が配置される。例えば、図2に示すように、補強板9は略矩形の部材であり、既存柱3の短辺側の外側にそれぞれに配置される。補強板9と覆工コンクリート25との間には、モルタル18が充填される。モルタル18によって、補強板9の水平および高さを正確に設定することができる。
補強板9には、孔が設けられ、補強用アンカーボルト15によって基礎23に固定される。なお、補強用アンカーボルト15の位置および個数は、図示した例には限られず、覆工コンクリート25に埋設されたベースプレート11との干渉を避けられればいずれの位置でも良い。また、補強用アンカーボルト15は、補強板9に孔を形成するのではなく、外周側に開口する切欠きによって固定してもよい。この場合には、座金を厚くすることが望ましい。
補強板9上には、補強柱5が接合される。なお、補強柱5は、予め補強板9に接合しておいてもよく、現場で補強板9上に補強柱5を接合してもよい。補強柱5を予め補強板9に接合しておくことで、現場での溶接作業が削減され、より精度よく接合を行うことが可能である。
補強柱5は、少なくとも一対配置される。図2に示す例では、補強柱5は、既存柱3の短辺側の両外側にそれぞれ2か所ずつ、計4か所に配置される。また、図示した例では補強柱5は、例えば略コの字状の部材であり、内側に開口側が向くように配置される。
補強柱5が設置された後、隣り合う補強柱5同士が、所定の高さにおいて、接合板7によって連結される。接合板7は、補強柱5の座屈防止の機能を発揮する。なお、接合板7は、1カ所であってもよく、複数個所に配置してもよい。
なお、補強柱5の形状及び配置は図示した例には限られないが、互いに対向する補強柱5同士の対応する側面が、略一直線上に配置されることが望ましい。具体的には、図示した例では、同一辺上に併設された一対の補強柱5の、併設方向に平行なそれぞれの面C、Cが略一直線上に配置され、対向する辺上に配置された一対の補強柱5の互いに対向方向に平行なそれぞれの面D、Dが略一直線上に配置されることが望ましい。これらの面を用いることで、接合板7による補強柱5同士の連結が容易となる。
全ての既存柱3の外面の少なくとも一部が接合板7と接合される。例えば、図1において、既存柱3と接合板7との交差部が互いに溶接される。このようにすることで、既存柱3の応力を補強柱5に伝達することができる。なお、接合板7と既存柱3との接合は、少なくとも1カ所接合されていれば、応力が伝達されるため、全ての交差部を溶接する必要はない。
また、接合板7と既存柱3とを容易に接合するためには、例えば、前述した面D、Dをつなぐ直線上に、既存柱3の面の一部が一致するように、補強柱5を配置することが望ましい。この場合には、接合板7によって、補強柱5同士の接合と既存柱3との接合が容易となる。
なお、補強柱5は、例えば1〜2m程度の高さでよい。補強柱5は、既存柱3が受けるモーメントの大きな部位にのみを補強すればよいためである。
以上、本実施の形態によれば、従来の根巻柱脚工法と比較して、構造が簡易であり、工期を短縮することができる。また、鉄筋コンクリートによって、既存柱の全体を覆うものと比較して、柱の断面積増加を最小限に抑えることができる。
また、既存柱3が組立柱である場合には、補強柱5を設置しても、柱の向こう側を視認することができる。
次に、第2の実施形態について説明する。図3は、第2の実施形態にかかる柱の補強構造1aを示す側面図(コンクリート19の一部透視図)であり、図4は、図3のB−B線断面図(コンクリート19の透視図)である。なお、以下の説明において、柱の補強構造1と同様の機能を奏する構成については、図1〜図2と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。柱の補強構造1aは、柱の補強構造1と略同様であるが、補強板9等がコンクリート19によって埋設される点で異なる。
コンクリート19は、補強柱5の設置後に打設される。コンクリート19によって、補強板9と補強用アンカーボルト15の固定部および補強板9と補強柱5との接合部が埋設される。このため、補強柱5の下端部近傍を補強することができる。
コンクリート19を打設する場合には、内部に鉄筋17を埋設することが望ましい。この場合には、補強用アンカーボルト15の上端を、補強板9上に50〜200mm程度(コンクリート19に埋設される程度)突出させる。突出した補強用アンカーボルト15の上端部近傍には、定着部としてナットが取り付けられる。さらに、定着部には、ほぼ水平に(補強用アンカーボルト15と略垂直な方向に)環状の鉄筋17が設置される。すなわち、コンクリート19を打設する前に、補強板9を基礎23に固定する補強用アンカーボルト15同士が、鉄筋17で連結される。
なお、コンクリート19は、補強柱5と補強板9との接合部近傍の補強を行うものである。このため、100〜200mm程度の高さまで形成すれば十分である。このため、柱の断面積が増加する部位が補強柱5の下端に限られ、通行や見通しの妨げとなることがない。
第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、補強柱5の下端部の最も応力のかかる部位をコンクリート19によって補強するため、より確実に既存柱3を補強することができる。また、コンクリート19は、補強柱5の下端部のみを補強するため、視認性等の妨げとなることがない。
次に、第3の実施形態について説明する。図5は、柱の補強構造1bを示す断面図である。柱の補強構造1bは、柱の補強構造1と略同様の構造であるが、補強板9aの形態が異なる。補強板9aは、ベースプレート11の周囲を囲むように配置される。
補強板9aは、一対の略コの字状部材からなる。なお、それぞれの補強板9a同士は、互いの突き合わせ部を接合してもよく、接合しなくてもよい。
第3の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、このようにすることで、補強柱5の配置や、補強用アンカーボルト15の配置の自由度を高めることができる。このように、本発明では、補強板の配置や形状は、補強柱5の配置や補強用アンカーボルト15の配置に応じて、適宜設計することができる。
次に、第4の実施形態について説明する。図6は、柱の補強構造1cを示す側面図であり、図7は、図6のE−E線断面図である。前述した実施形態では、既存柱3のベースプレート11は、覆工コンクリート25に埋設される例を示したが、本実施形態では、覆工コンクリート25が設けられない。すなわち、基礎23上に、ベースプレート等11が露出する。
本実施形態では、補強リブ21およびアンカーボルト13等と干渉しないように、ベースプレート11上またはベースプレート11の周囲に補強板9が設置される。図示した例では、既存柱3のベースプレート11上に補強板9が配置される。例えば、図7に示すように、補強板9は略矩形の部材であり、ベースプレート11の短辺側の補強リブ21の外側にそれぞれに配置される。すなわち、補強板9は、ベースプレート11上の補強リブ21やアンカーボルト13との干渉を避けて配置される。
第4の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、このように、本発明は、覆工コンクリート25が設けられない場合や、覆工コンクリート25が除去されている場合にも適用が可能である。
次に、第5の実施形態について説明する。図8は、柱の補強構造1dを示す側面図であり、図9は、図8のF−F線断面図である。柱の補強構造1dは、柱の補強構造1cとほぼ同様であるが、ベースプレート11および補強板9が一括してコンクリート19で埋設される点で異なる。
この場合には、柱の補強構造1bと同様に、コンクリート19は、補強柱5の設置後に打設される。コンクリート19によって、補強板9と補強用アンカーボルト15の固定部よび補強板9と補強柱5との接合部が埋設される。このため、補強柱5の下端部近傍を補強することができる。なお、この場合でも、柱の補強構造1bと同様に、コンクリート19を打設する場合には、内部に鉄筋17を埋設することが望ましい。
第5の実施形態によれば、第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、補強柱5の下端部の最も応力のかかる部位をコンクリート19によって補強するため、より確実に既存柱3を補強することができる。また、コンクリート19は、補強柱5の下端部のみを補強するため、視認性等の妨げとなることがない。
次に、第6の実施形態について説明する。図10は、柱の補強構造1eを示す断面図である。柱の補強構造1eは、柱の補強構造1と略同様の構造であるが、補強板9aの形態が異なる。補強板9aは、ベースプレート11の周囲を囲むように配置される。なお、この場合には、補強リブ21と干渉しないように補強板9aが加工される。
補強板9aは、一対の略コの字状部材からなる。なお、柱の補強構造1cと同様に、それぞれの補強板9a同士は、互いの突き合わせ部を接合してもよく、接合しなくてもよい。
第6の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、このようにすることで、補強柱5の配置や、補強用アンカーボルト15の配置の自由度を高めることができる。このように、本発明では、補強板の配置や形状は、補強柱5の配置や補強用アンカーボルト15の配置に応じて、適宜設計することができる。
以上、添付図を参照しながら、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1、1a、1b、1c、1d、1e………柱の補強構造
3………既存柱
5………補強柱
7………接合板
9、9a………補強板
11………ベースプレート
13………アンカーボルト
15………補強用アンカーボルト
17………鉄筋
18………モルタル
19………コンクリート
21………補強リブ
23………基礎
25………覆工コンクリート
100………柱の補強構造
101………既存柱
103………ベースプレート
105………アンカーボルト
107………基礎
109………補強リブ
111………鉄筋
113………コンクリート
115………覆工コンクリート

Claims (8)

  1. 既存柱のベースプレートが固定された基礎に固定される補強板と、
    前記補強板に接合され、前記既存柱の外側に配置される少なくとも一対の補強柱と、
    前記補強柱同士を連結し、かつ、前記既存柱の外面の少なくとも一部に接合される接合板と、
    を具備することを特徴とする既存柱の補強構造。
  2. 前記ベースプレートは、覆工コンクリートで覆われており、前記補強板は、前記覆工コンクリート上に配置されることを特徴とする請求項1記載の既存柱の補強構造。
  3. 前記補強板および前記補強柱の下部を覆うようにさらにコンクリートが打設されることを特徴とする請求項2記載の既存柱の補強構造。
  4. 前記補強板は、複数のアンカーボルトで前記基礎に固定され、
    前記アンカーボルト同士が、鉄筋で連結され、
    前記鉄筋が、前記コンクリートに埋設されることを特徴とする請求項3記載の既存柱の補強構造。
  5. 前記既存柱は、組立柱であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の既存柱の補強構造。
  6. 既存柱のベースプレートが固定された基礎に、少なくとも一対の補強柱が固定された補強板を固定し、前記既存柱の外側に配置する工程aと、
    前記補強柱同士を接合板で連結し、前記接合板を前記既存柱の外面の少なくとも一部に接合する工程bと、
    を具備することを特徴とする既存柱の補強方法。
  7. 前記ベースプレートが、覆工コンクリートで覆われており、前記工程aでは、前記補強板を、前記覆工コンクリート上に配置して前記基礎に固定し、前記工程aの後、前記補強板および前記補強柱の下部を覆うように、さらにコンクリートを打設する工程cを具備することを特徴とする請求項6記載の既存柱の補強方法。
  8. 前記工程cの前に、前記補強板を前記基礎に固定するアンカーボルト同士を、鉄筋で連結する工程dを具備し、
    前記工程cでは、前記鉄筋を、前記コンクリートに埋設することを特徴とする請求項7記載の既存柱の補強方法。
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