JP2017048291A - 導電性高分子組成物、その分散液、その製造方法およびその用途 - Google Patents
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Abstract
Description
(a)スチレンスルホン酸65〜99.9モル%
(b)フェノキシエチルアクリレート、フェノキシエチルメタクリレート、ベンジルアクリレート、ベンジルメタクリレートおよび次の一般式(1)
とをモノマー成分とする共重合体が、
エチレンジオキシチオフェンおよびアルキル化エチレンジオキシチオフェンよりなる群から選ばれる少なくとも1種をモノマー成分とするπ共役系高分子にドーピングしてなることを特徴とする導電性高分子組成物に関する。
〔共重合体(スチレンスルホン酸:フェノキシジエチレングリコールアクリレート=99.9モル%:0.1モル%)の製造〕
この製造例1では、使用開始時のモノマーがスチレンスルホン酸とフェノキシジエチレングリコールアクリレート〔これは、一般式(1)において、R1が水素であり、nが2のものに該当する〕とであって、それらの比率が99.9モル%:0.1モル%、つまり、モル比で99.9:0.1の共重合体の製造について説明する。なお、以下の製造例などにおいても、共重合体の組成の表示にあたっては、使用開始時のモノマーのモル比で表示する。
〔共重合体(スチレンスルホン酸:フェノキシジエチレングリコールアクリレート=99モル%:1モル%)の製造〕
この製造例2では、スチレンスルホン酸とフェノキシジエチレングリコールアクリレートとの比率が99モル%:1モル%、つまり、モル比で99:1の共重合体の製造について説明する。
〔共重合体(スチレンスルホン酸:フェノキシジエチレングリコールアクリレート=95モル%:5モル%)の製造〕
この製造例3では、スチレンスルホン酸とフェノキシジエチレングリコールアクリレートとの比率が95モル%:5モル%、つまり、モル比で95:5の共重合体の製造について説明する。
〔共重合体(スチレンスルホン酸:フェノキシジエチレングリコールアクリレート=85モル%:15モル%)の製造〕
この製造例4では、スチレンスルホン酸とフェノキシジエチレングリコールアクリレートとの比率が85%:15%、つまり、モル比で85:15の共重合体の製造について説明する。
〔共重合体(スチレンスルホン酸:フェノキシジエチレングリコールアクリレート=75モル%:25モル%)の製造〕
この製造例5では、スチレンスルホン酸とフェノキシジエチレングリコールアクリレートとの比率が75モル%:25モル%、つまり、モル比で75:25の共重合体の製造について説明する。
〔共重合体(スチレンスルホン酸:フェノキシジエチレングリコールアクリレート=65モル%:35モル%)の製造〕
この製造例6では、スチレンスルホン酸とフェノキシジエチレングリコールアクリレートとの比率が65モル%:35モル%、つまり、モル比で65:35の共重合体の製造について説明する。
〔共重合体(スチレンスルホン酸:フェノキシエチルアクリレート=99.9モル%:0.1モル%)の製造〕
この製造例7では、スチレンスルホン酸とフェノキシエチルアクリレートとの比率が99.9モル%:0.1モル%、つまり、モル比で99.9:0.1の共重合体の製造について説明する。
〔共重合体(スチレンスルホン酸:フェノキシエチルアクリレート=95モル%:5モル%)の製造〕
この製造例8では、スチレンスルホン酸とフェノキシエチルアクリレートとの比率が95モル%:5モル%、つまり、モル比で95:5の共重合体の製造について説明する。
〔共重合体(スチレンスルホン酸:フェノキシエチルアクリレート=85モル%:15モル%)の製造〕
この製造例9では、スチレンスルホン酸とフェノキシエチルアクリレートとの比率が85モル%:15モル%、つまり、モル比で85:15の共重合体の製造について説明する。
〔共重合体(スチレンスルホン酸:フェノキシエチルアクリレート=65モル%:35モル%の製造〕
この製造例10では、スチレンスルホン酸とフェノキシエチルアクリレートとの比率が65モル%:35モル%、つまり、モル比で65:35の共重合体の製造について説明する。
〔共重合体(スチレンスルホン酸:ベンジルメタクリレート=99.9モル%:0.1モル%)の製造〕
この製造例11では、スチレンスルホン酸とベンジルメタクリレートとの比率が99.9モル%:0.1モル%、つまり、モル比で99.9:0.1の共重合体の製造について説明する。
〔共重合体(スチレンスルホン酸:ベンジルメタクリレート=95モル%:5モル%)の製造〕
この製造例12では、スチレンスルホン酸とベンジルメタクリレートとの比率が95モル%:5モル%、つまり、モル比で95:5の共重合体の製造について説明する。
〔共重合体(スチレンスルホン酸:ベンジルメタクリレート=85モル%:15モル%)の製造〕
この製造例13では、スチレンスルホン酸とベンジルメタクリレートとの比率が85モル%:15モル%、つまり、モル比で85:15の共重合体の製造について説明する。
〔共重合体(スチレンスルホン酸:ベンジルアクリレート=65モル%:35モル%)の製造〕
この製造例14では、スチレンスルホン酸とベンジルアクリレートとの比率が65モル%:35モル%、つまり、モル比で65:35の共重合体の製造について説明する。
〔共重合体(スチレンスルホン酸:フェノキシポリエチレングリコールアクリレート=99.9モル%:0.1モル%)の製造〕
この製造例15では、スチレンスルホン酸とフェノキシポリエチレングリコールアクリレート〔これは、一般式(1)において、R1が水素であり、n≒3のものに該当する〕とであって、それらの比率が99.9モル%:0.1モル%、つまり、モル比で99.9:0.1の共重合体の製造について説明する。
〔共重合体(スチレンスルホン酸:フェノキシポリエチレングリコールアクリレート=95モル%:5モル%)の製造〕
この製造例16では、スチレンスルホン酸とフェノキシポリエチレングリコールアクリレート〔これは、一般式(1)において、R1が水素であり、n≒3のものに該当する〕との比率が95モル%:5モル%、つまり、モル比で95:5の共重合体の製造について説明する。
〔共重合体(スチレンスルホン酸:フェノキシポリエチレングリコールアクリレート=85モル%:15モル%)の製造〕
この製造例17では、スチレンスルホン酸とフェノキシポリエチレングリコールアクリレート〔これは、一般式(1)において、R1が水素であり、n≒3のものに該当する〕との比率が85モル%:5モル%、つまり、モル比で85:15の共重合体の製造について説明する。
〔共重合体(スチレンスルホン酸:フェノキシポリエチレングリコールアクリレート=65モル%:35モル%)の製造〕
この製造例18では、スチレンスルホン酸とフェノキシポリエチレングリコールアクリレート〔これは、一般式(1)において、R1が水素であり、n≒3のものに該当する〕との比率が65モル%:35モル%、つまり、モル比で65:35の共重合体の製造について説明する。
〔共重合体(スチレンスルホン酸:フェノキシジエチレングリコールアクリレート=45モル%:55モル%)の製造〕
この製造例Aでは、スチレンスルホン酸とフェノキシジエチレングリコールアクリレートとの比率が45モル%:55モル%、つまり、モル比で45:55の共重合体の製造について説明する。
〔共重合体(スチレンスルホン酸:フェノキシエチルアクリレート=45モル%:55モル%)の製造〕
この製造例Bでは、スチレンスルホン酸とフェノキシエチルアクリレートとの比率が45モル%:55モル%、つまり、モル比で45:55の共重合体の製造について説明する。
〔共重合体(スチレンスルホン酸:ベンジルアクリレート=45モル%:55モル%)の製造〕
この製造例Cでは、スチレンスルホン酸とベンジルアクリレートとの比率が45モル%:55モル%、つまり、モル比で45:55の共重合体の製造について説明する。
〔共重合体(スチレンスルホン酸:フェノキシポリエチレングリコールアクリレート=45モル%:55モル%)の製造〕
この製造例Dでは、スチレンスルホン酸とフェノキシポリエチレングリコールアクリレート〔これは、一般式(1)において、R1が水素であり、n≒3のものに該当する〕とであって、それらの比率が45モル%:55モル%、つまり、モル比で45:55の共重合体の製造について説明する。
実施例1
製造例1で得たスチレンスルホン酸とフェノキシジエチレングリコールアクリレートとのモル比が99.9:0.1の共重合体の4%水溶液600gを内容積1Lのステンレス鋼製容器に入れ、そこに触媒として硫酸第一鉄・7水和物を0.3g添加して溶解した。その中にエチレンジオキシチオフェンを4mLゆっくり滴下した。ステンレス鋼製の撹拌バネで撹拌し、容器に陽極を取り付け、撹拌バネに陰極を取り付け、1mA/cm2の定電流で18時間電解酸化重合して、導電性高分子組成物を製造した。上記電解酸化重合後、水で4倍に希釈した後、超音波ホモジナイザー〔日本精機社製、US−T300(商品名)〕で30分間分散処理を行った。
製造例1で得た共重合体に代えて、製造例2で得たスチレンスルホン酸とフェノキシジエチレングリコールアクリレートとのモル比が99:1の共重合体を用いた以外は、すべて実施例1と同様の操作を行って、導電性高分子組成物の分散液を得た。
製造例1で得た共重合体に代えて、製造例3で得たスチレンスルホン酸とフェノキシジエチレングリコールアクリレートとのモル比が95:5の共重合体を用いた以外は、すべて実施例1と同様の操作を行って、導電性高分子組成物の分散液を得た。
製造例1で得た共重合体に代えて、製造例4で得たスチレンスルホン酸とフェノキシジエチレングリコールアクリレートとのモル比が85:15の共重合体を用いた以外は、すべて実施例1と同様の操作を行って、導電性高分子組成物の分散液を得た。
製造例1で得た共重合体に代えて、製造例5で得たスチレンスルホン酸とフェノキシジエチレングリコールアクリレートとのモル比が75:25の共重合体を用いた以外は、すべて実施例1と同様の操作を行って、導電性高分子組成物の分散液を得た。
製造例1で得た共重合体に代えて、製造例6で得たスチレンスルホン酸とフェノキシジエチレングリコールアクリレートとのモル比が65:35の共重合体を用いた以外は、すべて実施例1と同様の操作を行って、導電性高分子組成物の分散液を得た。
製造例1で得た共重合体に代えて、製造例7で得たスチレンスルホン酸とフェノキシエチルアクリレートとのモル比が99.9:0.1の共重合体を用いた以外は、すべて実施例1と同様の操作を行って、導電性高分子組成物の分散液を得た。
製造例1で得た共重合体に代えて、製造例8で得たスチレンスルホン酸とフェノキエチルアクリレートとのモル比が95:5の共重合体を用いた以外は、すべて実施例1と同様の操作を行って、導電性高分子組成物の分散液を得た。
製造例1で得た共重合体に代えて、製造例9で得たスチレンスルホン酸とフェノキシエチルアクリレートとのモル比が85:15の共重合体を用いた以外は、すべて実施例1と同様の操作を行って、導電性高分子組成物の分散液を得た。
製造例1で得た共重合体に代えて、製造例10で得たスチレンスルホン酸とフェノキシエチルアクリレートとのモル比が65:35の共重合体を用いた以外は、すべて実施例1と同様の操作を行って、導電性高分子組成物の分散液を得た。
製造例1で得た共重合体に代えて、製造例11で得たスチレンスルホン酸とベンジルメタクリレートとのモル比が99.9:0.1の共重合体を用いた以外は、すべて実施例1と同様の操作を行って、導電性高分子組成物の分散液を得た。
製造例1で得た共重合体に代えて、製造例12で得たスチレンスルホン酸とベンジルメタクリレートとのモル比が95:5の共重合体を用いた以外は、すべて実施例1と同様の操作を行って、導電性高分子組成物の分散液を得た。
製造例1で得た共重合体に代えて、製造例13で得たスチレンスルホン酸とベンジルメタクリレートとのモル比が85:15の共重合体を用いた以外は、すべて実施例1と同様の操作を行って導電性高分子組成物の分散液を得た。
製造例1で得た共重合体に代えて、製造例14で得たスチレンスルホン酸とベンジルアクリレートとのモル比が65:35の共重合体を用いた以外は、すべて実施例1と同様の操作を行って、導電性高分子組成物の分散液を得た。
製造例1で得た共重合体に代えて、製造例15で得たスチレンスルホン酸とフェノキシポリエチレングリコールアクリレートとのモル比が99.9:0.1の共重合体を用いた以外は、すべて実施例1と同様の操作を行って、導電性高分子組成物の分散液を得た。
製造例1で得た共重合体に代えて、製造例16で得たスチレンスルホン酸とフェノキシポリエチレングリコールアクリレートとのモル比が95:5の共重合体を用いた以外は、すべて実施例1と同様の操作を行って、導電性高分子組成物の分散液を得た。
製造例1で得た共重合体に代えて、製造例17で得たスチレンスルホン酸とフェノキシポリエチレングリコールアクリレートとのモル比が85:15の共重合体を用いた以外は、すべて実施例1と同様の操作を行って、導電性高分子組成物の分散液を得た。
製造例1で得た共重合体に代えて、製造例18で得たスチレンスルホン酸とフェノキシポリエチレングリコールアクリレートとのモル比が65:35の共重合体を用いた以外は、すべて実施例1と同様の操作を行って、導電性高分子組成物の分散液を得た。
製造例1で得た共重合体に代えて、ポリスチレンスルホン酸(テイカ社製、重量平均分子量100,000)を用いた以外は、すべて実施例1と同様の操作を行って、導電性高分子組成物の分散液を得た。
製造例1で得た共重合体に代えて、製造例Aで得たスチレンスルホン酸とフェノキジエチレングリコールアクリレートとのモル比が45:55の共重合体を用いた以外は、すべて実施例1と同様の操作を行って、導電性高分子組成物の分散液を得た。
製造例1で得た共重合体に代えて、製造例Bで得たスチレンスルホン酸とフェノキシエチルアクリレートとのモル比が45:55の共重合体を用いた以外は、すべて実施例1と同様の操作を行って、導電性高分子組成物の分散液を得た。
製造例1で得た共重合体に代えて、製造例Cで得たスチレンスルホン酸とベンジルアクリレートとのモル比が45:55の共重合体を用いた以外は、すべて実施例1と同様の操作を行って、導電性高分子組成物の分散液を得た。
製造例1で得た共重合体に代えて、製造例Dで得たスチレンスルホン酸とフェノキシポリエチレングリコールアクリレートとのモル比が45:55の共重合体を用いた以外は、すべて実施例1と同様の操作を行って、導電性高分子組成物の分散液を得た。
実施例19
この透明導電性フィルムでの評価では、上記実施例1に記載の1,3-プロパンジオール添加後の導電性高分子組成物の分散液44gにバインダとしてスルホン化ポリエステル〔互応化学工業社製プラスコートZ−565(商品名)〕の20%水溶液を9g、メタノールを20g添加して、1時間攪拌機で撹拌し、次いで、東洋濾紙社製の濾紙No.131で濾過して、実施例1の導電性高分子組成物の分散液をベースとする透明導電性フィルム製造用塗料を調製した。なお、この透明導電性フィルム製造用塗料を簡略化して「透明導電性フィルム用塗料」という場合がある。本書では、実施例1〜18などの導電性高分子組成物の分散液とそれにバインダを添加したものとを区別するために、後者を「透明導電性フィルム製造用塗料」という表現で表しているが、この「透明導電性フィルム製造用塗料」も導電性高分子組成物の分散液の一種であることには変わりはない。
まず、実施例2〜18の導電性高分子組成物の分散液のそれぞれに、実施例19の場合と同様にバインダとしてスルホン化ポリエステルを添加して、実施例2〜18の導電性高分子組成物の分散液をベースとする透明導電性フィルム製造用塗料を調製した。
この比較例6〜10においても、比較例1〜5の導電性高分子組成物の分散液のそれぞれに、実施例19と同様にバインダとしてスルホン化ポリエステルを添加して、比較例1〜5の導電性高分子組成物の分散液をベースとする透明導電性フィルム製造用塗料を調製した。
三菱化学アナリテック社製ロレスタ−GP〔MCP−T610型、直列4探針プローブ(ASP)〕を用いて温度25℃で測定した。
測定にあたっては、各試料とも10個ずつ用い、表2に示す表面抵抗値は、それら10個の平均値を求め、小数点以下を四捨五入して示したものである。
スガ試験機株式会社製HZ−2P型〔ダブルビ−ム形式(C光・D65光)〕を用い、温度25℃で測定した。測定にあたっては、各試料とも10個ずつ用い、表2に示す全光線透過率値は、それら10個の平均値を求め、小数点第二位を四捨五入して示したものである。
スガ試験機株式会社製HZ−2P型〔ダブルビ−ム形式(C光・D65光)〕を用い、温度25℃で測定した。測定にあたっては、各試料とも10個ずつ用い、表2に示すHaze値は、それら10個の平均値を求め、小数点第二位を四捨五入して示したものである。そして、このHazeは、値が小さいほど、透明性が高いことを示す。
上記表面抵抗値や全光線透過率などの測定に使用したものとは別途製造した実施例19〜36の導電性フィルムおよび比較例6〜10の導電性フィルム(以下、これらの「導電性フィルム」を簡略化して「フィルム」という場合がある)について、前記と同様に、表面抵抗値を測定した後、耐湿熱性試験については、それらのフィルムを下記の(A)および(B)の条件
(A)65℃で相対湿度95%の恒温恒湿機中
(B)85℃で相対湿度85%の恒温恒湿機中
という条件下において静置状態でそれぞれ別々に250時間貯蔵し、その貯蔵後、130℃で90秒間乾燥し、その後、前記と同様に、表面抵抗値(以下、簡略化して、「抵抗値」という場合がある)を測定した。その抵抗値の測定結果に基づき、次の式により、耐湿熱性試験下での貯蔵による抵抗値の変化率を求めた。
(抵抗値変化率) = (耐湿熱性試験後の抵抗値) ÷ (耐湿熱性試験前の抵抗値)
(C)85℃のオーブン中
という条件下において静置状態でそれぞれ別々に250時間貯蔵した後、前記と同様に、抵抗値を測定し、その貯蔵による抵抗値の変化率を次の式により求めた。
(抵抗値変化率) = (耐熱性試験後の抵抗値) ÷ (耐熱性試験前の抵抗値)
(A)「65℃相対湿度95%の恒温恒湿機中」→「65℃/95%」
(B)「85℃相対湿度85%の恒温恒湿機中」→「85℃/85%」
(C)「85℃のオーブン中」→「85℃」
この透明導電性複合フィルムでの評価では、上記実施例19〜36で調製した実施例1〜18の導電性高分子組成物の分散液をベースとする透明導電性フィルム製造用塗料とシグマアルドリッチ社製の銀ナノワイヤーの分散液(製品番号730785、銀ナノワイヤーの直径10nm、濃度0,02mg/mLの水分散液)を用いて実施例37〜54の透明導電性複合フィルムを製造し、それらとの比較のため、比較例6〜10で調製した比較例1〜5の導電性高分子組成物の分散液をベースとする透明導電性フィルム製造用塗料と上記銀ナノワイヤーの分散液とを用いて比較例11〜15の透明導電性複合フィルムを製造して、それらの特性を評価する。なお、ここでは、導電性高分子組成物と銀ナノワイヤーとの混合物からなる複合導電性組成物を用いてフィルムを形成しているので、形成されたフィルムを導電性複合フィルムと表現しているが、この導電性複合フィルムも導電性フィルムの範疇に属するものである。
シグマアルドリッチ社製の銀ナノワイヤーの分散液(製品番号730785、銀ナノワイヤーの直径10nm、濃度0,02mg/mLの水分散液)と実施例1の導電性高分子組成物の分散液をベースとする透明導電性フィルム製造用塗料とを混合し、銀ナノワイヤー:導電性高分子組成物の比率が2.5:1に調製した複合導電性組成物の分散液を基材となる東洋紡績社製の透明ポリエステルシート〔コスモシャインA4300(商品名)、厚さ188μm、両面易接着処理、全光線透過率92.3%、Haze0.9%〕にバーコーターNo.06(膜厚13.74μm)で塗布し、130℃で90秒間乾燥して、透明ポリエステルシートからなる基材上に、上記複合導電性組成物からなる透明導電性複合フィルムを製造した。
実施例19で調製した実施例1の導電性高分子組成物の分散液をベースとする透明導電性フィルム製造用塗料に代えて、実施例20〜36で調製した実施例2〜18の導電性高分子組成物の分散液をベースとする透明導電性フィルム製造用塗料をそれぞれ別々に用いた以外は、実施例37と同様にして、実施例38〜54の透明導電性複合フィルムを製造した。
実施例19で調製した実施例1の導電性高分子組成物の分散液塗料をベースとする透明導電性フィルム製造用塗料に代えて、比較例6〜10で調製した比較例1〜5の導電性高分子組成物の分散液をベースとする透明導電性フィルム製造用塗料をそれぞれ別々に用いた以外は、実施例37と同様にして、比較例11〜15の透明導電性複合フィルムを製造した。
上記表面抵抗値や全光線透過率などの測定に使用したものとは別途製造した実施例37〜54の透明導電性複合フィルム(以下、これを簡略化して、「複合フィルム」という場合がある)および比較例11〜15の複合フィルムについて、前記実施例19の透明導電性フィルムと同様に、表面抵抗値を測定した後、耐湿熱性試験、耐熱性試験をし、複合フィルムの抵抗値変化率を調べた。その結果を表5に示す。
この透明導電性積層フィルムでの評価では、上記実施例19〜36で調製した実施例1〜18の導電性高分子組成物の分散液をベースとする透明導電性フィルム製造用塗料と前記導電性複合フィルムの製造にあたって用いたものと同様のシグマアルドリッチ社製の銀ナノワイヤーの分散液(前出の製品番号730785)とを用いて実施例55〜72の透明導電性積層フィルムを製造し、それらとの比較のため、比較例6〜10で調製した比較例1〜5の導電性高分子組成物の分散液をベースとする透明導電性フィルム製造用塗料と上記銀ナノワイヤーの分散液とを用いて比較例16〜21の透明導電性積層フィルムを製造して、それらの特性を評価する。
上記シグマアルドリッチ社製の銀ナノワイヤーの分散液(前出の製品番号730785)を東洋紡績社製の透明ポリエステルシート〔コスモシャインA4300(商品名)、厚さ188μm、両面易接着処理、全光線透過率92.3%、Haze0.9%〕にバーコーターNo.06(膜厚13.74μm)で塗布し、130℃で90秒間乾燥して、透明ポリエステルシートからなる基材上に透明銀ナノワイヤーフィルムを形成した。次いで、この透明銀ナノワイヤーフィルム上に、上記実施例1の導電性高分子組成物の分散液をベースとする透明導電性フィルム製造用塗料をクリアランス25μmのアプリケーターバーで塗布し、130℃で90秒間乾燥して、銀ナノワイヤーフィルム上に導電性高分子組成物フィルムを積層することによって、透明導電性積層フィルムを製造した。
実施例1の導電性高分子組成物の分散液をベースとする透明導電性フィルム製造用塗料に代えて、実施例2〜18の導電性高分子組成物の分散液をベースとする透明導電性フィルム製造用塗料をそれぞれ別々に用いた以外は、実施例55と同様にして、実施例56〜72の透明導電性積層フィルムを製造した。
銀ナノワイヤーフィルム上に導電性高分子組成物からなるフィルムを積層することなく、その銀ナノワイヤーフィルムを比較例16とした。
実施例1の導電性高分子組成物の分散液をベースとする透明導電性フィルム製造用塗料に代えて、比較例1〜5の導電性高分子組成物の分散液をベースとする透明導電性フィルム製造用塗料をそれぞれ別々に用いた以外は、実施例55と同様にして、比較例17〜21の透明導電性積層フィルムを製造した。
上記表面抵抗値や全光線透過率などの測定に使用したものとは別途製造した実施例55〜72の導電性積層フィルムおよび比較例16〜21の導電性積層フィルムについて、前記実施例19の透明導電性フィルムと同様に、表面抵抗値を測定した後、耐湿熱性試験、耐熱性試験をし、積層フィルムの抵抗値の変化率を調べた。その結果を表7に示す。
この導電性不識布での評価では、実施例19〜36で調製した実施例1〜18の導電性高分子組成物の分散液をベースとする塗料を用いて実施例73〜90の導電性不織布を製造し、それらとの比較のため、比較例6〜10で調製した比較例1〜5の導電性高分子組成物の分散液をベースとする塗料を用いて比較例22〜26の導電性不織布を製造して、それらの特性を評価する。
導電性不織布の製造時の基布となる不織布としては、目付け100g/m2のポリエステル不織布を用い、この不織布に実施例1の導電性高分子組成物の分散液をベースとする塗料を含浸し、ピックアップ量を不織布重量の200%量に調製し、130℃で90秒間乾燥して、基布となる不織布に導電性高分子組成物を保持させることによって、導電性不織布を製造した。
実施例1の導電性高分子組成物の分散液をベースとする塗料に代えて、実施例2〜18の導電性高分子組成物の分散をベースとする塗料をそれぞれ別々に用いた以外は、実施例73と同様にして、実施例74〜90の導電性不織布を製造した。
実施例1の導電性高分子組成物の分散液をベースとする塗料に代えて、比較例1〜5の導電性高分子組成物の分散液をベースとする塗料をそれぞれ別々に用いた以外は、実施例73と同様にして、比較例22〜26の導電性不織布を製造した。
Claims (11)
- 次の成分(a)と成分(b)
(a)スチレンスルホン酸65〜99.9モル%
(b)フェノキシエチルアクリレート、フェノキシエチルメタクリレート、ベンジルアクリレート、ベンジルメタクリレートおよび次の一般式(1)
で表されるフェノキシポリエチレングリコールアクリレートまたはフェノキシポリエチレングリコールメタクリレートよりなる群から選ばれる少なくとも1種のエステル系モノマー0.1〜35モル%
とをモノマー成分とする共重合体が、
エチレンジオキシチオフェンおよびアルキル化エチレンジオキシチオフェンよりなる群から選ばれる少なくとも1種をモノマー成分とするπ共役系高分子にドーピングしてなることを特徴とする導電性高分子組成物。 - さらにバインダを含む請求項1の導電性高分子組成物。
- 請求項1または2記載の導電性高分子組成物を水または水と水混和性溶剤との混合物からなる水性液に分散してなる導電性高分子組成物の分散液。
- さらに沸点が150℃以上の高沸点有機溶剤または糖類からなる導電性向上剤を含む請求項3記載の導電性高分子組成物の分散液。
- 次の成分(a)と成分(b)
(a)スチレンスルホン酸65〜99.9モル%
(b)フェノキシエチルアクリレート、フェノキシエチルメタクリレート、ベンジルアクリレート、ベンジルメタクリレートおよび次の一般式(1)
で表されるフェノキシポリエチレングリコールアクリレートまたはフェノキシポリエチレングリコールメタクリレートよりなる群から選ばれる少なくとも1種のエステル系モノマー0.1〜35モル%
とを共重合して得られた共重合体の存在下で、
エチレンジオキシチオフェンおよびアルキル化エチレンジオキシチオフェンよりなる群から選ばれる少なくとも1種のモノマーを水中または水と水混和性溶剤との混合物からなる水性液中で酸化重合することを特徴とする導電性高分子組成物の分散液の製造方法。 - 請求項1または2記載の導電性高分子組成物と金属ナノワイヤーとの混合物からなることを特徴とする複合導電性組成物。
- 請求項1または2記載の導電性高分子組成物からなることを特徴とする導電性フィルム。
- 請求項6記載の複合導電性組成物からなることを特徴とする導電性フィルム。
- 基材上に形成した金属ナノワイヤーフィルム上に請求項1または2記載の導電性高分子組成物を積層してなることを特徴とする導電性積層フィルム。
- 基布に請求項1または2記載の導電性高分子組成物を保持させてなることを特徴とする導電性布。
- 基布に請求項6記載の複合導電性組成物を保持させてなることを特徴とする導電性布。
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